JPH0725192U - 引戸装置 - Google Patents

引戸装置

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JPH0725192U
JPH0725192U JP6023493U JP6023493U JPH0725192U JP H0725192 U JPH0725192 U JP H0725192U JP 6023493 U JP6023493 U JP 6023493U JP 6023493 U JP6023493 U JP 6023493U JP H0725192 U JPH0725192 U JP H0725192U
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JP
Japan
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sliding door
frame
door
end portion
closed position
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JP6023493U
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Inventor
富士夫 山岸
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Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でありながら、確実に防音性能を
向上させることができる引戸装置を提供することを目的
としている。 【構成】 開位置と閉位置との間を移動して部屋を開閉
する引戸4と、敷居部9および鴨居部8を有し、引戸4
が建て付けられる引戸枠2とを備えた引戸装置1におい
て、引戸4が、下端部に引戸4を移動させる戸車35
a、35bを備えるとともに、上端部に引戸4の移動方
向に連続して延びる係合溝29を備え、引戸枠2の敷居
部9には、引戸4の閉位置において戸車35a、35b
が落ち込む落込部17a、17bが形成され、引戸枠2
の鴨居部8には、引戸4の上端部が収容される案内溝1
4が形成されるとともに、係合溝29に係合して上端部
を抜止め状態にし、かつ、引戸4の閉位置において上端
部が当接する弾性体15が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、防音室や防音ボックスに出入りするために、あるいは、そ れらに設けられた窓などに用いられる引戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の引戸装置は、特公平3−50872公報に記載されているように、アル ミサッシなどの窓枠と、これに建て付けられる引戸とを備え、窓枠に設けられレ ール上を引戸が走行することにより、開閉されるように構成されている。引戸の 下部には、走行戸車が取り付けられた引戸下框が設けられており、引戸下框の外 壁部には弾性気密部材が当接されている。そして、この弾性気密部材を窓の下枠 上面に弾力的に押圧させて、窓下枠と引戸下框との間の間隙を閉塞することによ り水密性や気密性を確保している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の引戸装置によれば、窓枠と弾性気密部材とが線接触状態で当接している ため、水密性能などの面から見れば、十分であるといえるかもしれないが、防音 性能の面から見れば、不十分である。そのうえ、弾性気密部材は引戸および窓枠 の下部のみに設けられており、上部の間隙にはそれらが設けられていないので、 上部から音が漏れ出ることは避けられず、十分な防音効果を得ることができない という問題がある。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、構造が簡 単でありながら、確実に防音性能を向上させることができる引戸装置を提供する ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の引戸装置は、開位置 と閉位置との間を移動して部屋を開閉する引戸と、敷居部および鴨居部を有し、 引戸が建て付けられる引戸枠とを備えた引戸装置において、引戸が、下端部に引 戸を移動させる戸車を備えるとともに、上端部に引戸の移動方向に連続して延び る係合溝を備え、引戸枠の敷居部には、引戸の前記閉位置において戸車が落ち込 む落込部が形成され、引戸枠の鴨居部には、引戸の上端部が収容される案内溝が 形成されるとともに、係合溝に係合して上端部を抜止め状態にし、かつ、引戸の 閉位置において上端部が当接する弾性体が設けられていることを特徴としている 。
