JPH07258751A - 炉のコイル温度制御装置 - Google Patents

炉のコイル温度制御装置

Info

Publication number
JPH07258751A
JPH07258751A JP5223194A JP5223194A JPH07258751A JP H07258751 A JPH07258751 A JP H07258751A JP 5223194 A JP5223194 A JP 5223194A JP 5223194 A JP5223194 A JP 5223194A JP H07258751 A JPH07258751 A JP H07258751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
temperature
temp
annealing
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5223194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Ito
光二郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5223194A priority Critical patent/JPH07258751A/ja
Publication of JPH07258751A publication Critical patent/JPH07258751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、炉の加熱能力を有効に活用し、所
望とする一定の品質を確保しつつ生産性を向上させるこ
とにある。 【構成】 連続的に通板するコイル5に対し、コイルに
関係するデータおよびコイルの温度パターンを用いて炉
温目標値を決定する炉のコイル温度制御装置において、
前記コイルの板厚dおよび板幅wのうち、少くともコイ
ルの板厚が薄くなるほど炉内入り側の昇温率が高くなる
ように、前記温度パターンの温度勾配を可変する温度パ
ターン可変手段12,13を設けた炉のコイル温度制御
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼・金属加工プラン
ト等の各種の炉に利用されるコイル温度制御装置に係わ
り、特に温度制御用パターンおよび炉内通板容量を用い
た時のコイル目標温度の設定手段を改良した炉のコイル
温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続焼鈍炉等のコイル温度制御
装置においては、図5に示すブロックフローのように構
成されている。同図において1は連続焼鈍炉であって、
これは例えば4つのゾーンZ1〜Z4から構成され、こ
れらゾーンZ1〜Z4にはそれぞれヒータ2が設置さ
れ、さらに各ヒータ2を個別に温度制御するためのPI
D調節演算部3が設けられている。各PID調節演算部
3は、炉温目標値SVと各ゾーンごとの温度検出器4の
検出温度PVとの偏差に基づいて各ゾーンの温度操作信
号を求めた後、各ゾーン対応のヒータ2を加熱すること
により、焼鈍炉1内部を連続的に通板するコイル5の焼
鈍温度を制御する構成となっている。
【0003】ところで、従来、各PID調節演算部3に
対する炉温目標値SVの設定には、第1のゾーンZ1〜
第4のゾーンZ4の順序でコイル5の目標温度を徐々に
高めるような焼鈍温度パターンを発生する焼鈍パターン
発生部6、コイル5の温度制御上必要な各種のデータを
出力するコイルデータ部7および各ゾーンごとの炉温目
標値SVを決定するゾーン対応の目標温度演算部8,…
が設けられている。
【0004】そして、焼鈍パターン発生部6からは各ゾ
ーンごとのコイル加熱目標温度Ti-1 ,Ti (Ti-1
各ゾーン入り側温度、Ti :各ゾーン出口温度)を発生
し、また、コイルデータ部7からは板厚d,板幅w,比
重ρ,比熱Cp,熱伝導率α等のコイルデータxを出力
し、ラインスピードvとともにゾーン対応の目標温度演
算部8に導入する。
【0005】従って、各目標温度演算部8は、前記焼鈍
パターン発生部6およびコイルデータ部7等から得られ
る信号Ti-1 ,Ti ,x,vを用いて従来公知の種々の
熱負荷炉温演算方式により炉温目標値TFi(TF1
F4)を決定し、ゾーン対応のPID調節演算部3に対
して炉温目標値SVとして供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なコイルの焼鈍温度勾配,ひいては焼鈍温度パターンの
i-1 −Ti 間の勾配は、通常,該当設備で最も多く生
産される肉厚をもった,いわゆる常用最多肉厚のコイル
5における炉の加熱容量と操業目標ラインスピード等か
ら決定されている。
【0007】そこで、同じ焼鈍品質のものを得るに際
し、常用最多肉厚よりも厚肉のコイル5の場合にはライ
ンスピードを下げて操業するようにしているが、逆に薄
肉のコイル5の場合には設備等の能力から操業ラインス
ピードを変えずに炉温を下げることにより対処してい
る。
【0008】その結果、薄肉コイル5の場合には、設備
能力からラインスピードが上げられないために、炉の加
熱能力が十分にありながら炉温を下げざるを得ず、生産
能力,ひいては生産効率が悪くなり、これがコイルの板
厚が薄いほどその影響が顕著に出てくる。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、コイルの肉厚に応じて温度勾配を可変することによ
り、炉の加熱能力を有効に活用しつつラインスピードを
可変可能とし、これにより所望とする一定の品質を確保
しつつ生産性を向上させうる炉のコイル温度制御装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1,2に対応する発明は、連続的に通板する
コイルに対し、当該コイルに関係するデータおよび温度
パターンを用いて炉温目標値を決定し前記コイルを加熱
する炉のコイル温度制御装置において、前記コイルの板
厚および板幅のうち、少くともコイル板厚に基づいて温
度パターンの温度勾配を可変する温度パターン可変手段
を設けた炉のコイル温度制御装置である。
【0011】そして、この温度パターンの温度勾配の可
変に際しては、最大板厚時に所定の基準温度パターンを
用いる一方、コイルの板厚が薄くなるほど炉内入り側の
昇温率が高くなるように、前記基準温度パターンの温度
勾配を可変するものである。
【0012】
【作用】従って、請求項1,2に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、コイルの板厚が薄くな
るほど、炉内部の入り側ゾーンの昇温率が高くなるよう
に温度パターンの温度勾配を可変すれば、製品の品質に
大きな影響を与える温度範囲に速かに到達し、この状態
でラインスピードを上げるようにすれば、肉厚の変化に
拘らず所望の品質の製品を生産できるとともに、生産性
の向上に大きく貢献するものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係わる制御装置の一実施例
を示すブロック図である。なお、同図において符号1〜
5,8は従来技術で説明した図5とほぼ同じ構成となる
ので、かかる符号に係わる機能等の説明は省略し、以
下、特に異なる部分について説明する。
【0014】本制御装置は、コイルデータ部11の他、
新たに温度パターン可変手段としての焼鈍パターン発生
部12および最適加熱温度演算部13が設けられてい
る。ここで、コイルデータ部11は、前述のごとく板厚
d,板幅w,比重ρ,比熱Cp,熱伝導率α等のコイル
データxを各ゾーン対応の目標温度演算部8に導入する
とともに、当該コイルデータxのうち特に板厚データd
を出力し、前記最適加熱温度演算部13に送出する。
【0015】この最適加熱温度演算部13は、コイルデ
ータ部11からの板厚データdと外部から入力されるコ
イル加熱目標温度基準値Ti とを用いて最適加熱目標温
度Ti ′を求めた後、焼鈍パターン発生部12に供給す
る。
【0016】この焼鈍パターン発生部12は、コイル5
の板厚が薄くなるに従って炉前段側ゾーンの温度勾配が
大きくなるように変化する焼鈍温度パターンを作成出力
し、各ゾーン対応の目標温度演算部8に導入する機能を
もっている。
【0017】従って、以上のような実施例の制御装置に
よれば、コイル5の温度制御時、コイルデータ部11か
らコイル5の板厚データdを出力して最適加熱温度演算
部13に入力すると、この演算部13では、例えば第1
のゾーンZ1について述べると、図2に示すように最大
板厚時の目標温度である基準温度T1 をベースとし、板
厚dが小さくなるに従って最適加熱目標温度T1 ′が高
くなるような折れ線関数に設定されているので、薄肉コ
イルの場合には大きな最適加熱目標温度T1 ′が出力さ
れ、焼鈍パターン発生部12に送出される。
【0018】その結果、焼鈍パターン発生部12から
は、横軸をゾーンNOとし、縦軸を加熱目標温度Ti と
すると、図3に示すように最大板厚時には実線のような
焼鈍温度パターンが発生し、一方、最小板厚時には破線
のような焼鈍温度パターンが発生することになる。つま
り、薄肉コイル5の場合には前段ゾーンの昇温率が大き
くなるような加熱目標温度に可変する。このことは、焼
鈍温度パターンの温度勾配は、板厚dに応じて実線と破
線との間で変化することになる。
【0019】従来技術では、焼鈍温度パターンが実線の
ごとき固定温度パターンであるので、例えば設備能力ぎ
りぎりのラインスピードのときに薄肉コイルが焼鈍炉に
入ってくると、ラインスピードを上げられないので、最
大板厚を想定した固定温度パターンであることから炉温
を下げるように制御していたが、本制御方式において
は、適度なラインスピードの下に板厚に応じた最適加熱
温度に基づいて焼鈍温度パターンの加熱目標温度を最適
な状態に設定できる。
【0020】因みに、最小板厚時における従来装置の焼
鈍温度パターンと本発明による実施例の焼鈍温度パター
ンとを比較すると、製品の品質に影響を与える均熱温度
範囲△Tには、従来の実線の焼鈍温度パターンではほぼ
1ゾーン分のゾーン長さL1だけ入っているが、本発明
による破線の焼鈍温度パターンでは2ゾーン分以上のゾ
ーンの長さL2 を入れることができる。
【0021】このことは、本発明装置の場合には、同じ
均熱温度を得るに当たり、従来技術の2倍以上のライン
スピードにより操作可能となり、操作率ひいては生産性
を大幅に向上させることができる。
【0022】次に、本発明装置の他の実施例について図
4を参照して説明する。この実施例は、コイルデータ部
11から板厚dおよび板幅wを出力し、最適加熱温度演
算部13に導入する。この演算部13では、横軸xの可
変要因として板厚d×板幅wを用い、外部から入力され
るコイル加熱目標温度基準値Ti に基づいて最適加熱目
標温度Ti ′を求めるものである。
【0023】従って、この制御方式の実施例によれば、
より適切な温度勾配の焼鈍温度パターンに基づいてコイ
ルの加熱目標温度を出力でき、炉の加熱能力を有効に活
用し、かつ、通常の操業時にラインスピードを落として
いるので、ラインスピードを上げることができ、安定な
品質を確保しながら生産性を向上できる。
【0024】さらに、上記実施例においては、最適加熱
温度演算部13が図2に示すような折れ線関数を用いた
が、例えば下記のような演算式により最適加熱目標温度
Ti′を求めるようにしてもよい。
【0025】 Ti ′=Ti ・{k・(dx /d0n +(1+k)} 但し、上式においてTi :最大板厚時の目標温度、k:
係数(0<k≦1)、dx :その時の板厚、d0 :最大
板厚、n :べき乗数(0<n)である。
【0026】なお、この演算式に板幅wを用いる場合に
は、dx はdx ×wx とし、d0 はdw0 に置き替えて
考えればよい。ここで、wx はその時の板幅、dw0
板厚×板幅の最大値である。
【0027】なお、上記実施例では、連続焼鈍炉につい
て適用したが、他の炉を通板するコイルの温度制御にも
同様に適用できるものである。その他、本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
イルの肉厚に応じて温度勾配を可変することにより、炉
の加熱能力を有効に活用でき、かつ、ラインスピードを
上げることで生産能力を高めることができ、所望とする
一定の品質を確保しつつ生産性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる焼鈍炉のコイル温度制御装置
の一実施例を示すブロック図。
【図2】 図1の最適加熱温度演算部の説明図。
【図3】 図1の焼鈍温度パターン発生部の焼鈍温度パ
ターンの一例を示す図。
【図4】 本発明に係わる連続焼鈍炉のコイル温度制御
装置の他の実施例を示すブロック図。
【図5】 従来の制御装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1…焼鈍炉、2…ヒータ、3…調節演算部、4…温度検
出器、5…コイル、8…目標温度演算部、11…コイル
データ部、12…焼鈍パターン発生部、13…最適加熱
温度演算部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に通板するコイルに対し、当該コ
    イルに関係するデータおよび温度パターンを用いて炉温
    目標値を決定し前記コイルを加熱する炉のコイル温度制
    御装置において、 前記コイルの板厚および板幅のうち、少くともコイル板
    厚に基づいて温度パターンの温度勾配を可変する温度パ
    ターン可変手段を設けたことを特徴とする炉のコイル温
    度制御装置。
  2. 【請求項2】 温度パターンは、最大板厚時に所定の基
    準温度パターンを用いるとともに、コイルの板厚が薄く
    なるほど炉内入り側の昇温率が高くなるように、前記基
    準温度パターンの温度勾配を可変することを特徴とする
    請求項1記載の炉のコイル温度制御装置。
JP5223194A 1994-03-23 1994-03-23 炉のコイル温度制御装置 Pending JPH07258751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223194A JPH07258751A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 炉のコイル温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223194A JPH07258751A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 炉のコイル温度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07258751A true JPH07258751A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12908966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5223194A Pending JPH07258751A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 炉のコイル温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07258751A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110295338B (zh) 一种稳定带钢入锌锅温度的控制方法
JPH02166235A (ja) 金属板加熱炉における板温制御方法
JPH07258751A (ja) 炉のコイル温度制御装置
JP2901915B2 (ja) バーナ燃焼制御装置
JPH10277620A (ja) 鋼管の熱間連続圧延における温度の制御方法
JPS63307223A (ja) 連続焼鈍炉の板温制御における速度変更方法
RU2068006C1 (ru) Способ управления нагревом металла в пламенной нагревательной печи
JPH0799311B2 (ja) 加熱炉の温度制御方法
JP4126463B2 (ja) 連続焼鈍炉の加熱炉における炉温設定方法
JPS6141725A (ja) 連続焼鈍炉のハ−スロ−ル温度制御方法
JP5742311B2 (ja) 熱間圧延ラインにおける圧延材の上反り防止方法及び装置
KR100250760B1 (ko) 연속식로안의 강철재료의 처리상태를 제어하는 방법 및 이의 제어장치
JPS6345454B2 (ja)
JPS6056026A (ja) 連続焼鈍設備加熱炉の炉温設定方法
JP7052671B2 (ja) 金属帯の温度制御方法及び温度制御装置
JPS5846403A (ja) フイ−ドフオワ−ド制御装置
JPS63307217A (ja) 加熱炉における段付軸の温度制御方法
TW202520785A (zh) 加熱系統及其控制方法
TW202529485A (zh) 加熱系統之控制方法
JP2947678B2 (ja) バーナ燃焼制御方式
JPS63282212A (ja) 線棒材の水冷制御方法
JPH0331765B2 (ja)
JPH02153060A (ja) 加熱炉の板温制御方法
JPH0527123B2 (ja)
JP4123616B2 (ja) 連続熱処理ラインの炉内速度制御方法