JPH0725148B2 - ベルトとその製造方法及び製造装置 - Google Patents

ベルトとその製造方法及び製造装置

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JPH0725148B2
JPH0725148B2 JP33804891A JP33804891A JPH0725148B2 JP H0725148 B2 JPH0725148 B2 JP H0725148B2 JP 33804891 A JP33804891 A JP 33804891A JP 33804891 A JP33804891 A JP 33804891A JP H0725148 B2 JPH0725148 B2 JP H0725148B2
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JP
Japan
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belt
roller
band
rollers
strip
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JP33804891A
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JPH05169561A (ja
Inventor
幹雄 有田
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HOBAARU KOGYO KK
Original Assignee
HOBAARU KOGYO KK
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物の搬送や案内、動力
の伝動に使用されるベルトとその製造方法及び製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延された薄い帯鋼をコイル状に巻
き取る際に帯鋼を搬送したり案内するベルトは、帆布を
積層した帯状体の両端をそれぞれ緩い斜面に形成し、両
端の斜面を接着して無端に形成している。
【0003】繊維束から短繊維屑を除去するコーマにお
いて、一対の噛み合う螺旋歯付きのデタッチングローラ
に挟まれて一方のデタッチングローラに巻き掛けられる
ベルトは、鞣し皮又は人工皮革を積層した帯状体の両端
をそれぞれ緩い斜面に形成し、両端の斜面を接着して無
端に形成している。
【0004】動力伝動用のVベルトやタイミングベルト
のようなゴムベルトは、帆布やスチールコードを芯材と
してゴムを金型で無端に成形している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、帯鋼を搬送
したり案内するベルトは、使用温度が120〜150℃
のように高く、使用速度が350m/minのように速
いので、帯状体の両端の斜面を接着した接合部が破損し
易く、寿命が短い。
【0006】コーマのベルトは、巻き掛けるデタッチン
グローラが小径である上、一対のデタッチングローラの
噛み合う螺旋歯に挟まれて、鋭く湾曲されるので、斜面
を接着した接合部が破損し易く、寿命が短い。
【0007】即ち、帯状体の両端の斜面を接着して無端
に形成するベルトは、任意の寸法のものを安価に少量生
産するのが容易であるが、接合部が破損し易い。
【0008】一方、金型で成形するゴムベルトは、破損
し易い接合部がないが、任意の寸法のものを安価に少量
生産するのが困難である。
【0009】本発明の目的は、上記のような従来の課題
を解決することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明は、帯状体が渦
巻き状に複数回巻かれて、内側の帯状体の外面と外側の
帯状体の内面が重合して接着され、輪に形成されている
ことを特徴とするベルトである。
【0011】第2発明は、接着剤付きの帯状体を渦巻き
状に複数回巻いて、内側の帯状体の外面と外側の帯状体
の内面を重合して上記の接着剤で接着し、輪に形成する
ことを特徴とするベルトの製造方法である。
【0012】第3発明は、複数本のローラを並列して配
置し、これらのローラの外側に帯状体が複数回巻き付い
て移動する通路を形成し、これらのローラのうち少なく
とも1本のローラの配置位置を移動可能にして帯状体の
移動通路の長さを増減可能にし、帯状体の移動通路に、
