JPH07249556A - 荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出方法 - Google Patents
荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出方法Info
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- JPH07249556A JPH07249556A JP6042261A JP4226194A JPH07249556A JP H07249556 A JPH07249556 A JP H07249556A JP 6042261 A JP6042261 A JP 6042261A JP 4226194 A JP4226194 A JP 4226194A JP H07249556 A JPH07249556 A JP H07249556A
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- scaling
- signal
- scanning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スケーリングを行った場合におけるマーク位
置検出の精度を高め、その後の描画精度を向上させるこ
とができる荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出
方法を実現する。 【構成】 キャリブレーションに使用する電子ビームの
走査位置信号(偏向増幅器16に供給される信号)とし
て、スケーリングをかけないときに使用する位置信号
に、スケーリング値の逆数をかけた信号を使用する。コ
ンピュータ11に、検出すべきマークの位置Mx,My
と、マーク走査位置Dx,Dyと、スケーリング値Sを
セットする。次に、コンピュータ11は与えられたスケ
ーリング値に基づいて、偏向増幅器16,18の可変抵
抗器22,23を制御する。最後に、マーク走査信号発
生器32からDA変換器17を介して偏向増幅器18に
供給されるマーク走査位置信号として、Dx/S,Dy
/Sをセットする。
置検出の精度を高め、その後の描画精度を向上させるこ
とができる荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出
方法を実現する。 【構成】 キャリブレーションに使用する電子ビームの
走査位置信号(偏向増幅器16に供給される信号)とし
て、スケーリングをかけないときに使用する位置信号
に、スケーリング値の逆数をかけた信号を使用する。コ
ンピュータ11に、検出すべきマークの位置Mx,My
と、マーク走査位置Dx,Dyと、スケーリング値Sを
セットする。次に、コンピュータ11は与えられたスケ
ーリング値に基づいて、偏向増幅器16,18の可変抵
抗器22,23を制御する。最後に、マーク走査信号発
生器32からDA変換器17を介して偏向増幅器18に
供給されるマーク走査位置信号として、Dx/S,Dy
/Sをセットする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビームやイオンビ
ームを被描画材料に投射するようにした荷電粒子ビーム
描画装置において、被描画材料の位置合わせを行う場合
などに用いられるマーク検出方法に関する。
ームを被描画材料に投射するようにした荷電粒子ビーム
描画装置において、被描画材料の位置合わせを行う場合
などに用いられるマーク検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム描画装置において、パターン
を描画する場合、電子ビームを偏向して一度に描画でき
る範囲(フィールド)が限られているため、電子ビーム
の偏向と被描画材料が載せられたステージの移動とを組
み合わせてチップ全体の所望の描画を行うようにしてい
る。そのため、ステージ移動量および方向、電子ビーム
の偏向量および偏向方向、電子ビームのサイズなどの描
画前の合わせ込み(キャリブレーションともいう)が、
精度の良い描画を行うために必須となる。また、このよ
うなキャリブレーションのいくつかは、周期的にチェッ
クを行う必要がある。上記キャリブレーションや重ね合
わせ描画の際の位置合わせ動作は、主として、被描画材
料や材料が載せられたステージに設けられたマークの位
置を検出することによって行う。
を描画する場合、電子ビームを偏向して一度に描画でき
る範囲(フィールド)が限られているため、電子ビーム
の偏向と被描画材料が載せられたステージの移動とを組
み合わせてチップ全体の所望の描画を行うようにしてい
る。そのため、ステージ移動量および方向、電子ビーム
の偏向量および偏向方向、電子ビームのサイズなどの描
