JPH07259441A - 建築用ガスケット及びその製造方法 - Google Patents

建築用ガスケット及びその製造方法

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JPH07259441A
JPH07259441A JP7276994A JP7276994A JPH07259441A JP H07259441 A JPH07259441 A JP H07259441A JP 7276994 A JP7276994 A JP 7276994A JP 7276994 A JP7276994 A JP 7276994A JP H07259441 A JPH07259441 A JP H07259441A
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JP
Japan
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rubber
main body
gasket
building
silicone rubber
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Application number
JP7276994A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kondo
和夫 近藤
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Tokai Kogyo Co Ltd
Kasei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
Kasei Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的強度と耐候性とに優れ,多様な意匠性
の要求に対応できる建築用ガスケット及びその製造方法
を提供すること。 【構成】 本体11はゴムよりなり,かつ該本体11の
外表面121には,シリコーンゴム層12が形成されて
いる。建築用ガスケット1の製造方法は,ゴム成分と有
機過酸化物架橋剤と補強剤等の添加物とを混合してなる
本体用未架橋混合物と,シリコーンポリマーと有機過酸
化物架橋剤とよりなる表面皮膜用未架橋混合物とを準備
し,上記本体用未架橋混合物を上記建築用ガスケット1
の本体11の形状に成形すると共に,その外表面121
に上記表面皮膜用未架橋混合物を積層し,次いでこれら
を熱空気の存在下で加熱する。また,上記本体11はD
CP系EPDM,塩素化ポリエチレン等を含有している
ことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス,アクリル等の窓
材を窓枠,壁材,構造材等に対して固定するための建築
用ガスケット及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】建築物に窓を設ける場合において,ゴム等
の弾性体よりなるガスケットを使用し,ガラス,アクリ
ル等の窓材を直接窓枠,壁材,構造材等に支持させるガ
スケット工法が適応される場合がある。上記工法におい
て使用されるガスケットは,耐風圧性,耐候性,耐オゾ
ン性等に優れた材料によって構成される必要がある。ま
た,ガスケットの設置場所によっては耐熱性について優
れている必要もある。上記条件を満たすため,従来,上
記ガスケットはクロロプレンゴムにより作成されること
が一般的である。
【0003】ところで,近年の建築物においては,外観
性,意匠性を重視するよう設計されたものが増大してい
る。上記建築物に,ガスケット工法を適用するに当たっ
て,上述のクロロプレンゴムのガスケットを使用する場
合には,以下の問題が生じる。
【0004】即ち,上記クロロプレンゴムのガスケット
においては,強度,耐候性,耐オゾン性等の条件を満た
すためにカーボンブラックを添加する必要がある。カー
ボンブラックを添加されたクロロプレンゴムはその色調
が褐色に近似する。このため上記ガスケットは,意匠性
として,白,象牙色等の明色のガスケットを要求された
場合には,これに対応できない。
【0005】そこで,上記クロロプレンゴムの表面を明
色にするために,クロロスルホン化ポリエチレンによっ
てガスケットの表面を被覆することが提案されている。
上記クロロスルホン化ポリエチレンを明色に着色するこ
とによって,ガスケットに必要な強度を付与しつつ,意
匠性の要求にも対応できるガスケットを得ることができ
る。
【0006】また,シリコーンゴムによってガスケット
全体を作成することも提案されている。シリコーンゴム
はカーボンラックを添加せずとも,耐候性,耐オゾン
性,耐熱性等に優れ,かつその色彩を明色に着色するこ
とが可能な材料である。これにより,意匠性の要求に対
応することのできるガスケットを得ることができる。
【0007】
【解決しようとする課題】しかし,上述のガスケットに
おいても,それぞれ問題点がある。まず,表面被覆用の
上記クロロスルホン化ポリエチレンは,耐候性に劣ると
いう欠点がある。よって,これにより被覆されたガスケ
ットが屋外に放置された場合には,時間の経過と共に,
変色,クラック等の損傷が発生する。上記変色,クラッ
ク等の損傷はガスケットの強度と意匠性を同時に低下さ
せるおそれがある。
【0008】また,シリコーンゴムは機械的強度が若干
劣る材料である。従って,耐風圧性等の強度上の要求を
満たすことができず,建築用ガスケットとしては問題が
ある。その上,シリコーンゴムの原料となるシリコーン
ポリマーは高価である。
【0009】本発明は,かかる問題点に鑑み,機械的強
度と耐候性とに優れ,多様な意匠性の要求に対応できる
建築用ガスケット及びその製造方法を提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は,本体と,該本体に設けた
建築材挟持用の凹状挟持部とを有する建築用ガスケット
において,上記本体はゴムよりなり,かつ該本体の外表
面には,シリコーンゴム層が形成されていることを特徴
とする建築用ガスケットである。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,本
体の外表面にシリコーンゴム層が形成されていることで
ある。上記シリコーンゴム層を本体の外表面に形成する
方法としては,後述するごとく,両者を一体的に成形
し,かつ架橋接着する方法,本体上にシリコーンゴム層
をコーティングあるいは貼着する方法などがある。ま
た,上記建築材には,窓として使用されるガラス,アク
リル等の窓材及び窓枠,壁材,構造材等がある。
【0012】次に,上記本体とシリコーンゴム層とはそ
れぞれ有機過酸化物架橋されており,かつ両者の接合面
は架橋接着されていることが好ましい。上記有機過酸化
物架橋及び架橋接着を行うには,後述するごとく本体及
びシリコーンゴム層に対してそれぞれ有機過酸化物架橋
剤を使用する。
【0013】次に,上記本体に対して使用する有機過酸
化物架橋剤としては,例えば1,3ビス(第3ブチルペ
ルオキシイソプロピル)ベンゼン,2,5ジメチル2,
5(第3ブチルペルオキシ)ヘキシン−3,ジクミルパ
ーオキサイド,2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサ
イド,ベンゾイルパーオキサイド,1,1−ジテレブチ
ルパーオキシ3,3,5−トリメチルシクロヘキサン,
2,5−ジメチル2,5−ジベンゾイルパーオキシヘキ
サン,n−ブチル4,4−ジテレブチルパーオキシバレ
レート,テレブチルパーオキシベンゾエイト,ジテレブ
チルパーオキシジイソプロピルベンゼン,テレブチルク
ミルパーオキサイド,2,5−ジメチル2,5−ジテレ
ブチルパーオキシヘキサン,ジテレブチルパーオキサイ
ド,2,5−ジメチル2,5−ジテレブチルパーオキシ
ヘキシン3のグループから選ばれる一種又は二種以上が
ある。
【0014】上記有機過酸化物架橋剤は,上記ゴム成分
100gに対し,活性酸素量が0.005〜0.02モ
ルとなるよう添加することが好ましい。上記活性酸素量
が0.005モルよりも少ない場合には,ゴム分子間の
架橋が不充分となるおそれがある。0.02モルよりも
多い場合には,弾性が低下し,ゴム状とならないおそれ
がある。また,架橋に使用されず残留した有機過酸化物
架橋剤によるブルームの発生という問題点もある。
【0015】上記シリコーンゴム層に対して使用する有
機過酸化物架橋剤としては,例えばベンゾイルパーオキ
サイド,1,1−ジテレブチルパーオキシ3,3,5−
トリメチルシクロヘキサンが挙げられる。また,白金系
架橋剤を使用することもできる。上記白金系架橋剤とし
ては,例えば,塩化白金酸,アルコール変性塩化白金酸
が挙げられる。そして上記有機過酸化物架橋及び架橋接
着にあたっては,常圧熱風加熱炉(HAV),流動床式
加熱炉(LCM),加硫缶等を使用することが好まし
い。
【0016】次に,上記本体は合成ゴムであることが好
ましい。上記合成ゴムはDCP系EPDM,塩素化ポリ
エチレン又はこれらの混合物を含有してなることが好ま
しい。この場合には,上記外表面に形成されたシリコー
ンゴム層と本体との接合強度に優れたガスケットを得る
ことができる。
【0017】即ち,従来,合成ゴムとシリコーンゴムと
よりなるゴム積層品は,以下の理由により大変製造が困
難であった。硫黄でもって合成ゴムを架橋させようとす
ると,該硫黄がシリコーンゴムの架橋を阻害する。ま
た,有機過酸化物架橋材でもって合成ゴムを架橋させよ
うとすると,空気中ではゴムポリマーの分解反応が発生
する。しかし,上記特定の成分を含有させた合成ゴムを
使用することによって,本体と外表面とにそれぞれ合成
ゴムとシリコーンゴム層とを有し,しかも両者が強固に
結合したガスケットを得ることができる。
【0018】また,上記DCP系EPDMは,DCP
(ジシクロペンタジエン)を第3成分とするエチレン−
プロピレン共重合体である。上記塩素化ポリエチレン
は,ポリエチレンの塩素置換反応によって製造されるラ
ンダム塩素化生成物で,その構造はエチレン,塩化ビニ
ル,1,2ジクロルエチレンの3成分系共重合体であ
る。
【0019】上記塩素化ポリエチレンは,その塩素含有
率は25〜45%であるものを使用することが好まし
い。上記塩素含有率が25%より少ないものは,ポリエ
チレンに性質が近似し,樹脂状で弾性体とならないおそ
れがある。45%より多いものは,ポリ塩化ビニルに性
質が近似し,弾性体とならないおそれがある。
【0020】上記本体は上記合成ゴムと他の添加ゴム成
分を含有してなることが好ましい。これにより,押出成
形性が向上し,架橋速度が速くなるという利点が得られ
る。そして,上記添加ゴム成分としては,例えば,EN
B系EPDM,イソプレンゴム(IR),ブタジエンア
クリロニトリルゴム(NBR),スチレンブタジエンゴ
ム(SBR),クロロスルホン化ポリエチレン(CS
M),アクリルゴム(ACM),シリコーンゴム
(Q),フッ素ゴム(FKM),ウレタンゴム(U)の
グループから選ばれる一種又は二種以上がある。
【0021】次に,上記シリコーンゴム層は,上記本体
の外表面及び上記凹状挟持部の表面に形成されているこ
とが好ましい。この場合には,ガスケットの成形の際
に,層を形成する場所を指定する必要がないため,異な
る形状のガスケットを作成するときに便利である。
【0022】次に,上記シリコーンゴム層は0.2mm
〜2mmの厚みを有することが好ましい。上記シリコー
ンゴム層の厚みが0.2mmよりも薄い場合には,本体
の色が透けてみえるおそれがある。また,層の耐久性も
低下するおそれがある。一方,2mmよりも厚い場合に
は,高価なシリコーンゴムの使用量が増加するため,製
造コストが高くなるおそれがある。
【0023】次に,本発明のガスケットの形状について
説明する。まず,上記本体は,挟持補強部材を嵌入する
ための嵌入開口部を有することが好ましい。また,上記
挟持補強部材はその表面にシリコーンゴム層が形成され
ていることが好ましい。上記挟持補強部材は,本体の上
記凹状挟持部に窓枠等の建築材を嵌合させた後に,その
挟持を補強するために用いるものである(図1参照)。
【0024】上記嵌入開口部のために,ガスケットは全
体として弾力性が増加する。このため,建築材を挟持さ
せる操作が容易になる。そして,上記補強部材は,ガス
ケットを建築材に挟持させた後,上記嵌入開口部に嵌入
させる。これにより,凹状挟持部が建築材を強く挟持す
る状態に固定することができる。なお,上記挟持補強部
材としては,上記本体よりも硬度の高い弾性体を使用す
ることが好ましい。例えば,硬質ゴム,硬質樹脂を使用
する。
【0025】なお,上記ガスケットとしては,例えばジ
ッパーガスケット及びグレイジングガスケットがある。
上記ジッパーガスケットとしては例えば,H型,HF
型,HC型,Y型があり,グレイジングガスケットとし
ては例えば,グレイジングチャンネル,グレイジングビ
ードがある(実施例及びその図面参照)。
【0026】以下に,上記建築用ガスケットの製造方法
について示す。上記製造方法は,ゴムよりなる本体と,
該本体に設けた建築材挟持用の凹状挟持部とを有すると
共に上記本体の外表面にシリコーンゴム層を有する建築
用ガスケットを製造するに当たり,ゴム成分と有機過酸
化物架橋剤と補強剤等の添加物とを混合してなる本体用
未架橋混合物と,シリコーンポリマーと有機過酸化物架
橋剤とよりなる表面皮膜用未架橋混合物とを準備し,上
記本体用未架橋混合物を上記建築用ガスケットの本体の
形状に成形すると共に,その外表面に上記表面皮膜用未
架橋混合物を積層し,次いでこれらを熱空気の存在下で
加熱することを特徴とする建築用ガスケットの製造方法
である。
【0027】上記添加物としては,補強剤の他に,充填
剤,軟化剤,架橋促進剤,受酸剤,脱泡剤,加硫助剤等
がある。上記補強剤及び充填剤は,本体の強度等を向上
させると共に増量剤となるものである。上記補強剤及び
充填剤としては,例えばカーボンブラック,カオリンク
レー,タルク,マイカ,炭酸カルシウム,シリカを用い
る。上記軟化剤は,上記ゴム成分と添加物の混合時に,
練りを容易にするためのものである。例えば,パラフィ
ン系オイルを用いる。
【0028】上記架橋促進剤は,上記有機過酸化物架橋
剤と共に作用し,少量で架橋速度を増進させるものであ
る。例えば,ステアリン酸,トリアリルイソシアヌレー
トを用いる。上記受酸剤は,架橋時に上記塩素化ポリエ
チレンより解離する塩素ガスを捕らえて蒸散しないよう
にするためのものである。例えば,酸化マグネシウムを
用いる。
【0029】上記脱泡剤は,上記未架橋混合物に生じる
泡を除くものである。例えば,酸化カルシウムを用い
る。上記加硫助剤は,例えばエチレンジメタクリレー
ト,1,3ブチレンジメタクリレート,トリメチロール
プロパントリアクリレート,トリメチロールプロパント
リメタクリレート,トリアリルシアヌレート,トリアリ
ルトリメリテートを用いる。
【0030】次に,上記本体用のゴムは合成ゴムであ
り,かつ該合成ゴムはDCP系EPDM,塩素化ポリエ
チレン又はこれらの混合物を含有してなることが好まし
い。これにより,上記と同様の効果が得られる。又は,
上記本体用のゴムは上記合成ゴムと添加ゴムとよりな
り,該添加ゴムは,ENB系EPDM,イソプレンゴム
(IR),ブタジエンアクリロニトリルゴム(NB
R),スチレンブタジエンゴム(SBR),クロロスル
ホン化ポリエチレン(CSM),アクリルゴム(AC
M),シリコーンゴム(Q),フッ素ゴム(FKM),
ウレタンゴム(U)のグループから選ばれる一種又は二