複数回巻かれて移動する接着剤付きの帯状体を加熱して
押圧し、内側の帯状体の外面と外側の帯状体の内面を上
記の接着剤で接着する熱圧装置を設けたことを特徴とす
るベルトの製造装置である。
【0013】
【作用】第1発明のベルトは、第2発明の製造方法によ
って第3発明の製造装置で製造される。
【0014】ベルトは、帯状体が渦巻き状に複数回巻か
れて、内側の帯状体の外面と外側の帯状体の内面が重合
して接着しているので、帯状体の両端の斜面を接着した
接合部がない。
【0015】また、帯状体の寸法と、帯状体を渦巻き状
に複数回巻いて形成する輪の大きさを調整して、任意の
寸法のものを、高価な金型成形を用いずに、製造するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、ベルトは、破損し易
い接合部がなく、寿命が長い。
【0017】また、破損し易い接合部がない任意の寸法
のベルトを安価に少量生産するのが容易である。
【0018】
【実施例】本例のベルトは、図1と図2に示すように、
接着剤が含浸された所望の寸法の帯状体1が渦巻き状に
複数回巻かれ、内側の帯状体1の外面と外側の帯状体1
の内面が重合して、帯状体1に含浸して付着された接着
剤2で接着され、所望の長さの輪に形成されている。
【0019】帯状体1は、ケプラー(米国デュポン社の
商標、ナイロンの一種)織物の帆布であり、耐熱温度が
250〜280℃であり、厚さが0.9mmであって、
重さが0.48kg/m2である。又は、ポリエステル
織物の帆布であり、耐熱温度が150〜160℃であ
り、厚さが0.85mmで、重さが0.8kg/m2
ある。
【0020】接着剤2は、ポリウレタン系の耐熱性接着
剤である。
【0021】本例のベルトは、熱間圧延された薄い帯鋼
をコイル状に巻き取る際に帯鋼を搬送したり案内するベ
ルトに使用される。高温高速で使用されるこのベルト
は、帯状体の両端の斜面を接着した従来品に比較して、
寿命が数倍の長さである。
【0022】本例のベルトの製造装置は、図3に示すよ
うに、接着剤を含浸した帯状体を巻いたビーム11を水
平に仕掛けるスタンド12を設けている。
【0023】スタンド12に仕掛けたビーム11の前方
には、図3に示すように、上下一対の第1ローラ13,
14をスタンド12のビーム11と平行に配置し、上側
ローラ13を下側ローラ14の上に昇降可能に載置し
て、ビーム11から引き出された帯状体が上側ローラ1
3と下側ローラ14の間を通過する構成にしている。第
1ローラ13,14は、配置位置が前後に平行移動可能
に装置している。
【0024】第1ローラ13,14の前方には、図3に
示すように、上下一対の第2ローラ15,16を第1ロ
ーラ13,14と平行に配置し、上側ローラ15を下側
ローラ16の上に昇降可能に載置して、第1ローラ1
3,14を通過した帯状体が上側ローラ15と下側ロー
ラ16の間を通過する構成にしている。第2ローラの下
側ローラ16は、図示しない回転駆動装置に連結してい
る。
【0025】第1ローラ13,14と第2ローラ15,
16の間の上方には、図3に示すように、第3ローラ1
7、第4ローラ1と第5ローラ1を第1ローラ1
3,14、第2ローラ15,16と平行に前後に配置
し、第2ローラ15,16を通過した帯状体が第3ロー
ラ17、第4ローラ18と第5ローラ19を順次通過す
る構成にしている。また、第5ローラ19を通過した帯
状体が第1ローラ13,14の間を通過してその帯状体
の外面が第1ローラ13,14を通過中の帯状体の内面
に重合する構成にしている。
【0026】即ち、帯状体が第1ローラの上側ローラ1
3、第2ローラの上側ローラ15、第3ローラ17、第
4ローラ18と第5ローラ19の外側に複数回巻き付い
て移動する通路20を形成し、第1ローラ13,14の
配置位置を前後に平行移動して帯状体の移動通路20の
長さを増減する構成にしている。
【0027】第1ローラ13,14と第2ローラ15,
16の間の帯状体移動通路20の下側には、図3に示す
ように、移動中の帯状体を加熱する熱板21を設け、熱
板21の上に多数本の押圧ローラ22を第1ローラ1
3,14、第2ローラ15,16と平行に前後に配置
し、各押圧ローラ22をそれぞれ熱板21の上に昇降可
能に載置して、移動中の帯状体が各押圧ローラ22と熱
板21の間を通過して押圧ローラ22によって熱板21
に押圧される構成にしている。
【0028】即ち、帯状体移動通路20の途中には、複
数回巻かれて移動する接着剤付きの帯状体を加熱して押
圧し、内側の帯状体の外面と外側の帯状体の内面を接着
剤で接着する熱板21と押圧ローラ22からなる熱圧装
置を設けている。
【0029】本例のベルトの製造装置を使用する場合
は、接着剤を含浸した所望の寸法の帯状体を巻いたビー
ム11をスタンド12に仕掛け、ビーム11から引き出
した帯状体を、第1ローラ13,14の間、各押圧ロー
ラ22と熱板21の間、第2ローラ15,16の間に順
次通し、更に、第3ローラ17、第4ローラ18と第5
ローラ19の上側を順次通し、その後、第1ローラ1
3,14の間に挟まれた帯状体と第1ローラの上側ロー
ラ13の間に通し、第2ローラの下側ローラ16を回転
駆動する。
【0030】すると、所望の寸法の帯状体は、ビーム1
1から引き出され、第1ローラの上側ローラ13、第2
ローラの上側ローラ15、第3ローラ17、第4ローラ
18と第5ローラ19の外側に複数回巻き付いて帯状体
移動通路20を移動し、熱圧装置21,22を通過する
際に、加熱されて押圧され、内側の帯状体の外面と外側
の帯状体の内面が帯状体に含浸して付着された接着剤で
接着され、所望の寸法の輪に形成されてベルトとなる。
【0031】ベルトは、製造装置の帯状体移動通路20
から取り外し、複数層に接着した帯状体をプレス装置で
加熱しつつ高圧で加圧して更に強固に接着し、その後、
放置して冷却する。
【0032】このベルトより短い又は長いベルトを製造
する場合は、図3に破線で示すように、製造装置の第1
ローラ13,14の配置位置を前方又は後方に移動して
帯状体移動通路20の長さを減少又は増加する。
【0033】上記のベルトの外周面又は内周面に更に他
の素材を積層する場合は、帆布の帯状体を上記の製造装
置で輪に形成してベルトにした後、このベルトの外周面
又は内周面に他の帯状素材を重合して接着し、複数層に
接着した帆布の帯状体とその外周面又は内周面に接着し
た他の帯状素材をプレス装置で加熱しつつ高圧で加圧し
て更に強固に接着する。
【0034】帆布の帯状体の外周面と内周面にそれぞれ
人工皮革を接着して所定の厚さにしたベルトは、コーマ
のベルトに使用される。鋭く湾曲されるこのベルトは、
帯状体の両端の斜面を接着した従来品に比較して、寿命
が数倍の長さである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のベルトの側面図である。
【図2】図1のA−A線断面拡大図である。
【図3】同例のベルトの製造装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 接着剤 13 第1ローラの上側ローラ 15 第2ローラの上側ローラ 17 第3ローラ 18 第4ローラ 19 第5ローラ 20 帯状体移動通路 21,22 熱圧装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体が渦巻き状に複数回巻かれて、内
    側の帯状体の外面と外側の帯状体の内面が重合して接着
    され、輪に形成されていることを特徴とするベルト。
  2. 【請求項2】 接着剤付きの帯状体を渦巻き状に複数回
    巻いて、内側の帯状体の外面と外側の帯状体の内面を重
    合して上記の接着剤で接着し、輪に形成することを特徴
    とするベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 複数本のローラを並列して配置し、これ
    らのローラの外側に帯状体が複数回巻き付いて移動する
    通路を形成し、 これらのローラのうち少なくとも1本のローラの配置位
    置を移動可能にして帯状体の移動通路の長さを増減可能
    にし、 帯状体の移動通路に、複数回巻かれて移動する接着剤付
    きの帯状体を加熱して押圧し、内側の帯状体の外面と外
    側の帯状体の内面を上記の接着剤で接着する熱圧装置を
    設けたことを特徴とするベルトの製造装置。
JP33804891A 1991-12-20 1991-12-20 ベルトとその製造方法及び製造装置 Expired - Lifetime JPH0725148B2 (ja)

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JPH05169561A JPH05169561A (ja) 1993-07-09
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