画前の合わせ込み(キャリブレーションともいう)が、
精度の良い描画を行うために必須となる。また、このよ
うなキャリブレーションのいくつかは、周期的にチェッ
クを行う必要がある。上記キャリブレーションや重ね合
わせ描画の際の位置合わせ動作は、主として、被描画材
料や材料が載せられたステージに設けられたマークの位
置を検出することによって行う。
【0003】一方、実際の描画の際、設計されたデータ
に基づくパターンよりも少し大きめに、または、少し小
さめにパターンを描画したいという機能に対する要求が
ある。この機能はスケーリングと称している。この場
合、設計データそのものをスケーリングしてしまえば問
題は生じないが、膨大な設計データ全てに対してスケー
リングをかけることは極めて面倒で多大な時間が必要と
なる。そのため、設計データ自体は何等変更せず、描画
装置側にスケーリング機能を追加するようにしている。
に基づくパターンよりも少し大きめに、または、少し小
さめにパターンを描画したいという機能に対する要求が
ある。この機能はスケーリングと称している。この場
合、設計データそのものをスケーリングしてしまえば問
題は生じないが、膨大な設計データ全てに対してスケー
リングをかけることは極めて面倒で多大な時間が必要と
なる。そのため、設計データ自体は何等変更せず、描画
装置側にスケーリング機能を追加するようにしている。
【0004】描画装置側のスケーリング機能は、電子ビ
ームの偏向範囲、ステージの移動量をハードウェア的、
あるいは、ソフトウェア的に変えることによって行う。
より具体的には、位置決め用の偏向器に偏向電圧を供給
する偏向増幅器の出力電圧をスケーリング量に応じてア
ナログ的に変更することが行われている。また、ステー
ジの移動量はソフトウェアで変更を行っている。
ームの偏向範囲、ステージの移動量をハードウェア的、
あるいは、ソフトウェア的に変えることによって行う。
より具体的には、位置決め用の偏向器に偏向電圧を供給
する偏向増幅器の出力電圧をスケーリング量に応じてア
ナログ的に変更することが行われている。また、ステー
ジの移動量はソフトウェアで変更を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したスケーリング
機能を働かせた場合、そのまま電子ビームの偏向増幅器
から位置決め用偏向器に供給する出力電圧にスケーリン
グをかけてしまうと、ステージ移動量および方向、電子
ビームの偏向量および偏向方向などの描画前のキャリブ
レーションを行うときに問題が生じる。すなわち、この
キャリブレーションにおいては被描画材料やステージに
設けられたマークの位置を検出することによって行う
が、このマーク検出はスケーリングをかけた状態で行わ
れる。この時、電子ビームがマーク上を走査する位置
は、スケーリングをかけない状態に対して変化する。こ
のため、マーク位置の検出を行う場合、スケーリングを
かけない時に比べて電子ビームの走査位置がずれてしま
う。
機能を働かせた場合、そのまま電子ビームの偏向増幅器
から位置決め用偏向器に供給する出力電圧にスケーリン
グをかけてしまうと、ステージ移動量および方向、電子
ビームの偏向量および偏向方向などの描画前のキャリブ
レーションを行うときに問題が生じる。すなわち、この
キャリブレーションにおいては被描画材料やステージに
設けられたマークの位置を検出することによって行う
が、このマーク検出はスケーリングをかけた状態で行わ
れる。この時、電子ビームがマーク上を走査する位置
は、スケーリングをかけない状態に対して変化する。こ
のため、マーク位置の検出を行う場合、スケーリングを
かけない時に比べて電子ビームの走査位置がずれてしま
う。
【0006】この点を図1を用いて更に説明する。図1
でMは被描画材料あるいはステージ上に設けられたマー
クであり、このマークMに対して電子ビームEBが走査
される。スケーリングをかけないときのマーク検出のた
めの電子ビームの走査をE1とすると、拡大スケーリン
グをかけた場合、その走査位置はマークの中心Cからよ
り離れたE2となる。また、縮小スケーリングをかけた
場合、その走査位置はマークの中心Cに近くなり、E3
となる。このような走査位置のずれは、マークが小さい
場合や、マーク上に汚れがある場合などでは、マーク検
出時にエラーが生じたり、あるいは検出精度が悪化した
りする。すなわち、マークが小さいと走査位置がマーク
の外側にはみ出したりする。また、一つのマークを繰り
返して検出する場合には、走査位置が変わることによ
り、精度が悪化する原因となる。
でMは被描画材料あるいはステージ上に設けられたマー
クであり、このマークMに対して電子ビームEBが走査
される。スケーリングをかけないときのマーク検出のた
めの電子ビームの走査をE1とすると、拡大スケーリン
