JPH07255786A - 車椅子の駐車ブレーキ機構 - Google Patents

車椅子の駐車ブレーキ機構

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JPH07255786A
JPH07255786A JP6074480A JP7448094A JPH07255786A JP H07255786 A JPH07255786 A JP H07255786A JP 6074480 A JP6074480 A JP 6074480A JP 7448094 A JP7448094 A JP 7448094A JP H07255786 A JPH07255786 A JP H07255786A
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光男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は車椅子を押す介護人が駐車ブレーキを
かけたり解除したりする操作に要する労力を軽減するこ
とを目的とする。 【構成】車椅子20本体の後縁下部に足踏み式駐車ブレ
ーキのペダル杆15を回動自在に軸着し、該車椅子20
本体の側部に回動自在に軸着される駐車ブレーキレバー
4と該ペダル杆15とを連絡杆16で連絡し、介護人が
足で駐車ブレーキをかけたり解除したりすることが出来
るようにするが、該連絡杆16の長さと該ペダル杆15
の軸着部の上下位置とを調節可能として主車輪W1の種
々なサイズに対応出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車椅子の駐車ブレーキ機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、従来の車椅子(20)に
は本体側部において主車輪W1 の前側にブラケット(2)
を介して駐車ブレーキレバー(4) が回動自在に軸着さ
れ、該駐車ブレーキレバー(4) を後方へ引くと該駐車ブ
レーキレバー(4) に接続しているブレーキアーム(3) の
ブレーキ片(3B)が主車輪W1 のタイヤに圧接して駐車ブ
レーキがかゝるようになっている(実開平5−2402
7号公報)。上記車椅子(20)にあっては、被介護人Aが
車椅子(20)に座り、該車椅子(20)の後側から介護人Bが
主ハンドル(24)を手で掴んで押し、下り坂等ではブレー
キハンドル(1) を手で掴んで操作ワイヤ(5) を介してブ
レーキアーム(3) のブレーキ片(3B)を主車輪W1 のタイ
ヤに圧接せしめてブレーキをかけ、また駐車する時には
駐車ブレーキレバー(4) を手で掴んで後方へ引いてブレ
ーキアーム(3) のブレーキ片(3B)を主車輪W1 のタイヤ
に圧接せしめて駐車ブレーキをかける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、駐車ブレーキレバー(4) が車椅子(20)本体
側部において主車輪W1 の前側に位置するため、介護人
Bが駐車ブレーキをかけたり解除する時には、腰をかが
めて被介護人Aを避けて手を伸ばして駐車ブレーキレバ
ー(4) を掴まなくてはならず、介護人の労力が極めて大
きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、車椅子(20)本体の側部に
根端部を介して回動自在に軸着される駐車ブレーキレバ
ー(4) と、該駐車ブレーキレバー(4) によって操作され
ブレーキ時に車椅子(20)の主車輪W1 のタイヤに圧接す
るブレーキアーム(3) と、該車椅子(20)本体の後縁下部
に中間部を回動自在に軸着される足踏み式駐車ブレーキ
のペダル杆(15)と、該駐車ブレーキレバー(4) の中間部
と該ペダル杆(15)の根端部とを連絡する連絡杆(16)とか
らなり、該ペダル杆(15)の軸着部の上下位置および該連
絡杆(16)の長さは調節可能とされている車椅子(20)の駐
車ブレーキ機構を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明においては、車椅子(20)の後側で介護人
Bが足踏み式駐車ブレーキのペダル杆(15)を足で踏んで
下方へ回動させれば連絡杆(16)を介して駐車ブレーキレ
バー(4) がブレーキ方向に回動し、ブレーキアーム(3)
が主車輪W1 のタイヤに圧接して駐車ブレーキがかゝ
る。駐車ブレーキを解除する時には足で該ペダル杆(15)
を上方へ回動させれば連絡杆(16)を介して駐車ブレーキ
レバー(4) がブレーキ解除方向に回動し、ブレーキアー
ム(3) が主車輪W1 のタイヤから離れて駐車ブレーキが
解除される。車椅子(20)に取付ける主車輪W1 のサイズ
によって駐車ブレーキレバー(4) と足踏み式駐車ブレー
キのペダル杆(15)とを連絡する連絡杆(16)の長さおよび
/またはペダル杆(15)の軸着部(15A) の上下位置を調節
する。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図8に示す一実施例によって
説明すれば、図1に示す車椅子(20)には座部(21)、背も
たれ部(22)、座部(21)の両側に配置されるアームレスト
(23)、背もたれ部(22)から上方に延設される主ハンドル
(24)、座部(21)の前側から垂下される足のせ部(25)が設
けられ、該足のせ部(25)は下縁フレーム(26)に支持さ
れ、背もたれ部(22)から下方に延設される後縁フレーム
(22A) の下端部には主車輪W1 が取付けられており、ア
ームレスト(23) から下方に屈曲延設される前縁フレー
ム(23A) には前車輪W2 が左右回動可能に取付けられて
いる。
【0007】ブレーキ機構のブレーキハンドル(1) の根
端部は主ハンドル(24)から垂下されるブラケット(24A)
に軸(1A)を介して枢着されており、該ブレーキハンドル
(1)から差出される操作ワイヤ(5) は、図2に示すよう
に該ブラケット(24A) の下端から設けられている貫通溝
(24B) に挿通され、そして車椅子(20)本体側部において
主車輪W1 の前側に配置されているブラケット(2) から
後方に延設されるサブブラケット(2A)に軸(8A)を介して
上端部を枢着されている中間アーム(8) の中間部に接続
している。該操作ワイヤ(5) にはチューブ(5A)がカバー
されており、該チューブ(5A)の両端部にはフランジ金具
(5B,5C) が取付けられている。
【0008】ブラケット(2) には更に下方にサブブラケ
ット(2B)が延設され、該サブブラケット(2B)には軸(3A)
を介してブレーキアーム(3) の上端部が枢着せられ、該
ブレーキアーム(3) の先端部にはブレーキ片(3B)が形成
されている。そして該ブレーキアーム(3) と該中間アー
ム(8) の先端部とはリンク(9) によって接続されてい
る。更に該ブラケット(2) には駐車ブレーキレバー(4)
の下端部のL字部(4B)が軸(4A)を介して枢着されてお
り、該駐車ブレーキレバー(4) と該ブレーキアーム(3)
とはリンク(6) によって接続されている。
【0009】なお該中間アーム(8) はスプリング(7A)に
よって矢印イ方向に付勢され、該ブレーキアーム(3) は
スプリング(7B)によって矢印ロ方向(ブレーキ解除方
向)に付勢され、更に該操作ワイヤ(5) のチューブ(5A)
はスプリング(7C)によって矢印ハ方向に付勢され、それ
によって該ブレーキハンドル(1) のブラケット(24A) の
貫通溝(24B) の外側周壁に該チューブ(5A)のフランジ金
具(5B)が押付けられている。そしてサブブラケット(2A)
にはスプリング(7A,7C) 間においてスプリング座(2B)が
設けられており、該操作ワイヤ(5) は該スプリング座(2
B)を摺動自在に貫通しており、かつ操作ワイヤ(5)には
スプリング(7C)内において図3に示すようにスペーサー
としての短管(5D)が被着されている。
【0010】上記車椅子(20)の後縁フレーム(22A) の下
端部には図5〜図7に示すように固定ブラケット(10)が
主車輪W1 の主軸ボルト(11)によって止着されており、
該固定ブラケット(10)には可動ブラケット(12)が取付け
られているが、該可動ブラケット(12)には縦長孔(12A)
が設けられており、該可動ブラケット(12)は該縦長孔(1
2A) を介して二個のボルト(13,14) によって該固定ブラ
ケット(10)に上下位置が調節可能となるように取付けら
れている。
【0011】該可動ブラケット(12)の上端には軸受け(1
2B) が設けられ、該軸受け(12B) には足踏み式駐車ブレ
ーキのペダル杆(15)の中間部から差出されている回動軸
(15A) が軸支されている。該ペダル杆(15)の先端部には
ペダル(15B) が設けられており、根端部には連絡杆(16)
の一端が着脱可能に枢着されており、該連絡杆(16)の他
端は駐車ブレーキレバー(4) の中間部の軸受けブラケッ
ト(4C)に着脱可能に枢着されている。
【0012】該連絡杆(16)は図8に示すようにおねじ部
(16C) を有するレバー側部分(16A)と、めねじ部(16D)
を有するペダル側部分(16B) とからなり、該レバー側部
分(16A) のおねじ部(16C) を該ペダル側部分(16B) のめ
ねじ部(16D) に螺着することによって連絡杆(16)が構成
されるが、該連絡杆(16)の長さはレバー側部分(16A)の
おねじ部(16C) とペダル側部分(16B) のめねじ部(16D)
の螺入度によって調節される。
【0013】上記構成において、下り坂等で車椅子(20)
の速度を緩めようとする時には、介護人がブレーキハン
ドル(1) を手で掴んで図2において点線に示すように矢
印ニ方向に回動させると、操作ワイヤ(5) が引張られ、
この際チューブ(5A)も引張られてチューブ(5A)のフラン
ジ金具(5C)は短管(5D)に当接する。そして該操作ワイヤ
(5) を介して中間アーム(8) が矢印イ逆方向に引張られ
点線に示すように回動し、該中間アーム(8) の回動によ
ってリンク(9) を介してブレーキアーム(3) が矢印ロ逆
方向、即ちブレーキ方向に引張られ点線に示すように回
動し、該ブレーキアーム(3) のブレーキ片(3B)が主車輪
1 のタイヤに圧接してブレーキがかゝる。
【0014】この際、操作ワイヤ(5) は中間アーム(8)
の中間部に接続し、リンク(9) は中間アーム(8) の先端
部に接続するから、ブレーキハンドル(1) を操作して操
作ワイヤ(5) を引張る場合のストロークは、該中間アー
ム(8) によって増巾されてリンク(9) に伝達され、その
結果ブレーキアーム(3) の回動量は大きくなる。
【0015】一方介護人が駐車ブレーキレバー(4) を図
2の実線位置から矢印ホ方向に引張り点線位置にするか
または足踏み式駐車ブレーキのペダル杆(15)のペダル(1
5B)を足で踏んで図5の実線位置に下降させると、リン
ク(6) を介してブレーキアーム(3) がブレーキ方向に回
動してブレーキがかゝる。この場合、駐車ブレーキレバ
ー(4) の回動ストロークが大きくなってL字部(4B)下縁
とリンク(6) とが点線で示すように略直線状態を越える
と、スプリング(7B)の付勢力によって駐車ブレーキレバ
ー(4) は逆に矢印ホ方向に押されることになり、ブレー
キが解除されなくなって駐車ブレーキとなる。この状態
でペダル杆(15)のペダル(15B) は車椅子(20)の下縁フレ
ーム(26)の後端部に当接する。この際、ブレーキアーム
(3) のブレーキ方向の回動により中間アーム(8) を介し
て操作ワイヤ(5) がゆるむけれども、前記したようにス
プリング(7C)によってチューブ(5A)のフランジ金具(5B)
がブレーキハンドル(1) のブラケット(24A) の貫通溝(2
4B) の外側周壁に押付けられているので、チューブ(5A)
を介して操作ワイヤ(5) は該ブラケット(24A) の貫通溝
(24B) からはずれ落ちることはない。
【0016】上記構成では主車輪W1 のサイズが異なれ
ば、それに応じて連絡杆(16)のレバー側部分(16A) とペ
ダル側部分(16B) との螺入度を調節して長さを変更し、
更にボルト(13,14) をゆるめて縦長孔(12A) に沿って可
動ブラケット(12)を上下摺動させて上下位置を変更し、
所定の上下位置でボルト(13,14) を締付けて固定する。
駐車ブレーキを解除する時には介護人の手で駐車ブレー
キレバー(4) を実線位置に戻すか、あるいは介護人の足
でペダル杆(15)を実線位置に戻す。
【0017】
【発明の効果】したがって本発明においては車椅子の駐
車ブレーキをかけたり解除したりする場合に介護人は足
で操作出来るから腰をかがめる必要がなくなり、介護人
の労力は大巾に削減される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図8は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】車椅子の側面図
【図2】ブレーキ機構の説明図
【図3】スプリング(7C)部分の拡大説明図
【図4】ブレーキ片の正面図
【図5】主車輪を省いた車椅子後部側面図
【図6】可動ブラケット取付部分正面図
【図7】図6におけるA−A断面図
【図8】連絡杆分解斜視図
【図9】従来の車椅子の側面図
【符号の説明】
3 ブレーキアーム 4 駐車ブレーキレバー 15 ペダル杆 16 連絡杆 20 車椅子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車椅子本体の側部に根端部を介して回動自
    在に軸着される駐車ブレーキレバーと、該駐車ブレーキ
    レバーによって操作されブレーキ時に車椅子の主車輪の
    タイヤに圧接するブレーキアームと、該車椅子本体の後
    縁下部に中間部を回動自在に軸着される足踏み式駐車ブ
    レーキのペダル杆と、該駐車ブレーキレバーの中間部と
    該ペダル杆の根端部とを連絡する連絡杆とからなり、該
    ペダル杆の軸着部の上下位置および該連絡杆の長さは調
    節可能とされていることを特徴とする車椅子の駐車ブレ
    ーキ機構
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