JPH0725435A - ベルトの接続前処理方法 - Google Patents

ベルトの接続前処理方法

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JPH0725435A
JPH0725435A JP19916593A JP19916593A JPH0725435A JP H0725435 A JPH0725435 A JP H0725435A JP 19916593 A JP19916593 A JP 19916593A JP 19916593 A JP19916593 A JP 19916593A JP H0725435 A JPH0725435 A JP H0725435A
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JP
Japan
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belt
intermediate layer
resin intermediate
canvas
brush
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Application number
JP19916593A
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English (en)
Inventor
Koji Ikuta
孝次 生田
Yutaka Imahori
豊 今堀
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無端ベルトの製作に際して必要な接続前処理
の省力化と効率化を図る見地より、ステップ加工時に適
用される帆布から樹脂中間層を除去するための新たな手
段を提供する。 【構成】 ベルト1にポリウレタン等の樹脂中間層Mを
両側からナイロン等の合繊織物からなる帆布Tでサンド
イッチした構造のものを用いる場合を前提として、樹脂
中間層Mを帆布Tで挾み込んでなるベルト1の接続端部
を、その肉厚を半分に切除した後、帆布Tに残る樹脂中
間層Mを除去するステップ加工を行うに際して、従来の
熱ゴテによる手作業に代え、回転ブラシ3を用いて樹脂
中間層Mを除去するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送用エンドレスベル
トの接続前処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のベルトには、一般にポリウレタ
ン(PCV)やポリ塩化ビニル等の樹脂中間層を両側か
らナイロン等の合繊織物からなる帆布で挾み込んだ構造
のものが用いられ、ラインの機台長に応じて裁断された
ベルトの両端部を接着してエンドレスに接続されるよう
になっている。
【0003】図6〜図11に、現行のベルト接続方法の
概要が示されている。
【0004】工程1(図6) ベルトの切断 両端を適度な角度α(例えば75°)で斜断して、ベル
ト1を所定の展開長に切断する。この際、切断寸法に
は、エンドレス全周長Lに適宜の接着代lが加算され
る。
【0005】工程2(図7) 帆布の切り取り ピーリングマシンにより、ベルト1の接続端部を肉厚半
分の位置で切り裂き、片側のみ所定の位置(寸法a+
b)で切除する。
【0006】工程3(図8) ステップ加工 ベルト1を作業台にセットして、接続端部の前端部A
(寸法a)の部分について、帆布Tの内面に残る樹脂中
間層Mを電気ゴテKを以って除去する。
【0007】工程4(図9) 接着面の毛羽立 樹脂中間層Mが残置される中間部Bを除いて、帆布面が
露出された接続端部の前端部Aと後端部C(寸法c=
a)の表面をサンドペーパーSPを以って毛羽立てる。
【0008】工程5(図10) 接着剤塗布 接着不要箇所に紙テープPTを張ってから、接着剤(図
示せず)を接着面A、B、Cに均一に塗布する。
【0009】工程6(図11) ベルトの接着、プレス 作業台の上で、接着剤を塗布したベルト1の両端部を接
着代lで合着させる。次いで、合着面をプレス機にセッ
トし、加熱、加圧処理して接続作業を終える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した現
状のベルト接続方法では、その前処理の工程に人手に依
存するところが多く、とりわけ前記工程3のステップ加
工では、接続端部の前端部Aに残る樹脂中間層Mを帆布
Tから電気ゴテKを用いて手作業により丹念に削り取る
ようにしなければならない。
【0011】しかしながら、現状の手作業によると、作
業者に異臭や削り滓が立ち込める雰囲気での苛酷な力仕
事を強いるだけでなく、処理に非常な手間と時間が掛か
るものとなり、仕上がり状態にもバラツキを生じやすい
という問題点が指摘される。
【0012】本発明は、無端ベルトの製作に際して必要
な接続前処理の省力化と効率化を図る見地より、ステッ
プ加工時に適用される樹脂中間層の新たな除去手段を提
供せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に基づいて改良さ
れた前処理方法では、ベルトにポリウレタン等の樹脂中
間層を両側からナイロン等の合繊織物からなる帆布でサ
ンドイッチした構造のものを用いる場合を前提として、
樹脂中間層を帆布で挾み込んでなるベルトの接続端部
を、少なくとも片側の帆布を取り除いた後、帆布に残る
樹脂中間層を除去するステップ加工を行うに際して、従
来の熱ゴテによる手作業に代え、ブラシを用いて樹脂中
間層を除去するようにしている。
【0014】
【作用】ブラシを用いれば、帆布に残る樹脂中間層を迅
速かつ均一に削除することができるし、毛羽立にも有用
となる。
【0015】
【実施例】図1〜図3は、回転ブラシを用いたベルトの
前処理方法(ステップ加工)の概要を示している。
【0016】まず、前記工程2のピーリングを経て接続
端部の肉厚半分が切除されたベルト1は、図2に示すよ
うに、その両端がそれぞれ両面テープ(図示せず)を介
してテーブル2の上に貼り付けられる。この際、ベルト
1はテーブル2に対して斜断されたベルト端をテーブル
側縁に平行に沿わせてセットされる。
【0017】テーブル2の上には、左右一対をなす回転
ブラシ3が設けられている。回転ブラシ3は、テーブル
2上で直交2軸X、Y方向に相対移動可能にかつ昇降自
在に設けられていると共に、図2に矢印で示す如く、テ
ーブル2にセットされるベルト1の姿勢に応じて取付角
度が可変できるようになっている。ベルト1の接続端部
に対する回転ブラシ3の取付角度は、図3に示すよう
に、ベルト外皮を形成している帆布Tの織物組織(縦糸
の流れ)に沿う方向{ベルトに対して0°、テーブルに
対して(90°−α)の角度}に位置決めされる。
【0018】回転ブラシ3は、回転軸3Aで軸支される
ボス部の周囲に多数本のブラシ毛3aを密に束ねて植設
して構成されている。ブラシ毛3aには、通常、ナイロ
ン等の太糸合成繊維や、これに砥粒を含むコーティング
を施したものが用いられる。また、太糸合成繊維に極細
のワイヤを適当な割合(例えば20%程度)で混在させ
た混合毛のものも用いられる。ブラシ毛3aの種類や混
合比については、ベルト1の樹脂中間層Mの材質等によ
って変更され、また使用目的によっても、具体的には、
樹脂中間層Mの削除工程と後述する毛羽立の工程とによ
っても使い分けることができる。回転ブラシ3の寸法一
例を挙げると、図3において、外径d=100mm、幅e
=50mmのサイズを有し、ベルト1に対して前後左右で
相対移動されて加工表面全域に均等に作用される(図3
において、一点鎖線によるハッチング領域は、ブラシ3
とベルト1との接触部分を示す)。
【0019】図1に回転ブラシ3を用いたベルト1の加
工状態が図示されている。即ち、本発明に係る方法で
は、ベルト1の接続端部に必要な前処理のうち、前記ス
テップ加工時における帆布Tからの樹脂中間層Mの除去
作業を回転ブラシ3を擦りつけて行うようにしている。
この際、ブラシ3の回転方向は、ベルト先端側に削り屑
を掃き出す方向に設定され、必要な前端部Aの加工表面
に対して後端側から前端側に向けてブラシ3を相対移動
させる。なお、加工不要部B等には押え金具4によるマ
スキングが施され、また回転ブラシ3の掃き出し側には
集塵機と連通される吸込み口5を設置しておくのが望ま
しい(図2参照)。
【0020】かかる回転ブラシ3を用いた前処理方法を
採用すれば、接続端部の前端部Aで帆布Tに残る樹脂中
間層Mの削除が迅速かつ均一に行えるものとなる。その
ため、従来の熱ゴテによる手作業に比較すると、作業者
に負担が掛らず、仕上がり状態のバラツキも少なくな
り、しかも作業雰囲気の改善も図れるものとなる。
【0021】なお、回転ブラシ3の取付角度を図3のよ
うに設定すれば、ブラシ3とベルト1とを相対的にX方
向に移動させることにより、処理面(幅a)を一度に処
理できる。しかも、この取付角度であれば、ベルト1の
角部1aがめくれ上がることもない。
【0022】また、回転ブラシ3を用いる場合の利点と
して、ステップ加工に引き続いて行われる接着面での必
要な毛羽立作業が、図1に二点鎖線で併記するように、
前端部Aと後端部Cで露出される帆布Tの表面に回転ブ
ラシ3を軽く擦りつけることによって連続工程で行える
ものとなる。従って、毛羽立工程の省力化と迅速化とに
寄与する改善効果も大きい。
【0023】そして、回転ブラシ3を用いた前処理方法
であれば、ベルト1をセットするテーブル2と回転ブラ
シ3とを組み合わせた専用機を利用することで、樹脂中
間層Mの除去工程を含む前処理の自動化が容易に推進で
きるメリットが得られるものともなる。
【0024】図4と図5は、本発明に係る前処理方法を
効率的に実施するため同時に開発された専用処理機の概
要を図示している。
【0025】各図において、10は側面に制御盤11を
備えた架台ボックスで、この上に図示しないベルトをセ
ットするテーブル2が設けられている。テーブル2は、
Y軸送りシリンダ12により、ボックス10上に敷設さ
れたレール13の上を滑ってテーブル2の上に配置され
る回転ブラシ3とY軸方向で相対移動される。
【0026】また、テーブル2上に配置される回転ブラ
シ3には、次のような移動、昇降機構と動作機構とが備
えられている。
【0027】架台ボックス10の上には、テーブル2と
反対側に位置して台車14が設けられている。台車14
は、X軸送りシリンダ(エアハイドロ)15により、ボ
ックス10上に敷設されたレール16の上を滑ってX軸
方向に移動自在となっている。台車14には、その前面
側に立設されたフレーム17のレール17aに沿って回
転ブラシ3を支持する支持フレーム18が取り付けら
れ、フレーム17の上に搭載された上下シリンダ19に
より支持フレーム18全体が昇降自在となっている。そ
して、支持フレーム18には、回転ブラシ3の回転軸3
Aが支持されている共に、支持フレーム18の上に設け
た割出しテーブル20の上に搭載されるブラシ回転モー
タ21からベルト・プーリ機構22を介して回転ブラシ
3の回転軸3Aに動力伝達されるようになっている。2
3は割出しテーブル20の角度割出しセンターピン、2
4は角度割出しピンを示し、この割出しピン24の位置
を選ぶことによりモータ21と共に回転ブラシ3のテー
ブル2に対する取付角度が段階的に調整されるようにな
っている(例えば15°、0°、−15°)。
【0028】その他、5は前記集塵機(図示せず)の吸
込み口を相当し、25は前記押え金具に相当する中間部
マスキングブロックを示す。
【0029】かくして、テーブル2とその上に設けられ
る回転ブラシ3とは、水平直交2軸X、Yと垂直1軸Z
で相対移動自在とされ、かつ回転ブラシ3はベルトをセ
ットするテーブル2に対して取付角度が自由に可変でき
る動作機構が実現される。従って、この専用機を用いれ
ば、前述したステップ加工と毛羽立の各工程が手作業を
省いた自動運転により迅速、簡便に遂行できるものとな
る。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明に基づく前処理方法
では、ベルトの接続端部に前処理として必要なステップ
加工、即ち、ピーリング加工後において接続端部の前端
部で必要となる帆布の内面から樹脂中間層を除去する作
業を、従前の電気ゴテに代えてブラシにより除去するよ
うにしたことにより、手間と時間の掛かった当該作業工
程を迅速、簡便に処理することできるものとなる。ま
た、回転ブラシを用いる場合には、ステップ加工の工程
を専用機により自動化することも容易に行え、全体とし
てベルトの接続前処理の省力化と効率化が図れるものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転ブラシを用いた樹脂中間層の
除去工程を示すベルトの断面図である。
【図2】テーブルに対するベルトのセット状態と回転ブ
ラシの配置関係の概要を示す斜視図である。
【図3】テーブルに対するベルトと回転ブラシの相対位
置関係を示す平面図である。
【図4】回転ブラシによる樹脂中間層の除去作業を実施
するために開発された専用自動機の概要を示す正面図で
ある。
【図5】図4に示す専用自動機の側面図である。
【図6】ベルトの接続前処理の第1工程を示す裁断ベル
トの平面図である。
【図7】同第2工程(ピーリング)を示すベルトの断面
図である。
【図8】同第3工程(中間層除去の従来例)を示すベル
トの斜視図である。
【図9】同第4工程(毛羽立工程の従来例)を示すベル
トの断面図である。
【図10】同第5工程(接着剤塗布)を示すベルトの平
面図である。
【図11】同第6工程(接着、プレス)を示すベルト接
続端部の断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト T 帆布(合繊織物) M 樹脂中間層 A 接続端部の前端部 B 接続端部の中間部 C 接続端部の後端部 2 テーブル 3 回転ブラシ 3A 回転軸 3a ブラシ毛 4 押え金具 5 吸込み口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂中間層を帆布で挾み込んでなるベル
    トの端部同士を接続する前に、その各接続端部を、少な
    くとも片側の帆布を取り除いた後、帆布に残る樹脂中間
    層をブラシで擦って除去するようにしたことを特徴とす
    るベルトの接続前処理方法。
JP19916593A 1993-07-15 1993-07-15 ベルトの接続前処理方法 Pending JPH0725435A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19916593A JPH0725435A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 ベルトの接続前処理方法

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JP19916593A JPH0725435A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 ベルトの接続前処理方法

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JPH0725435A true JPH0725435A (ja) 1995-01-27

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ID=16403245

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JP19916593A Pending JPH0725435A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 ベルトの接続前処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008222440A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Xerox Corp 平坦化された縫い目を有するフレキシブルなベルト及び当該ベルトを製造するための方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008222440A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Xerox Corp 平坦化された縫い目を有するフレキシブルなベルト及び当該ベルトを製造するための方法

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