JPH07246747A - プリンタのキャリッジリセット方式 - Google Patents
プリンタのキャリッジリセット方式Info
- Publication number
- JPH07246747A JPH07246747A JP3946394A JP3946394A JPH07246747A JP H07246747 A JPH07246747 A JP H07246747A JP 3946394 A JP3946394 A JP 3946394A JP 3946394 A JP3946394 A JP 3946394A JP H07246747 A JPH07246747 A JP H07246747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- reset
- force
- moving speed
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 49
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 52
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、プリンタのキャリッジリセット方
式に関し、キャリッジリセットを短時間で行うことを目
的とする。 【構成】 リセット処理部2は、印字ヘッド10を保持
するキャリッジ9の位置をリセットするためにキャリッ
ジ9を所定方向に移動させ、この後にリセットエラーの
有無を検出する。リセット処理部2は、リセットのため
に所定方向に移動しているキャリッジ9の移動速度の変
化が大きい場合に、キャリッジ9に対しこれをそれまで
の移動方向へ移動させるような力であって所定の大きさ
の第1の力を加えた後に、第1の力と同一方向の力であ
ってこれより大きい第2の力を加え、第2の力を加える
ことによってキャリッジ9の位置が変動した場合にリセ
ットエラーとする。
式に関し、キャリッジリセットを短時間で行うことを目
的とする。 【構成】 リセット処理部2は、印字ヘッド10を保持
するキャリッジ9の位置をリセットするためにキャリッ
ジ9を所定方向に移動させ、この後にリセットエラーの
有無を検出する。リセット処理部2は、リセットのため
に所定方向に移動しているキャリッジ9の移動速度の変
化が大きい場合に、キャリッジ9に対しこれをそれまで
の移動方向へ移動させるような力であって所定の大きさ
の第1の力を加えた後に、第1の力と同一方向の力であ
ってこれより大きい第2の力を加え、第2の力を加える
ことによってキャリッジ9の位置が変動した場合にリセ
ットエラーとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタのキャリッジ
リセット方式に関し、特に、印字ヘッドを搭載したキャ
リッジの位置のリセットを短時間で行うことができるプ
リンタのキャリッジリセット方式に関する。
リセット方式に関し、特に、印字ヘッドを搭載したキャ
リッジの位置のリセットを短時間で行うことができるプ
リンタのキャリッジリセット方式に関する。
【0002】プリンタの電源投入時、印字ヘッドを搭載
したキャリッジがどこに位置しているかは不明なので、
印字開始前にその位置をリセットする必要がある。リセ
ット時、キャリッジは通常左側へ移動させられ、プリン
タの左側フレームの内壁に当接させられることによって
リセットされる。
したキャリッジがどこに位置しているかは不明なので、
印字開始前にその位置をリセットする必要がある。リセ
ット時、キャリッジは通常左側へ移動させられ、プリン
タの左側フレームの内壁に当接させられることによって
リセットされる。
【0003】
【従来の技術】図7は従来技術説明図であり、従来のキ
ャリッジのリセットエラー検出方法を示す。
ャリッジのリセットエラー検出方法を示す。
【0004】キャリッジのリセットのために、キャリッ
ジの左側のフレーム方向への移動が開始されると、キャ
リッジの移動速度の変動(減速)が大きいか否かが一定
周期で監視される(S101)。
ジの左側のフレーム方向への移動が開始されると、キャ
リッジの移動速度の変動(減速)が大きいか否かが一定
周期で監視される(S101)。
【0005】変動が大きい場合、キャリッジがフレーム
に達して減速(停止)したと判断して、キャリッジに移
動方向と同一方向の一定の力を加えてフレームへ押し当
てる(S102)。これにより、キャリッジがフレーム
に衝突した反動でフレームから少し右方向へ移動した分
を補正し、キャリッジをフレームに接触する位置とす
る。
に達して減速(停止)したと判断して、キャリッジに移
動方向と同一方向の一定の力を加えてフレームへ押し当
てる(S102)。これにより、キャリッジがフレーム
に衝突した反動でフレームから少し右方向へ移動した分
を補正し、キャリッジをフレームに接触する位置とす
る。
【0006】次に、キャリッジの位置(座標)を示す位
置カウンタの内容をリセットすることにより、キャリッ
ジの位置をリセットする(S103)。以上でキャリッ
ジのリセット、即ち、キャリッジ自体の物理的位置のリ
セット(S102)と、キャリッジのプリンタ内におけ
る論理的位置を電気信号として示す位置信号のリセット
(S103)とが終了する。
置カウンタの内容をリセットすることにより、キャリッ
ジの位置をリセットする(S103)。以上でキャリッ
ジのリセット、即ち、キャリッジ自体の物理的位置のリ
セット(S102)と、キャリッジのプリンタ内におけ
る論理的位置を電気信号として示す位置信号のリセット
(S103)とが終了する。
【0007】次に、以上のリセット処理におけるエラー
の有無がチェックされる。これは以下の理由による。即
ち、S101においてキャリッジは紙づまり(紙ジャ
ム)によっても大きく減速して停止することがある。こ
の場合、キャリッジ自体の停止位置は、フレームに接触
する位置ではない。即ち、実際にはリセットされていな
い。一方、位置カウンタの内容はリセットされている。
このため、キャリッジ(印字ヘッド)の実際の位置とプ
リンタ内での位置信号がずれ、その後の印字が所望の印
字位置からずれてしまう。
の有無がチェックされる。これは以下の理由による。即
ち、S101においてキャリッジは紙づまり(紙ジャ
ム)によっても大きく減速して停止することがある。こ
の場合、キャリッジ自体の停止位置は、フレームに接触
する位置ではない。即ち、実際にはリセットされていな
い。一方、位置カウンタの内容はリセットされている。
このため、キャリッジ(印字ヘッド)の実際の位置とプ
リンタ内での位置信号がずれ、その後の印字が所望の印
字位置からずれてしまう。
【0008】そこで、以上のリセットエラーを検出する
ために、キャリッジをフレームの反対側(右側)の端へ
移動させる(S104)。即ち、キャリッジをフレーム
の左端から右端まで(全幅)、換言すればキャリッジの
移動可能な全範囲(フルスパン)を一度に移動させる。
ために、キャリッジをフレームの反対側(右側)の端へ
移動させる(S104)。即ち、キャリッジをフレーム
の左端から右端まで(全幅)、換言すればキャリッジの
移動可能な全範囲(フルスパン)を一度に移動させる。
【0009】次に、キャリッジが異常停止したか否かを
調べる(S105)。S101においてキャリッジが紙
ジャムによって停止した場合、S104においてキャリ
ッジをフレームの全幅移動させると、キャリッジはその
移動途中で必ずフレームの右端に衝突し、全範囲分移動
しないで停止する。即ち、位置カウンタの内容が所定の
値にまで達しないうちに停止するので、異常停止であ
る。そこで、異常停止の場合、リセットエラーを検出す
る。一方、S102においてキャリッジがフレームの左
端に接触して停止した場合、S104においてキャリッ
ジはフレームの全幅を移動して停止する。従って、正常
に停止するので、リセットエラーは検出されない。
調べる(S105)。S101においてキャリッジが紙
ジャムによって停止した場合、S104においてキャリ
ッジをフレームの全幅移動させると、キャリッジはその
移動途中で必ずフレームの右端に衝突し、全範囲分移動
しないで停止する。即ち、位置カウンタの内容が所定の
値にまで達しないうちに停止するので、異常停止であ
る。そこで、異常停止の場合、リセットエラーを検出す
る。一方、S102においてキャリッジがフレームの左
端に接触して停止した場合、S104においてキャリッ
ジはフレームの全幅を移動して停止する。従って、正常
に停止するので、リセットエラーは検出されない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によれ
ば、リセットエラーを検出するために、キャリッジリセ
ット後にキャリッジを移動可能な全範囲(フレームの全
幅)を移動させる必要がある。
ば、リセットエラーを検出するために、キャリッジリセ
ット後にキャリッジを移動可能な全範囲(フレームの全
幅)を移動させる必要がある。
【0011】このため、キャリッジをフレームの全幅を
移動させる必要があるので、リセットエラー検出に長時
間を要し、従って、キャリッジのリセットにも長時間を
要するという問題があった。
移動させる必要があるので、リセットエラー検出に長時
間を要し、従って、キャリッジのリセットにも長時間を
要するという問題があった。
【0012】また、キャリッジはS104において比較
的大きな速度でフレームに衝突するので、多少なりとも
