JPH07249213A - 複合型磁気ヘッド用ハウジング - Google Patents
複合型磁気ヘッド用ハウジングInfo
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- JPH07249213A JPH07249213A JP3863494A JP3863494A JPH07249213A JP H07249213 A JPH07249213 A JP H07249213A JP 3863494 A JP3863494 A JP 3863494A JP 3863494 A JP3863494 A JP 3863494A JP H07249213 A JPH07249213 A JP H07249213A
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- magnetic head
- core chip
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- housing
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】空気浮上面のスキージャンプ現象の発生を回避
し、またコイル巻線に際してのコアチップの破損を阻止
し、更にはコアチップの細身化を可能ならしめると共
に、バランス巻きの可能な新規な構造の複合型磁気ヘッ
ド用ハウジングを提供する。 【構成】非磁性セラミックス体からなる構造体8にて構
成され、二つのコイル巻線用孔12,12を、磁気記録
媒体摺動方向における一端側で摺動側となる面に平行で
且つ該摺動方向に直交するように有し、且つ摺動側とな
る面において該摺動方向に延びる平行な左右二つの空気
浮上面が形成される部位の間に、支持柱形成用孔14を
有し、該孔にて端部の左右二つの空気浮上面となる部位
に位置する支持柱18,18の何れか一方に、コアチッ
プを挿入、固定するためのスリット16を設けた。
し、またコイル巻線に際してのコアチップの破損を阻止
し、更にはコアチップの細身化を可能ならしめると共
に、バランス巻きの可能な新規な構造の複合型磁気ヘッ
ド用ハウジングを提供する。 【構成】非磁性セラミックス体からなる構造体8にて構
成され、二つのコイル巻線用孔12,12を、磁気記録
媒体摺動方向における一端側で摺動側となる面に平行で
且つ該摺動方向に直交するように有し、且つ摺動側とな
る面において該摺動方向に延びる平行な左右二つの空気
浮上面が形成される部位の間に、支持柱形成用孔14を
有し、該孔にて端部の左右二つの空気浮上面となる部位
に位置する支持柱18,18の何れか一方に、コアチッ
プを挿入、固定するためのスリット16を設けた。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、複合型磁気ヘッド用ハウジング
に係り、更に詳しくは固定磁気ディスク装置に使用され
る複合型磁気ヘッド、具体的には、そのコアスライダの
製造に用いられるハウジングに関するものである。
に係り、更に詳しくは固定磁気ディスク装置に使用され
る複合型磁気ヘッド、具体的には、そのコアスライダの
製造に用いられるハウジングに関するものである。
【0002】
【背景技術】固定磁気ディスク装置に用いられる浮上型
磁気ヘッド用コアスライダの中に、所謂コンポジット型
と称される形式のものがある。これは、空気浮上面(空
気ベアリング部)を有するスライダ本体と、磁気記録媒
体である磁気ディスクに所定の情報を書き込み或いはそ
れから読み出す記録/再生部を構成するためのコアチッ
プとを別々に作製し、そしてそれら別々に作製されたス
ライダ本体とコアチップとを一体的に組み付けて構成し
た構造のものであり、モノリシック型のものに比べて、
記録/再生を担うコアの厚み、ひいてはインダクタンス
を小さく為し得て、高周波特性を改善出来るといった特
徴を有している。
磁気ヘッド用コアスライダの中に、所謂コンポジット型
と称される形式のものがある。これは、空気浮上面(空
気ベアリング部)を有するスライダ本体と、磁気記録媒
体である磁気ディスクに所定の情報を書き込み或いはそ
れから読み出す記録/再生部を構成するためのコアチッ
プとを別々に作製し、そしてそれら別々に作製されたス
ライダ本体とコアチップとを一体的に組み付けて構成し
た構造のものであり、モノリシック型のものに比べて、
記録/再生を担うコアの厚み、ひいてはインダクタンス
を小さく為し得て、高周波特性を改善出来るといった特
徴を有している。
【0003】また、そのようなコンポジット型(複合
型)の磁気ヘッド用コアスライダの製造に際して、前述
したスライダ本体を与えるハウジングとしては、従来か
ら、例えば、図7に示される如きものが知られている。
この図7に示されるハウジング50は、CaTiO3 等
の非磁性セラミックスからなる直方体形状を呈する構造
体より構成され、その端部に、コイル巻線用の傾斜溝5
2と、空気浮上面となる部分の端部にコアチップ挿入用
の溝(スリット)54を有している。
型)の磁気ヘッド用コアスライダの製造に際して、前述
したスライダ本体を与えるハウジングとしては、従来か
ら、例えば、図7に示される如きものが知られている。
この図7に示されるハウジング50は、CaTiO3 等
の非磁性セラミックスからなる直方体形状を呈する構造
体より構成され、その端部に、コイル巻線用の傾斜溝5
2と、空気浮上面となる部分の端部にコアチップ挿入用
の溝(スリット)54を有している。
【0004】そして、かかるハウジング50のコアチッ
プ挿入用溝54内に、図8に示される如き、矩形枠体形
状のリング状を呈する周知のコアチップ56を挿入、位
置せしめ、ガラスボンディングにより一体とした後、図
9に示されるように、左右の空気浮上面58,58を切
削加工にて形成し、更に研磨仕上げを行ない、更にその
後、コアチップ56の一方の脚部60aにコイル62を
巻線することにより、目的とする複合型磁気ヘッド64
が構成されているのである。
