JPH07259902A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JPH07259902A JPH07259902A JP6072579A JP7257994A JPH07259902A JP H07259902 A JPH07259902 A JP H07259902A JP 6072579 A JP6072579 A JP 6072579A JP 7257994 A JP7257994 A JP 7257994A JP H07259902 A JPH07259902 A JP H07259902A
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Abstract
引きずりを確実に防止する。 【構成】 キャリパ本体2のシリンダボア4にピストン
8を嵌装し、ディスクロータ9を跨いで爪部5を形成す
る。キャリパ本体2を移動可能に支持するキャリヤ12の
ガイド孔15にフォールバックシール17を介してピン18を
挿通させ爪部5に連結する。シリンダボア4内に圧油を
供給しピストン7を移動させてインナパッド9をディス
クロータ3に押しつけ、その反力によりキャリパ本体2
を移動させ爪部5でアウタパッド10をディスクロータ3
に押しつけて制動する。圧油の供給を解除すると、ピス
トンシール7の弾性力によりピストン8が後退し、ま
た、フォールバックシール17の弾性力によりキャリパ本
体2が後退するので、インナパッド9とアウタパッド10
をディスクロータ3から離間でき、引きずりを防止でき
る。
Description
クブレーキの改良に関するものである。
には、車輪とともに回転するディスクロータの片側に配
置されたパッドに対向するピストンをピストンシールを
介して嵌装するシリンダボアと、ディスクロータをまた
いで反対側のパッドに対向する爪部とを有するキャリパ
を車体側に固定されるキャリヤに移動可能に支持させ、
マスタシリンダからシリンダボア内に圧油を供給してピ
ストンを前進させることにより、一方のパッドを直接デ
ィスクロータに押し付けるとともに、その反力によって
キャリパを移動させ、爪部を介して他方の他方のパッド
をディスクロータに押し付けて制動力を発生させるよう
にしたキャリパ浮動型ディスクブレーキがある。
制動時にピストンの移動にピストンシールが追従して弾
性変形し、制動を解除するとピストンシールの弾性変形
分だけピストンが後退(フォールバック)することによ
り、ディスクロータとパッドとのクリアランスを常に一
定に保つようになっている。
来のキャリパ浮動型ディスクブレーキでは次のような問
題がある。すなわち、制動を解除したとき、ピストンの
後退により、一方のパッドは、ディスクロータから離間
するが、他方のパッドは、キャリパの爪部によってディ
スクロータに当接された状態となるとなるため、引きず
りが発生して、車両の走行抵抗が増大し、燃費が悪化す
るという問題を生じる。
であり、引きずりを確実に防止するようにしたキャリパ
浮動型ディスクブレーキを提供することを目的とする。
解決するために、ディスクロータの両側に配置された一
対のパッドの一方に対向するピストンと、前記ディスク
ロータを跨いで前記一対のパッドの他方に対向する爪部
とを有するキャリパをキャリヤに移動可能に支持させた
キャリパ浮動型ディスクブレーキにおいて、前記ピスト
ンの移動により制動位置に移動した前記キャリパを非制
動位置側へ一定距離移動させる方向に付勢する付勢手段
を設けたことを特徴とする。
ると、付勢手段によってキャリパが非制動位置側へ所定
距離移動するので、キャリパの爪部に対向するパッドを
ディスクロータから離間させることができる。
細に説明する。
レーキ1は、キャリパ浮動型ディスクブレーキであり、
キャリパ本体2には、車輪(図示せず)とともに回転す
るディスクロータ3の片側の面に対向させてシリンダボ
ア4が形成されており、また、ディスクロータ3を跨い
で反対側の面に対向させて爪部5が形成されている。爪
部5には、シリンダボア4に対向する部位に切欠部6が
形成されている。この切欠部6は、シリンダボア4の内
径を機械加工する際の工具の逃げとして用いられる。シ
リンダボア4には、ピストンシール7を介してピストン
8が摺動可能に嵌装されている。そして、ディスクロー
タ3とピストン8との間にインナパッド9が設けられ、
ディスクロータ3と爪部5との間にアウタパッド10が設
けられている。図中、11はダストブーツである。
ャリヤ12に、スライドピン(図示せず)によって案内さ
れディスクロータ3の軸方向に沿って移動可能に支持さ
れている。また、インナパッド9およびアウタパッド10
は、キャリヤ12に、溝12a (図3参照)によって案内さ
れディスクロータ3の軸方向に沿って移動可能に支持さ
れている。
シリンダボア4内に圧油を供給すると、ピストン8がピ
ストンシール7を弾性変形させながら前進して直接イン
ナパッド9をディスクロータ3に押しつけるとともに、
その反力によってキャリパ本体2が移動して爪部5を介
してアウタパッド10をディスクロータ3に押しつけて制
動力が発生する。マスタシリンダからの圧油の供給を解
除すると、ピストンシール7の弾性力によってその変形
分だけピストン8が後退して制動が解除される。ここ
で、パッドの摩耗により制動時のピストン8の移動量が
増加すると、その分ピストン8とピストンシール7との
間にすべりが生じてピストン8がパッドの摩耗に追従す
るので、制動を解除したとき、ピストン8がピストンシ
ール7の弾性変形分だけ一定距離後退してディスクロー
タ3とパッドとのクリアランスが常に一定に保たれる。
するキャリパ後退機構13について説明する。
6に対向させてボス部14が形成されており、ボス部14に
はガイド孔15が設けられている。そして、ガイド孔15に
形成された内周溝16にフォールバックシール17が嵌合さ
れており、ガイド孔15には、ホールバックシール17を介
してピン18が摺動可能に挿通されている。内周溝16に
は、図2に示すように、縁部に面取部16a ,16b が形成
されている。そして、フォールバックシール17がピン18
の移動に追従して面取部16a ,16b に沿って弾性変形
し、フォールバックシール17が面取部16a ,16b に当接
した後はフォールバックシール17とピン18との間に滑り
が生じるようになっている。これにより、ピン18の移動
に対して、フォールバックシール17の弾性変形分だけ後
退させる方向の付勢力が作用する。すなわち、ホールバ
ックシール17とピン18とで制動位置に移動したキャリパ
本体2を非制動位置側へ一定距離移動させ方向に付勢す
る付勢手段を構成している。なお、フォールバックシー
ル17の弾性力によるピン18の後退距離は、ピストンシー
ル7の弾性力によるピストン8の後退距離の2分の1程
度となるようになっている。
は、ナット19によってプレート20が取付けられている。
プレート20は、切欠部6の外周部のアウタパッド10に対
向する面に形成された座面21に当接してリテーナスプリ
ング22によって爪部5に取付けられており、ピン18がプ
レート20を介してキャリパ本体2に連結されている。
23が設けられており、取付溝23には、ピン18を覆って摺
動部の防塵、防錆を行うためのダストブーツ24が取付け
られている。なお、ダストブーツ24のボス部14への取付
けは、このほか、図4に示すように、取付溝25をガイド
孔15の内周部に設けてダストブーツ24を取付溝25とピン
18とで保持するようにしてもよい。このようにした場
合、ダストブーツ24を強固に保持することができ、ディ
スクブレーキ1の車両への組付時のダストブーツ24の脱
落を防止することができる。また、図5に示すように、
ダストブーツ24をフォールバックシール17と一体に設け
てボス部14に取付けるようにしてもよく、このようにし
た場合、部品点数および組付工数を削減することができ
る。
いて次に説明する。
油を供給すると、ピストン8が直接インナパッド9をデ
ィスクロータ3に押し付けるとともに、その反力によっ
てキャリパ本体2が移動して爪部5がアウタパッド10を
ディスクロータ3に押し付けることにより制動力が発生
する。このとき、ピストン8の移動に追従してピストン
シール7が弾性変形し、また、キャリパ本体2とともに
移動するピン18の移動に追従してホールバックシール17
が内周溝16の面取部16a に沿って弾性変形する。
ると、ピストンシール7の弾性力によってピストン8が
所定距離後退してインナパッド9がディスクロータ3か
ら離間する。また、同時にフォールバックシール17の弾
性力によってピン18およびキャリパ本体2が所定距離後
退してアウタパッド10がディスクロータ3から離間す
る。このようにして、インナパッド9およびアウタパッ
ド10がディスクロータ3から離間されて制動が解除され
る。このとき、フォールバックシールの弾性力によるピ
ン18の後退距離は、ピストンシール7の弾性力によるピ
ストン8の後退距離の2分の1程度となっているので、
ディスクロータ3とインナパッド9およびアウタパッド
10とのクリアランスが等しくなる。また、インナパッド
9およびアウタパッド10が摩耗すると、その分ピストン
シール7とピストン8、およびフォールバックシール17
とピン18との間にすべりが生じてピストン8およびピン
18がピストンシール7およびフォールバックシール17の
弾性変形分だけ後退することにより、ディスクロータ3
とインナパッド9およびアウタパッド10のクリアランス
が常に一定に調整される。
パッド9およびアウタパッド10が所定のクリアランスで
ディスクロータ3から離間されるので、引きずりを確実
に防止することができ、走行抵抗を減少させて燃費を向
上させることができる。
工具の逃げとしてキャリパ本体2の爪部5に形成された
切欠部6内にキャリパ後退機構13を配置することによ
り、空きスペースを有効に利用することができ、ディス
クブレーキが大型化することがない。
ついて図6および図7、ならびに図8および図9を用い
て説明する。
12のボス部14のガイド孔15に挿通されたピン18は、アウ
タパッド10とは反対側にねじ部18a が形成されており、
ねじ部16a にナット19によってプレート26が取付けられ
ている。プレート26は、ビス27によってキャリパ本体2
に結合されている。また、ピン18を覆うダストブーツ28
は、伸縮可能な蛇腹状に形成されており、一端がピン18
に形成された取付け溝18b に嵌合され、他端がボス部14
の取付溝23に嵌合されている。この構成によって、図1
ないし図3に示すものと同様の作用、効果を奏すること
ができる。
ャリヤ12のボス部14のガイド孔15に挿通されたピン18
は、一端部に形成されたねじ部18a がアウタパッド10の
裏金に設けられたねじ孔10a にねじ込まれており、ピン
18によってアウタパッド10を直接後退させてキャリパ本
体2を移動させるようになっている。この構成により、
図1ないし図3に示すものと同様の効果に加えて、ピン
18の後退により直接アウタパッド10をディスクロータ3
か離間させることができ、アウタパッド10の引きずりを
効果的に防止することができる。さらに、部品点数およ
び組付工数を削減することができる。
浮動型ディスクブレーキは、ピストンの移動により制動
位置に移動したキャリパを非制動位置側へ所定距離移動
させる方向に付勢する付勢手段を設けたことにより、制
動を解除すると、付勢手段によってキャリパが非制動位
置側へ所定距離移動するので、キャリパの爪部に対向す
るパッドをディスクロータから離間させることができ
る。その結果、ディスクロータとパッドとの引きずりを
確実に防止することができ、走行抵抗を低減して燃費を
向上させることができるという優れた効果を奏する。
大図である。
の他の実施例を示す図である。
のさらに他の実施例を示す図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクロータの両側に配置された一対
のパッドの一方に対向するピストンと、前記ディスクロ
ータを跨いで前記一対のパッドの他方に対向する爪部と
を有するキャリパをキャリヤに移動可能に支持させたキ
ャリパ浮動型ディスクブレーキにおいて、前記ピストン
の移動により制動位置に移動した前記キャリパを非制動
位置側へ一定距離移動させる方向に付勢する付勢手段を
設けたことを特徴とするディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07257994A JP3435526B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07257994A JP3435526B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07259902A true JPH07259902A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3435526B2 JP3435526B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=13493438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07257994A Expired - Fee Related JP3435526B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3435526B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021125052A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキおよびカバー部品 |
| WO2023062843A1 (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキおよびカバー部品 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP07257994A patent/JP3435526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021125052A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキおよびカバー部品 |
| JPWO2021125052A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | ||
| US12188533B2 (en) | 2019-12-18 | 2025-01-07 | Hitachi Astemo, Ltd. | Disc brake and cover component |
| WO2023062843A1 (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキおよびカバー部品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3435526B2 (ja) | 2003-08-11 |
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