JPH07251184A - 有機性排水等の被処理水の処理方法とその装置 - Google Patents
有機性排水等の被処理水の処理方法とその装置Info
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- JPH07251184A JPH07251184A JP6041602A JP4160294A JPH07251184A JP H07251184 A JPH07251184 A JP H07251184A JP 6041602 A JP6041602 A JP 6041602A JP 4160294 A JP4160294 A JP 4160294A JP H07251184 A JPH07251184 A JP H07251184A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種工場等から排出される有機性排水等の被
処理水を生物処理するための処理方法とその装置に関
し、特に純水排水や超純水排水のような緩衝能力が極め
て低い排水処理を行うに際しての、生物処理のpH調整
を容易にすることを目的とするものである。 【構成】 有機性排水等の被処理水のpHを、第1pH
調整槽2で強アルカリ又は強酸を添加して調整した後、
第2pH調整槽6で弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
して調整し、その後、生物処理槽8内で生物処理を行っ
て前記被処理水を処理することを特徴とする。
処理水を生物処理するための処理方法とその装置に関
し、特に純水排水や超純水排水のような緩衝能力が極め
て低い排水処理を行うに際しての、生物処理のpH調整
を容易にすることを目的とするものである。 【構成】 有機性排水等の被処理水のpHを、第1pH
調整槽2で強アルカリ又は強酸を添加して調整した後、
第2pH調整槽6で弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
して調整し、その後、生物処理槽8内で生物処理を行っ
て前記被処理水を処理することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種工場等から排出さ
れる有機性排水等の被処理水を、生物処理するための処
理方法とその装置に関するものである。
れる有機性排水等の被処理水を、生物処理するための処
理方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の処理装置としては、図4
に示すようなものが用いられている。
に示すようなものが用いられている。
【0003】すなわち、従来のこの種の装置は、同図に
示すように被処理水としての原水を貯留する原水貯留槽
1aと、該原水貯留槽1aから供給される被処理水のpHを
調整するためのpH調整槽2aと、そのpH調整槽2aによ
ってpHが調整された被処理水を生物処理するための生
物処理槽8aと、その生物処理槽8aで処理された被処理水
を供給する沈澱槽9aとからなるものである。
示すように被処理水としての原水を貯留する原水貯留槽
1aと、該原水貯留槽1aから供給される被処理水のpHを
調整するためのpH調整槽2aと、そのpH調整槽2aによ
ってpHが調整された被処理水を生物処理するための生
物処理槽8aと、その生物処理槽8aで処理された被処理水
を供給する沈澱槽9aとからなるものである。
【0004】そして、上記pH調整槽2aにおけるpH調
整剤としては、水酸化ナトリウム(NaOH)、塩酸
(HCl)、硫酸(H2SO4)等の強アルカリや強酸が
用いられていた。
整剤としては、水酸化ナトリウム(NaOH)、塩酸
(HCl)、硫酸(H2SO4)等の強アルカリや強酸が
用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記有機性排
水のうち、純水廃液や超純水廃液のように、不純物をほ
とんど含まない場合には、水質の緩衝能力が極めて低い
(すなわち微量の酸やアルカリの添加によってもpH値
が大きく変動する)ため、上記のようなpH調整剤を用
いると排水のpHの変動が著しくなり、このようなpH
変動は生物に悪影響が生じる上、pH値が極端に高くな
りすぎた場合にも、生物に対して悪影響が生じていた。
水のうち、純水廃液や超純水廃液のように、不純物をほ
とんど含まない場合には、水質の緩衝能力が極めて低い
(すなわち微量の酸やアルカリの添加によってもpH値
が大きく変動する)ため、上記のようなpH調整剤を用
いると排水のpHの変動が著しくなり、このようなpH
変動は生物に悪影響が生じる上、pH値が極端に高くな
りすぎた場合にも、生物に対して悪影響が生じていた。
【0006】しかも、上記理由から、このような排水に
対してはごく微量の酸やアルカリしか添加できないため
に、生物処理の段階で発生する酸成分やアルカリ成分を
中和、すなわち生物処理に好適なpHを維持するのに十
分な量の酸やアルカリを添加できないという問題点があ
ったのである。
対してはごく微量の酸やアルカリしか添加できないため
に、生物処理の段階で発生する酸成分やアルカリ成分を
中和、すなわち生物処理に好適なpHを維持するのに十
分な量の酸やアルカリを添加できないという問題点があ
ったのである。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、特に純水排水や、超純水排水の
ような緩衝能力が極めて低い排水処理を行うに際して
の、生物処理のpH調整を容易にすることを課題とする
ものである。
ためになされたもので、特に純水排水や、超純水排水の
ような緩衝能力が極めて低い排水処理を行うに際して
の、生物処理のpH調整を容易にすることを課題とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、有機性排水等の被処理水の処理方
法とその装置としてなされたもので、有機性排水等の被
処理水の処理方法としての特徴は、有機性排水等の被処
理水のpHを、第1pH調整槽2で強アルカリ又は強酸
を添加して調整した後、第2pH調整槽6で弱アルカリ
性液又は弱酸性液を添加して調整し、その後、生物処理
槽8内で生物処理を行って前記被処理水を処理すること
にある。
題を解決するために、有機性排水等の被処理水の処理方
法とその装置としてなされたもので、有機性排水等の被
処理水の処理方法としての特徴は、有機性排水等の被処
理水のpHを、第1pH調整槽2で強アルカリ又は強酸
を添加して調整した後、第2pH調整槽6で弱アルカリ
性液又は弱酸性液を添加して調整し、その後、生物処理
槽8内で生物処理を行って前記被処理水を処理すること
にある。
【0009】また、有機性排水等の被処理水の処理装置
としての特徴は、有機性排水等の被処理水に強アルカリ
又は強酸を添加して前記被処理水のpHを調整する第1
pH調整槽2と、前記被処理水に弱アルカリ性液又は弱
酸性液を添加して該被処理水のpHを調整する第2pH
調整槽6と、前記第1pH調整槽2及び第2pH調整槽
6でpHが調整された被処理水の生物処理を行う生物処
理槽8とを具備したことにある。
としての特徴は、有機性排水等の被処理水に強アルカリ
又は強酸を添加して前記被処理水のpHを調整する第1
pH調整槽2と、前記被処理水に弱アルカリ性液又は弱
酸性液を添加して該被処理水のpHを調整する第2pH
調整槽6と、前記第1pH調整槽2及び第2pH調整槽
6でpHが調整された被処理水の生物処理を行う生物処
理槽8とを具備したことにある。
【0010】尚、弱アルカリ性液又は弱酸性液として
は、たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、又は
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウ
ム等がある。
は、たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、又は
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウ
ム等がある。
【0011】
【作用】そして、上記のように第1pH調整槽2で強ア
ルカリ又は強酸が添加されることにより、原水としての
被処理水のpHの変動が一定値に保たれ、また第2pH
調整槽6で弱アルカリ性液又は弱酸性液が添加されるこ
とにより、後段の生物処理槽8で発生する酸成分、アル
カリ成分が中和されて、生物処理を行うのに適当なpH
値を維持することが可能となるのである。
ルカリ又は強酸が添加されることにより、原水としての
被処理水のpHの変動が一定値に保たれ、また第2pH
調整槽6で弱アルカリ性液又は弱酸性液が添加されるこ
とにより、後段の生物処理槽8で発生する酸成分、アル
カリ成分が中和されて、生物処理を行うのに適当なpH
値を維持することが可能となるのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。実施例1 本実施例は、純水排水、或いは超純水排水の処理方法の
一実施例であり、先ずその処理方法を実施するための処
理装置の構成について説明する。