プ挿入用溝54内に、図8に示される如き、矩形枠体形
状のリング状を呈する周知のコアチップ56を挿入、位
置せしめ、ガラスボンディングにより一体とした後、図
9に示されるように、左右の空気浮上面58,58を切
削加工にて形成し、更に研磨仕上げを行ない、更にその
後、コアチップ56の一方の脚部60aにコイル62を
巻線することにより、目的とする複合型磁気ヘッド64
が構成されているのである。
【0005】ところで、固定磁気ディスク装置の大容量
化、小型化が進むに伴い、磁気ヘッド、更にはそれに用
いられるコアスライダにおいても、小型化、高性能化が
要請され、とりわけインダクタンスの低減が必要となっ
てきており、このため、コアの小型化のみならず、コア
の各部位、特にコイルを巻く部位の断面積を小さくす
る、即ちコアの薄型化(細身化)が必要とされている。
化、小型化が進むに伴い、磁気ヘッド、更にはそれに用
いられるコアスライダにおいても、小型化、高性能化が
要請され、とりわけインダクタンスの低減が必要となっ
てきており、このため、コアの小型化のみならず、コア
の各部位、特にコイルを巻く部位の断面積を小さくす
る、即ちコアの薄型化(細身化)が必要とされている。
【0006】しかしながら、上述したような従来構造の
ハウジング50を用い、コアスライダを作製して、目的
とする磁気ヘッドを製造する場合において、薄型のコア
チップ56をコアチップ挿入用溝54内に挿入し、ガラ
スボンディングにて固定せしめた後、空気浮上面58を
切削加工にて形成し、これを研磨仕上げするとき、図1
0の(a)に示されるように、研磨時に空気浮上面58
にかかる荷重をコアチップ56が支え切れずに変形し
(曲がり)、そのため、図10の(b)に示される如
く、研磨後において、空気浮上面58の端部が跳ね上が
り、所謂スキージャンプ部分が出現し、磁気ヘッドの浮
上特性が劣化するばかりか、磁気ヘッドと磁気ディスク
との衝突(クラッシュ)が惹起される場合がある等、信
頼性を欠く問題があり、またコアチップ56にコイル6
2を巻線する際、薄いコアチップ56の脚部60aが破
損する等の、製品歩留り上の問題も内在するものであっ
た。更に、コアチップ挿入用溝54におけるコアチップ
56の細い(薄い)脚部60aの固定が不十分である場
合において、磁気ヘッドとしての作動中に、かかる脚部
60aの振動によるものと思われるノイズ、所謂RAW
(Ring After Write)ノイズが発生する等の問題もあっ
た。
ハウジング50を用い、コアスライダを作製して、目的
とする磁気ヘッドを製造する場合において、薄型のコア
チップ56をコアチップ挿入用溝54内に挿入し、ガラ
スボンディングにて固定せしめた後、空気浮上面58を
切削加工にて形成し、これを研磨仕上げするとき、図1
0の(a)に示されるように、研磨時に空気浮上面58
にかかる荷重をコアチップ56が支え切れずに変形し
(曲がり)、そのため、図10の(b)に示される如
く、研磨後において、空気浮上面58の端部が跳ね上が
り、所謂スキージャンプ部分が出現し、磁気ヘッドの浮
上特性が劣化するばかりか、磁気ヘッドと磁気ディスク
との衝突(クラッシュ)が惹起される場合がある等、信
頼性を欠く問題があり、またコアチップ56にコイル6
2を巻線する際、薄いコアチップ56の脚部60aが破
損する等の、製品歩留り上の問題も内在するものであっ
た。更に、コアチップ挿入用溝54におけるコアチップ
56の細い(薄い)脚部60aの固定が不十分である場
合において、磁気ヘッドとしての作動中に、かかる脚部
60aの振動によるものと思われるノイズ、所謂RAW
(Ring After Write)ノイズが発生する等の問題もあっ
た。
【0007】一方、コアチップ56の一方の脚部60a
のみならず、他方の脚部60bに対してもコイル62を
巻く、所謂バランス巻構造を採用すれば、コアチップ5
6のインダクタンスの低減が可能となり、また、誘導ノ
イズの低減も効果的に図り得ることとなるが、そのよう
なバランス巻構造を図9に示される如き磁気ヘッド64
の構造において採用すると、図7に示されるハウジング
50における傾斜溝52を更に深く形成することが必要
となるが、そのような場合には、上記した問題は更に一
層深刻なものとなるのである。
のみならず、他方の脚部60bに対してもコイル62を
巻く、所謂バランス巻構造を採用すれば、コアチップ5
6のインダクタンスの低減が可能となり、また、誘導ノ
イズの低減も効果的に図り得ることとなるが、そのよう
なバランス巻構造を図9に示される如き磁気ヘッド64
の構造において採用すると、図7に示されるハウジング
50における傾斜溝52を更に深く形成することが必要
となるが、そのような場合には、上記した問題は更に一
層深刻なものとなるのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑
みて為されたものであって、その課題とするところは、
上述の如き問題を悉く解決する、新しい構造の複合型磁
気ヘッド用ハウジングを提供することにある。
みて為されたものであって、その課題とするところは、
上述の如き問題を悉く解決する、新しい構造の複合型磁
気ヘッド用ハウジングを提供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、本発明は、かかる課題の解決のた
めに、非磁性セラミックスからなる構造体にて構成さ
れ、コイル巻線用孔となる二つの貫通した孔を、該構造
体の磁気記録媒体摺動方向における一端側に、それぞれ
該磁気記録媒体摺動側となる面に平行で且つ該摺動方向
に直交するように有すると共に、該磁気記録媒体摺動側
となる面において該摺動方向に延びる互いに平行な左右
の二つの空気浮上面が形成される部位の間に位置して、
該構造体内で前記二つの貫通孔を横切るように延びて前
記磁気記録媒体摺動方向における一端側の端面に達し、
該端面において開口する支持柱形成用孔を有し、また該
支持柱形成用孔にて該構造体の端部の左右に形成され
た、前記左右の二つの空気浮上面となる部位の前記摺動
方向における端部とそれよりも内側にそれぞれ位置する