【0006】 請求項2に記載の引戸装置は、開位置と閉位置との間を移動して部屋を開閉す る引戸と、敷居部および鴨居部を有し、引戸が建て付けられる引戸枠とを備えた 引戸装置において、引戸が、上端部に、移動方向に連続して延びる係合溝と、引 戸を移動させる戸車とを備え、引戸枠の鴨居部には、上端部を収容する案内溝が 形成されるとともに、上端部を抜止め状態にする抜止部が設けられ、抜止部に、 引戸の閉位置において戸車が落ち込む落込部が設けられていることを特徴として いる。
【0007】 これらの場合、引戸が、引戸枠に対する戸当り角度を調整する調整手段をさら に備えることが好ましい。
【0008】 また、これらの場合、引戸が、引戸の閉位置において、召合せ部に隙間を閉塞 する弾性体をさらに備えることが好ましい。
【0009】
【作用】
請求項1に記載の引戸装置によれば、戸車によって引戸を閉位置に移動させる と、戸車が敷居部の落込部に落ち込むことによって、引戸全体が下がり、引戸の 下面が敷居部の上面に当接して、これを押圧する。また、このとき同時に、鴨居 部の案内溝に収容された引戸の上端部が下がることにより、引戸の係合溝によっ て形成された上端部の肩部が鴨居部の弾性体に当接して、これを押圧する。これ により、引戸を閉位置に移動させた状態では、引戸と引戸枠とは、下端部では互 いに面接触状態となると同時に、上端部では弾性体による閉塞状態となって、引 戸と引戸枠との間の間隙がなくなり、引戸装置の防音性能は向上される。
【0010】 請求項2に記載の引戸装置によれば、戸車によって引戸を閉位置に移動させる と、戸車が鴨居部の抜止部に形成された落込部に落ち込むことによって、引戸全 体が下がり、鴨居部の案内溝に収容された引戸の上端部が戸車とともに下がるこ とにより、引戸の係合溝によって形成された上端部の肩部が鴨居部の抜止部に当 接して、これを押圧する。また、このとき同時に、引戸の下面が敷居部の上面に 当接して、これを押圧する。これにより、引戸を閉位置に移動させた状態では、 引戸と引戸枠とは、上端部と下端部とも互いに面接触状態で当接することにより 、それらの間の間隙がなくなり、引戸装置の防音性能は向上される。
【0011】 請求項3に記載の引戸装置によれば、引戸が引戸枠に対する戸当り角度を調整 する調整手段をさらに備えているので、調整手段により戸当りの当接角度を調整 することによって、戸当りによる面接触状態をより密にすることができるために 、引戸装置の防音性能をさらに向上させることができる。
【0012】 請求項4に記載の引戸装置によれば、引戸の閉位置において、召合せ部に隙間 を閉塞する弾性体をさらに備えているので、引戸を閉位置に移動すると、召合せ 部に形成される隙間が弾性体によって閉塞されるために、引戸装置の防音性能を さらに向上させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】 図1は、本考案の第1実施例に係る引戸装置を示している。引戸装置1は、同 図に示すように、部屋の壁面W開口に設けられた引戸枠2と、引戸枠2に建て付 けられる嵌殺しパネル3および引戸4とで構成されている。嵌殺しパネル3は、 いわゆる従来の半壁であってもよく、引戸枠2の左側(図1の矢印A方向から見 て)の半部に固定されており、引戸4は、右側の半部に建て付けられていて、引 戸装置1は、片引き構造になっている。
【0015】 引戸枠2は、左右端部の左立枠5および右立枠6と、左右立枠5、6の横方向 中間に設けられた召合せ立骨7と、上端部の鴨居(鴨居部)8と、下端部の敷居 (敷居部)9とで構成されている。
【0016】 左右立枠5、6は、壁面W開口の左右縁部に取り付けられている。左立枠5の 戸当り面の奥側半部には、上下方向の全体にわたり嵌入溝10が連続して形成さ れおり、この嵌入溝10には、嵌殺しパネル3の左側端部が嵌入される。右立枠 6には、横断面が台形状の係合突起11が上下方向に延びるように形成されてお り、その台形の両斜辺が左方へ向かって窄まるテーパを形成している(図4参照 )。
