JPH072567B2 - 糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法 - Google Patents
糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法Info
- Publication number
- JPH072567B2 JPH072567B2 JP61189636A JP18963686A JPH072567B2 JP H072567 B2 JPH072567 B2 JP H072567B2 JP 61189636 A JP61189636 A JP 61189636A JP 18963686 A JP18963686 A JP 18963686A JP H072567 B2 JPH072567 B2 JP H072567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- winding
- yarn
- cheese
- contact roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/40—Arrangements for rotating packages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/70—Clutches; Couplings
- B65H2403/73—Couplings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツケージ
に関する。より詳しくは、形状安定性が良好で、かつパ
ツケージから糸条を直接に編織物に供して優れた品位の
偏織物が得られる熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツ
ケージに関する。
に関する。より詳しくは、形状安定性が良好で、かつパ
ツケージから糸条を直接に編織物に供して優れた品位の
偏織物が得られる熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツ
ケージに関する。
近年、熱可塑性合成繊維の製造は生産性向上が強く求め
られるようになり、巻取速度が4000m/分を越える紡糸−
延伸−巻取を連続して行なう高速スピンドロー法(例え
ば、特開昭57−16913号公報など)や、紡糸工程で例え
ば4000m/分を越える高速度の引取速度を用いる高速紡糸
引取法(例えば、特開昭57−143514号公報、同58−2084
16号公報など)による製造が試みられるようになつてき
た。
られるようになり、巻取速度が4000m/分を越える紡糸−
延伸−巻取を連続して行なう高速スピンドロー法(例え
ば、特開昭57−16913号公報など)や、紡糸工程で例え
ば4000m/分を越える高速度の引取速度を用いる高速紡糸
引取法(例えば、特開昭57−143514号公報、同58−2084
16号公報など)による製造が試みられるようになつてき
た。
しかしながら、以上のような利点を充分活用するには、
高速巻取に於て依然として重大な課題が解決されねばな
らない。その一つには、前述の高速スピンドロー法や高
速紡糸引取法によつて得られる熱可塑性合成繊維糸条
は、そのまま編織に使用すると、特に織物にした際、熱
処理によつて「ヒケ」と呼ばれる織物面の微少な光沢斑
が著しく発生し易いという欠点がある。「ヒケ」欠点が
顕在化した織物は、実質的に商品価値が無くなり、実用
上は重大な問題である。
高速巻取に於て依然として重大な課題が解決されねばな
らない。その一つには、前述の高速スピンドロー法や高
速紡糸引取法によつて得られる熱可塑性合成繊維糸条
は、そのまま編織に使用すると、特に織物にした際、熱
処理によつて「ヒケ」と呼ばれる織物面の微少な光沢斑
が著しく発生し易いという欠点がある。「ヒケ」欠点が
顕在化した織物は、実質的に商品価値が無くなり、実用
上は重大な問題である。
高速巻取に於て、かかる「ヒケ」欠点が発生する原因
は、熱可塑性合成繊維を高速でチーズ状パツケージに巻
取る際に、糸条が受ける発熱、伸長、圧縮などの応力斑
の影響が糸質斑となつて内在されたままパツケージが形
成されている為である。
は、熱可塑性合成繊維を高速でチーズ状パツケージに巻
取る際に、糸条が受ける発熱、伸長、圧縮などの応力斑
の影響が糸質斑となつて内在されたままパツケージが形
成されている為である。
糸質斑は熱収縮特性に代表され、編織物を約60℃以上で
熱処理した際「ヒケ」として顕在化する。
熱処理した際「ヒケ」として顕在化する。
このような糸質斑は、チーズ状パツケージの両端部に集
中し易い。それは、パツケージの形成に於て、トラバー
スによる綾振りの結果、パツケージのボビン軸方向の両
端部に糸状がより多く積層され、いわゆる耳高の形状と
なり、この耳高部が巻取機の接触ロールと接触すること
によるものと考えられる。
中し易い。それは、パツケージの形成に於て、トラバー
スによる綾振りの結果、パツケージのボビン軸方向の両
端部に糸状がより多く積層され、いわゆる耳高の形状と
なり、この耳高部が巻取機の接触ロールと接触すること
によるものと考えられる。
4000m/分以上の高速巻取に於ては、一般に接触ロールを
付設したボビン軸を直接駆動するボビン軸駆動方式の巻
取機が採用されている。このボビン軸駆動方式の巻取機
の巻取機構は、ボビンに糸条が積層されて形成されるパ
ツケージを接触ロールにより押圧しながら形状安定性良
く巻取る。この際、接触ロールの回転に必要な動力は、
全てパツケージと接触ロールとの摩擦接触により伝播さ
れる。(このような接触ロールの駆動方式を「従動方
式」と言う。) このような、従動式接触ロールを付設したボビン軸駆動
方式の巻取機により高速巻取を行なうには、伝播すべき
エネルギーが多大となるために耳高のパツケージ形状以
外では巻取中の正常な形態保持が固難であることが、検
討の結果明らかになつた。特開昭60−209013号公報は、
チーズ状パツケージを得る従来のボビン軸駆動方式の巻
取機によつては、接触ロールを付設することを理由に、
糸質斑の解消が困難であると言及し、その代案として巻
取中パツケージを他のものと接触しないでテーパーパー
ン状に巻取ることを提案している。
付設したボビン軸を直接駆動するボビン軸駆動方式の巻
取機が採用されている。このボビン軸駆動方式の巻取機