種以上であることが好ましい。これにより,上記と同様
の効果が得られる。
【0031】上記添加ゴムは,上記本体用の合成ゴム中
に5〜70%(重量%,以下同じ)添加混合されている
ことが好ましい。上記添加ゴムが70%よりも多い場合
には,ゴムポリマーの分解反応がゴム分子間の架橋反応
よりも優勢に立ち,本体が充分に架橋しないおそれがあ
る。一方,5%未満では,添加による効果を得ることが
難しい。
【0032】次に,有機過酸化物架橋及び架橋接着を行
うにあたっては,その温度が150〜300℃であるこ
とが好ましい。上記温度が150℃未満である場合に
は,架橋速度が非常に遅くなり,生産性を低下させるお
それがある。上記温度が300℃より大きい場合には,
熱によるゴムポリマーの分解反応が発生し,所望する物
性を得ることができないおそれがある。
【0033】
【作用及び効果】本発明の建築用ガスケットにおいて
は,その本体の外表面にシリコーンゴム層が形成されて
いる。これにより,耐候性に優れたシリコーンゴムによ
って,外界に露出するガスケットの外表面を覆うことが
できる。このため,上記ガスケットには日光等による退
色,クラックの発生等の問題が発生しない。また,これ
らによる意匠性及び強度等の低下のおそれもない。更
に,上記シリコーンゴムはカーボンブラック等の添加も
必要なく,所望の色彩に着色することが容易な材料であ
る。このため,意匠性のどんな要求にも対応したガスケ
ットが得られる。
【0034】また,本体のゴムとシリコーンゴム層との
帯電性は,本発明のごとく両者を接触させることで緩和
される。この結果,本発明のガスケットにおいては静電
気が生じ難くなり,埃等を吸着し難くなる。よって,ガ
スケットの外表面が汚れ難いという効果を得ることがで
きる。
【0035】また,本発明においては耐候性に優れては
いるが,機械的強度が若干低いシリコーンゴムを,特に
耐候性が重視される外表面に限定して設けてある。この
ため,シリコーンゴムの欠点である機械的強度の弱さ
は,本体に機械的強度に優れた材料を使用することによ
りカバーする事ができる。よって,外表面が耐候性に優
れ,全体として機械的強度が高いガスケットを得ること
ができる。
【0036】また,上記製造方法によれば,上記のごと
き優れた建築用ガスケット得ることができる。上記のご
とく,本発明によれば,機械的強度と耐候性とに優れ,
多様な意匠性の要求に対応できる建築用ガスケット及び
その製造方法を提供することができる。
【0037】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる建築用ガスケットにつき,図1
及び図2を用いて説明する。図1に示すごとく,本例の
ガスケット1は,断面がH型を有するH型ジッパーガス
ケットであって,本体11と該本体11に設けた,アル
ミニウム製のサッシ81及びガラス82(図2参照)挟
持用の凹状挟持部13とを有する。上記凹状挟持部13
はガスケット1の対向する側面に左右対称に配置された
溝である。後述するごとく,一方はサッシ81の先端部
811を,もう一方がガラス82を挟持する。ただし,
形状は同一である。
【0038】上記本体11は後述する合成ゴムよりな
り,かつ該本体11の外表面121には,後述するシリ
コーンゴム層12が形成されている。そして,上記本体
11には,挟持補強部材14を嵌入させるための溝状の
嵌入開口部15が設けられている。また,上記凹状挟持
部13の内表面130の一部にも,シリコーンゴム層1
32が形成されている。上記挟持補強部材14は本体1
1よりも硬質である硬質ゴムより形成され,その外表面
141には本体同様,シリコーンゴム層142が被覆形
成されている。
【0039】上記合成ゴムは塩素化ポリエチレンを含有
するもので,実施例8において示した試料No.1と同
様のものである。また,シリコーンゴム層も実施例8と
同様のものである。そして,上記本体11とシリコーン
ゴム層12とはそれぞれ後述する有機過酸化物架橋剤に
より架橋されており,かつ両者の接合面は架橋接着され
ている。
【0040】次に,上記ガスケット1による,サッシ8
1及びガラス82の挟持に当たっては,まず,図2
(A)に示すごとく,嵌入開口部15を利用し,凹状挟
持部13を大きく変形させ,サッシ81及びガラス82
を挟持させる。次に,図2(B)に示すごとく,挟持補
強部材14を嵌入開口部15に嵌め込む。これにより,
2つの凹状挟持部13はそれぞれサッシ81とガラス8
2を強く挟持した状態で固定される。
【0041】次に,本例の作用効果について説明する。
本例のガスケット1においてはその外表面121にシリ
コーンゴム層12を形成させてある。シリコーンゴムは
耐候性に優れているため,長期間外界に放置されても,
変退色,クラック等の不具合をその表面に生じない。こ
のため,ガスケット1の外表面121は常に良好な状態
に保たれ,意匠性及び強度の低下を引き起こすことがな
い(実施例9参照)。
【0042】更に,上記シリコーンゴムは所望の色彩に
着色することが容易な材料である。このため,意匠性の
要求に対応することができる。また,シリコーンゴム層
12は,外表面121に限定して設けてある。このた
め,本例のガスケット1の機械的強度は本体11に使用
された合成ゴムに依存する。従って,強度的に優れたガ
スケット1を得ることができる(実施例9参照)。
【0043】また,本例においては,ガスケット1の本
体11のゴム成分として,塩素化ポリエチレンを含有す
るものを用いている。そのため,本体11とシリコーン
ゴム層12との接合も強固である(実施例8参照)。上
記のごとく本例によれば,機械的強度と耐候性とに優
れ,多様な意匠性の要求に対応できる建築用ガスケット
を得ることができる。
【0044】実施例2 本発明の実施例にかかる建築用ガスケットの製造方法に
つき,図3を用いて説明する。まず,塩素化ポリエチレ
ンよりなるゴム成分と有機過酸化物架橋剤と補強剤等の
添加物とを混合してなる本体用未架橋混合物110と,
シリコーンポリマーと有機過酸化物架橋剤とよりなる表
面皮膜用未架橋混合物120とを準備する。次に,図3
に示すごとく,これをクロスヘッド押出機72に投入す
る。
【0045】上記クロスヘッド押出機72において,上
記本体用未架橋混合物110をガスケット1の本体の形
状に成形すると共に,その外表面等に上記表面皮膜用未
架橋混合物120を積層する。これにより積層成形品1
9を得る。次いで,この積層成形品19を架橋装置73
に導入し,熱空気の存在下で加熱し,本体用未架橋混合
物110,表面皮膜用未架橋混合物120それぞれを有
機過酸化物架橋及び架橋接着することによりガスケット
1を得る。最後に上記ガスケット1を水冷装置74を使
用して冷却する。
【0046】なお,上記本体用未架橋混合物110等と
しては,実施例8において示す試料No.1と同様のも
のを使用する。また,上記架橋装置73としては常圧熱
風加熱炉(HAV),流動床加熱炉(LCM)または加
硫缶を使用する。また,上記水冷装置74には,常時冷
却水が流通されている。
【0047】実施例3 本例は,図4及び図5に示すごとく,実施例1とは形状
の異なるHC型ジッパーガスケット2について説明す
る。図4に示すごとく,本例のガスケット2においては
二種類の形状の異なる凹状挟持部が設けられている。一
方はガラス挟持用の凹状挟持部23,もう一方はサッシ
挟持用の凹状挟持部235である。これらはガスケット
2の側面に対称的かつ同一の側面に設けられている。
【0048】そして,図5に示すごとく,上述の二つの
凹状挟持部23,235がそれぞれサッシ81とガラス
82のL字状係合端812を挟持する。その他は実施例
1と同様である。また,作用効果についても実施例1と
同様である。
【0049】実施例4 本例は,図6及び図7に示すごとく,実施例1及び3と
は形状の異なる,HF型ジッパーガスケット3について
説明する。図6に示すごとく,本例のガスケット3にお
いても二種類の形状の異なる凹状挟持部が設けられてい
る。一方はガラス挟持用の凹状挟持部33,もう一方は
サッシ挟持用の凹状挟持部335である。凹状挟持部3
3はガスケット3の側面に対称的に設けられている。凹
状挟持部335は嵌入開口部35と対向する側面にただ
ひとつ設けられている。
【0050】そして,図7に示すごとく,上記凹状挟持
部33,335がそれぞれサッシ81の頭部813とガ
ラス82を挟持する。その他は実施例1と同様である。
また,作用効果についても実施例1と同様である。
【0051】実施例5 本例は,図8及び図9に示すごとく,実施例1,3及び
4とは形状の異なる,Y型ジッパーガスケット4につい
て説明する。図8に示すごとく,本例のガスケット4の
本体41は頭部411と足部412からなる。そして,
上記頭部411にガラス82を挟持するための凹状挟持
部43が設けられている。また,足部412の周囲には
複数の係合突部413が設けられている。
【0052】そして,図9に示すごとく,本例のガスケ
ット4は,サッシ等を介さずに直接壁面83に固定され
る。即ち,足部412を壁面83に設けた固定孔84に
挿入し,足部412の係合突部413と固定孔84の内
壁との間に働く摩擦力により,両者を固定する。なお,
ガラス82は他の実施例と同様に凹状挟持部43が挟持
している。その他は実施例1と同様である。また,作用
効果についても実施例1と同様である。
【0053】実施例6 本例は,図10,図11に示すごとく,実施例1,3〜
5とは異なる,断面U字状の,ガスケットとしてのグレ
イジングチャンネル5について説明する。図10に示す
ごとく,上記グレイジングチャンネル5においても,本
体11と該本体11に設けたガラス及びサッシ挟持用の
凹状挟持部53,535とを有する。ただし,本例のガ
ラス用凹状挟持部53は本体11の大部分を占めてい
る。また,サッシ用挟持部535はチャンネル5の両側
部に設けられている。なお,本例のチャンネル5には,
嵌入開口部及び挟持補強部材が設けられていない。
【0054】そして,図11に示すごとく,サッシ81
及びガラス82の挟持に当たっては,本体11自身の弾
力性によってガラス82の端部815を包絡し,これを
サッシ81に固定する。その他は実施例1と同様であ
る。また,作用効果についても実施例1と同様である。
【0055】実施例7 本例は,図12,図13に示すごとく,実施例1,3〜
6とは異なる,ガスケットとしてのグレイジングビード
6について説明する。図12に示すごとく,本例のグレ
イジングビード6は同形状のグレイジングビード69を
鏡像状に配置し,これを一組として使用する。そして,
上記ビート6及び69はその外側面60,690にサッ
シ81を挟持するための凹状挟持部635を設けてな
る。また,上記ビート6及び69の内側面61,691
にガラス凹状挟持部63を設けてある。なお,本例のグ
レイジングビード6,69においては,嵌入開口部及び
挟持補強部材が設けられていない。
【0056】そして,図13に示すごとく,サッシ81
及びガラス82の挟持に当たっては,まずビード6及び
69をサッシ81のL字状端部816に固定する。そし
て,両者の間に生じた隙間にガラス82を挿入する。上
記ガラス82は上記ビード6及び69自身の弾力性によ
って固定される。その他は実施例1と同様である。ま
た,作用効果についても実施例1と同様である。
【0057】実施例8 以下,本発明にかかる試料を比較例と共に,表1〜表6
を用いて説明する。本例は,表1〜表3に示した本体用
未架橋混合物より作成された試料No.1〜11及び比
較例C1〜C3について性能評価を行ったものである。
【0058】上記試料及び比較例は,まず,特定のゴム
成分に添加物と有機過酸化物架橋剤もしくは硫黄とを混
合して本体用未架橋混合物を準備する。次に,これを試
験片の形状に成形すると共に表面皮膜用未架橋混合物を
積層し,積層成形品を得る。次いで,この積層成形品を
熱空気の存在下で加熱し試験片としたものである。な
お,架橋装置はHAVを使用し,その他は実施例2の製
造方法と同様である。
【0059】上記ゴム成分のうち,塩素化ポリエチレン
及びDCP系EPDMは本体用合成ゴム成分であり,E
NB系EPDM及びイソプレンゴムは添加ゴム成分であ
る。上記表面皮膜用未架橋混合物としては,ポリオルガ
ノシロキサンを含有するシリコーンポリマーを,これに
加える有機過酸化物架橋剤としてはベンゾイルパーオキ
サイドを使用する。
【0060】上記本体用未架橋混合物について,表1〜
表3を用いて説明する。同表において,DCP系EPD
M,ENB系EPDM,イソプレンゴムとしては,それ
ぞれ日本合成ゴム株式会社製のJSR・EP75F,J
SR・EP21,JSR・IR1200を用いた。ま
た,塩素化ポリエチレンとしては,昭和電工株式会社製
のエラスレン401AEを用いた。これらの配合量は,
全ゴム成分中の重量%で示す。
【0061】また,有機過酸化物架橋剤としては,ジク
ミルパーオキサイドを用いた。添加物は補強剤・充填剤
として,CaCO3 及びタルク,軟化剤としてパラフィ
ン系オイル,架橋促進剤としてステアリン酸,受酸剤と
して酸化マグネシウム,脱泡剤として酸化カルシウム,
加硫助剤としてトリアリルイソシアヌレートを用いた。
これらの配合量は全てゴム成分100重量部に対する数
値である。なお,上記受酸剤はゴム成分中に塩素化ポリ
エチレンを使用した場合にのみ用いた。
【0062】試料No.1について以下に説明する。ま
ず,ゴム成分としては塩素化ポリエチレンのみを用い
る。上記ゴム成分100重量部に対し,有機過酸化物架
橋剤は3重量部用いる。添加物については,補強剤・充
填剤を150,軟化剤を50,架橋促進剤を1,受酸剤
を5,脱泡剤を5,加硫助剤を2重量部用いる。上記物
質を混合して未架橋混合物とする。以下試料No.2〜
11,比較例C1〜C3も同様である。なお,比較例C
3においては,有機過酸化物架橋剤の代わりに硫黄を架
橋剤として使用する。このため加硫助剤は使用しない。
【0063】次に,表4及び表5に試料No.1〜11
にかかる性能評価,表6に比較例C1〜C3の性能評価
を示す。上記性能評価は,本体表面のべとつき及びブル
ーム発生の有無,シリコーンゴム層との架橋接着強度に
より行った。べとつき及びブルームは本体の表面を接
触,目視により観察し,『あり』もしくは『なし』の評
価をする。
【0064】次に,シリコーンゴム層との架橋接着強度
の測定について説明する。上記測定はあらかじめ作成し
た試験片を,JISK6301に規定される引張試験機
を用い,本体とシリコーンゴム層とを強制的に剥離し,
剥離時の最大過重と剥離状態を観察することにより架橋
接着強度を測定する。
【0065】以下に,性能評価について説明する。ま
ず,表4及び表5に示すごとく,本実施例にかかる試料
No.1〜11は,そのすべてにおいて,本体にべとつ
き及びブルームが発生していない。一方,表6に示すご
とく,比較例C1及びC2については,本体表面にべと
つきとブルームが確認された。比較例C3については,
べとつき及びブルームは発生していない。
【0066】次に,シリコーンゴム層との接着強度につ
いて説明する。試料No.1〜11については本体とシ
リコーンゴム層とがその接合面で接着しており,接着強
度は20〜32の範囲にある。上記接着強度を越える荷
重を与えた場合においては,両者は剥離せず,試験片そ
のものが破壊されてしまう。このため,両者の接着強度
が実用上充分強いことがわかる。
【0067】これに比べ,比較例C1及びC2の試験片
は本体の表面がゴム糊状となっており,本体とシリコー
ンゴム層とは接合面において架橋接着が行われていな
い。また,比較例C3においては,シリコーンゴム層が
未架橋の状態であり,同様に架橋接着が行われていな
い。即ち,比較例においては,本体とシリコーンゴム層
がその接合面において架橋接着した試験片を得ることが
できなかった。このため,接着強度については測定を行
うことができなかった。
【0068】上記より知られるごとく,本例の試料によ
って作成された建築用ガスケットは,特定のゴム成分を
含む本体とシリコーンゴム層とを積層接合してなる建築
用ガスケットである。上記本体とシリコーンゴム層とは
それぞれが有機過酸化物架橋されており,更に両者の接
合面で架橋接着されている。
【0069】そして,上記特定のゴム成分とはDCP系
EPDM,塩素化ポリエチレンもしくは両者の混合物で
ある。上記ゴム成分は,硫黄を使用せず本体を熱空気下
において有機過酸化物架橋させることを可能にする。こ
の場合,ゴムポリマーの分解反応よりゴム分子間の架橋
反応が優勢に立ち,表面のべとつき,ブルームのない良
好な本体が得られる。
【0070】また,上記本体中にはシリコーンゴム層の
架橋反応を阻害する硫黄が存在しない。よって,本体と
シリコーンゴム層との良好な架橋接着が可能となり,両
者よりなる建築用ガスケットが得られる。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】実施例9 本例においては,本発明にかかる建築用ガスケットの性
能評価を比較例と共に,表7を用いて説明する。まず,
試料No.12のガスケットは,実施例8に示した試料
No.3と同様の成分からなり,同様の方法で製造され
ている。なお,本例のガスケットはすべて実施例1に示
したH型である。
【0078】次に,比較例について説明する。比較例C
4は,クロロプレンからなる本体の上にハイパロンを積
層させたものである。なお,上記ハイパロンとしては東
ソー(株)社製,TS−740を使用する。比較例C5
はシリコーンゴムのみからなるガスケットである。上記
シリコーンゴムは実施例8と同様のものを使用する。
【0079】次に,上記性能評価は,ガスケットの強度
及び耐候性について行った。上記強度はJISK630
1に従い,3号ダンベルを用いて打ち抜き試験を行うこ
とにより測定した。また,耐候性については,サンシャ
インウェザーメーター中にて,3000時間の暴露を行
い,その後,各ガスケットについて,触覚及び目視にて
表面状態を調べた。
【0080】以下に上記性能評価の結果について説明す
る。表7に示すごとく,強度については試料No.12
と比較例C4が優れている。これにより,本例のガスケ
ットがシリコーンゴムの欠点である機械的強度の弱さを
克服したものであることが判る。これは,シリコーンゴ
ム単体からなる比較例C5と比べれば明らかである。
【0081】更に,耐候性については試料No.12と
比較例C5が優れている。これは表面がシリコーンゴム
という耐候性に優れた材料からなるためである。これに
より,本例のガスケットは強度及び耐候性において優れ
ていることが分かる。
【0082】なお,建築用ガスケットについては,日本
建築学会JASS17,ガラス工事において,強度が1
40kg/cm2 以上であり,またサンシャインウェザ
ーメーターの暴露に対してその表面に変色及びクラック
等の異常のないことを必要条件と規定している。本例の
ガスケットは上記規定を共に満たしている。
【0083】また,本例のガスケットは積層構成とした
ことにより,高価なシリコーンゴムポリマーの使用量を
大幅に減少させることができる。従って,シリコーンゴ
ム成形品の安価かつそれ以上に優れた特質を持つ代替品
として使用できる。上記のごとく,本発明にかかるガス
ケットは強度及び意匠性,耐候性において優れているた
め,屋外に露出する建築部材として最適である。
【0084】
【表7】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるガスケットの斜視図。
【図2】実施例1におけるガスケットの,(A)挟持補
強部材の挿入の説明図及び(B)ガラス等の挟持状態の
説明図。
【図3】実施例2におけるガスケットの製造方法の説明
図。
【図4】実施例3におけるガスケットの断面図。
【図5】実施例3におけるガスケットの挟持状態の断面
図。
【図6】実施例4におけるガスケットの断面図。
【図7】実施例4におけるガスケットの挟持状態の断面
図。
【図8】実施例5におけるガスケットの断面図。
【図9】実施例5におけるガスケットの挟持状態の断面
図。
【図10】実施例6におけるガスケットの断面図。
【図11】実施例6におけるガスケットの挟持状態の断
面図。
【図12】実施例7におけるガスケットの断面図。
【図13】実施例7におけるガスケットの挟持状態の断
面図。
【符号の説明】
1,2,3,4...ガスケット, 11...本体, 110...本体用未架橋混合物, 12...シリコーンゴム層, 120...表面皮膜用未架橋混合物, 121...外表面, 13...凹状挟持部, 14...挟持補強部材, 15...嵌入開口部,

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と,該本体に設けた建築材挟持用の
    凹状挟持部とを有する建築用ガスケットにおいて,上記
    本体はゴムよりなり,かつ該本体の外表面には,シリコ
    ーンゴム層が形成されていることを特徴とする建築用ガ
    スケット。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記本体とシリコー
    ンゴム層とはそれぞれ有機過酸化物架橋されており,か
    つ両者の接合面は架橋接着されていることを特徴とする
    建築用ガスケット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記本体は合
    成ゴムであることを特徴とする建築用ガスケット。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記合成ゴムはDC
    P系EPDM,塩素化ポリエチレン又はこれらの混合物
    を含有してなることを特徴とする建築用ガスケット。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記本体は上記合成
    ゴムと他の添加ゴム成分を含有してなることを特徴とす
    る建築用ガスケット。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記添加ゴム成分
    は,ENB系EPDM,イソプレンゴム(IR),ブタ
    ジエンアクリロニトリルゴム(NBR),スチレンブタ
    ジエンゴム(SBR),クロロスルホン化ポリエチレン
    (CSM),アクリルゴム(ACM),シリコーンゴム
    (Q),フッ素ゴム(FKM),ウレタンゴム(U)の
    グループから選ばれる一種又は二種以上であることを特
    徴とする建築用ガスケット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5又は6において,上記シリ
    コーンゴム層は,上記本体の外表面及び上記凹状挟持部
    の表面に形成されていることを特徴とする建築用ガスケ
    ット。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6又は7において,上記シリ
    コーンゴム層は0.2mm〜2mmの厚みを有すること
    を特徴とする建築用ガスケット。
  9. 【請求項9】 請求項1において,上記本体は,挟持補
    強部材を嵌入するための嵌入開口部を有することを特徴
    とする建築用ガスケット。
  10. 【請求項10】 請求項9において,上記挟持補強部材
    は,硬質ゴム,硬質樹脂のグループから選ばれる一種又
    は二種以上であることを特徴とする建築用ガスケット。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10において,上記挟持
    補強部材はその表面にシリコーンゴム層が形成されてい
    ることを特徴とする建築用ガスケット。
  12. 【請求項12】 ゴムよりなる本体と,該本体に設けた
    建築材挟持用の凹状挟持部とを有すると共に上記本体の
    外表面にシリコーンゴム層を有する建築用ガスケットを
    製造するに当たり,ゴム成分と有機過酸化物架橋剤と補
    強剤等の添加物とを混合してなる本体用未架橋混合物
    と,シリコーンポリマーと有機過酸化物架橋剤とよりな
    る表面皮膜用未架橋混合物とを準備し,上記本体用未架
    橋混合物を上記建築用ガスケットの本体の形状に成形す
    ると共に,その外表面に上記表面皮膜用未架橋混合物を
    積層し,次いでこれらを熱空気の存在下で加熱すること
    を特徴とする建築用ガスケットの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において,上記本体用のゴ
    ムは合成ゴムであり,かつ該合成ゴムはDCP系EPD
    M,塩素化ポリエチレン又はこれらの混合物を含有して
    なることを特徴とする建築用ガスケットの製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において,上記本体用のゴ
    ムは上記合成ゴムと添加ゴムとよりなり,該添加ゴム
    は,ENB系EPDM,イソプレンゴム(IR),ブタ
    ジエンアクリロニトリルゴム(NBR),スチレンブタ
    ジエンゴム(SBR),クロロスルホン化ポリエチレン
    (CSM),アクリルゴム(ACM),シリコーンゴム
    (Q),フッ素ゴム(FKM),ウレタンゴム(U)の
    グループから選ばれる一種又は二種以上であることを特
    徴とする建築用ガスケットの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647570U (ja) * 1992-12-01 1994-06-28 西川ゴム工業株式会社 窓枠用ジッパーガスケット
KR20110099689A (ko) * 2008-12-04 2011-09-08 바이엘 머티리얼사이언스 아게 접착된 복합 플라스틱 부품, 그의 제조 방법, 및 그로부터 제조된 부품

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