JPH0724963A - ブレーキホース - Google Patents
ブレーキホースInfo
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- JPH0724963A JPH0724963A JP17390093A JP17390093A JPH0724963A JP H0724963 A JPH0724963 A JP H0724963A JP 17390093 A JP17390093 A JP 17390093A JP 17390093 A JP17390093 A JP 17390093A JP H0724963 A JPH0724963 A JP H0724963A
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- brake hose
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- thermoplastic resin
- rubber
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Links
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は水分透過性及び体積膨脹性が一
段と小さく且つ柔軟性に優れた新規なブレーキホースを
提供することにある。 【構成】本発明の構成は内層ゴムチューブ上に繊維補強
層があり、その繊維補強層の上層に外側ゴム層が設けら
れて成るブレーキホースにおいて、内層ゴムチューブの
内側に20℃における曲げ弾性率が50,000kgf/cm
2 以下の熱可塑性樹脂チューブを設けたことにある。
段と小さく且つ柔軟性に優れた新規なブレーキホースを
提供することにある。 【構成】本発明の構成は内層ゴムチューブ上に繊維補強
層があり、その繊維補強層の上層に外側ゴム層が設けら
れて成るブレーキホースにおいて、内層ゴムチューブの
内側に20℃における曲げ弾性率が50,000kgf/cm
2 以下の熱可塑性樹脂チューブを設けたことにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキホースに関する
ものである。更に詳述すれば本発明は自動車等の車両に
用いられるブレーキホースに関するものである。
ものである。更に詳述すれば本発明は自動車等の車両に
用いられるブレーキホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に用いられるブレーキホ
ースは常に苛酷なる振動劣化や屈曲劣化を受けることか
ら、柔軟性に優れたゴムホース系の材料で構成されるこ
とが多い。
ースは常に苛酷なる振動劣化や屈曲劣化を受けることか
ら、柔軟性に優れたゴムホース系の材料で構成されるこ
とが多い。
【0003】このゴムホース系の材料から成るブレーキ
ホースは、内層チューブ上に繊維補強層を設け、更にそ
の上に外層ゴムを設けて被覆したものである。この場合
繊維補強層は二層に分け、その中間に中間ゴム層を設け
ることもある。
ホースは、内層チューブ上に繊維補強層を設け、更にそ
の上に外層ゴムを設けて被覆したものである。この場合
繊維補強層は二層に分け、その中間に中間ゴム層を設け
ることもある。
【0004】しかしながら昨今ブレーキホースはその特
殊性能を一段と向上することが要求されるようになって
きている。
殊性能を一段と向上することが要求されるようになって
きている。
【0005】例えば、水分透過性のより小さいブレーキ
ホース、圧力伝達損失の小さいブレーキホース、即ち圧
力付加時の体積膨脹が小さいブレーキホース等が要求さ
れるようになってきている。
ホース、圧力伝達損失の小さいブレーキホース、即ち圧
力付加時の体積膨脹が小さいブレーキホース等が要求さ
れるようになってきている。
【0006】さて、水分透過性は透過物質である水分と
ホース材料の化学的相容性、及び高分子材料の結晶性等
により大きく依存するが、結晶構造のないゴム材料では
水分透過性の向上に限界があり、水分透過性が小さいブ
レーキホースを得ることがかなり困難である。
ホース材料の化学的相容性、及び高分子材料の結晶性等
により大きく依存するが、結晶構造のないゴム材料では
水分透過性の向上に限界があり、水分透過性が小さいブ
レーキホースを得ることがかなり困難である。
【0007】また、ゴム材料は本質的に変形しやすいた
め、体積膨脹を小さくするという面でも不利である。
め、体積膨脹を小さくするという面でも不利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、前記した従来技術の欠点を
解消し、水分透過性及び体積膨脹性を小さくすることが
でき且つ柔軟性に優れた新規な構造のブレーキホースを
提供することにある。
って為されたものであって、前記した従来技術の欠点を
解消し、水分透過性及び体積膨脹性を小さくすることが
でき且つ柔軟性に優れた新規な構造のブレーキホースを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、内層ゴムチューブ上に繊維補強層を設け、その繊
維補強層の上に外側ゴム層を設けて成るブレーキホース
において、内層ゴムチューブの内側に20℃における曲
げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下の熱可塑性樹脂チ
ューブを一体に設けたことにある。
ろは、内層ゴムチューブ上に繊維補強層を設け、その繊
維補強層の上に外側ゴム層を設けて成るブレーキホース
において、内層ゴムチューブの内側に20℃における曲
げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下の熱可塑性樹脂チ
ューブを一体に設けたことにある。
【0010】本発明において、熱可塑性樹脂チューブは
20℃における曲げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下
と限定したのは曲げ弾性率が50,000kgf/cm2 を越
えると柔軟性が急激に悪化するためである。
20℃における曲げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下
と限定したのは曲げ弾性率が50,000kgf/cm2 を越
えると柔軟性が急激に悪化するためである。
【0011】20℃における曲げ弾性率が50,000
kgf/cm2 以下の熱可塑性樹脂チューブとしては、例えば
ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリアセタールの中から選ばれた1種
からなるチューブが用いられる。また、ポリアミド、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリアセタールの中から選ばれた1種と、アイオノ
マーゴムとのブレンド物からなるチューブが用いられ
る。
kgf/cm2 以下の熱可塑性樹脂チューブとしては、例えば
ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリアセタールの中から選ばれた1種
からなるチューブが用いられる。また、ポリアミド、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリアセタールの中から選ばれた1種と、アイオノ
マーゴムとのブレンド物からなるチューブが用いられ
る。
【0012】本発明において、熱可塑性樹脂チューブの
肉厚は50〜500μm とすることが好ましい。これは
肉厚50μm 未満では水分透過性及び体積膨脹性を十分
小さくすることができないためである。逆に、熱可塑性
樹脂チューブの肉厚が500μm を越えると剛性が急激
に増して柔軟性が悪化するためである。
肉厚は50〜500μm とすることが好ましい。これは
肉厚50μm 未満では水分透過性及び体積膨脹性を十分
小さくすることができないためである。逆に、熱可塑性
樹脂チューブの肉厚が500μm を越えると剛性が急激
に増して柔軟性が悪化するためである。
【0013】本発明において繊維補強層としてはポリビ
ニルアルコール系繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル
繊維、レーヨン繊維等の編組補強層が用いられる。
ニルアルコール系繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル
繊維、レーヨン繊維等の編組補強層が用いられる。
【0014】この繊維補強層は第1繊維補強層と第2繊
維補強層とに分け、それらの中間に中間ゴム層を設けて
もよい。
維補強層とに分け、それらの中間に中間ゴム層を設けて
もよい。
【0015】また、本発明において内層ゴム、中間ゴム
及び外層ゴムとして用いられるゴム材料としては、耐候
性、耐屈曲性、耐プレーキ液性等が優れたものがよく、
具体的には例えばクロロプレンゴム、エチレンプロピレ
ンジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴム等の
単独若しくはそれらのブレンドゴムを用いることができ
る。
及び外層ゴムとして用いられるゴム材料としては、耐候
性、耐屈曲性、耐プレーキ液性等が優れたものがよく、
具体的には例えばクロロプレンゴム、エチレンプロピレ
ンジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴム等の
単独若しくはそれらのブレンドゴムを用いることができ
る。
【0016】
【作用】本発明のブレーキホースは、20℃における曲
げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下である内層熱可塑
性樹脂チューブを用いることにより、柔軟性を保持しな
がら水分透過性及び体積膨脹性を一段と小さくすること
ができ、しかもその熱可塑性樹脂チューブと共に繊維補
強層を設けることにより体積膨脹性を更に一段と小さく
することができ、そしてその繊維補強層の上に外側ゴム
層を設けることにより優れた柔軟性と耐候性とを保持す
ることができる。
げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下である内層熱可塑
性樹脂チューブを用いることにより、柔軟性を保持しな
がら水分透過性及び体積膨脹性を一段と小さくすること
ができ、しかもその熱可塑性樹脂チューブと共に繊維補
強層を設けることにより体積膨脹性を更に一段と小さく
することができ、そしてその繊維補強層の上に外側ゴム
層を設けることにより優れた柔軟性と耐候性とを保持す
ることができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明のブレーキホースの実施例を図
面により説明する。
面により説明する。
【0018】(実施例1)外径がφ3.4mmのステンレ
ススチール棒上に熱加塑性樹脂チューブとしてポリアミ
ド11チューブを厚さ50μm となるように押し出し被
覆により設けた。このポリアミドチューブ11は東レ株
式会社のリルサンBESN−O−TLで、20℃におけ
る曲げ弾性率が10,000kgf/cm2 である。
ススチール棒上に熱加塑性樹脂チューブとしてポリアミ
ド11チューブを厚さ50μm となるように押し出し被
覆により設けた。このポリアミドチューブ11は東レ株
式会社のリルサンBESN−O−TLで、20℃におけ
る曲げ弾性率が10,000kgf/cm2 である。
【0019】次に、このポリアミド11チューブ上にエ
チレンプロピレンジエンゴムを厚さが1200μm とな
るように押し出し被覆により設けた。
チレンプロピレンジエンゴムを厚さが1200μm とな
るように押し出し被覆により設けた。
【0020】次に、そのエチレンプロピレンジエンゴム
層上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第1繊維
補強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが700μ
m となるように押し出し被覆により設け、中間ゴム層と
した。それからその中間ゴム層上にポリビニルアルコー
ル系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
層上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第1繊維
補強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが700μ
m となるように押し出し被覆により設け、中間ゴム層と
した。それからその中間ゴム層上にポリビニルアルコー
ル系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
【0021】次に、その第2繊維補強層の上にエチレン
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
【0022】次に、このホースを150℃の加硫装置内
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
【0023】図1はかくして得られたブレーキホースの
斜視図であって、1は熱可塑性樹脂チューブ、2は内層
ゴム層、3は第1繊維補強層、4は中間ゴム層、5は第
2繊維補強層、6は外層ゴムである。
斜視図であって、1は熱可塑性樹脂チューブ、2は内層
ゴム層、3は第1繊維補強層、4は中間ゴム層、5は第
2繊維補強層、6は外層ゴムである。
【0024】(実施例2)ポリアミド11チューブの厚
さを100μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
さを100μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
【0025】(実施例3)ポリアミド11チューブの厚
さを300μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
さを300μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
【0026】(実施例4)ポリアミド11チューブの厚
さを500μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
さを500μm とした以外は実施例1と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
【0027】(実施例5)熱可塑性樹脂チューブとして
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを100μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを100μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
【0028】なお、ここで用いたポリフェニレンスルフ
ィドはポリプラスチック株式会社のフォートロン−02
20で、20℃における曲げ弾性率が40,000kgf/
cm2である。
ィドはポリプラスチック株式会社のフォートロン−02
20で、20℃における曲げ弾性率が40,000kgf/
cm2である。
【0029】(実施例6)熱可塑性樹脂チューブとして
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを500μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを500μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
【0030】(比較例1)外径がφ3.4mmのステンレ
ススチール棒上にエチレンプロピレンジエンゴムを厚さ
が1200μm となるように押し出し被覆により設け
た。
ススチール棒上にエチレンプロピレンジエンゴムを厚さ
が1200μm となるように押し出し被覆により設け
た。
【0031】次に、そのエチレンプロピレンジエンゴム
チューブ上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第
1繊維補強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが7
00μm となるように押し出し被覆により設けて中間ゴ
ム層とし、それからその中間ゴム層上にポリビニルアル
コール系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
チューブ上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第
1繊維補強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが7
00μm となるように押し出し被覆により設けて中間ゴ
ム層とし、それからその中間ゴム層上にポリビニルアル
コール系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
【0032】次に、その第2繊維補強層の上にエチレン
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
【0033】次に、このホースを150℃の加硫装置内
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
【0034】(比較例2)外径がφ3.4mmのステンレ
ススチール棒上に内層ポリアミド11チューブを厚さ3
0μm となるように押し出し被覆により設けた。このポ
リアミド11は東レ株式会社のリルサンBESN−O−
TLで、20℃における曲げ弾性率が10,000kgf/
cm2 である。
ススチール棒上に内層ポリアミド11チューブを厚さ3
0μm となるように押し出し被覆により設けた。このポ
リアミド11は東レ株式会社のリルサンBESN−O−
TLで、20℃における曲げ弾性率が10,000kgf/
cm2 である。
【0035】次に、この内層ポリアミド11チューブ上
にエチレンプロピレンジエンゴムを厚さが1200μm
となるように押し出し被覆により設けた。
にエチレンプロピレンジエンゴムを厚さが1200μm
となるように押し出し被覆により設けた。
【0036】次に、そのエチレンプロピレンジエンゴム
上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第1繊維補
強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが700μm
となるように押し出し被覆により設けて中間ゴム層と
し、それからその中間ゴム層上にポリビニルアルコール
系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
上にポリビニルアルコール系繊維を編組して第1繊維補
強層を設け、次にその上に天然ゴムを厚さが700μm
となるように押し出し被覆により設けて中間ゴム層と
し、それからその中間ゴム層上にポリビニルアルコール
系繊維を編組して第2繊維補強層を設けた。
【0037】次に、その第2繊維補強層の上にエチレン
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
プロピレンジエンゴムを厚さ1000μm となるように
押し出し被覆により設け、外層ゴムとした。
【0038】次に、このホースを150℃の加硫装置内
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
に入れ30分加硫し、最後にステンレスチール棒を引き
抜いて、ブレーキホースを得た。
【0039】(比較例3)ポリアミド11チューブの厚
さを700μm とした以外は比較例2と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
さを700μm とした以外は比較例2と同様にしてブレ
ーキホースを得た。
【0040】(比較例4)ポリアミド11チューブの厚
さを1000μm とした以外は比較例2と同様にしてブ
レーキホースを得た。
さを1000μm とした以外は比較例2と同様にしてブ
レーキホースを得た。
【0041】(比較例5)熱可塑性樹脂チューブとして
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを700μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
ポリフェニレンスルフィドチューブを用い、そのポリフ
ェニレンスルフィドチューブの厚さを700μm とした
以外は実施例1と同様にしてブレーキホースを得た。
【0042】(ホース特性試験)次に、かくして得られ
た実施例1〜6、比較例1〜5のブレーキホースについ
て特性試験を行った。
た実施例1〜6、比較例1〜5のブレーキホースについ
て特性試験を行った。
【0043】a.水分透過性試験 試験用ブレーキホースをU字型に曲げ、ホース内にブレ
ーキ液を入れ、温度70℃の水中に3日間浸漬した。
ーキ液を入れ、温度70℃の水中に3日間浸漬した。
【0044】次に、ホース内のブレーキ液をビーカーに
取り出し、ブレーキ液中に入ってきた水分量をカールフ
イシャー法により測定した。結果はブレーキ液中への水
分透過性%として示した。
取り出し、ブレーキ液中に入ってきた水分量をカールフ
イシャー法により測定した。結果はブレーキ液中への水
分透過性%として示した。
【0045】b.柔軟性試験 図2に示すように試験用ブレーキホースを10cmの距離
で固定し、その中間部を25mm/min の速度で上方に持
ち上げたときの最大持ち上げ力を求めた。
で固定し、その中間部を25mm/min の速度で上方に持
ち上げたときの最大持ち上げ力を求めた。
【0046】c.体積膨脹性試験 試験用ブレーキホースの一端を封止し、その他端から1
50kgf/cm2 の高圧空気を入れ、ホース長さ1フイート
当たりの膨脹量(cc)を測定した。
50kgf/cm2 の高圧空気を入れ、ホース長さ1フイート
当たりの膨脹量(cc)を測定した。
【0047】これらの試験結果を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】図3は熱可塑性樹脂チューブとしてポリア
ミド11チューブを用いたときにおけるポリアミド11
チューブの厚さと水分透過性及び柔軟性との関係を示し
たものである。
ミド11チューブを用いたときにおけるポリアミド11
チューブの厚さと水分透過性及び柔軟性との関係を示し
たものである。
【0050】図3から判るように水分透過性はポリアミ
ド11チューブの厚さの増加と共に減少するが、逆に持
ち上げ力はポリアミド11チューブの厚さの増加と共に
増加、即ち柔軟性は悪化する。一般に、持ち上げ力が4
kgf 以上ではブレーキホースとしての柔軟性がないもの
とされており、例えば耐屈曲性やブレーキホース取り付
け作業性の悪化を招いている。
ド11チューブの厚さの増加と共に減少するが、逆に持
ち上げ力はポリアミド11チューブの厚さの増加と共に
増加、即ち柔軟性は悪化する。一般に、持ち上げ力が4
kgf 以上ではブレーキホースとしての柔軟性がないもの
とされており、例えば耐屈曲性やブレーキホース取り付
け作業性の悪化を招いている。
【0051】まず、熱可塑性樹脂チューブを用いない比
較例1のブレーキホースは水分透過性及び体積膨脹量が
大きいという難点がある。
較例1のブレーキホースは水分透過性及び体積膨脹量が
大きいという難点がある。
【0052】また、熱可塑性樹脂チューブを用いても熱
可塑性樹脂チューブが30μm と薄い厚さの比較例2の
ブレーキホースも水分透過性及び体積膨脹量が大きい難
点がある。
可塑性樹脂チューブが30μm と薄い厚さの比較例2の
ブレーキホースも水分透過性及び体積膨脹量が大きい難
点がある。
【0053】なおまた熱可塑性樹脂チューブを用いても
熱可塑性樹脂チューブが700〜1000μm と厚い比
較例3、4、5のブレーキホースは柔軟性が劣る難点が
ある。
熱可塑性樹脂チューブが700〜1000μm と厚い比
較例3、4、5のブレーキホースは柔軟性が劣る難点が
ある。
【0054】これらに対して実施例1〜6ブレーキホー
スは水分透過性が小さく且つ柔軟性がありしかも体積膨
脹量が小さいという結果を示した。
スは水分透過性が小さく且つ柔軟性がありしかも体積膨
脹量が小さいという結果を示した。
【0055】
【発明の効果】本発明のブレーキホースは水分透過性が
小さく且つ柔軟性がありしかも体積膨脹量が小さいとい
う優れた性能を発揮して自動車等の車両の制動信頼性を
顕著に向上できるものであり、工業上有用である。
小さく且つ柔軟性がありしかも体積膨脹量が小さいとい
う優れた性能を発揮して自動車等の車両の制動信頼性を
顕著に向上できるものであり、工業上有用である。
【図1】図1は本発明のブレーキホースの一実施例を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図2】図2は試験用ブレーキホースの柔軟性試験方法
を示した正面説明図である。
を示した正面説明図である。
【図3】図3は熱可塑性樹脂チューブとしてポリアミド
11チューブを用いたときにおけるポリアミド11チュ
ーブの厚さと水分透過性及び柔軟性との関係を示したグ
ラフである。
11チューブを用いたときにおけるポリアミド11チュ
ーブの厚さと水分透過性及び柔軟性との関係を示したグ
ラフである。
1 熱可塑性樹脂チューブ 2 内層ゴム層 3 第1繊維補強層 4 中間ゴム層 5 第2繊維補強層 6 外層ゴム 7 試験用ブレーキホース 8 ホース固定部
Claims (4)
- 【請求項1】内層ゴムチューブ上に繊維補強層を設け、
該繊維補強層上に外側ゴム層を設けて成るブレーキホー
スにおいて、前記内層ゴムチューブの内側に20℃にお
ける曲げ弾性率が50,000kgf/cm2 以下の熱可塑性
樹脂チューブを一体に設けて成ることを特徴とするブレ
ーキホース。 - 【請求項2】熱可塑性樹脂チューブの肉厚が50〜50
0μm であることを特徴とする請求項1記載のブレーキ
ホース。 - 【請求項3】熱可塑性樹脂チューブがポリアミド、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリアセタールの中から選ばれた1種から構成されたこ
とを特徴とする請求項1記載のブレーキホース。 - 【請求項4】熱可塑性樹脂チューブがポリアミド、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリアセタールの中から選ばれた1種と、アイオノマー
ゴムとのブレンド物から構成されて成ることを特徴とす
る請求項1記載のブレーキホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17390093A JPH0724963A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ブレーキホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17390093A JPH0724963A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ブレーキホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724963A true JPH0724963A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15969173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17390093A Pending JPH0724963A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ブレーキホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724963A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013088489A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム/樹脂複合ホース |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17390093A patent/JPH0724963A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013088489A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム/樹脂複合ホース |
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