JPH07247217A - 経皮吸収製剤 - Google Patents
経皮吸収製剤Info
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- JPH07247217A JPH07247217A JP6040905A JP4090594A JPH07247217A JP H07247217 A JPH07247217 A JP H07247217A JP 6040905 A JP6040905 A JP 6040905A JP 4090594 A JP4090594 A JP 4090594A JP H07247217 A JPH07247217 A JP H07247217A
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- drug
- percutaneous absorption
- higher fatty
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- fatty acid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】17−β−エストラジオール及びそのエステル
体のうち少なくともいずれか1種を薬物として含有す
る、皮膚刺激性が低く、かつ小面積で十分な薬物量が供
給可能な経皮吸収製剤を提供する。 【構成】基剤、薬物及び経皮吸収促進剤からなる経皮吸
収製剤であって、上記粘着剤がポリビニルピロリドン又
はポリエチレングリコールであり、上記薬物が17−β
−エストラジオール及びそのエステル体のうち少なくと
もいずれか1種であり、上記経皮吸収促進剤が、(a)
N−アシルサルコシンの塩、(b)炭素数8〜18の高
級脂肪酸の塩及び(c)炭素数10〜18の高級脂肪酸
と炭素数1〜20の脂肪族アルコールとの高級脂肪酸エ
ステルからなる群より選ばれる1種以上の化合物であ
る。
体のうち少なくともいずれか1種を薬物として含有す
る、皮膚刺激性が低く、かつ小面積で十分な薬物量が供
給可能な経皮吸収製剤を提供する。 【構成】基剤、薬物及び経皮吸収促進剤からなる経皮吸
収製剤であって、上記粘着剤がポリビニルピロリドン又
はポリエチレングリコールであり、上記薬物が17−β
−エストラジオール及びそのエステル体のうち少なくと
もいずれか1種であり、上記経皮吸収促進剤が、(a)
N−アシルサルコシンの塩、(b)炭素数8〜18の高
級脂肪酸の塩及び(c)炭素数10〜18の高級脂肪酸
と炭素数1〜20の脂肪族アルコールとの高級脂肪酸エ
ステルからなる群より選ばれる1種以上の化合物であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬物として17−β−
エストラジオール及びそのエステル体から選ばれる少な
くとも1種を含有する経皮吸収製剤に関する。
エストラジオール及びそのエステル体から選ばれる少な
くとも1種を含有する経皮吸収製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】エストラジオール及びそのエステル体
は、卵巣ホルモンとして知られており、その投与は女性
における更年期障害、骨粗鬆症の軽減や、月経異常など
の障害に有効な薬物であることが知られている。この薬
物を経口投与すると、肝代謝を大きく受けるために肝臓
に大きな負担がかかり、かつ薬物の体内利用率が著しく
低下する。従って、この薬物は、通常、注射による投与
が行われている。
は、卵巣ホルモンとして知られており、その投与は女性
における更年期障害、骨粗鬆症の軽減や、月経異常など
の障害に有効な薬物であることが知られている。この薬
物を経口投与すると、肝代謝を大きく受けるために肝臓
に大きな負担がかかり、かつ薬物の体内利用率が著しく
低下する。従って、この薬物は、通常、注射による投与
が行われている。
【0003】しかしながら、注射による投与を行うと薬
物の血中濃度が一時的に上昇するものの、血中濃度は長
時間維持されず、投与を頻繁に行う必要があるため、徐
放性製剤の使用が望まれている。徐放性製剤として、例
えば、経皮吸収型の製剤が挙げられる。
物の血中濃度が一時的に上昇するものの、血中濃度は長
時間維持されず、投与を頻繁に行う必要があるため、徐
放性製剤の使用が望まれている。徐放性製剤として、例
えば、経皮吸収型の製剤が挙げられる。
【0004】しかし、皮膚は体内への異物の侵入を防ぐ
生体防御機能を有するため、一般に皮膚を介して十分な
量の薬物を投与するのが難しい。そのため、薬物含有貼
付剤の面積を大きくしたり、経皮吸収促進剤を併用する
ことが検討されているが、まだ十分なものは得られてい
ない。
生体防御機能を有するため、一般に皮膚を介して十分な
量の薬物を投与するのが難しい。そのため、薬物含有貼
付剤の面積を大きくしたり、経皮吸収促進剤を併用する
ことが検討されているが、まだ十分なものは得られてい
ない。
【0005】エストラジオールやそのエステル体を効果
的に経皮投与するために、支持体上に薬物増進剤含有
層、拡散膜層及び触圧接着剤層が順次積層された多層構
造の貼付剤が開示されている(特開昭57−15412
2号公報)。この貼付剤では、薬物増進剤含有層が、エ
タノールをヒドロキシプロピルセルロースなどによりゲ
ル化させたゲル状物中にエストラジオールを含有する薬
物含有ゲルで構成されている。薬物とエタノールとは、
共に拡散膜層及び触圧接着剤層を透過し皮膚を通して吸
収される。エタノールの皮膚を通して吸収される速度は
約100〜800mg/hr/cm2 であり、そのため
エタノールに溶解している薬物の吸収も促進される。従
って、使用するエタノールの量によって薬物の放出性を
制御することが可能となる。
的に経皮投与するために、支持体上に薬物増進剤含有
層、拡散膜層及び触圧接着剤層が順次積層された多層構
造の貼付剤が開示されている(特開昭57−15412
2号公報)。この貼付剤では、薬物増進剤含有層が、エ
タノールをヒドロキシプロピルセルロースなどによりゲ
ル化させたゲル状物中にエストラジオールを含有する薬
物含有ゲルで構成されている。薬物とエタノールとは、
共に拡散膜層及び触圧接着剤層を透過し皮膚を通して吸
収される。エタノールの皮膚を通して吸収される速度は
約100〜800mg/hr/cm2 であり、そのため
エタノールに溶解している薬物の吸収も促進される。従
って、使用するエタノールの量によって薬物の放出性を
制御することが可能となる。
【0006】しかしながら、上記貼付剤は多層構造であ
るため厚さが厚くなるため、製造工程が複雑となり、皮
膚に貼付した時に違和感を与えたり、揮発性のエタノー
ルを用いているため、保存中又は貼付後にエタノールが
揮発し、薬物の放出能力が低下するという問題点があっ
た。また、エタノールは皮膚に対して刺激性を有するた
め、発赤などの皮膚障害を引き起こす可能性が大きく、
さらに、拡散層膜(制御膜として機能する)が介在する
ため、エタノール及び薬物の放出性がまだ十分とはいえ
ず、満足すべき薬効を得るためには、比較的大きな貼付
面積を必要とするという問題点があった。
るため厚さが厚くなるため、製造工程が複雑となり、皮
膚に貼付した時に違和感を与えたり、揮発性のエタノー
ルを用いているため、保存中又は貼付後にエタノールが
揮発し、薬物の放出能力が低下するという問題点があっ
た。また、エタノールは皮膚に対して刺激性を有するた
め、発赤などの皮膚障害を引き起こす可能性が大きく、
さらに、拡散層膜(制御膜として機能する)が介在する
ため、エタノール及び薬物の放出性がまだ十分とはいえ
ず、満足すべき薬効を得るためには、比較的大きな貼付
面積を必要とするという問題点があった。
【0007】また、支持体上にエストラジオール含有粘
着剤層が形成された貼付剤が開示されている(特開昭6
1−155321号公報)。この貼付剤は、粘着基剤、
ゴム、粘着性樹脂材料及びガラクトマンナンなどの水中
で膨潤するポリマーを主成分とする。この貼付剤は、多
層構造の貼付剤のように嵩高くなく、かつ所定の期間に
おいて比較的安定した薬物を供給することが可能である
が、薬物全体としての放出性が十分とはいえなかった。
着剤層が形成された貼付剤が開示されている(特開昭6
1−155321号公報)。この貼付剤は、粘着基剤、
ゴム、粘着性樹脂材料及びガラクトマンナンなどの水中
で膨潤するポリマーを主成分とする。この貼付剤は、多
層構造の貼付剤のように嵩高くなく、かつ所定の期間に
おいて比較的安定した薬物を供給することが可能である
が、薬物全体としての放出性が十分とはいえなかった。
【0008】さらに、所定の割合(重量比1:1〜1:
5)のプロピレングリコールとグルセリンとの混合物;
及び必要に応じて、薬物を0.5mg/mlの割合で溶
解し、かつ薬理的に許容される溶媒を含有する経皮吸収
製剤が開示されている(特開昭61−17513号公
報)。この製剤により、皮膚に対して温和な条件下で薬
物を比較的効果的に投与することが可能であるが、溶剤
を使用するため、この揮発により薬物の放出性が変化
し、さらに、薬物全体としての放出性が十分でなく、満
足すべき薬効を得るには、比較的大きな面積の製剤を必
要とするという問題点があった。
5)のプロピレングリコールとグルセリンとの混合物;
及び必要に応じて、薬物を0.5mg/mlの割合で溶
解し、かつ薬理的に許容される溶媒を含有する経皮吸収
製剤が開示されている(特開昭61−17513号公
報)。この製剤により、皮膚に対して温和な条件下で薬
物を比較的効果的に投与することが可能であるが、溶剤
を使用するため、この揮発により薬物の放出性が変化
し、さらに、薬物全体としての放出性が十分でなく、満
足すべき薬効を得るには、比較的大きな面積の製剤を必
要とするという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、17−β−エストラジオール及びそのエステル体の
うち少なくともいずれか1種を薬物として含有する、皮
膚刺激性が低く、かつ小面積で十分な薬物量が供給可能
な経皮吸収製剤を提供することにある。
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、17−β−エストラジオール及びそのエステル体の
うち少なくともいずれか1種を薬物として含有する、皮
膚刺激性が低く、かつ小面積で十分な薬物量が供給可能
な経皮吸収製剤を提供することにある。
【0010】
【0011】本発明の経皮吸収製剤は、基剤、薬物及び
経皮吸収促進剤よりなる。
経皮吸収促進剤よりなる。
【0012】上記基剤としては、ポリエチレングリコー
ル(例えば、日本薬局方「マクロゴール軟膏」等)又は
ポリビニルピロリドンが用いられる。
ル(例えば、日本薬局方「マクロゴール軟膏」等)又は
ポリビニルピロリドンが用いられる。
【0013】上記基剤には、必要に応じて、混合時に精
製水、エタノール、多価アルコール(例えば、グリセリ
ン)などの水溶性溶解剤;クロタミトン、流動パラフィ
ン、セバシン酸ジエチルなどの脂溶性溶解剤;pH調整
剤等が添加されてもよい。
製水、エタノール、多価アルコール(例えば、グリセリ
ン)などの水溶性溶解剤;クロタミトン、流動パラフィ
ン、セバシン酸ジエチルなどの脂溶性溶解剤;pH調整
剤等が添加されてもよい。
【0014】上記薬物としては、17−β−エストラジ
オール及びそのエステル体のうち少なくともいずれか1
種が用いられ、その使用量は、粘着剤層中5〜30重量
%が好ましく、より好ましくは8〜15重量%である。
オール及びそのエステル体のうち少なくともいずれか1
種が用いられ、その使用量は、粘着剤層中5〜30重量
%が好ましく、より好ましくは8〜15重量%である。
【0015】上記経皮吸収促進剤としては、N−アシル
サルコシンの塩(a)、高級脂肪酸の塩(b)及び高級
脂肪酸エステル(c)からなる群より選ばれる1種以上
の化合物が用いられる。
サルコシンの塩(a)、高級脂肪酸の塩(b)及び高級
脂肪酸エステル(c)からなる群より選ばれる1種以上
の化合物が用いられる。
【0016】上記N−アシルサルコシンの塩(a)とし
ては、例えば、N−ラウロイルサルコシン、ヤシ油脂肪
酸サルコシン、N−ステアロイルサルコシン、オレオイ
ルサルコシン、パルミトイルサルコシン等の塩が挙げら
れ、塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、
マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩等が挙
げられる。
ては、例えば、N−ラウロイルサルコシン、ヤシ油脂肪
酸サルコシン、N−ステアロイルサルコシン、オレオイ
ルサルコシン、パルミトイルサルコシン等の塩が挙げら
れ、塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、
マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩等が挙
げられる。
【0017】上記高級脂肪酸の塩(b)としては、炭素
数8〜18の脂肪酸、例えば、カプリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、パルミ
トレイン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール酸、リ
ノレン酸等の塩が挙げられ、塩としては、例えば、ナト
リウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩、アルミニウム塩等が挙げられる。
数8〜18の脂肪酸、例えば、カプリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、パルミ
トレイン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール酸、リ
ノレン酸等の塩が挙げられ、塩としては、例えば、ナト
リウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩、アルミニウム塩等が挙げられる。
【0018】上記高級脂肪酸エステル(c)は、炭素数
10〜18の高級脂肪酸と炭素数1〜20の脂肪族アル
コールとのエステルである。上記炭素数10〜18の高
級脂肪酸としては、例えば、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等が挙げら
れる。また、上記炭素数1〜20の脂肪族アルコールと
しては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、ヘキサノール、ペ
ンタノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノー
ル、セタノール等が挙げられる。
10〜18の高級脂肪酸と炭素数1〜20の脂肪族アル
コールとのエステルである。上記炭素数10〜18の高
級脂肪酸としては、例えば、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等が挙げら
れる。また、上記炭素数1〜20の脂肪族アルコールと
しては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、ヘキサノール、ペ
ンタノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノー
ル、セタノール等が挙げられる。
【0019】上記経皮吸収促進剤の使用量は、少なくな
ると十分な経皮吸収促進効果が得られず、多くなると粘
着剤との相溶性が低下し、粘着力が低下するので、粘着
剤層中0.1〜30重量%が好ましく、より好ましくは
3〜15重量%である。
ると十分な経皮吸収促進効果が得られず、多くなると粘
着剤との相溶性が低下し、粘着力が低下するので、粘着
剤層中0.1〜30重量%が好ましく、より好ましくは
3〜15重量%である。
【0020】本発明の経皮吸収製剤は、軟膏又はクリー
ム製剤として用いられ、所定量の基剤、薬物及び経皮吸
収促進剤等を混合することにより得られる。
ム製剤として用いられ、所定量の基剤、薬物及び経皮吸
収促進剤等を混合することにより得られる。
【0021】次に本発明2について説明する。本発明2
の経皮吸収製剤は支持体上に粘着剤層が設けられ、該粘
着剤層は基剤、薬物及び経皮吸収促進剤からなる。
の経皮吸収製剤は支持体上に粘着剤層が設けられ、該粘
着剤層は基剤、薬物及び経皮吸収促進剤からなる。
【0022】上記支持体としては、柔軟性を有し薬物不
透過性のものが好ましく、例えば、酢酸セルロース、エ
チルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、可塑化
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナイロン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共
重合体、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウ
レタン、ポリ塩化ビニリデン、アルミニウム等の素材の
単層シート、2種以上の積層体が用いられる。また、ア
ルミニウム以外の素材は織布や不織布として用いられて
もよい。
透過性のものが好ましく、例えば、酢酸セルロース、エ
チルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、可塑化
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナイロン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共
重合体、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウ
レタン、ポリ塩化ビニリデン、アルミニウム等の素材の
単層シート、2種以上の積層体が用いられる。また、ア
ルミニウム以外の素材は織布や不織布として用いられて
もよい。
【0023】上記基剤としては、ポリビニルピロリドン
が用いられる。この基剤には、必要に応じて、メチルメ
タクリレート、メタクリル酸、エチルアクリレート等の
重合体又はこれらの共重合体などの凝集助剤、グリセリ
ン等の流動性付与剤が添加されてもよい。
が用いられる。この基剤には、必要に応じて、メチルメ
タクリレート、メタクリル酸、エチルアクリレート等の
重合体又はこれらの共重合体などの凝集助剤、グリセリ
ン等の流動性付与剤が添加されてもよい。
【0024】上記薬物及び経皮吸収促進剤としては、本
発明で用いられるものと同一の成分が用いられる。
発明で用いられるものと同一の成分が用いられる。
【0025】本発明2の経皮吸収貼付剤の構成は、上述
の通りであり、溶剤塗工法などの従来公知の粘着テ−プ
の製造方法により支持体上に粘着剤層が形成される。溶
剤塗工を行う場合、例えば、所定量の基剤、薬物および
経皮吸収促進剤を、酢酸エチル等の溶媒に溶解または分
散させた後、これを支持体上に塗布、乾燥すして粘着剤
層を形成する方法又は剥離紙上に塗布、乾燥して粘着剤
層を形成し支持体上に転写する方法等が用いられる。こ
の剥離紙は使用時まで貼付剤の粘着剤層を保護するため
に用いられてもよい。
の通りであり、溶剤塗工法などの従来公知の粘着テ−プ
の製造方法により支持体上に粘着剤層が形成される。溶
剤塗工を行う場合、例えば、所定量の基剤、薬物および
経皮吸収促進剤を、酢酸エチル等の溶媒に溶解または分
散させた後、これを支持体上に塗布、乾燥すして粘着剤
層を形成する方法又は剥離紙上に塗布、乾燥して粘着剤
層を形成し支持体上に転写する方法等が用いられる。こ
の剥離紙は使用時まで貼付剤の粘着剤層を保護するため
に用いられてもよい。
【0026】上記粘着剤層の厚さは、薄くなると必要量
の薬物を含有させることができず、粘着力も不十分とな
り、厚くなると薬物が粘着剤層中に十分に拡散せず、有
効に利用されなくなるので、30〜200μmが好まし
い。
の薬物を含有させることができず、粘着力も不十分とな
り、厚くなると薬物が粘着剤層中に十分に拡散せず、有
効に利用されなくなるので、30〜200μmが好まし
い。
【0027】本発明2の経皮吸収製剤は、テープ剤やパ
ッチ剤等として好適に使用される。
ッチ剤等として好適に使用される。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 (実施例1)ポリエチレングリコール(日本薬局方「マ
クロゴール軟膏」)5.6g、17−β−エストラジオ
ール1.2g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム
1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収製
剤を得た。
クロゴール軟膏」)5.6g、17−β−エストラジオ
ール1.2g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム
1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収製
剤を得た。
【0029】(実施例2)ポリビニルピロリドン180
重量部、メチルメタクリレート−メタクリル酸(2:
1)共重合体10重量部、エチルアクリレート−メチル
メタクリレート(1:1)共重合体10重量部及びグリ
セリン75重量部のエタノール溶液(固形分濃度47重
量%)5.6g(固形分換算)に対して、メタノール
5.0g、エタノール7.0g、17−β−エストラジ
オール1.2g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウ
ム1.2gを容器に入れ、ミックスローターを用いて均
一に混合した。この混合溶液を離型処理したポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に、乾燥後の厚さが60μ
mとなるように塗布し、60℃のオーブン中で30分間
乾燥して粘着剤層を形成した後、この粘着剤層上にポリ
エチレンテレフタレートフィルムを積層して経皮吸収製
剤を得た。
重量部、メチルメタクリレート−メタクリル酸(2:
1)共重合体10重量部、エチルアクリレート−メチル
メタクリレート(1:1)共重合体10重量部及びグリ
セリン75重量部のエタノール溶液(固形分濃度47重
量%)5.6g(固形分換算)に対して、メタノール
5.0g、エタノール7.0g、17−β−エストラジ
オール1.2g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウ
ム1.2gを容器に入れ、ミックスローターを用いて均
一に混合した。この混合溶液を離型処理したポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に、乾燥後の厚さが60μ
mとなるように塗布し、60℃のオーブン中で30分間
乾燥して粘着剤層を形成した後、この粘着剤層上にポリ
エチレンテレフタレートフィルムを積層して経皮吸収製
剤を得た。
【0030】(実施例3)N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムに代えて、カプリン酸ナトリウム1.2gを使
用したこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤
を得た。
トリウムに代えて、カプリン酸ナトリウム1.2gを使
用したこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤
を得た。
【0031】(実施例4)ポリエチレングリコール(日
本薬局方「マクロゴール軟膏」)5.6g、17−β−
エストラジオール1.2g及びミリスチン酸イソプロピ
ル1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収
製剤を得た。
本薬局方「マクロゴール軟膏」)5.6g、17−β−
エストラジオール1.2g及びミリスチン酸イソプロピ
ル1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収
製剤を得た。
【0032】(実施例5)ミリスチン酸イソプロピルに
代えて、カプリン酸イソプロピル1.2gを用いたこと
以外は、実施例4と同様にして経皮吸収製剤を得た。
代えて、カプリン酸イソプロピル1.2gを用いたこと
以外は、実施例4と同様にして経皮吸収製剤を得た。
【0033】(実施例6)ミリスチン酸イソプロピルに
代えて、リノール酸メチル1.2gを用いたこと以外
は、実施例4と同様にして経皮吸収製剤を得た。
代えて、リノール酸メチル1.2gを用いたこと以外
は、実施例4と同様にして経皮吸収製剤を得た。
【0034】(実施例7)ポリエチレングリコール(日
本薬局方「マクロゴール軟膏」)6.5g、17−β−
エストラジオール1.29g、ミリスチン酸イソプロピ
ル1.29g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム
0.43gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収
製剤を得た。
本薬局方「マクロゴール軟膏」)6.5g、17−β−
エストラジオール1.29g、ミリスチン酸イソプロピ
ル1.29g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム
0.43gを乳鉢に入れ均一に分散混合させて経皮吸収
製剤を得た。
【0035】(実施例8)N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムに代えて、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム
0.43gを用いたこと以外は、実施例7と同様にして
経皮吸収製剤を得た。
トリウムに代えて、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム
0.43gを用いたこと以外は、実施例7と同様にして
経皮吸収製剤を得た。
【0036】(実施例9)N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムに代えて、オレイルサルコシンナトリウム0.
43gを用いたこと以外は、実施例7と同様にして経皮
吸収製剤を得た。
トリウムに代えて、オレイルサルコシンナトリウム0.
43gを用いたこと以外は、実施例7と同様にして経皮
吸収製剤を得た。
【0037】(実施例10)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、ミリスチン酸イソプロピル1.2
gを用いたこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
ナトリウムに代えて、ミリスチン酸イソプロピル1.2
gを用いたこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
【0038】(実施例11)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、カプリン酸イソプロピル1.2g
を用いたこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製
剤を得た。
ナトリウムに代えて、カプリン酸イソプロピル1.2g
を用いたこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製
剤を得た。
【0039】(実施例12)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、リノール酸メチル1.2gを用い
たこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
ナトリウムに代えて、リノール酸メチル1.2gを用い
たこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
【0040】(実施例13)ポリビニルピロリドン18
0重量部、メチルメタクリレート−メタクリル酸(2:
1)共重合体10重量部、エチルアクリレート−メチル
メタクリレート(1:1)共重合体10重量部及びグリ
セリン75重量部のエタノール溶液(固形分濃度47重
量%)5.6g(固形分換算)に対して、メタノール
5.0g、エタノール7.0g、17−β−エストラジ
オール1.29g、ミリスチン酸イソプロピル1.29
g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム0.43g
を容器に入れ、ミックスローターを用いて均一に混合し
た後、実施例1と同様にして経皮吸収製剤を得た。
0重量部、メチルメタクリレート−メタクリル酸(2:
1)共重合体10重量部、エチルアクリレート−メチル
メタクリレート(1:1)共重合体10重量部及びグリ
セリン75重量部のエタノール溶液(固形分濃度47重
量%)5.6g(固形分換算)に対して、メタノール
5.0g、エタノール7.0g、17−β−エストラジ
オール1.29g、ミリスチン酸イソプロピル1.29
g及びN−ラウロイルサルコシンナトリウム0.43g
を容器に入れ、ミックスローターを用いて均一に混合し
た後、実施例1と同様にして経皮吸収製剤を得た。
【0041】(実施例14)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウ
ム0.43gを用いたこと以外は、実施例13と同様に
して経皮吸収製剤を得た。
ナトリウムに代えて、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウ
ム0.43gを用いたこと以外は、実施例13と同様に
して経皮吸収製剤を得た。
【0042】(実施例15)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、オレイルサルコシンナトリウム
0.43gを用いたこと以外は、実施例13と同様にし
て経皮吸収製剤を得た。
ナトリウムに代えて、オレイルサルコシンナトリウム
0.43gを用いたこと以外は、実施例13と同様にし
て経皮吸収製剤を得た。
【0043】(実施例16)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、カプリン酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
ナトリウムに代えて、カプリン酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
【0044】(実施例17)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、オレイン酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
ナトリウムに代えて、オレイン酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
【0045】(実施例18)N−ラウロイルサルコシン
ナトリウムに代えて、リノール酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
ナトリウムに代えて、リノール酸ナトリウム0.43g
を用いたこと以外は、実施例13と同様にして経皮吸収
製剤を得た。
【0046】(比較例1)ポリエチレングリコール(日
本薬局方「マクロゴール軟膏」)6.8g及び17−β
−エストラジオール1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混
合させた経皮吸収製剤を得た。
本薬局方「マクロゴール軟膏」)6.8g及び17−β
−エストラジオール1.2gを乳鉢に入れ均一に分散混
合させた経皮吸収製剤を得た。
【0047】(比較例2)N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムに代えて、N−ラウロイルサルコシンを使用し
たこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
トリウムに代えて、N−ラウロイルサルコシンを使用し
たこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
【0048】(比較例3)エストラジオールの濃度を全
固形分中15重量%とし、N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムを全く使用しなかったこと以外は、実施例2と
同様にして経皮吸収製剤を得た。
固形分中15重量%とし、N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムを全く使用しなかったこと以外は、実施例2と
同様にして経皮吸収製剤を得た。
【0049】(比較例4)N−ラウロイルサルコシンナ
トリウムに代えて、N−ラウロイルサルコシンを使用し
たこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
トリウムに代えて、N−ラウロイルサルコシンを使用し
たこと以外は、実施例2と同様にして経皮吸収製剤を得
た。
【0050】(比較例5)シリコン系粘着剤(ダウコー
ニング社製「シラスコン355」)55重量部及びテル
ペン樹脂45重量部のテトラヒドロフラン溶液(固形分
濃度15重量%)84g(固形分換算)、テトラヒドロ
フラン10g、17−β−エストラジオール18g及び
N−ラウロイルサルコシンナトリウム18gを容器に入
れ均一に混合した後、実施例1と同様にして、経皮吸収
製剤を得た。
ニング社製「シラスコン355」)55重量部及びテル
ペン樹脂45重量部のテトラヒドロフラン溶液(固形分
濃度15重量%)84g(固形分換算)、テトラヒドロ
フラン10g、17−β−エストラジオール18g及び
N−ラウロイルサルコシンナトリウム18gを容器に入
れ均一に混合した後、実施例1と同様にして、経皮吸収
製剤を得た。
【0051】経皮吸収製剤の性能評価 上記実施例及び比較例で得られた経皮吸収製剤につき、
下記の性能評価を行いその結果を図2〜図8及び表1、
2に示した。 (1)皮膚透過性試験(I) 図1に示したフランツ型の拡散セル1を用いて、皮膚透
過性試験を行い皮膚透過量(μg)を測定した。図1に
おいて、拡散セル1は、有底円筒状のレセプター槽2
と、同レセプター槽2の上に配置された有底円筒状のド
ナー槽3から形成されている。また、ドナー槽3の底壁
中央部には開口部4が設けられ、ドナー槽3の下端及び
レセプター槽2の上端にはそれぞれ上側フランジ5及び
下側フランジ6が設けられている。さらに、レセプター
槽2の側壁には側方に突出したサンプリング口7が取り
付けられている。上記フランジ5とフランジ6は対向し
て重ね合わされ、レセプター槽2とドナ−槽3とが気密
状態ならびに同心状となるように積み重ねられている。
また、レセプター槽2の内部にはマグネット攪拌子9が
入れてある。
下記の性能評価を行いその結果を図2〜図8及び表1、
2に示した。 (1)皮膚透過性試験(I) 図1に示したフランツ型の拡散セル1を用いて、皮膚透
過性試験を行い皮膚透過量(μg)を測定した。図1に
おいて、拡散セル1は、有底円筒状のレセプター槽2
と、同レセプター槽2の上に配置された有底円筒状のド
ナー槽3から形成されている。また、ドナー槽3の底壁
中央部には開口部4が設けられ、ドナー槽3の下端及び
レセプター槽2の上端にはそれぞれ上側フランジ5及び
下側フランジ6が設けられている。さらに、レセプター
槽2の側壁には側方に突出したサンプリング口7が取り
付けられている。上記フランジ5とフランジ6は対向し
て重ね合わされ、レセプター槽2とドナ−槽3とが気密
状態ならびに同心状となるように積み重ねられている。
また、レセプター槽2の内部にはマグネット攪拌子9が
入れてある。
【0052】ヘアレスマウス(6週齢、♂)を頸椎脱臼
により屠殺した後、直ちに背部皮膚を剥離し、皮下脂肪
と筋層を除去して約5cm×5cmの皮膚片8を得た。
得られた皮膚片8を拡散セル1のフランジ5とフランジ
6との間に挟着し、ドナー層3の開口部4を皮膚片8で
完全に閉じるようにした後、試験片10をドナー層3の
開口部4にある皮膚片8の中央部に貼付した。
により屠殺した後、直ちに背部皮膚を剥離し、皮下脂肪
と筋層を除去して約5cm×5cmの皮膚片8を得た。
得られた皮膚片8を拡散セル1のフランジ5とフランジ
6との間に挟着し、ドナー層3の開口部4を皮膚片8で
完全に閉じるようにした後、試験片10をドナー層3の
開口部4にある皮膚片8の中央部に貼付した。
【0053】レセプター層2にはレセプター溶液を満た
し、温度37℃に保持された恒温槽内に設置し、マグネ
ット攪拌子9を回転させて攪拌した。試験開始3、18
及び24時間後に、サンプリング口7からレセプター液
1mlを採取し、採取したレセプター液中の17−β−
エストラジオール量を高速クロマトグラフィにより測定
し、試験片3.14cm2 当たりの皮膚透過量を図2、
3、5〜7に示した。なお、レセプター液の採取に際し
ては、採取後レセプター液を補充した。また、試験はn
=3で行い、平均値を計算した。
し、温度37℃に保持された恒温槽内に設置し、マグネ
ット攪拌子9を回転させて攪拌した。試験開始3、18
及び24時間後に、サンプリング口7からレセプター液
1mlを採取し、採取したレセプター液中の17−β−
エストラジオール量を高速クロマトグラフィにより測定
し、試験片3.14cm2 当たりの皮膚透過量を図2、
3、5〜7に示した。なお、レセプター液の採取に際し
ては、採取後レセプター液を補充した。また、試験はn
=3で行い、平均値を計算した。
【0054】なお、レセプター液は、NaH2PO4 5×10-4
mol 、Na2HPO4 2×10-4mol 、NaCl1.5×10-1mol 及び
ゲンタマイシン10ppm を蒸留水に溶解し、NaOHの1N水
溶液を添加してpHを 7.2に調製した後、さらにポリエチ
レングリコール400 を20重量%の割合で配合することに
より調製した。
mol 、Na2HPO4 2×10-4mol 、NaCl1.5×10-1mol 及び
ゲンタマイシン10ppm を蒸留水に溶解し、NaOHの1N水
溶液を添加してpHを 7.2に調製した後、さらにポリエチ
レングリコール400 を20重量%の割合で配合することに
より調製した。
【0055】また、試験片として次のものを使用した。 (イ)実施例1、4〜9及び比較例1、2、6の製剤
を、円形(面積3.14cm2 )に切り抜いたポリエチ
レンテレフタレートフィルムに塗布したものを試験 片
とした。 (ロ)実施例2、3、10〜15及び比較例3〜5、7
の製剤を円形(面積3.14cm2 )に切り抜いたもの
を試験片とした。
を、円形(面積3.14cm2 )に切り抜いたポリエチ
レンテレフタレートフィルムに塗布したものを試験 片
とした。 (ロ)実施例2、3、10〜15及び比較例3〜5、7
の製剤を円形(面積3.14cm2 )に切り抜いたもの
を試験片とした。
【0056】(2)皮膚透過性試験(II) 貼付面積10cm2 の製剤を試験片とし、この試験片を
前日に除毛した日本白色系雄性家兎(体重約3kg)の
腹部に貼付した。貼付3、9、18及び24時間後に耳
静脈から採血し常法によって得た血漿を高速クロマトグ
ラフィーの分析により血漿中の薬物濃度を測定した。
尚、試験はサンプル数n=3で行い、その平均値を図4
及び8に示した。
前日に除毛した日本白色系雄性家兎(体重約3kg)の
腹部に貼付した。貼付3、9、18及び24時間後に耳
静脈から採血し常法によって得た血漿を高速クロマトグ
ラフィーの分析により血漿中の薬物濃度を測定した。
尚、試験はサンプル数n=3で行い、その平均値を図4
及び8に示した。
【0057】(3)皮膚刺激性試験 馴化飼育中に毛刈りしたニュージーランドホワイト雄性
ウサギの背部に、貼付面積3.14cm2 に切断した製
剤を閉塞貼付した。貼付に際しては、ガーゼで保護、絆
創膏により固定しネックリングを装着した。24時間貼
付した後剥離し剥離30分後及び24時間後における皮
膚刺激性について、Draizeの判定基準に準じて肉
眼判定及び色彩色差測定を行った。尚、試験はサンプル
数n=6で行い、その平均値を表1に示した。
ウサギの背部に、貼付面積3.14cm2 に切断した製
剤を閉塞貼付した。貼付に際しては、ガーゼで保護、絆
創膏により固定しネックリングを装着した。24時間貼
付した後剥離し剥離30分後及び24時間後における皮
膚刺激性について、Draizeの判定基準に準じて肉
眼判定及び色彩色差測定を行った。尚、試験はサンプル
数n=6で行い、その平均値を表1に示した。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明の経皮吸収製剤の構成は、上述の
通りであり、経皮吸収促進剤として、高級脂肪酸エステ
ル、アシルサルコシンの塩及び高級脂肪酸の塩からなる
