JPH07247805A - タービン車室支持構造 - Google Patents

タービン車室支持構造

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JPH07247805A
JPH07247805A JP4089094A JP4089094A JPH07247805A JP H07247805 A JPH07247805 A JP H07247805A JP 4089094 A JP4089094 A JP 4089094A JP 4089094 A JP4089094 A JP 4089094A JP H07247805 A JPH07247805 A JP H07247805A
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casing
flange
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turbine casing
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JP4089094A
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Asaharu Matsuo
朝春 松尾
Takashi Kimura
孝 木村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 それぞれ側方へ突出したフランジを有する半
円筒状鋼製の車室上半部と車室下半部とを前記フランジ
部で結合して構成されたタービン車室を、コンクリート
を主体として形成された基礎上に支持するタービン車室
支持構造において、運転時(高温時)における支持構造
の熱膨張によって生じていたタービン車室の上方移動を
低減し、振動の発生を防止する。 【構成】 前記車室下半部のフランジを側方へさらに延
長すると共に、前記コンクリート基礎の一部を上方へ延
長して、その上面に鋼製の台板を締結し、前記車室下半
部のフランジを前記台板上に載置することによって、タ
ービン車室を基礎上に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタービン車室の支持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のタービン車室の支持部の二
面図であり、同図(a)はタービン回転軸に直交する断
面図、同図(b)は同図(a)のY−Y断面図である。
図において、1は車室上半部本体、2は車室下半部本
体、3は上記上半部本体と下半部本体とから構成される
円筒状の車室である。4は上記車室上半部本体1に連な
る車室上半部フランジ、5は上記車室下半部本体2に連
なる車室下半部フランジ、6はリブ、7はサポートと称
される部材である。車室下半部本体2、車室下半部フラ
ンジ5、リブ6、およびサポート7は溶接によって結合
されて一体のものとなっている。10は基礎、8はボル
トによって基礎10に締結固定されている台板である。
サポート7より上の部分は台板8の上に載せられている
(締結されていない)。前記車室下半部フランジ5、リ
ブ6、サポート7、および台板8によって車室3を支持
する支持部9が構成される。基礎10はコンクリートが
主体であるが、台板8を取付ける基礎上面部分はセメン
ト(グラウト)である。車室3および支持部9の要素部
材は鋼材で作られている。11は基礎10の上面、12
は車室3の中心を通る水平面、Aは基礎上面11から測
った車室中心水平面12の常温時の高さである。
【0003】図4は上記従来技術の作用説明図であり、
同図(a)はタービンが運転されていない時、即ち常温
時の状態、同図(b)はタービンが運転されている時、
即ち高温時の状態を示している。図において、3は車
室、13は回転体、14は回転体中心水平面、9は車室
を支持する支持部である。回転体13は車室とは別の場
所で、車室とは独立に支持されている。タービンが停止
している時、即ち、常温の時(図4(a))には、車室
中心水平面12は回転体中心水平面14と一致し、いず
れもその高さはAである。タービンが運転され、回転体
13が回転し、車室3が高温となった時(図4
(b))、車室内の熱が支持部9に伝達され、同支持部
は熱膨張によって伸びる。この時、車室中心水平面12
は上方へ移動する。A’は高温時の車室中心水平面12
の高さである。回転体中心水平面14は移動しないの
で、その高さAは変わらない。これによって車室と回転
体とは芯ずれの状態となる。ΔAは支持部の熱伸びによ
る車室中心の移動量である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のタービン車室に
おいては、その支持部9へ車室3から熱が伝達され、高
温となり、支持部は伸びる。特に、車室下半部本体2か
らリブ6への熱伝導が大きい。この熱伸びによって車室
3が上方へ移動し、別な場所で車室とは独立に支持され
ている回転体13と車室3の間に芯ずれが生じていた。
従来技術の場合の一具体例は次の通りである。停止時の
車室中心の高さ(A)=760mm ,運転時の支持部9
の温度=300℃(最大),運転時の車室中心の移動量
(ΔA)=2mm(最大),
【0005】上記車室中心の移動量が最大値に近くなる
と、車室に固定されているシールフィンに回転体が接触
する。図4(b)において、15はその接触点である。
シールフィンの厚さの最大部は0.8mmであり、仮に接
触しても事故とはならないが、この接触によって振動が
発生し好ましくない。
【0006】本発明は、高温時(運転時)においても車
室の移動がほとんど無いようにして、上記接触による振
動の発生を防止しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、それぞれ側方へ突出したフランジを
有する半円筒状鋼製の車室上半部と車室下半部とを前記
フランジ部で結合して構成されたタービン車室を、コン
クリートを主体として形成された基礎上に支持するター
ビン車室支持構造において、前記車室下半部のフランジ
を側方へさらに延長すると共に、前記コンクリート基礎
の一部を上方へ延長して、その上面に鋼製の台板を締結
し、前記車室下半部のフランジを前記台板上に載置する
ことによって、タービン車室を基礎上に支持することを
特徴とするタービン車室支持構造に関するものである。
【0008】
【作用】鋼製部分の高さは短く、かつ台板は車室から離
れているので、温度上昇は少なく、鋼製部分の上下方向
の熱伸び量は小さい。また、上方へ延長された基礎はコ
ンクリート製であり、膨張係数が小さいので、上下方向
の熱伸び量は小さい。したがって全体としての上下方向
熱伸びは小さいので、タービン車室の上方移動は低減
し、振動発生は防止される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るタービン車室
の支持部の二面図であり、同図(a)はタービン回転軸
に直交する断面図、同図(b)は同図(a)のX−X断
面図である。図において、21は側方に延長された車室
下半部フランジ、22はその一部が上方に延長された基
礎、23はその延長部、24は基礎延長部23の上面に
ボルトで固定された台板である。台板は実質的には従来
のものと同じものである。車室下半部フランジ21は台
板24の上面に載せられている。上記フランジ21と台
板24とによって支持部25が構成されている。26は
基礎延長部の上面である。図1における基礎上面11の
位置は従来技術における基礎10の上面(図3における
基礎上面11)と同じ位置にある。Aは常温時におけ
る、基礎上面11から測った車室中心水平面12の高
さ、Bは常温時における支持部25の高さ、Cは常温時
における基礎延長部23の高さである。上記以外の構成
は従来技術と同じである。基礎22(含延長部23)は
コンクリートが主体であるが延長部23の上面約100
mmはセメント(グラウト)である。車室3および支持部
25の要素部材は鋼材で作られている。
【0010】本実施例の支持部25は、従来の支持部に
比してその長さが短く、基礎はその延長部23によって
上方へ延長されている。したがって車室中心高さ(A)
=支持部の高さ(B)+基礎延長部の高さ(C)、とい
う構成となっている。支持部25は、車室3(特に車室
下半部本体2)から離れているので温度が低く、かつそ
れ自体は鋼材製であるが、その高さ(B)が従来の支持
部9の高さ(A)に比して短いので、これらの理由によ
ってその熱伸び量は小さい。また基礎延長部23は主体
がコンクリートであるため、熱膨張係数が小さく、した
がって熱伸び量は小さい。これらの理由によって、車室
中心高さ(A)の変化は無視できるほど小さいものとな
っている。図2は上記実施例の作用説明図であるが、運
転時においても車室中心高さAはほとんど変わらないこ
とを示している。
【0011】本実施例における一具体例は次の通りであ
る。停止時の車室中心の高さ(A)=760mm ,停止
時の支持部25の高さ(B)=110mm ,停止時の基
礎延長部23の高さ(C)=650mm ,運転時の支持
部25の温度=300℃(最大),運転時の支持部25
の伸び=0.3mm(最大),運転時の基礎延長部23の
伸び=0.1mm(最大),運転時の車室中心の移動量=
0.4mm(最大),
【0012】以上述べた作用によって、車室が高温とな
るタービン運転時においても、車室中心はほとんど移動
しないので、回転体が車室シールフィンに接触して振動
を生じることが無くなる。
【0013】
【発明の効果】本発明のタービン車室支持構造において
は、前記車室下半部のフランジを側方へさらに延長する
と共に、前記コンクリート基礎の一部を上方へ延長し
て、その上面に鋼製の台板を締結し、前記車室下半部の
フランジを前記台板上に載置することによってタービン
車室を基礎上に支持するので、タービン運転時(高温
時)においても車室の上方移動がほとんど無く、内部を
回転する回転体と車室との接触を防止することができ、
振動の発生を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタービン車室の二面図
であり、(a)はタービン回転軸に直交する断面図、
(b)は(a)のX−X断面図。
【図2】上記実施例の作用説明図。
【図3】従来のタービン車室の支持部の二面図であり、
(a)はタービン回転軸に直交する断面図、(b)は
(a)のY−Y断面図。
【図4】上記従来技術の作用説明図。
【符号の説明】
1 車室上半部本体 2 車室下半部本体 3 車室 4 車室上半部フランジ 5 車室下半部フランジ 6 リブ 7 サポート 8 台板 9 支持部 10 基礎 11 基礎上面 12 車室中心水平面 13 回転体 14 回転体中心水平面 15 接触点 21 車室下半部フランジ 22 基礎 23 基礎延長部 24 台板 25 支持部 26 基礎延長部上面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ側方へ突出したフランジを有す
    る半円筒状鋼製の車室上半部と車室下半部とを前記フラ
    ンジ部で結合して構成されたタービン車室を、コンクリ
    ートを主体として形成された基礎上に支持するタービン
    車室支持構造において、前記車室下半部のフランジを側
    方へさらに延長すると共に、前記コンクリート基礎の一
    部を上方へ延長して、その上面に鋼製の台板を締結し、
    前記車室下半部のフランジを前記台板上に載置すること
    によって、タービン車室を基礎上に支持することを特徴
    とするタービン車室支持構造。
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