【0017】 召合せ立骨7は、両端が鴨居8と敷居9とに連結されて、左右立枠5、6と平 行に取り付けられている。召合せ立骨7の左側面には、左立枠5面と同様に、嵌 入溝10が、上下方向の全体にわたり連続して形成されている。この嵌入溝10 には嵌殺しパネル3の右側端部が嵌入され、これにより、召合せ立骨7と左立枠 5とで、嵌殺しパネル3の左右両側端部をそれぞれ挟持している。また、召合せ 立骨7の召合せ面(前面)(召合せ部)12には、上下方向に連続して延びる召 合せパッキン(弾性体)13が取り付けられている(図5参照)。召合せパッキ ン13は、ゴムなどの弾性体で構成されており、断面偏平C形状に形成され、そ の中間の屈曲部13aを左側に位置させて、一辺が召合せ面12に固定されてお り、他辺が右方に延びている。
【0018】 鴨居8は、壁面W開口の上縁部に水平に設けられている。鴨居8の下面の手前 側半部には、図2に示すように、左右方向の全体にわたって連続して延びる案内 溝14が形成されており、この案内溝14に、引戸4の上端部が収容される。鴨 居8の下面には、係合パッキン(弾性体)15が取り付けられている。係合パッ キン15は、案内溝14の前後の両縁に沿って連続して延びる一対のゴムなどの 弾性体で構成されており、引戸4の上端部が抜止め状態になるように、案内溝1 4の内側に張り出すように取り付けられている。鴨居8の下面の左側の半部には 、引戸4の移動方向に連続する嵌入溝10が形成されており、嵌殺しパネル3の 上端部が嵌入されている。
【0019】 敷居9は、壁面W開口の下縁部に水平に設けられている。敷居9には、縦断面 が台形状の案内突起16が形成されており、この台形の両斜辺が上方に向かって 窄まるテーパを形成している。敷居9の上面の手前側半部の右立枠6の近傍と、 奥側の半部の召合せ立骨7の近傍とには、落込み凹部(落込部)17a、17b がそれぞれ形成されている(図3参照)。これらの落込み凹部17a、17bは 、引戸4を開く方向すなわち左側の斜面が、引戸4を閉じる方向すなわち右側の 斜面よりも緩やかな緩斜面18になっている。右立枠6側の落込み凹部17aは 、敷居9の前面まで切り欠かれており、召合せ立骨7側の落込み凹部17bは、 敷居9の後面まで切り欠かれている。敷居9の左側の半部には、引戸4の移動方 向に連続する嵌入溝10が形成され、この嵌入溝10に嵌殺しパネル3の下端部 が嵌入されており、これにより、敷居9と鴨居8とで嵌殺しパネル3の上下両端 部をそれぞれ挟持している。
【0020】 嵌殺しパネル3は、図1に示すように、合板、石膏ボード、パーティクルボー ド、あるいはアルミニウムなどの金属板などで構成されており、縦長の長方形状 に形成されている。嵌殺しパネル3は、上述したように、その両側端部を左立枠 5および召合せ立骨7で挟持されるとともに、その上下端部を鴨居8および敷居 9で挟持されることにより、嵌殺し状態に固定されている。なお、嵌殺しパネル 3は、一般的な片引き襖に見られる半壁として形成されてもよい。
【0021】 引戸4は、防音材である防音パネル20と、防音パネル20の周縁部に取り付 けられた框21とで構成されている。
【0022】 防音パネル20は、合板、石膏ボード、パーティクルボード、あるいはアルミ ニウムなどの金属板などで、内部にグラスウール等の吸音材を充填して、フラッ シュ構成されており、縦長の長方形状に形成されている。
【0023】 框21は、合板、MDF、アルミニウムなどからなり、防音パネル20の右端 部に設けられた戸先框22と、防音パネル20の左端部に設けられた召合せ框2 3と、防音パネル20の上部に設けられた上框(引戸の上端部)24と、防音パ ネル20の下部に設けられた下框(引戸の下端部)25とで構成されている。
【0024】 戸先框22は、図4に示すように、右側面が戸当り面22aを構成し、その戸 当り面22aの横断面は、右立枠6の横断面台形状の係合突起11と相補的な形 状に形成されている。したがって、引戸4が閉められたとき、戸先框22の戸当 り面22aが、右立枠6の係合突起11を抱き込むように、印籠合せが行われる 。戸先框22の左側面には、嵌入溝26が形成されており、これに防音パネル2 0の右端部が嵌入される。