グをかけた場合、その走査位置はマークの中心Cからよ
り離れたE2となる。また、縮小スケーリングをかけた
場合、その走査位置はマークの中心Cに近くなり、E3
となる。このような走査位置のずれは、マークが小さい
場合や、マーク上に汚れがある場合などでは、マーク検
出時にエラーが生じたり、あるいは検出精度が悪化した
りする。すなわち、マークが小さいと走査位置がマーク
の外側にはみ出したりする。また、一つのマークを繰り
返して検出する場合には、走査位置が変わることによ
り、精度が悪化する原因となる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、スケーリングを行った場合におけ
るマーク位置検出の精度を高め、その後の描画精度を向
上させることができる荷電粒子ビーム描画装置における
マーク検出方法を実現するにある。
もので、その目的は、スケーリングを行った場合におけ
るマーク位置検出の精度を高め、その後の描画精度を向
上させることができる荷電粒子ビーム描画装置における
マーク検出方法を実現するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくマーク検
出方法は、荷電粒子ビームを位置決め偏向器によって偏
向して被描画材料上の所望位置に投射すると共に、スケ
ーリングを位置決め偏向器に供給される偏向信号を増幅
する偏向増幅器の増幅率を変えることによって行うよう
にした荷電粒子ビーム描画装置において、荷電粒子ビー
ムをマークを横切って走査し、この走査に伴って得られ
た信号からマークの位置を検出する際、前記偏向増幅器
に供給されるマークの走査位置のデータとして、マーク
中心から走査中心までの走査位置の値にスケーリング値
の逆数をかけたデータを用いたことことを特徴としてい
る。
出方法は、荷電粒子ビームを位置決め偏向器によって偏
向して被描画材料上の所望位置に投射すると共に、スケ
ーリングを位置決め偏向器に供給される偏向信号を増幅
する偏向増幅器の増幅率を変えることによって行うよう
にした荷電粒子ビーム描画装置において、荷電粒子ビー
ムをマークを横切って走査し、この走査に伴って得られ
た信号からマークの位置を検出する際、前記偏向増幅器
に供給されるマークの走査位置のデータとして、マーク
中心から走査中心までの走査位置の値にスケーリング値
の逆数をかけたデータを用いたことことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】本発明に基づくマーク検出方法は、偏向増幅器
に供給されるマークの走査位置のデータとして、マーク
中心から走査中心までの走査位置の値にスケーリング値
の逆数をかけたデータを用いた。
に供給されるマークの走査位置のデータとして、マーク
中心から走査中心までの走査位置の値にスケーリング値
の逆数をかけたデータを用いた。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の方法を実施するための可変
面積型電子ビーム描画装置の一例を示している。1は電
子ビームEBを発生する電子銃であり、該電子銃1から
発生した電子ビームEBは、照明レンズ2を介して第1
成形アパーチャ3上に照射される。第1成形アパーチャ
の開口像は、成形レンズ4により、第2成形アパーチャ
6上に結像されるが、その結像の位置は、成形偏向器5
により変えることができる。第2成形アパーチャ6によ
り成形された像は、縮小レンズ7、対物レンズ8を経て
描画材料10上に照射される。描画材料10への照射位
置は、位置決め偏向器9により変えることができる。
に説明する。図2は本発明の方法を実施するための可変
面積型電子ビーム描画装置の一例を示している。1は電
子ビームEBを発生する電子銃であり、該電子銃1から
発生した電子ビームEBは、照明レンズ2を介して第1
成形アパーチャ3上に照射される。第1成形アパーチャ
の開口像は、成形レンズ4により、第2成形アパーチャ
6上に結像されるが、その結像の位置は、成形偏向器5
により変えることができる。第2成形アパーチャ6によ
り成形された像は、縮小レンズ7、対物レンズ8を経て
描画材料10上に照射される。描画材料10への照射位
置は、位置決め偏向器9により変えることができる。
【0011】11はコンピュータであり、コンピュータ
11はパターンデータメモリー12からのパターンデー
タをデータ転送回路13に転送する。データ転送回路1
3からのパターンデータは、ショット分割器14に供給
されてショット分割される。ショット分割器14からの
描画データに応じた信号は、DA変換器15を介して成
形偏向器5に偏向電圧を供給する偏向増幅器16、DA
変換器17を介して位置決め偏向器9に偏向電圧を供給
する偏向増幅器18、DA変換器19を介して電子銃1
から発生した電子ビームのブランキングを行うブランキ
