JPH0726220B2 - 電解鉄の製法 - Google Patents
電解鉄の製法Info
- Publication number
- JPH0726220B2 JPH0726220B2 JP61000743A JP74386A JPH0726220B2 JP H0726220 B2 JPH0726220 B2 JP H0726220B2 JP 61000743 A JP61000743 A JP 61000743A JP 74386 A JP74386 A JP 74386A JP H0726220 B2 JPH0726220 B2 JP H0726220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- iron
- anode
- electrodeposited
- electrolysis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電解鉄の製法に係り、より詳しく述べると、電
着表面の凹凸を小さくして陰極上により厚く鉄を電着す
ることができるようにする方法に関する。
着表面の凹凸を小さくして陰極上により厚く鉄を電着す
ることができるようにする方法に関する。
電解鉄は通常の軟鋼とか純鉄に比べ各種不純物が格段と
少ないため、磁性材料、電子材料、合金材料、試験研究
用ベースメタル材料等高品位を要求される分野に賞用さ
れている。
少ないため、磁性材料、電子材料、合金材料、試験研究
用ベースメタル材料等高品位を要求される分野に賞用さ
れている。
電解槽中に電解液を収容し、電解液中に水平回転軸を有
する回転ドラム型陰極と、板状の軟鋼または純鉄製陽極
とを対置させ、陰極を回転させながら電解して高純度鉄
を陰極曲面上に電着させる電解鉄の製造方法は公知であ
る。これは陰極表面付近で発生するガスの脱ガスのため
に陰極を回転させるものである。陰極として平板を用い
る電解法も公知であるが、その場合、脱ガスのために電
解液を強制循環するなどの手段が採用されている。
する回転ドラム型陰極と、板状の軟鋼または純鉄製陽極
とを対置させ、陰極を回転させながら電解して高純度鉄
を陰極曲面上に電着させる電解鉄の製造方法は公知であ
る。これは陰極表面付近で発生するガスの脱ガスのため
に陰極を回転させるものである。陰極として平板を用い
る電解法も公知であるが、その場合、脱ガスのために電
解液を強制循環するなどの手段が採用されている。
上記の如く回転ドラム型あるいは平板型の陰極を用いた
場合には、電着鉄の厚みが増すと表面の凹凸が大きくな
る傾向があるために、電着鉄を厚さを大きくすることが
できず、またその結果電極引上回数が多くなるという欠
点がある。
場合には、電着鉄の厚みが増すと表面の凹凸が大きくな
る傾向があるために、電着鉄を厚さを大きくすることが
できず、またその結果電極引上回数が多くなるという欠
点がある。
本発明者ら、上記問題点を解決すべく鋭意努力した結
果、陰極として陽極側に凹型の曲面を有するものを用い
れば、電着鉄の厚みが増しても表面の凹凸が大きくなら
ず、より厚い電着鉄を得ることを可能になることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
果、陰極として陽極側に凹型の曲面を有するものを用い
れば、電着鉄の厚みが増しても表面の凹凸が大きくなら
ず、より厚い電着鉄を得ることを可能になることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、第1の形態の本発明は、第1鉄イオンと支持
電解質を主成分とする水溶液からなる電解浴中に、陽極
と陰極を対置させ、陰極上に高純度鉄を電着させる電解
鉄の製法において、陰極として陽極側に凹型に湾曲した
曲板を用いることを特徴とする電解鉄の製法にある。
電解質を主成分とする水溶液からなる電解浴中に、陽極
と陰極を対置させ、陰極上に高純度鉄を電着させる電解
鉄の製法において、陰極として陽極側に凹型に湾曲した
曲板を用いることを特徴とする電解鉄の製法にある。
また、第2形態の本発明は、第1鉄イオンと支持電解質
を主成分とする水溶液からなる電解浴中に、陽極と陰極
を対置させ、陰極上に高純度鉄を電着させる電解鉄の製
法において、陰極として円筒状陰極を用い、かつ陽極と
して円筒状陰極内に非接触状に挿入できる陽極を用いそ
れを陰極内中心部に保持して電解を行なうことを特徴と
する電解鉄の製法にある。この第2形態の本発明におい
て、陽極と陰極が鉛直に保持されること、また陽極およ
び(または)陰極が回転されることが好ましい。
を主成分とする水溶液からなる電解浴中に、陽極と陰極
を対置させ、陰極上に高純度鉄を電着させる電解鉄の製
法において、陰極として円筒状陰極を用い、かつ陽極と
して円筒状陰極内に非接触状に挿入できる陽極を用いそ
れを陰極内中心部に保持して電解を行なうことを特徴と
する電解鉄の製法にある。この第2形態の本発明におい
て、陽極と陰極が鉛直に保持されること、また陽極およ
び(または)陰極が回転されることが好ましい。
従来の平板型または凸面型の陰極で電着鉄の厚みが増す
と表面の凹凸が大きくなる理由は次のように考えられ
る。すなわち、第3図を参照すると、平板型陰極1の表
面に電着鉄の結晶粒2が成長すると、結晶粒の表面は平
坦でないので結晶粒2が形成する表面の表面積が陰極1
の表面積より増大し、そのために電流密度が小さくな
る。こうして電流密度が小さくなると、次に成長する結
晶粒3はより大きくなり、それによって形成される表面
積もより大きくなる。すると、電流密度がさらに小さく
なり、その上に成長する結晶粒4はさらに大きくなる。
このようにして、電着鉄の厚みが増すにつれて結晶粒が
大きくなり、その結果表面の凹凸が増幅されてゆくので
ある。第4図は、陰極が凸型の場合であるが、第3図の
平板型陰極と同様の理由から電着鉄の厚みの増加ととも
に表面の凹凸が増大してゆくのみならず、凸型表面で
は、その上に鉄が電着すると電着鉄の厚み方向に曲率半
径(r1→r2→r3→r4)が大きくなるのでそれによって表
面積が増大する性質が本来的にあり、その結果としても
電着鉄の厚みの増加とともに結晶粒が大きくなる傾向が
あるので、これらの相乗効果により、電着鉄の表面の凹
凸は著しく速く増大してゆく。第4図はこの様子を示
し、凸型陰極11上に電着鉄の結晶粒12,13,14が順次成長
してゆき、表面の凹凸が急速に拡大している。
と表面の凹凸が大きくなる理由は次のように考えられ
る。すなわち、第3図を参照すると、平板型陰極1の表
面に電着鉄の結晶粒2が成長すると、結晶粒の表面は平
坦でないので結晶粒2が形成する表面の表面積が陰極1
の表面積より増大し、そのために電流密度が小さくな
る。こうして電流密度が小さくなると、次に成長する結
晶粒3はより大きくなり、それによって形成される表面
積もより大きくなる。すると、電流密度がさらに小さく
なり、その上に成長する結晶粒4はさらに大きくなる。
このようにして、電着鉄の厚みが増すにつれて結晶粒が
大きくなり、その結果表面の凹凸が増幅されてゆくので
ある。第4図は、陰極が凸型の場合であるが、第3図の
平板型陰極と同様の理由から電着鉄の厚みの増加ととも
に表面の凹凸が増大してゆくのみならず、凸型表面で
は、その上に鉄が電着すると電着鉄の厚み方向に曲率半
径(r1→r2→r3→r4)が大きくなるのでそれによって表
面積が増大する性質が本来的にあり、その結果としても
電着鉄の厚みの増加とともに結晶粒が大きくなる傾向が
あるので、これらの相乗効果により、電着鉄の表面の凹
凸は著しく速く増大してゆく。第4図はこの様子を示
し、凸型陰極11上に電着鉄の結晶粒12,13,14が順次成長
してゆき、表面の凹凸が急速に拡大している。
第1図は陽極側に凹型の曲面を有する陰極を用いた電解
装置を示す。陽極1と陰極2とが対置され、陽極1は平
板状であるが、陰極2は陽極1側に凹型の曲面を有する
曲板である。陽極として用いる鉄材は一般軟鋼でもよい
が、少しでも純度を上げる目的で純鉄を用いても良い。
陰極は電解鉄が放電電着するものでステンレス鋼等で作
られた板状体もしくは回転ドラムが従来法同様用いられ
る。
装置を示す。陽極1と陰極2とが対置され、陽極1は平
板状であるが、陰極2は陽極1側に凹型の曲面を有する
曲板である。陽極として用いる鉄材は一般軟鋼でもよい
が、少しでも純度を上げる目的で純鉄を用いても良い。
陰極は電解鉄が放電電着するものでステンレス鋼等で作
られた板状体もしくは回転ドラムが従来法同様用いられ
る。
陽極1および陰極2は電解浴3中に浸漬されているが、
電解浴は主要成分として硫酸第一鉄及び又は塩化第一鉄
を用い、これらの硫酸又は塩酸酸性浴に支持電解質とし
て電導性の良い、鉄よりも卑なる塩が用いられる硫酸ア
ンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、塩化
ナトリウム、硫酸カリ、塩化カリ、硫酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、塩化カルシウム等が代表例として挙
げられる。
電解浴は主要成分として硫酸第一鉄及び又は塩化第一鉄
を用い、これらの硫酸又は塩酸酸性浴に支持電解質とし
て電導性の良い、鉄よりも卑なる塩が用いられる硫酸ア
ンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、塩化
ナトリウム、硫酸カリ、塩化カリ、硫酸マグネシウム、
塩化マグネシウム、塩化カルシウム等が代表例として挙
げられる。
このような電解装置で実際に電解を行なった。その電解
条件は次の通りである。
条件は次の通りである。
陽極:840×820×50の軟鋼製板状体 陰極:陽極側が半径50の円弧105の凹型曲面を有し、高
さ1000,厚さ5のステンレス製曲板 極間距離:陰極中心部で150 電解浴 : FeCl2 140g/l NH4Cl 130g/l pH 4.5〜5.0 浴温 90〜98℃ 槽電圧 :0.8〜1.2V 電流密度:2.4A/dm2 こうして96時間電解を行ない陰極上に高純度鉄を厚さ6m
m電着させたが、電着鉄の表面は平滑であった。従来、
陰極として板状体を用い上と同様の条件で電解する場
合、表面が平滑な電解鉄の厚みはせいぜい3mm程度であ
った。
さ1000,厚さ5のステンレス製曲板 極間距離:陰極中心部で150 電解浴 : FeCl2 140g/l NH4Cl 130g/l pH 4.5〜5.0 浴温 90〜98℃ 槽電圧 :0.8〜1.2V 電流密度:2.4A/dm2 こうして96時間電解を行ない陰極上に高純度鉄を厚さ6m
m電着させたが、電着鉄の表面は平滑であった。従来、
陰極として板状体を用い上と同様の条件で電解する場
合、表面が平滑な電解鉄の厚みはせいぜい3mm程度であ
った。
第2図は陰極が円筒状であり、陽極が陰極内に配置され
る電解装置を示す。同図中、5が陽極、6が陰極、7が
電解浴である。陰極6は中空円筒状であり、その内部、
特に中心部に棒状の陽極5を配置する。陽極5と陰極6
は同心円状に配置することによって陰極表面上での電解
条件を均一にする。ここで、陽極5と陰極6の一方また
は両方を回転するようにすれば、陰極表面上での電解条
件がより均一になり、好ましい。また、陽極5および陰
極6は、鉛直に配置することが電解条件の均一化のため
に好ましい。
る電解装置を示す。同図中、5が陽極、6が陰極、7が
電解浴である。陰極6は中空円筒状であり、その内部、
特に中心部に棒状の陽極5を配置する。陽極5と陰極6
は同心円状に配置することによって陰極表面上での電解
条件を均一にする。ここで、陽極5と陰極6の一方また
は両方を回転するようにすれば、陰極表面上での電解条
件がより均一になり、好ましい。また、陽極5および陰
極6は、鉛直に配置することが電解条件の均一化のため
に好ましい。
このような電解装置で実際に電解を行なった。その電解
条件は次の通りであった。
条件は次の通りであった。
陽極:50mm×800mm角の軟鋼製棒状体 陰極:内径100mm,高さ1000mm,厚さ5mmのステンレス製円
筒体、 陰極回転速度:3r.p.m. 電解浴: FeCl2 140g/l NH4Cl 130g/l pH 4.5〜5.0 浴温 90〜95℃ 槽電圧 : 1.2〜1.8V 電流密度: 2.4A/dm2 こうして96時間電解を行ない陰極上に高純度鉄を厚さ6m
m電着させたが、電着鉄の表面は平滑であった。
筒体、 陰極回転速度:3r.p.m. 電解浴: FeCl2 140g/l NH4Cl 130g/l pH 4.5〜5.0 浴温 90〜95℃ 槽電圧 : 1.2〜1.8V 電流密度: 2.4A/dm2 こうして96時間電解を行ない陰極上に高純度鉄を厚さ6m
m電着させたが、電着鉄の表面は平滑であった。
本発明により、陰極の陽極側表面を凹型にすることによ
り、陰極上に高純度鉄が電着してその厚みが増す場合に
表面の凹凸が拡大することを防止できる。その結果、表
面が平滑なより厚い電着鉄を得ることができるととも
に、電極の引上回数が低減され、生産性が向上する。
り、陰極上に高純度鉄が電着してその厚みが増す場合に
表面の凹凸が拡大することを防止できる。その結果、表
面が平滑なより厚い電着鉄を得ることができるととも
に、電極の引上回数が低減され、生産性が向上する。
第1図は陽極側が凹型曲面を有する板状陰極を用いた電
解装置の模式図、第2図は円筒状陰極と陰極内の棒状陽
極を用いた電解装置の模式図、第3図は平板状陰極上へ
の電着鉄の成長の様子を示す模式図、第4図は凸型陰極
上への電着鉄の成長の様子を示す模式図である。 1……平板状陰極、2,3,4……結晶粒、11……凸型陰
極、12,13,14……結晶粒、r1,r2,r3,r4……曲率半径。
解装置の模式図、第2図は円筒状陰極と陰極内の棒状陽
極を用いた電解装置の模式図、第3図は平板状陰極上へ
の電着鉄の成長の様子を示す模式図、第4図は凸型陰極
上への電着鉄の成長の様子を示す模式図である。 1……平板状陰極、2,3,4……結晶粒、11……凸型陰
極、12,13,14……結晶粒、r1,r2,r3,r4……曲率半径。
Claims (4)
- 【請求項1】第1鉄イオンと支持電解質を主成分とする
水溶液からなる電解浴中に、陽極と陰極を対置させ、陰
極上に高純度鉄を電着させる電解鉄の製法において、陰
極として陽極側に凹型に湾曲した曲板を用いることを特
徴とする電解鉄の製法。 - 【請求項2】第1鉄イオンと支持電解質を主成分とする
水溶液からなる電解浴中に、陽極と陰極を対置させ、陰
極上に高純度鉄を電着させる電解鉄の製法において、 陰極として中空円筒状陰極を用い、かつ陽極として該円
筒状陰極内に非接触状に挿入できる陽極を用いそれを該
陰極内中心部に保持して電解を行なうことを特徴とする
電解鉄の製法。 - 【請求項3】陽極および陰極を鉛直に保持して電解鉄を
行なう特許請求の範囲第2項記載の製法。 - 【請求項4】陽極および(または)陰極を回転しつつ電
解を行なう特許請求の範囲第2項または第3項記載の製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61000743A JPH0726220B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 電解鉄の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61000743A JPH0726220B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 電解鉄の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62158892A JPS62158892A (ja) | 1987-07-14 |
| JPH0726220B2 true JPH0726220B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=11482182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61000743A Expired - Lifetime JPH0726220B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 電解鉄の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726220B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8460535B2 (en) * | 2009-04-30 | 2013-06-11 | Infinium, Inc. | Primary production of elements |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA764150B (en) * | 1975-07-17 | 1977-06-29 | Hall & Pickles Ltd | Improvements in or relating to electrolysis particularly electrodeposition of metal foil |
-
1986
- 1986-01-08 JP JP61000743A patent/JPH0726220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62158892A (ja) | 1987-07-14 |
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