JPH07252026A - 糸条巻取機の切替え装置 - Google Patents

糸条巻取機の切替え装置

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JPH07252026A
JPH07252026A JP4081794A JP4081794A JPH07252026A JP H07252026 A JPH07252026 A JP H07252026A JP 4081794 A JP4081794 A JP 4081794A JP 4081794 A JP4081794 A JP 4081794A JP H07252026 A JPH07252026 A JP H07252026A
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JP
Japan
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yarn
bobbin
winding
touch roller
switching device
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JP4081794A
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Toshiyuki Ueno
俊幸 上野
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Nabtesco Corp
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Teijin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、糸条巻取機の切替え装置に関し、
糸条が断糸したり、ボビンの軸線方向での係止位置が不
安定となるような事態が発生するのを防止して糸条の巻
取切り替え時の成功率を大幅に向上させることができる
とともに、ボビンが破裂して往復移動手段等を破損させ
るのを防止することができ、生産性が低下するのを防止
することができる糸条巻取機の切替え装置を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 位置決めガイド34によって糸条20をボビン23
A、23B、24A、24BのスリットSに係止した後、糸条
20の巻取りが開始されるまでの間に押えガイド37をタッ
チローラ27に近接させて糸条20がタッチローラ27から離
反するのを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸条巻取機の切替え装
置に関し、例えば合成繊維糸条等の糸条あるいはそれに
類似する糸条を満巻パッケージから空ボビンに切替えて
巻取るのに好適な糸条巻取機の切替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の糸条をボビンに連続して巻
き取るために、満巻パッケージと空ボビンを自動的に切
り替える糸条巻取機の切替え装置としては、例えば図
6、図7に示すようなものが知られている。図6、図7
は満巻ボビンを空ボビンに切替える状態を示すものであ
る。
【0003】図6において、ボビンホルダ1に支持され
たボビン3Aに規定量の糸条4が巻取られると、糸条4
aが巻取られた満巻パッケージPからボビンホルダ2に
支持された空ボビン3Bに糸条4の巻取を切替えるため
に、ボビンホルダ2を回転させる。ボビンホルダ2の回
転数が所定回転数に達したら、ボビンホルダ1、2を支
持する回転盤5をモータ等によっ矢印で示す時計方向に
回転させてタッチローラ6から満巻パッケージPを離隔
させるとともに、空ボビン3Bをタッチローラ6に近接
させる。
【0004】この空ボビン3Bがタッチローラ6に近接
すると、糸外しガイド7がシリンダ8によって前進し、
糸条4を公知のトラバース装置9から外す。このとき同
時に、位置決めガイド10がシリンダ11によって前進した
後、該ガイド10が図示しないシリンダによってボビンホ
ルダ2の軸線方向に移動し、位置決めガイド10の糸条4
の接触面に形成された糸条係合部によって糸条4を把持
する。位置決めガイド10が糸条4をタッチローラ6から