ング電極20を制御するブランキングコントロール回路
21に供給される。なお、22,23はそれぞれ偏向増
幅器16,18の増幅率を変えるための可変抵抗器であ
り、その抵抗値はコンピュータ11によって制御され
る。
11はパターンデータメモリー12からのパターンデー
タをデータ転送回路13に転送する。データ転送回路1
3からのパターンデータは、ショット分割器14に供給
されてショット分割される。ショット分割器14からの
描画データに応じた信号は、DA変換器15を介して成
形偏向器5に偏向電圧を供給する偏向増幅器16、DA
変換器17を介して位置決め偏向器9に偏向電圧を供給
する偏向増幅器18、DA変換器19を介して電子銃1
から発生した電子ビームのブランキングを行うブランキ
ング電極20を制御するブランキングコントロール回路
21に供給される。なお、22,23はそれぞれ偏向増
幅器16,18の増幅率を変えるための可変抵抗器であ
り、その抵抗値はコンピュータ11によって制御され
る。
【0012】更に、コンピュータ11は、材料のフィー
ルド毎の移動のために、材料10が載せられたステージ
24の駆動機構25を制御する。このステージ24の移
動量は、レーザ測長器26によって測定され、その測定
結果はコンピュータ11に供給される。材料10への電
子ビームEBの照射によって2次電子や反射電子が発生
するが、例えば、反射電子は一対の反射電子検出器27
によって検出される。反射電子検出器27の検出信号
は、加算器28によって加算された後、第1の微分回路
29、第2の微分回路30によって微分された後、ゲー
ト信号作成器31に供給される。32はマーク走査信号
発生回路であり、コンピュータ11によって制御され、
この回路から発生したマーク走査信号はDA変換器17
を介して、位置決め偏向器9に偏向電圧を供給する偏向
増幅器18に供給される。このような構成の動作を次に
説明する。
ルド毎の移動のために、材料10が載せられたステージ
24の駆動機構25を制御する。このステージ24の移
動量は、レーザ測長器26によって測定され、その測定
結果はコンピュータ11に供給される。材料10への電
子ビームEBの照射によって2次電子や反射電子が発生
するが、例えば、反射電子は一対の反射電子検出器27
によって検出される。反射電子検出器27の検出信号
は、加算器28によって加算された後、第1の微分回路
29、第2の微分回路30によって微分された後、ゲー
ト信号作成器31に供給される。32はマーク走査信号
発生回路であり、コンピュータ11によって制御され、
この回路から発生したマーク走査信号はDA変換器17
を介して、位置決め偏向器9に偏向電圧を供給する偏向
増幅器18に供給される。このような構成の動作を次に
説明する。
【0013】まず、通常の描画動作について説明する。
パターンデータメモリ12に格納されたパターンデータ
は、逐次読み出され、データ転送回路13を経てショッ
ト分割器14に供給される。ショット分割器14で分割
されたデータに基づき、電子ビームの成形データはDA
変換器15を介して偏向増幅器16に供給され、そして
増幅器16によって増幅された信号が成形偏向器5に供
給される。また、描画パターンに応じた電子ビームの偏
向信号は、DA変換器17を介して偏向増幅器18に供
給され、そして増幅器18によって増幅された信号が位
置決め偏向器9に供給される。
パターンデータメモリ12に格納されたパターンデータ
は、逐次読み出され、データ転送回路13を経てショッ
ト分割器14に供給される。ショット分割器14で分割
されたデータに基づき、電子ビームの成形データはDA
変換器15を介して偏向増幅器16に供給され、そして
増幅器16によって増幅された信号が成形偏向器5に供
給される。また、描画パターンに応じた電子ビームの偏
向信号は、DA変換器17を介して偏向増幅器18に供
給され、そして増幅器18によって増幅された信号が位
置決め偏向器9に供給される。
【0014】この結果、各分割されたパターンデータに
基づき、成形偏向器5により電子ビームの断面が所望の
面積の矩形形状に成形され、その断面が矩形のビーム
が、位置決め偏向器9に供給される偏向信号に応じて順
々に材料上にショットされ、所望の形状のパターン描画
が行われる。なお、この時、ブランキングコントロール
回路21からブランキング電極20へのブランキング信
号により、材料10への電子ビームのショットに同期し
て電子ビームのブランキングが実行される。
基づき、成形偏向器5により電子ビームの断面が所望の
面積の矩形形状に成形され、その断面が矩形のビーム
が、位置決め偏向器9に供給される偏向信号に応じて順
々に材料上にショットされ、所望の形状のパターン描画
が行われる。なお、この時、ブランキングコントロール