一実施例であり、先ずその処理方法を実施するための処
理装置の構成について説明する。
【0013】図1において、1は被処理水としての原水
を貯留するための原水貯留槽、2は該原水貯留槽1から
供給される原水のpHを調整するための第1pH調整槽
で、該第1pH調整槽2には、強アルカリ又は強酸を前
記第1pH調整槽2内に供給する供給ポンプ3と、該供
給ポンプ3によるアルカリ又は酸の供給量を制御してp
Hを調整するpHコントローラー4と、前記第1pH調
整槽2内の被処理水を攪拌する攪拌機5とが具備されて
いる。
を貯留するための原水貯留槽、2は該原水貯留槽1から
供給される原水のpHを調整するための第1pH調整槽
で、該第1pH調整槽2には、強アルカリ又は強酸を前
記第1pH調整槽2内に供給する供給ポンプ3と、該供
給ポンプ3によるアルカリ又は酸の供給量を制御してp
Hを調整するpHコントローラー4と、前記第1pH調
整槽2内の被処理水を攪拌する攪拌機5とが具備されて
いる。
【0014】6は、前記第1pH調整槽2でpHを調整
した後の被処理水に弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
してpHを調整するための第2pH調整槽で、該第2p
H調整槽6内には、弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
した後に前記第2pH調整槽6内の被処理水を攪拌する
攪拌機7が具備されている。
した後の被処理水に弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
してpHを調整するための第2pH調整槽で、該第2p
H調整槽6内には、弱アルカリ性液又は弱酸性液を添加
した後に前記第2pH調整槽6内の被処理水を攪拌する
攪拌機7が具備されている。
【0015】8は、前記第1pH調整槽2及び第2pH
調整槽6でpHが調整された被処理水を生物処理するた
めの固定床式の生物処理槽で、この生物処理槽8の下部
には空気を流入させるためのパイプ(図示せず)が接続
され、且つ該パイプに連通して散気装置が配設されてい
る。
調整槽6でpHが調整された被処理水を生物処理するた
めの固定床式の生物処理槽で、この生物処理槽8の下部
には空気を流入させるためのパイプ(図示せず)が接続
され、且つ該パイプに連通して散気装置が配設されてい
る。
【0016】そして、上記のような処理装置を用いて、
有機性排水を処理する方法について説明する。
有機性排水を処理する方法について説明する。
【0017】先ず、原水貯留槽1に貯留された被処理水
としての原水(工場からの排水)を第1pH調整槽2に
供給する。このとき、種々のpH値の原水が連続的に供
給され、そのpH値の変動幅は6〜10である。この原水
は200L/dで第1pH調整槽2に供給される。
としての原水(工場からの排水)を第1pH調整槽2に
供給する。このとき、種々のpH値の原水が連続的に供
給され、そのpH値の変動幅は6〜10である。この原水
は200L/dで第1pH調整槽2に供給される。
【0018】その第1pH調整槽2に供給された被処理
水は、供給ポンプ3からの強アルカリ〔本実施例では水
酸化ナトリウム(NaOH)〕の供給によりpHコント
ローラー4でその供給量が制御されつつ、pHが11.1に
調整される。
水は、供給ポンプ3からの強アルカリ〔本実施例では水
酸化ナトリウム(NaOH)〕の供給によりpHコント
ローラー4でその供給量が制御されつつ、pHが11.1に
調整される。
【0019】しかし、このままで生物処理槽8に被処理
水を投入するとpHが高すぎて生物に阻害を与える。し
かも後述の生物処理に必要なアルカリ成分の量を確保す
るためには、さらにアルカリを添加せねばならない。
水を投入するとpHが高すぎて生物に阻害を与える。し
かも後述の生物処理に必要なアルカリ成分の量を確保す
るためには、さらにアルカリを添加せねばならない。
【0020】そこで、上記のようにpH調整された被処
理水は、第2pH調整槽6に供給され、その第2pH調
整槽6内で弱アルカリ性液〔本実施例では炭酸水素ナト
リウム(NaHCO3)〕を十分な一定量供給する。ここ
で、十分な一定量の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)
が第2pH調整槽6に供給されることにより、後段の生
物処理に適当なpH値である8.8 まで下げることがで
き、また次工程での生物処理におけるpHの変動も少な
くなるのである。
理水は、第2pH調整槽6に供給され、その第2pH調