フレームが変形してしまうおそれがあった。なお、S1
01におけるキャリッジとフレームとの衝突は、衝突を
前提としているので、キャリッジの移動速度はあまり大
きくない。従って、衝突によるフレームの変形は考慮せ
ずともよい。一方、S104におけるキャリッジとフレ
ームとの衝突は、本来ないとの前提から、また、リセッ
トエラー検出の時間短縮の必要から、キャリッジの移動
速度は比較的大きくされている。従って、衝突によるフ
レームの変形が問題となる。
的大きな速度でフレームに衝突するので、多少なりとも
フレームが変形してしまうおそれがあった。なお、S1
01におけるキャリッジとフレームとの衝突は、衝突を
前提としているので、キャリッジの移動速度はあまり大
きくない。従って、衝突によるフレームの変形は考慮せ
ずともよい。一方、S104におけるキャリッジとフレ
ームとの衝突は、本来ないとの前提から、また、リセッ
トエラー検出の時間短縮の必要から、キャリッジの移動
速度は比較的大きくされている。従って、衝突によるフ
レームの変形が問題となる。
【0013】本発明は、キャリッジの位置のリセットを
短時間で行うことができるプリンタのキャリッジリセッ
ト方式を提供することを目的とする。また、本発明は、
キャリッジの位置のリセットエラーを短時間で検出でき
るプリンタのキャリッジリセット方式を提供することを
目的とする。
短時間で行うことができるプリンタのキャリッジリセッ
ト方式を提供することを目的とする。また、本発明は、
キャリッジの位置のリセットエラーを短時間で検出でき
るプリンタのキャリッジリセット方式を提供することを
目的とする。
【0014】更に、本発明は、キャリッジとの衝突によ
るフレームの変形をなくしたプリンタのキャリッジリセ
ット方式を提供することを目的とする。
るフレームの変形をなくしたプリンタのキャリッジリセ
ット方式を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明によるプリンタを示す。このプリンタ
は、印字ヘッド10を保持するキャリッジ9と、キャリ
ッジ9の位置をリセットするためにキャリッジ9を所定
方向に移動させてリセット処理を行い、この後にリセッ
トエラーの有無を検出するリセットエラー検出処理を行
うリセット処理部2とを備える。
図であり、本発明によるプリンタを示す。このプリンタ
は、印字ヘッド10を保持するキャリッジ9と、キャリ
ッジ9の位置をリセットするためにキャリッジ9を所定
方向に移動させてリセット処理を行い、この後にリセッ
トエラーの有無を検出するリセットエラー検出処理を行
うリセット処理部2とを備える。
【0016】リセット処理部2は、第1のリセットエラ
ー検出処理において、リセットのために所定方向に移動
しているキャリッジ9の移動速度の変化が大きい場合
に、キャリッジ9に対しこれを当該移動方向へ移動させ
るような力であって所定の大きさの第1の力を加えた後
に、第1の力と同一方向の力であってこれより大きい第
2の力を加え、第2の力を加えることによってキャリッ
ジ9の位置が変動した場合にリセットエラーとする。
ー検出処理において、リセットのために所定方向に移動
しているキャリッジ9の移動速度の変化が大きい場合
に、キャリッジ9に対しこれを当該移動方向へ移動させ
るような力であって所定の大きさの第1の力を加えた後
に、第1の力と同一方向の力であってこれより大きい第
2の力を加え、第2の力を加えることによってキャリッ
ジ9の位置が変動した場合にリセットエラーとする。
【0017】また、このプリンタは、キャリッジ9及び
リセット処理部2の他に、リセット時におけるキャリッ
ジ9の移動速度変化モデルを記憶するテーブル3を備え
る。リセット処理部2は、第2のリセットエラー検出処
理において、リセットのために所定方向に移動している
キャリッジ9の移動速度の変化を記憶しておき、キャリ
ッジ9の移動速度の変化が大きい場合に、その大きな変
化とテーブル3に記憶された移動速度変化モデルとを比
較し、両者が実質的に異なっている場合にリセットエラ
ーとする。
リセット処理部2の他に、リセット時におけるキャリッ
ジ9の移動速度変化モデルを記憶するテーブル3を備え
る。リセット処理部2は、第2のリセットエラー検出処
理において、リセットのために所定方向に移動している
キャリッジ9の移動速度の変化を記憶しておき、キャリ
ッジ9の移動速度の変化が大きい場合に、その大きな変
化とテーブル3に記憶された移動速度変化モデルとを比
較し、両者が実質的に異なっている場合にリセットエラ
ーとする。
【0018】
【作用】本発明によれば、リセット処理後の第1のリセ
ットエラー検出処理において、キャリッジ9が紙ジャム
により停止した場合、より大きな力でキャリッジ9が再
び駆動される。これにより、キャリッジ9が移動する。
従って、キャリッジ9が移動したことにより、キャリッ
ジ9がフレームに達していなかったこと、即ち、リセッ
トエラーの発生を検出できる。
ットエラー検出処理において、キャリッジ9が紙ジャム
により停止した場合、より大きな力でキャリッジ9が再
び駆動される。これにより、キャリッジ9が移動する。
従って、キャリッジ9が移動したことにより、キャリッ
ジ9がフレームに達していなかったこと、即ち、リセッ
トエラーの発生を検出できる。
【0019】この時、リセットエラー検出のためのキャ
リッジ9の移動距離は、リセットエラーが無い場合
「0」である。従って、エラー検出処理は直ちに終了す
る。これに対し、従来の技術によれば、リセットエラー
が無い場合、キャリッジ9はフレームの全幅を移動し、
数秒を要する。また、リセットエラーがある場合、キャ
リッジ9が少しでも移動すれば直ちにリセットエラーで
あることを知ることができる。従って、エラー検出処理
の時間は短い。これに対し、従来の技術によれば、キャ
リッジ9がフレームの全幅を移動するだけの時間を要す
る。以上より、リセットエラー検出のための時間を極め
て短くできる。
リッジ9の移動距離は、リセットエラーが無い場合
「0」である。従って、エラー検出処理は直ちに終了す
る。これに対し、従来の技術によれば、リセットエラー
が無い場合、キャリッジ9はフレームの全幅を移動し、
数秒を要する。また、リセットエラーがある場合、キャ
リッジ9が少しでも移動すれば直ちにリセットエラーで
あることを知ることができる。従って、エラー検出処理
の時間は短い。これに対し、従来の技術によれば、キャ
リッジ9がフレームの全幅を移動するだけの時間を要す
る。以上より、リセットエラー検出のための時間を極め
て短くできる。
【0020】また、本発明によれば、キャリッジ9が高
速で移動中にフレームに衝突することはない。従って、
衝突によるフレームの変形は問題とならない。一方、リ
セット処理の後の第2のリセットエラー検出処理におい
て、キャリッジ9が紙ジャムにより停止した場合、その
移動速度の変化は、キャリッジ9がフレームの左端に当
接して正常に停止した時の変化と大きく異なる。そこ
で、正常に(リセットエラーなしで)停止した場合の移
動速度の変化を、移動速度変化モデルとしてテーブル3
に予め格納する。そして、キャリッジ9が停止した場合
に、その時の移動速度の変化とテーブル3内のモデルと
を比較すれば、リセットエラーを検出することができ
る。
速で移動中にフレームに衝突することはない。従って、
衝突によるフレームの変形は問題とならない。一方、リ
セット処理の後の第2のリセットエラー検出処理におい
て、キャリッジ9が紙ジャムにより停止した場合、その
移動速度の変化は、キャリッジ9がフレームの左端に当
接して正常に停止した時の変化と大きく異なる。そこ
で、正常に(リセットエラーなしで)停止した場合の移
動速度の変化を、移動速度変化モデルとしてテーブル3
に予め格納する。そして、キャリッジ9が停止した場合
に、その時の移動速度の変化とテーブル3内のモデルと
を比較すれば、リセットエラーを検出することができ
る。
【0021】この時、エラー検出処理に要する時間は極
めて短い。これに対して、従来の技術によれば、前述の
如く、キャリッジ9がフレームの全幅を移動するだけの
時間を要する。従って、リセットエラー検出のための時
間を極めて短くできる。また、この場合、キャリッジ9
がフレームに衝突することはない。
めて短い。これに対して、従来の技術によれば、前述の
如く、キャリッジ9がフレームの全幅を移動するだけの
時間を要する。従って、リセットエラー検出のための時
間を極めて短くできる。また、この場合、キャリッジ9
がフレームに衝突することはない。
【0022】
【実施例】図2及び図3は実施例構成図である。図2は
本実施例のプリンタのキャリッジ9近傍の装置構成を示
す。図3は本実施例のプリンタのハードウエアの構成を
示す。図4は実施例説明図であり、キャリッジ9の移動
速度変化モデル等を示す。以下、図1乃至図4により実
施例について説明する。
本実施例のプリンタのキャリッジ9近傍の装置構成を示
す。図3は本実施例のプリンタのハードウエアの構成を
示す。図4は実施例説明図であり、キャリッジ9の移動
速度変化モデル等を示す。以下、図1乃至図4により実
施例について説明する。
【0023】まず、キャリッジ9のリセット及びリセッ
トエラーについて説明する。図2に示すように、キャリ
ッジ9には印字ヘッド10が搭載される。キャリッジ9
はそのベルト20に取り付けられる。ベルト20がキャ
リッジ駆動手段8によって図中左右方向(用紙の送り方
