JPH07252199A - 1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサンの製造方法 - Google Patents

1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサンの製造方法

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JPH07252199A
JPH07252199A JP7025843A JP2584395A JPH07252199A JP H07252199 A JPH07252199 A JP H07252199A JP 7025843 A JP7025843 A JP 7025843A JP 2584395 A JP2584395 A JP 2584395A JP H07252199 A JPH07252199 A JP H07252199A
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amcc
fmcc
methyl
hydrogen cyanide
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Dieter Arlt
デイーター・アールト
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/30Preparation of carboxylic acid nitriles by reactions not involving the formation of cyano groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/45Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings
    • C07C255/46Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings to carbon atoms of non-condensed rings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油化学の出発物質であるイソプレンおよび
アクリロニトリルからIMCIに到る主として廃物塩を
軽減する新規なルートを開発し、すなわち廃物塩の生成
なしに4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘキセン
(CMC)からAMCCを製造することを目的とする。 【構成】 4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘキセ
ンを過剰のシアン化水素により硫酸水溶液の存在下で1
−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シアノシクロ
ヘキサンまで変換させると共にそのAMCCへの選択的
な酸性加水分解により、1−イソシアナト−1−メチル
−3(4)−イソシアナトメチルシクロヘキサンを製造
するための中間体である1−アミノ−1−メチル−3
(4)−シアノシクロヘキサン(AMCC)の製造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1−アミノ−1−メチ
ル−3(4)−アミノメチルシアノシクロヘキサン(A
MCA)、すなわち1−イソシアナト−1−メチル−3
(4)−イソシアナトメチルシクロヘキサン(IMC
I)を製造するための中間体まで自体公知の水素化によ
り変換させうる1−アミノ−1−メチル−3(4)−シ
アノシクロヘキサン(AMCC)の新規な製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】IMCIはポリウレタン化学にて各種の
用途を有する高品質のジイソシアネートを構成すると共
に、次式の合成反応過程で得られることがEP−A 0
153 561号から知られている:
【0003】反応式1
【化1】
【0004】この反応過程における重要な工程はリッタ
ー反応(3)であって、第三C原子に結合したアミノ基
を導入することができる。この反応は好ましくは硫酸中
で行われ、この場合は主として対応のホルムアミドがオ
レフィン中間体とシアン化水素とから生成し、次いで加
水分解される。ここに記載された特定反応の場合、反応
混合物中に溶液で存在するAMCAの塩がこの過程で生
成される。リッター反応混合物の仕上処理にて従来一般
的であるように、ジアミンがその後にアルカリ(たとえ
ば苛性ソーダ溶液)により遊離され、適する溶剤での抽
出によってアルカリ金属塩の水溶液から単離される。こ
の過程で多量の使用しえない廃物塩が生成し、これは環
境汚染に鑑み大規模製造を妨げる。EP−A−0 15
3 561号の製造例(1a)および(1b)の化学量
論を考慮すれば判るように、最良の場合は4トン以上の
硫酸ナトリウムと蟻酸ナトリウムとの廃棄混合物が生成
し、不都合な場合には9トン近くのこの廃物塩がAMC
A1トン当りに生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的課題
は、石油化学の出発物質であるイソプレンおよびアクリ
ロニトリルからIMCIへの主として廃物塩が軽減され
る新規なルートを開発すること、すなわち廃物塩の生成
なしに4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘキセン
(CMC)からAMCCを製造しうる方法を得ることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下詳細に説
明する本発明の方法により解決される。本発明によれ
ば、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シアノ
シクロヘキサン(FMCC)を形成させるための硫酸の
存在下における4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘ
キセン(CMC)とシアン化水素との反応を第1段階
(a)にて行い、FMCCからAMCCへの選択的加水
分解を第2段階(b)にて行う。以下の説明において、
「4(5)」および「3(4)」は4−および5−異性
体、並びに3−および4−異性体の各混合物を意味す
る。
【0007】
【化2】
【0008】したがって本発明は、(a)第1反応段階
にて、4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘキセン
(CMC)をCMC 1モル当り少なくとも1モルのH
2 SO4 の量の水性であるが少なくとも50重量%硫酸
の存在下に過剰のシアン化水素により1−ホルムアミド
−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサン(FM
CC)まで変換させ、次いで反応混合物を必要に応じ予
めおよび/または同時に水を添加しながら蒸留により過
剰のシアン化水素を除去し、(b)第2段階にて、上記
(a)により生成されたFMCCを水性の酸性媒体中で
選択的にAMCCまで加水分解することを特徴とする1
−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサ
ン(AMCC)の製造方法を提供する。出発物質として
使用するCMCは公知であり、シクロ付加反応によりイ
ソプレンとアクリルニトリルとから簡単に製造すること
ができる。
【0009】本発明による方法の第1段階(a)は、こ
の生成物とシアン化水素との含水硫酸における反応で構
成される。この反応は50〜96重量%硫酸にて行わ
れ、CMCの量に対する化学量論上必要な水量を反応混
合物中に存在させねばならない。シアン化水素とCMC
とのモル比は一般に2:1〜20:1、好ましくは8:
1〜20:1である。少なくとも1モルのH2 SO4
応混合物中にCMC 1モル当りに反存在させる。H2
SO4 とCMCとのモル比は好ましくは1.5:1〜
3:1である。反応は一般に0〜100℃にて行われ、
これは約1〜10バールの圧力に相当する。変換のため
の反応時間は選択する反応温度および硫酸とシアン化水
素との濃度に依存し、数分間〜数時間の範囲である。一
般にCMCは硫酸とシアン化水素との混合物に添加さ
れ、たとえば反応混合物の撹拌により混合が良好となる
よう注意すべきである。反応は不連続的にたとえば撹拌
槽内で或いは連続的に一連の撹拌槽反応器もしくはチュ
ーブ反応器で行うことができる。反応の発熱は適する冷
却装置により、たとえば沸騰するシアン化水素の還流冷
却により逸散させることができる。特定具体例におい
て、この反応段階は断熱的に行われ、その反応熱をその
後の過剰のシアン化水素の気化につき用いる。この反応
は原理的に既に公知である(DE−OS 1 965
004号)。
【0010】本発明による方法の第1段階(a)が終了
した後、先ず最初に過剰量で存在するシアン化水素を必
要に応じ水性−酸性反応混合物を希釈型でさらに処理す
べく考慮して水を予めおよび/または同時に添加しなが
ら蒸留により分離し、この方法の出発点まで戻す。この
ようにして得られた反応混合物に存在するFMCCを次
いでさらに本発明による方法の第2段階で処理する。本
発明による方法のこの第2段階(b)は種々の変法で行
うことができる。これら全ての変法は共通して酸性の水
相におけるFMCCからAMCCへの選択的加水分解を
含む。ホルミル基を分離しながら生ずるこの選択的加水
分解を良好な収率にて行いうると言う事実は驚異的であ
ると言わねばならない。何故なら、当業者の標準的知識
[たとえばC.フェリー、リアクチオーネン・デル・オ
ーガニッシエン・シンテーゼ、ジョージ・チーメ・フェ
アラーク出版、シュトツトガルト(1978)、第20
2頁およびそこに引用された文献参照]によれば、ニト
リルは酸性媒体中でカルボン酸もしくはカルボン酸アミ
ドまで加水分解され、したがってホルムアミドニトリル
の加水分解に際し対応のアミノカルボン酸もしくはその
アミドが反応生成物として得られると予想されるからで
ある。
【0011】本発明による方法の第2段階にて、より詳
細に下記する全ての変法は共通して水性の酸性反応媒体
中で40〜150℃にて必要に応じ適当に加圧しながら
行うと言う特徴をさらに有し、好ましくは硫酸であるが
さらに蟻酸もしくは酸性化されたイオン交換体または同
時にこれら数種の酸を酸類として使用することが可能で
ある。この関係で水性の酸性反応媒体における酸濃度は
たとえば0.5〜65重量%、好ましくは0.5〜50
重量%の酸水溶液の範囲内で広範囲に変化することがで
き、酸の量は一般に使用するFMCCの量に対し約1〜
200モル%である。本発明による方法の第1変法によ
れば、第2段階(b)はFMCCを中間的に単離するこ
となく過剰のシアン化水素を蒸留除去した直後に必要に
応じ(さらに)第1段階の硫酸反応溶液を反応混合物中
に存在する硫酸および水(他の成分を含まない)に対し
65重量%まで、好ましくは0.5〜50重量%に希釈
した後に行われ、上記温度範囲内および上記酸濃度の範
囲内で加水分解を行う。選択的加水分解を行ってホルミ
ル基を解離させた後、反応混合物中に存在する酸をアン
モニア、好ましくはアンモニア水溶液で中和し、次いで
AMCCを適する溶剤で抽出する。
【0012】この抽出に適する溶剤は、たとえばジクロ
ルメタンもしくはクロルベンゼンのような塩素化炭化水
素類、たとえばt−ブチルメチルエーテルのようなエー
テル類、たとえば酢酸エチルもしくは酢酸n−ブチルの
ようなエステル類、たとえばメチルエチルケトンもしく
はシクロヘキサノンのようなケトン類、たとえばn−お
よびイソ−ブタノール、1−ペンタノール、2−メチル
−1−ブタノールおよび2−エチルヘキサノールのよう
なアルコール類またはこれら溶剤の混液である。抽出の
後、溶剤を減圧蒸留により有機層から分離して再使用す
ることができる。所望ならば、粗製AMCCから蒸留に
より少量の不純物を除去することができる。しかしなが
ら、反応生成物として生ずる粗製AMCCを他の用途
(AMCAへの水素化)に供給することもでき、或いは
この場合は上記抽出にて生じた有機相を溶剤の蒸留なし
に直接に使用することもでき、ただし溶剤は抽出および
水素化の両者に適する抽出につき使用し、次いで水素化
および回収の後にのみ抽出段階に戻すものとする。明ら
かに、このようにして仕上処理にかかる経費および溶剤
の消費を最小化することができる。
【0013】上記抽出に際し生じた酸性の水相は、同じ
く以下説明する仕上処理に移送することができる。本発
明による方法の第2変法においては第2段階(b)を行
うべく、(さらに)水を必要に応じ第1段階で生ずると
共に過剰のシアン化水素が除去された反応混合物に混合
物の硫酸成分が20〜70重量%になるよう添加する。
次いでFMCCをこの水性の酸性反応混合物から既に上
記に例示した種類の溶剤により抽出する。かくして溶剤
の蒸留除去により溶剤相から得られたFMCCを粗生成
物として使用することができ、或いは蒸留単離(減圧蒸
留)の後に加水分解段階に用いることもできる。ここで
使用する反応条件(添加する酸の種類および濃度、反応
温度など)は上記の詳細に対応する。
【0014】FMCCからAMCCへの加水分解に際し
当量の蟻酸が生成するので、水相は常に酸性に留まる。
この理由で、加水分解には触媒上有効量の硫酸のみを使
用して、アンモニアによるその後の中和および既に例示
した種類の溶剤によるAMCCの抽出の後に、得られた
水相中に塩として蟻酸アンモニウムが主として残留し、
これを必要に応じ別途に単離することができる。明らか
に、本発明によるこの変法においては第1抽出の後に得
られる水相の少部分を加水分解用の触媒として使用する
ことができ、この部分に対応する量の新鮮な硫酸をその
後の反応サイクルにおける工程の出発点で使用すること
ができる。このようにして、反応媒体における副生物の
望ましくない蓄積を回避することができる。本発明によ
る方法の第2変法では第1段階で使用した硫酸の中和を
行わず、また第2段階では上記したように触媒量の硫酸
しか用いないので、本発明によるこの変法は仕上処理に
つき得られる塩の量を最小化させることができる。比較
的少量の中和すべき酸のため、この中和は明らかにたと
えば苛性ソーダ溶液のようなアルカリ中和剤を用いて行
うことができ、ただしこの場合に生ずる比較的少量のア
ルカリ金属塩を許容しうるものとする。
【0015】この方法の生成物として存在するAMCC
を単離するには、加水分解後に存在する水性の酸性反応
混合物をアンモニアで中和すると共に、例示した種類の
溶剤によりAMCCを抽出する。ここで生じたAMCC
を含有する有機相の仕上処理または使用は、第1変法に
つき上記した説明に一致する。抽出後に存在する水相は
必要に応じ蟻酸アンモニウムを製造すべく或いは以下詳
細に説明するように仕上処理することもできる。本発明
による方法の第3変法によれば、過剰のシアン化水素が
除去されかつ必要に応じ水で希釈された第1段階の水性
の酸性反応混合物をアンモニアで中和すると共に追加量
の水を必要に応じ添加して、混合物が約20〜70重量
%のアンモニウム塩の含有量を有するようにする。次い
で混合物中に存在するFMCCを例示した種類の溶剤で
抽出すると共に、第2変法の詳細にしたがいさらに処理
する。本発明によるこの変法の場合は第1段階で使用し
た硫酸の全量を中和するため仕上処理に関し相当量のア
ンモニウム塩が生成するが、この変法は比較的濃厚溶液
からさえも抽出が特に完全であるため好適な方法であ
り、その結果として仕上処理につき消費されるエネルギ
ーが減少する。
【0016】抽出は全て常法により、たとえば混合容器
および分離容器にて行うことができ、好ましくはシリー
ズで連結した混合および分離容器を有するカスケードで
或いは抽出カラムで行うことができる。この関係で特に
驚異的なことは、アンモニアよりも高い塩基度を有する
AMCCを、アンモニアでの中和により生成したアンモ
ニア溶液から良好な収率にて抽出しうることである。こ
の抽出性は、FMCCの選択的加水分解という予想外の
可能性の他に、本発明による方法につき企業化の前提に
もなる。個々の抽出に際し生ずる水相は、塩溶液であれ
ば、そこに溶解する塩の回収と共に仕上処理しうること
が明らかである。しかしながら、好ましくは個々の水相
の仕上処理はこの方法の開始時点で再使用しうる濃硫酸
の回収または硫酸の製造に適する二酸化硫黄の回収と共
に行われる。このことは、希硫酸溶液の仕上処理が単に
所望濃度までの濃縮からなり、またできれば過剰の硫酸
を含有する硫酸アンモニウムおよび/または蟻酸アンモ
ニウム水溶液の仕上処理がそれ自体公知の熱分解で構成
されて濃縮段階を越えて進行すると共に窒素と水とでき
れば二酸化炭素および二酸化硫黄との遊離を伴うことを
意味する。この熱分解は一般に>1000℃の温度にて
生ずる。本発明による方法の他の変法で得られるAMC
Cは公知方法によりAMCAまで水素化することがで
き、このAMCAはそれ自体公知のホスゲン化によりI
MCIまで変換することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明し、
ここで%のデータは全て重量に基づく。実施例1 [段階(a)] 108gの水と600gの96%硫酸と900mlのシ
アン化水素との混合物に、絶えず27〜29℃で1.5
時間かけて撹拌しながら計量ポンプにより363g(=
3モル)の4(5)−シアノ−1−メチル−シクロヘキ
セン(イソプレンとアクリロニトリルとのシクロ付加に
よって得られた異性体混合物)を添加し、反応熱を沸騰
するシアン化水素の還流冷却により逸散させた。エダク
ト(educt)の添加が終了してから10分間の後、546
gの水を添加し、過剰のシアン化水素を同時に最初に常
圧および末期には減圧下で留去した。次いで20〜30
℃にて撹拌および氷水での冷却を行いながら816gの
25%NH3 水溶液を添加した。アンモニア性反応溶液
を次いでそれぞれ1000mlのジクロルメタンにより
3回抽出した。回転蒸発器で溶剤を除去した後、52
1.5gの粗製1−ホルムアミド−1−メチル−3
(4)−シアノシクロヘキサン異性体混合物(GCによ
り純度90%)が得られ、これは469gの純生成物に
相当する(=理論量の94.2%)。
【0018】実施例2[段階(a)および(b)(第1
変法)] 108gの水と600gの96%硫酸と1200mlの
シアン化水素との混合物に、絶えず27〜29℃で90
分間かけて計量ポンプにより反応混合物を撹拌しなが
ら、363g(=3モル)の4(5)−シアノ−1−メ
チル−シクロヘキセンを添加し、反応熱を沸騰するシア
ン化水素の還流冷却により逸散させた。エダクトの添加
が終了してから10分間の後、792gの水を添加し、
過剰のシアン化水素を同時に留去した。この反応混合物
を次いで60℃にて300分間加熱し、次いで20〜3
0℃まで冷却しながら1100gの25%NH3 水溶液
の添加によりアンモニア性となし、次いでそれぞれ10
00mlのジクロルメタンにより3回抽出した。回転蒸
発器で溶剤を除去した後、380gの粗生成物が得られ
た。薄膜蒸発器での蒸留の後、350g(=理論量の8
4%)の純1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノ
シクロヘキサン(異性体混合物)が得られた。
【0019】実施例3[段階(b)] 5.0gの1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−
シアノシクロヘキサンを撹拌しながら12gの48%硫
酸に溶解させた。この混合物を80℃にて165分間に
わたり加熱し、27mlのアンモニア水溶液(25%N
3 含有量)を20℃まで冷却しながら添加した。次い
で水相をそれぞれ25mlのジクロルメタンで3回抽出
した。回転蒸発器にて低容積まで蒸発させた後、3.0
g(=理論量の72.2%)の1−アミノ−1−メチル
−3(4)−シアノシクロヘキサンの純異性体混合物が
得られた。
【0020】実施例4[段階(b)] 44.9gの1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)
−シアノシクロヘキサンを撹拌しながら120gの48
%硫酸に添加した。次いで混合物を80℃にて90分間
加熱し、次いで110gの25%NH3 溶液の添加によ
りアンモニア性となし、次いでそれぞれ250mlのジ
クロルメタンにより2回抽出した。回転蒸発器にて低容
積まで蒸発させた後、30.7gの異性体1−アミノ−
1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサン(これは
GC分析により、まだ1.9%の未反応エダクトを含有
する)が得られた。これは所望アミノニトリルの理論収
率の80.6%に相当する。
【0021】実施例5[段階(b)] 432gの1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−
シアノシクロヘキサンを撹拌しながら1500gの3
8.4%硫酸に添加した。次いで混合物を60℃にて5
時間35分にわたり加熱した。次いで溶液を1100g
の25%NH3 溶液の添加により20℃にてアンモニア
性にした。反応生成物をそれぞれ1000mlのジクロ
ルメタンで水相から3回抽出した。回転蒸発器にて低容
積まで蒸発させた後、357g(理論量の99.4%)
の異性体1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシ
クロヘキサンの混合物が得られた。
【0022】実施例6[段階(b)] 25gの1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シ
アノシクロヘキサンと100mlの1%硫酸水溶液との
混合物を100℃にて撹拌しながら74時間加熱した。
この反応混合物を次いで低容積まで減圧回転蒸発器によ
り蒸発させた。得られた濃縮物(37.6g)を12m
lの25%アンモニア水溶液の添加によりアンモニア性
となし、次いでそれぞれ50mlのジクロルメタンで3
回抽出した。有機相を回転蒸発器回にて低容積まで減少
させた後、GC分析により71.3%の1−アミノ−1
−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサンと27.8
%の1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シアノ
シクロヘキサンとを含有する19.9gの混合物が得ら
れた。この生成混合物を減圧下での分別蒸留により分離
させ、得られたエダクトフラクションを加水分解に戻し
た。
【0023】実施例7[段階(b)] 50gの1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シ
アノシクロヘキサンと200gの水と5gの酸性イオン
交換体(ダウェックス50 WX 8)との混合物を撹
拌しながら100℃にて90分間加熱した。次いでイオ
ン交換体を濾別し、濾液を減圧回転蒸発器で濃縮した。
50mlの25%NH3 水溶液を濃縮物に添加し、これ
をそれぞれ150mlのジクロルメタンで3回抽出し
た。有機相を低容積まで減少させた後、64.8%のA
MCCと25.2%のFMCCとからなる42gの混合
物が得られた。すなわち、反応は100%の選択率で進
行した。水相は蟻酸アンモニウムのみを含有した。
【0024】実施例8[段階(a)および(b)(第2
変法] (a)108gの水と600gの96%硫酸と900m
lのシアン化水素との混合物に、絶えず1.5時間かけ
て計量ポンプで27〜29℃にて撹拌しながら、363
g(=3モル)の4(5)−シアノ−1−メチルシクロ
ヘキセン(イソプレンとアクリルニトリルとのシクロ付
加によって得られた異性体混合物)を添加し、反応熱を
沸騰するシアン化水素の還流冷却により逸散させた。エ
ダクト添加が終了してから10分間の後、546gの水
を添加し、次いで過剰のシアン化水素を減圧下で留去
し、反応混合物の温度を30℃に維持した。次いで反応
混合物を800gの水の添加によりさらに希釈し、次い
でそれぞれ1リットルのジクロルメタンで3回抽出し
た。回転蒸発器にてジクロルメタンを除去した後、47
1gの粗製1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−
シアノシクロヘキサン異性体混合物(GC分析により純
度93.8%)が得られた。水相を薄膜蒸発器にて減圧
下に50℃の壁温で濃縮した。762gの濃縮物が得ら
れ、ここから76gを採取してSO2 の回収のため熱分
解に供給することができる。
【0025】次いで残量の濃縮物に76gの新たな80
%硫酸を補充すると共に、再び段階(a)における酸性
反応相として使用し、この場合は900mlのシアン化
水素を添加した後に302.5gのCMCを上記条件下
で反応させた。上記条件下での仕上処理の後、388g
の粗製1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−シア
ノシクロヘキサン異性体混合物が得られた。 (b)段階(a)により得られた471gの1−ホルム
アミド−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサン
異性体混合物を段階(a)で得られた76gの硫酸濃縮
物および250gの水と混合し、100℃にて30時間
加熱した。その後、溶液を85gの25%アンモニア水
溶液の添加により中和し、次いで減圧回転蒸発器で水を
留去して濃縮した。かくして得られた固体を353gの
21%アンモニア水溶液に溶解させ、次いでそれぞれ1
000mlのジクロルメタンで3回抽出した。抽出剤を
留去した後、GCにより純度94%(理論量の87%)
に相当する361gの粗製AMCCが得られた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1反応段階にて、4(5)−シ
    アノ−1−メチルシクロヘキセン(CMC)をCMC
    1モル当り少なくとも1モルのH2 SO4 の量の水性で
    あるが少なくとも50重量%の硫酸の存在下に過剰のシ
    アン化水素により1−ホルムアミド−1−メチル−3
    (4)−シアノシクロヘキサン(FMCC)まで変換さ
    せ、次いで反応混合物を必要に応じ予めおよび/または
    同時に水を添加しながら蒸留により過剰のシアン化水素
    を除去し、(b)第2段階にて、上記(a)により生成
    されたFMCCを水性の酸性媒体中で選択的にAMCC
    まで加水分解することを特徴とする1−アミノ−1−メ
    チル−3(4)−シアノシクロヘキサン(AMCC)の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 段階(a)により得られると共に過剰の
    シアン化水素が除去された反応混合物を必要に応じシア
    ン化水素の除去前、除去中および/または除去後に水を
    添加して混合物の硫酸含有量が硫酸および水に対し(他
    の成分を含まない)65重量%までとなるよう希釈し、
    FMCCからAMCCへの加水分解を得られた混合物を
    次いで40〜150℃まで加熱して行い、次いで存在す
    る硫酸をアンモニアで中和すると共に生成したAMCC
    を水相から溶剤での抽出により回収することを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 段階(a)により得られると共に過剰の
    シアン化水素が除去された反応混合物から、必要に応じ
    さらに水を添加した後に、生成FMCCを溶剤での抽出
    により単離すると共に段階(b)へ供給することを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 段階(a)により過剰のシアン化水素が
    除去された反応混合物に存在する硫酸をアンモニアの添
    加により必要に応じ水の追加前、追加と同時および/ま
    たは追加後に中和し、混合物中に存在するFMCCを溶
    剤での抽出により分離すると共に段階(b)へ供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応段階(b)による加水分解を存在す
    るFMCCの量に対し0.5〜65重量%の蟻酸もしく
    は硫酸水溶液中で1〜200モル%のこれら酸の全量で
    40〜150℃にて必要に応じ圧力を加えながら行い、
    次いで存在する酸をアンモニアにより中和した後に生成
    AMCCを溶剤により反応混合物から抽出することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 段階(b)による加水分解を酸性イオン
    交換体の存在下に行うことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 硫酸および/または硫酸アンモニウムお
    よび/または蟻酸アンモニウムを含有すると共に抽出に
    よりFMCCもしくはAMCCが除去された必要に応じ
    混合物としての各相を段階(a)で再使用しうる硫酸ま
    で常法により濃縮し、または熱分解にかけて硫酸の製造
    に再使用しうる二酸化硫黄を分離させることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 1−ホルムアミド−1−メチル−3
    (4)−シアノシクロヘキサン(FMCC)を酸性の水
    相にて40〜150℃でAMCCまで加水分解し、次い
    でこれを反応混合物中に存在する酸をアンモニアで中和
    した後に有機溶剤により反応混合物から抽出することを
    特徴とする1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノ
    シクロヘキサン(AMCC)の製造方法。
  9. 【請求項9】 FMCCの加水分解を0.5〜50重量
    %硫酸水溶液中で行うことを特徴とする請求項8に記載
    の方法。
JP7025843A 1994-01-24 1995-01-23 1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサンの製造方法 Withdrawn JPH07252199A (ja)

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