離隔させた状態でボビン3Bの軸線方向中央部で停止さ
せ、パッケージPの外周部にバンチ巻きする。
【0005】次いで、位置決めガイド10をシリンダによ
ってボビンホルダ2の軸線方向端部に移動させ、停止さ
せる。次いで、回転盤5を回転させて空ボビン3Bをタ
ッチローラ6に接触させるとともに、空ボビン3Bの端
部に形成されたスリットに糸条4を係止(捕捉)した後、
ボビン3Bにトランスファーテイル巻きをする。次い
で、位置決めガイド10から糸条4を解放すると、糸条4
がトラバース装置9に係止されるため、トラバース装置
9によって糸条4が綾振られ、タッチローラ6によって
糸条4に所定の接圧が加えられボビン3Bの軸線方向に
糸条4が均一に巻取られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の糸条巻取機の切替え装置にあっては、糸条4
の巻取切替え時に糸条4がタッチローラ6から離反した
状態にあるので、以下に示すような問題があった。 糸条4の切替え直前には図6に示すように糸条4とタ
ッチローラ6が接触していないが、切替え直後には糸条
4がタッチローラ6に所定の巻付角で接触するため、タ
ッチローラ6の表面摩擦抵抗が糸条4に作用し、糸条4
の張力が急激に変動して断糸してしてしまい、生産性が
低下してしまうことがあった。
【0007】このような問題は、特に、タッチローラ6
に駆動源が無い場合に顕著に発生した。 上述したように切替えが失敗して空ボビン3Aに糸条
4が巻かれなかった場合に、タッチローラ6とボビン3
Bの間の摩擦抵抗およびボビンホルダ1の回転による遠
心力でボビン3Bが破裂してしまい、破裂片がタッチロ
ーラ6の上方に飛んでトラバース装置9等を破損させて
しまうことがあり、結果的に生産性を大幅に低下させて
しまうという問題があった。
【0008】そこで請求項1記載の発明は、糸条が断糸
したり、ボビンの軸線方向での係止位置が不安定となる
ように事態が発生するのを防止して糸条の巻取切り替え
時の成功率を向上させることができる糸条巻取機の切替
え装置を提供することを目的としており、請求項2記載
の発明は、糸条押え手段の糸条に対する接触面に凹部を
成形し、該凹部を位置決め手段によって糸条がボビンの
軸方向の所定位置に位置決めされたときに糸条に対向す
る部位に設けることにより、糸条の係止位置を確実に固
定することができ、糸条をボビンに確実に係止させて糸
条の捕捉を確実に行なうことができる糸条巻取機の切替
え装置を提供することを目的としており、請求項3記載
の発明は、糸条押え手段を糸条の巻取中にタッチローラ
に近接させることにより、ボビンの巻取りの切替えが失
敗してボビンが破裂したときに、糸条往復動手段等が破
損するのを確実に防止することができ、生産性が低下す
るのを防止することができる糸条巻取機の切替え装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するため、糸条巻取ボビンを少なくとも
巻取位置と待機位置とに移動させるボビン移動手段と、
ボビンに巻き取られた糸条に接触して適度の接圧を付与
するタッチローラと、該タッチローラに対して糸条走行
方向上流側に配設され、かつ、糸条走行路に対してタッ
チローラ側に配設された糸条往復動手段と、該糸条往復
動手段に対して糸条走行方向上流側に配設され、該糸条
往復動手段によって往復動される糸条を該糸条往復動手
段から解放する糸条解放手段と、該糸条解放手段によっ
て解放された糸条をボビンの軸方向の所定位置に移動さ
せて係止させる糸条位置決め手段と、を備え、前記巻取
位置にあるボビンに規定量の糸条が巻取られたとき、前
記待機位置にある空ボビンに糸条を連続して巻取るため
の切替えを行なうようにした糸条巻取機の切替え装置に
おいて、前記糸条往復動手段に対して糸条の走行方向下
流側に糸条押え手段を設け、該糸条押え手段は、巻取切
替え時に糸条がタッチローラから離反するのを防止する
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、上記目的を達成す
るため、請求項1記載の発明において、前記糸条押え手
段の糸条に対する接触面の所定箇所に凹部が成形され、
該凹部の所定箇所は、糸条位置決め手段によって糸条が
ボビンの軸方向の所定位置に位置決めされたとき、糸条
に対向する部位であることを特徴とするものである。請
求項3記載の発明は、上記目的を達成するため、請求項
1または2記載の発明において、前記糸条押え手段は、
糸条の巻取中にタッチローラに近接する位置にあること
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、糸条の巻取り切り替
え時に糸条押え手段によって糸条がタッチローラから離
反することが防止されるので、タッチローラに糸条が接
触している状態で空ボビンへの糸条の切替えが行なわれ
る。この結果、巻取り切替え時の張力が変化することが
なく、糸条が断糸するのを防止することができる。
【0012】これに加えて、糸条往復動手段に対して糸
条の走行方向下流側に糸条押え手段が配設されるので、
糸条位置決め手段によって糸条がボビンの所定位置に係
止されるときに、満巻パッケージと糸条押え手段の間に
糸条が保持され、糸条の保持距離が短くなる。このた
め、ボビンの軸方向の糸条の係止位置が安定し、糸条の
巻取り切替え時の成功率をさらに向上させることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明では、糸条押え手段の
糸条に対する接触面に凹部が成形され、該凹部は糸条位
置決め手段によって糸条がボビンの軸方向の所定位置に
位置決めされたときに糸条に対向する部位に設けられる
ので、糸条の係止位置が確実に固定される。このため、
糸条がボビンに係止されて糸条の捕捉が確実に行なわれ
る。
【0014】請求項3記載の発明では、押え手段を糸条
の巻取中にタッチローラに近接させるので、何等かの原
因で糸条の巻取りが失敗して空ボビンに糸条が巻かれず
に空ボビンが破裂した場合でも、破裂片が糸条押え手段
に衝突して糸条の走行方向上流側に配設された往復動手
段等に飛散することがなく、生産性が低下することがな
い。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1〜図5は請求項1〜3何れかに記載
の発明に係る糸条巻取機の切替え装置の一実施例を示す
図である。まず、その構成を説明する。
【0016】図1〜5において、21は巻取機本体であ
り、巻取機本体21には回転盤22が回転自在に取り付けら
れている。回転盤22は巻取機本体21内に収納された図示
しないモータにより外周部から駆動されて回転するよう
になっており、この回転盤22には、ボビン23A、23B、
24A、24Bを回転自在に保持する一対の平行なボビンホ
ルダ25、26が取り付けられている。これらのボビンホル
ダ25、26は回転盤22に一体的に止着された巻取機本体21
内に収納された図示しないボビンホルダ駆動用のモータ
によって個別に駆動される。
【0017】回転盤22およびボビンホルダ駆動用モータ
は複数のうち何れかのボビンホルダ25または26をタッチ
ローラ27に近接する巻取位置に移動させるとともに、残
余のボビンホルダ26または25をタッチローラ27から離隔
させて待機位置に移動させるボビン移動手段を構成して
いる。28は巻取ヘッドであり、巻取ヘッド28はケース2
9、30を備えている。ケース29にはボビンあるいはボビ
ンに巻き取られた糸条20(以下、この巻取られた糸条20
をパッケージPと言う)に接触するタッチローラ27と、
このタッチローラ27に対して糸条20の走行方向上流側
で、かつ、糸条20の走行路に対してタッチローラ27側に
配設され、ボビン23、24の軸方向に往復運動させる公知
の回転羽根方式のトラバース装置31(糸条往復動手段)
と、タッチローラ27に対して糸条20の走行方向上流側に
配設され、エアシリンダ32によって進退することにより
トラバース装置31から糸条20を取り外す糸外しガイド33
と、を有している。なお、エアシリンダ32および糸外し
ガイド33は糸条解放手段を構成している。
【0018】ケース30には位置決めガイド34がエアシリ
ンダ35によって進退可能に設けられており、この位置決
めガイド34はエアシリンダ35と共に糸条位置決め手段を
構成している。すなわち、位置決めガイド34は図示しな
いエアシリンダによってボビンホルダ25、26の軸線方向
に移動可能に設けられており、糸条20に接触する面に糸
条20に係合する一対の糸条係合部を有している。この糸
条係合部は、それぞれ上下方向に離隔するボビン23Aお
よび24Aと23Bおよび24Bに対応して設けられており、
糸外しガイド33によってトラバース装置31から取り外さ
れた糸条20に係合し、該糸条20をボビンホルダ25、26の
軸線方向一端部に移動させ、ボビン23A、23B、24A、
24Bの端部に形成されたスリットSに係合させるように
なっている。
【0019】また、ケース30には押えガイド37が設けら
れており、この押えガイド37はトラバース装置31に対し
て糸条20の走行方向下流に設けられており、エアシリン
ダ38によって進退可能になっている。そして、エアシリ
ンダ38が伸張されると、タッチローラ27に近接し、糸条
20を押えてタッチローラ27に接触させるようになってい
る。
【0020】押えガイド37の糸条20に対する接触面は金
属折り曲げ形成によってU字型に折り曲げられており、
この接触面にはV溝からなる一対の凹部37a、37bが形
成されている(図3参照)。この凹部37a、37bは上下方
向に離隔するボビン23Aおよび24Aと23Bおよび24Bに
対応して設けられおり、位置決めガイド34によって糸条
20がボビン23A、23B、24A、24Bの軸方向端部(所定
位置)に形成されたスリットSに位置決めされたとき、
糸条20に対向する部位に設けられている。なお、この押
えガイド37およびエアシリンダ38は糸条押え手段を構成
している。
【0021】このようにケース29、30を備えた巻取ヘッ
ド28は巻取機本体21に設けられた図示しないスライド軸
を介して巻取機本体21に支持されており、タッチローラ
27とボビンホルダ25、26との軸間距離が変化する上下方
向に移動可能に支持されている。そして、図示しないエ
アシリンダによってタッチローラ27とトラバース装置31
等の重量を所定の力で支えるとともに、このエアシリン
ダがボビンの巻き太りに対応して巻取ヘッド28を上方に
押圧しつつ伸張することにより、タッチローラ27と巻取
糸条20の間に作用する接圧を略一定に保つことができ
る。
【0022】次に、糸条20の巻取り切替え方法を図4、
5に基づいて説明する。ボビンホルダ26に支持されたボ
ビン23A、23Bに規定量の糸条20が巻取られると、巻取
られた満巻パッケージPからボビンホルダ25に支持され
た空ボビン24A、24Bに糸条20の巻取を切替えるため
に、まず、ボビンホルダ25を回転させる。ボビンホルダ
25の回転数が所定回転数に達したら、回転盤22をモータ
によって矢印に示す時計方向に回転させてタッチローラ
27から満巻パッケージPを離隔させるとともに、空ボビ
ン24A、24Bをタッチローラ27に近接させる(図4参
照)。
【0023】次いで、この空ボビン24A、24Bがタッチ
ローラ27に近接すると、糸外しガイド33がシリンダ32に
よって前進し、糸条20をトラバース装置31から外す。こ
のとき同時に、エアシリンダ35によって位置決めガイド
34を前進させ、これに糸条20を係合させるとともに、図
示しないエアシリンダによって位置決めガイド34をボビ
ンホルダ25の軸線方向一端部側に移動させる。
【0024】このとき、位置決めガイド34に形成された
糸条係合部によって糸条20が把持され、図示しないエア
シリンダによって位置決めガイドを糸条20がスリットS
に対向する所定箇所で停止させる。この一連の動作中
に、パッケージP上に所定のバンチ巻きが形成される。
次いで、エアシリンダ38によって押えガイド37をタッチ
ローラに近接させ、糸条20をタッチローラ27に接触させ
る。次いで、回転盤22を回転させて空ボビン24A、24B
をタッチローラ27に接触させる(図5参照)。
【0025】このとき、押えガイド37の凹部37a、37b
によって糸条20がスリットSに対向する面に固定され、
この状態で回転盤22によって移動された空ボビン24A、
24BのスリットSに糸条20が係止(捕捉)される。空ボビ
ン24a、24BのスリットSに糸条20が係止されると、糸
外しガイド33を元の位置に復帰させるとともに、エアシ
リンダ35によって位置決めガイド34を綾振りの中央方向
へ移動させてボビン24A、24Bにトランスファーテイル
を形成する。
【0026】次いで、糸条20をガイド34から解放させる
と糸条20がトラバース装置31に係合し、タッチローラ27
によって糸条20に所定の接圧を加えられボビン24A、24
Bの軸線方向に糸条20が均一に巻取られる。この工程中
にボビンホルダ26から満巻パッケージPを取り外し、ボ
ビンホルダ26に空ボビンを装着する。なお、この巻取り
中には押えガイド37をタッチローラ27に近接させる。
【0027】そして、ボビンホルダ25に支持されたボビ
ンに規定量の糸条20が巻取られると、巻取られた満巻パ
ッケージPからボビンホルダ26に支持された空ボビンに
糸条20の巻取を切替えるために上述した一連の作業を行
なう。このように本実施例では、糸条20の切替え時に押
えガイド37をタッチローラ27に近接させて糸条20がタッ
チローラ27から離反するのを防止しているため、巻取り
切替え時に糸条20の張力が変化して糸条20が断糸するの
を防止することができる。
【0028】また、トラバース装置31に対して糸条20の
走行方向下流側に押えガイド37を配設しているので、位
置決めガイド34によって糸条20がボビン23A、23B、24
A、24BのスリットSに係止されるときに、満巻パッケ
ージPと押えガイド37の間に糸条20を保持することがで
き、糸条20の保持距離を短くすることができる。このた
め、ボビン23A、23B、24A、24Bの軸方向の糸条20の
係止位置を安定させることができる。
【0029】また、トラバース装置31に対して糸条20の
走行方向下流側に配設された押えガイド37をタッチロー
ラ27に近接させているので、何等かの原因で糸条20の巻
取りが失敗して空ボビンに糸条が巻かれずに空ボビンが
破裂した場合でも、破裂片が押えガイド37に衝突して糸
条20の走行方向上流側に配設されたトラバース装置31、
糸外しガイド33および位置決めガイド34に飛散するのを
防止することができ、トラバース装置31等が破損するの
を防止することができる。この結果、生産性を向上させ
ることができる。
【0030】また、押えガイド37の糸条に対する接触面
に凹部37a、37bを成形し、該凹部37a、37bを、位置
決めガイド34によって糸条20がボビンの軸方向のスリッ
トSに位置決めされたときに糸条20に対向する部位に設
けているため、糸条20の係止位置を確実に固定すること
ができ、糸条20をスリットSに確実に係止させて糸条20
の捕捉を確実に行なうことができる。
【0031】さらに、本実施例では、押えガイド37をタ
ッチローラ27に対して近接、離隔可能にしているので、
糸条20がタッチローラ27から離反するのを確実に防止す
ることができる。なお、本実施例では、トラバース装置
31に公知の回転羽根方式を採用しているが、これに限ら
ず、公知のスクロール式等のその他公知のものを採用し
ても良い。また、1本のボビンホルダ25、26に2本のホ
ビン23A、23B、24A、24Bを装着して糸条20の巻取り
を行なっているが、これに限らず、さらに多コップの巻
取り機に適用しても良いまた、押えガイド37にV溝から
なる凹部37a、37bを形成しているが、これに限らず、
糸条20の係止位置を確実に固定することができるもので
あればU溝等の形状であっても良い。
【0032】また、押えガイド37の接触面には金属折り
曲げ成形が施されているが、これに限らずソリッドセラ
ミックを取付けたものであっても良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、糸条押え
手段によって糸条がタッチローラに接触された後で空ボ
ビンに把持されるため、空ボビンへの糸条切替え時に糸
条の張力が変化するのを防止することができ、糸条が断
糸するのを防止することができる。
【0034】これに加えて、糸条位置決め手段によって
糸条がボビンの所定位置に係止されるときに、満巻パッ
ケージと押え手段の間に糸条を保持して、糸条の保持距
離を短くすることができる。このため、ボビンの軸方向
の糸条の係止位置を安定させることができる。この結
果、糸条の巻取り切替え時の成功率をさらに向上させる
ことができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、糸条の係止
位置を確実に固定することができ、糸条をボビンに係止
させて糸条の捕捉を確実に行なうことができる。請求項
3記載の発明によれば、何等かの原因で糸条の巻取りが
失敗して空ボビンに糸条が巻かれずに空ボビンが破裂し