向に垂直方向)に駆動されることによって、キャリッジ
9が当該方向に移動させられる。
トエラーについて説明する。図2に示すように、キャリ
ッジ9には印字ヘッド10が搭載される。キャリッジ9
はそのベルト20に取り付けられる。ベルト20がキャ
リッジ駆動手段8によって図中左右方向(用紙の送り方
向に垂直方向)に駆動されることによって、キャリッジ
9が当該方向に移動させられる。
【0024】フレーム19は、当該プリンタの枠体であ
り、例えばプラスチック製である。フレーム19は、図
示のように、その一部が長方形状に開口されている。キ
ャリッジ9の移動の範囲は、その左がフレーム19の開
口の左端19Aによって、その右がフレーム19の開口
の右端19Bによって、各々、制限される。
り、例えばプラスチック製である。フレーム19は、図
示のように、その一部が長方形状に開口されている。キ
ャリッジ9の移動の範囲は、その左がフレーム19の開
口の左端19Aによって、その右がフレーム19の開口
の右端19Bによって、各々、制限される。
【0025】新たに印字処理を開始する際、キャリッジ
9の位置は、例えば直前の印字処理において印字が終了
した位置にあるため、その都度異なり特定できない。そ
こで、キャリッジ9の位置を予め定めた所定の位置にリ
セットする。
9の位置は、例えば直前の印字処理において印字が終了
した位置にあるため、その都度異なり特定できない。そ
こで、キャリッジ9の位置を予め定めた所定の位置にリ
セットする。
【0026】キャリッジ9のリセット位置はフレーム1
9の左端19Aとされる。即ち、新たに印字処理を開始
する際、キャリッジ9がフレーム19の左端19Aに当
接させられる。これにより、キャリッジ9の位置が一意
に定まる。リセット位置がフレーム19の左端19Aで
あるから、リセット処理時、キャリッジ9は必ず図中左
方向へ移動させられる。
9の左端19Aとされる。即ち、新たに印字処理を開始
する際、キャリッジ9がフレーム19の左端19Aに当
接させられる。これにより、キャリッジ9の位置が一意
に定まる。リセット位置がフレーム19の左端19Aで
あるから、リセット処理時、キャリッジ9は必ず図中左
方向へ移動させられる。
【0027】一方、このリセット処理時、用紙の先出し
処理によって印字ヘッド10下には既に用紙が供給され
ている。このため、リセット処理のためにキャリッジ9
が図中左方向へ移動する途中において、何らかの原因で
用紙が印字ヘッド10に引っ掛かり、紙ジャムが発生す
ることがある。この場合、キャリッジ9がリセット位置
であるフレーム19の左端19Aに達する以前に減速し
て停止し、リセットエラーとなる。なお、リセットエラ
ーの発生原因はこれに限らない。
処理によって印字ヘッド10下には既に用紙が供給され
ている。このため、リセット処理のためにキャリッジ9
が図中左方向へ移動する途中において、何らかの原因で
用紙が印字ヘッド10に引っ掛かり、紙ジャムが発生す
ることがある。この場合、キャリッジ9がリセット位置
であるフレーム19の左端19Aに達する以前に減速し
て停止し、リセットエラーとなる。なお、リセットエラ
ーの発生原因はこれに限らない。
【0028】次に、本実施例のプリンタの構成につい
て、主として図1及び図3により説明する。処理装置1
は、CPU(中央演算処理装置)12とRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)13及びROM(リードオンリメモ
リ)14とからなる。RAM13及びROM14は処理
装置1を構成するメモリを構成する。処理装置1はリセ
ット処理部2とテーブル3とを備える。
て、主として図1及び図3により説明する。処理装置1
は、CPU(中央演算処理装置)12とRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)13及びROM(リードオンリメモ
リ)14とからなる。RAM13及びROM14は処理
装置1を構成するメモリを構成する。処理装置1はリセ
ット処理部2とテーブル3とを備える。
【0029】リセット処理部2は、ROM14内に存在
するプログラムであってリセット処理及びリセットエラ
ー検出処理を行う処理プログラムと、CPUとからな
る。リセット処理部2は、キャリッジ9の位置をリセッ
トするためにキャリッジ9を所定方向(フレーム19の
左端19A方向)に移動させるリセット処理と、この後
にリセットエラーの有無を検出するリセットエラー検出
処理とを実行する。本実施例におけるリセットエラー検
出処理は、後述する第1又は第2のリセットエラー検出
処理からなり、いずれか一方の処理が選択的に実行され
る。
するプログラムであってリセット処理及びリセットエラ
ー検出処理を行う処理プログラムと、CPUとからな
る。リセット処理部2は、キャリッジ9の位置をリセッ
トするためにキャリッジ9を所定方向(フレーム19の
左端19A方向)に移動させるリセット処理と、この後
にリセットエラーの有無を検出するリセットエラー検出
処理とを実行する。本実施例におけるリセットエラー検
出処理は、後述する第1又は第2のリセットエラー検出
処理からなり、いずれか一方の処理が選択的に実行され
る。
【0030】テーブル3は、RAM13内に設けられ、
リセット処理時におけるキャリッジ9の移動速度変化モ
デルを記憶する。テーブル3は第2のリセットエラー検
出処理において用いられる。従って、第1のリセットエ
ラー検出処理のみを実行する場合には、テーブル3は省
略される。移動速度変化モデルは、キャリッジ9が正常
にリセットされた場合の移動速度の変化を記述したモデ
ルである。
リセット処理時におけるキャリッジ9の移動速度変化モ
デルを記憶する。テーブル3は第2のリセットエラー検
出処理において用いられる。従って、第1のリセットエ
ラー検出処理のみを実行する場合には、テーブル3は省
略される。移動速度変化モデルは、キャリッジ9が正常
にリセットされた場合の移動速度の変化を記述したモデ
ルである。
【0031】リセット処理部2は、リセット処理及びエ
ラー検出処理を実行するために、制御回路4及び駆動回
路7を介してキャリッジ駆動手段8を駆動する。これに
より、ベルト20を介して印字ヘッド10を搭載したキ
ャリッジ9が駆動される。
ラー検出処理を実行するために、制御回路4及び駆動回
路7を介してキャリッジ駆動手段8を駆動する。これに
より、ベルト20を介して印字ヘッド10を搭載したキ
ャリッジ9が駆動される。
【0032】キャリッジ駆動手段8はモータ(CRモー
タ)からなる。このモータは、印字ヘッド10の位置を
微少な単位で正確に制御するために、例えばパルスモー
タからなる。これにより、パルスモータに印加するパル
スの数により、キャリッジ9及び印字ヘッド10の位置
を正確に制御することができる。なお、図2において
は、便宜上、モータとキャリッジ9とを一体(モータ&
キャリッジ18)として示してある。
タ)からなる。このモータは、印字ヘッド10の位置を
微少な単位で正確に制御するために、例えばパルスモー
タからなる。これにより、パルスモータに印加するパル
スの数により、キャリッジ9及び印字ヘッド10の位置
を正確に制御することができる。なお、図2において
は、便宜上、モータとキャリッジ9とを一体(モータ&
キャリッジ18)として示してある。
【0033】駆動回路7は、モータドライバ16からな
り、キャリッジ駆動手段8であるパルスモータへ印加す
るパルス信号を形成し、これをパルスモータへ印加す
る。このパルス信号は、リセット処理部2から制御回路
4を介して供給される制御信号に基づいて、駆動回路7
が形成する。
り、キャリッジ駆動手段8であるパルスモータへ印加す
るパルス信号を形成し、これをパルスモータへ印加す
る。このパルス信号は、リセット処理部2から制御回路
4を介して供給される制御信号に基づいて、駆動回路7
が形成する。
【0034】一方、キャリッジ駆動手段8であるパルス
モータには、速度検出手段11が取り付けられる。速度
検出手段11はエンコーダ17からなる。速度検出手段
11であるエンコーダ17は、キャリッジ駆動手段8で
あるパルスモータの実際の回転量を知るための信号(パ
ルス信号)を得るために設けられる。エンコーダ17は
パルスモータが一定の角度だけ回転するとこれに応じて
パルスを1個送出する。即ち、パルスモータの回転量に
応じた数のパルスを制御回路4へ送出する。従って、パ
ルスモータの回転量即ちキャリッジ9の移動量はこのパ
ルスの数から求めることができ、パルスモータの回転速
度即ちキャリッジ9の移動速度はこのパルスの送出時間
の間隔から求めることができる。
モータには、速度検出手段11が取り付けられる。速度
検出手段11はエンコーダ17からなる。速度検出手段
11であるエンコーダ17は、キャリッジ駆動手段8で
あるパルスモータの実際の回転量を知るための信号(パ
ルス信号)を得るために設けられる。エンコーダ17は
パルスモータが一定の角度だけ回転するとこれに応じて
パルスを1個送出する。即ち、パルスモータの回転量に
応じた数のパルスを制御回路4へ送出する。従って、パ
ルスモータの回転量即ちキャリッジ9の移動量はこのパ
ルスの数から求めることができ、パルスモータの回転速
度即ちキャリッジ9の移動速度はこのパルスの送出時間
の間隔から求めることができる。
【0035】制御回路4は、例えば制御用のLSI15
からなり、リセット処理部2からの制御信号を駆動回路
7へ送り、速度検出手段11からのパルスに基づいてキ