群より選ばれる1種以上の化合物を用いるので、皮膚を
刺激することなく、小面積で十分な薬物量を経皮吸収さ
せることができる。
通りであり、経皮吸収促進剤として、高級脂肪酸エステ
ル、アシルサルコシンの塩及び高級脂肪酸の塩からなる
群より選ばれる1種以上の化合物を用いるので、皮膚を
刺激することなく、小面積で十分な薬物量を経皮吸収さ
せることができる。
【図1】皮膚透過性試験(I)に用いた拡散セルの斜視
図である。
図である。
【図2】皮膚透過性試験(I)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図3】皮膚透過性試験(I)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図4】皮膚透過性試験(II)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図5】皮膚透過性試験(I)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図6】皮膚透過性試験(I)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図7】皮膚透過性試験(I)の結果を示すグラフであ
る。
る。
【図8】皮膚透過性試験(II)の結果を示すグラフであ
る。
る。
1 拡散セル 2 レセプター槽 3 ドナー槽 4 開口部 5,6 フランジ 7 サンプリング口 8 皮膚片 10 試験片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/06 F 9/70 353 363 364 47/12 E 47/14 E 47/16 E 47/32 B Z 47/34 B
Claims (2)
- 【請求項1】基剤、薬物及び経皮吸収促進剤からなる経
皮吸収製剤であって、上記基剤がポリビニルピロリドン
又はポリエチレングリコールであり、上記薬物が17−
β−エストラジオール及びそのエステル体のうち少なく
ともいずれか1種であり、上記経皮吸収促進剤が、
(a)N−アシルサルコシンの塩、(b)炭素数8〜1
8の高級脂肪酸の塩及び(c)炭素数10〜18の高級
脂肪酸と炭素数1〜20の脂肪族アルコールとの高級脂
肪酸エステルからなる群より選ばれる1種以上の化合物
であることを特徴とする経皮吸収製剤。 - 【請求項2】支持体上に、基剤、薬物及び経皮吸収促進
剤からなる粘着剤層が設けられた経皮吸収製剤であっ
て、上記基剤がポリビニルピロリドンであり、上記薬物
が17−β−エストラジオール及びそのエステル体のう
ち少なくともいずれか1種であり、上記経皮吸収促進剤
が、(a)N−アシルサルコシンの塩、(b)炭素数8
〜18の高級脂肪酸の塩及び(c)炭素数10〜18の
高級脂肪酸と炭素数1〜20の脂肪族アルコールとの高
級脂肪酸エステルからなる群より選ばれる1種以上の化
合物であることを特徴とする経皮吸収製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040905A JPH07247217A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 経皮吸収製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040905A JPH07247217A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 経皮吸収製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07247217A true JPH07247217A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12593530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6040905A Pending JPH07247217A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 経皮吸収製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07247217A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005102393A1 (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-03 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 粘着基剤中の吸収促進剤の含有率を高めた外用貼付剤 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6040905A patent/JPH07247217A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005102393A1 (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-03 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 粘着基剤中の吸収促進剤の含有率を高めた外用貼付剤 |
| JPWO2005102393A1 (ja) * | 2004-04-21 | 2008-03-06 | 久光製薬株式会社 | 粘着基剤中の吸収促進剤の含有率を高めた外用貼付剤 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040225 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040623 |