【0025】 召合せ框23は、図5に示すように、背面が召合せ立骨との召合せ面23a( 召合せ部)を構成するものであり、召合せ面23aの左端部には、閉塞パッキン (弾性体)27が取り付けられている。閉塞パッキン27は、ゴムなどの弾性体 で構成されており、上下方向に延び、横断面が半円形状に形成されている。これ により、引戸4が閉められたとき、この閉塞パッキン27と召合せパッキン13 とが当接するようになる。召合せ框23の右側面には、嵌入溝26が形成されて おり、これに防音パネル20の左端部が嵌入される。また、召合せ框23の下部 には、左右方向に貫通して、後述する調整ねじ38が挿入される調整丸孔39が 形成されている(図6参照)。
【0026】 上框24は、図2に示すように、下部に嵌入溝26を有し、上部に抜止め凸部 28を有している。嵌入溝26は、左右方向に連続して延びており、これに防音 パネル20の上端部が嵌入される。抜止め凸部28には、下部の前後面に左右方 向に連続して延びる一対の係合溝29、29が形成され、上部に一対の抜止め肩 部30、30が、前後対称に形成されている。一対の係合溝29、29の各々は 、これに鴨居8の係合パッキン15が係合されることにより、前後方向から押圧 される。
【0027】 下框25は、上部に嵌入溝26を有し、下部に収納空間を有し、縦断面H形状 に形成されている。嵌入溝26には、防音パネル20の下端部が嵌入される。収 納空間には、浮動框31と調整楔(調整手段)32とが設けられている。
【0028】 浮動框31は、その上面と下框25の下面との間に空隙33を形成して、下框 25に上下方向にスライド自在に取り付けられており、底面が敷居9の縦断面台 形状の案内突起16と相補的な形状を有している。また、浮動框31の召合せ框 23側(左側)には、召合せ框23側に向かって下方へ傾斜した斜面34が形成 されている(図6参照)。この浮動框31の手前側の戸先框22側と奥側の召合 せ框23側とには、戸車35a、35bがそれぞれ設けられている。すなわち、 戸車35a、35bは、互いにその軌道を異にして取り付けられており、引戸4 が閉められた場合に、両戸車35a、35bの位置が敷居9に形成された落込み 凹部17a、17bの位置に対応するようになっている。これにより、引戸4は 、引戸4が閉められると、両戸車35a、35bが落込み凹部17a、17bに それぞれ落ち込み、引戸4全体が下がるとともに、浮動框31の下面と敷居9の 上面とで印籠合せが行われる。
【0029】 調整楔32は、図6に示すように、浮動框31の上面と下框25の下面との間 の空隙33に設けられており、固定板36と、進退楔37と、調整ねじ38とで 構成されている。固定板36は、下框25に固定されており、中心部には、雌ね じ40が形成されている。進退楔37は、下面に、浮動框31の斜面34と相補 的な形状を有する斜面が形成されており、左側面の中心部には、挿入凹部41を 有している。調整ねじ38は、一端が、召合せ框23の調整丸孔39から覗いて おり、中間部が固定板36の雌ねじ40に螺合し、他端部が、進退楔37の挿入 凹部41に抜止め状態で収容されている。したがって、調整ねじ38を締め込む ことにより、進退楔37が浮動框31の斜面34に沿って戸先框22側(右側) へ進み、一方、調整ねじ38を緩めることにより、進退楔37が斜面34に沿っ て召合せ框23側(左側)へ移動するようになっている。これにより、浮動框3 1の召合せ框23側の一端部が上下動させられるので、引戸4の移動方向に対す る引戸4全体の倒れ具合(角度)を調整することができるために、戸先框22と 右立枠6との戸当りを均一にすることができる。
【0030】 ここで、引戸装置1の利用方法について説明する。
【0031】 まず、利用者が防音室などに入る場合、引戸4は、通常、閉じられているので 、引戸4を引いてこれを開く。引戸4が閉じられている場合には、引戸4は、戸 車35a、35bが落込み凹部17a、17bに落ち込んでいるので、全体的に 下がった状態になっている。この状態から、徐々に引戸4を開くと、戸車35a 、35bが、落込み凹部17a、17bの開き方向の緩斜面に助けられて、スム ースに敷居9の上面まで持ち上げられることにより、引戸4は全体的に持ち上げ られる。さらに引戸4を開くと、引戸4は完全に開放される。このとき、戸車は 、走行する軌道が互いに異なっているので、戸先框22側の戸車35aが召合せ 立骨7側の落込み凹部17bに落ち込むことがない。
【0032】 つぎに、部屋に入った利用者は、引戸4を引いてこれを閉じる。このとき、両 戸車35a、35bは落込み凹部17a、17bにそれぞれ落ち込む。これによ り、引戸4全体が下がり、浮動框31の下面が、敷居9の上面に印籠合わせされ ることにより、それに隙間なく当接される。同時に、上框24の抜止め肩部30 が、係合パッキン15に隙間なく当接される。これにより、引戸4と引戸枠2と の間の隙間は、下部ばかりでなく上部においても閉塞されるので、引戸装置1の 防音性能を向上させることができる。また、同時に、戸先框22の戸当り面22 aが、右立枠6の係合突起11に印籠合わせされることにより、それに隙間なく 当接される。さらに、同時に、召合せ框23の閉塞パッキン27が、召合せ立骨 7の召合せパッキン13に隙間なく当接される。これにより、引戸4と引戸枠2 との間の左右の隙間が、それぞれ閉塞されるので、引戸装置1の防音性能をさら に向上させることができる。
【0033】 このとき、上述の戸当り面に隙間が生じた場合には、調整楔32を用いて引戸 4の左右方向の角度を調整することにより、その隙間を解消することができる。
【0034】 ここで、本考案の第2実施例に係る引戸装置1について説明する。
【0035】 図8は第2実施例の引戸装置を示している。この引戸装置51は、同図に示す ように、かつ第1実施例と同様に、引戸枠52と引戸53と嵌殺しパネル(図示 せず)とで構成されている。第2実施例と第1実施例との差異は、基本的には、 第2実施例の引戸装置51が、戸車54a、54bを引戸53の上框(引戸の上 端部)55に備えるとともに、この戸車54a、54bが落ち込む落込み凹部( 落込部)56a、56bが鴨居57側に形成されており、吊り戸形式で構成され ていることである。
【0036】 すなわち、上框55は、上部に形成された抜止め凸部58を有し、この抜止め 凸部58には、下部に左右方向に連続して延びる一対の係合溝59、59と、そ の上部の一対の抜止め肩部60、60とが、それぞれ前後対称に形成されている 。一方の抜止め肩部60の戸先框22側には、1個の戸車54aが、他方の抜止 め肩部60の召合せ框23側には、もう1個の戸車54bが、互いに軌道を異に して、左右方向に移動することができるように取り付けられている。
【0037】 鴨居57は、第1実施例と同様に、下面に開口して、左右方向に連続して延び る案内溝61を有している。鴨居57の下面には、この案内溝61の前後の両縁 に位置して、上框55の係合溝59に係合する支持板(抜止部)62、62が取 り付けられており、この支持板62、62の上面を、戸車54a、54bが走行 することができるようになっている。そして、この支持板62、62の上面には 、戸車54a、54bに対応する落込み凹部56a、56bが形成されている。 敷居63の上面は、凹凸がない平面状である。他の構成は、第1実施例と同様で ある。
【0038】 第2実施例の引戸装置によれば、引戸53を引いてこれを閉じると、抜止め肩 部60、60の両戸車54a、54bは支持板62、62の落込み凹部56a、 56bにそれぞれ落ち込む。これにより、第1実施例と同様に、引戸53全体が 下がり、浮動框31の下面が、敷居63の上面に印籠合わせされることにより、 それに隙間なく当接される。同時に、上框55の抜止め肩部60が、支持板62 の上面に隙間なく当接される。また、同時に、戸先框22と右立枠6とが隙間な く当接されるとともに、召合せ框23の閉塞パッキン27と召合せ立骨7の召合 せパッキン13とが隙間なく当接される。これにより、第2実施例の引戸装置5 1は、第1実施例の引戸装置1と同様に、引戸53と引戸枠52との間の隙間が 上下左右において全体的に閉塞されるので、引戸装置51の防音性能を向上させ ることができる。
【0039】 以上詳述したように、本実施例の引戸装置によれば、引戸を閉じた場合に、浮 動框と敷居とが、印籠合わせによって面接触状態となる。また、上框の抜止め肩 部は、第1実施例では、鴨居の係合パッキンに隙間なく当接し、第2実施例では 、鴨居の支持板の上面に隙間なく当接される。さらに、戸先框と右立枠とが、印 籠合わせによって面接触状態となるとともに、召合せ框の閉塞パッキンが、召合 せ立骨の召合せパッキンに隙間なく当接される。したがって、引戸装置は、引戸 と引戸枠との間の隙間が、全体的に閉塞されるので、音が入り込んだり、漏れ出 たりすることを防止することができるために、引戸装置の防音性能を向上させる ことができる。また、引戸の引戸枠に対する戸当りをさらに密にしたい場合には 、調整楔を用いて、その戸当り角度を調整することができる。これにより、引戸 装置の防音性能をさらに向上させることができる。
【0040】 なお、実施例では、引戸を閉じた場合に、戸先框と右立枠と、浮動框と敷居と を直接に当接させているが、戸先框と右立枠との間、浮動框と敷居との間に、ゴ ムなどを板状にして、それを設けてもよい。この場合、引戸装置の防音性能は、 さらに向上する。また、第2実施例では、上框の抜止め肩部と鴨居の支持板とを 直接に当接させているが、この間にも、ゴムなどのパッキンを用いてもよい。さ らに、実施例では、引戸装置は片引き構造であるが、他の構造、例えば、引違い 構造とすることもできる。この場合、召合せパッキンの形状は、閉塞パッキンの 形状と同等にする。その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適 宜変更することは可能である。
【0041】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の引戸装置は、防音性能を確実に向上させること ができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した引戸装置の全体斜視図であ
る。
【図2】本考案を適用した第1実施例の引戸装置の縦断
面図である。
【図3】第1実施例の引戸装置の敷居の部分斜視図であ
る。
【図4】引戸装置の戸先框と右立枠との戸当り部分の横
断面図である。
【図5】引戸装置の召合せ部分を示す一部切欠き平面図
である。
【図6】引戸装置の調整手段を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図7】引戸装置の引戸の開閉状態を示す部分正面図で
ある。
【図8】本考案を適用した第2実施例の引戸装置の縦断
面図である。
【符号の説明】
1 引戸装置 2 引戸枠 4 引戸 8 鴨居 9 敷居 12 召合せ面 13 召合せパッキン 14 案内溝 15 係合パッキン 17a,17b 落込み凹部 23a 召合せ面 24 上框 25 下框 27 閉塞パッキン 29 係合溝 32 調整楔 35a,35b 戸車

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開位置と閉位置との間を移動して部屋を
    開閉する引戸と、敷居部および鴨居部を有し、前記引戸
    が建て付けられる引戸枠とを備えた引戸装置において、 前記引戸が、下端部に前記引戸を移動させる戸車を備え
    るとともに、上端部に前記引戸の移動方向に連続して延
    びる係合溝を備え、 前記引戸枠の前記敷居部には、前記引戸の前記閉位置に
    おいて前記戸車が落ち込む落込部が形成され、前記引戸
    枠の前記鴨居部には、前記引戸の前記上端部が収容され
    る案内溝が形成されるとともに、前記係合溝に係合して
    前記上端部を抜止め状態にし、かつ、前記引戸の閉位置
    において前記上端部が当接する弾性体が設けられている
    ことを特徴とする引戸装置。
  2. 【請求項2】 開位置と閉位置との間を移動して部屋を
    開閉する引戸と、敷居部および鴨居部を有し、前記引戸
    が建て付けられる引戸枠とを備えた引戸装置において、 前記引戸が、上端部に、移動方向に連続して延びる係合
    溝と、前記引戸を移動させる戸車とを備え、 前記引戸枠の前記鴨居部には、前記上端部を収容する案
    内溝が形成されるとともに、前記上端部を抜止め状態に
    する抜止部が設けられ、当該抜止部に、前記引戸の前記
    閉位置において前記戸車が落ち込む落込部が設けられて
    いることを特徴とする引戸装置。
  3. 【請求項3】 前記引戸が、前記引戸枠に対する戸当り
    角度を調整する調整手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の引戸装置。
  4. 【請求項4】 前記引戸の閉位置において、召合せ部に
    当該召合せ部の隙間を閉塞する弾性体をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の引戸装置。
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