整槽6内で弱アルカリ性液〔本実施例では炭酸水素ナト
リウム(NaHCO3)〕を十分な一定量供給する。ここ
で、十分な一定量の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)
が第2pH調整槽6に供給されることにより、後段の生
物処理に適当なpH値である8.8 まで下げることがで
き、また次工程での生物処理におけるpHの変動も少な
くなるのである。
【0021】すなわち、第2pH調整槽6内で次の中和
反応が生じる。 NaOH+NaHCO3→Na2CO3+H2O そして、第2pH調整槽6の出口では、NaHCO3と
上記反応の結果生成するNa2CO3の混合液が存在し、
このNa2CO3は溶液中でアルカリ性を呈するため、次
工程の生物処理で発生する酸成分を中和することがで
き、pHの変動を少なくし、生物処理に好適なpHを維
持できるのである。
反応が生じる。 NaOH+NaHCO3→Na2CO3+H2O そして、第2pH調整槽6の出口では、NaHCO3と
上記反応の結果生成するNa2CO3の混合液が存在し、
このNa2CO3は溶液中でアルカリ性を呈するため、次
工程の生物処理で発生する酸成分を中和することがで
き、pHの変動を少なくし、生物処理に好適なpHを維
持できるのである。
【0022】次に、上記のようにして緩衝作用を有する
液で調整された排水を、固定床式の生物処理槽8で処理
する。この生物処理槽8内へは、該生物処理槽8の下部
に接続されたパイプ(図示せず)と散気装置を介して空
気が流入される。
液で調整された排水を、固定床式の生物処理槽8で処理
する。この生物処理槽8内へは、該生物処理槽8の下部
に接続されたパイプ(図示せず)と散気装置を介して空
気が流入される。
【0023】このようにして生物処理槽8で処理した結
果、その処理後の処理水のpHは7.5 〜8.0 となった。
果、その処理後の処理水のpHは7.5 〜8.0 となった。
【0024】実施例2 本実施例は、純水排水、或いは超純水排水の処理方法の
他の実施例である。
他の実施例である。
【0025】本実施例では、生物処理槽8としては、上
記実施例1のような固定床式生物処理装置の代りに栓流
式の生物処理槽を用いた。
記実施例1のような固定床式生物処理装置の代りに栓流
式の生物処理槽を用いた。
【0026】これを図2により説明すると、本実施例で
は、上記実施例1とは異なり、生物処理槽8で処理した
被処理水を上澄液と汚泥とに分離する沈澱槽9が設けら
れている。
は、上記実施例1とは異なり、生物処理槽8で処理した
被処理水を上澄液と汚泥とに分離する沈澱槽9が設けら
れている。
【0027】すなわち、本実施例では、沈澱槽9で沈澱
分離された汚泥が生物処理槽8に再度供給され、その汚
泥に含有された微生物が再利用されるのである。
分離された汚泥が生物処理槽8に再度供給され、その汚
泥に含有された微生物が再利用されるのである。
【0028】その他の装置の構成は上記実施例1と同じ
であるため、その詳細な説明は省略する。
であるため、その詳細な説明は省略する。
【0029】本実施例の純水排水、超純水排水の処理方
法においても、先ず、原水貯留槽1に貯留された原水を
第1pH調整槽2に供給した後、その第1pH調整槽2
内で強アルカリを添加してpHが調整され、次にその被
処理水を第2pH調整槽6に供給して弱アルカリ性液を
添加し、その後生物処理槽8へ供給して分解,処理を行
う。
法においても、先ず、原水貯留槽1に貯留された原水を
第1pH調整槽2に供給した後、その第1pH調整槽2
内で強アルカリを添加してpHが調整され、次にその被
処理水を第2pH調整槽6に供給して弱アルカリ性液を
添加し、その後生物処理槽8へ供給して分解,処理を行
う。
【0030】生物処理槽8での処理後の処理水は、次の
沈澱槽9へ供給され、その沈澱槽9で上澄液と汚泥とに
分離されて上澄液が外部に放流されるとともに、沈澱分
離された微生物は生物処理槽8へ返送するか、又は系外
へ引き抜かれる。
沈澱槽9へ供給され、その沈澱槽9で上澄液と汚泥とに
分離されて上澄液が外部に放流されるとともに、沈澱分
離された微生物は生物処理槽8へ返送するか、又は系外
へ引き抜かれる。
【0031】尚、原水の第1pH調整槽2への供給量、
或いは原水貯留槽1、第1pH調整槽2、第2pH調整
槽6、生物処理槽8内でのそれぞれのpH値も上記実施
例1と同様である。
或いは原水貯留槽1、第1pH調整槽2、第2pH調整
槽6、生物処理槽8内でのそれぞれのpH値も上記実施
例1と同様である。
【0032】本実施例においても、第2pH調整槽6で
弱アルカリ性液が添加されるため、第1pH調整槽2で
加えられたアルカリ成分の量を保てるとともに、生物処
理に適当なpH値まで下げることができ、pHの変動も
少なくなるのである。
弱アルカリ性液が添加されるため、第1pH調整槽2で
加えられたアルカリ成分の量を保てるとともに、生物処
理に適当なpH値まで下げることができ、pHの変動も
少なくなるのである。
【0033】実施例3 本実施例は、実施例1における固定床式生物処理装置の
代りに完全混合式の生物処理槽を用いた実施例である。
代りに完全混合式の生物処理槽を用いた実施例である。
【0034】本実施例では、図3に示すように、生物処
理槽8内に、該生物処理槽8内の被処理水を曝気攪拌す
る機械式曝気装置10が設けられている点で実施例1,2
と相違する。
理槽8内に、該生物処理槽8内の被処理水を曝気攪拌す
る機械式曝気装置10が設けられている点で実施例1,2
と相違する。
【0035】このような機械式曝気装置10で生物処理槽
8内の被処理水を曝気攪拌すると、その曝気攪拌によっ
て生物処理槽8内での各場所の溶存酸素濃度の変動が少
なくなる。
8内の被処理水を曝気攪拌すると、その曝気攪拌によっ
て生物処理槽8内での各場所の溶存酸素濃度の変動が少
なくなる。
【0036】その他の装置の構成は上記実施例2と同じ
であるため、その詳細な説明は省略する。
であるため、その詳細な説明は省略する。
【0037】また、処理方法も、上記機械式曝気装置10
による生物処理槽8内での曝気攪拌工程を除けば実施例
2とすべて同じであるため、その詳細な説明は省略す
る。
による生物処理槽8内での曝気攪拌工程を除けば実施例
2とすべて同じであるため、その詳細な説明は省略す
る。
【0038】さらに、原水の第1pH調整槽2への供給
量、或いは原水貯留槽1、第1pH調整槽2、第2pH
調整槽6、生物処理槽8内でのそれぞれのpH値も上記
実施例1,2と同様である。
量、或いは原水貯留槽1、第1pH調整槽2、第2pH
調整槽6、生物処理槽8内でのそれぞれのpH値も上記
実施例1,2と同様である。
【0039】その他の実施例 尚、上記実施例では、被処理水としての原水を一旦原水
貯留槽1に貯留した後に、その原水をpH調整槽2に供
給したが、たとえば工場より排出される被処理水を原水
貯留槽1に貯留せずに直接pH調整槽2に供給すること
も可能である。
貯留槽1に貯留した後に、その原水をpH調整槽2に供
給したが、たとえば工場より排出される被処理水を原水
貯留槽1に貯留せずに直接pH調整槽2に供給すること
も可能である。
【0040】また、上記各実施例では、第1pH調整槽
2でpHを調整する手段として、強アルカリを該第1p
H調整槽2内に供給する供給ポンプ3と、該供給ポンプ
3による供給量を制御してpHを調整するpHコントロ
ーラー4との組み合わせによる手段が採用されていた
が、第1pH調整槽2内のpHの調整手段はこれに限定
されるものではない。
2でpHを調整する手段として、強アルカリを該第1p
H調整槽2内に供給する供給ポンプ3と、該供給ポンプ
3による供給量を制御してpHを調整するpHコントロ
ーラー4との組み合わせによる手段が採用されていた
が、第1pH調整槽2内のpHの調整手段はこれに限定
されるものではない。
【0041】さらに、該実施例では、第1pH調整槽2
で添加する強アルカリとして水酸化ナトリウム(NaO
H)を使用したが、水酸化カリウム(KOH)等の他の
強アルカリを使用することも可能であり、さらには塩酸
(HCl)や硫酸(H2SO4)等の強酸を使用すること
も可能である。
で添加する強アルカリとして水酸化ナトリウム(NaO
H)を使用したが、水酸化カリウム(KOH)等の他の
強アルカリを使用することも可能であり、さらには塩酸
(HCl)や硫酸(H2SO4)等の強酸を使用すること
も可能である。
【0042】さらに、第2pH調整槽6で添加される弱
アルカリ性液として、上記実施例では、炭酸水素ナトリ
ウム(NaHCO3)を使用したが、弱アルカリ性液の種
類はこれに限定されるものではなく、炭酸水素カリウム
(KHCO3)を用いることも可能である。
アルカリ性液として、上記実施例では、炭酸水素ナトリ
ウム(NaHCO3)を使用したが、弱アルカリ性液の種
類はこれに限定されるものではなく、炭酸水素カリウム
(KHCO3)を用いることも可能である。
【0043】また、これら以外に炭酸ナトリウム(Na
2CO3)、炭酸カリウム(K2CO3)、酢酸ナトリウム
(CH3COONa)等の弱アルカリ性液を使用するこ
とも可能である。
2CO3)、炭酸カリウム(K2CO3)、酢酸ナトリウム
(CH3COONa)等の弱アルカリ性液を使用するこ
とも可能である。
【0044】いずれにしても、本発明においては弱アル
カリ性液の種類は問うものではないが、緩衝作用が良好
である等の観点からは、上記のような炭酸水素ナトリウ
ム(NaHCO3)や炭酸水素カリウム(KHCO3)を使
用するのが好ましい。
カリ性液の種類は問うものではないが、緩衝作用が良好
である等の観点からは、上記のような炭酸水素ナトリウ
ム(NaHCO3)や炭酸水素カリウム(KHCO3)を使
用するのが好ましい。
【0045】また、硫酸アンモニウム[(NH4)2S
O4]、硝酸アンモニウム〔NH4NO3]、塩化アンモニ
ウム〔NH4Cl〕等の弱酸性液を使用することも可能
である。
O4]、硝酸アンモニウム〔NH4NO3]、塩化アンモニ
ウム〔NH4Cl〕等の弱酸性液を使用することも可能
である。
【0046】要は、原水の被処理水の性状に応じて弱ア
ルカリ性液又は弱酸性液を適宜選択して使用すればよ
い。
ルカリ性液又は弱酸性液を適宜選択して使用すればよ
い。
【0047】尚、本発明は、上記のような純水製造工場
排水の処理を主眼とするものであるが、これ以外の被処
理水の処理に本発明を適用することも可能であり、対象
となる被処理水の種類は問わない。
排水の処理を主眼とするものであるが、これ以外の被処
理水の処理に本発明を適用することも可能であり、対象
となる被処理水の種類は問わない。
【0048】
【発明の効果】叙上のように、本発明においては、有機
性排水等の被処理水のpHを第1pH調整槽で強アルカ
リ又は強酸を添加して調整した後、第2pH調整槽で弱
アルカリ性液又は弱酸性液を添加して調整し、その後に
生物処理槽内で生物処理を行うため、第1pH調整槽で
強アルカリ又は強酸が添加されることにより、原水とし
ての被処理液の性状に応じてpHが一定値に保たれ、ま
た第2pH調整槽で弱アルカリ性液又は弱酸性液が添加
されることにより、後段の生物処理槽で発生する酸成
分、アルカリ成分が中和され、生物処理に好適なpH値
が維持できるという効果がある。
性排水等の被処理水のpHを第1pH調整槽で強アルカ
リ又は強酸を添加して調整した後、第2pH調整槽で弱
アルカリ性液又は弱酸性液を添加して調整し、その後に
生物処理槽内で生物処理を行うため、第1pH調整槽で
強アルカリ又は強酸が添加されることにより、原水とし
ての被処理液の性状に応じてpHが一定値に保たれ、ま
た第2pH調整槽で弱アルカリ性液又は弱酸性液が添加
されることにより、後段の生物処理槽で発生する酸成
分、アルカリ成分が中和され、生物処理に好適なpH値
が維持できるという効果がある。
【0049】特に、弱アルカリ性液又は弱酸性液として
緩衝作用を有するものを使用すれば、原水のpHの極端
な変動を防止し、かつ生物処理に好適なpH値にあらか
じめ調整しておくことができるとともに、生物処理を行
うのに適当なpH値を維持することができ、従って被処
理水が水質の緩衝能力の極めて低い純水排水や超純水排
水の場合であっても、排水の生物処理に際してのpHの
調整を容易に行うことができるという顕著な効果があ
る。
緩衝作用を有するものを使用すれば、原水のpHの極端
な変動を防止し、かつ生物処理に好適なpH値にあらか
じめ調整しておくことができるとともに、生物処理を行
うのに適当なpH値を維持することができ、従って被処
理水が水質の緩衝能力の極めて低い純水排水や超純水排
水の場合であっても、排水の生物処理に際してのpHの
調整を容易に行うことができるという顕著な効果があ
る。
【図1】一実施例の純水排水、超純水排水の処理方法に
用いられる処理装置の概略ブロック図。
用いられる処理装置の概略ブロック図。
【図2】他実施例の処理方法に用いられる装置の概略ブ
ロック図。
ロック図。
【図3】他実施例の処理方法に用いられる装置の概略ブ
ロック図。
ロック図。
【図4】従来の処理方法に用いられる装置の概略ブロッ
ク図。
ク図。
2…第1pH調整槽 6…第2pH調整
槽 8…生物処理槽
槽 8…生物処理槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/66 B F 530 B G L P 540 J
Claims (3)
- 【請求項1】 有機性排水等の被処理水のpHを、第1
pH調整槽(2) で強アルカリ又は強酸を添加して調整し
た後、第2pH調整槽(6) で弱アルカリ性液又は弱酸性
液を添加して調整し、その後、生物処理槽(8) 内で生物
処理を行って前記被処理水を処理することを特徴とする
有機性排水等の被処理水の処理方法。 - 【請求項2】 前記弱アルカリ性液又は弱酸性液が、炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、又は硫酸アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウムである請求項
1記載の有機性排水等の被処理水の処理方法。 - 【請求項3】 有機性排水等の被処理水に強アルカリ又
は強酸を添加して前記被処理水のpHを調整する第1p
H調整槽(2) と、前記被処理水に弱アルカリ性液又は弱
酸性液を添加して該被処理水のpHを調整する第2pH
調整槽(6) と、前記第1pH調整槽(2) 及び第2pH調
整槽(6) でpHが調整された被処理水の生物処理を行う
生物処理槽(8) とを具備したことを特徴とする有機性排
水等の被処理水の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041602A JPH07251184A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 有機性排水等の被処理水の処理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041602A JPH07251184A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 有機性排水等の被処理水の処理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251184A true JPH07251184A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12612934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6041602A Pending JPH07251184A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 有機性排水等の被処理水の処理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251184A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1076282A (ja) * | 1996-09-04 | 1998-03-24 | Japan Organo Co Ltd | 有機塩素化合物の超臨界水酸化処理法及び装置 |
| JP2017192871A (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 宇部興産株式会社 | 酸性水中和剤及び酸性水中和処理方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5241452A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-31 | Tokuyama Sekisui Kogyo Kk | Neutralizing method for waste water |
| JPS5523114B2 (ja) * | 1975-08-02 | 1980-06-20 | ||
| JPS62258793A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-11 | O H L:Kk | 高濃度アルカリ溶液の中和方法 |
| JPH05329477A (ja) * | 1991-08-08 | 1993-12-14 | Kurita Water Ind Ltd | 膜分離方法 |
| JPH0623385A (ja) * | 1992-03-11 | 1994-02-01 | Ciba Geigy Ag | 水の浄化方法 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041602A patent/JPH07251184A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040305 |
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| A02 | Decision of refusal |
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