第一及び第二の支持柱を有し、更にそれら左右の第一,
第二の支持柱の形成部位の何れか一方に、該構造体の端
面から延びて、前記二つの貫通孔に至る、コアチップを
挿入、固定するためのスリットを有することを特徴とす
る複合型磁気ヘッド用ハウジングを、その要旨とするも
のである。
めに、非磁性セラミックスからなる構造体にて構成さ
れ、コイル巻線用孔となる二つの貫通した孔を、該構造
体の磁気記録媒体摺動方向における一端側に、それぞれ
該磁気記録媒体摺動側となる面に平行で且つ該摺動方向
に直交するように有すると共に、該磁気記録媒体摺動側
となる面において該摺動方向に延びる互いに平行な左右
の二つの空気浮上面が形成される部位の間に位置して、
該構造体内で前記二つの貫通孔を横切るように延びて前
記磁気記録媒体摺動方向における一端側の端面に達し、
該端面において開口する支持柱形成用孔を有し、また該
支持柱形成用孔にて該構造体の端部の左右に形成され
た、前記左右の二つの空気浮上面となる部位の前記摺動
方向における端部とそれよりも内側にそれぞれ位置する
第一及び第二の支持柱を有し、更にそれら左右の第一,
第二の支持柱の形成部位の何れか一方に、該構造体の端
面から延びて、前記二つの貫通孔に至る、コアチップを
挿入、固定するためのスリットを有することを特徴とす
る複合型磁気ヘッド用ハウジングを、その要旨とするも
のである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
て、詳細に説明することとする
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
て、詳細に説明することとする
【0011】先ず、図1は、その(a)及び(b)にお
いて、本発明に従う複合型磁気ヘッド用ハウジングの異
なる一例をそれぞれ示しており、また図2及び図3に
は、それらハウジングを製造するための工程の一例が、
それぞれ示されている。それらの図において、本発明に
従う複合型磁気ヘッド用ハウジング10,10′を得る
ために、図2に示される製造工程においては、先ず、C
aTiO3 等の非磁性セラミックスからなる所定大きさ
の基板2及び平板4が準備される。なお、基板2の一方
の面には、所定の寸法、間隔を持って、互いに平行な四
つの幅方向(左右方向)の横溝2a,2a,2a,2a
及び長手方向(前後方向)の広幅の一つの縦溝2bが略
同一の深さにおいて設けられており、この縦溝2bに
て、基板2の両側部には、それぞれ所定高さ並びに長さ
の支持部2cが所定の間隔を隔てて形成されている。
いて、本発明に従う複合型磁気ヘッド用ハウジングの異
なる一例をそれぞれ示しており、また図2及び図3に
は、それらハウジングを製造するための工程の一例が、
それぞれ示されている。それらの図において、本発明に
従う複合型磁気ヘッド用ハウジング10,10′を得る
ために、図2に示される製造工程においては、先ず、C
aTiO3 等の非磁性セラミックスからなる所定大きさ
の基板2及び平板4が準備される。なお、基板2の一方
の面には、所定の寸法、間隔を持って、互いに平行な四
つの幅方向(左右方向)の横溝2a,2a,2a,2a
及び長手方向(前後方向)の広幅の一つの縦溝2bが略
同一の深さにおいて設けられており、この縦溝2bに
て、基板2の両側部には、それぞれ所定高さ並びに長さ
の支持部2cが所定の間隔を隔てて形成されている。
【0012】そして、それら基板2及び平板4の何れか
一方、或いは両方の接合面、即ち基板2の支持部2cの
頂面若しくは平板4の一方の面に、或いは両方の面に、
スパッタリングにて、若しくはガラスペーストの塗布、
焼き付け等の方法により、接合用のガラス膜を形成し、
その後、かかるガラス膜を介して、それら基板2及び平
板4を重ね合わせ、加熱せしめて、ガラスを軟化させる
ことにより、そのようなガラスにて接合し、接合体6を
作製し、更にそれを2分割(図2におけるX−X′の箇
所において)することにより、目的とするハウジングを
与える構造体8の二つを得るのである。なお、かかる基
板2と平板4との接合によって、基板2の左右方向に形
成された各横溝2aが平板4にて覆蓋されることによ
り、構造体8においては、その一端側において、幅方向
に延びる互いに平行な二つの貫通孔12,12が形成さ
れ、また、基板2の前後方向に延びる広幅の縦溝2bが
平板4にて覆蓋されることにより、構造体8内におい
て、それら二つの貫通孔12,12を横切って延び、該
構造体8の端面において開口する支持柱形成用孔14が
形成されることとなる。
一方、或いは両方の接合面、即ち基板2の支持部2cの
頂面若しくは平板4の一方の面に、或いは両方の面に、
スパッタリングにて、若しくはガラスペーストの塗布、
焼き付け等の方法により、接合用のガラス膜を形成し、
その後、かかるガラス膜を介して、それら基板2及び平
板4を重ね合わせ、加熱せしめて、ガラスを軟化させる
ことにより、そのようなガラスにて接合し、接合体6を
作製し、更にそれを2分割(図2におけるX−X′の箇
所において)することにより、目的とするハウジングを
与える構造体8の二つを得るのである。なお、かかる基
板2と平板4との接合によって、基板2の左右方向に形
成された各横溝2aが平板4にて覆蓋されることによ
り、構造体8においては、その一端側において、幅方向
に延びる互いに平行な二つの貫通孔12,12が形成さ
れ、また、基板2の前後方向に延びる広幅の縦溝2bが
平板4にて覆蓋されることにより、構造体8内におい
て、それら二つの貫通孔12,12を横切って延び、該
構造体8の端面において開口する支持柱形成用孔14が
形成されることとなる。
【0013】次いで、この構造体8に対して、図2にお
いて破線で示されている如き、切削等の機械加工が施さ
れることにより、構造体8の端部側の貫通孔12を横切
り、更に内側の貫通孔12に至る、構造体8の他端側に
延びるコアチップ挿入用スリット16が、コアチップを
収容するに充分な長さにおいて、所定幅で設けられるこ
ととなる。即ち、コアチップ挿入用スリット16は、構
造体8の二つの貫通孔12,12が形成された側の端部
において、支持柱形成用孔14の左右に位置する基板2
の支持部2c,2cにて構成される支持柱18,18の
一方の形成部位において設けられているのであり、図2
の左下図においては、そのようなスリット16が支持柱
18部位内に位置するように、また図2の右下図におい
ては、スリット16が支持柱18と支持柱形成用孔14
に跨がった状態において、それぞれ設けられる形態が示
されている。
いて破線で示されている如き、切削等の機械加工が施さ
れることにより、構造体8の端部側の貫通孔12を横切
り、更に内側の貫通孔12に至る、構造体8の他端側に
延びるコアチップ挿入用スリット16が、コアチップを
収容するに充分な長さにおいて、所定幅で設けられるこ
ととなる。即ち、コアチップ挿入用スリット16は、構
造体8の二つの貫通孔12,12が形成された側の端部
において、支持柱形成用孔14の左右に位置する基板2
の支持部2c,2cにて構成される支持柱18,18の
一方の形成部位において設けられているのであり、図2
の左下図においては、そのようなスリット16が支持柱
18部位内に位置するように、また図2の右下図におい
ては、スリット16が支持柱18と支持柱形成用孔14
に跨がった状態において、それぞれ設けられる形態が示
されている。
【0014】また、図3に示される複合型磁気ヘッド用
ハウジングの他の製造工程においては、基板2′と平板
4′の形状が、図2の製造工程において用いられるもの
とはやや異なっている。即ち、基板2′においては、そ
の中央部分に、所定幅の嵌合溝2′aが左右方向に設け
られており、一方平板4′には、その幅方向の左右にお
いて、所定の間隔を隔てて、所定長さの支持部4′aの
3つが、対称的に、それぞれ一体的に設けられている。
そして、かかる基板2′の嵌合溝2′a内に、平板4′
を、その支持部4′aが基板2′側に位置するようにし
て嵌合せしめて、上記図2の場合と同様にガラスにて接
合することにより、接合体6′を形成し、更にそれを2
分割(図3におけるX−X′の箇所において)すること
により、目的とするハンジングを与える構造体8′を得
るのである。なお、かかる基板2′に対する平板4′の
接合により、接合体6′には、四つの互いに平行な貫通
孔12′が左右方向に延びるように形成され、そして該
接合体6′のX−X′部位における切断によって、構造
体8′の一方の端部側には、二つの貫通孔12′,1
2′が位置せしめられ、更にそれら二つの貫通孔1
2′,12′を横切るように、該構造体8′内を延び
て、その端面に達し、該端面において開口する支持柱形
成用孔14′が形成されることとなる。
ハウジングの他の製造工程においては、基板2′と平板
4′の形状が、図2の製造工程において用いられるもの
とはやや異なっている。即ち、基板2′においては、そ
の中央部分に、所定幅の嵌合溝2′aが左右方向に設け
られており、一方平板4′には、その幅方向の左右にお
いて、所定の間隔を隔てて、所定長さの支持部4′aの
3つが、対称的に、それぞれ一体的に設けられている。
そして、かかる基板2′の嵌合溝2′a内に、平板4′
を、その支持部4′aが基板2′側に位置するようにし
て嵌合せしめて、上記図2の場合と同様にガラスにて接
合することにより、接合体6′を形成し、更にそれを2
分割(図3におけるX−X′の箇所において)すること
により、目的とするハンジングを与える構造体8′を得
るのである。なお、かかる基板2′に対する平板4′の
接合により、接合体6′には、四つの互いに平行な貫通
孔12′が左右方向に延びるように形成され、そして該
接合体6′のX−X′部位における切断によって、構造
体8′の一方の端部側には、二つの貫通孔12′,1
2′が位置せしめられ、更にそれら二つの貫通孔1
2′,12′を横切るように、該構造体8′内を延び
て、その端面に達し、該端面において開口する支持柱形
成用孔14′が形成されることとなる。
【0015】そして、かかる構造体8′に対して、図3
において破線で示されている如き、切削等の機械加工が
施されることにより、コアチップ挿入用スリット16′
が、端部側の貫通孔12′を横切り、内側の貫通孔1
2′に至る長さで、且つコアチップを収容するに充分な
長さにおいて、所定幅で設けられるのである。なお、図
3における左下図においては、支持柱形成用孔14′の
左右に形成された支持柱18′,18′の一方に対し
て、その形成部位内に位置するように、スリット16′
が設けられているのであり、また右下図においては、ス
リット16′が、支持柱18′と支持柱形成用孔14′
に跨がる状態において形成される形態が示されている。
において破線で示されている如き、切削等の機械加工が
施されることにより、コアチップ挿入用スリット16′
が、端部側の貫通孔12′を横切り、内側の貫通孔1
2′に至る長さで、且つコアチップを収容するに充分な
長さにおいて、所定幅で設けられるのである。なお、図
3における左下図においては、支持柱形成用孔14′の
左右に形成された支持柱18′,18′の一方に対し
て、その形成部位内に位置するように、スリット16′
が設けられているのであり、また右下図においては、ス
リット16′が、支持柱18′と支持柱形成用孔14′
に跨がる状態において形成される形態が示されている。
【0016】ところで、図1において、(a)の複合型
磁気ヘッド用ハウジング10は、図2における左下図に
示される如き機械加工を施して得られたものであり、ま
た(b)の複合型磁気ヘッド用ハウジング10′は、図
3における右下図に示される如き機械加工を施して得ら
れたものである。それら複合型磁気ヘッド用ハウジング
10,10′は、何れも、図1から明らかな如く、非磁
性セラミックスからなる、全体として矩形板状乃至はブ
ロック状の構造体8,8′にて構成され、その磁気記録
媒体摺動方向における一端側に位置するように、コイル
巻線用孔となる二つの貫通孔12,12;12′,1
2′を、かかる磁気記録媒体摺動側となる面に平行で且
つ該摺動方向に直交するように、有しているのである。
また、構造体8,8′の磁気記録媒体摺動方向における
一端側の端面に開口する支持柱形成用孔14,14′
が、かかる構造体8,8′内において、二つの貫通孔1
2,12;12′,12′を横切るように延びた形態に
おいて、該構造体8,8′の磁気記録媒体摺動側となる
面において、該摺動方向に延びる互いに平行な左右の二
つの空気浮上面が形成される部位の間に設けられ、その
孔14,14′の存在によって、かかる構造体8,8′
の端部の左右に、前記左右の二つの空気浮上面となる部
位に位置する支持柱18,18;18′,18′が、空
気浮上面形成部位を支持する形態において設けられてい
るのである。そして、この左右の支持柱18,18;1
8′,18′の何れか一方に、構造体8,8′の端面か
ら、端部側の貫通孔12,12′を横切り、更に内側の
貫通孔12,12′に至る、磁気記録媒体摺動方向に延
びるコアチップを挿入固定するためのスリット16,1
6′が、所定深さ(長さ)において設けられている。な
お、それら支持柱18,18;18′,18′は、それ
ぞれ、構造体8,8′の磁気記録媒体摺動方向における
一端側の端部に位置する第一の支持柱18a、18′a
と、かかる端部よりも内側に位置する二つの貫通孔1
2,12;12′,12′に挟まれた、第二の支持柱1
8b,18′bにて構成されている。また、構造体8に
おいては、スリット16の形成によって、一つの支持柱
18(18a,18b)は、二つに分割されることとな
り、更に構造体8′におけるスリット16′は、支持柱
18′(18′a,18′b)の内側に隣接した形態に
おいて、位置せしめられることとなる。
磁気ヘッド用ハウジング10は、図2における左下図に
示される如き機械加工を施して得られたものであり、ま
た(b)の複合型磁気ヘッド用ハウジング10′は、図
3における右下図に示される如き機械加工を施して得ら
れたものである。それら複合型磁気ヘッド用ハウジング
10,10′は、何れも、図1から明らかな如く、非磁
性セラミックスからなる、全体として矩形板状乃至はブ
ロック状の構造体8,8′にて構成され、その磁気記録
媒体摺動方向における一端側に位置するように、コイル
巻線用孔となる二つの貫通孔12,12;12′,1
2′を、かかる磁気記録媒体摺動側となる面に平行で且
つ該摺動方向に直交するように、有しているのである。
また、構造体8,8′の磁気記録媒体摺動方向における
一端側の端面に開口する支持柱形成用孔14,14′
が、かかる構造体8,8′内において、二つの貫通孔1
2,12;12′,12′を横切るように延びた形態に
おいて、該構造体8,8′の磁気記録媒体摺動側となる
面において、該摺動方向に延びる互いに平行な左右の二
つの空気浮上面が形成される部位の間に設けられ、その
孔14,14′の存在によって、かかる構造体8,8′
の端部の左右に、前記左右の二つの空気浮上面となる部
位に位置する支持柱18,18;18′,18′が、空
気浮上面形成部位を支持する形態において設けられてい
るのである。そして、この左右の支持柱18,18;1
8′,18′の何れか一方に、構造体8,8′の端面か
ら、端部側の貫通孔12,12′を横切り、更に内側の
貫通孔12,12′に至る、磁気記録媒体摺動方向に延
びるコアチップを挿入固定するためのスリット16,1
6′が、所定深さ(長さ)において設けられている。な
お、それら支持柱18,18;18′,18′は、それ
ぞれ、構造体8,8′の磁気記録媒体摺動方向における
一端側の端部に位置する第一の支持柱18a、18′a
と、かかる端部よりも内側に位置する二つの貫通孔1
2,12;12′,12′に挟まれた、第二の支持柱1
8b,18′bにて構成されている。また、構造体8に
おいては、スリット16の形成によって、一つの支持柱
18(18a,18b)は、二つに分割されることとな
り、更に構造体8′におけるスリット16′は、支持柱
18′(18′a,18′b)の内側に隣接した形態に
おいて、位置せしめられることとなる。
【0017】そして、このようなハウジング10,1
0′を用いて、図4の(a)及び(b)に示される如き
複合型磁気ヘッド20,20′が製造されるのである。
即ち、ハウジング10,10′のスリット16,16′
内に、図8に示されるコアチップ56と同様な、公知の
構造のコアチップ22,22′を挿入位置せしめ、公知
のガラスボンディング手法により、かかるコアチップ2
2,22′をハウジング10,10′に対して固定せし
めた後、それらハウジング10,10′の磁気記録媒体
摺動側となる面において、該摺動方向に延びる互いに平
行な左右の二つの空気浮上面24,24;24′,2
4′を、従来と同様に、研削及び研磨によって所定幅で
形成し、その後、コアチップ22,22′の両方の脚部
30a,30b;30′a,30′bに、コイル26,
26′をそれぞれ巻線することによって、目的とする複
合型磁気ヘッド20,20′が完成されるのである。な
お、左右の空気浮上面24,24;24′,24′のリ
ーディング側の端部には、穏やかな傾斜の斜面部(リー
ディングランプ)28,28;28′,28′が、それ
ぞれ従来と同様なリーディングランプ加工にて形成され
ている。
0′を用いて、図4の(a)及び(b)に示される如き
複合型磁気ヘッド20,20′が製造されるのである。
即ち、ハウジング10,10′のスリット16,16′
内に、図8に示されるコアチップ56と同様な、公知の
構造のコアチップ22,22′を挿入位置せしめ、公知
のガラスボンディング手法により、かかるコアチップ2
2,22′をハウジング10,10′に対して固定せし
めた後、それらハウジング10,10′の磁気記録媒体
摺動側となる面において、該摺動方向に延びる互いに平
行な左右の二つの空気浮上面24,24;24′,2
4′を、従来と同様に、研削及び研磨によって所定幅で
形成し、その後、コアチップ22,22′の両方の脚部
30a,30b;30′a,30′bに、コイル26,
26′をそれぞれ巻線することによって、目的とする複
合型磁気ヘッド20,20′が完成されるのである。な
お、左右の空気浮上面24,24;24′,24′のリ
ーディング側の端部には、穏やかな傾斜の斜面部(リー
ディングランプ)28,28;28′,28′が、それ
ぞれ従来と同様なリーディングランプ加工にて形成され
ている。
【0018】従って、このような構造の複合型磁気ヘッ
ド20,20′においては、左右の空気浮上面24,2
4;24′,24′の形成部位が、柱状の支持部(1
8,18′)にて支持された形態において、そのような
空気浮上面24,24′の形成のための研削、研磨加工
が実施されるものであるところから、そのような加工に
際して加わる荷重にて、かかる空気浮上面24,24′
が変形し、その端部が跳ね上がる、従来の如きスキージ
ャンプ現象は、全く惹起されることがないのであり、以
て磁気ヘッドの浮上特性が劣化したり、磁気ディスク
(磁気記録媒体)との衝突が惹起されたりすることも、
有効に回避され得て、その信頼性は著しく高められ得る
のである。
ド20,20′においては、左右の空気浮上面24,2
4;24′,24′の形成部位が、柱状の支持部(1
8,18′)にて支持された形態において、そのような
空気浮上面24,24′の形成のための研削、研磨加工
が実施されるものであるところから、そのような加工に
際して加わる荷重にて、かかる空気浮上面24,24′
が変形し、その端部が跳ね上がる、従来の如きスキージ
ャンプ現象は、全く惹起されることがないのであり、以
て磁気ヘッドの浮上特性が劣化したり、磁気ディスク
(磁気記録媒体)との衝突が惹起されたりすることも、
有効に回避され得て、その信頼性は著しく高められ得る
のである。
【0019】また、コアチップ挿入用スリット16,1
6′が、支持柱18,18′内に、或いはそれに隣接し
て設けられていることによって、そのようなスリット1
6,16′内に挿入、位置せしめられて、固定されるコ
アチップ22,22′は、支持柱18a,18bにて左
右から挟持せしめられた状態において、或いはその一方
の側部が支持柱18′にて補強された形態において、保
持されることとなるところから、かかるコアチップ2
2,22′の薄型化(細身化)が効果的に為され得、以
てインダクタンスの有効な低減が図られ得、またRAW
ノイズの軽減も有利に達成され得る他、コアチップ2
2,22′が左右に分割された支持柱18(18a、1
8b)若しくは片側の支持柱18′(18′a、18′
b)にて補強された形態において、コアチップ22,2
2′の両方の脚部30a,30b;30′a,30′b
に、コイル26,26′がそれぞれ巻線されることとな
るところから、それらコアチップ22,22′の両脚部
30a,30b;30′a,30′bが効果的に保護さ
れ得て、コイル巻線に際してのコアチップの破損等の問
題も惹起されることがなくなったのである。
6′が、支持柱18,18′内に、或いはそれに隣接し
て設けられていることによって、そのようなスリット1
6,16′内に挿入、位置せしめられて、固定されるコ
アチップ22,22′は、支持柱18a,18bにて左
右から挟持せしめられた状態において、或いはその一方
の側部が支持柱18′にて補強された形態において、保
持されることとなるところから、かかるコアチップ2
2,22′の薄型化(細身化)が効果的に為され得、以
てインダクタンスの有効な低減が図られ得、またRAW
ノイズの軽減も有利に達成され得る他、コアチップ2
2,22′が左右に分割された支持柱18(18a、1
8b)若しくは片側の支持柱18′(18′a、18′
b)にて補強された形態において、コアチップ22,2
2′の両方の脚部30a,30b;30′a,30′b
に、コイル26,26′がそれぞれ巻線されることとな
るところから、それらコアチップ22,22′の両脚部
30a,30b;30′a,30′bが効果的に保護さ
れ得て、コイル巻線に際してのコアチップの破損等の問
題も惹起されることがなくなったのである。
【0020】なお、図4の(a)に示される複合型磁気
ヘッド20におけるA−A断面が、図6における(a)
として示されているが、コアチップ22は、上述せるよ
うに、全体として矩形の環状構造を為しており、そして
良く知られている如く、その上辺に、記録/再生のため
の磁気ギャップ32を有し、またその磁気ギャップ32
を挟む部分に対して、トラック加工が施されて、所定高
さのトラック部34が形成されている一方、磁気ギャッ
プ32は、従来と同様に保護ガラス36にて保護される
構造となっている。そして、このような構造のコアチッ
プ22における両方の脚部30a,30bに対して、そ
れらを両側から挟む分割された支持柱18a,18bと
共に、図4に示されるように、コイル26が巻線される
ようになっているのである。
ヘッド20におけるA−A断面が、図6における(a)
として示されているが、コアチップ22は、上述せるよ
うに、全体として矩形の環状構造を為しており、そして
良く知られている如く、その上辺に、記録/再生のため
の磁気ギャップ32を有し、またその磁気ギャップ32
を挟む部分に対して、トラック加工が施されて、所定高
さのトラック部34が形成されている一方、磁気ギャッ
プ32は、従来と同様に保護ガラス36にて保護される
構造となっている。そして、このような構造のコアチッ
プ22における両方の脚部30a,30bに対して、そ
れらを両側から挟む分割された支持柱18a,18bと
共に、図4に示されるように、コイル26が巻線される
ようになっているのである。
【0021】また、図4に示される如き構造の磁気ヘッ
ド20,20′にあっては、コアチップ22,22′
が、ハウジング10,10′に一体的に設けられた支持
柱18(18a,18b),18′(18′a,18′
b)にて補強されていることにより、その両脚部30
a,30b;30′a,30′bは充分な強度を有し
て、例えば、図5や図6(b)に示される如く、コアチ
ップ22を固定せしめた状態下において、左右の支持柱
18,18に対して溝42を形成することにより、コア
チップ22の一方の脚部30aにおけるコイル巻線部分