回路21からブランキング電極20へのブランキング信
号により、材料10への電子ビームのショットに同期し
て電子ビームのブランキングが実行される。
【0015】また、電子ビームの偏向による描画動作
は、フィールド単位で行われ、特定のフィールド内の描
画が終了した後は、ステージ24が駆動機構25によっ
てフィールドの長さ分移動させられ、次のフィールドの
描画が行われる。このステージ24の移動量は、レーザ
測長器26によって測定され、その測定値はコンピュー
タ11に供給される。コンピュータ11は測定移動量に
基づき、駆動機構25を制御し、正確なステージ24の
移動を可能としている。
は、フィールド単位で行われ、特定のフィールド内の描
画が終了した後は、ステージ24が駆動機構25によっ
てフィールドの長さ分移動させられ、次のフィールドの
描画が行われる。このステージ24の移動量は、レーザ
測長器26によって測定され、その測定値はコンピュー
タ11に供給される。コンピュータ11は測定移動量に
基づき、駆動機構25を制御し、正確なステージ24の
移動を可能としている。
【0016】次にパターンのスケーリングを行う場合、
コンピュータ11からの制御により、偏向増幅器16の
可変抵抗器22の抵抗値と、偏向増幅器18の可変抵抗
器23の抵抗値とがそのスケーリングに応じて変化させ
られる。例えば、拡大スケーリングを行う場合には、偏
向増幅器22と23の増幅率が高くなるように制御さ
れ、逆に縮小スケーリングを行う場合には、偏向増幅器
22と23の増幅率が低くなるように制御される。
コンピュータ11からの制御により、偏向増幅器16の
可変抵抗器22の抵抗値と、偏向増幅器18の可変抵抗
器23の抵抗値とがそのスケーリングに応じて変化させ
られる。例えば、拡大スケーリングを行う場合には、偏
向増幅器22と23の増幅率が高くなるように制御さ
れ、逆に縮小スケーリングを行う場合には、偏向増幅器
22と23の増幅率が低くなるように制御される。
【0017】次に、上記した描画動作に先立って行われ
る装置のキャリブレーションの際のマーク位置検出動作
について説明する。この場合、ステージ24か材料10
に設けられた十字マーク部分に位置決め偏向器9によっ
て電子ビームを偏向し、更にその部分で電子ビームを走
査してマークの位置の検出を行う。マーク位置の検出
は、良く知られているように、マーク部分で電子ビーム
の走査を繰り返し行い、その結果発生した反射電子を検
出することによって行う。反射電子は検出器27によっ
て検出され、その検出信号は加算器28により加算さ
れ、第1の微分回路29に供給される。
る装置のキャリブレーションの際のマーク位置検出動作
について説明する。この場合、ステージ24か材料10
に設けられた十字マーク部分に位置決め偏向器9によっ
て電子ビームを偏向し、更にその部分で電子ビームを走
査してマークの位置の検出を行う。マーク位置の検出
は、良く知られているように、マーク部分で電子ビーム
の走査を繰り返し行い、その結果発生した反射電子を検
出することによって行う。反射電子は検出器27によっ
て検出され、その検出信号は加算器28により加算さ
れ、第1の微分回路29に供給される。
【0018】図3は検出信号波形を示しており、図3
(a)のマークMに対して電子ビームEBを角度θだけ
偏向走査した結果得られた信号を示している。図3
(b)は検出器によって検出され加算器28によって加
算された反射電子信号を示している。この信号は、第1
の微分回路29によって微分され、図3(c)の信号が
得られる。この図3(c)の信号は更に第2の微分回路
30によって微分され、図3(d)の信号が得られる。
図3(d)の信号はゲート信号発生器31に供給され、
図3(e)の信号が得られる。ゲート信号発生器31の
出力信号はコンピュータ11に供給され、ゲート信号に
基づいてマーク位置の検出が行われる。
(a)のマークMに対して電子ビームEBを角度θだけ
偏向走査した結果得られた信号を示している。図3
(b)は検出器によって検出され加算器28によって加
算された反射電子信号を示している。この信号は、第1
の微分回路29によって微分され、図3(c)の信号が
得られる。この図3(c)の信号は更に第2の微分回路
30によって微分され、図3(d)の信号が得られる。
図3(d)の信号はゲート信号発生器31に供給され、
図3(e)の信号が得られる。ゲート信号発生器31の
出力信号はコンピュータ11に供給され、ゲート信号に
基づいてマーク位置の検出が行われる。
【0019】さて、このようなマーク検出動作の際、ス
ケーリングが行われていると、マーク検出の際の電子ビ
ームの走査位置が、偏向増幅器18から位置決め偏向器
9に供給される出力電圧の変化に伴って変化する。この
ため、本実施例では、スケーリングをかけた場合、キャ
リブレーションに使用する電子ビームの走査位置信号
(偏向増幅器16に供給される信号)として、スケーリ
ングをかけないときに使用する位置信号に、スケーリン
グ値の逆数をかけた信号を使用することにしている。図
4にスケーリングをかけ、キャリブレーションのために
マーク検出を行うための処理のフローチャートを示して
いる。
ケーリングが行われていると、マーク検出の際の電子ビ
ームの走査位置が、偏向増幅器18から位置決め偏向器
9に供給される出力電圧の変化に伴って変化する。この
ため、本実施例では、スケーリングをかけた場合、キャ
リブレーションに使用する電子ビームの走査位置信号
(偏向増幅器16に供給される信号)として、スケーリ
ングをかけないときに使用する位置信号に、スケーリン
グ値の逆数をかけた信号を使用することにしている。図
4にスケーリングをかけ、キャリブレーションのために
マーク検出を行うための処理のフローチャートを示して
いる。
【0020】最初に、コンピュータ11に、検出すべき
マークの位置Mx,Myと、マーク走査位置Dx,Dy
と、スケーリング値Sがセットされる。次に、コンピュ
ータ11は与えられたスケーリング値に基づいて、偏向
増幅器16,18の可変抵抗器22,23を制御する。
最後に、マーク走査信号発生器32からDA変換器17
を介して偏向増幅器18に供給されるマーク走査位置信
号として、Dx/S,Dy/Sをセットする。この結
果、マーク走査位置データDx/S,Dy/Sは、偏向
増幅器18を通過する際に、スケーリング値Sに応じて
増幅率が制御されているので、位置決め偏向器9に供給
される信号は、スケーリング値S成分がキャンセルさ
れ、スケーリングをかけない状態における走査位置信号
Dx,Dyとなる。
マークの位置Mx,Myと、マーク走査位置Dx,Dy
と、スケーリング値Sがセットされる。次に、コンピュ
ータ11は与えられたスケーリング値に基づいて、偏向
増幅器16,18の可変抵抗器22,23を制御する。
最後に、マーク走査信号発生器32からDA変換器17
を介して偏向増幅器18に供給されるマーク走査位置信
号として、Dx/S,Dy/Sをセットする。この結
果、マーク走査位置データDx/S,Dy/Sは、偏向
増幅器18を通過する際に、スケーリング値Sに応じて
増幅率が制御されているので、位置決め偏向器9に供給
される信号は、スケーリング値S成分がキャンセルさ
れ、スケーリングをかけない状態における走査位置信号
Dx,Dyとなる。
【0021】例えば、走査位置が30μmの場合、1.
2の拡大スケーリングをかけると、そのままでは偏向増
幅器18を通過することによって走査位置は36μmと
なるが、事前に30μm/1.2のデータを作成し、偏
向増幅器18に供給するようにしたので、実際上は30
μmに応じた信号が位置決め偏向器9に供給される。そ
の結果、マークの走査位置は、スケーリングに無関係に
常に一定とすることができる。従って、マークが小さい
場合やマークに汚れがある場合などでマーク検出時にエ
ラーが生じたり、あるいは、検出精度が悪化したりする
ことは防止される。また、走査位置がマークの外側には
み出したりすることもない。
2の拡大スケーリングをかけると、そのままでは偏向増
幅器18を通過することによって走査位置は36μmと
なるが、事前に30μm/1.2のデータを作成し、偏
向増幅器18に供給するようにしたので、実際上は30
μmに応じた信号が位置決め偏向器9に供給される。そ
の結果、マークの走査位置は、スケーリングに無関係に
常に一定とすることができる。従って、マークが小さい
場合やマークに汚れがある場合などでマーク検出時にエ
ラーが生じたり、あるいは、検出精度が悪化したりする
ことは防止される。また、走査位置がマークの外側には
み出したりすることもない。
【0022】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこの実施例に限定されない。例えば、可変面積型の電
子ビーム描画装置を例に説明したが、イオンビーム描画
装置にも本発明を用いることができる。また、反射電子
を検出するようにしたが、反射電子以外に電子ビームの
照射によって発生する、例えば、2次電子を検出しても
良い。更に、マーク走査位置のデータにスケーリング値
の逆数をかけるようにしたが、マークの走査幅のデータ
にもスケーリング値の逆数をかけるようにしても良い。
更にまた、可変面積型の描画装置を例に説明したが、ス
ポットビームを用いて描画を行う装置にも本発明を適用
することができる。
はこの実施例に限定されない。例えば、可変面積型の電
子ビーム描画装置を例に説明したが、イオンビーム描画
装置にも本発明を用いることができる。また、反射電子
を検出するようにしたが、反射電子以外に電子ビームの
照射によって発生する、例えば、2次電子を検出しても