ャリッジ9の移動量即ち位置(座標)及び移動速度を求
める。このために、制御回路4は位置格納手段5及び周
期格納手段6を備える。
からなり、リセット処理部2からの制御信号を駆動回路
7へ送り、速度検出手段11からのパルスに基づいてキ
ャリッジ9の移動量即ち位置(座標)及び移動速度を求
める。このために、制御回路4は位置格納手段5及び周
期格納手段6を備える。
【0036】位置格納手段5は、キャリッジ9の論理的
位置をその移動に応じて逐次格納するものであり、例え
ばカウンタ(以下、位置カウンタという)からなる。位
置格納手段5である位置カウンタは、アップダウンカウ
ンタとされ、エンコーダ17からのパルス数をカウント
する。キャリッジ9が図中左方向へ移動する場合にはカ
ウントダウンし、右方向へ移動する場合にはカウントア
ップする。例えば所定の数のパルスが印字ヘッド10の
1ドットに相当する。
位置をその移動に応じて逐次格納するものであり、例え
ばカウンタ(以下、位置カウンタという)からなる。位
置格納手段5である位置カウンタは、アップダウンカウ
ンタとされ、エンコーダ17からのパルス数をカウント
する。キャリッジ9が図中左方向へ移動する場合にはカ
ウントダウンし、右方向へ移動する場合にはカウントア
ップする。例えば所定の数のパルスが印字ヘッド10の
1ドットに相当する。
【0037】キャリッジ9の駆動のためにパルスモータ
が回転すると、その回転量に応じた数のパルスが送出さ
れ、これが位置カウンタによって逐次カウントされる。
従って、位置カウンタは常にキャリッジ9の最新の位置
を表す。この位置を表す信号は、キャリッジ9の位置を
プリンタ内で信号として扱うための論理信号である。
が回転すると、その回転量に応じた数のパルスが送出さ
れ、これが位置カウンタによって逐次カウントされる。
従って、位置カウンタは常にキャリッジ9の最新の位置
を表す。この位置を表す信号は、キャリッジ9の位置を
プリンタ内で信号として扱うための論理信号である。
【0038】周期格納手段6は、キャリッジ9の移動速
度を逐次格納するものであり、例えばカウンタ(以下、
周期カウンタという)を含む。周期カウンタは、エンコ
ーダ17からの各パルスの間の時間間隔をカウントす
る。このために、周期格納手段6は、エンコーダ17か
らのパルスより十分に短い時間間隔のパルスを周期的に
発生するパルス発生回路を備える。
度を逐次格納するものであり、例えばカウンタ(以下、
周期カウンタという)を含む。周期カウンタは、エンコ
ーダ17からの各パルスの間の時間間隔をカウントす
る。このために、周期格納手段6は、エンコーダ17か
らのパルスより十分に短い時間間隔のパルスを周期的に
発生するパルス発生回路を備える。
【0039】周期カウンタはエンコーダ17からのパル
スとパルス発生回路からのパルスを共に取り込む。周期
カウンタはエンコーダ17からのパルスによりリセット
されると同時に、このタイミングでパルス発生回路から
のパルスのカウントを開始する。そして、周期カウンタ
は次のエンコーダ17からのパルスによりリセットされ
ると共に、この時のカウンタの内容を出力する。
スとパルス発生回路からのパルスを共に取り込む。周期
カウンタはエンコーダ17からのパルスによりリセット
されると同時に、このタイミングでパルス発生回路から
のパルスのカウントを開始する。そして、周期カウンタ
は次のエンコーダ17からのパルスによりリセットされ
ると共に、この時のカウンタの内容を出力する。
【0040】従って、周期カウンタは、エンコーダ17
からのパルス毎に、直前のパルスとの時間間隔を表す。
カウント値が大であれば時間間隔が長く移動速度が遅い
ことを表し、カウント値が小であれば時間間隔が短く移
動速度が速いことを表す。
からのパルス毎に、直前のパルスとの時間間隔を表す。
カウント値が大であれば時間間隔が長く移動速度が遅い
ことを表し、カウント値が小であれば時間間隔が短く移
動速度が速いことを表す。
【0041】周期カウンタの出力は、リセット処理部2
によって取り込まれ例えばレジスタに格納される。レジ
スタの内容は、キャリッジ9の移動速度の変動が大きい
か否かの判定に用いられる。従って、レジスタの大きさ
(段数)は、移動速度の変動の大小を判定するのに十分
な大きさ(例えば数個の周期カウンタの出力を保持しう
る大きさ)とされ、FIFO方式で管理され、最新の周
期カウンタの出力を複数個保持する。
によって取り込まれ例えばレジスタに格納される。レジ
スタの内容は、キャリッジ9の移動速度の変動が大きい
か否かの判定に用いられる。従って、レジスタの大きさ
(段数)は、移動速度の変動の大小を判定するのに十分
な大きさ(例えば数個の周期カウンタの出力を保持しう
る大きさ)とされ、FIFO方式で管理され、最新の周
期カウンタの出力を複数個保持する。
【0042】リセット処理部2は、入力装置(図示せ
ず)から印字処理の指示が入力されると、当該印字処理
に先立って、リセット処理を以下のように実行する。ま
ず、制御信号を駆動回路7に送り、キャリッジ駆動手段
8であるパルスモータを駆動する。これにより、キャリ
ッジ9は図2中左方向(フレーム19の左端19A方
向)へ移動する。この時の移動速度は、キャリッジ9が
フレーム19に衝突しても、あまり衝撃のない程度とさ
れる。また、キャリッジ駆動手段8の駆動量に応じたパ
ルスが速度検出手段11であるエンコーダ17から出力
される。エンコーダ17からのパルスにより、位置格納
手段5は逐次キャリッジ9の論理的位置を更新(カウン
トダウン)し、周期格納手段6は逐次移動速度を出力す
る。
ず)から印字処理の指示が入力されると、当該印字処理
に先立って、リセット処理を以下のように実行する。ま
ず、制御信号を駆動回路7に送り、キャリッジ駆動手段
8であるパルスモータを駆動する。これにより、キャリ
ッジ9は図2中左方向(フレーム19の左端19A方
向)へ移動する。この時の移動速度は、キャリッジ9が
フレーム19に衝突しても、あまり衝撃のない程度とさ
れる。また、キャリッジ駆動手段8の駆動量に応じたパ
ルスが速度検出手段11であるエンコーダ17から出力
される。エンコーダ17からのパルスにより、位置格納
手段5は逐次キャリッジ9の論理的位置を更新(カウン
トダウン)し、周期格納手段6は逐次移動速度を出力す
る。
【0043】この状態で、キャリッジ9の移動速度が監
視される。具体的には、周期格納手段6の周期カウンタ
の出力を取り込んだ前述のFIFO方式で管理されるレ
ジスタ(以下、FIFOレジスタ)の内容を監視する。
視される。具体的には、周期格納手段6の周期カウンタ
の出力を取り込んだ前述のFIFO方式で管理されるレ
ジスタ(以下、FIFOレジスタ)の内容を監視する。
【0044】そして、例えば、FIFOレジスタ内の最
大値と最小値との差(又は最も古い値と最も新しい値と
の差)が予め定められた所定の値より大きくなった場
合、移動速度の変化が大きいと判断する。なお、FIF
Oレジスタへの最新の入力の値(周期カウンタの最新の
出力)が「0」となった場合に、移動速度の変化が大き
いと判断してもよい。従って、本明細書において、移動
速度の変化が大きい場合とは、所定の期間内に移動速度
が所定値以上に変化した時、又は、移動速度(FIFO
レジスタへの最新の入力)が「0」になった時をいう。
大値と最小値との差(又は最も古い値と最も新しい値と
の差)が予め定められた所定の値より大きくなった場
合、移動速度の変化が大きいと判断する。なお、FIF
Oレジスタへの最新の入力の値(周期カウンタの最新の
出力)が「0」となった場合に、移動速度の変化が大き
いと判断してもよい。従って、本明細書において、移動
速度の変化が大きい場合とは、所定の期間内に移動速度
が所定値以上に変化した時、又は、移動速度(FIFO
レジスタへの最新の入力)が「0」になった時をいう。
【0045】移動速度の変化が大きい場合、キャリッジ
9の物理的位置及び論理的位置をリセットする。まず、
キャリッジ9に対し、それまでの移動方向と同一方向へ
移動させるような力であって、所定の大きさの力(以
下、第1の力)を加える。これは、制御信号を駆動回路
7に供給してキャリッジ駆動手段8を駆動することによ
り行われる。駆動力の大きさは、キャリッジ駆動手段8
であるパルスモータに印加する電流の大きさにより定ま
る。この場合の駆動力は、例えばリセット処理において
キャリッジ9をフレーム19の左端19A方向へ移動さ
せた場合の力と同じ程度とされる。
9の物理的位置及び論理的位置をリセットする。まず、
キャリッジ9に対し、それまでの移動方向と同一方向へ
移動させるような力であって、所定の大きさの力(以
下、第1の力)を加える。これは、制御信号を駆動回路
7に供給してキャリッジ駆動手段8を駆動することによ
り行われる。駆動力の大きさは、キャリッジ駆動手段8
であるパルスモータに印加する電流の大きさにより定ま
る。この場合の駆動力は、例えばリセット処理において
キャリッジ9をフレーム19の左端19A方向へ移動さ
せた場合の力と同じ程度とされる。
【0046】これにより、キャリッジ9が、仮にフレー
ム19の左端19Aに当接してその反発により、図2中
右方向へ多少移動したとしても、再びフレーム19の左
端19Aに静かに押し付けられる。従って、キャリッジ
9は確実にフレーム19の左端19Aに当接させられ、
その物理的位置がリセットされる。
ム19の左端19Aに当接してその反発により、図2中
右方向へ多少移動したとしても、再びフレーム19の左
端19Aに静かに押し付けられる。従って、キャリッジ
9は確実にフレーム19の左端19Aに当接させられ、
その物理的位置がリセットされる。
【0047】一方、キャリッジ9の論理的位置を示す位
置格納手段5の位置カウンタの内容が所定の値にリセッ
トされる。これにより、キャリッジ9の論理的位置がリ
セットされる。
置格納手段5の位置カウンタの内容が所定の値にリセッ
トされる。これにより、キャリッジ9の論理的位置がリ
セットされる。
【0048】なお、リセット後の値は、「0」であって
もよいが、本実施例では予め定められた所定の値(正の
整数)とされる。これは、後述するリセットエラー検出
処理において、リセットエラーによりキャリッジ9が更
に図2中左方向へ移動した時に、位置カウンタの内容が
「0」又は負になるのを防止するためである。
もよいが、本実施例では予め定められた所定の値(正の
整数)とされる。これは、後述するリセットエラー検出
処理において、リセットエラーによりキャリッジ9が更
に図2中左方向へ移動した時に、位置カウンタの内容が
「0」又は負になるのを防止するためである。
【0049】ここで、図4により、リセット処理時にお
けるキャリッジ9の移動速度の変化について説明する。
図4(A)はキャリッジ9が正常にリセットされた場合
を示し、図4(B)はキャリッジ9が紙ジャムにより停
止した場合を示す。なお、図4(C)はキャリッジ9の
通常の走行の場合を示す。
けるキャリッジ9の移動速度の変化について説明する。
図4(A)はキャリッジ9が正常にリセットされた場合
を示し、図4(B)はキャリッジ9が紙ジャムにより停
止した場合を示す。なお、図4(C)はキャリッジ9の
通常の走行の場合を示す。
【0050】図4(A)において、キャリッジ9はある
一定の加速度(傾きθ)でリセット時の移動速度vR ま
で加速され定速で移動する。そして、リセット位置(フ
レーム19の左端19A)に達すると、殆ど瞬時に速度
が「0」となる(傾きが垂直である)。
一定の加速度(傾きθ)でリセット時の移動速度vR ま
で加速され定速で移動する。そして、リセット位置(フ
レーム19の左端19A)に達すると、殆ど瞬時に速度
が「0」となる(傾きが垂直である)。
【0051】図4(B)において、キャリッジ9は、定
速vR で移動中に紙ジャムが発生すると、十分に長い時
間tを費やして、緩やかに、かつ、不規則に減速され、
最終的に速度が「0」となる。この場合、キャリッジ9
はリセット位置には達していない。
速vR で移動中に紙ジャムが発生すると、十分に長い時
間tを費やして、緩やかに、かつ、不規則に減速され、
最終的に速度が「0」となる。この場合、キャリッジ9
はリセット位置には達していない。
【0052】図4(C)において、キャリッジ9は、あ
る一定の加速度(傾きθ)で所定の移動速度vまで加速
され、定速vで走行し、加速時と同一の負の加速度(傾
きθ)で減速され、停止する。
る一定の加速度(傾きθ)で所定の移動速度vまで加速
され、定速vで走行し、加速時と同一の負の加速度(傾
きθ)で減速され、停止する。
【0053】以上より判るように、キャリッジ9の移動
速度の変化は、正常にリセットされた場合(図4
(A))及び紙ジャムによる停止の場合(図4(B))
でも十分大きい(vR から「0」まで変化する)ので、
容易に検出しうる。
速度の変化は、正常にリセットされた場合(図4
(A))及び紙ジャムによる停止の場合(図4(B))
でも十分大きい(vR から「0」まで変化する)ので、
容易に検出しうる。
【0054】リセット処理部2は、リセット処理後、こ
れに引き続いて第1又は第2のリセットエラー検出処理
を実行する。このために、リセット処理部2は第1又は
第2のリセットエラー検出処理のいずれかを実行する機
能を備える。なお、第1又は第2のリセットエラー検出
処理の双方を実行する機能を備え、オペレータによる外
部からの入力により、いずれか一方の処理を選択して実
行するようにしても良い。
れに引き続いて第1又は第2のリセットエラー検出処理
を実行する。このために、リセット処理部2は第1又は
第2のリセットエラー検出処理のいずれかを実行する機
能を備える。なお、第1又は第2のリセットエラー検出
処理の双方を実行する機能を備え、オペレータによる外
部からの入力により、いずれか一方の処理を選択して実
行するようにしても良い。
【0055】リセット処理部2は第1のリセットエラー
検出処理を以下のように実行する。前述のように、リセ
ット処理において、キャリッジ9に対し前記第1の力を
加えてキャリッジ9の物理的位置がリセットされ、この
後、位置格納手段5の位置カウンタの内容がリセットさ
れてキャリッジ9の論理的位置がリセットされている。
検出処理を以下のように実行する。前述のように、リセ
ット処理において、キャリッジ9に対し前記第1の力を
加えてキャリッジ9の物理的位置がリセットされ、この
後、位置格納手段5の位置カウンタの内容がリセットさ
れてキャリッジ9の論理的位置がリセットされている。
【0056】なお、キャリッジ9が正常にリセットされ
ていれば、キャリッジ9はフレーム19の左端19Aに
当接している。また、位置格納手段5の位置カウンタの
内容は、キャリッジ9が正常にリセットされているか否
かによらず、リセットにより所定の値とされている。
ていれば、キャリッジ9はフレーム19の左端19Aに
当接している。また、位置格納手段5の位置カウンタの
内容は、キャリッジ9が正常にリセットされているか否
かによらず、リセットにより所定の値とされている。
【0057】そこで、リセットエラー検出処理として、
まず、リセット後の位置格納手段5の位置カウンタの内
容を取り出して、これをリセット時位置として保存す
る。このリセット時位置は、リセットエラー検出のため
の判別における基準値として用いられる。
まず、リセット後の位置格納手段5の位置カウンタの内
容を取り出して、これをリセット時位置として保存す
る。このリセット時位置は、リセットエラー検出のため
の判別における基準値として用いられる。
【0058】次に、キャリッジ9に対し前記第1の力と
同一方向(フレーム19の左端19A方向)の力であっ
てこれより大きい力(以下、第2の力)を加える。リセ
ット時において、キャリッジ9が紙ジャムにより停止し
たのであれば、停止した時の力(第1の力)より十分に
大きい同一方向の力(第2の力)でキャリッジ9を駆動
すれば、キャリッジ9は再度移動する。一方、キャリッ
ジ9が正常にリセットされて停止したのであれば、第2
の力でキャリッジ9を駆動したとしても、フレーム19
の存在によりキャリッジ9は移動しない。従って、キャ
リッジ9の再移動の有無を調べれば、リセットエラーを
検出できる。
同一方向(フレーム19の左端19A方向)の力であっ
てこれより大きい力(以下、第2の力)を加える。リセ
ット時において、キャリッジ9が紙ジャムにより停止し
たのであれば、停止した時の力(第1の力)より十分に
大きい同一方向の力(第2の力)でキャリッジ9を駆動
すれば、キャリッジ9は再度移動する。一方、キャリッ
ジ9が正常にリセットされて停止したのであれば、第2
の力でキャリッジ9を駆動したとしても、フレーム19
の存在によりキャリッジ9は移動しない。従って、キャ
リッジ9の再移動の有無を調べれば、リセットエラーを
検出できる。
【0059】第2の力の大きさは、キャリッジ駆動手段
8であるパルスモータに加える電流の大きさにより定ま
るから、第1の力を加えた時よりも大きな電流がパルス
モータに加えられる。第2の力の大きさは、紙ジャムに
より停止したキャリッジ9を再度移動させる程度の力で
あるから、経験的に得ることができる。
8であるパルスモータに加える電流の大きさにより定ま
るから、第1の力を加えた時よりも大きな電流がパルス
モータに加えられる。第2の力の大きさは、紙ジャムに
より停止したキャリッジ9を再度移動させる程度の力で
あるから、経験的に得ることができる。
【0060】なお、キャリッジ9の再移動の有無を検出
できればよいのであるから、キャリッジ9を移動させる
距離は短くても十分である。そこで、第2の力をキャリ
ッジ9に加えるためにキャリッジ駆動手段8であるパル
スモータに駆動信号が供給される時間は、予め定められ
た所定の短い時間とされる。これにより、キャリッジ9
が再移動したとしても、キャリッジ9がフレーム19の
左端19Aに高速で衝突することを防止できる。
できればよいのであるから、キャリッジ9を移動させる
距離は短くても十分である。そこで、第2の力をキャリ
ッジ9に加えるためにキャリッジ駆動手段8であるパル
スモータに駆動信号が供給される時間は、予め定められ
た所定の短い時間とされる。これにより、キャリッジ9
が再移動したとしても、キャリッジ9がフレーム19の
左端19Aに高速で衝突することを防止できる。
【0061】前述のように、位置格納手段5の位置カウ
ンタの内容は、キャリッジ9の移動に依って、逐次変化
する。従って、キャリッジ9の再移動の有無は、位置格
納手段5の位置カウンタの内容を調べることにより、容
易に知ることができる。そこで、第2の力を加えた後の
位置格納手段5の位置カウンタの内容を取り出し、これ
をリセットエラー検出用位置として保存する。
ンタの内容は、キャリッジ9の移動に依って、逐次変化
する。従って、キャリッジ9の再移動の有無は、位置格
納手段5の位置カウンタの内容を調べることにより、容
易に知ることができる。そこで、第2の力を加えた後の
位置格納手段5の位置カウンタの内容を取り出し、これ
をリセットエラー検出用位置として保存する。
【0062】次に、キャリッジ9の再移動の有無を調べ
るために、基準値であるリセット時位置と第2の力を加
えた後のリセットエラー検出用位置とを比較する。比較
の結果、両者が異なっている場合、リセットエラーとす
る。即ち、第2の力を加えたことによりキャリッジ9が
再移動したのであるから、キャリッジ9はフレーム19
に当接していたのではなく、紙ジャムにより停止したこ
とになる。そこで、キャリッジ9の位置はリセット位置
にないのであるから、リセットエラーを表示する。
るために、基準値であるリセット時位置と第2の力を加
えた後のリセットエラー検出用位置とを比較する。比較
の結果、両者が異なっている場合、リセットエラーとす
る。即ち、第2の力を加えたことによりキャリッジ9が
再移動したのであるから、キャリッジ9はフレーム19
に当接していたのではなく、紙ジャムにより停止したこ
とになる。そこで、キャリッジ9の位置はリセット位置
にないのであるから、リセットエラーを表示する。
【0063】また、比較の結果、両者が等しい場合、リ
セットエラーがなかったものとしてリセット処理を正常
終了する。即ち、第2の力を加えてもキャリッジ9が移
動しなっかたのであるから、キャリッジ9はフレーム1
9に当接していたことになる。そこで、キャリッジ9の
位置はリセット位置にあるのであるから、正常終了す
る。
セットエラーがなかったものとしてリセット処理を正常
終了する。即ち、第2の力を加えてもキャリッジ9が移
動しなっかたのであるから、キャリッジ9はフレーム1
9に当接していたことになる。そこで、キャリッジ9の
位置はリセット位置にあるのであるから、正常終了す
る。
【0064】以上とは別に、リセット処理部2は第2の
リセットエラー検出処理を以下のように実行する。前述
のように、リセット処理において、キャリッジ9に対し
前記第1の力を加えてキャリッジ9の物理的位置がリセ
ットされている。一方、この時点では、位置格納手段5
の位置カウンタの内容は任意の値であり、リセットされ
ていない。
リセットエラー検出処理を以下のように実行する。前述
のように、リセット処理において、キャリッジ9に対し
前記第1の力を加えてキャリッジ9の物理的位置がリセ
ットされている。一方、この時点では、位置格納手段5
の位置カウンタの内容は任意の値であり、リセットされ
ていない。
【0065】第2のリセットエラー検出処理のために、
前述のテーブル3が用いられる。テーブル3はキャリッ
ジ9の移動速度変化モデルを記憶する。移動速度変化モ
デルは図4(A)に示すような移動速度の変化の波形
(パターン)とされる。従って、移動速度変化モデル
は、キャリッジ9がリセット処理において正常にリセッ
トされた場合の移動速度の変化の波形である。
前述のテーブル3が用いられる。テーブル3はキャリッ
ジ9の移動速度変化モデルを記憶する。移動速度変化モ
デルは図4(A)に示すような移動速度の変化の波形
(パターン)とされる。従って、移動速度変化モデル
は、キャリッジ9がリセット処理において正常にリセッ
トされた場合の移動速度の変化の波形である。
【0066】ここで、再び図4について見ると、キャリ
ッジ9がリセット処理において正常にリセットされた場
合の移動速度の変化(図4(A))は、キャリッジ9が
紙ジャムにより停止した場合の移動速度の変化(図4
(B))、及び、通常の移動後の停止の場合の移動速度
の変化(図4(C))とは明らかに異なり、容易に識別
することができる。即ち、図4(A)の場合は移動速度
が殆ど瞬時に「0」となるのに対し、図4(B)の場合
は十分に長い時間tを費やして緩やかにかつ不規則に減
速されて停止し、図4(C)の場合はある一定の加速度
(傾きθ)で減速されて停止する。
ッジ9がリセット処理において正常にリセットされた場
合の移動速度の変化(図4(A))は、キャリッジ9が
紙ジャムにより停止した場合の移動速度の変化(図4
(B))、及び、通常の移動後の停止の場合の移動速度
の変化(図4(C))とは明らかに異なり、容易に識別
することができる。即ち、図4(A)の場合は移動速度
が殆ど瞬時に「0」となるのに対し、図4(B)の場合
は十分に長い時間tを費やして緩やかにかつ不規則に減
速されて停止し、図4(C)の場合はある一定の加速度
(傾きθ)で減速されて停止する。
【0067】そこで、キャリッジ9がリセット処理にお
いて正常にリセットされた場合の移動速度の変化(図4
(A))を、移動速度変化モデルとしてテーブル3に記
憶する。この移動速度変化モデルは、リセットエラー検
出のための判別における基準波形(パターン)として用
いられる。移動速度変化モデルと、キャリッジ9の移動
速度変化が大きい場合における実際の移動速度の変化の
波形(パターン)とを比較すれば、キャリッジ9が正常
にリセットされたか否かを知ることができる。
いて正常にリセットされた場合の移動速度の変化(図4
(A))を、移動速度変化モデルとしてテーブル3に記
憶する。この移動速度変化モデルは、リセットエラー検
出のための判別における基準波形(パターン)として用
いられる。移動速度変化モデルと、キャリッジ9の移動
速度変化が大きい場合における実際の移動速度の変化の
波形(パターン)とを比較すれば、キャリッジ9が正常
にリセットされたか否かを知ることができる。
【0068】リセットエラー検出処理として、まず、所
定方向(図2の左方向)に移動しているキャリッジ9の
移動速度の変化を記憶しておく。なお、実際は、キャリ
ッジ9の移動速度の変化は、リセット処理において周期
格納手段6の周期カウンタの出力として得られ、FIF
Oレジスタに格納されているので、これをそのまま用い
る。そして、移動速度の変化が大きい場合に、前述のF
IFOレジスタの内容を取り出して、これを移動速度の
変化が大きい場合の移動速度の変化の波形(以下、検出
パターン)として保存する。
定方向(図2の左方向)に移動しているキャリッジ9の
移動速度の変化を記憶しておく。なお、実際は、キャリ
ッジ9の移動速度の変化は、リセット処理において周期
格納手段6の周期カウンタの出力として得られ、FIF
Oレジスタに格納されているので、これをそのまま用い
る。そして、移動速度の変化が大きい場合に、前述のF
IFOレジスタの内容を取り出して、これを移動速度の
変化が大きい場合の移動速度の変化の波形(以下、検出
パターン)として保存する。
【0069】次に、検出パターンとテーブル3に記憶さ
れた移動速度変化モデルとを比較する。リセット時にお
いて、キャリッジ9が紙ジャムにより停止したのであれ
ば、停止した時の検出パターンは図4(B)のようにな
り、移動速度変化モデルとは異なる。一方、キャリッジ
9が正常にリセットされて停止したのであれば、停止し
た時の検出パターンは図4(A)のようになり、移動速
度変化モデルと等しくなる。従って、リセットエラーを
検出できる。
れた移動速度変化モデルとを比較する。リセット時にお
いて、キャリッジ9が紙ジャムにより停止したのであれ
ば、停止した時の検出パターンは図4(B)のようにな
り、移動速度変化モデルとは異なる。一方、キャリッジ
9が正常にリセットされて停止したのであれば、停止し
た時の検出パターンは図4(A)のようになり、移動速
度変化モデルと等しくなる。従って、リセットエラーを
検出できる。
【0070】なお、この比較において、検出パターンと
移動速度変化モデルとの差があまり大きくない場合に
は、両者は実質的に等しいとされる。即ち、図4(A)
における移動速度の変化の傾き(略垂直)と図4(B)
及び図4(C)におけるそれとは大きく異なる(変化の
度合いが大きく異なる)。従って、検出パターンがある
程度(例えば、図4の如くに表した場合で数度)の傾き
を有していても、移動速度変化モデルと実質的に等しい
としても問題ない。移動速度変化モデルと実質的に等し
いとして許容される範囲は、予め所定の範囲に定められ
る。
移動速度変化モデルとの差があまり大きくない場合に
は、両者は実質的に等しいとされる。即ち、図4(A)
における移動速度の変化の傾き(略垂直)と図4(B)
及び図4(C)におけるそれとは大きく異なる(変化の
度合いが大きく異なる)。従って、検出パターンがある
程度(例えば、図4の如くに表した場合で数度)の傾き
を有していても、移動速度変化モデルと実質的に等しい
としても問題ない。移動速度変化モデルと実質的に等し
いとして許容される範囲は、予め所定の範囲に定められ
る。
【0071】また、この比較に必要なのは、図4(A)
のうち斜線を施して示した領域、即ち、移動速度が急激
に変化して「0」となる前後の一定時間の移動速度の値
(変化のパターン)である。従って、テーブル3は、実
際は、移動速度変化モデルとして、図4(A)の斜線領
域のみを格納する。前述のFIFOレジスタの内容も、
移動速度変化モデルに対応させられ、移動速度が急激に
変化した前後の一定時間の移動速度の値を格納するよう
にされる。
のうち斜線を施して示した領域、即ち、移動速度が急激
に変化して「0」となる前後の一定時間の移動速度の値
(変化のパターン)である。従って、テーブル3は、実
際は、移動速度変化モデルとして、図4(A)の斜線領
域のみを格納する。前述のFIFOレジスタの内容も、
移動速度変化モデルに対応させられ、移動速度が急激に
変化した前後の一定時間の移動速度の値を格納するよう
にされる。
【0072】比較の結果、両者が異なっている場合、リ
セットエラーとする。即ち、キャリッジ9についての検
出パターンが移動速度変化モデルと異なるのであるか
ら、キャリッジ9はフレーム19に当接していたのでは
なく、紙ジャムにより停止したことになる。そこで、キ
ャリッジ9の位置はリセット位置にないのであるから、
リセットエラーを表示する。
セットエラーとする。即ち、キャリッジ9についての検
出パターンが移動速度変化モデルと異なるのであるか
ら、キャリッジ9はフレーム19に当接していたのでは
なく、紙ジャムにより停止したことになる。そこで、キ
ャリッジ9の位置はリセット位置にないのであるから、
リセットエラーを表示する。
【0073】また、比較の結果、両者が実質的に等しい
場合、リセットエラーがなかったものとして、まず、先
に実行しなかった位置格納手段5の位置カウンタの内容
(キャリッジ9の論理的位置)のリセットを行う。これ
により、位置カウンタの値は、予め定められた所定の値
とされる。
場合、リセットエラーがなかったものとして、まず、先
に実行しなかった位置格納手段5の位置カウンタの内容
(キャリッジ9の論理的位置)のリセットを行う。これ
により、位置カウンタの値は、予め定められた所定の値
とされる。
【0074】そして、論理的位置のリセットも終了した
ので、リセット処理を正常終了する。即ち、キャリッジ
9についての検出パターンが移動速度変化モデルと実質
的に等しいのであるから、キャリッジ9はフレーム19
に当接していたことになる。そこで、キャリッジ9の位
置はリセット位置にあるのであるから、正常終了する。
ので、リセット処理を正常終了する。即ち、キャリッジ
9についての検出パターンが移動速度変化モデルと実質
的に等しいのであるから、キャリッジ9はフレーム19
に当接していたことになる。そこで、キャリッジ9の位
置はリセット位置にあるのであるから、正常終了する。
【0075】なお、以上の第2のリセットエラー検出処
理では、第1のリセットエラー検出処理のように、エラ
ー検出のために位置格納手段5の位置カウンタの内容
(キャリッジ9の論理的位置)を必要としないので、論
理的位置をリセットすることなく、リセットエラーの検
出を実行する。従って、リセットエラーが発生している
場合には、キャリッジ9の論理的位置のリセットを省略
している分だけリセットエラー検出までの時間を短縮で
きる。
理では、第1のリセットエラー検出処理のように、エラ
ー検出のために位置格納手段5の位置カウンタの内容
(キャリッジ9の論理的位置)を必要としないので、論
理的位置をリセットすることなく、リセットエラーの検
出を実行する。従って、リセットエラーが発生している
場合には、キャリッジ9の論理的位置のリセットを省略
している分だけリセットエラー検出までの時間を短縮で
きる。
【0076】また、第2のリセットエラー検出処理で
は、第1のリセットエラー検出処理のように、エラー検
出のためにキャリッジ9の物理的位置が第1の力の印加
によりリセットされている必要もない。そこで、更に、
第2のリセットエラー検出処理では、第1の力により物
理的位置をリセットすることなく、リセットエラーの検
出を実行するようにしても良い。これにより、リセット
エラーが発生している場合には、キャリッジ9の物理的
位置のリセットを省略している分だけ、更にリセットエ
ラー検出までの時間を短縮できる。
は、第1のリセットエラー検出処理のように、エラー検
出のためにキャリッジ9の物理的位置が第1の力の印加
によりリセットされている必要もない。そこで、更に、
第2のリセットエラー検出処理では、第1の力により物
理的位置をリセットすることなく、リセットエラーの検
出を実行するようにしても良い。これにより、リセット
エラーが発生している場合には、キャリッジ9の物理的
位置のリセットを省略している分だけ、更にリセットエ
ラー検出までの時間を短縮できる。
【0077】図5は第1のリセットエラー処理を含むリ
セット処理フローを示す。印字処理の指示が入力される
と、印字処理に先立って、リセット処理部2が以下の処
理を実行する。
セット処理フローを示す。印字処理の指示が入力される
と、印字処理に先立って、リセット処理部2が以下の処
理を実行する。
【0078】まず、リセットのために、所定の速度での
所定方向、即ちフレーム19の左端側19A方向へのキ
ャリッジ9の移動を開始する(S1)。この後、キャリ
ッジ9の移動速度の変化が所定の値より大きいか否か
を、定期的に監視する(S2)。
所定方向、即ちフレーム19の左端側19A方向へのキ
ャリッジ9の移動を開始する(S1)。この後、キャリ
ッジ9の移動速度の変化が所定の値より大きいか否か
を、定期的に監視する(S2)。
【0079】移動していたキャリッジ9の移動速度の変
化が所定の値より大きい場合、キャリッジ9に対し第1
の力を加え、一定の力でそれまでの移動方向(フレーム
19の左端19A方向)にキャリッジ9を押しつける
(S3)。これにより、キャリッジ9がフレーム19の
左端19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9自
体の物理的位置が正しくリセットされる。
化が所定の値より大きい場合、キャリッジ9に対し第1
の力を加え、一定の力でそれまでの移動方向(フレーム
19の左端19A方向)にキャリッジ9を押しつける
(S3)。これにより、キャリッジ9がフレーム19の
左端19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9自
体の物理的位置が正しくリセットされる。
【0080】次に、第1の力を加えた後に位置格納手段
5の(位置レジスタの)内容をリセットすると共に、リ
セット後の内容をリセット時位置として取り出す(S
4)。これにより、キャリッジ9がフレーム19の左端
19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9の論理
的位置が正しくリセットされる。
5の(位置レジスタの)内容をリセットすると共に、リ
セット後の内容をリセット時位置として取り出す(S
4)。これにより、キャリッジ9がフレーム19の左端
19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9の論理
的位置が正しくリセットされる。
【0081】次に、キャリッジ9に対し第2の力を加
え、この第2の力を加えた後の位置格納手段5の内容を
リセットエラー検出用位置として取り出す(S5)。そ
して、リセット時位置とリセットエラー検出用位置とを
比較する(S6)。
え、この第2の力を加えた後の位置格納手段5の内容を
リセットエラー検出用位置として取り出す(S5)。そ
して、リセット時位置とリセットエラー検出用位置とを
比較する(S6)。
【0082】この比較の結果、両者が等しい場合には正
常終了とし(S7)、両者が異なっている場合にはリセ
ットエラーとする(S8)。図6は第2のリセットエラ
ー処理を含むリセット処理フローを示す。
常終了とし(S7)、両者が異なっている場合にはリセ
ットエラーとする(S8)。図6は第2のリセットエラ
ー処理を含むリセット処理フローを示す。
【0083】まず、図5の場合と同様に、S1乃至S3
を実行する。これにより、キャリッジ9がフレーム19
の左端19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9
自体の物理的位置が正しくリセットされる。
を実行する。これにより、キャリッジ9がフレーム19
の左端19Aに達して停止した場合には、キャリッジ9
自体の物理的位置が正しくリセットされる。
【0084】次に、移動速度の変化が大きい場合に、そ
の大きな変化(検出パターン)とテーブル3に記憶され
た移動速度変化モデルとを比較する(S9)。両者が実
質的に等しい場合に位置格納手段5の内容をリセットし
(S10)、正常終了とする(S11)。これにより、
キャリッジ9がフレーム19の左端19Aに達して停止
した場合には、キャリッジ9の論理的位置が正しくリセ
ットされる。
の大きな変化(検出パターン)とテーブル3に記憶され
た移動速度変化モデルとを比較する(S9)。両者が実
質的に等しい場合に位置格納手段5の内容をリセットし
(S10)、正常終了とする(S11)。これにより、
キャリッジ9がフレーム19の左端19Aに達して停止
した場合には、キャリッジ9の論理的位置が正しくリセ
ットされる。
【0085】両者が実質的に異なっている場合にリセッ
トエラーとする(S12)。
トエラーとする(S12)。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタのキャリッジリセットにおいて、リセットのた
めに移動していたキャリッジが停止した際により大きな
力で再びキャリッジを押すことにより、紙ジャム等によ
るリセットエラーの場合にはキャリッジが動くので、リ
セットエラーを確実にかつ極めて短時間で検出すること
ができ、また、リセットエラー検出中にキャリッジが高
速でフレームに衝突してフレームの変形を招くことを防
止すことができる。
プリンタのキャリッジリセットにおいて、リセットのた
めに移動していたキャリッジが停止した際により大きな
力で再びキャリッジを押すことにより、紙ジャム等によ
るリセットエラーの場合にはキャリッジが動くので、リ
セットエラーを確実にかつ極めて短時間で検出すること
ができ、また、リセットエラー検出中にキャリッジが高
速でフレームに衝突してフレームの変形を招くことを防
止すことができる。
【0087】また、本発明によれば、プリンタのキャリ
ッジリセットにおいて、リセットのために移動していた
キャリッジが停止した際の移動速度の変化を正常なリセ
ット時の移動速度変化モデルと比較することにより、リ
セットエラーを確実にかつ極めて短時間で検出すること
ができ、また、リセットエラー検出中にキャリッジが高
速でフレームに衝突してフレームの変形を招くことを防
止すことができる。
ッジリセットにおいて、リセットのために移動していた
キャリッジが停止した際の移動速度の変化を正常なリセ
ット時の移動速度変化モデルと比較することにより、リ
セットエラーを確実にかつ極めて短時間で検出すること
ができ、また、リセットエラー検出中にキャリッジが高
速でフレームに衝突してフレームの変形を招くことを防
止すことができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例構成図である。
【図3】実施例構成図である。
【図4】実施例説明図である。
【図5】リセット処理フローである。
【図6】リセット処理フローである。
【図7】従来技術説明図である。
【符号の説明】 1 処理装置(CPU/メモリ) 2 リセット処理部 3 テーブル 4 制御回路 5 位置格納手段 6 周期格納手段 7 駆動回路 8 キャリッジ駆動手段 9 キャリッジ 10 印字ヘッド 11 速度検出手段 12 CPU 13 RAM 14 ROM 15 LSI 16 モータドライバ 17 エンコーダ 18 モータ&キャリッジ 19 フレーム 20 ベルト
Claims (4)
- 【請求項1】 印字ヘッド(10)を保持するキャリッ
ジ(9)と、 前記キャリッジ(9)の位置をリセットするために前記
キャリッジ(9)を所定方向に移動させ、この後にリセ
ットエラーの有無を検出するリセット処理部(2)とを
備え、 前記リセット処理部(2)が、リセットのために所定方
向に移動している前記キャリッジ(9)の移動速度の変
化が大きい場合に、前記キャリッジ(9)に対しこれを
当該移動方向へ移動させるような力であって所定の大き
さの第1の力を加えた後に、前記第1の力と同一方向の
力であってこれより大きい第2の力を加え、前記第2の
力を加えることによって前記キャリッジ(9)の位置が
変動した場合にリセットエラーとすることを特徴とする
プリンタのキャリッジリセット方式。 - 【請求項2】 前記キャリッジ(9)の論理的位置をそ
の移動に応じて逐次格納する位置格納手段(5)を更に
備え、 前記リセット処理部(2)が、 リセットのために所定方向に移動している前記キャリッ
ジ(9)の移動速度の変化が大きい場合に、前記キャリ
ッジ(9)に対し前記第1の力を加え、 前記第1の力を加えた後に前記位置格納手段(5)の内
容をリセットすると共に、リセット後の内容をリセット
時位置として取り出し、 前記キャリッジ(9)に対し前記第2の力を加え、 前記第2の力を加えた後の前記位置格納手段(5)の内
容をリセットエラー検出用位置として取り出し、 前記リセット時位置と前記リセットエラー検出用位置と
を比較し、両者が異なっている場合にリセットエラーと
することを特徴とする請求項1に記載のプリンタのキャ
リッジリセット方式。 - 【請求項3】 印字ヘッド(10)を保持するキャリッ
ジ(9)と、 リセット時における前記キャリッジ(9)の移動速度変
化モデルを記憶するテーブル(3)と、 前記キャリッジ(9)の位置をリセットするために前記
キャリッジ(9)を所定方向に移動させ、この後にリセ
ットエラーの有無を検出するリセット処理部(2)とを
備え、 前記リセット処理部(2)が、リセットのために所定方
向に移動している前記キャリッジ(9)の移動速度の変
化を記憶しておき、前記キャリッジ(9)の移動速度の
変化が大きい場合に、その大きな変化と前記テーブル
(3)に記憶された移動速度変化モデルとを比較し、両
者が実質的に異なっている場合にリセットエラーとする
ことを特徴とするプリンタのキャリッジリセット方式。 - 【請求項4】 前記キャリッジ(9)の論理的位置をそ
の移動に応じて逐次格納する位置格納手段(5)を更に
備え、 前記リセット処理部(2)が、 前記キャリッジ(9)の移動速度の変化が大きい場合
に、前記キャリッジ(9)に対しこれを当該移動方向へ
更に移動させるような力であって所定の大きさの力を加
え、 前記キャリッジ(9)の移動速度の変化が大きい場合
に、その大きな変化と前記テーブル(3)に記憶された
移動速度変化モデルとを比較し、両者が実質的に異なっ
ている場合にリセットエラーとし、両者が実質的に等し
い場合に前記位置格納手段(5)の内容をリセットする
ことを特徴とする請求項3に記載のプリンタのキャリッ
ジリセット方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3946394A JPH07246747A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プリンタのキャリッジリセット方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3946394A JPH07246747A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プリンタのキャリッジリセット方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07246747A true JPH07246747A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12553751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3946394A Pending JPH07246747A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プリンタのキャリッジリセット方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07246747A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009018506A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
| JP2014108537A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP3946394A patent/JPH07246747A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009018506A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
| JP2014108537A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5139246A (en) | Work clamping apparatus | |
| JPH0814486B2 (ja) | 座標測定装置の制御法 | |
| CN114174837B (zh) | 应用于试管分拣平台的条码扫描识别方法及试管分拣平台 | |
| JPH07246747A (ja) | プリンタのキャリッジリセット方式 | |
| JP3889835B2 (ja) | 部材を位置決めする方法 | |
| US6626107B2 (en) | Cleaning apparatus and method of detecting catching of cleaning web in the same | |
| JPH08262058A (ja) | リフト設備のスピードリミッタを試験するための方法及び装置 | |
| JPH0747347B2 (ja) | 往復印字方式 | |
| US20110057974A1 (en) | Printing device and method | |
| JPH06307898A (ja) | 検出器の異常監視装置 | |
| JPH09317321A (ja) | 自動ドア装置の障害物検出装置 | |
| JPS6242210A (ja) | モ−タによる可動部位置設定方法 | |
| JP2898191B2 (ja) | プリンタ | |
| JP4230863B2 (ja) | ステッピングモータ制御回路 | |
| JP2820830B2 (ja) | プリンタの印字制御方法 | |
| JPH05131729A (ja) | シリアルプリンタ | |
| JP4591646B2 (ja) | 印字装置の制御装置 | |
| JPS59158281A (ja) | 印字制御装置 | |
| JP3096195B2 (ja) | 搬送部材駆動方法 | |
| JPH05278279A (ja) | プリンタ | |
| JPH06165597A (ja) | モーター制御装置 | |
| JPH09254222A (ja) | 射出成形機の保護装置 | |
| JP3642932B2 (ja) | プリンタのカッタ機構及びカッタ機構付きプリンタ | |
| JPH04193494A (ja) | ロボットハンド装置 | |
| JPH0916699A (ja) | カードの穿孔制御装置 |