の断面積をより一層小さくすることが出来、これによっ
て、インダクタンスをより低減することが、可能となる
のである。
ド20,20′にあっては、コアチップ22,22′
が、ハウジング10,10′に一体的に設けられた支持
柱18(18a,18b),18′(18′a,18′
b)にて補強されていることにより、その両脚部30
a,30b;30′a,30′bは充分な強度を有し
て、例えば、図5や図6(b)に示される如く、コアチ
ップ22を固定せしめた状態下において、左右の支持柱
18,18に対して溝42を形成することにより、コア
チップ22の一方の脚部30aにおけるコイル巻線部分
の断面積をより一層小さくすることが出来、これによっ
て、インダクタンスをより低減することが、可能となる
のである。
【0022】以上、本発明に従う複合型磁気ヘッド用ハ
ウジングについて、その代表的な例に基づいて詳細に説
明したが、本発明が、そのような例示の具体例にのみ限
定して解釈されるものでは決してなく、本発明の趣旨を
逸脱しない限りにおいて、本発明には、当業者の知識に
基づき、種々なる変更、修正、改良等を加えた形態にお
いて、実施され得るものであることが理解されるべきで
ある。
ウジングについて、その代表的な例に基づいて詳細に説
明したが、本発明が、そのような例示の具体例にのみ限
定して解釈されるものでは決してなく、本発明の趣旨を
逸脱しない限りにおいて、本発明には、当業者の知識に
基づき、種々なる変更、修正、改良等を加えた形態にお
いて、実施され得るものであることが理解されるべきで
ある。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従う複合型磁気ヘッド用ハウジングにおいては、その
コアチップ挿入用スリットが、かかるハウジングの磁気
記録媒体摺動側となる面とその反対側の面とを連結する
支持柱にて補強された形態において設けられ、そしてそ
のようなスリットに対して、コアチップが挿入固定せし
められることにより、コアチップが強度の大きな支持柱
に固定せしめられることとなるところから、コイルの巻
線に際して、コアチップが破損するようなことが効果的
に回避され得ることとなったのであり、また目的とする
空気浮上面を得るべく、研磨仕上げ加工を施した場合に
あっても、空気浮上面が跳ね上がる現象、換言すればス
キージャンプ現象が惹起されることも効果的に回避され
得ることとなったのである。
に従う複合型磁気ヘッド用ハウジングにおいては、その
コアチップ挿入用スリットが、かかるハウジングの磁気
記録媒体摺動側となる面とその反対側の面とを連結する
支持柱にて補強された形態において設けられ、そしてそ
のようなスリットに対して、コアチップが挿入固定せし
められることにより、コアチップが強度の大きな支持柱
に固定せしめられることとなるところから、コイルの巻
線に際して、コアチップが破損するようなことが効果的
に回避され得ることとなったのであり、また目的とする
空気浮上面を得るべく、研磨仕上げ加工を施した場合に
あっても、空気浮上面が跳ね上がる現象、換言すればス
キージャンプ現象が惹起されることも効果的に回避され
得ることとなったのである。
【0024】また、かかる本発明に従う複合型磁気ヘッ
ド用ハウジングにおいては、二つの貫通孔の存在にて、
支持柱が、磁気記録媒体摺動方向において端部側の第一
の支持柱と内側の第二の支持柱とから構成されると共
に、それら二つの支持柱にて、コアチップの両方の脚部
が補強せしめられた形態において、それら両方の脚部に
対するコイルの巻線が可能となり、従って、バランス巻
構造の採用が可能となるところから、インダクタンスの
低減、更には誘導ノイズの軽減が、効果的に図られ得る
こととなったのである。
ド用ハウジングにおいては、二つの貫通孔の存在にて、
支持柱が、磁気記録媒体摺動方向において端部側の第一
の支持柱と内側の第二の支持柱とから構成されると共
に、それら二つの支持柱にて、コアチップの両方の脚部
が補強せしめられた形態において、それら両方の脚部に
対するコイルの巻線が可能となり、従って、バランス巻
構造の採用が可能となるところから、インダクタンスの
低減、更には誘導ノイズの軽減が、効果的に図られ得る
こととなったのである。
【0025】しかも、ハウジングに一体的に設けられた
支持柱の存在にて、コアチップが補強されることによ
り、かかるコアチップの細身化を図って、そのインダク
タンスを効果的に低減せしめることが出来、またRAW
ノイズも有利に軽減することが出来ることとなったので
あり、特に支持柱に対して溝を形成することによって、
そのような支持柱に固定されたコアチップの脚部をも細
身化し、以てかかる脚部のコイル巻線部分の断面積を一
層小さくすることによって、そのインダクタンスをより
低減せしめることも可能となったのである。
支持柱の存在にて、コアチップが補強されることによ
り、かかるコアチップの細身化を図って、そのインダク
タンスを効果的に低減せしめることが出来、またRAW
ノイズも有利に軽減することが出来ることとなったので
あり、特に支持柱に対して溝を形成することによって、
そのような支持柱に固定されたコアチップの脚部をも細
身化し、以てかかる脚部のコイル巻線部分の断面積を一
層小さくすることによって、そのインダクタンスをより
低減せしめることも可能となったのである。
【図1】本発明に従う複合型磁気ヘッド用ハウジングを
示す斜視図であって、(a)及び(b)はその異なる例
を示している。
示す斜視図であって、(a)及び(b)はその異なる例
を示している。
【図2】図1に示されるハウジングの製造工程の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】図1に示されるハウジングの製造工程の他の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図4】図1に示されるハウジングを用いて得られた複
合型磁気ヘッドの一例を示す斜視説明図であり、(a)
及び(b)は、それぞれ図1における(a)及び(b)