良い。更に、マーク走査位置のデータにスケーリング値
の逆数をかけるようにしたが、マークの走査幅のデータ
にもスケーリング値の逆数をかけるようにしても良い。
更にまた、可変面積型の描画装置を例に説明したが、ス
ポットビームを用いて描画を行う装置にも本発明を適用
することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づくマ
ーク検出方法は、偏向増幅器に供給されるマークの走査
位置のデータとして、マーク中心から走査中心までの走
査位置の値にスケーリング値の逆数をかけたデータを用
いたので、マークの走査位置は、スケーリングに無関係
に常に一定とすることができる。従って、マークが小さ
い場合やマークに汚れがある場合などでマーク検出時に
エラーが生じたり、あるいは、検出精度が悪化したりす
ることは防止される。また、走査位置がマークの外側に
はみ出したりすることもない。更に、一つマークを繰り
返して検出する場合でも走査位置を一定とすることがで
きるので、マーク位置検出の精度を悪化させることはな
い。
ーク検出方法は、偏向増幅器に供給されるマークの走査
位置のデータとして、マーク中心から走査中心までの走
査位置の値にスケーリング値の逆数をかけたデータを用
いたので、マークの走査位置は、スケーリングに無関係
に常に一定とすることができる。従って、マークが小さ
い場合やマークに汚れがある場合などでマーク検出時に
エラーが生じたり、あるいは、検出精度が悪化したりす
ることは防止される。また、走査位置がマークの外側に
はみ出したりすることもない。更に、一つマークを繰り
返して検出する場合でも走査位置を一定とすることがで
きるので、マーク位置検出の精度を悪化させることはな
い。
【図1】マーク位置検出の際のビームの走査位置とスケ
ーリングとの関係を説明するための図である。
ーリングとの関係を説明するための図である。
【図2】本発明を実施するための電子ビーム描画システ
ムの一例を示す図である。
ムの一例を示す図である。
【図3】マーク検出信号波形を示す図である。
【図4】本発明の一実施例のフローチャートを示す図で
ある。
ある。
1 電子銃 2 照明レンズ 3,6 成形アパーチャ 4 成形レンズ 5,9 偏向器 7 縮小レンズ 8 対物レンズ 10 材料 11 コンピュータ 12 メモリ 13 データ転送回路 14 ショット分割器 15,17,19 DA変換器 16,18 偏向増幅器 20 ブランキング電極 21 ブランキングコントロール回路 22,23 可変増幅器 24 ステージ 25 駆動機構 26 レーザ測長器 27 反射電子検出器 28 加算器 29,30 微分回路 31 ゲート信号作成器 32 マーク走査信号発生器
Claims (1)
- 【請求項1】 荷電粒子ビームを位置決め偏向器によっ
て偏向して被描画材料上の所望位置に投射すると共に、
スケーリングを位置決め偏向器に供給される偏向信号を
増幅する偏向増幅器の増幅率を変えることによって行う
ようにした荷電粒子ビーム描画装置において、荷電粒子
ビームをマークを横切って走査し、この走査に伴って得
られた信号からマークの位置を検出する際、前記偏向増
幅器に供給されるマークの走査位置のデータとして、マ
ーク中心から走査中心までの走査位置の値にスケーリン
グ値の逆数をかけたデータを用いたことを特徴とする荷
電粒子ビーム描画装置における信号検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042261A JPH07249556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042261A JPH07249556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249556A true JPH07249556A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12631100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6042261A Withdrawn JPH07249556A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 荷電粒子ビーム描画装置におけるマーク検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249556A (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6042261A patent/JPH07249556A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |