JPH07253805A - 移動経路選出方法および基板穴明け方法および装置 - Google Patents

移動経路選出方法および基板穴明け方法および装置

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JPH07253805A
JPH07253805A JP4421094A JP4421094A JPH07253805A JP H07253805 A JPH07253805 A JP H07253805A JP 4421094 A JP4421094 A JP 4421094A JP 4421094 A JP4421094 A JP 4421094A JP H07253805 A JPH07253805 A JP H07253805A
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JP
Japan
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pattern
sheet
substrate
extraction
candidate
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JP4421094A
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Toshio Inami
俊夫 井波
Koji Mitsui
浩司 三井
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 座標点が多い場合でも、移動距離が短い移動
経路を短時間に選出することが出来る移動経路選出方法
および基板穴明け方法および装置を提供する。 【構成】 基板(K)上のマーク(m1,…)を全て通
る移動経路の全てのパターン数より少数かつ複数の候補
パターンを外部記憶装置2に登録し、それら候補パター
ンから更に少数の抽出パターンを抽出するための抽出条
件を外部記憶装置2に設定し、実際の基板Kのパラメー
タを入出力装置3により入力する。演算制御装置1は、
実際の基板Kのマークの位置データを抽出条件に照らし
て候補パターンから抽出パターンを絞り込み、その抽出
パターンについて移動距離を算出し、移動経路が最短の
抽出パターンに対応する移動パターンを穴明け移動経路
に選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動経路選出方法およ
び基板穴明け方法および装置に関する。更に詳しくは、
移動距離が短い移動経路を短時間に選出することが出来
る移動経路選出方法および穴明け加工した基板を生産性
高く製造することが出来る基板穴明け方法およびその基
板穴明け方法を実施する基板穴明け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各座標点を1度ずつ通って複数の座標点
を全て通る移動経路の一つを選出する移動経路選出方法
は、数値制御工作機械、数値制御ロボット、FA、FM
Sなどにおいて、例えばプリント基板の加工、自動車の
シャーシ溶接や塗装、立体自動倉庫、無人搬送車などに
用いられている。従来の移動経路選出方法としては、移
動経路の全てのパターンについて移動距離を算出し、移
動距離が最短のパターンに対応する移動経路を選出する
いわゆる総当たり法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記総当たり法では、
移動距離が最短の移動経路を確実に選出することが出来
るが、座標点が多くなると、パターン数が階乗で増加す
るため、莫大な演算時間を要し、生産性が悪くなる問題
点がある。例えば、図15に示すように、縦2個×横3
個のマトリクス状に6個の矩形のシートSがレイアウト
され且つ各シートSの略対角位置に1個ずつ基準マーク
m1〜m12が規則的に配置されている基板Kがあり、そ
の基準マークm1を始点として全ての基準マークm1〜
m12に穴を明ける場合を想定すると、移動パターンは1
1!個に上り、莫大な演算時間を要し、生産性が悪くな
る。なお、図16に移動パターンを幾つかを例示する。
そこで、本発明の目的は、座標点が多い場合でも、移動
距離が短い移動経路を短時間に選出することが出来る移
動経路選出方法および穴明け加工した基板を生産性高く
製造することが出来る基板穴明け方法およびその基板穴
明け方法を実施する基板穴明け装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、各座標点を1度ずつ通って複数の座標点を全て通る
移動経路の一つを選出する移動経路選出方法であって、
移動経路の全てのパターン数またはそれより少数かつ複
数の候補パターンを用意し、それら候補パターンに基づ
いて抽出条件を設定し、前記複数の座標点の全部または
一部を前記抽出条件に照して前記候補パターンから更に
少数の抽出パターンを抽出し、その抽出パターンの移動
距離を比較し、移動距離が最短の抽出パターンに対応す
る移動経路を選出することを特徴とする移動経路選出方
法を提供する。
【0005】第2の観点では、本発明は、1枚の基板上
に配置されている複数のマークの位置に全て穴を明ける
経路を選出し、その経路をたどって穴明け加工する基板
穴明け方法において、各マークを1度ずつ通って1枚の
基板上のマークを全て通る移動経路の全てのパターン数
またはそれより少数かつ複数の候補パターンを用意し、
それら候補パターンに基づいて抽出条件を設定し、前記
複数のマークの全部または一部を前記抽出条件に照して
前記候補パターンから更に少数の抽出パターンを抽出
し、その抽出パターンの移動距離を比較し、移動距離が
最短の抽出パターンに対応する移動経路を基板穴明け経
路として選出することを特徴とする基板穴明け方法を提
供する。
【0006】第3の観点では、本発明は、各マーク(m
1,m2,…)を1度ずつ通って1枚の基板(K)上の
マークを全て通る移動経路の全てのパターン数またはそ
れより少数かつ複数の候補パターンを記憶する候補パタ
ーン記憶手段(2)と、それら候補パターンから抽出パ
ターンを抽出するための抽出条件を記憶する抽出条件記
憶手段(2)と、上記構成の基準穴明け経路選出方法に
より基準穴明け経路を選出する基準穴明け経路選出手段
(1)と、基板に穴を明ける穿孔手段(7)と、選出し
た基準穴明け経路の順に基板(K)または前記穿孔手段
(7)を移動する移動手段(5)とを具備することを特
徴とする基板穴明け装置(100)を提供する。
【0007】
【作用】上記第1の観点による移動経路選出方法では、
各座標点を1度ずつ通って複数の座標点を全て通る移動
経路の複数の候補パターンを用意する。例えば、操作者
が考えついた移動距離の短い移動パターンや,操作者が
経験的に知った移動距離の短い移動パターンを候補パタ
ーンとして用意する。次に、用意した候補パターンに基
づいて抽出条件を設定する。例えば、複数の座標点の全
て又は一部に着目して候補パターンをジグザグパターン
かUターンパターンかに2分し、ジグザグパターンとU
ターンパターンのいずれの移動距離が短いかを判定し、
短い方の移動パターンに属する候補パターンを抽出する
ような抽出条件を設定する。次に、複数の座標点の全部
または一部を前記抽出条件に照して前記候補パターンか
ら更に少数の抽出パターンを抽出する。最後に、得られ
た抽出パターンの移動距離を比較し、移動距離が最短の
抽出パターンに対応する移動経路を選出する。これによ
れば、移動距離を算出すべきパターン数が少なくなるの
で、演算時間が短時間で済む。また、移動距離が短い候
補パターンを用意し、その中から移動距離が短い抽出パ
ターンを抽出条件で絞り込み、その中で移動距離を比較
して最短の移動パターンを選ぶので、移動距離が短い移
動経路を選定できる可能性が高い。かくして、座標点が
多い場合でも、移動距離が短い移動経路を短時間に選出
できるようになる。
【0008】上記第2の観点による基板穴明け方法で
は、各マークを1度ずつ通って複数のマークを全て通る
移動経路の複数の候補パターンを用意する。例えば、操
作者が考えついた移動距離の短い移動パターンや,操作
者が経験的に知った移動距離の短い移動パターンを候補
パターンとして用意する。次に、用意した候補パターン
に基づいて抽出条件を設定する。例えば、複数のマーク
の全て又は一部に着目して候補パターンをジグザグパタ
ーンかUターンパターンかに2分し、ジグザグパターン
とUターンパターンのいずれの移動距離が短いかを判定
し、短い方の移動パターンに属する候補パターンを抽出
するような抽出条件を設定する。次に、複数のマークの
全部または一部を前記抽出条件に照して前記候補パター
ンから更に少数の抽出パターンを抽出する。次に、得ら
れた抽出パターンの移動距離を比較し、移動距離が最短
の抽出パターンに対応する移動経路を基板穴明け経路と
して選出する。最後に、前記基板穴明け経路をたどって
穴明け加工する。これによれば、移動距離を算出すべき
パターン数が少なくなるので、演算時間が短時間で済
む。また、移動距離が短い候補パターンを用意し、その
中から移動距離が短い抽出パターンを抽出条件で絞り込
み、その中で移動距離を比較して最短の移動パターンを
選ぶので、移動距離が短い基板穴明け経路を選定できる
可能性が高い。かくして、マークが多い場合でも、生産
性高く基板に穴明け加工できるようになる。
【0009】第3の観点による基板穴明け装置(10
0)では、基板(K)上のマークを全て通る移動経路の
複数の候補パターンを候補パターン記憶手段(2)に記
憶し、それら候補パターンから抽出パターンを抽出する
ための抽出条件を抽出条件記憶手段(2)に記憶し、基
準穴明け経路選出手段(1)により上記基準穴明け経路
選出方法を実施して基準穴明け経路を選出する。そし
て、選出した基準穴明け経路の順に基板(K)または前
記穿孔手段(7)を移動手段(5)により移動して、マ
ークに基準穴を明けて行く。これによれば、マークが多
い場合でも、移動距離が短い基板穴明け経路が短時間に
選出され、それに従って穴明けされるので、生産性高く
基板に穴明け加工できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
説明する。なお、これにより本発明が限定されるもので
はない。図1は、本発明の一実施例の基板穴明け装置の
構成図である。この基板穴明け装置100は、演算制御
装置1と,外部記憶装置2と,入出力装置3と,テーブ
ル駆動装置4と,テーブル5と,スピンドル駆動装置6
と,スピンドル7と,ドリル8とを具備して構成されて
いる。この基板穴明け装置100では、基板K上のマー
ク(m1,…)を全て通る移動経路の全てのパターン数
より少数かつ複数の候補パターンを外部記憶装置2に登
録し、それら候補パターンから更に少数の抽出パターン
を抽出するための抽出条件を外部記憶装置2に設定し、
実際の基板Kのパラメータを入出力装置3により入力す
る。すると、演算制御装置1は、実際の基板Kのマーク
の位置データを抽出条件に照らして候補パターンから抽
出パターンを絞り込み、その抽出パターンについて移動
距離を算出し、移動経路が最短の抽出パターンに対応す
る移動パターンを穴明け移動経路に選定する。そして、
演算制御装置1は、テーブル駆動装置4を介してテーブ
ル5を駆動し、基板Kを移動させて前記穴明け移動経路
に沿って順にマークをドリル8に対応付け、同時にスピ
ンドル駆動装置6を介してスピンドル7を回転させ、ド
リル8で穴明け加工を行う。
【0011】図2に示すように、基板Kには、例えば縦
2個×横3個のマトリクス状に6個の矩形のシートSが
レイアウトされている。また、各シートSの略対角位置
に、1個ずつ基準マークm1〜m12が規則的に配置され
ている。なお、Dxは縦方向基準マークピッチであり、
Dyは横方向基準マークピッチである。また、(X1,
Y1)は基準マークm1の位置座標であり、(X3,Y
3)は基準マークm3の位置座標である。
【0012】図3は、基板穴明け装置100の動作を示
すフローチャートである。ステップS1では、基板Kの
形状や基準マークの配置を勘案して候補パターンを登録
する。例えば図2に示す基板Kに対しては図4の(a)
〜(f)に示すような候補パターンを操作者が入力し、
外部記憶装置2に記憶しておく。ステップS2では、候
補パターンを勘案して抽出条件を設定する。例えば図4
の(a)〜(f)に示すような候補パターンに対しては
次に示す[抽出条件1]〜[抽出条件4]を操作者が入
力し、外部記憶装置2に記憶しておく。
【0013】[抽出条件1](基準マークαとβの距離
を|α−β|と表記する) if |m3−m1|+|m3−m2|<|m2−m1|×2 then m1,m3,m2,m4 の順列を含む候補パターン
を抽出する else m1,m2,m4,m3 の順列を含む候補パターン
を抽出する [抽出条件2] if |m3−m1|+|m5−m3|<|m5−m1|×2 then m1,m3,m5,m7,m9,m11 の順列を含む候
補パターンを抽出する else m1,m5,m9,m11,m7,m3 の順列を含む候
補パターンを抽出する [抽出条件3] if |m6−m4|+|m6−m3|<|m4−m3|×2 then m4,m6,m3,m5 の順列を含む候補パターン
を抽出する else m4,m3,m5,m6 の順列を含む候補パターン
を抽出する [抽出条件4] if |m10−m7|+|m10−m11|<|m7−m11|
×2 then m11,m10,m7,m6,m3,m2の順列を含む候
補パターンを抽出する else m11,m7,m3,m2,m6,m10の順列を含む候
補パターンを抽出する なお、上記[抽出条件1]〜[抽出条件4]は、次の原
理による。
【0014】[抽出条件の原理]第1のマーク群(例え
ばm1,m2)と第2のマーク群(例えばm3,m4)
とが2列に並んでいるときに、第1のマーク群と第2の
マーク群とを往復しながら列方向を一方向に進む移動パ
ターンをジグザグパターン(例えば図4の(a)のm
1,m3,m2,m4の移動パターン)と呼び、第1の
マーク群のみを通過しながら列方向を一方向に進み次に
第1のマーク群から第2のマーク群に渡って第2のマー
ク群のみを通過しながら列方向を逆方向に進む移動パタ
ーンをUターンパターン(例えば図4の(b)のm1,
m2,m4,m3の移動パターン)と呼ぶとき、抽出条
件は、複数のマークの全て(例えばマークがm1〜m4
までしかない場合)又は一部(例えば図4の(a)での
マークm1〜m12中のマークm1〜m4)に着目して候
補パターンをジグザグパターンかUターンパターンかに
2分し、ジグザグパターンとUターンパターンのいずれ
の移動距離が短いかを判定し、短い方の移動パターンに
属する候補パターンを抽出する。ジグザグパターンとU
ターンパターンのいずれの移動距離が短いかの判定は、
例えば、 if {第1のマーク群と第2のマーク群とを往復する
距離}<{列方向のマークピッチ}×2 が成立するなら、ジグザグパターンがUターンパターン
より移動距離が短いと判定し、前記ifが成立しないな
ら、ジグザグパターンよりUターンパターンの移動距離
が短いと判定する。
【0015】図5を参照して具体例で説明すると、図5
のジグザグパターン(実線で示すm1,m3,m2,m
4の移動パターン)の移動距離は、 |m3−m1|+|m2−m3|+|m4−m2| である。一方、図5のUターンパターン(点線で示すm
1,m2,m4,m3の移動パターン)の移動距離は、 |m2−m1|+|m4−m2|+|m3−m4| である。もし、図5のジグザグパターン(実線)がUタ
ーンパターン(点線)より移動距離が短いなら、 |m3−m1|+|m2−m3|+|m4−m2|<|m2−
m1|+|m4−m2|+|m3−m4| が成立する。この不等式を整理すると、 |m3−m1|+|m2−m3|<|m2−m1|+|m3−
m4| となるが、右辺の|m2−m1|と|m3−m4|は等しい
から、 |m3−m1|+|m2−m3|<|m2−m1|×2 となる。そこで、この不等式が成立すれば図5のジグザ
グパターン(m1,m3,m2,m4の移動パターン)
を抽出し、成立しなければ図5のUターンパターン(m
1,m2,m4,m3の移動パターン)を抽出すればよ
い。この抽出条件は[抽出条件1]に外ならない。ここ
で、|m2−m1|は縦方向基準マークピッチDxである
から、上記[抽出条件の原理]のif式が一般的に成立
する。上記[抽出条件2]〜[抽出条件4]も同様にし
て導ける。
【0016】ステップ3では、実際に穴明け加工する基
板Kに関するパラメータを入力する。例えば、図2に示
す基板Kなら、一つのシートS内の基準マークm1,m
3の位置(X1,Y1),(X3,Y3)と、縦方向基
準マークピッチDxと、横方向基準マークピッチDy
と、縦方向のシート取り数“2”と、横方向のシート取
り数“3”とを入力する。
【0017】ステップS4では、基板Kに関するパラメ
ータから基準マークm2,m4〜m12の位置データを算
出し、[抽出条件1]〜[抽出条件4]に当て嵌め、抽
出パターンを抽出する。例えば、図6〜図9に示すよう
な縦長基板Kxの場合、[抽出条件1]のif式が成立
するから、図6に点線で示すジグザグパターン(m1,
m3,m2,m4)を含む図4の(a)の候補パターン
が抽出パターンとして抽出される。また、[抽出条件
2]のif式が成立しないから、図7に点線で示すUタ
ーンパターン(m1,m5,m9,m11,m7,m
3)を含む図4の(d)の候補パターンが抽出パターン
として抽出される。また、[抽出条件3]のif式が成
立するから、図8に点線で示すジグザグパターン(m
4,m6,m3,m5)を含む図4の(e)の候補パタ
ーンが抽出パターンとして抽出される。また、[抽出条
件4]のif式が成立するから、図9に点線で示すジグ
ザグパターン(m11,m10,m7,m6,m3,m
2)を含む図4の(f)の候補パターンが抽出パターン
として抽出される。一方、図10〜図13に示すような
横長基板Kyの場合、[抽出条件1]のif式が成立し
ないから、図10に点線で示すUターンパターン(m
1,m2,m4,m3)を含む図4の(b)の候補パタ
ーンが抽出パターンとして抽出される。また、[抽出条
件2]のif式が成立するから、図11に点線で示すジ
グザグパターン(m1,m3,m5,m7,m9,m1
1)を含む図4の(c)の候補パターンが抽出パターン
として抽出される。また、[抽出条件3]のif式が成
立しないから、図12に点線で示すUターンパターン
(m4,m3,m5,m6)を含む図4の(b)の候補
パターンが抽出パターンとして抽出される。また、[抽
出条件4]のif式が成立しないから、図13に点線で
示すUターンパターン(m11,m7,m3,m2,m
6,m10)を含む図4の(d)の候補パターンが抽出
パターンとして抽出される。なお、[抽出条件1]〜
[抽出条件4]でそれぞれ抽出した抽出パターンは、最
終的に論理和によって整理され、重複を排除される。な
お、候補パターンが多い場合は、[抽出条件1]〜[抽
出条件4]をカスケードに適用してもよい(例えば[抽
出条件1]で得た抽出パターンに[抽出条件2]を適用
する)。
【0018】ステップS5では、抽出パターンの全てに
ついて移動距離を算出し、比較して、移動距離が最短の
抽出パターンを選出する。例えば、図6〜図9に示すよ
うな縦長基板Kxの場合、図4の(a),(d),
(e),(f)の移動パターンの移動距離を算出し、そ
の中で最短の抽出パターンを選出する。また、図10〜
図13に示すような横長基板Kyの場合、図4の
(b),(c),(d)の移動パターンの移動距離を算
出し、その中で最短の抽出パターンを選出する。なお、
穴明け完了後、最後に穴明けした位置から基板Kを搬出
する位置まで基板Kを移動する必要があるが、抽出パタ
ーンによって最後に穴明けした位置が異なるから、この
ための移動距離も加算して比較する必要がある。従っ
て、比較対象の移動距離L(k)は次式により算出する。
但し、kは抽出パターンの番号である。 L(k)={最初のマークm1から最後のマークm*まで
の移動距離}+{最後のマークm*から基板搬出位置ま
での移動距離} ステップS6では、選出した抽出パターンに対応する移
動経路を穴明け経路として選出する。
【0019】ステップS7では、穴明け開始の指示があ
ったかチェックする。操作者の指示があれば、ステップ
S8に進む。この指示は、基板Kをテーブル5にセット
した後、与えられる。操作者の指示がなければ、ステッ
プS9に進む。ステップS8では、選出した穴明け経路
に沿って基板Kを移動させながら、基準マークに穴明け
加工する。1枚の基板Kの穴明けを完了すると、基板K
を搬出位置に移動し、その後、前記ステップS7に戻
る。
【0020】ステップS9では、基板Kのパラメータを
変更する指示があったかチェックする。操作者の指示が
あれば、前記ステップS3に戻る。この指示は、候補パ
ターンおよび抽出条件が同じで、基板パラメータだけが
異なる場合に与えられる。操作者の指示がなければ、ス
テップS10に進む。ステップS10では、候補パター
ンまたは抽出条件を変更する指示があったかチェックす
る。操作者の指示があれば、前記ステップS1に戻る。
この指示は、登録済の候補パターンを削除したり,新た
な候補パターンを追加する場合などに与えられる。操作
者の指示がなければ、前記ステップS7に戻る。
【0021】以上の基板穴明け装置100によれば、予
め複数の候補パターン(図4)を用意しておき、実際の
基板の基準マークの位置データを[抽出条件1]〜[抽
出条件4]に照らして前記候補パターンから抽出パター
ンを絞り込み、その抽出パターンについてのみ移動距離
L(k)を算出し、最短の抽出パターンに対応する移動パ
ターンを穴明け移動経路に選定する。従って、演算時間
が短くなり、移動距離の短い穴明け経路を短時間に選出
でき、それに従って穴明け加工するので、生産性を向上
できる。
【0022】次に、基板Kの一つのシートS内に4つの
基準マークが配置されている場合の抽出条件の導出例を
示す。図14を参照して具体例で説明すると、図14の
ジグザグパターン(実線で示すm1,m5,m6,m
2,m3,m7,m8,m4の移動パターン)の移動距
離は、 |m5−m1|+|m6−m5|+|m2−m6|+|m3−
m2|+|m7−m3|+|m8−m7|+|m4−m8| である。一方、図14のUターンパターン(点線で示す
m1,m2,m3,m4,m8,m7,m6,m5の移
動パターン)の移動距離は、 |m2−m1|+|m3−m2|+|m4−m3|+|m8−
m4|+|m7−m8|+|m6−m7|+|m5−m6| である。もし、図14のジグザグパターン(実線)がU
ターンパターン(点線)より移動距離が短いなら、 |m5−m1|+|m6−m5|+|m2−m6|+|m3−
m2|+|m7−m3|+|m8−m7|+|m4−m8|<
|m2−m1|+|m3−m2|+|m4−m3|+|m8−
m4|+|m7−m8|+|m6−m7|+|m5−m6| が成立する。この不等式を整理すると、 |m5−m1|+|m2−m6|+|m7−m3|<|m2−
m1|+|m3−m2|+|m4−m3| となるが、左辺の|m5−m1|と|m2−m6|と|m7
−m3|は等しいから、 |m5−m1|×3<|m2−m1|+|m3−m2|+|m
4−m3| となる。また、右辺の|m2−m1|+|m3−m2|は、
縦基準マークピッチDxに等しいから、 |m5−m1|×3<Dx×2+|m4−m3| となる。そこで、この不等式が成立すれば図14のジグ
ザグパターン(実線)を抽出し、成立しなければ図14
のUターンパターン(点線)を抽出すればよい。この抽
出条件は図2の基板Kにおける[抽出条件1]に対応し
ている。図2の基板Kにおける[抽出条件2]〜[抽出
条件4]に対応する抽出条件も同様にして導ける。
【0023】上記実施例では、基板穴明け方法および基
板穴明け装置にかかる説明を行ったが、これに限定され
ず、数値制御工作機械(例えばマシニングセンタ、ドリ
リングタッピングセンタ、ワイヤ放電加工機)における
加工経路選出あるいはFAやFMSや物流倉庫における
物品移動経路選出などの一般の移動経路選出方法にも本
発明を適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明の移動経路選出方法によれば、演
算時間が短時間で済み、移動距離が短い移動経路を選定
できる可能性が高いため、座標点が多い場合でも、移動
距離が短い移動経路を短時間に選出できるようになる。
本発明の基板穴明け方法および装置によれば、演算時間
が短時間で済み、移動距離が短い移動経路を選定できる
可能性が高いため、穴明け位置が多い場合でも、生産性
高く基板に穴明け加工できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基板穴明け装置の構成図で
ある。
【図2】穴明け対象の基板の例示図である。
【図3】図1の基板穴明け装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】候補パターンの例示図である。
【図5】抽出条件の導出方法の説明図である。
【図6】縦長基板における抽出条件1の適用の説明図で
ある。
【図7】縦長基板における抽出条件2の適用の説明図で
ある。
【図8】縦長基板における抽出条件3の適用の説明図で
ある。
【図9】縦長基板における抽出条件4の適用の説明図で
ある。
【図10】横長基板における抽出条件1の適用の説明図
である。
【図11】横長基板における抽出条件2の適用の説明図
である。
【図12】横長基板における抽出条件3の適用の説明図
である。
【図13】横長基板における抽出条件4の適用の説明図
である。
【図14】1シート当たり4つの基準マークを配置され
た基板に対する抽出条件の導出方法の説明図である。
【図15】1シート当たり2つの基準マークを配置され
た基板の例示図である。
【図16】図15の基板に対する穴明け加工の移動経路
のパターンの例示図である。
【符号の説明】
100 基板穴明け装置 1 演算制御装置 2 外部記憶装置 3 入出力装置 4 テーブル駆動装置 5 テーブル 6 スピンドル駆動装置 7 スピンドル 8 ドリル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4093 H05K 3/00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各座標点を1度ずつ通って複数の座標点
    を全て通る移動経路の一つを選出する移動経路選出方法
    であって、移動経路の全てのパターン数またはそれより
    少数かつ複数の候補パターンを用意し、それら候補パタ
    ーンに基づいて抽出条件を設定し、前記複数の座標点の
    全部または一部を前記抽出条件に照して前記候補パター
    ンから更に少数の抽出パターンを抽出し、その抽出パタ
    ーンの移動距離を比較し、移動距離が最短の抽出パター
    ンに対応する移動経路を選出することを特徴とする移動
    経路選出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動経路選出方法にお
    いて、第1の座標点群と第2の座標点群とが2列に並ん
    でいるときに、第1の座標点群と第2の座標点群を往復
    しながら列方向を一方向に進む移動パターンをジグザグ
    パターンと呼び、第1の座標点群のみを通過しながら列
    方向を一方向に進み次に第1の座標点群から第2の座標
    点群に渡り第2の座標点群のみを通過しながら列方向を
    逆方向に進む移動パターンをUターンパターンと呼ぶと
    き、前記抽出条件は、複数の座標点の全て又は一部に着
    目して候補パターンをジグザグパターンかUターンパタ
    ーンかに2分し、ジグザグパターンとUターンパターン
    のいずれの移動距離が短いかを判定し、短い方の移動パ
    ターンに属する候補パターンを抽出するものであること
    を特徴とする移動経路選出方法。
  3. 【請求項3】 1枚の基板上に配置されている複数のマ
    ークの位置に全て穴を明ける経路を選出し、その経路を
    たどって穴明け加工する基板穴明け方法において、 各マークを1度ずつ通って1枚の基板上のマークを全て
    通る移動経路の全てのパターン数またはそれより少数か
    つ複数の候補パターンを用意し、それら候補パターンに
    基づいて抽出条件を設定し、前記複数のマークの全部ま
    たは一部を前記抽出条件に照して前記候補パターンから
    更に少数の抽出パターンを抽出し、その抽出パターンの
    移動距離を比較し、移動距離が最短の抽出パターンに対
    応する移動経路を基板穴明け経路として選出することを
    特徴とする基板穴明け方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の基板穴明け方法におい
    て、第1のマーク群と第2のマーク群とが2列に並んで
    いるときに、第1のマーク群と第2のマーク群とを往復
    しながら列方向を一方向に進む移動パターンをジグザグ
    パターンと呼び、第1のマーク群のみを通過しながら列
    方向を一方向に進み次に第1のマーク群から第2のマー
    ク群に渡って第2のマーク群のみを通過しながら列方向
    を逆方向に進む移動パターンをUターンパターンと呼ぶ
    とき、前記抽出条件は、複数のマークの全て又は一部に
    着目して候補パターンをジグザグパターンかUターンパ
    ターンかに2分し、ジグザグパターンとUターンパター
    ンのいずれの移動距離が短いかを判定し、短い方の移動
    パターンに属する候補パターンを抽出するものであるこ
    とを特徴とする基板穴明け方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板穴明け方法におい
    て、1枚の基板上にマトリクス状に複数の矩形のシート
    がレイアウトされており且つ各シートの略対角位置に1
    個ずつ基準マークが規則的に配置されている場合に、 if {第1のマーク群と第2のマーク群とを往復する
    距離}<{列方向のマークピッチ}×2 then ジグザグパターンに属する候補パターンを抽出す
    る else Uターンパターンに属する候補パターンを抽出す
    る を前記抽出条件とすることを特徴とする基板穴明け方
    法。
  6. 【請求項6】 1枚の基板上に縦2個×横3個のマトリ
    クス状に6個の矩形のシートがレイアウトされており且
    つ各シートの略対角位置に1個ずつ基準マークが配置さ
    れている基板上の基準マークに全て穴を明ける経路を選
    出する基板穴明け方法において、 A.各基準マークを1度ずつ通って1枚の基板上の基準
    マークを全て通る移動経路の全てのパターン数より少数
    かつ複数の候補パターンを用意し、 B.次の抽出条件1,2,3,4の少なくとも一つに照
    して前記候補パターンから抽出パターンを抽出し、 [抽出条件1](基準マークαとβの距離を|α−β|
    と表記する) 第1のシートの略対角位置に基準マークm1,m3が配
    置され、前記第1のシートに縦方向に隣接する第2のシ
    ートの略対角位置に基準マークm2,m4が配置されて
    いる場合に、 if |m3−m1|+|m3−m2|<|m2−m1|×2 then m1,m3,m2,m4 の順列を含む候補パターン
    を抽出する else m1,m2,m4,m3 の順列を含む候補パターン
    を抽出する [抽出条件2]第1のシートの略対角位置に基準マーク
    m1,m3が配置され、前記第1のシートに横方向に隣
    接する第3のシートの略対角位置に基準マークm5,m
    7が配置され、前記第3のシートに横方向に隣接する第
    5のシートの略対角位置に基準マークm9,m11が配
    置されている場合に、 if |m3−m1|+|m5−m3|<|m5−m1|×2 then m1,m3,m5,m7,m9,m11 の順列を含む候
    補パターンを抽出する else m1,m5,m9,m11,m7,m3 の順列を含む候
    補パターンを抽出する [抽出条件3]第1のシートの略対角位置に基準マーク
    m1,m3が配置され、前記第1のシートに縦方向に隣
    接する第2のシートの略対角位置に基準マークm2,m
    4が配置され、前記第1のシートに横方向に隣接する第
    3のシートの略対角位置に基準マークm5,m7が配置
    され、前記第2のシートに横方向に隣接する第4のシー
    トの略対角位置に基準マークm6,m8が配置されてい
    る場合に、 if |m6−m4|+|m6−m3|<|m4−m3|×2 then m4,m6,m3,m5 の順列を含む候補パターン
    を抽出する else m4,m3,m5,m6 の順列を含む候補パターン
    を抽出する [抽出条件4]第1のシートの略対角位置に基準マーク
    m1,m3が配置され、前記第1のシートに縦方向に隣
    接する第2のシートの略対角位置に基準マークm2,m
    4が配置され、前記第1のシートに横方向に隣接する第
    3のシートの略対角位置に基準マークm5,m7が配置
    され、前記第2のシートに横方向に隣接する第4のシー
    トの略対角位置に基準マークm6,m8が配置され、前
    記第3のシートに横方向に隣接する第5のシートの略対
    角位置に基準マークm9,m11が配置され、前記第4
    のシートに横方向に隣接する第6のシートの略対角位置
    に基準マークm10,m12が配置されている場合に、 if |m10−m7|+|m10−m11|<|m7−m11|
    ×2 then m11,m10,m7,m6,m3,m2の順列を含む候
    補パターンを抽出する else m11,m7,m3,m2,m6,m10の順列を含む候
    補パターンを抽出する C.前記抽出パターンの移動距離を比較し、移動距離が
    最短の抽出パターンに対応する移動経路を基準穴明け経
    路として選出することを特徴とする基準穴明け方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の基準穴
    明け方法において、一つのシート内の基準マークの位置
    と、縦方向の基準マークピッチと、横方向の基準マーク
    ピッチと、縦方向のシート取り数と、横方向のシート取
    り数とから、基準マークの位置データを求めることを特
    徴とする基準穴明け方法。
  8. 【請求項8】 各マークを1度ずつ通って1枚の基板上
    のマークを全て通る移動経路の全てのパターン数または
    それより少数かつ複数の候補パターンを記憶する候補パ
    ターン記憶手段と、それら候補パターンから抽出パター
    ンを抽出するための抽出条件を記憶する抽出条件記憶手
    段と、請求項3から請求項7のいずれかの基準穴明け経
    路選出方法により基準穴明け経路を選出する基準穴明け
    経路選出手段と、基板に穴を明ける穿孔手段と、選出し
    た基準穴明け経路の順に基板または前記穿孔手段を移動
    する移動手段とを具備することを特徴とする基板穴明け
    装置。
JP4421094A 1994-03-15 1994-03-15 移動経路選出方法および基板穴明け方法および装置 Pending JPH07253805A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115971635A (zh) * 2022-07-27 2023-04-18 宁波齐云新材料技术有限公司 一种基于视觉传感的搅拌摩擦焊接控制方法、系统及机床

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115971635A (zh) * 2022-07-27 2023-04-18 宁波齐云新材料技术有限公司 一种基于视觉传感的搅拌摩擦焊接控制方法、系统及机床

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