に示されるハウジングを用いた場合を示している。
合型磁気ヘッドの一例を示す斜視説明図であり、(a)
及び(b)は、それぞれ図1における(a)及び(b)
に示されるハウジングを用いた場合を示している。
【図5】図4における(a)とは異なる構造の複合型磁
気ヘッドの他の例を示す斜視説明図である。
気ヘッドの他の例を示す斜視説明図である。
【図6】コアチップ固定部位における断面説明図であっ
て、(a)は図4の(a)に示される複合型磁気ヘッド
におけるA−A断面説明図であり、(b)は図5に示さ
れる複合型磁気ヘッドにおけるB−B断面説明図であ
る。
て、(a)は図4の(a)に示される複合型磁気ヘッド
におけるA−A断面説明図であり、(b)は図5に示さ
れる複合型磁気ヘッドにおけるB−B断面説明図であ
る。
【図7】従来の複合型磁気ヘッド用ハウジングの一例を
示す斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
【図8】従来のコアチップの一例を示す説明図であっ
て、(a)はその斜視図、(b)はその側面図をそれぞ
れ示している。
て、(a)はその斜視図、(b)はその側面図をそれぞ
れ示している。
【図9】図7に示される従来の複合型磁気ヘッド用ハウ
ジングを用いて作製された磁気ヘッドを示す斜視説明図
である。
ジングを用いて作製された磁気ヘッドを示す斜視説明図
である。
【図10】従来の複合型磁気ヘッド用ハウジングにおけ
る空気浮上面研磨時の状態を示す説明図であって、
(a)は空気浮上面研磨時にかかる荷重によってコアチ
ップが変形する状態を示す側面図であり、(b)は空気
浮上面研磨後に見られる空気浮上面のはね上がりの様子
を示す側面図である。
る空気浮上面研磨時の状態を示す説明図であって、
(a)は空気浮上面研磨時にかかる荷重によってコアチ
ップが変形する状態を示す側面図であり、(b)は空気
浮上面研磨後に見られる空気浮上面のはね上がりの様子
を示す側面図である。
2 基板 2a 嵌合溝 2b 縦溝 2c 支持部 4 平板 4′a支持部 6 接合体 8 構造体 10 磁気ヘッド用ハウジング 12 貫通孔 14 支持柱形成用孔 16 コアチップ
挿入用スリット 18 支持柱 18a 第一の支
持柱 18b 第二の支持柱 20 複合型磁気
ヘッド 22 コアチップ 24 空気浮上面 26 コイル 28 斜面部 30a 脚部 30b 脚部 32 磁気ギャップ 34 トラック部 36 保護ガラス 42 溝 50 ハウジング 52 傾斜溝 54 コアチップ挿入用溝 56 コアチップ 58 空気浮上面 60 脚部 62 コイル 64 複合型磁気
ヘッド
挿入用スリット 18 支持柱 18a 第一の支
持柱 18b 第二の支持柱 20 複合型磁気
ヘッド 22 コアチップ 24 空気浮上面 26 コイル 28 斜面部 30a 脚部 30b 脚部 32 磁気ギャップ 34 トラック部 36 保護ガラス 42 溝 50 ハウジング 52 傾斜溝 54 コアチップ挿入用溝 56 コアチップ 58 空気浮上面 60 脚部 62 コイル 64 複合型磁気
ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性セラミックスからなる構造体にて
構成され、コイル巻線用孔となる二つの貫通した孔を、
該構造体の磁気記録媒体摺動方向における一端側に、そ
れぞれ該磁気記録媒体摺動側となる面に平行で且つ該摺
動方向に直交するように有すると共に、該磁気記録媒体
摺動側となる面において該摺動方向に延びる互いに平行
な左右の二つの空気浮上面が形成される部位の間に位置
して、該構造体内で前記二つの貫通孔を横切るように延
びて前記磁気記録媒体摺動方向における一端側の端面に
達し、該端面において開口する支持柱形成用孔を有し、
また該支持柱形成用孔にて該構造体の端部の左右に形成
された、前記左右の二つの空気浮上面となる部位の前記
摺動方向における端部とそれよりも内側にそれぞれ位置
する第一及び第二の支持柱を有し、更にそれら左右の第
一,第二の支持柱の形成部位の何れか一方に、該構造体
の端面から延びて、前記二つの貫通孔に至る、コアチッ
プを挿入、固定するためのスリットを有することを特徴
とする複合型磁気ヘッド用ハウジング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3863494A JPH07249213A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 複合型磁気ヘッド用ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3863494A JPH07249213A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 複合型磁気ヘッド用ハウジング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249213A true JPH07249213A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12530679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3863494A Pending JPH07249213A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 複合型磁気ヘッド用ハウジング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249213A (ja) |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP3863494A patent/JPH07249213A/ja active Pending
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