JPH07257355A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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Publication number
JPH07257355A
JPH07257355A JP5636494A JP5636494A JPH07257355A JP H07257355 A JPH07257355 A JP H07257355A JP 5636494 A JP5636494 A JP 5636494A JP 5636494 A JP5636494 A JP 5636494A JP H07257355 A JPH07257355 A JP H07257355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
valve seat
seat member
master cylinder
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5636494A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Nakano
野 利 博 中
Hideaki Iijima
島 英 明 飯
Tomoaki Takigawa
川 智 明 瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのシール部材で圧力室の圧力が補給室に
漏れないようにでき、且つ高い寸法制度が要求されず低
コストなマスタシリンダの提供を目的とする。 【構成】 シリンダ孔11a内に圧力室R2と補給室R
1とを形成すると共に連通孔18を有するピストン12
と、ピストンを非作動位置に向けて付勢するリターンス
プリング13と、ピストンの先端部に装着された弁座部
材23と、弁座部材に離接する弁体22とを有したバル
ブ機構Vとを備えたマスタシリンダにおいて、弁座部材
の外周面に接触する第1シール面26aと、ピストンの
端面に接触する環状の第2シール面26bと、シリンダ
孔内面に接触する第3シール面26cとを有したシール
部材を備えたことを特徴とするマスタシリンダ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタシリンダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマスタシリンダとしては、第1に
実開平1−171769号公報に開示される技術が知ら
れている。図3は、上記第1の従来技術のマスタシリン
ダのバルブ機構周辺の部分拡大断面図を示していて、同
図に示されるようにこの技術のマスタシリンダ100
は、シリンダボディ101のシリンダ孔101aにピス
トンカップ102を介して液密的且つ軸方向に挿嵌され
てシリンダ孔101aに液圧管路に常時連通する圧力室
103とリザーバ104に常時連通する補給室105と
を形成し、圧力室103と補給室105とを連通させる
連通孔106を有するピストン107と、圧力室103
内に配設されてピストン107を非作動位置に向けて付
勢するリターンスプリング108と、ピストン107が
非作動位置にあるとき連通孔106を介して圧力室10
3と補給室105の連通を許可し、ピストン107が非
作動位置から設定量移動するとき連通孔106を閉鎖し
圧力室103と補給室105との連通を遮断するバルブ
機構vとを備えている。
【0003】ピストン107は、径方向にセンタピン1
09が挿入されていて、このセンタピン109はピスト
ン107の外周に嵌め込まれた外周部材110により両
端を支持されている。センタピン109は弁体111に
当接していて、弁体111をスプリング112の付勢力
に抗して弁座部113から離している。外周部材110
は、ピストン107が挿入されている内周面にシール用
のOリング114が配設され、更に外周にはシリンダ孔
101aとの間をシールするシールカップ116が嵌め
込まれている。
【0004】上記第1の従来技術においては、ピストン
107が図中左方に向けて押圧力が加えられると、ピス
トン107がリターンスプリング108の付勢力に抗し
て移動し弁体111が弁座部113に当接する。これに
よって、圧力室103はピストン107とシールカップ
115とバルブ機構vによって密封され、ピストン10
7に更に押圧力が加えられると圧力室内の作動液が昇圧
される。
【0005】第2に実開平3−122974号公報に開
示される技術が知られている。図4は、上記第2の従来
技術のマスタシリンダのバルブ機構周辺の部分拡大断面
図を示していて、同図に示されるようにこの技術のマス
タシリンダ200は、第1の従来技術と同様に、シリン
ダ孔201a内を圧力室202と補給室203とを形成
し、両室を連通させる連通孔204を有するピストン2
05と、ピストン205を非作動位置に向けて付勢する
リターンスプリング206と、連通孔204の連通及び
遮断を行うバルブ機構vとを備えている。
【0006】ピストン205は、第1及び第2部材20
5a、205bより構成されていて、第1部材205a
が第2部材205bに圧入されることによりシリンダ孔
201a内を一体的に摺動するようになっている。又、
第2部材205bの内周には、バルブ機構vを構成する
弁体207が軸方向に摺動可能に且つスプリング208
により図中右方へ付勢されながら配設されていて、この
弁体207の先端部には、バルブ機構vが連通孔204
を遮断しているときに圧力室202の圧力が補給室20
3側に逃げないようにするために弾性体207aが嵌め
込まれている。
【0007】上記第2の従来技術においては、ピストン
205に図中左方に付勢力が加わってピストン205が
移動すると、スプリング208の作用により弁体207
がピストン205に対して相対的に図中右方へ移動し、
弁体207がピストンの第1部材205aの端面に当接
すると連通孔204が遮断されて圧力室202が密閉さ
れ、圧力室202内の作動液が昇圧される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術におい
ては、ピストン107と外周部材110との間に設けら
れるシール用のOリング114とピストンカップ115
とにより圧力室103内の液圧が補給室105側に漏れ
ないようにする構成としていて、圧力室の圧力が補給室
側に漏れないようにするために、二つのシール部材を必
要としているので高コストである。
【0009】第2の従来技術においては、ピストン20
5の第1部材205aが第2部材205bに圧入される
ことにより圧力室202内の圧力が補給室203側に漏
れないようにする構成としているが、圧入部には高い寸
法制度が要求されるため高コストであった。
【0010】本発明は、一つのシール部材で圧力室の圧
力が補給室に漏れないようにでき、且つ高い寸法制度が
要求されず低コストなマスタシリンダの提供を技術的課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため本発明において講じた技術的手段は、作動液
を収容するシリンダボディのシリンダ孔内にピストンカ
ップを介して液密的且つ軸方向へ摺動可能に挿嵌されて
シリンダ孔内に液圧管路に常時連通する圧力室とリザー
バに常時連通する補給室とを形成すると共に圧力室と補
給室とを連通させる連通孔を有するピストンと、圧力室
内に収容されてピストンを非作動位置に向けて付勢する
リターンスプリングと、ピストンの先端部に装着されて
内部に連通孔が形成された弁座部材と、ピストンの作動
に伴って弁座部材に離接する弁体とを有し、ピストンが
非作動位置にあるときには連通孔を連通し、ピストンが
非作動位置から所定量以上移動すると連通孔を遮断する
バルブ機構とを備えたマスタシリンダにおいて、弁座部
材の外周面に接触する第1シール面と、ピストンの端面
に接触する環状の第2シール面と、シリンダ孔内面に接
触する第3シール面とを有したシール部材を備えたこと
である。
【0012】好ましくは、ピストンと弁座部材の装着部
に介在して弾性を有したOリングを備えたことである。
【0013】
【作用】本発明においては、シール部材により弁座部材
とピストン間及びシリンダ孔とピストン間のシールが同
時に行われる構成であるため、圧力室と補給室とのシー
ルを一つの部材で行うことができ低コストである。又、
ピストンと弁座部材とを圧入により一体化させる必要が
ないため、高い寸法制度が要求されず低コストである。
【0014】更に、弾性を有したOリングがピストンと
弁座部材の装着部に介在されているために、弁座部材が
ピストンに係合されて弁座部材がピストンから抜け落ち
るのが防止されると共に、組付けを簡単に行うことがで
きる。
【0015】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は、本実施例のタンデムマスタシリン
ダの部分断面図である。同図において、マスタシリンダ
10は、シリンダボディ11に形成されたシリンダ孔1
1a内に、ポートレス型とポートレス型又はコンベンシ
ョナル型の二つの液圧発生装置が軸方向に直列に配設さ
れているものである。
【0017】液圧発生装置は、ピストン12、リターン
スプリング13、第1及び第2リテーナ14、15、バ
ルブ機構V等より構成されている。
【0018】ピストン12は、外周に嵌着したピストン
カップ17を介してシリンダ孔11aに液密的且つ軸方
向に摺動可能に挿嵌されている。又、ピストン12は、
シリンダ孔11a内を、シリンダボディ11に形成され
た補給ポート11bを通してブレーキリザーバ(図示省
略)に常時連通する補給室R1と、シリンダボディ11
に形成されたアウトレットポート11cを介して液圧管
路(図示省略)に常時連通する圧力室R2とに区画する
と共に、両者を連通する軸方向連通路18及び径方向連
通路19が形成されている。
【0019】又、ピストン12の先端部には、弾性を有
したOリング16を介して弁座部材23が内部空間24
を形成しながら係合している。この内部空間24には、
中央に絞り通路20a(図2)が形成された絞り形成部
材20が十分な隙間を有して介装されている。
【0020】第1リテーナ14は弁座部材23に嵌着さ
れていて、リターンスプリング13の一端と、後述する
弁体22を弁座部材23の方向に付勢するスプリング2
1の一端とを保持している。第2リテーナ15はもう一
方の液圧発生装置に用いられているピストン25に嵌着
されていて、リターンスプリング13の他端を保持して
いる。
【0021】バルブ機構Vは、弁体22、弁座部材23
等から構成されている。弁体22は、弁体部22aが弁
座部材23の弁座部23aに当接して補給室R1と圧力
室R2とを遮断可能である一方、第2リテーナ15に係
合する係合部22bがロッド部22cを介して一体的に
形成されていて弁体22の移動量が規制されている。
【0022】弁座部材23の外周にはシール部材26が
嵌着され、弁座部材23はシール部材26の内周面(第
1シール面26a)が接触している。シール部材26
は、図中右面(第2シール面26b)がピストン12の
端面に、外周面(第3シール面26c)がシリンダ孔1
1aに接触して、弁座部材23とピストン12間及びシ
リンダ孔11aとピストン12間のシールを行ってい
る。弁座部23aは、内周側に位置する金属環23a'
と、外周側に位置するゴム環23a' とから構成され、
弁座部材23に嵌合されている。
【0023】次に、本実施例の作動について説明する。
【0024】ピストン12に図中左方へ押圧力が加えら
れると、ピストン12がリターンスプリング13の付勢
力に抗して図中左方へ移動し、弁座部23aと弁体22
とが当接して連通路18が遮断されるため、ピストン1
2に加えられる押圧力に比例して圧力室R2内の作動液
が昇圧される。
【0025】ピストン12への押圧力が解除されると、
リターンスプリング13の付勢力によってピストン12
が復帰移動させられる。このとき、弁体22は、スプリ
ング21(図2)の付勢力によりピストン12の復帰移
動に伴って弁座部23aに当接しながら図中右方に移動
し、弁体の係合部22bが第2リテーナ15に係合さ
れ、且つピストン12がその状態よりも更に復帰移動す
ると弁体22と弁座部23aとが離れ、圧力室R2と補
給室R1との連通が成立して圧力室R2内の作動液が降
圧される。
【0026】本実施例においては、シール部材26によ
り弁座部材23とピストン12間及びシリンダ孔11a
とピストン12間のシールが同時に行われる構成である
ため、圧力室R2と補給室R3とのシールを一つの部材
で行うことができ低コストである。
【0027】又、ピストン12と弁座部材23とを圧入
により一体化させる必要がないため、高い寸法制度が要
求されず低コストである。
【0028】又、ピストン12と弁座部材23との軸方
向端面の当接部27、圧力室R2の昇圧により小さくな
りシール部材26のかじれが防止される。
【0029】又、弾性を有したOリング16がピストン
12と弁座部材23の装着部に介在されているために、
弁座部材23がピストン12に係合されて弁座部材23
がピストン12から抜け落ちるのが防止される。
【0030】更に、シール部材26により、ピストン1
2と弁座部材23との間をシールするために、Oリング
16に圧力室R2内の圧力が係らない構成であって、O
リング16のかじれを防止できる。
【0031】尚、上記した本実施例では、本発明をタン
デムマスタシリンダに採用しているが、特にこれに限定
するものではなくシングルマスタシリンダでもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明においては、シール部材
により弁座部材とピストン間及びシリンダ孔とピストン
間のシールが同時に行われる構成であるため、圧力室と
補給室とのシールを一つの部材で行うことができ低コス
トである。又、ピストンと弁座部材とを圧入により一体
化させる必要がないため、高い寸法制度が要求されず低
コストである。
【0033】請求項2の発明においては、弾性を有した
Oリングがピストンと弁座部材の装着部に介在されてい
るために、弁座部材がピストンに係合されて弁座部材が
ピストンから抜け落ちるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスタシリンダの部分断面図を示
す。
【図2】本発明に係るマスタシリンダのバルブ機構周辺
の部分拡大断面図を示す。
【図3】第1の従来技術に開示されるマスタシリンダの
バルブ機構周辺の部分拡大断面図を示す。
【図4】第2の従来技術に開示されるマスタシリンダの
バルブ機構周辺の部分拡大断面図を示す。
【符号の説明】
10・・・マスタシリンダ 11a・・・シリンダ孔 12・・・ピストン 13・・・リターンスプリング 16・・・Oリング 17・・・ピストンカップ 18・・・連通孔 22・・・弁体 23・・・弁座部材 23a・・・弁座部 26・・・シール部材 26a・・・第1シール面 26b・・・第2シール面 26c・・・第3シール面 R1・・・補給室 R2・・・圧力室 V・・・バルブ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液を収容するシリンダボディのシリ
    ンダ孔内にピストンカップを介して液密的且つ軸方向へ
    摺動可能に挿嵌されて前記シリンダ孔内に液圧管路に常
    時連通する圧力室とリザーバに常時連通する補給室とを
    形成すると共に前記圧力室と前記補給室とを連通させる
    連通孔を有するピストンと、 前記圧力室内に収容されて前記ピストンを非作動位置に
    向けて付勢するリターンスプリングと、 前記ピストンの先端部に装着されて内部に前記連通孔が
    形成された弁座部材と、前記ピストンの作動に伴って前
    記弁座部材に離接する弁体とを有し、前記ピストンが非
    作動位置にあるときには前記連通孔を連通し、前記ピス
    トンが非作動位置から所定量以上移動すると前記連通孔
    を遮断するバルブ機構とを備えたマスタシリンダにおい
    て、 前記弁座部材の外周面に接触する第1シール面と、前記
    ピストンの端面に接触する環状の第2シール面と、前記
    シリンダ孔内面に接触する第3シール面とを有したシー
    ル部材を備えたことを特徴とするマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 前記ピストンと前記弁座部材の装着部に
    介在して弾性を有したOリングを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のマスタシリンダ。
JP5636494A 1994-03-25 1994-03-25 マスタシリンダ Pending JPH07257355A (ja)

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JP5636494A JPH07257355A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 マスタシリンダ

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JP5636494A JPH07257355A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 マスタシリンダ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8220261B2 (en) 2008-07-08 2012-07-17 Hyundai Motor Company Master cylinder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8220261B2 (en) 2008-07-08 2012-07-17 Hyundai Motor Company Master cylinder

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