の巻取機構は、ボビンに糸条が積層されて形成されるパ
ツケージを接触ロールにより押圧しながら形状安定性良
く巻取る。この際、接触ロールの回転に必要な動力は、
全てパツケージと接触ロールとの摩擦接触により伝播さ
れる。(このような接触ロールの駆動方式を「従動方
式」と言う。) このような、従動式接触ロールを付設したボビン軸駆動
方式の巻取機により高速巻取を行なうには、伝播すべき
エネルギーが多大となるために耳高のパツケージ形状以
外では巻取中の正常な形態保持が固難であることが、検
討の結果明らかになつた。特開昭60−209013号公報は、
チーズ状パツケージを得る従来のボビン軸駆動方式の巻
取機によつては、接触ロールを付設することを理由に、
糸質斑の解消が困難であると言及し、その代案として巻
取中パツケージを他のものと接触しないでテーパーパー
ン状に巻取ることを提案している。
従つて、4000m/分以上の高速で巻取られたチーズ状パツ
ケージであつて、形状安定性が良好で、かつ、パツケー
ジから糸条を直接に編織物に供して「ヒケ」欠点を生じ
ない熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツケージは未だ
見出されていないのが現状である。
ケージであつて、形状安定性が良好で、かつ、パツケー
ジから糸条を直接に編織物に供して「ヒケ」欠点を生じ
ない熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツケージは未だ
見出されていないのが現状である。
本発明は、形状安定性が良好で、かつパツケージから糸
条を直接に編織物に供して「ヒケ」欠点のない優れた品
位の編織物が得られる熱可塑性合成繊維糸状のチーズ状
パツケージの提供を目的とする。
条を直接に編織物に供して「ヒケ」欠点のない優れた品
位の編織物が得られる熱可塑性合成繊維糸状のチーズ状
パツケージの提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記問題点を解決するにあたり鋭意検討
を重ねた結果、「ヒケ」を発生させる糸質斑が、チーズ
状パツケージの巻取方法とパツケージの形状に深く関係
することに着眼し、糸条を特定の綾角で積層したパツケ
ージとすることにより、「ヒケ」が完全に解消し得る事
実を見出し、上記問題点を解決したものである。
を重ねた結果、「ヒケ」を発生させる糸質斑が、チーズ
状パツケージの巻取方法とパツケージの形状に深く関係
することに着眼し、糸条を特定の綾角で積層したパツケ
ージとすることにより、「ヒケ」が完全に解消し得る事
実を見出し、上記問題点を解決したものである。
すなわち本発明は、破断伸度90%以下で実質的に無撚の
合繊糸条を積層してなり、糸条のなす綾角が4.0゜〜5.5
゜であり、かつ耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条を
含む糸条の糸長方向の乾熱収縮応力値差が40mg/d以下で
あることを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状
パツケージを提供する。
合繊糸条を積層してなり、糸条のなす綾角が4.0゜〜5.5
゜であり、かつ耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条を
含む糸条の糸長方向の乾熱収縮応力値差が40mg/d以下で
あることを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状
パツケージを提供する。
さらに本発明は糸条を4000m/分以上で、ボビン軸駆動方
式の巻取機によりチーズ状パツケージとして巻取るに際
し、自己駆動式接触ロールを有する巻取機を用い、巻取
綾角を4.0゜〜5.5゜とし、かつ3Kg/パツケージ以下の接
圧で巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条の巻
取方法を提供する。
式の巻取機によりチーズ状パツケージとして巻取るに際
し、自己駆動式接触ロールを有する巻取機を用い、巻取
綾角を4.0゜〜5.5゜とし、かつ3Kg/パツケージ以下の接
圧で巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条の巻
取方法を提供する。
本発明でいう高速巻取は、巻取速度4000m/分以上で熱可
塑性合成繊維糸条を巻取るものであつて、代表的には、
特開昭57−16913号公報、同57−143514号公報、同58−2
08416号公報等に開示される方法の高速巻取に適応され
る。
塑性合成繊維糸条を巻取るものであつて、代表的には、
特開昭57−16913号公報、同57−143514号公報、同58−2
08416号公報等に開示される方法の高速巻取に適応され
る。
本発明でいう熱可塑性合成繊維糸条とは、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等に代表
される熱可塑性ポリエステル、ポリヘキサメチレンアジ
パミド、ポリカプロアミド等に代表される熱可塑性ポリ
アミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性ポ
リオレフインなど繊維形成性の熱可塑性重合体から得ら
れる合成繊維糸条をいう。
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等に代表
される熱可塑性ポリエステル、ポリヘキサメチレンアジ
パミド、ポリカプロアミド等に代表される熱可塑性ポリ
アミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性ポ
リオレフインなど繊維形成性の熱可塑性重合体から得ら
れる合成繊維糸条をいう。
本発明の熱可塑性合成繊維糸条は、紡糸・冷却後一旦巻
取られることなく、延伸または延伸することなくボビン
に巻取られるものであり、実質的に撚を有しない無撚で
ある。巻返し等による解舒撚を有するものと区別され
る。
取られることなく、延伸または延伸することなくボビン
に巻取られるものであり、実質的に撚を有しない無撚で
ある。巻返し等による解舒撚を有するものと区別され
る。
糸条をパツケージから取出し、直接に編織物に供する関
係から、糸条は編織工程の取扱いに耐えうる十分な機械
的物性を有していることが好ましい。代表的な、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド、ポリカプロアミド等の汎用のものにあつては、例え
ば、強度3g/d以上、伸度90%以下であることが望まし
い。
係から、糸条は編織工程の取扱いに耐えうる十分な機械
的物性を有していることが好ましい。代表的な、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド、ポリカプロアミド等の汎用のものにあつては、例え
ば、強度3g/d以上、伸度90%以下であることが望まし
い。
本発明のパツケージは、糸条のなす綾角が4.0゜〜5.5゜
であることが必要である。
であることが必要である。
糸条のなす綾角とは、第1図に示すパツケージの模式図
に於て、パツケージに積層される糸状の綾角(θ゜)で
ある。高速巻取に於て、殊にパツケージの巻量を数キロ
グラムないし十数キログラムの多量巻のチーズ状パツケ
ージを巻形状安定性良く得るうえで、綾角の設定は極め
て重要である。
に於て、パツケージに積層される糸状の綾角(θ゜)で
ある。高速巻取に於て、殊にパツケージの巻量を数キロ
グラムないし十数キログラムの多量巻のチーズ状パツケ
ージを巻形状安定性良く得るうえで、綾角の設定は極め
て重要である。
すなわち、綾角が低くなると、巻取中の正常な形状維持
が困難となり、いわゆる巻崩れを生じる。また、巻取後
もパツケージの移動、運搬などの際巻崩れを生じること
が多い。かかる理由により、高速巻取のパツケージにあ
つては、糸状のなす綾角は6゜以上が採用され、通常は
7゜〜8゜で積層されている。他方、このように高い綾
角で糸条が積層された場合、得られるパツケージは、顕
著な耳高の形状となり、糸質斑により「ヒケ」の発生が
著しくなることが明らかになつた。
が困難となり、いわゆる巻崩れを生じる。また、巻取後
もパツケージの移動、運搬などの際巻崩れを生じること
が多い。かかる理由により、高速巻取のパツケージにあ
つては、糸状のなす綾角は6゜以上が採用され、通常は
7゜〜8゜で積層されている。他方、このように高い綾
角で糸条が積層された場合、得られるパツケージは、顕
著な耳高の形状となり、糸質斑により「ヒケ」の発生が
著しくなることが明らかになつた。
本発明は、後述する特殊な巻取方法の採用により得られ
た、糸条の綾角4.0゜〜5.5゜で巻形状安定性が良好でか
つ耳高の少ないチーズ状パツケージである。
た、糸条の綾角4.0゜〜5.5゜で巻形状安定性が良好でか
つ耳高の少ないチーズ状パツケージである。
糸条の綾角が4.0゜未満では、いかに巻取条件を変更し
ても巻形状安定なパツケージとなり得ない。綾角が5.5
゜を超えると、耳高が目立ち、均一な糸質のパツケージ
が得られない。巻形状安定性と、糸質斑をなくす目的か
ら、更に好ましい綾角は、4.0゜〜5.5゜である。
ても巻形状安定なパツケージとなり得ない。綾角が5.5
゜を超えると、耳高が目立ち、均一な糸質のパツケージ
が得られない。巻形状安定性と、糸質斑をなくす目的か
ら、更に好ましい綾角は、4.0゜〜5.5゜である。
かかる特定の綾角とすることにより、数キログラムの巻
量はもちろん、十数キログラムの多量巻に於ても、極め
て良好な巻形状安定性と耳高の減少を可能とした。
量はもちろん、十数キログラムの多量巻に於ても、極め
て良好な巻形状安定性と耳高の減少を可能とした。
本発明のチーズ状パツケージは、上述の綾角に加えて、
耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条とを含めた糸条の
糸長方向の乾熱収縮応力値差(1−2)が40mg/d以
下であることを第2の特徴としている。
耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条とを含めた糸条の
糸長方向の乾熱収縮応力値差(1−2)が40mg/d以
下であることを第2の特徴としている。
本発明者らは、「ヒケ」欠点の発生とパツケージの糸条
の糸質斑との対応を種々慎重に検討した結果、パツケー
ジの糸条の乾熱収縮応力値の糸長方向での斑が「ヒケ」
の発生と良く対応することを見出した。更に検討を進め
た結果、巻取中のパツケージと接触ロールとの接触部分
の糸条が、非接触部分の糸条よりも乾熱収縮応力値が高
くなる傾向にあり、この応力値差がある値以下であれ
ば、「ヒケ」が発生しないことを見出した。本発明のパ
ツケージは、後述する方法で測定される耳高部の糸条と
それ以外の部分の糸条とを含めた糸条の糸長方向の乾熱
収縮応力値差が40mg/d以下で形成されている。なお「ヒ
ケ」を一層軽減させる効果から、前記収縮応力値差が望
ましくは20mg/d以下、更に望ましくは15mg/d以下である
とよい。
の糸質斑との対応を種々慎重に検討した結果、パツケー
ジの糸条の乾熱収縮応力値の糸長方向での斑が「ヒケ」
の発生と良く対応することを見出した。更に検討を進め
た結果、巻取中のパツケージと接触ロールとの接触部分
の糸条が、非接触部分の糸条よりも乾熱収縮応力値が高
くなる傾向にあり、この応力値差がある値以下であれ
ば、「ヒケ」が発生しないことを見出した。本発明のパ
ツケージは、後述する方法で測定される耳高部の糸条と
それ以外の部分の糸条とを含めた糸条の糸長方向の乾熱
収縮応力値差が40mg/d以下で形成されている。なお「ヒ
ケ」を一層軽減させる効果から、前記収縮応力値差が望
ましくは20mg/d以下、更に望ましくは15mg/d以下である
とよい。
従来の綾角6゜以上による巻取で得られる耳高パツケー
ジは、耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条とを含む糸
条の糸長方向の感熱収縮応力値差が40mg/d以下には成り
得ないことから見ても、本発明のパツケージの特長は明
らかである。なおこのような熱収縮応力特性はパツケー
ジの巻取始めから巻終りまで満足されている。
ジは、耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条とを含む糸
条の糸長方向の感熱収縮応力値差が40mg/d以下には成り
得ないことから見ても、本発明のパツケージの特長は明
らかである。なおこのような熱収縮応力特性はパツケー
ジの巻取始めから巻終りまで満足されている。
以下、本発明のチーズ状パツケージの製造方法について
述べる。
述べる。
本発明のパツケージは、高速巻取に於て、巻取綾角を4.
0゜〜5.5゜として巻取るにあたり、自己駆動接触ロール
を有した巻取機を使用することにより初めて得ることが
可能となつた。
0゜〜5.5゜として巻取るにあたり、自己駆動接触ロール
を有した巻取機を使用することにより初めて得ることが
可能となつた。
以下本発明のパツケージの製造方法を実施するための巻
取機の一例等を示す添付図面を参照して詳述する。
取機の一例等を示す添付図面を参照して詳述する。
第2図に本発明による巻取方法を実施するための巻取機
の要部構成を示す。第2図に基づいて本発明の巻取方法
を説明するに先立の、第3図を参照して従来の巻取方法
における問題点を明らかにする。
の要部構成を示す。第2図に基づいて本発明の巻取方法
を説明するに先立の、第3図を参照して従来の巻取方法
における問題点を明らかにする。
第3図は糸条を巻取つている巻取機の全体構成を示す。
第3図に於いてヤーンガイド14を経て供給される巻取中
の糸条13は、綾振装置10により、接触ロール5の軸線方
向に綾振りされながら、回転中の接触ロール5を介し
て、回転中のボピン軸1の装着されたボビン2の外周に
チーズ状のパツケージ3を形成しながら巻取られる。綾
振装置10により往復運動された糸条13はパツケージ3の
両端部にて、耳高部11を形成する。従つて、パツケージ
3は、接触ロール5と、耳高部11のみ、で接触すること
になり、パツケージ3の中間表面は、隙間△hを有した
状態となる。接触ロール5には、この耳高部11を介し
て、回転力が伝達しており、高速巻取時は、この回転伝
達力が、耳高部11の糸条13を伸長、発熱ぜしめ、巻糸体
13の中間部12と、耳高部11の糸条に糸質差を生じさせて
いる。
第3図に於いてヤーンガイド14を経て供給される巻取中
の糸条13は、綾振装置10により、接触ロール5の軸線方
向に綾振りされながら、回転中の接触ロール5を介し
て、回転中のボピン軸1の装着されたボビン2の外周に
チーズ状のパツケージ3を形成しながら巻取られる。綾
振装置10により往復運動された糸条13はパツケージ3の
両端部にて、耳高部11を形成する。従つて、パツケージ
3は、接触ロール5と、耳高部11のみ、で接触すること
になり、パツケージ3の中間表面は、隙間△hを有した
状態となる。接触ロール5には、この耳高部11を介し
て、回転力が伝達しており、高速巻取時は、この回転伝
達力が、耳高部11の糸条13を伸長、発熱ぜしめ、巻糸体
13の中間部12と、耳高部11の糸条に糸質差を生じさせて
いる。
接触ロール5とパケージ3でスリツプを発生することな
く、回転力を伝達する為には、周知の通り、過大な接圧
力が必要であり、その接圧力は耳高部11にかかり、押潰
し力となる巻形状を悪くすると同時に糸質斑を増加す
る。
く、回転力を伝達する為には、周知の通り、過大な接圧
力が必要であり、その接圧力は耳高部11にかかり、押潰
し力となる巻形状を悪くすると同時に糸質斑を増加す
る。
第2図に示すように、本発明による巻取方法を実施する
ための装置の一実施例においては、ボビン軸1は、ボビ
ン軸駆動装置4と連結しており、更に、ボビン軸駆動イ
ンバータ8により、ボビン軸1に装着したボビン2の表
面に巻取るパツケージ3の表面周速が一定になる様に周
波数制御をしながら、駆動される。一方接触ロール5
は、伝動装置6を介して、接触ロール駆動装置7と連結
しており、更に、接触ロール駆動インバーター9によ
り、パツケージ3の表面周速に一致した接触ロール5の
回転に必要な周波数及び駆動力を供給される。したがつ
て本発明に用いられる接触ロールは自己駆動式接触ロー
ルである。
ための装置の一実施例においては、ボビン軸1は、ボビ
ン軸駆動装置4と連結しており、更に、ボビン軸駆動イ
ンバータ8により、ボビン軸1に装着したボビン2の表
面に巻取るパツケージ3の表面周速が一定になる様に周
波数制御をしながら、駆動される。一方接触ロール5
は、伝動装置6を介して、接触ロール駆動装置7と連結
しており、更に、接触ロール駆動インバーター9によ
り、パツケージ3の表面周速に一致した接触ロール5の
回転に必要な周波数及び駆動力を供給される。したがつ
て本発明に用いられる接触ロールは自己駆動式接触ロー
ルである。
ボビン軸の駆動インバーターと接触ロールの駆動インバ
ーターは、特開昭52−21438号公報に示されるような相
互に調整し合う機構であつても良いが、糸質斑をより完
全に解消する意味から、接触ロールの速度制御精度の高
い、両者の駆動インバーターが互いに独立して制御され
る機構であることが好ましい。
ーターは、特開昭52−21438号公報に示されるような相
互に調整し合う機構であつても良いが、糸質斑をより完
全に解消する意味から、接触ロールの速度制御精度の高
い、両者の駆動インバーターが互いに独立して制御され
る機構であることが好ましい。
この場合は、パツケージの巻経増加に伴なうボビン軸回
転数を漸減させる制御方式として、漸減速度をコンピュ
ーターに記憶させ制御する方式、糸条にかかる張力の変
化をフイードバツクして制御する張力制御方式、接圧ロ
ールまたは巻糸体の周速の変化をフイードバツクして制
御する周速制御方式などが採用される。
転数を漸減させる制御方式として、漸減速度をコンピュ
ーターに記憶させ制御する方式、糸条にかかる張力の変
化をフイードバツクして制御する張力制御方式、接圧ロ
ールまたは巻糸体の周速の変化をフイードバツクして制
御する周速制御方式などが採用される。
本発明のパツケージの製造方法の巻取機に用いる接触ロ
ール駆動装置9は高速三相誘導モーターを使うのが好ま
しい。このモーターの連結方式は、実施例に限定される
ことなく、接触ロールの軸に直結しても良く、又は、接
触ロールに内蔵して、アウターローター型でも実施可能
である。更には、モーターを用いずエアータービン駆動
とすることも出来る。
ール駆動装置9は高速三相誘導モーターを使うのが好ま
しい。このモーターの連結方式は、実施例に限定される
ことなく、接触ロールの軸に直結しても良く、又は、接
触ロールに内蔵して、アウターローター型でも実施可能
である。更には、モーターを用いずエアータービン駆動
とすることも出来る。
接触ロールの駆動に供給する駆動力は、巻取を行なわず
に、接触ロールをボビン軸に非接触の状態に於て測定さ
れる接触ロールの周速と、所望する巻糸体の周速が同速
の時の駆動力を100%とした場合、75%〜125%の範囲内
であれば、良好な巻姿と均一な糸質を有するパツケージ
を得る本発明の目的が十分達し得る。
に、接触ロールをボビン軸に非接触の状態に於て測定さ
れる接触ロールの周速と、所望する巻糸体の周速が同速
の時の駆動力を100%とした場合、75%〜125%の範囲内
であれば、良好な巻姿と均一な糸質を有するパツケージ
を得る本発明の目的が十分達し得る。
通常は100%が採用される。(以下、特定しない限り100
%を示す。)但し周波数については、設定巻取速度に見
合う計算上の周波数に対して0から10%を上廻る範囲に
すべきである。
%を示す。)但し周波数については、設定巻取速度に見
合う計算上の周波数に対して0から10%を上廻る範囲に
すべきである。
本発明に特定する、綾角4.0゜〜5.0゜のチーズ状パツケ
ージは、以上の巻取機により初めて得ることが可能とな
つた。すなわち、従来の従動式接触ロールを付設した巻
取機によつては、かかる低綾角のパツケージを形状安定
性良く得ることは不可能であつた。
ージは、以上の巻取機により初めて得ることが可能とな
つた。すなわち、従来の従動式接触ロールを付設した巻
取機によつては、かかる低綾角のパツケージを形状安定
性良く得ることは不可能であつた。
本発明は、以上の巻取機を使用すると同時に、巻取中の
接圧をパツケージ当り3Kg以下にして巻取ることが必要
である。接圧がパツケージ当り3Kgを超えると、自己駆
動接触ロールの回転数をいかに精度良く制御しても、パ
ツケージの巻形状安定性と糸質斑の両方を同時に解決す
ることが困難である。
接圧をパツケージ当り3Kg以下にして巻取ることが必要
である。接圧がパツケージ当り3Kgを超えると、自己駆
動接触ロールの回転数をいかに精度良く制御しても、パ
ツケージの巻形状安定性と糸質斑の両方を同時に解決す
ることが困難である。
本発明は、以上のような巻取方法と綾角の組合せによつ
て、巻形状安定でかつ、耳高部の糸条とそれ以外の部分
の糸条を含む糸条の糸長方向の乾熱収縮応力値差が40mg
/d以下の均一な糸質のチーズ状パツケージを得ることに
成功した。
て、巻形状安定でかつ、耳高部の糸条とそれ以外の部分
の糸条を含む糸条の糸長方向の乾熱収縮応力値差が40mg
/d以下の均一な糸質のチーズ状パツケージを得ることに
成功した。
更に、本発明では、高速巻取では不可能と考えられてい
た、パツケージ当り2Kg以下の低接圧巻取を実現するこ
とが可能となり、前記乾熱収縮応力値差を20mg/d以下ま
で達成し得たものである。
た、パツケージ当り2Kg以下の低接圧巻取を実現するこ
とが可能となり、前記乾熱収縮応力値差を20mg/d以下ま
で達成し得たものである。
本発明のチーズ状パツケージは、糸条を直接に編織物に
供して良好な品位を得ることが出来る。これは本発明者
らの知見によれば、 自己駆動式接触ロールの効果で、パツケージと接触ロ
ールの接触部で駆動エネルギーの伝達がなくなり、発熱
・応力発生が抑制され、巻取中、接触ロールで押圧され
た部分の形状および糸質変化が生じない。
供して良好な品位を得ることが出来る。これは本発明者
らの知見によれば、 自己駆動式接触ロールの効果で、パツケージと接触ロ
ールの接触部で駆動エネルギーの伝達がなくなり、発熱
・応力発生が抑制され、巻取中、接触ロールで押圧され
た部分の形状および糸質変化が生じない。
更に、パツケージに低綾角で積層された糸条が、両端
部で巻取後に緩和され易く、一層の均一化が達成され
る。
部で巻取後に緩和され易く、一層の均一化が達成され
る。
ことになり、初めて本発明に特定した乾熱収縮応力値差
を有するパツケージとなり、「ヒケ」の発生が解消し得
たものと推察される。
を有するパツケージとなり、「ヒケ」の発生が解消し得
たものと推察される。
以下、実施例によつて本発明を更に詳細に説明する。な
お本発明に於て、使用される各特性値の評価方法は次の
通りである。
お本発明に於て、使用される各特性値の評価方法は次の
通りである。
<乾熱収縮応力値差> 錘紡エンジニアリング社製熱応力測定器KE−2型を用
い、試料長10cmとし、初荷重10mg/dをを掛けた後、昇温
速度150℃/分で昇温し乾熱収縮応力曲線を描かせた。
この曲線の最大値(読み取り値を試料デニール×2で除
した値)をもつて乾熱収縮応力値(F mg/d)とした。
い、試料長10cmとし、初荷重10mg/dをを掛けた後、昇温
速度150℃/分で昇温し乾熱収縮応力曲線を描かせた。
この曲線の最大値(読み取り値を試料デニール×2で除
した値)をもつて乾熱収縮応力値(F mg/d)とした。
糸長方向の乾熱収縮応力値差は、パツケージの糸条を、
必ず耳高部が測定されるようにして、1トラバース(一
方の端部から他方の端部まで)方向に数点(例えば1ト
ラバースの糸長が約1.5mの場合は7〜8点となる)の熱
応力値を測定する。この測定を5トラバース分実施し
た。得られた測定結果で、耳高部の乾熱収縮応力値の平
均値を1mg/dとし、耳高部以外の測定値の中で、値の
小さいものから耳高部と同数を抽出しその平均値を求め
2mg/dとした。
必ず耳高部が測定されるようにして、1トラバース(一
方の端部から他方の端部まで)方向に数点(例えば1ト
ラバースの糸長が約1.5mの場合は7〜8点となる)の熱
応力値を測定する。この測定を5トラバース分実施し
た。得られた測定結果で、耳高部の乾熱収縮応力値の平
均値を1mg/dとし、耳高部以外の測定値の中で、値の
小さいものから耳高部と同数を抽出しその平均値を求め
2mg/dとした。
糸長方向の乾熱収縮応力値差は次式で求めた。乾熱収縮
応力値差(△F)=1−2(mg/d) <巻形状> 第4図に於て示すバルジ(a)をバルジ率(a%)とし
て示した。
応力値差(△F)=1−2(mg/d) <巻形状> 第4図に於て示すバルジ(a)をバルジ率(a%)とし
て示した。
バルジ率(a%)は、10%以下であることが必要で5%
以下であれば良好である。
以下であれば良好である。
<緯「ヒケ」(W)の表示> 緯「ヒケ」の欠点レベルを4段階に区分し、W=0〜1
を合格とした W=0:ヒケ全くなし、 W=1:極めて微小なヒケあり、 W=2:ヒケあり、 W=3:強いヒケあり、 実施例1、比較例1 極限粘度〔η〕=0.58のポリエチレンテレフタレートを
295℃で溶融紡糸し、冷却後、細化完了点の下方15cmの
位置で全フイラメントを集束給油し、延伸することなく
75d/36fの糸条として7000m/分の速度で巻取機により巻
取り、巻量10Kgのチーズ状パツケージを得た。糸条の物
性は、破断強度4.1g/d、伸度40%であつた。
を合格とした W=0:ヒケ全くなし、 W=1:極めて微小なヒケあり、 W=2:ヒケあり、 W=3:強いヒケあり、 実施例1、比較例1 極限粘度〔η〕=0.58のポリエチレンテレフタレートを
295℃で溶融紡糸し、冷却後、細化完了点の下方15cmの
位置で全フイラメントを集束給油し、延伸することなく
75d/36fの糸条として7000m/分の速度で巻取機により巻
取り、巻量10Kgのチーズ状パツケージを得た。糸条の物
性は、破断強度4.1g/d、伸度40%であつた。
巻取に際しては、第2図に示す自己駆動式接触ロールを
付設したスピンドル駆動の巻取機を使用し、パツケージ
当りの接圧を2Kg一定としてパツケージに積層する糸条
の綾角を第1表に示す如く異ならせたパツケージを得
た。
付設したスピンドル駆動の巻取機を使用し、パツケージ
当りの接圧を2Kg一定としてパツケージに積層する糸条
の綾角を第1表に示す如く異ならせたパツケージを得
た。
本実施例に於ける他の条件は、以下のとおりである。
ボビン外径;140mmφ トラバースストローク;160mm 巻取張力;0.20g/d 自己駆動接触ロールの制御方式;周速制御方式 次いで、これらのパツケージから、糸条の全量を直接
に、日産ウオータージエツトルーム(LW−51型)に供給
して製織し、経密度100本/in、緯密度80本/inの規格の
平織物とした。この平織物の生機を精練・プレセツト後
130℃で染色し、緯「ヒケ」の品位を判定した。
に、日産ウオータージエツトルーム(LW−51型)に供給
して製織し、経密度100本/in、緯密度80本/inの規格の
平織物とした。この平織物の生機を精練・プレセツト後
130℃で染色し、緯「ヒケ」の品位を判定した。
第1表に、100Kg巻パツケージの形状の特徴であるバル
ジ率(a%)と、表層部分の熱収縮応力値差(△F)、
これに対応する織物品位を示す。
ジ率(a%)と、表層部分の熱収縮応力値差(△F)、
これに対応する織物品位を示す。
第1表から明らかなように、本発明により得られたチー
ズ状パツケージは、良好な巻形状安定性と共に、直接に
織物の緯糸に使用して良好な品位を得ることが可能であ
つた。
ズ状パツケージは、良好な巻形状安定性と共に、直接に
織物の緯糸に使用して良好な品位を得ることが可能であ
つた。
比較例2 実施例1と同様の紡糸・巻取を行うに際して、自己駆動
力を有しない従来の従動式接触ロールを付設したスピン
ドル駆動の巻取機により、実施例1における、綾角5.4
゜と4.6゜の例について巻取を試みたが、巻取途中で形
状が崩れ、パツケージを得ることが出来なかつた。
力を有しない従来の従動式接触ロールを付設したスピン
ドル駆動の巻取機により、実施例1における、綾角5.4
゜と4.6゜の例について巻取を試みたが、巻取途中で形
状が崩れ、パツケージを得ることが出来なかつた。
綾角6.5゜で巻取つたパツケージは、乾熱収縮応力値差
が54mg/dと大きく、織物の品位は、緯「ヒケ」W=3と
極めて不良なものであつた。
が54mg/dと大きく、織物の品位は、緯「ヒケ」W=3と
極めて不良なものであつた。
実施例2 綾角を5.0゜一定とし、巻取時の接圧を第2表に示すよ
うに異ならせる外は、実施例1と同じ条件で巻取を行な
い、織物の品位を調べた。
うに異ならせる外は、実施例1と同じ条件で巻取を行な
い、織物の品位を調べた。
第2表から明らかなように、パツケージ当りの接圧を3K
g以下、更には2Kg以下として得られたパツケージは、良
好な巻形状と、織物品位が得られる。
g以下、更には2Kg以下として得られたパツケージは、良
好な巻形状と、織物品位が得られる。
実施例3 90%ギ酸に8.4重量%のポリマー濃度で測定した相対粘
度(VR)40のポリヘキサメチレンアジパミドを300℃で
溶融紡糸し、冷却後、延伸することなく40d/13fとして
第3表に示す速度で巻取を行ない、8Kg巻のチーズ状パ
ツケージを得た。巻取に際しては、第2図に示す自己駆
動式接触ロールを付設した巻取機を使用し、パツケージ
当りの接圧を1Kg一定として、綾角4.8゜で巻取を行なつ
た。
度(VR)40のポリヘキサメチレンアジパミドを300℃で
溶融紡糸し、冷却後、延伸することなく40d/13fとして
第3表に示す速度で巻取を行ない、8Kg巻のチーズ状パ
ツケージを得た。巻取に際しては、第2図に示す自己駆
動式接触ロールを付設した巻取機を使用し、パツケージ
当りの接圧を1Kg一定として、綾角4.8゜で巻取を行なつ
た。
得られたパツケージから、経糸として通常のポリヘキサ
メチレンアジパミド糸を使用し、前記巻取方法で巻取つ
たポリヘキサメチレンアジパミド糸をパツケージから直
接に緯糸として使用し、緯糸密度110本/inとする以外は
実施例1と同様にして平織物とした。精練・プレセツト
後100℃で染色した織物の緯「ヒケ」品位を第3表に示
す。
メチレンアジパミド糸を使用し、前記巻取方法で巻取つ
たポリヘキサメチレンアジパミド糸をパツケージから直
接に緯糸として使用し、緯糸密度110本/inとする以外は
実施例1と同様にして平織物とした。精練・プレセツト
後100℃で染色した織物の緯「ヒケ」品位を第3表に示
す。
第3表から明らかなように、本発明によつて得られたチ
ーズ状パツケージは、製織後良好な品位の織物が得られ
た。
ーズ状パツケージは、製織後良好な品位の織物が得られ
た。
第1図は、パツケージに積層される糸条の綾角を示す模
式図であり、第2図は、本発明のパツケージの製造に用
いる巻取機の一実施例図、第3図は、巻取の模様を示す
模式図である。第4図はパツケージの形状の一例を示す
断面図である。
式図であり、第2図は、本発明のパツケージの製造に用
いる巻取機の一実施例図、第3図は、巻取の模様を示す
模式図である。第4図はパツケージの形状の一例を示す
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】破断伸度90%以下で実質的に無撚の合繊糸
条を積層してなり、糸条のなす綾角が4.0゜〜5.5゜であ
り、かつ耳高部の糸条とそれ以外の部分の糸条とを含む
糸条の糸長方向の乾熱収縮応力値差が40mg/d以下である
ことを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条のチーズ状パツ
ケージ - 【請求項2】糸条を4000m/分以上で、ボビン軸駆動方式
の巻取機によりチーズ状パツケージとして巻取るに際
し、自己駆動式接触ロールを有する巻取機を用い、巻取
綾角を4.0゜〜5.5゜とし、かつ3Kg/パツケージ以下の接
圧で巻取ることを特徴とする熱可塑性合成繊維糸条の巻
取方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189636A JPH072567B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189636A JPH072567B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63147780A JPS63147780A (ja) | 1988-06-20 |
| JPH072567B2 true JPH072567B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=16244612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61189636A Expired - Lifetime JPH072567B2 (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072567B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10134073C1 (de) * | 2001-07-13 | 2003-02-06 | Zimmer Ag | Verfahren zum Aufspulen von Filamenten |
| CN109340278B (zh) * | 2018-11-21 | 2024-06-18 | 中山品高电子材料有限公司 | 绕片机械刹车装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2950067A (en) * | 1954-05-04 | 1960-08-23 | Leesona Corp | Winding machine |
| JPS5846569A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | Matsushita Electronics Corp | 反射形螢光ランプ |
| JPS6041592B2 (ja) * | 1981-09-14 | 1985-09-18 | 日立機電工業株式会社 | きのこの培養基 |
| US4548366A (en) * | 1982-05-17 | 1985-10-22 | Rieter Machine Works, Ltd. | Chuck drive system |
| JPS5974861A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Toyobo Co Ltd | 弾性糸巻上げチーズまたはコーン |
| JPS59198258A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Toray Ind Inc | ポリアミド中間配向糸パツケ−ジ |
| JPS60134019A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-17 | Toray Ind Inc | ポリエステル繊維の直接紡糸延伸方法 |
| JPS6151464A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-13 | Teijin Ltd | 仮撚捲縮糸のチ−ズパツケ−ジ |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP61189636A patent/JPH072567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63147780A (ja) | 1988-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5810199B2 (ja) | 部分配向ポリ(トリメチレンテレフタラート)糸 | |
| US4024895A (en) | Product reinforcing fabric and two-component weft yarn useful therein | |
| US4986483A (en) | Winder of synthetic yarn, cheese-like yarn package of synthetic yarn, and method for winding the same | |
| JPS60126316A (ja) | 異収縮ポリエステルマルチフイラメント糸の製造方法 | |
| JPH072567B2 (ja) | 糸条のチーズ状パッケージおよびその巻取方法 | |
| US7163742B2 (en) | Pre-oriented yarn package | |
| US6023824A (en) | Process for producing a high-strength, high-shrinkage polyamide 66 filament yarn | |
| JP2676142B2 (ja) | 合成繊維糸条の巻取機 | |
| JPH01192671A (ja) | ポリエステルフイラメントの巻取方法 | |
| JPH0157029B2 (ja) | ||
| JPS60209013A (ja) | ポリエステル繊維の製造方法 | |
| JPH0464987B2 (ja) | ||
| JPH0735606B2 (ja) | ポリエステル熱収縮差混繊糸の製造方法 | |
| JPS6240268B2 (ja) | ||
| JPH09241922A (ja) | 高速直接紡糸延伸法によるポリアミド繊維の製造方法 | |
| JP3312526B2 (ja) | 高速製糸巻取り方法 | |
| JPH09175731A (ja) | 合成繊維の高速巻取り方法及び合成繊維チーズ状パッケージ | |
| JPS62240270A (ja) | 合成繊維糸条のチ−ズ状パツケ−ジ | |
| JPH06287810A (ja) | ポリブチレンテレフタレート繊維の製造方法 | |
| JPH059349B2 (ja) | ||
| JPS60128167A (ja) | ポリアミド繊維の製造法 | |
| JPS60128166A (ja) | ポリアミド繊維の製造方法 | |
| JPH10158943A (ja) | 複合糸の製造方法 | |
| JPS61194239A (ja) | 織物の製造方法 | |
| JP2000345442A (ja) | 低伸長弾性率ポリエステルフィラメント糸の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |