JPH0725738A - 皮膚保湿組成物 - Google Patents

皮膚保湿組成物

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JPH0725738A
JPH0725738A JP5140939A JP14093993A JPH0725738A JP H0725738 A JPH0725738 A JP H0725738A JP 5140939 A JP5140939 A JP 5140939A JP 14093993 A JP14093993 A JP 14093993A JP H0725738 A JPH0725738 A JP H0725738A
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skin
skin moisturizing
moisturizing composition
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hydroxy
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JP5140939A
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W Quigley John Jr
ダブリュ.クィグリー,ジュニア ジョン
Goodman Harris
グッドマン ハリス
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PEENIDAM Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 寒冷気候および乾燥気候における皮膚保湿組
成物を提供する。 【構成】 皮膚保湿組成物であって、(a) 局所投与
可能な局所用担体と、(b)組成物の総重量に対して少
くとも約1重量パーセントの式(I)で示されるヒドロ
キシ末端を有するウレタン化合物とよりなる、皮膚保湿
組成物。 〔式中、Rは一般的にはC〜C20アルキレン基また
はアルケニレン基、C〜C10シクロアルキレン基、
〜C10単環性若しくは縮合環アリーレン基であ
り;Rはアルキレン基またはアルキレン基であり;m
は、分子量が約40〜約6,000の残基(0−R′)
を提供するように選択される整数であり;nおよびn′
は、分子量が約200,000までのヒドロキシ末端を
有するウレタン化合物を提供するようにmと相関する0
〜30までの同一のまたは異なる整数である〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥またはひび割れた
皮膚、皮膚炎および他の増殖性の皮膚症状および疾患を
化粧品によりあるいは医薬により処理するための、皮膚
保湿組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ヒト
および他の哺乳類における乾燥皮膚および非感染性で炎
症性の増殖性皮膚症状であって、通常は上皮細胞増殖ま
たは不完全な細胞分化を特徴とする症状、例えば乾皮
症、X染色体性魚鱗癬、乾癬、アトピー性皮膚炎、アレ
ルギー性の接触皮膚炎、表皮剥離性角化症および脂漏性
皮膚炎が、皮膚の角質層中の水分含量が不十分であるこ
とにより引き起こされたりあるいはこれに伴って見られ
ることがある。相対湿度が約60%の室内で、正常なヒ
トの皮膚における角質層の水分濃度は、約10〜15%
となる。この水分量では、皮膚のケラチン層である角質
層(stratum corneum)の下の角質層
(horny layer)はプラスチック状態にまで
軟化する。環境中の相対湿度が上昇するにつれ、角質層
の水分濃度が上昇し、相対湿度が95%になると、正常
な皮膚中の角質層の水分濃度は、約65%となる。しか
しながら、周囲温度および相対湿度が低下すると、角質
層は乾燥して皮膚は柔軟性を失って、きめが粗く、剥が
れ落ち易くなり、曲げるとひび割れることさえある。
【0003】乾燥皮膚および関連した皮膚症状、および
そのような症状を軽減するための既知の方法について
は、「非処方薬ハンドブック(Handbook of
Nonprescription Drugs)」第
7版(ワシントンD.C.、American Pha
rmaceutical Association;T
he National Professional
Society ofPharmacists、198
5年)の第30章、561〜592頁の「皮膚炎、乾燥
皮膚、頭垢、脂漏症および乾癬用製品」に詳細に記載さ
れており、本明細書にその全文を参考として引用する。
特に、「保湿剤」(571−72頁)と副題のついた第
30章で、乾燥皮膚および他の類似の症状の治療にこれ
まで用いられてきた物質について次のように記載されて
いる。
【0004】理想的な保湿剤は、所定の条件を満足する
ものである。それは角質の水分濃度を臨界濃度(10
%)より高濃度に制御し保持すべきであるが、過剰水和
や浸軟を引き起こす程高くすべきでない。角質層の過剰
水和は、そのバリヤー効率を低下させ、微生物、刺激性
物質およびアレルゲンの侵襲を受けやすくなる。この極
めて重要な特徴の他に、保湿剤の効果は、環境の変化に
よる影響を受けず、継続して適用しても天然の保湿剤を
除去したり妨げて角質を損傷させることがないものであ
るべきである。この生成物は、化粧品配合物中で非刺激
性で非感作性であり、安定なものであるべきである。非
処方薬の保湿剤としてごく普通に用いられている薬剤
は、湿潤剤と吸蔵剤(occlusives)である。
【0005】湿潤剤 湿潤剤は、その吸湿性により水分保持を促進する物質と
定義される。皮膚科学でごく普通に用いられる保湿剤に
は、グリセリンおよびプロピレングリコールがある。理
論的には、湿潤剤は皮膚に吸収されてあらゆる失われる
吸湿性物質の代わりを果たすか、吸収が起こらない場合
には、皮膚表面上の湿潤剤が、大気中から水分を取り込
み、角質層に対する貯水所として働く。しかしながら、
グリセリンの場合には、これらの理論的作用機構は当て
はまらない。
【0006】50%のグリセリン(グリセリンおよびば
ら水)を含む生成物は、乾燥した皮膚の状態を治療する
のに良く使用される。グリセリンは皮膚の中に浸透せ
ず、大気中から水を取り込むには高湿度を必要とする。
(相対湿度が高い時には、乾燥皮膚の発生率は最低にな
る。)グリセリンはまた、表皮からの水分消失率も増加
させる、通常所望の効果とは逆の効果を有する。これら
の制限があるにもかかわらず、グリセリンは、乾燥皮膚
の治療に有効である。
【0007】吸蔵剤 吸蔵剤は、その吸湿性により水分保持を促進する物質で
あり、皮膚中の水分は、吸蔵剤の障壁を通過することが
できない。これらの薬剤は皮膚軟化薬としても知られて
おり、乾燥皮膚用の配合物において、湿潤剤と組み合わ
せて使用されることが多い。ごく普通に用いられる吸蔵
剤には、ワセリン、ラノリン、鉱油およびシリコーンが
ある。
【0008】一般に、油性の製品は、油っぽい手触りと
伸びが悪いために、消費者へのアピールを欠く。殆どの
場合、効果は低いがより美的なO/W型エマルジョンが
好まれる。これらの薬剤は、皮膚表面から水分が蒸発す
る際の冷却効果により乾燥皮膚による掻痒感を軽減す
る。更に、ほとんどのO/W型エマルジョンには、ワッ
クス、ガムおよび他の配合剤を用いて皮膚表面に連続的
な吸蔵フィルムを形成するのに十分な油分がある。この
フィルムは、水を蒸発させると生成する。
【0009】2番目の種類のエマルジョン系は、W/O
型エマルジョンである。これらの製品は、O/W型エマ
ルジョンより油っぽく感じられる。これらのうちいずれ
のエマルジョンがより安全で効果的であるかについて
は、決定されていない。O/W型エマルジョンの方が油
分が少ないので、O/W型エマルジョンからの皮膚上の
油膜の厚みはW/O型油中水エマルジョンからの油膜の
厚みより小さい。
【0010】
【課題を解決するための手段】ヒドロキシ末端を有する
線状アルキレンまたはポリアルキレングリコールまたは
ポリエーテル2モルを、単量体性の有機ジイソシアネー
ト1モルと反応させることによって得られるヒドロキシ
末端を有するウレタン化合物を含む局所投与可能な局所
用組成物は、取り分け皮膚保湿薬として有用なことを見
出した。このような組成物は、皮膚表面上にウレタン
「障壁」を形成させ、皮膚の水分保持量を増加させ、典
型的な吸蔵性の皮膚保湿組成物に見られる油っぽい感触
はない。従って、本発明は、新規な皮膚保湿組成物であ
って、(1)局所投与可能な局所担体および(2)ヒド
ロキシ末端を有する線状アルキレンまたはポリアルキレ
ングリコールまたはポリエーテル2モルをモノマー性有
機ジイソシアネート1モルと反応させることによって得
られるヒドロキシ末端を有するウレタン化合物の有効
量、すなわち組成物の総重量に対して少なくとも約1重
量%を含んで成る新規な皮膚保湿組成物を供する。
【0011】前記のヒドロキシ末端を有するウレタン化
合物は、一般式
【化2】 (式中、Rはアルキレンまたはアルケニレン基、一般的
には約1〜約20個の炭素原子を有する基で、メチレ
ン、トリメチレンおよびジメチルトリメチレン基などで
あり、アルケニレン基の場合は、1から約3個の二重結
合を有するもの、またはシクロアルキレンまたはシクロ
アルケニレン基で、一般的には約5〜約10個の炭素原
子を有するもの、例えばシクロペンチレンまたはシクロ
ヘキシレンおよびシクロヘキセニレン基、または単核性
若しくは縮合環アリーレン基、一般的には約6〜約10
個の炭素原子を有するもので、例えばフェニレンまたは
ナフチレンなどであり、これら全ては未置換であること
もまたはアルキル基例えば一般的には約6個までの炭素
原子を6まで含むもの、アリール基であって、アミン残
基、ニトロ、低級(1〜6C)アルキル、低級(1〜6
C)アルコキシ、低級(1〜6C)アルコキシ−置換低
級(1〜6C)アルキル、ハロゲンなどで置換されてい
てもよいもので置換することができ、R′は同一または
異なるアルキレンまたはアルケニレン基、一般的には約
2〜6個の炭素原子を有するもの、例えば−CH2CH
2−および−CH2CH2CH2−であり、アルケニレ
ン基の場合には、典型的には1または2個の二重結合を
有するものであり、mは分子量が約40〜約6,00
0、更に典型的には約400〜約2,000の残基 (0−R′) を供するように選択される整数であり、nおよびn′
は、分子量が約200,000まで、更に典型的には約
200〜約37,000、好ましくは約1,000〜約
15,000皮膚保湿剤を供するようにmと相関する0
〜30までの同一のまたは異なる整数である)によって
表わされる。
【0012】本発明の非ポリマー性のヒドロキシ末端を
有するウレタン性皮膚保湿剤の分子量は、ウォータース
・アソシエーツ(ミルフォード、マサチューセッツ、米
国)製の510型ランプ、U6K試料エジェクターおよ
び410型屈折率検出器とから成る液体クロマトグラフ
ィ装置上で測定することができる。典型的には、カラム
セットは、1本の1000オングストロームおよび2本
の500オングストロームのウルトラスチラゲル(Ul
trastyragel)ゲル濾過クロマトグラフィカ
ラムであって、それぞれ内径が7mmで、長さが30c
mのものである。流速が1.0ml/分で送液されるテ
トラヒドロフランが、溶媒である。この装置を、ダイナ
ミック・ソリューションズ(ウォータース・アソシエー
ツの1部門)から供給されるマキシマ820ソフトウェ
アを用いて、マイクロコンピューター制御する。
【0013】カラムのセットの較正は、分子量が4,0
00ダルトンを下回る場合には、ポリプロピレングリコ
ール標準(サイエンティフィク・ポリマー・プロダク
ツ、インコーポレーテド、オンタリオ、ニューヨーク、
米国)を用いて、分子量が200,000ダルトンまで
はポリスチレンを用いて行う。総ての分子量は、これら
の標準で較正したものである。試料をテトラヒドロフラ
ンの0.1%(1000ppm)溶液として調製し、こ
のようにして調製した溶液100μlを注入してそれぞ
れ分析する。
【0014】典型的なクロマトグラムは、クロマトグラ
ムの未補正ピーク面積に対して、本明細書の例5に記載
の方法で調製したトピケア35Aサイクリック皮膚保湿
剤が、下記の範囲内の画分を有することを示している。 ピーク 組成* 1 PPG−I−PPG 25〜35% 2 PPG−I−PPG−I−PPG 18〜30% 3 PPG−I−PPG−I−PPG−I−PPG 14〜22% 4 これより大きなオリゴマー種 10〜30% *PPG=ポリプロピレングリコール、平均分子量=約
725;I=ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト。
【0015】前記のように、本明細書に用いる前記のヒ
ドロキシ末端を有するウレタン性皮膚保湿剤の「有効」
量とは、組成物の総重量に対して少なくとも約1重量%
の量を意味する。しかしながら、用いられるウレタン化
合物の量は、一般的には配合物の総重量に対して約1〜
約20重量%、好ましくは約2〜約15重量%の範囲で
よい。
【0016】これらのヒドロキシ末端を有するウレタン
化合物の1種類以上を含むように配合された皮膚保湿組
成物は、1種類以上の局所用キャリヤーも含む。本明細
書に用いられる「局所用キャリヤー」という用語は、皮
膚保湿剤を含む配合物を局所的に適用するのに好適なキ
ャリヤー材料を表わし、化粧品および医薬品の技術分野
で知られているあらゆるキャリヤー材料を包含する。本
発明の実施に好適な局所用キャリヤーには、液体および
非液状ゲル、クリーム、軟膏、ローション、エマルジョ
ン、溶媒、液状希釈剤など、およびそれらの混合物であ
って、生きている哺乳類の組織に悪影響を及ぼすことが
ないまたは有害なやり方で保湿組成物の他の成分と相互
作用を行わないものが挙げられる。局所用キャリヤー
は、好ましい液状または半液状(ゲル)形態の本発明の
皮膚保湿配合物を提供するのに用いられる。本発明の実
施に好適な局所用キャリヤーには、水、液状アルコー
ル、液状グリコール、例えばエタノールおよびイソプロ
パノール、液状ポリアルキレングリコール、液状エステ
ル、液状アミド、液状タンパク加水分解物、液状アルキ
ル化タンパク加水分解物、液状ラノリンおよびラノリン
誘導体、および類似の物質並びにそれらの混合物が挙げ
られる。
【0017】従来の皮膚保湿組成物に通常用いられる他
の成分も、本発明によって調製される配合物に従来の有
効量で含むことができる。これらには、尿素、乳酸およ
びアラントインのようなケラチン軟化剤、グリセリンお
よびソルビトールのような湿潤剤、局所用ヒドロコルチ
ゾンおよび他の局所用抗炎症性ステロイドのような抗炎
症剤、および「非処方薬ハンドブック」の第30章、5
71、572および587〜589頁に記載のされてい
るような乳化剤、エマルジョン安定剤、防腐剤および他
の二次的成分が挙げられる。
【0018】本発明の実施には決定的なものではない
が、本発明によって調製される皮膚保湿配合物に用いら
れる局所用キャリヤーの量は、通常は配合物の総重量に
対して約1〜約20重量%、好ましくは約1重量%〜約
15重量%、最も好ましくは約2重量%〜約10重量%
の範囲にある。
【0019】モノマー性の有機ジイソシアネートと反応
して本発明の非ポリマー性のヒドロキシ末端を有するウ
レタン性皮膚保湿組成物を形成するヒドロキシ末端を有
する線状のアルキレンまたはポリアルキレングリコール
またはポリエーテルは、一般式 H―(O―R′)m―O−H (II) (式中、R′およびmは、式Iについて前記で定義した
通りである)によって表わされる。これらのアルキレン
またはポリアルキレングリコールまたはポリエーテルに
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコールなど、ポリアルキレンエーテルグリコー
ル、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、ポリヘキサメチレングリコール、ポリプ
ロペニレングリコールなどであって、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシドなどの低級アルキレンオキシド
とそれ自身またはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、プロペニレングリコールなどとの酸触媒縮合に
よって得られるものがある。
【0020】分子量がまた約40〜約6,000、更に
典型的には約400〜約2,000のポリアルキレンア
リーレンエーテルグリコールであり、前記のポリアルキ
レングリコールとは、このポリアルキレングリコールの
アルキレンまたはアルケニレン基の幾つかの代わりに、
シクロアルキレンまたはシクロアルケニレン基であって
約5〜約10個の炭素原子を有する、例えばシクロペン
チレン、シクロヘキシレンおよびシクロヘキセニレン
基、または単核性または縮合環アリーレン基であって、
これらの基の総てが未置換であってもまたはアルキル
基、一般的には約6個までの炭素原子を有するもの、ア
ミン基、ニトロ基、低級アルコキシおよび低級アルコキ
シ−置換低級(1〜6C)アルキル基、ハロゲンなどで
置換していてもよいものを有する点で異なるものも、ポ
リアルキレングリコールまたはポリエーテル反応物とし
て用いることもできる。
【0021】前記の式IIの範囲内にある具体的なポリ
アルキレングリコールまたはポリエーテル反応物には、
次のようなものが挙げられる。 ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール300、ポリエチレングリコール4
00、ポリエチレングリコール600、ポリエチレング
リコール900、ポリエチレングリコール1000、ポ
リエチレングリコール2000、ポリプロピレングリコ
ール400、ポリプロピレングリコール700、ポリプ
ロピレングリコール1000、ポリプロピレングリコー
ル1200、ポリプロピレングリコール2000、ポリ
プロピレングリコール3000、ポリプロピレングリコ
ール4000、ポリプロピレングリコール6000、分
子量が約600〜6,000の範囲のポリテトラメチレ
ングリコールなど。
【0022】容易に理解できるように、前記の様々な反
応性有機ポリアルキレングリコールまたはポリエーテル
の混合物も、本発明の実施に用いられる非ポリマー性の
ヒドロキシ−またはアルコキシ−末端を有するウレタン
性皮膚保湿剤の調製に用いることができる。
【0023】一般式 O=C=N−R−N=C=O (III) (式中、Rは式Iについて前記に定義した通りである)
によって表わされる多種多様なモノマー性の有機ジイソ
シアネートを用いて、これらの粘着増強剤を形成させる
ことができる。このようなジイソシアネートには、芳香
族ジイソシアネート、例えばm−フェニレンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、4−t−ブ
チル−m−フェニレンジイソシアネート、4−メトキシ
−m−フェニレンジイソシアネート、4−フェノキシ−
m−フェニレンジイソシアネート、4−クロロ−m−フ
ェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、(異性体混合物、例えば80%の2,4−トルエン
ジイソシアネートと20%の2,6−トルエンジイソシ
アネートとの市販の混合物として、または個々の異性体
自体として)、m−キシリレンジイソシアネート、−キ
シリレンジイソシアネート、クメン−2,4−ジイソシ
アネート、デュレンジイソシアネート、1,4−ナフチ
レンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシア
ネート、1,8−ナフチレンジイソシアネート、2,6
−ナフチレンジイソシアネート、1,5−テトラヒドロ
ナフチレンジイソシアネート、p,p′−ジフェニル−
ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイ
ソシアネート、2,4−ジフェニルヘキサン−1,6−
ジイソシアネート、「ビトリレン−ジイソシアネート」
(3,3′−ジメチル−4,4′ビフェニレン−ジイソ
シアネート)、「ジアニジジンジイソシアネート」
(3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニレンジイ
ソシアネート);脂肪族ジイソシアネート、例えばメチ
レンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、ト
リ−、テトラ−、ペンタ−、ヘキサ−、オクタ−、ノナ
−およびデカメチレン−Ω,Ω−ジイソシアネート、2
−クロロトリメチレンジイソシアネート、2,3−ジメ
チルテトラメチレンジイソシアネートなどおよびそれら
の混合物が挙げられる。
【0024】ウレタンの合成法は、当該技術分野におい
て以前から知られていた。例えば、1941年に発行さ
れた米国特許第2,266,777号明細書には、イソ
シアネート化合物とポリヒドロキシアルコールとを反応
させてポリウレタンを生成させる標準的合成法が記載さ
れている。ウレタンの化学を総覧したサンダース著「ポ
リウレタン:化学と工学」(ニューヨーク:ウィーリー
・アンド・サンズ、1961年)も参照することができ
る。
【0025】式Iのウレタン化合物の調製において、ジ
オールとジイソシアネートとのモル比は約2:1であ
り、反応は高温(少なくとも約100°F、好ましくは
少なくとも約150°F、温度は特定の反応物および使
用する触媒の量によって更に高くすることができる)
で、一定混合を行いながら行う。炭化水素溶媒、例えば
ジオキサン、キシレン、シクロヘキサンなどのような溶
媒を用いることができる。触媒は所望により使用する
が、所望ならば有機スズアルキルチタネートまたはオク
トエート、アミン例えばダブコグループのアミン(すな
わち、ダブコDC−1、DC−2、R−8020、R−
595、33LV、DFおよびWT、いずれもエアー・
プロダクツ・アンド・ケミカルス、インコーポレーテ
ド、アレンタウン、ペンシルバニア、米国から「ダブ
コ」の商標で発売されている)およびN−エチルモルホ
リンなどの触媒を用いることができる。類似の反応に関
する他の情報は、米国特許第2,266,777号およ
び第2,282,827号明細書に記載されており、こ
れらの明細書の開示内容は全体を参考として本明細書に
引用するものである。
【0026】式Iの化合物についてのnおよびn′の値
は、合成中に反応温度、もしあれば反応混合物中の水の
量および出発物質を変化させることによって調整するこ
とができる。例えば、温度を高くすると、典型的には更
に重合度の増した構造、すなわち一層大きなmの値を有
する構造を生成するが、含まれる水の量を増加させる
と、通常は様々な分子量の化合物を生じる。本発明の反
応条件の選択は当該技術分野の技術の範囲内にあるもの
と考えられ、いずれにせよウレタン化学についての前記
の文献から容易に誘導することができる。
【0027】当業者が本発明を更に完全に理解できるよ
うにするため、下記の例を記載する。これらの例は単な
る例示のためのものであり、特許請求の範囲に記載され
ていないかぎり制限を表わすものと考えるべきでない。
総ての部およびパーセントは特に断らないかぎり重量に
よるものである。
【0028】 I. 本発明の皮膚保湿剤の調製を例示する例 例1 100mlビーカー中で、ポリエチレングリコール40
0 40gをオクタン酸第一スズ2〜3滴と、テフロン
撹拌棒を用いて5分間混合した。次いで、トルエンジイ
ソシアネート8.7gを、反応温度が約160°Fを越
えないように注意しながら、少量ずつ撹拌しながら徐々
に加えた。総てのトルエンジイソシアネートを加え終わ
ったならば、反応混合物の温度を約160°Fに保持し
ながら、反応混合物を更に40分間撹拌した後、室温ま
で放冷した。生成するウレタン化合物は、前記の式I
(式中、Rは2つの異性体
【化3】 の混合物であり、OR′は (O―CH2CH2) であり、mは、それぞれのポリエチレングリコール残基
におけるオキシエチレン基の数がその残基の平均分子量
を約400とする数である)によって表わすことができ
る。この例では、下記の例と同様に、反応の完結および
生成物の同定は、赤外分光分析法によって確かめた。特
に断らないかぎり、これらの例に用いた総ての試薬はユ
ニオン・カーバイドコーポレーション(ニューヨーク、
ニューヨーク、米国)またはダウ・ケミカル(ミドラン
ド、ミシガン、米国)から得た。
【0029】例2 ポリエチレングリコール400 40gを、100ml
ビーカー中で、テフロン撹拌棒を用いて5分間オクタン
酸第一スズ0.08gと混合した。次いで、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート13.1gを徐々に撹拌
しながら加えた。ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ートを総て加えた後、混合物を更に30分間撹拌した。
次いで、オクタン酸第一スズを更に1cc加え、混合物
を更に10分間撹拌した。この時点で、発熱作用を認め
た。混合物を160°Fで2時間反応させた後、室温ま
で放冷した。
【0030】例3〜11 一連のウレタン化合物を、表Iに示す様々なポリプロピ
レングリコールとジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ートを用いて調製した。ポリプロピレングリコール2モ
ルをジシクロヘキシルメタンジイソシアネートそれぞれ
1モルに対して使用し、更に30分間攪拌している間、
反応混合物の温度を150°F〜160°Fの温度に維
持したこと以外は、例1の手順に従った。 表I ポリプロピレングリコール 3 ジプロピレングリコール 4 ポリプロピレングリコール410 5 ポリプロピレングリコール725 6 ポリプロピレングリコール1000 7 ポリプロピレングリコール1200 8 ポリプロピレングリコール2000 9 ポリプロピレングリコール2000 10 ポリプロピレングリコール3000 11 ポリプロピレングリコール4010
【0031】例12〜18 例1の手順に従い、表IIに記載の様々なポリプロピレ
ングリコールとトルエンジイソシアネートを、ポリプロ
ピレングリコール2モルに対しトルエンジイソシアネー
ト1モルの割合で使用して、一連のウレタン化合物を調
製した。 表II ポリプロピレングリコール 12 ジプロピレングリコール 13 ポリプロピレングリコール400 14 ポリプロピレングリコール725 15 ポリプロピレングリコール1000 16 ポリプロピレングリコール2000 17 ポリプロピレングリコール3000 18 ポリプロピレングリコール4000 10 ポリプロピレングリコール3000 11 ポリプロピレングリコール4010
【0032】例19〜21 表IIIに挙げた様々なポリプロピレングリコールとメ
チレンビス(4−フェニルイソシアネート)を用いて、
一連のウレタン化合物を調製した。更に1時間攪拌して
いる間に反応混合物を160°F〜160°Fの温度に
加熱して保持したこと以外は、例1の手順および条件に
従った。 表III ポリプロピレングリコール 19 ポリプロピレングリコール1000 20 ポリプロピレングリコール1200 21 ポリプロピレングリコール2000
【0033】例22 例1の手順および反応条件を用い、融解したポリエチレ
ングリコール145072.5gを、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート26.2gおよびオクタン酸第
一スズ2滴と混合した。
【0034】例23 ジプロピレングリコールの代わりにポリエチレングリコ
ール900 45gを用いて、例3の手順を繰り返し
た。
【0035】例24 例19の反応条件および手順を用い、分子量が約200
0のポリプロピレングリコール(オリン・ケミカル・カ
ンパニー、スタンフォード、コネチカット、米国によ
り、登録商標「PolyG−55−56」として製造)
20gを、メチレンビス(4−フェニルイソシアネー
ト)1.25gおよびオクタン酸第一スズ2滴と混合し
た。
【0036】例25 例24の手順を、ポリエチレングリコール600 30
g、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート6.55
gおよびオクタン酸第一スズ2滴を用いて繰り返した。
【0037】例26 例25の手順を、ポリエチレングリコール600 30
g、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート6.3
5gおよびオクタン酸第一スズ3滴を用いて繰り返し
た。
【0038】例27〜29 例19の手順を、表IVに挙げた様々なポリプロピレン
グリコール2モルと4,4′ジフェニルメタンジイソシ
アネート1モルを用いて繰り返した。 表IV ポリプロピレングリコール 27 ポリプロピレングリコール3000 28 ポリプロピレングリコール4000 29 ポリプロピレングリコール1025および425 の混合物:平均分子量=700
【0039】例30 混合物を140°F〜150°Fで1時間攪拌したこと
以外は、ポリプロピレングリコール1025 50g、
p−フェニルジイソシアネート4gおよびオクタン酸第
一スズ3滴を用いて例19の手順を繰り返した。
【0040】例31 例30の反応条件および手順を用い、90°Fで融解し
たポリエチレングリコール900 36gをトルエンジ
イソシアネート1.74gと混合した。得られたウレタ
ン化合物は、式
【化4】 (式中、mはそれぞれのポリエチレングリコール残基に
おけるオキシエチレン基の数が平均分子量を約900と
するような数であり、nは0〜5の整数である)で表わ
すことができる。
【0041】例32 例19の反応条件および手順を用いて、ポリプロピレン
グリコール100050gを、ポリエチレングリコール
3350 33.5g、ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート7.8gおよびオクタン酸第一スズ3滴と混
合した。
【0042】II. 皮膚保湿組成物における例5のウ
レタン化合物の効力の検討 例33 2つのイン・ビトロ実験において、4つの乳酸含有配合
物を、ヒト皮膚への乳酸の供給について評価した。下記
の成分から成る配合物の総重量に対して5.00重量%
の総乳酸濃度に相当する乳酸および乳酸ナトリウムの組
み合わせをローションの形態で含む5%PeneCar
eTM乳酸ローション: 成分 量、%1 L−乳酸 USP(88%) 2.80 乳酸ナトリウム溶液 USP60% 5.25 イソステアリン酸 7.00 ステアリン酸NF(3回圧縮) 4.50 Steareth−21(Brij721) 3.20 例5のウレタン化合物 3.00 Steareth−2(Brij72) 1.30 ケイ酸マグネシウムアルミニウム(VeegumK) .80 セチルアルコールNF 0.50 イミドウレアNF 0.30 キサンタンガム(食品級、LektrolT) 0.10 ソルビン酸カリウムNF 0.10 芳香剤Bell Citrus J6056 0.016 精製水 71.13 100.00%1 組成物の総重量に対する重量%。 下記の配合を有する7.5%PeneCareTM乳酸
ローション: 成分 量、% 2 L−乳酸 USP(88%) 4.20 乳酸ナトリウム溶液 USP60% 7.88 カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 8.00 (Miglyol812) ステアリン酸NF(3回圧縮) 7.00 Steareth−21(Brij721) 2.50 例5のウレタン化合物 3.00 Steareth−2(Brij72) 1.50 軽質鉱油NF(Drakeol7) 1.00 ケイ酸マグネシウムアルミニウム(VeegumK) 0.75 セチルアルコールNF 0.85 イミドウレアNF(防腐剤) 0.30 キサンタンガム(食品級、LektrolT) 0.10 ソルビン酸カリウムNF 0.10 芳香剤Bell Citrus J5056 0.025 精製水 57.80 100.00%2 組成物の総重量に対する重量%。 および、2種類の市販ローションである5%乳酸を含有
する「Lac−Hydrin−5」および12%乳酸を
アンモニウム塩として含有する「Lac−Hydri
n」。それぞれの配合物をヒトの死体の皮膚に適用し、
40時間後に皮下に蓄積した乳酸の適用量のパーセント
として記録した量を測定した。バウマン、アール・エ
イ、エストレラ、ディ・ジェイおよびクィグレイ、ジェ
イ・ダブリュ(1990年)「経皮浸透研究の後のマス
バランスの計算値を改良する方法」American
Association of Pharmaceut
icalScientists、第5回年会および展示
会、ラスベガス、ネバダ、1990年を参照されたい。
【0043】PeneCareTM配合物は、2種類の市
販のローションよりも効率的に乳酸を皮下に供給した。
図1を参照されたい。5%乳酸を含有する配合物は、乳
酸の適用量の33〜36%を皮下に供給したが、同じ条
件下では5%の乳酸を含有する市販の配合物は乳酸の適
用量の8%しか皮下に供給しなかった。同様に、それぞ
れ5%および7.5%乳酸を含有するPeneCare
TM配合物は、それぞれ乳酸の適用量の34%および50
%を皮下に供給したが、同じ条件下では12%乳酸を含
有する市販の配合物は乳酸の適用量の23%しか皮下に
供給しなかった。したがって、7.5%乳酸を含有する
PeneCareTM配合物は、12%乳酸を含有する市
販の配合物の適用量と同じ量の乳酸をイン・ビトロで皮
膚に堆積させる。
【0044】例34 2つの臨床的検討において、乳酸を含有する2種類の局
所用配合物である、ローションおよびクリームの効果を
女性の乾皮症の治療に用いられる2種類の市販の配合物
に対して評価した。評価したローションおよびクリーム
配合物は、下記の成分から成る配合物の総重量に対して
5.00重量%の総乳酸濃度に相当する乳酸および乳酸
ナトリウムの組み合わせをローションの形態で含む5%
PeneCareTM乳酸ローション: 成分 量、% 3 L−乳酸 USP(88%) 2.80 乳酸ナトリウム溶液 USP60% 5.25 イソステアリン酸 7.00 ステアリン酸NF(3回圧縮) 4.50 Steareth−21(Brij721) 3.20 例5のウレタン化合物 3.00 Steareth−2(Brij72) 1.30 ケイ酸マグネシウムアルミニウム(VeegumK) .80 セチルアルコールNF 0.50 イミドウレアNF 0.30 キサンタンガム(食品級、LektrolT) 0.10 ソルビン酸カリウムNF 0.10 芳香剤Bell Citrus J6056 0.016 精製水 71.13 100.00%3 組成物の総重量に対する重量%。 下記の配合を有する7.5%PeneCareTM乳酸ロ
ーション: 成分 量、% 4 L−乳酸 USP(88%) 4.20 乳酸ナトリウム溶液 USP60% 7.88 カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 8.00 (Miglyol812) ステアリン酸NF(3回圧縮) 7.00 Steareth−21(Brij721) 2.50 例5のウレタン化合物 3.00 Steareth−2(Brij72) 1.50 軽質鉱油NF(Drakeol7) 1.00 ケイ酸マグネシウムアルミニウム(VeegumK) 0.75 セチルアルコールNF 0.85 イミドウレアNF(防腐剤) 0.30 キサンタンガム(食品級、LektrolT) 0.10 ソルビン酸カリウムNF 0.10 芳香剤Bell Citrus J5056 0.025 精製水 57.80 100.00%4 組成物の総重量に対する重量%。 第一の検討において、ローションおよびクリーム配合物
を2種類の市販のローションである5%乳酸含有「La
c−Hydrin−5」および12%乳酸をアンモニウ
ム塩として含有する「Lac−Hydrin」を比較し
た。この検討は、1990年11月12日から1990
年12月17日までの3週間41名の女性で寒冷気候
(ウィニィペグ、MBカナダ)で行った。38名の女性
が検討を完了した。検討は、治療を行わない2週間と、
試験物質で治療する3週間と、治療を行わない2週間の
後退期とから成っていた。第二の検討では、ローション
およびクリーム配合物を2種類の市販のローションであ
る、12%乳酸をアンモニウム塩として含む「Lac−
Hydrin」および乳酸を含まない「Lubride
rm」と比較した。この研究は、1990年11月12
日から1990年12月17日までの3週間40名の女
性で、乾燥気候(スコッツデール、アリゾナ)で行っ
た。37名の女性が検討を完了した。この検討は、治療
を行わない2週間の後、試験物質で治療する3週間と、
その後の治療を行わない3週間の後退期とから成ってい
た。女性被験者(寒冷気候の研究では41名、乾燥気候
の研究では40名)、25〜60才、を、脚部の顕著な
乾燥皮膚をそれぞれ呈する研究に入れた。被験者は、乾
燥皮膚以外には明らかな脚部の病態または症状を持たな
かった。試験物質を、被験者がシャワーを浴びた後、一
日に2回脚部に適用した。検討中に治療部位に水の接触
が許容されるのは、1日2回のシャワーのときであっ
た。治療した皮膚の部位を治療前、治療の初日、および
それぞれの検討における3週間の治療中の定期的な時期
に検討し、評価した。治療部位は、後退期にも定期的に
検討して、評価した。評点は0(滑らか、乾燥の徴候な
し)から6(極めて乾燥した皮膚、裂溝、紅斑が見られ
ることがある)までであった。総ての被験者は、検討の
開始時にはそれぞれの脚部について少なくとも5(著し
く乾燥した皮膚、明らかな薄片形成、剥離)の乾燥皮膚
の評点を示していた。寒冷気候および乾燥気候の研究は
共通の結果を示し、後者の結果を以下に報告し、図2に
示す。試験を行ったそれぞれの配合物は、ベースライン
の水準を越えて改良を示した。総ての治療に対する応答
は速やかであり、総ての場合に乾燥皮膚は著しく改善さ
れた。経時的な治療効果に対する変動分析では、総ての
治療では乾燥皮膚の酷さは、治療期間中および研究の後
退期中に有意に改善された(p<0.001)。図2を
参照されたい。乾燥気候での研究の3週間の後退期中
に、乾燥皮膚の評点は総ての治療についてベースライン
評点より低く止どまった。3種類の配合物それぞれにつ
いて記録された乾燥度の評価には有意差は見られなかっ
た。治療期間が終了した時点行ったアンケート長鎖の結
果では、本発明によって調製したローションおよびクリ
ーム配合物は保湿、伸び、吸収性および皮膚感触につい
て高い得点を得た。市販の処方薬製品(「LacHyd
rin」)および2種類のPeneCareTM製品の
の検討における治療等量は、後者の配合物では乳酸の濃
度が著しく低い(PeneCareTM製品ではそれぞれ
5%および7.5%であるのに対して、市販の処方薬製
品では12%)ので、特に重要である。本発明の以上の
説明は、主として好ましい態様およびその実施のための
ものである。当業者であれば、本明細書に記載された概
念を実際に実行する際の変更および修飾は、特許請求の
範囲によって定義される本発明の精神および範囲から離
反することなく、容易に行うことができることを容易に
理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】例33に記載の方法で行った実験から得られる
結果をグラフに表わしたもの。
【図2】例34に記載の方法で行った乾燥気候での研究
から得られる結果をグラフに表わしたもの。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/08 NFX

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚保湿組成物であって、 (a) 局所投与可能な局所用担体と、 (b) 式 【化1】 (式中、Rは、1〜約20個の炭素原子を有するアルキ
    レンまたはアルケニレン基、または約5〜約10個の炭
    素原子を有するシクロアルキレンまたはシクロアルケニ
    レン基、または約6〜10個の炭素原子を有する未置換
    若しくは1個以上の低級アルキル、低級アルコキシ置換
    低級アルキル、ニトロまたはアミノ基若しくはハロゲン
    原子で置換した単核性若しくは縮合環アリーレン基であ
    り、R′は、同一のまたは異なるアルキレンまたはアル
    ケニレン基であり、mは、分子量が約40〜約6,00
    0の残基(0−R′)を提供するように選択される整数
    であり、nおよびn′は、分子量が約200,000ま
    でのヒドロキシ末端を有するウレタン化合物を提供する
    ようにmと相関する0〜30までの同一のまたは異なる
    整数である)を有するヒドロキシ末端を有するウレタン
    化合物を、組成物の総重量に対して少なくとも約1重量
    パーセントである、皮膚保湿組成物。
  2. 【請求項2】 nおよびn’はそれぞれ0である、請求
    項1に記載の皮膚保湿組成物。
  3. 【請求項3】 mは、分子量が約40〜約6,000の
    残基(0−R′)基を提供するように選択される整数で
    あって、nおよびn′と分子量が約220〜約37,0
    00のヒドロキシ末端を有するウレタン化合物を供する
    ように相関している、請求項1に記載の皮膚保湿組成
    物。
  4. 【請求項4】 mは、分子量が約400〜約2,000
    の残基(0−R′)基を提供するように選択される整数
    であって、nおよびn′と分子量が約1,000〜約1
    5,000のヒドロキシ末端を有するウレタン化合物を
    供するように相関している、請求項1に記載の皮膚保湿
    組成物。
  5. 【請求項5】 局所担体は液体または非液状ゲル、クリ
    ーム、軟膏、ローション、乳化剤、溶媒または液状希釈
    剤、およびそれらの混合物である、請求項4に記載の皮
    膚保湿組成物。
  6. 【請求項6】 ヒドロキシ末端を有するウレタン化合物
    は、組成物の総重量に対して約1重量%〜約20重量%
    の量で含まれる、請求項5に記載の皮膚保湿組成物。
  7. 【請求項7】 ヒドロキシ末端を有するウレタン化合物
    は、組成物の総重量に対して約2重量%〜約15重量%
    の量で含まれる、請求項5に記載の皮膚保湿組成物。
  8. 【請求項8】 ヒドロキシ末端を有するウレタン化合物
    は、プロピレングリコール2モルとジシクロヘキシルメ
    タンジイソシアネート1モルとの反応生成物であり、平
    均分子量が約700である、請求項7に記載の皮膚保湿
    組成物。
  9. 【請求項9】 局所担体は組成物の総重量に対して約1
    %〜約20重量%の量で含まれる、請求項8に記載の皮
    膚保湿組成物。
  10. 【請求項10】 ケラチン柔軟化剤、湿潤剤、皮膚軟化
    剤、抗炎症剤、乳化剤、エマルジョン安定剤または防腐
    剤の1種類以上の有効量も含まれる、請求項5−8のい
    ずれか1項に記載の皮膚保湿組成物。
  11. 【請求項11】 ケラチン柔軟剤としての乳酸の有効量
    も含まれる、請求項10に記載の皮膚保湿用組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205907A (ja) * 1996-01-30 1997-08-12 Sakanaka Ryokka Shizai:Kk 植物の根巻き材シート
JP2004075549A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Kanebo Ltd 化粧料

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