た場合でも、破裂片が糸条押え手段に衝突して糸条の走
行方向上流側に配設された往復動手段等に飛散するのを
防止することができ、生産性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る糸条巻取機の切替え装置の一実施
例の正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その押えガイドの糸条接触面の構成図であり、
図5のA方向から見た図である。
【図4】そのボビンの切替え時の正面図であり、満巻パ
ッケージがタッチローラから離隔した直後にトラバース
装置から糸条を取り外した状態を示す図である。
【図5】そのボビンの切替え直前の時の正面図であり、
空ボビンがタッチローラに当接するとともに、押えガイ
ドがタッチローラに近接した状態を示している。
【図6】従来のボビンの切替え時の正面図であり、満巻
パッケージがタッチローラから離隔した直後にトラバー
ス装置から糸条を取り外した状態を示す図である。
【図7】従来のボビンの切替え直前の正面図である。
【符号の説明】
20 糸条 22 回転盤(ボビン移動手段) 23A、23B、24A、24B ボビン 25、26 ボビンホルダ 27 タッチローラ 31 トラバース装置(糸条往復動手段) 32 エアシリンダ(糸条解放手段) 33 糸外しガイド(糸条解放手段) 34 位置決めガイド(糸条位置決め手段) 35 エアシリンダ(糸条位置決め手段) 37 押えガイド(糸条押え手段) 37a、37b 凹部 38 エアシリンダ(糸条押え手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸条巻取ボビンを少なくとも巻取位置と待
    機位置とに移動させるボビン移動手段と、 ボビンに巻き取られた糸条に接触して適度の接圧を付与
    するタッチローラと、 該タッチローラに対して糸条走行方向上流側に配設さ
    れ、かつ、糸条走行路に対してタッチローラ側に配設さ
    れた糸条往復動手段と、 該糸条往復動手段に対して糸条走行方向上流側に配設さ
    れ、該糸条往復動手段によって往復動される糸条を該糸
    条往復動手段から解放する糸条解放手段と、 該糸条解放手段によって解放された糸条をボビンの軸方
    向の所定位置に移動させて係止させる糸条位置決め手段
    と、を備え、 前記巻取位置にあるボビンに規定量の糸条が巻取られた
    とき、前記待機位置にある空ボビンに糸条を連続して巻
    取るための切替えを行なうようにした糸条巻取機の切替
    え装置において、 前記糸条往復動手段に対して糸条の走行方向下流側に糸
    条押え手段を設け、 該糸条押え手段は、巻取切替え時に糸条がタッチローラ
    から離反するのを防止することを特徴とする糸条巻取機
    の切替え装置。
  2. 【請求項2】前記糸条押え手段の糸条に対する接触面の
    所定箇所に凹部が成形され、 該凹部の所定箇所は、糸条位置決め手段によって糸条が
    ボビンの軸方向の所定位置に位置決めされたとき、糸条
    に対向する部位であることを特徴とする請求項1記載の
    糸条巻取機の切替え装置。
  3. 【請求項3】前記糸条押え手段は、糸条の巻取中にタッ
    チローラに近接する位置にあることを特徴とする請求項
    1または2記載の糸条巻取機の切替え装置。
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JP4081794A Pending JPH07252026A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 糸条巻取機の切替え装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018675A1 (en) * 1998-09-25 2000-04-06 Teijin Seiki Co., Ltd. Method and device for switching thread
CN116837473A (zh) * 2023-07-04 2023-10-03 浙江金汇特材料有限公司 一种尼龙工业长丝制备方法

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