JPH0724711B2 - 刺繍縫いミシン - Google Patents
刺繍縫いミシンInfo
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- JPH0724711B2 JPH0724711B2 JP3309984A JP30998491A JPH0724711B2 JP H0724711 B2 JPH0724711 B2 JP H0724711B2 JP 3309984 A JP3309984 A JP 3309984A JP 30998491 A JP30998491 A JP 30998491A JP H0724711 B2 JPH0724711 B2 JP H0724711B2
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- Japan
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- sewing machine
- embroidery sewing
- needle
- embroidery
- needle bar
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の刺繍ミシンを用
いて布面における特定の個所に異種の刺繍模様の刺繍縫
いができるようにした刺繍縫いミシンを提供するにあ
る。
いて布面における特定の個所に異種の刺繍模様の刺繍縫
いができるようにした刺繍縫いミシンを提供するにあ
る。
【0002】
【従来の技術】一つの刺繍縫いミシンで縫える刺繍模様
よりも多彩な刺繍模様を縫う為には複数の刺繍縫いミシ
ンを用いるとよい。
よりも多彩な刺繍模様を縫う為には複数の刺繍縫いミシ
ンを用いるとよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、一つの刺繍縫い
ミシンで縫われた刺繍模様に対して、さらに別の刺繍縫
いミシンを用いて美しい模様を付加したい場合、先の模
様と、後から付加する模様とを整合させることは非常に
困難を伴う問題点があった。
ミシンで縫われた刺繍模様に対して、さらに別の刺繍縫
いミシンを用いて美しい模様を付加したい場合、先の模
様と、後から付加する模様とを整合させることは非常に
困難を伴う問題点があった。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、1つの刺繍縫い
ミシンで刺繍縫いを施した後は、布枠を隣りの刺繍縫い
ミシンに移動させることにより、二つの刺繍縫いミシン
でもって一つの特定個所に整合性のある刺繍模様を縫う
ことのできるようにしたものである。
課題)を解決する為になされたもので、1つの刺繍縫い
ミシンで刺繍縫いを施した後は、布枠を隣りの刺繍縫い
ミシンに移動させることにより、二つの刺繍縫いミシン
でもって一つの特定個所に整合性のある刺繍模様を縫う
ことのできるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における刺繍縫いミシンは、テーブル面の
上方には、テーブル面における夫々の針落ち位置に向け
て上下動自在にしてある針棒を備えている複数の刺繍縫
いミシンを並置し、上記各針棒を上下作動させると共
に、制御装置から制御信号を送って移動枠用の駆動機構
を作動させて、上記テーブル上に配置した移動枠を縦横
に移動させ、その移動枠に付した布面に対し刺繍縫いを
施すようにしてある刺繍縫いミシンにおいて、一つの刺
繍縫いミシンによって布面に刺繍を施した後、別の刺繍
縫いミシンによって上記布面に刺繍を施すに当っては、
上記制御装置から上記駆動機構に制御信号を送って、上
記移動枠を、上記一つの刺繍縫いミシンの針落ち位置と
上記別の刺繍縫いミシンの針落ち位置との相互間隔に相
当する寸法だけ横動させると共に、上記それぞれの刺繍
縫いミシンには主軸から針棒への伝達の接合、離脱を自
在にする為の目飛び機構を備えさせておいて、上記制御
装置からの制御信号によって上記一つの刺繍縫いミシン
の針棒の上下動作を停止させるようにしたものである。
に、本願発明における刺繍縫いミシンは、テーブル面の
上方には、テーブル面における夫々の針落ち位置に向け
て上下動自在にしてある針棒を備えている複数の刺繍縫
いミシンを並置し、上記各針棒を上下作動させると共
に、制御装置から制御信号を送って移動枠用の駆動機構
を作動させて、上記テーブル上に配置した移動枠を縦横
に移動させ、その移動枠に付した布面に対し刺繍縫いを
施すようにしてある刺繍縫いミシンにおいて、一つの刺
繍縫いミシンによって布面に刺繍を施した後、別の刺繍
縫いミシンによって上記布面に刺繍を施すに当っては、
上記制御装置から上記駆動機構に制御信号を送って、上
記移動枠を、上記一つの刺繍縫いミシンの針落ち位置と
上記別の刺繍縫いミシンの針落ち位置との相互間隔に相
当する寸法だけ横動させると共に、上記それぞれの刺繍
縫いミシンには主軸から針棒への伝達の接合、離脱を自
在にする為の目飛び機構を備えさせておいて、上記制御
装置からの制御信号によって上記一つの刺繍縫いミシン
の針棒の上下動作を停止させるようにしたものである。
【0006】
【作用】一つの刺繍縫いミシンで縫った後に、移動枠を
別のミシンの対応針下位置に移動させると、後者のミシ
ンで同じ個所を引続いて刺繍模様を縫うことができる。
別のミシンの対応針下位置に移動させると、後者のミシ
ンで同じ個所を引続いて刺繍模様を縫うことができる。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。主として図1において、1は周知のテーブル、2,
3はテーブル上に立設させた立枠、4は立枠2,3相互
間に架設した横枠を示す。5は通常の刺繍縫いミシンの
ベット(以降においてはAミシンとも呼ぶ)で、複数台
が相互に一定の間隔を隔てて横枠4に取付けてある。6
は意匠糸縫付ミシンのヘッド(以降においてはBミシン
とも呼ぶ)で、複数台が上記Aミシン相互の間隔と等し
い間隔を隔てて横枠4に取付けてある。その結果図1に
おいて各Aミシンと各々の右側に位置するBミシンとの
間隔は全て等しくなっている。7,8,9は夫々上記各
ミシン5,6を貫通して設けられた主軸、巻き操作軸、
ニップル操作軸を示す。10は移動枠で、テーブル1の
テーブル面(上面)1aに沿って矢印X方向及びY方向
に移動するようになっており、またこの枠10には周知
の如く被刺繍布を張設した布帳枠が取付けられるように
なっている。11は制御装置を示す。
る。主として図1において、1は周知のテーブル、2,
3はテーブル上に立設させた立枠、4は立枠2,3相互
間に架設した横枠を示す。5は通常の刺繍縫いミシンの
ベット(以降においてはAミシンとも呼ぶ)で、複数台
が相互に一定の間隔を隔てて横枠4に取付けてある。6
は意匠糸縫付ミシンのヘッド(以降においてはBミシン
とも呼ぶ)で、複数台が上記Aミシン相互の間隔と等し
い間隔を隔てて横枠4に取付けてある。その結果図1に
おいて各Aミシンと各々の右側に位置するBミシンとの
間隔は全て等しくなっている。7,8,9は夫々上記各
ミシン5,6を貫通して設けられた主軸、巻き操作軸、
ニップル操作軸を示す。10は移動枠で、テーブル1の
テーブル面(上面)1aに沿って矢印X方向及びY方向
に移動するようになっており、またこの枠10には周知
の如く被刺繍布を張設した布帳枠が取付けられるように
なっている。11は制御装置を示す。
【0008】次に上記Bミシンの構成を詳細に示す図
(主として図2及び図3)について説明する。15は基
枠で、上記横枠4に固定してある。この基枠15に備え
られた縫成の為の機構において、16は基枠15に固定
された支持体で、筒状に形成されている。17は支持体
16内に回動及び昇降動自在に備えられた昇降筒、18
は昇降筒17の下端に固定されたニップルで、針を通す
為の透孔19及び糸通し孔21を有する。20は押え部
を示す。22は昇降筒17内に配設された伝動筒で、基
枠15に固定された支持腕23によって回動自在に支承
されている。尚この伝動筒22と昇降筒17との関係
は、両者間に備えさせたすべりキーによって伝動筒22
の回動は昇降筒17に伝えるが昇降筒17の昇降動は伝
動筒22に伝わらないよう周知の如く構成してある。2
4は伝動筒22内に上下動自在に配設した針棒で、軸受
25によって支えられている。この針棒は中空に形成さ
れておりその側壁には上糸導入孔26、上糸導出孔2
7、芯糸導出孔28等が穿設してある。また下端には針
29が取付けてある。尚30は導入孔26に対向させて
基枠15に取付けられた上糸案内筒を示す。33は支持
体16の外周に回動自在に装着した回動基枠で、上端に
は回動力を受ける為の受動部材として例示する歯車34
が一体的に形成具備させてある。35は回動基枠33に
取付けられた支持腕で、その先端部に備える軸片には巻
糸が巻かれたボビン36が回動自在に装着してある。3
7はボビンの芯。38は支持腕35から張り出した巻糸
ガイドを示す。39は基枠33に取付けた糸ガイド片
で、巻糸を通す為の糸通し孔40が図5に明示される如
く穿設されている。
(主として図2及び図3)について説明する。15は基
枠で、上記横枠4に固定してある。この基枠15に備え
られた縫成の為の機構において、16は基枠15に固定
された支持体で、筒状に形成されている。17は支持体
16内に回動及び昇降動自在に備えられた昇降筒、18
は昇降筒17の下端に固定されたニップルで、針を通す
為の透孔19及び糸通し孔21を有する。20は押え部
を示す。22は昇降筒17内に配設された伝動筒で、基
枠15に固定された支持腕23によって回動自在に支承
されている。尚この伝動筒22と昇降筒17との関係
は、両者間に備えさせたすべりキーによって伝動筒22
の回動は昇降筒17に伝えるが昇降筒17の昇降動は伝
動筒22に伝わらないよう周知の如く構成してある。2
4は伝動筒22内に上下動自在に配設した針棒で、軸受
25によって支えられている。この針棒は中空に形成さ
れておりその側壁には上糸導入孔26、上糸導出孔2
7、芯糸導出孔28等が穿設してある。また下端には針
29が取付けてある。尚30は導入孔26に対向させて
基枠15に取付けられた上糸案内筒を示す。33は支持
体16の外周に回動自在に装着した回動基枠で、上端に
は回動力を受ける為の受動部材として例示する歯車34
が一体的に形成具備させてある。35は回動基枠33に
取付けられた支持腕で、その先端部に備える軸片には巻
糸が巻かれたボビン36が回動自在に装着してある。3
7はボビンの芯。38は支持腕35から張り出した巻糸
ガイドを示す。39は基枠33に取付けた糸ガイド片
で、巻糸を通す為の糸通し孔40が図5に明示される如
く穿設されている。
【0009】次に前記駆動用の軸7,8,9から駆動力
を受け取って上記縫成の為の機構を駆動するようにした
駆動機構について説明する。43は伝達軸で、軸受4
4,45によって回動自在に支承されており、一対の伝
達ギヤ46を介して主軸7に連繋させてある。51は伝
達軸43の他端に固定された駆動輪、53は周知の天秤
駆動機構で、駆動輪51の偏心位置に取付けられたピン
52に連繋させてあり、駆動輪51の回動によって天秤
53aを周知の如く作動させるようになっている。54
はクランクロッドで、その一端(上端)は天秤駆動機構
53を介して上記ピン52に連繋させてある。55は針
棒24に固設した伝達部材で、背面に突設させた連結片
56にクランクロッド54の他端(下端)を連結してあ
る。57は針棒24に対しその軸線方向への摺動を自在
に遊嵌させた連動子で、針棒24の外周側に備えさせた
ばね58によって下方向きに付勢してある。59は前記
昇降筒17の上端に備えさせた連繋部で、連繋溝60が
周設してある。61は連繋枠で、この枠61に対する昇
降筒17の回動を許すように上記溝60に遊嵌させてあ
る。62は連動杆で、軸受63に対し上下動自在に挿通
してあり、その上端には連動子57の元部57aが、下
端には連繋枠61の元部61aが夫々固定してある。次
に67は伝達軸で、軸受68,69によって回動自在に
支承されており、一対の伝達ギヤ70を介して巻き操作
軸8に連繋させてある。71は伝達軸で、軸受72によ
って回動自在に支承されており、一対の伝達ギヤ73を
介して伝達軸67に連繋させてある。74は軸71の下
端に取付けた駆動部材として例示する歯車で、基枠15
に回動自在に取付けられた歯車75を介して歯車34に
連繋させてある。次に77は伝達軸で、軸受78,79
によって回動自在に支承されており、また一対の伝達ギ
ヤ80を介してニップル操作軸9に連繋させてある。8
1は軸77の端部に取付けた伝達ギヤで、伝動筒22に
取付けた伝達ギヤ82と噛合っている。尚符号83乃至
85は周知の部材を示すもので、83は針板、84は主
軸7に連動させた下軸、85は釜を夫々示す。
を受け取って上記縫成の為の機構を駆動するようにした
駆動機構について説明する。43は伝達軸で、軸受4
4,45によって回動自在に支承されており、一対の伝
達ギヤ46を介して主軸7に連繋させてある。51は伝
達軸43の他端に固定された駆動輪、53は周知の天秤
駆動機構で、駆動輪51の偏心位置に取付けられたピン
52に連繋させてあり、駆動輪51の回動によって天秤
53aを周知の如く作動させるようになっている。54
はクランクロッドで、その一端(上端)は天秤駆動機構
53を介して上記ピン52に連繋させてある。55は針
棒24に固設した伝達部材で、背面に突設させた連結片
56にクランクロッド54の他端(下端)を連結してあ
る。57は針棒24に対しその軸線方向への摺動を自在
に遊嵌させた連動子で、針棒24の外周側に備えさせた
ばね58によって下方向きに付勢してある。59は前記
昇降筒17の上端に備えさせた連繋部で、連繋溝60が
周設してある。61は連繋枠で、この枠61に対する昇
降筒17の回動を許すように上記溝60に遊嵌させてあ
る。62は連動杆で、軸受63に対し上下動自在に挿通
してあり、その上端には連動子57の元部57aが、下
端には連繋枠61の元部61aが夫々固定してある。次
に67は伝達軸で、軸受68,69によって回動自在に
支承されており、一対の伝達ギヤ70を介して巻き操作
軸8に連繋させてある。71は伝達軸で、軸受72によ
って回動自在に支承されており、一対の伝達ギヤ73を
介して伝達軸67に連繋させてある。74は軸71の下
端に取付けた駆動部材として例示する歯車で、基枠15
に回動自在に取付けられた歯車75を介して歯車34に
連繋させてある。次に77は伝達軸で、軸受78,79
によって回動自在に支承されており、また一対の伝達ギ
ヤ80を介してニップル操作軸9に連繋させてある。8
1は軸77の端部に取付けた伝達ギヤで、伝動筒22に
取付けた伝達ギヤ82と噛合っている。尚符号83乃至
85は周知の部材を示すもので、83は針板、84は主
軸7に連動させた下軸、85は釜を夫々示す。
【0010】次に上記構成の多頭ミシンの制御機構を示
す図(主として図4)について説明する。先ず移動枠1
0の駆動機構において、90はパルスモータで、その回
動軸90aに取付けたピニオン91を移動枠10に連結
したラック92と噛合せてあり、移動枠10を矢印X方
向に移動させ得るようになっている。93はパルスモー
タで、その回動軸93aに取付けたピニオン94を移動
枠10に連結したラック95と噛合せてあり、移動枠1
0を矢印Y方向へ移動させるようになっている。96は
ドライバで、制御装置11からの制御信号に応じてモー
タ90,93を作動させ得るように周知の如く構成して
ある。97は主軸7に連結したモータ、98はドライバ
で、制御装置11からの制御信号に応じてモータ97を
作動させるようになっている。99は主軸7に連結した
ポジションコーダで、主軸7の状態(従ってそれに応動
する針棒24の状態)を検出しその検出信号を制御装置
11に与えるようになっている。100は巻き操作軸8
に連結したモータ、101はドライバで、制御装置11
からの制御信号に応じてモータ100を作動させ得るよ
うになっている。102はニップル操作軸9に連結した
モータ、103はドライバで、制御装置11からの制御
信号に応じてモータ102を作動させ得るようになって
いる。104はテープリーダで、縫成すべき文字、図柄
等のデータが予め記憶されたテープ105から上記デー
タを読み取ってそのデータ信号を制御装置11に与える
ようにしてある。
す図(主として図4)について説明する。先ず移動枠1
0の駆動機構において、90はパルスモータで、その回
動軸90aに取付けたピニオン91を移動枠10に連結
したラック92と噛合せてあり、移動枠10を矢印X方
向に移動させ得るようになっている。93はパルスモー
タで、その回動軸93aに取付けたピニオン94を移動
枠10に連結したラック95と噛合せてあり、移動枠1
0を矢印Y方向へ移動させるようになっている。96は
ドライバで、制御装置11からの制御信号に応じてモー
タ90,93を作動させ得るように周知の如く構成して
ある。97は主軸7に連結したモータ、98はドライバ
で、制御装置11からの制御信号に応じてモータ97を
作動させるようになっている。99は主軸7に連結した
ポジションコーダで、主軸7の状態(従ってそれに応動
する針棒24の状態)を検出しその検出信号を制御装置
11に与えるようになっている。100は巻き操作軸8
に連結したモータ、101はドライバで、制御装置11
からの制御信号に応じてモータ100を作動させ得るよ
うになっている。102はニップル操作軸9に連結した
モータ、103はドライバで、制御装置11からの制御
信号に応じてモータ102を作動させ得るようになって
いる。104はテープリーダで、縫成すべき文字、図柄
等のデータが予め記憶されたテープ105から上記デー
タを読み取ってそのデータ信号を制御装置11に与える
ようにしてある。
【0011】次に上記構成のものの動作を説明する。先
ず図2及び図3に示される機構の動作について説明す
る。
ず図2及び図3に示される機構の動作について説明す
る。
【0012】(1)主軸7が回動するとその回動力は符
号46,43,51,52で示される歯車、軸、ホイー
ル、軸等の部材を介して天秤駆動機構53に伝えられ、
機構53は天秤53aを周知の如く駆動する。上記駆動
力は符号54,56,55で示すクランク、ピン、伝達
部材を介して針棒24に伝えられ、針棒24が上下動す
る。これにより針29は針板83の透孔83aを介して
釜85まで達する周知の上下動を行なう。上記針棒24
の上下動と連動して昇降筒17も上下動する。即ち、針
棒24に一体化している伝達部材55の下動により、こ
れに当接している昇降筒側の連動子57はばね58に付
勢されて下動する。その下動は符号62,61,60,
59で示す各連繋部材を介して昇降筒17に伝えられ、
昇降筒17の下端布押え部20は針29に先行する状態
で針棒と一体状態で下動する。そしてニップル18の押
え部20が針板83上の布まで到達すると昇降筒17の
下動は停止し、押え部20は布109の上にある芯糸1
06を押え付ける。この後も上記針棒24の下動は継続
し、上記押え部20によって押え付けられた芯糸106
及び布109に対して針29が通され芯糸106は本縫
される。
号46,43,51,52で示される歯車、軸、ホイー
ル、軸等の部材を介して天秤駆動機構53に伝えられ、
機構53は天秤53aを周知の如く駆動する。上記駆動
力は符号54,56,55で示すクランク、ピン、伝達
部材を介して針棒24に伝えられ、針棒24が上下動す
る。これにより針29は針板83の透孔83aを介して
釜85まで達する周知の上下動を行なう。上記針棒24
の上下動と連動して昇降筒17も上下動する。即ち、針
棒24に一体化している伝達部材55の下動により、こ
れに当接している昇降筒側の連動子57はばね58に付
勢されて下動する。その下動は符号62,61,60,
59で示す各連繋部材を介して昇降筒17に伝えられ、
昇降筒17の下端布押え部20は針29に先行する状態
で針棒と一体状態で下動する。そしてニップル18の押
え部20が針板83上の布まで到達すると昇降筒17の
下動は停止し、押え部20は布109の上にある芯糸1
06を押え付ける。この後も上記針棒24の下動は継続
し、上記押え部20によって押え付けられた芯糸106
及び布109に対して針29が通され芯糸106は本縫
される。
【0013】一方、針棒24が上動するときには、先ず
針棒24が単独で上動し針29が上記の布109から抜
けた後に針棒24の伝達部材55が連動子57の下側に
当接する。その後は伝達部材55の上動により、符号5
7,62,61,60,59で示される上記部材を介し
て昇降筒17も上動し、ニップル18の押え部20は上
記の布上の芯糸106から持ち上げられる。以上の動作
は主軸7の連続的、断続的な回動に伴なって連続的、断
続的に行なわれる。
針棒24が単独で上動し針29が上記の布109から抜
けた後に針棒24の伝達部材55が連動子57の下側に
当接する。その後は伝達部材55の上動により、符号5
7,62,61,60,59で示される上記部材を介し
て昇降筒17も上動し、ニップル18の押え部20は上
記の布上の芯糸106から持ち上げられる。以上の動作
は主軸7の連続的、断続的な回動に伴なって連続的、断
続的に行なわれる。
【0014】(2)巻き操作軸8が回動すると、その回
動力は符号70・67,73,71,74,75,34
で示される部材を介して回動基枠33に伝えられ、回動
基枠33は針棒24の軸線の回りを回動する。従ってボ
ビン36、糸ガイド片39も同様に回動する。
動力は符号70・67,73,71,74,75,34
で示される部材を介して回動基枠33に伝えられ、回動
基枠33は針棒24の軸線の回りを回動する。従ってボ
ビン36、糸ガイド片39も同様に回動する。
【0015】(3)ニップル操作軸9が回動すると、そ
の回動力は符号80,77,81,82で示される部材
を介して伝動筒22に伝わり、伝動筒22は針棒24の
軸線の回りに回動する。その回動は更に昇降筒17に伝
わり、ニップル18が針棒24の軸線の回りに回動す
る。このニップル18の回動は糸通し孔21が上記軸線
に対し順次位置を変えていくよう比較的ゆっくりとした
(針棒24の上下動の速度に比較して)速度で行なわれ
る。尚その詳細は後述する。
の回動力は符号80,77,81,82で示される部材
を介して伝動筒22に伝わり、伝動筒22は針棒24の
軸線の回りに回動する。その回動は更に昇降筒17に伝
わり、ニップル18が針棒24の軸線の回りに回動す
る。このニップル18の回動は糸通し孔21が上記軸線
に対し順次位置を変えていくよう比較的ゆっくりとした
(針棒24の上下動の速度に比較して)速度で行なわれ
る。尚その詳細は後述する。
【0016】次に上記装置のうちの意匠糸縫付ミシンの
ヘッド6による意匠糸縫付の動作を図2乃至図5に基づ
いて説明する。その動作に先立って、先ず上糸105は
周知の上糸供給機構(図示外)から案内筒30、導入孔
26、針棒24の内部、導出孔27,針棒29の糸孔2
9a、透孔19に順次通される。また太径あるいは細径
の芯糸106は針棒24の上方開口部から針棒24の内
部、導出孔28、糸通し孔21に順に通される。更にま
た巻糸107はボビン36からガイド38、糸通し孔4
0に順に通される。一方下糸108は釜85から供給が
行なわれる状態にされる。
ヘッド6による意匠糸縫付の動作を図2乃至図5に基づ
いて説明する。その動作に先立って、先ず上糸105は
周知の上糸供給機構(図示外)から案内筒30、導入孔
26、針棒24の内部、導出孔27,針棒29の糸孔2
9a、透孔19に順次通される。また太径あるいは細径
の芯糸106は針棒24の上方開口部から針棒24の内
部、導出孔28、糸通し孔21に順に通される。更にま
た巻糸107はボビン36からガイド38、糸通し孔4
0に順に通される。一方下糸108は釜85から供給が
行なわれる状態にされる。
【0017】上記のような状態において、テープリーダ
104からのデータ信号が制御装置11に送られると制
御装置11からは各ドライバに夫々制御信号が送られ、
各モータが作動する。即ち、制御装置11からの信号に
よりドライバ98が作動してモータ97が回動し、主軸
7が回動する。これにより前述の如く針棒24が作動す
る。またこれと並行して制御装置11からドライバ96
へ向けての信号、即ち移動枠10をX方向及びY方向に
夫々どれだけ動かせという信号によりドライバ96が作
動して、モータ90,93が上記移動させるべき量に対
応する回数(あるいは角度)だけ回動する。これらの回
動は同時的に行なわれる。これらの回動により移動枠1
0は所定の方向に所定量だけ移動する。尚この移動は、
ポジションコーダ99からの検出信号が制御装置11に
与えられることにより針棒24の上下動と同期して行な
われる。即ちニップル18の押え部20が布の上面から
持ち上がっているときに行なわれる。上記のような針棒
24の上下動と移動枠10の移動により、図5に示され
る如く芯糸106は糸通し孔21を介して繰り出されな
がら,上糸105と下糸108とによって布109に縫
い付け(本縫い)られていく。
104からのデータ信号が制御装置11に送られると制
御装置11からは各ドライバに夫々制御信号が送られ、
各モータが作動する。即ち、制御装置11からの信号に
よりドライバ98が作動してモータ97が回動し、主軸
7が回動する。これにより前述の如く針棒24が作動す
る。またこれと並行して制御装置11からドライバ96
へ向けての信号、即ち移動枠10をX方向及びY方向に
夫々どれだけ動かせという信号によりドライバ96が作
動して、モータ90,93が上記移動させるべき量に対
応する回数(あるいは角度)だけ回動する。これらの回
動は同時的に行なわれる。これらの回動により移動枠1
0は所定の方向に所定量だけ移動する。尚この移動は、
ポジションコーダ99からの検出信号が制御装置11に
与えられることにより針棒24の上下動と同期して行な
われる。即ちニップル18の押え部20が布の上面から
持ち上がっているときに行なわれる。上記のような針棒
24の上下動と移動枠10の移動により、図5に示され
る如く芯糸106は糸通し孔21を介して繰り出されな
がら,上糸105と下糸108とによって布109に縫
い付け(本縫い)られていく。
【0018】上記のような縫い付け作動と並行して、制
御装置11からの信号によりドライバ101が作動して
モータ100が回動し軸8が回動する。これにより前述
の如くボビン36が針棒24の軸線の回りに回動する。
その結果、ボビン36に巻かれていた巻糸107は順次
繰り出されながら、図5に示される如く、布109に縫
い付けられていく芯糸106の回りに螺旋巻きされる。
尚上糸105及び下糸108による前記縫い付けのピッ
チと芯糸106に対する巻糸107の巻付のピッチとの
関係は、モータ97の回転速度とモータ100の回転速
度との関係を変えることによって任意に変化させること
ができる。その関係は、前者を複数回(少数点以下のあ
る数も含む)行なう間に後者を1回行なったり、あるい
は前者を1回行なう間に後者を複数回(少数点以下のあ
る数も含む)行なうような関係など任意に設定される。
御装置11からの信号によりドライバ101が作動して
モータ100が回動し軸8が回動する。これにより前述
の如くボビン36が針棒24の軸線の回りに回動する。
その結果、ボビン36に巻かれていた巻糸107は順次
繰り出されながら、図5に示される如く、布109に縫
い付けられていく芯糸106の回りに螺旋巻きされる。
尚上糸105及び下糸108による前記縫い付けのピッ
チと芯糸106に対する巻糸107の巻付のピッチとの
関係は、モータ97の回転速度とモータ100の回転速
度との関係を変えることによって任意に変化させること
ができる。その関係は、前者を複数回(少数点以下のあ
る数も含む)行なう間に後者を1回行なったり、あるい
は前者を1回行なう間に後者を複数回(少数点以下のあ
る数も含む)行なうような関係など任意に設定される。
【0019】上記のようにして芯106の縫い付け及び
巻糸107を行なっていく間に移動枠10の移動方向が
変化したとき(X方向とY方向の移動量の比率が変化し
たとき)には、ニップル18の方向転換が次のようにし
てなされる。即ち制御装置11からドライバ103へ
は、制御装置11からドライバ96に与えられるX方向
及びY方向の移動量の信号に対応する角度信号が常に与
えられている。従ってそのドライバ103によって、軸
9を回動させる為のモータ102は常に上記角度信号に
対応する状態に回動させられている。従って、上記移動
枠10の移動方向が変わると上記角度信号も変化し、そ
れに応じて軸9が回動する。軸9の回動は前述のように
して昇降筒17に伝えられ筒17が対応角度だけ回動
し、ニップル18も共に回動する。この回動は、ニップ
ル18における糸通し孔21が透孔19に対して常に移
動枠10の移動方向(即ち布109の移動方向)とは反
対の側に位置する状態となるように予め制御装置11に
設定しておかれる。上記のようにニップル18の回動
(方向転換)により、布109の移動方向が変わっても
常に芯糸106はその背側(布109に面する側とは反
対の側)から針29が刺し通される状態で布109に縫
い付けられる。その結果、図6に示される如く芯糸10
6が曲線状に縫い付けられる場合においても、その芯糸
106は確実にその中心線部分を縫い付けられる。
巻糸107を行なっていく間に移動枠10の移動方向が
変化したとき(X方向とY方向の移動量の比率が変化し
たとき)には、ニップル18の方向転換が次のようにし
てなされる。即ち制御装置11からドライバ103へ
は、制御装置11からドライバ96に与えられるX方向
及びY方向の移動量の信号に対応する角度信号が常に与
えられている。従ってそのドライバ103によって、軸
9を回動させる為のモータ102は常に上記角度信号に
対応する状態に回動させられている。従って、上記移動
枠10の移動方向が変わると上記角度信号も変化し、そ
れに応じて軸9が回動する。軸9の回動は前述のように
して昇降筒17に伝えられ筒17が対応角度だけ回動
し、ニップル18も共に回動する。この回動は、ニップ
ル18における糸通し孔21が透孔19に対して常に移
動枠10の移動方向(即ち布109の移動方向)とは反
対の側に位置する状態となるように予め制御装置11に
設定しておかれる。上記のようにニップル18の回動
(方向転換)により、布109の移動方向が変わっても
常に芯糸106はその背側(布109に面する側とは反
対の側)から針29が刺し通される状態で布109に縫
い付けられる。その結果、図6に示される如く芯糸10
6が曲線状に縫い付けられる場合においても、その芯糸
106は確実にその中心線部分を縫い付けられる。
【0020】次に図1に示されるAミシン5と、Bミシ
ン6の使用例を説明する。まずAミシン5,5,5を用
いて移動枠10に張られた布109に刺繍を行なう。こ
の刺繍は通常周知のAミシン5を用いる為、任意の模様
を縫うことができる。(例えば一本針方式のAミシンを
用いて図11の模様143を縫ってもよいし、通称カラ
ーチェンヂ方式(5本針のAミシン)を用いて縫っても
よい)この縫成に当って一般に知られている制御テープ
105(磁気テープ又はパンチ式のテープ)を用いる。
また周知のプログラム記憶装置(電子式)を用いてこれ
らの信号を制御装置11に送ってもよい。
ン6の使用例を説明する。まずAミシン5,5,5を用
いて移動枠10に張られた布109に刺繍を行なう。こ
の刺繍は通常周知のAミシン5を用いる為、任意の模様
を縫うことができる。(例えば一本針方式のAミシンを
用いて図11の模様143を縫ってもよいし、通称カラ
ーチェンヂ方式(5本針のAミシン)を用いて縫っても
よい)この縫成に当って一般に知られている制御テープ
105(磁気テープ又はパンチ式のテープ)を用いる。
また周知のプログラム記憶装置(電子式)を用いてこれ
らの信号を制御装置11に送ってもよい。
【0021】このようにしてAミシンによる周知の刺繍
縫(例えば模様143)が縫い終ると、移動枠10を
X’方向にW’寸法(Aミシンの針落ち位置と、Bミシ
ンの針落ち位置との間隔Wに相当する寸法)だけ移動さ
せる。次にBミシンを作動させて上記模様143の周囲
(これは模様143の内、立体感をもたせたい部分とい
う意味)を前記した芯糸106を廻らす。この場合、当
然のことながら図6のように芯糸106の周囲には巻糸
107があり上糸106と下糸108で芯糸106は布
に縫い付けられる。その芯糸106の配置は第11図の
模様144で示される。従ってこれら合成された縫成模
様は符号145で示すように、模様143の周囲の輪郭
を芯糸106で立体的に縁取りした状態になる。勿論模
様143と144の縫順を逆にしても、模様145のよ
うになるが仕上りの風合は異質なものとなる。また芯糸
模様の上をAミシンによる刺繍で覆うのも好ましい場合
がある。
縫(例えば模様143)が縫い終ると、移動枠10を
X’方向にW’寸法(Aミシンの針落ち位置と、Bミシ
ンの針落ち位置との間隔Wに相当する寸法)だけ移動さ
せる。次にBミシンを作動させて上記模様143の周囲
(これは模様143の内、立体感をもたせたい部分とい
う意味)を前記した芯糸106を廻らす。この場合、当
然のことながら図6のように芯糸106の周囲には巻糸
107があり上糸106と下糸108で芯糸106は布
に縫い付けられる。その芯糸106の配置は第11図の
模様144で示される。従ってこれら合成された縫成模
様は符号145で示すように、模様143の周囲の輪郭
を芯糸106で立体的に縁取りした状態になる。勿論模
様143と144の縫順を逆にしても、模様145のよ
うになるが仕上りの風合は異質なものとなる。また芯糸
模様の上をAミシンによる刺繍で覆うのも好ましい場合
がある。
【0022】次に上記縫成を制御する点について説明す
る。図7に示す制御テープにおいて、G区間は周知任意
のAミシン用プログラムを示す。例えばこれにより模様
143を刺繍する。Sはストップ信号位置で模様143
における「点」143’でAミシン縫を止める信号を出
す。次に11区間は移動枠10をX’方向に向けてW’
寸法だけ移動させる信号を出す区間である。ここでは前
記説明の如く制御装置11、パルスモータ90を介して
枠10を移動させる信号がでる。S’はストップ信号を
出す部分。I区間は模様144を縫う為に必要なプログ
ラムが納めてある区間で、点143’に対応する点14
4’から始まり、模様143の周囲の輪郭に対応する軌
跡プログラムによって全Bミシンを操作して前記の模様
145を縫成する。斯る縫作業において、終点143,
と始点144,を異ならしめたい場合は予めテープのプ
ログラムにおいて、又は制御装置11内の演算回路にお
いて対応演算修正すればよい。次にテープのS”はスト
ップ信号発生部、H’区間は移動枠10を次の縫成の為
に反X’方向に戻す信号プログラムが納めてあり、これ
で一工程を終えることができる。
る。図7に示す制御テープにおいて、G区間は周知任意
のAミシン用プログラムを示す。例えばこれにより模様
143を刺繍する。Sはストップ信号位置で模様143
における「点」143’でAミシン縫を止める信号を出
す。次に11区間は移動枠10をX’方向に向けてW’
寸法だけ移動させる信号を出す区間である。ここでは前
記説明の如く制御装置11、パルスモータ90を介して
枠10を移動させる信号がでる。S’はストップ信号を
出す部分。I区間は模様144を縫う為に必要なプログ
ラムが納めてある区間で、点143’に対応する点14
4’から始まり、模様143の周囲の輪郭に対応する軌
跡プログラムによって全Bミシンを操作して前記の模様
145を縫成する。斯る縫作業において、終点143,
と始点144,を異ならしめたい場合は予めテープのプ
ログラムにおいて、又は制御装置11内の演算回路にお
いて対応演算修正すればよい。次にテープのS”はスト
ップ信号発生部、H’区間は移動枠10を次の縫成の為
に反X’方向に戻す信号プログラムが納めてあり、これ
で一工程を終えることができる。
【0023】尚上記操作に当ってはAミシンと、Bミシ
ンの針棒24を交互に選択停止させる必要がある。この
場合は両ミシンに予め周知の目飛び機構、即ち、主軸7
に連なる伝達軸43によって回動させられるクランクロ
ッド54と、針棒24に固着してある連結片56との間
に、ソレノイドの作動によって両者の接合、離脱を可能
にする目飛び機構(必要があれば特開昭51−9947
号、特開昭55−40529号公報等参照)を備えさせ
ておき、それを上記制御装置11を利用した電子制御に
基づき選択的に停止させるようにすればよい。しかし手
動による場合は、図8〜図10に示すクラッチ機構を用
いてもよい。図において主軸7に伝動ギヤ46は遊嵌さ
れており、ボス136は一体回動可能に固着されてい
る。伝達ギヤ46にはカラー46aが固着されており、
手動ハンドル137の突出ビン140を図10のように
深穴141に挿入したときは7,136,46a,46
の部材は一体に回転し、突出ビン140を浅穴142に
挿入留着したときには連結ビン138の頭139は後退
してボス136は主軸7と共に回るが、伝達ギヤ46は
針棒24と共にに静止するようになっている。(注、図
8はAミシンを示すが、同時にBミシンの構造も同様に
しておき、テープにおけるS’位置ではAミシンを休止
させてBミシンを稼動させるように夫々のミシンに付設
してある手動ハンドル137を用いて切換操作するとよ
い)
ンの針棒24を交互に選択停止させる必要がある。この
場合は両ミシンに予め周知の目飛び機構、即ち、主軸7
に連なる伝達軸43によって回動させられるクランクロ
ッド54と、針棒24に固着してある連結片56との間
に、ソレノイドの作動によって両者の接合、離脱を可能
にする目飛び機構(必要があれば特開昭51−9947
号、特開昭55−40529号公報等参照)を備えさせ
ておき、それを上記制御装置11を利用した電子制御に
基づき選択的に停止させるようにすればよい。しかし手
動による場合は、図8〜図10に示すクラッチ機構を用
いてもよい。図において主軸7に伝動ギヤ46は遊嵌さ
れており、ボス136は一体回動可能に固着されてい
る。伝達ギヤ46にはカラー46aが固着されており、
手動ハンドル137の突出ビン140を図10のように
深穴141に挿入したときは7,136,46a,46
の部材は一体に回転し、突出ビン140を浅穴142に
挿入留着したときには連結ビン138の頭139は後退
してボス136は主軸7と共に回るが、伝達ギヤ46は
針棒24と共にに静止するようになっている。(注、図
8はAミシンを示すが、同時にBミシンの構造も同様に
しておき、テープにおけるS’位置ではAミシンを休止
させてBミシンを稼動させるように夫々のミシンに付設
してある手動ハンドル137を用いて切換操作するとよ
い)
【0024】次に図12は意匠糸縫付ミシンの異なる実
施例を示すものである。図において111は基枠15e
に形成された凹部、112は伝動筒22eに元部を固定
した支持腕、113は支持腕112の先端部に取付けた
軸片に回動自在に装着したボビンで、芯糸が巻回されて
いる。114は芯糸ガイドを示す。115は伝動筒22
eに穿設した案内孔を示す。一方、116は伝動筒71
eに取付けた駆動部材として例示するプーリ、117は
回動基枠33eと一体に形成されたプーリ(受動部材)
で、両プーリ116,117はタイミングベルト118
によって連繋させてある。更に、119は伝達軸43e
に固定したカムで、その周面に設けられたカム溝120
に天秤53aeを連繋させてあり、伝達軸43eの回動
によって天秤53aeが周知の作動をするようにしてあ
る。
施例を示すものである。図において111は基枠15e
に形成された凹部、112は伝動筒22eに元部を固定
した支持腕、113は支持腕112の先端部に取付けた
軸片に回動自在に装着したボビンで、芯糸が巻回されて
いる。114は芯糸ガイドを示す。115は伝動筒22
eに穿設した案内孔を示す。一方、116は伝動筒71
eに取付けた駆動部材として例示するプーリ、117は
回動基枠33eと一体に形成されたプーリ(受動部材)
で、両プーリ116,117はタイミングベルト118
によって連繋させてある。更に、119は伝達軸43e
に固定したカムで、その周面に設けられたカム溝120
に天秤53aeを連繋させてあり、伝達軸43eの回動
によって天秤53aeが周知の作動をするようにしてあ
る。
【0025】このような構成のものにあっては、ニップ
ル18eが前述と同様に方向転換するのに応して、ボビ
ン113も凹部111を通って針棒24eの回りに回動
することができる。従ってニップル18eが同じ方向に
次々と方向転換し、針棒24eの軸線を中心に360°
を越えて何回もぐるぐると回ることになっても、芯糸1
06eが針棒24eや針29eにからまったりするよう
な不都合は生じない。このことは同じ方向への曲がりが
ぐるぐると続くようなループ模様を縫うときに極めて好
都合である。尚機能上前述のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前述のものと同一の符号にアルフ
ァベットのeを加えた符号を付して重複する説明を省略
した。
ル18eが前述と同様に方向転換するのに応して、ボビ
ン113も凹部111を通って針棒24eの回りに回動
することができる。従ってニップル18eが同じ方向に
次々と方向転換し、針棒24eの軸線を中心に360°
を越えて何回もぐるぐると回ることになっても、芯糸1
06eが針棒24eや針29eにからまったりするよう
な不都合は生じない。このことは同じ方向への曲がりが
ぐるぐると続くようなループ模様を縫うときに極めて好
都合である。尚機能上前述のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前述のものと同一の符号にアルフ
ァベットのeを加えた符号を付して重複する説明を省略
した。
【0026】次に、前記ニップル18の方向転換による
糸通し孔21の位置決は、前の説明とは180°反対
に、糸通し孔21が針29の降りてくる透孔19に対し
て常に布の移動する方向の側に位置するようにしてもよ
い。即ち図5において、布109が矢印130方向に移
動するときにニップル18が図示されるような状態にあ
るようにしてもよい。この場合芯糸106は想像線で示
されるようにして縫い付けられていく。即ち芯糸106
は常に腹側が縫い付けられていき、縫い付が終わった状
態では上糸及び下糸が芯糸106にかくされて見えない
ようになる。
糸通し孔21の位置決は、前の説明とは180°反対
に、糸通し孔21が針29の降りてくる透孔19に対し
て常に布の移動する方向の側に位置するようにしてもよ
い。即ち図5において、布109が矢印130方向に移
動するときにニップル18が図示されるような状態にあ
るようにしてもよい。この場合芯糸106は想像線で示
されるようにして縫い付けられていく。即ち芯糸106
は常に腹側が縫い付けられていき、縫い付が終わった状
態では上糸及び下糸が芯糸106にかくされて見えない
ようになる。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明にあっては、1つ
の刺繍縫いミシンで刺繍縫いを施した後、別の刺繍縫い
ミシンによって上記布面に刺繍を施すに当っては、上記
制御装置から上記駆動機構に制御信号を送って、上記移
動枠を、上記一つの刺繍縫いミシンの針落ち位置と上記
別の刺繍縫いミシンの針落ち位置との相互間隔に相当す
る寸法だけ布枠を隣りの別の刺繍縫いミシンに移動させ
ることにより、二つの刺繍縫いミシンでもって一つの特
定個所に整合性のある刺繍模様を縫うことのできる効果
がある。また各ミシンは夫々に備えられた目飛び機構に
よって、上記一つの刺繍縫いミシンから別の刺繍縫いミ
シンに向けて布枠が移動されたときには針棒の動きが選
択され、必要なミシンのみを作動させて速やかに次の刺
繍縫いに入ることのできる効果がある。
の刺繍縫いミシンで刺繍縫いを施した後、別の刺繍縫い
ミシンによって上記布面に刺繍を施すに当っては、上記
制御装置から上記駆動機構に制御信号を送って、上記移
動枠を、上記一つの刺繍縫いミシンの針落ち位置と上記
別の刺繍縫いミシンの針落ち位置との相互間隔に相当す
る寸法だけ布枠を隣りの別の刺繍縫いミシンに移動させ
ることにより、二つの刺繍縫いミシンでもって一つの特
定個所に整合性のある刺繍模様を縫うことのできる効果
がある。また各ミシンは夫々に備えられた目飛び機構に
よって、上記一つの刺繍縫いミシンから別の刺繍縫いミ
シンに向けて布枠が移動されたときには針棒の動きが選
択され、必要なミシンのみを作動させて速やかに次の刺
繍縫いに入ることのできる効果がある。
【図1】全体の斜視図
【図2】意匠糸縫付ミシンのヘッドの縦断面図
【図3】図2の針棒位置を切断した断面図
【図4】制御機構図
【図5】縫付状態の拡大断面図
【図6】縫付完了状態の平面図
【図7】制御テープのプログラム位置を示す平面図
【図8】伝達ギヤの関連機構を示す要部斜視図
【図9】図8の縦断面図
【図10】図8の縦断面図
【図11】AミシンBミシンによる縫成結果を示す比較
用平面図
用平面図
【図12】Bミシンの異なる実施例を示す縦断面図
【符号の説明】 1 テーブル 5 刺繍縫いミシンのヘッド 6 意匠糸縫付ミシンのヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 テーブル面の上方には、テーブル面にお
ける夫々の針落ち位置に向けて上下動自在にしてある針
棒を備えている複数の刺繍縫いミシンを並置し、上記各
針棒を上下作動させると共に、制御装置から制御信号を
送って移動枠用の駆動機構を作動させて、上記テーブル
上に配置した移動枠を縦横に移動させ、その移動枠に付
した布面に対し刺繍縫いを施すようにしてある刺繍縫い
ミシンにおいて、一つの刺繍縫いミシンによって布面に
刺繍を施した後、別の刺繍縫いミシンによって上記布面
に刺繍を施すに当っては、上記制御装置から上記駆動機
構に制御信号を送って、上記移動枠を、上記一つの刺繍
縫いミシンの針落ち位置と上記別の刺繍縫いミシンの針
落ち位置との相互間隔に相当する寸法だけ横動させると
共に、上記それぞれの刺繍縫いミシンには主軸から針棒
への伝達の接合、離脱を自在にする為の目飛び機構を備
えさせておいて、上記制御装置からの制御信号によって
上記一つの刺繍縫いミシンの針棒の上下動作を停止させ
るようにしたことを特徴とする刺繍縫いミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309984A JPH0724711B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 刺繍縫いミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309984A JPH0724711B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 刺繍縫いミシン |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16259582A Division JPS5953752A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 工業用ミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523460A JPH0523460A (ja) | 1993-02-02 |
| JPH0724711B2 true JPH0724711B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=17999739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3309984A Expired - Lifetime JPH0724711B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 刺繍縫いミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724711B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4919872B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2012-04-18 | 株式会社バルダン | 刺繍方法 |
| CN117344466B (zh) * | 2023-11-09 | 2025-08-12 | 浙江玛雅机电科技有限公司 | 一种电脑绣花机的机头及电脑绣花机 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5342967A (en) * | 1976-09-26 | 1978-04-18 | Shigeo Tsuboi | Embroidering machine |
| JPS5648198A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-01 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Method of manufacturing flexible printed circuit board |
| JPS5927593B2 (ja) * | 1980-07-02 | 1984-07-06 | 篤重 近藤 | 格子模様縫製装置 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3309984A patent/JPH0724711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0523460A (ja) | 1993-02-02 |
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