JPH0893308A - 引戸装置 - Google Patents
引戸装置Info
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- JPH0893308A JPH0893308A JP25299594A JP25299594A JPH0893308A JP H0893308 A JPH0893308 A JP H0893308A JP 25299594 A JP25299594 A JP 25299594A JP 25299594 A JP25299594 A JP 25299594A JP H0893308 A JPH0893308 A JP H0893308A
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- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- door panel
- groove
- pulling
- panel
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストが低いとともに、召合わせ部において
優れた気密性を得ることができる引戸装置を提供する。 【構成】 敷居7および鴨居8を有し、これらの少なく
とも一方に走行溝9が設けられた引戸枠2と、この引戸
枠2に建て付けられた引戸パネル4と、この引戸パネル
4の一端部に取り付けられ、走行溝9内を転動すること
により引戸パネル4を移動させるボールキャスター11
と、走行溝9から引戸パネル4の閉鎖方向に向かって召
合わせ側に斜めに延びるとともに、引戸パネル4が閉鎖
位置の手前位置に移動したときにボールキャスター11
が嵌合する引寄溝15とを備えている。
優れた気密性を得ることができる引戸装置を提供する。 【構成】 敷居7および鴨居8を有し、これらの少なく
とも一方に走行溝9が設けられた引戸枠2と、この引戸
枠2に建て付けられた引戸パネル4と、この引戸パネル
4の一端部に取り付けられ、走行溝9内を転動すること
により引戸パネル4を移動させるボールキャスター11
と、走行溝9から引戸パネル4の閉鎖方向に向かって召
合わせ側に斜めに延びるとともに、引戸パネル4が閉鎖
位置の手前位置に移動したときにボールキャスター11
が嵌合する引寄溝15とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密性を得られるよう
にした、ふすまなどの引戸装置に関するものである。
にした、ふすまなどの引戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の住宅空間には、防音性や冷暖房効
率の向上などの観点から気密性が要求されており、この
ため、ふすまなどの内装用の引戸装置にも高い気密性を
確保することが必要になっている。引戸装置では特に、
引戸の移動方向に対して直角方向に向かい合わされる召
合わせ部に隙間が生じやすいため、この召合わせ部の気
密性を確保することが重要になる。
率の向上などの観点から気密性が要求されており、この
ため、ふすまなどの内装用の引戸装置にも高い気密性を
確保することが必要になっている。引戸装置では特に、
引戸の移動方向に対して直角方向に向かい合わされる召
合わせ部に隙間が生じやすいため、この召合わせ部の気
密性を確保することが重要になる。
【0003】このような観点から提案された従来の引戸
装置として、 召合わせ框の一方または双方に気密部材を設け、気
密部材を介して召合わせ框同士が密接するようにしたも
の 召合わせ框に係止部をそれぞれ形成し、係止部のか
み合わせにより引戸を内方に引き寄せるようにしたもの 引戸を案内するガイドレールの一端部に湾曲部を形
成し、閉時に駆動装置で引戸を湾曲部に沿って内方に引
き寄せるようにしたもの などが知られている。
装置として、 召合わせ框の一方または双方に気密部材を設け、気
密部材を介して召合わせ框同士が密接するようにしたも
の 召合わせ框に係止部をそれぞれ形成し、係止部のか
み合わせにより引戸を内方に引き寄せるようにしたもの 引戸を案内するガイドレールの一端部に湾曲部を形
成し、閉時に駆動装置で引戸を湾曲部に沿って内方に引
き寄せるようにしたもの などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、召合わせ部の
隙間は実際には数mm程度であるため、上記の引戸装置
で十分な気密性を得るには、非常に高い施工精度や材料
寸法精度が要求される。このことは、の引戸装置につ
いても同様であり、係止部を円滑にかみ合わせるように
するためには、非常に高い施工精度や材料寸法精度が必
要である。このため、これらの2つの引戸装置は、施工
が困難であり、実用化されていないのが現状である。ま
た、の引戸装置は、駆動装置を必要とするため、コス
トが高く、ふすまなどの比較的簡易な引戸には適用でき
ないという欠点がある。
隙間は実際には数mm程度であるため、上記の引戸装置
で十分な気密性を得るには、非常に高い施工精度や材料
寸法精度が要求される。このことは、の引戸装置につ
いても同様であり、係止部を円滑にかみ合わせるように
するためには、非常に高い施工精度や材料寸法精度が必
要である。このため、これらの2つの引戸装置は、施工
が困難であり、実用化されていないのが現状である。ま
た、の引戸装置は、駆動装置を必要とするため、コス
トが高く、ふすまなどの比較的簡易な引戸には適用でき
ないという欠点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、コストが低いとともに、召合
わせ部において優れた気密性を得ることができる引戸装
置を提供することを目的としている。
めになされたものであり、コストが低いとともに、召合
わせ部において優れた気密性を得ることができる引戸装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の引戸装置は、敷居および鴨居を有し、これ
らの少なくとも一方に走行溝が設けられた引戸枠と、こ
の引戸枠に建て付けられた引戸パネルと、この引戸パネ
ルの一端部に取り付けられ、走行溝内を転動することに
より引戸パネルを移動させるボールキャスターと、走行
溝から引戸パネルの閉鎖方向に向かって召合わせ側に斜
めに延びるとともに、引戸パネルが閉鎖位置の手前位置
に移動したときにボールキャスターが嵌合する引寄溝と
を備えていることを特徴としている。
に、本発明の引戸装置は、敷居および鴨居を有し、これ
らの少なくとも一方に走行溝が設けられた引戸枠と、こ
の引戸枠に建て付けられた引戸パネルと、この引戸パネ
ルの一端部に取り付けられ、走行溝内を転動することに
より引戸パネルを移動させるボールキャスターと、走行
溝から引戸パネルの閉鎖方向に向かって召合わせ側に斜
めに延びるとともに、引戸パネルが閉鎖位置の手前位置
に移動したときにボールキャスターが嵌合する引寄溝と
を備えていることを特徴としている。
【0007】この場合、引戸パネルの召合わせ部に気密
部材が設けられていることが好ましい。
部材が設けられていることが好ましい。
【0008】また、これらの場合、引寄溝は、召合わせ
側に向かうにつれて深くなるように傾斜していることが
好ましい。
側に向かうにつれて深くなるように傾斜していることが
好ましい。
【0009】さらに、これらの場合、敷居および鴨居の
他方が、引戸パネルの他端部を案内する案内溝を有し、
この案内溝は、引戸パネルの引寄時に、引戸パネルを召
合わせ側へ案内する引寄案内部を備えていることが好ま
しい。
他方が、引戸パネルの他端部を案内する案内溝を有し、
この案内溝は、引戸パネルの引寄時に、引戸パネルを召
合わせ側へ案内する引寄案内部を備えていることが好ま
しい。
【0010】
【作用】請求項1に記載の引戸装置によれば、敷居およ
び鴨居の一方に設けられた走行溝内をボールキャスター
が転動することにより、引戸パネルが移動して、引戸枠
を開閉する。引戸パネルが閉鎖位置の手前位置まで移動
すると、走行溝に対して召合わせ側に傾斜した引寄溝に
ボールキャスターが嵌合する。そして、ボールキャスタ
ーが引寄溝に沿って召合わせ側に移動することによっ
て、引戸パネルが召合わせ側に引き寄せられる。これに
より、召合わせ部の隙間が無くなり、この部分の気密性
が確保される。
び鴨居の一方に設けられた走行溝内をボールキャスター
が転動することにより、引戸パネルが移動して、引戸枠
を開閉する。引戸パネルが閉鎖位置の手前位置まで移動
すると、走行溝に対して召合わせ側に傾斜した引寄溝に
ボールキャスターが嵌合する。そして、ボールキャスタ
ーが引寄溝に沿って召合わせ側に移動することによっ
て、引戸パネルが召合わせ側に引き寄せられる。これに
より、召合わせ部の隙間が無くなり、この部分の気密性
が確保される。
【0011】請求項2に記載の引戸装置では、引戸パネ
ルの召合わせ側への引寄により、気密部材が召合わせ部
を密封するので、召合わせ部の気密性がさらに高められ
る。
ルの召合わせ側への引寄により、気密部材が召合わせ部
を密封するので、召合わせ部の気密性がさらに高められ
る。
【0012】請求項3に記載の引戸装置では、引寄溝が
召合わせ側に向かうにつれて深くなるように傾斜してい
るので、引寄溝に嵌合したボールキャスターが召合わせ
側に円滑に案内される。また、同じ理由から、引戸パネ
ルの閉鎖時にボールキャスターが引寄溝の最深部に静止
するので、引戸パネルが閉鎖位置に安定して保持される
ことにより、閉鎖時の気密性も安定して保持される。
召合わせ側に向かうにつれて深くなるように傾斜してい
るので、引寄溝に嵌合したボールキャスターが召合わせ
側に円滑に案内される。また、同じ理由から、引戸パネ
ルの閉鎖時にボールキャスターが引寄溝の最深部に静止
するので、引戸パネルが閉鎖位置に安定して保持される
ことにより、閉鎖時の気密性も安定して保持される。
【0013】また、請求項4に記載の引戸装置では、引
戸パネルの引寄時に、案内溝の引寄案内部が引戸パネル
の他端部を召合わせ側へ案内するので、引戸パネルの引
寄を全体としてバランス良く円滑に行える。
戸パネルの引寄時に、案内溝の引寄案内部が引戸パネル
の他端部を召合わせ側へ案内するので、引戸パネルの引
寄を全体としてバランス良く円滑に行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0015】本発明を適用した引戸装置1は、図1およ
び図2に示すように、部屋の壁面Wに設けられた引戸枠
2と、引戸枠2に建て付けられた嵌殺しパネル3および
引戸パネル4とによって構成されている。嵌殺しパネル
3は、引戸枠2の右半部に固定されている。一方、引戸
パネル4は、嵌殺しパネル3の手前側に左右方向に移動
自在に取り付けられ、嵌殺しパネル3に重なり、引戸枠
2の左半部の開口Oを開放する開放位置(図1の位置)
と、開口Oを閉じる閉鎖位置(図2の位置)との間で移
動して、開口Oを開閉する。
び図2に示すように、部屋の壁面Wに設けられた引戸枠
2と、引戸枠2に建て付けられた嵌殺しパネル3および
引戸パネル4とによって構成されている。嵌殺しパネル
3は、引戸枠2の右半部に固定されている。一方、引戸
パネル4は、嵌殺しパネル3の手前側に左右方向に移動
自在に取り付けられ、嵌殺しパネル3に重なり、引戸枠
2の左半部の開口Oを開放する開放位置(図1の位置)
と、開口Oを閉じる閉鎖位置(図2の位置)との間で移
動して、開口Oを開閉する。
【0016】引戸枠2は、左右の立枠5、6と、両立枠
5、6間に延びる敷居7および鴨居8とを備えている。
引戸パネル4の左右方向の移動を案内するために、敷居
7の上面には走行溝9が、鴨居8の下面には案内溝10
が、それぞれ長さ方向に沿って形成されている。
5、6間に延びる敷居7および鴨居8とを備えている。
引戸パネル4の左右方向の移動を案内するために、敷居
7の上面には走行溝9が、鴨居8の下面には案内溝10
が、それぞれ長さ方向に沿って形成されている。
【0017】引戸パネル4の下端部には、図3に示すよ
うに、第1〜第3のボールキャスター11(11a〜1
1c)が取り付けられている。各ボールキャスター11
は、同一の構成および寸法のものであり、図5(a)に
示すように、敷居7の走行溝9にはまり込んで、引戸パ
ネル4を左右方向に移動させる。また、第1〜第3のボ
ールキャスター11a〜11cは、左側2つの中心間の
距離D1 が、右側2つの中心間の距離D2 よりも小さく
なるように配置されている。
うに、第1〜第3のボールキャスター11(11a〜1
1c)が取り付けられている。各ボールキャスター11
は、同一の構成および寸法のものであり、図5(a)に
示すように、敷居7の走行溝9にはまり込んで、引戸パ
ネル4を左右方向に移動させる。また、第1〜第3のボ
ールキャスター11a〜11cは、左側2つの中心間の
距離D1 が、右側2つの中心間の距離D2 よりも小さく
なるように配置されている。
【0018】一方、敷居7の上面には、図4に示すよう
に、前記走行溝9と、この走行溝9から斜め後方に延び
る第1〜第3の引寄溝15(15a〜15c)とが形成
されている。第1〜第3の引寄溝15a〜15cは、引
戸パネル4が閉鎖位置の直前位置まで移動したときに、
第1〜第3のボールキャスター11a〜11cがそれぞ
れ嵌合するように配置されている。また、各引寄溝15
は、前端部が走行溝9に連続し且つ走行溝9と同じ深さ
を有するとともに、左方に向かって角度a(度)だけ傾
斜して後方に延びており、後方に向かうにつれて深さお
よび幅が次第に大きくなるように形成されている(図4
および図5参照)。
に、前記走行溝9と、この走行溝9から斜め後方に延び
る第1〜第3の引寄溝15(15a〜15c)とが形成
されている。第1〜第3の引寄溝15a〜15cは、引
戸パネル4が閉鎖位置の直前位置まで移動したときに、
第1〜第3のボールキャスター11a〜11cがそれぞ
れ嵌合するように配置されている。また、各引寄溝15
は、前端部が走行溝9に連続し且つ走行溝9と同じ深さ
を有するとともに、左方に向かって角度a(度)だけ傾
斜して後方に延びており、後方に向かうにつれて深さお
よび幅が次第に大きくなるように形成されている(図4
および図5参照)。
【0019】また、引戸パネル4の上端部には、図6に
示すような突出部16が設けられており、この突出部1
6が、鴨居8の案内溝10に収容され、これに案内され
る。突出部16の左前角および右後角は、引寄溝15と
同じ傾斜角度aで切削された傾斜面17となっている。
また、図7に示すように、案内溝10の左半部には、引
戸パネル4の閉鎖時に、突出部16を後方に引き寄せて
収容するための引寄案内部18が形成されている。この
引寄案内部18は、後方に拡幅されているとともに、突
出部16の傾斜面17、17にそれぞれ対応する傾斜し
たガイド面19、19を有している。また、引寄案内部
18の背壁には、ゴムなどの弾性材料で構成されたパッ
キン20が貼り付けられている。
示すような突出部16が設けられており、この突出部1
6が、鴨居8の案内溝10に収容され、これに案内され
る。突出部16の左前角および右後角は、引寄溝15と
同じ傾斜角度aで切削された傾斜面17となっている。
また、図7に示すように、案内溝10の左半部には、引
戸パネル4の閉鎖時に、突出部16を後方に引き寄せて
収容するための引寄案内部18が形成されている。この
引寄案内部18は、後方に拡幅されているとともに、突
出部16の傾斜面17、17にそれぞれ対応する傾斜し
たガイド面19、19を有している。また、引寄案内部
18の背壁には、ゴムなどの弾性材料で構成されたパッ
キン20が貼り付けられている。
【0020】さらに、図8に示すように、嵌殺しパネル
3の召合わせ面21には同様の材料から成るパッキン
(気密部材)22が貼り付けられるとともに、左立枠5
の戸当たり面23にはマグネットパッキン24が、引戸
パネル4の戸先面25にはマグネットパッキン24に対
応して鉄板26が、それぞれ貼り付けられている。ま
た、図9に示すように、敷居7の上面後部にはパッキン
27が貼り付けられている。
3の召合わせ面21には同様の材料から成るパッキン
(気密部材)22が貼り付けられるとともに、左立枠5
の戸当たり面23にはマグネットパッキン24が、引戸
パネル4の戸先面25にはマグネットパッキン24に対
応して鉄板26が、それぞれ貼り付けられている。ま
た、図9に示すように、敷居7の上面後部にはパッキン
27が貼り付けられている。
【0021】次に、上述した構成の引戸装置1の動作を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0022】引戸パネル4が図1に示す開放位置に位置
しているとき、各ボールキャスター11は走行溝9に図
5(a)に示す状態ではまり込んでいる。この状態か
ら、引戸パネル4の取っ手28に指を掛けて左方に引く
と、ボールキャスター11が転動することにより、引戸
パネル4は、上下端部を案内溝10および走行溝9によ
ってそれぞれ案内されながら、左方に移動する。
しているとき、各ボールキャスター11は走行溝9に図
5(a)に示す状態ではまり込んでいる。この状態か
ら、引戸パネル4の取っ手28に指を掛けて左方に引く
と、ボールキャスター11が転動することにより、引戸
パネル4は、上下端部を案内溝10および走行溝9によ
ってそれぞれ案内されながら、左方に移動する。
【0023】この移動の途中で、第1のボールキャスタ
ー11aは、第3の引寄溝15c上に達するが、前述し
た D1<D2 の関係、すなわち第2のボールキャスター
11bが第1のボールキャスター11aに比較的、近接
して配置されているという関係から、第1のボールキャ
スター11aは、第3の引寄溝15c上を滑らかに通過
する。
ー11aは、第3の引寄溝15c上に達するが、前述し
た D1<D2 の関係、すなわち第2のボールキャスター
11bが第1のボールキャスター11aに比較的、近接
して配置されているという関係から、第1のボールキャ
スター11aは、第3の引寄溝15c上を滑らかに通過
する。
【0024】引戸パネル4が図2に示す閉鎖位置の直前
位置に達すると、第1〜第3のボールキャスター11a
〜11cが、第1〜第3の引寄溝15a〜15cにそれ
ぞれ合致する。そして、各ボールキャスター11が各引
寄溝15に沿って転動すると同時に、突出部16の傾斜
面17が案内溝10のガイド面19で案内されることに
よって(図7参照)、引戸パネル4は、図8に示すよう
に、斜め後方に引き寄せられる。
位置に達すると、第1〜第3のボールキャスター11a
〜11cが、第1〜第3の引寄溝15a〜15cにそれ
ぞれ合致する。そして、各ボールキャスター11が各引
寄溝15に沿って転動すると同時に、突出部16の傾斜
面17が案内溝10のガイド面19で案内されることに
よって(図7参照)、引戸パネル4は、図8に示すよう
に、斜め後方に引き寄せられる。
【0025】これにより、引戸パネル4が、図8(a)
の位置から(b)の位置まで斜め後方に移動し、その召
合わせ面29が、嵌殺しパネル3の召合わせ面21にパ
ッキン22を介して押圧され、召合わせ部が確実に密封
されることにより、優れた気密性を得ることができる。
また、これと同時に、戸先面25が鉄板26およびマグ
ネットパッキン24を介して左立枠5の戸当たり面に密
着されるとともに、突出部16の背面がパッキン20を
介して案内溝10の引寄案内部18の背壁に密着される
ので(図7および図9参照)、これらの部分の気密性を
も同時に確保することができる。
の位置から(b)の位置まで斜め後方に移動し、その召
合わせ面29が、嵌殺しパネル3の召合わせ面21にパ
ッキン22を介して押圧され、召合わせ部が確実に密封
されることにより、優れた気密性を得ることができる。
また、これと同時に、戸先面25が鉄板26およびマグ
ネットパッキン24を介して左立枠5の戸当たり面に密
着されるとともに、突出部16の背面がパッキン20を
介して案内溝10の引寄案内部18の背壁に密着される
ので(図7および図9参照)、これらの部分の気密性を
も同時に確保することができる。
【0026】また、前述したように、各引寄溝15は後
方に向かうにつれてその深さおよび幅が次第に大きくな
っているので、ボールキャスター11は、後方に進むほ
ど、図5(b)に示すように、引寄溝15内により深く
はまり込む。このため、引戸パネル4は、後方へ引き寄
せられると同時に下降する。この引戸パネル4の下降に
伴って、図9(b)に示すように、その下端面がパッキ
ン27を介して敷居7の上面に密着されることにより、
この部分の気密性も確保することができる。さらに、引
戸パネル4の閉鎖時にボールキャスター11が引寄溝1
5最後部すなわち最深部で静止するので、引戸パネル4
を閉鎖位置に安定して保持できるとともに、それによ
り、上記閉鎖時における各部の気密性を安定して保持す
ることができる。
方に向かうにつれてその深さおよび幅が次第に大きくな
っているので、ボールキャスター11は、後方に進むほ
ど、図5(b)に示すように、引寄溝15内により深く
はまり込む。このため、引戸パネル4は、後方へ引き寄
せられると同時に下降する。この引戸パネル4の下降に
伴って、図9(b)に示すように、その下端面がパッキ
ン27を介して敷居7の上面に密着されることにより、
この部分の気密性も確保することができる。さらに、引
戸パネル4の閉鎖時にボールキャスター11が引寄溝1
5最後部すなわち最深部で静止するので、引戸パネル4
を閉鎖位置に安定して保持できるとともに、それによ
り、上記閉鎖時における各部の気密性を安定して保持す
ることができる。
【0027】また、図2の閉鎖位置から右方に引くこと
により、引戸パネル4は、上述したのと逆の動作によっ
て、図1の開放位置まで移動する。
により、引戸パネル4は、上述したのと逆の動作によっ
て、図1の開放位置まで移動する。
【0028】以上のように、本実施例の引戸装置1によ
れば、引戸パネル4の閉鎖位置直前において、ボールキ
ャスター11が引寄溝15にはまり込み、これに案内さ
れて斜め後方に移動するので、引戸パネル4を斜め後方
にすなわち召合わせ側に引き寄せることができる。この
引寄により、引戸パネル4の召合わせ面29が、パッキ
ン22を介して嵌殺しパネル3の召合わせ面21に押圧
されることによって、召合わせ部の隙間を確実に密封す
ることができ、したがって優れた気密性を得ることがで
きる。
れば、引戸パネル4の閉鎖位置直前において、ボールキ
ャスター11が引寄溝15にはまり込み、これに案内さ
れて斜め後方に移動するので、引戸パネル4を斜め後方
にすなわち召合わせ側に引き寄せることができる。この
引寄により、引戸パネル4の召合わせ面29が、パッキ
ン22を介して嵌殺しパネル3の召合わせ面21に押圧
されることによって、召合わせ部の隙間を確実に密封す
ることができ、したがって優れた気密性を得ることがで
きる。
【0029】また、引寄溝15による引戸パネル4の引
寄と同時に、案内溝10の引寄案内部18が引戸パネル
4の突出部16を同じ方向へ引き寄せるので、引戸パネ
ル4の引寄を全体としてバランス良く円滑に行うことが
できる。さらに、引寄溝15が召合わせ側に向かうにつ
れて深くなるように傾斜しているので、引寄溝15に嵌
合したボールキャスター11を円滑に案内できるととも
に、引戸パネル4が閉鎖位置に安定して保持されること
により、閉鎖時における気密性も安定して保持すること
ができる。
寄と同時に、案内溝10の引寄案内部18が引戸パネル
4の突出部16を同じ方向へ引き寄せるので、引戸パネ
ル4の引寄を全体としてバランス良く円滑に行うことが
できる。さらに、引寄溝15が召合わせ側に向かうにつ
れて深くなるように傾斜しているので、引寄溝15に嵌
合したボールキャスター11を円滑に案内できるととも
に、引戸パネル4が閉鎖位置に安定して保持されること
により、閉鎖時における気密性も安定して保持すること
ができる。
【0030】さらに、本実施例の引戸装置1は、3個の
ボールキャスター11を用いるとともに、敷居7に走行
溝9および引寄溝15などを形成したものであるので、
従来の駆動装置などを有する引戸装置と比較して、構成
が単純であり、低コストで製造することができる。
ボールキャスター11を用いるとともに、敷居7に走行
溝9および引寄溝15などを形成したものであるので、
従来の駆動装置などを有する引戸装置と比較して、構成
が単純であり、低コストで製造することができる。
【0031】なお、本発明は、説明した実施例に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施例では、走行溝などを敷居に形成している
が、引戸パネルが吊下げ式の場合には、走行溝などを鴨
居に形成するとともに、これに対応して、ボールキャス
ターを引戸パネルの上端部に設けてもよい。
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施例では、走行溝などを敷居に形成している
が、引戸パネルが吊下げ式の場合には、走行溝などを鴨
居に形成するとともに、これに対応して、ボールキャス
ターを引戸パネルの上端部に設けてもよい。
【0032】また、実施例の引戸装置は、嵌殺しパネル
を有する片引き式のものであるが、本発明を引違い式の
ものに適用することも可能である。その場合、両引戸パ
ネルの一方を召合わせ側に引き寄せるようにしてもよい
し、あるいは双方を引き寄せるようにしてもよい。ま
た、実施例のゴムパッキンやマグネットパッキンに代え
て、他の適当な気密部材を用いることもできる。その
他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適
宜変更することが可能である。
を有する片引き式のものであるが、本発明を引違い式の
ものに適用することも可能である。その場合、両引戸パ
ネルの一方を召合わせ側に引き寄せるようにしてもよい
し、あるいは双方を引き寄せるようにしてもよい。ま
た、実施例のゴムパッキンやマグネットパッキンに代え
て、他の適当な気密部材を用いることもできる。その
他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適
宜変更することが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の引戸装置
は、コストが低いとともに、召合わせ部において優れた
気密性を得ることができるなどの効果を有するものであ
る。
は、コストが低いとともに、召合わせ部において優れた
気密性を得ることができるなどの効果を有するものであ
る。
【図1】本発明の第1実施例の引戸装置の開放位置にお
ける正面図である。
ける正面図である。
【図2】図1の引戸装置の閉鎖位置における正面図であ
る。
る。
【図3】引戸パネルの下端部の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図4】敷居の部分平面図である。
【図5】図4の線Va−Vaおよび線Vb−Vbに沿う断面図で
ある。
ある。
【図6】引戸パネルの上端部の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】引戸パネルの閉鎖時における鴨居の部分水平断
面図である。
面図である。
【図8】引戸パネルの召合わせ部および戸当たり部の閉
鎖前および閉鎖時における水平断面図である。
鎖前および閉鎖時における水平断面図である。
【図9】引戸パネルの上下部の閉鎖前および閉鎖時にお
ける側断面図である。
ける側断面図である。
1 引戸装置 2 引戸枠 4 引戸パネル 7 敷居 8 鴨居 9 走行溝 10 案内溝 11 ボールキャスター 15 引寄溝 18 引寄案内部 21 召合わせ面 22 パッキン 29 召合わせ面
Claims (4)
- 【請求項1】 敷居および鴨居を有し、これらの少なく
とも一方に走行溝が設けられた引戸枠と、 この引戸枠に建て付けられた引戸パネルと、 この引戸パネルの一端部に取り付けられ、走行溝内を転
動することにより前記引戸パネルを移動させるボールキ
ャスターと、 前記走行溝から前記引戸パネルの閉鎖方向に向かって召
合わせ側に斜めに延びるとともに、引戸パネルが閉鎖位
置の手前位置に移動したときにボールキャスターが嵌合
する引寄溝とを備えていることを特徴とする引戸装置。 - 【請求項2】 前記引戸パネルの召合わせ部に気密部材
が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
引戸装置。 - 【請求項3】 前記引寄溝は、召合わせ側に向かうにつ
れて深くなるように傾斜していることを特徴とする、請
求項1または2に記載の引戸装置。 - 【請求項4】 前記敷居および前記鴨居の他方が、前記
引戸パネルの他端部を案内する案内溝を有し、この案内
溝は、前記引戸パネルの前記引寄時に、当該引戸パネル
を召合わせ側へ案内する引寄案内部を備えていることを
特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の引戸
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299594A JPH0893308A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299594A JPH0893308A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 引戸装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893308A true JPH0893308A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17245038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25299594A Withdrawn JPH0893308A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 引戸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6588182B1 (ja) * | 2019-04-25 | 2019-10-09 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 扉体閉止装置 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25299594A patent/JPH0893308A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6588182B1 (ja) * | 2019-04-25 | 2019-10-09 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 扉体閉止装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |