JPH07263256A - 点火コイル - Google Patents

点火コイル

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JPH07263256A
JPH07263256A JP6051829A JP5182994A JPH07263256A JP H07263256 A JPH07263256 A JP H07263256A JP 6051829 A JP6051829 A JP 6051829A JP 5182994 A JP5182994 A JP 5182994A JP H07263256 A JPH07263256 A JP H07263256A
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JP
Japan
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iron core
permanent magnet
ignition coil
core
cross
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Application number
JP6051829A
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English (en)
Inventor
Kaneo Takema
金男 武馬
Junichi Wada
純一 和田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一層の小型化、軽量化をすることのできる点
火コイルを提供する。 【構成】 略直線状の第1鉄心3の両端に渡って略コの
字型の第2鉄心5が設けられ、第1鉄心3の端面3bと
第2鉄心5との間隙に、図示しない一次コイルによる励
磁方向とは逆方向に磁化された永久磁石7が挿入されて
いる。端面3bの面積は永久磁石7の断面積SMと等し
く、第2鉄心5の断面積は第1鉄心3の中央部3cの断
面積SFとほぼ等しい。閉磁路9の外周方向に突出した
端面3bの突出部3bbの面積をSBとすると、2<S
M/SF<6,0<SB/SM≦0.25,0<SB/
SF≦0.7が満足される。このため、閉磁路9の突出
部9bに良好に磁界が形成され、点火コイルの小型化、
軽量化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として内燃機関に用
いられる点火コイルに関し、詳しくは、鉄心の閉磁路内
に永久磁石を配設した点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄心の閉磁路内に一次コイル
の通電による励磁方向とは逆方向に磁化された永久磁石
を挿入することにより、磁気エネルギの蓄積量を大きく
して点火性能の向上、および点火コイルの小型化、軽量
化を図る技術が提案されている。また、この種の点火コ
イルでは、更に磁気エネルギの蓄積量を増加させ、小型
化、軽量化を図るため、次のような構成を採用すること
が提案されている。
【0003】すなわち、略直線状に形成された第1鉄心
と、その第1鉄心の両端に渡って設けられた略コの字形
の第2鉄心とで閉磁路を形成し、第1鉄心の一端と第2
鉄心との間に前述の永久磁石を挿入し、更に、第1鉄心
の永久磁石と接する端面の面積を永久磁石の断面積SM
とほぼ等しく、かつ2<SM/SF<6なる条件を満た
すように構成するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、第
1鉄心および第2鉄心の永久磁石と接する面を斜めに形
成するなどして、両鉄心により形成される磁路の形状を
変えることなく断面積SMを大きくし、上記SM/SF
を拡大している。このため、点火コイルの小型化、軽量
化には限界があった。そこで、本発明は、一層の小型
化、軽量化を実現することのできる点火コイルを提供す
ることを目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、略直線状に形成された
第1鉄心と、該第1鉄心の両端に渡って設けられ、上記
第1鉄心と共働して閉磁路を形成する略コの字形の第2
鉄心と、上記第1鉄心の一端と上記第2鉄心との間に挿
入され、一次コイルの通電による励磁方向とは逆方向に
磁化された永久磁石と、を備えた点火コイルにおいて、
上記第1鉄心の上記永久磁石と接する端面が、上記永久
磁石の断面積SMとほぼ等しい面積を有し、かつ、該端
面の一部が上記第2鉄心と共に上記閉磁路の外周方向に
突出して形成され、更に、上記端面の突出部の面積SB
および上記永久磁石の断面積SMと、上記第1鉄心の断
面積SFとが、下記の条件を満たすように構成されたこ
とを特徴とする点火コイルを要旨としている。
【0006】2<SM/SF<6 0<SB/SM≦0.25 0<SB/SF≦0.7 また、請求項2記載の発明は、0.1≦SB/SFであ
ることを特徴とする請求項1記載の点火コイルを要旨と
している。
【0007】更に、請求項3記載の発明は、上記第2鉄
心、上記永久磁石、および上記第1鉄心の突出部の、突
出側の端面が一平面上に配設されることを特徴とする請
求項1記載の点火コイルを要旨としている。
【0008】
【作用】このように構成された請求項1記載の発明で
は、略直線状に形成された第1鉄心と、略コの字形の第
2鉄心と、一次コイルの通電による励磁方向とは逆方向
に磁化された永久磁石と、を備えた点火コイルにおい
て、上記第1鉄心の上記永久磁石と接する端面が、上記
永久磁石の断面積SMとほぼ等しい面積を有し、更に、
上記永久磁石の断面積SMと上記第1鉄心の断面積SF
とが、2<SM/SF<6の条件を満たすように構成さ
れている。このため、磁気エネルギの蓄積量を増加さ
せ、小型化、軽量化を図ることができる。
【0009】更に、本発明では、第1鉄心の永久磁石と
接する端面の一部が第2鉄心と共に上記閉磁路の外周方
向に突出して形成され、この突出部の面積SBと第1鉄
心の断面積SFとが、0<SB/SM≦0.25,0<
SB/SF≦0.7の条件を満たしている。本願出願人
は、この条件下では突出部に良好に磁界が形成されるこ
とを数値解析により確認している。従って、本発明で
は、この突出部において突出した形状の磁界を形成する
ことができ、第1鉄心および第2鉄心によって形成され
る磁路の外径を全体的に小さくしたままで、断面積SM
を大きくしてSM/SFを上記範囲に拡大することがで
きる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、0.1≦
SB/SFとしている。磁路の外径が同じである場合、
SB/SFが0.7に近いほど磁気エネルギの蓄積量を
増加させることができる。このため、SB/SFを0.
1以上に設定すると、0.1未満に設定した場合に比べ
て磁気エネルギ蓄積量の増加が見込まれる。従って、第
1鉄心および第2鉄心によって形成される磁路の外径を
より良好に小さくすることができる。
【0011】更に、請求項3記載の発明では、第2鉄
心、永久磁石、および第1鉄心の突出部の、突出側の端
面を一平面上に配設している。このため、突出部を構成
する各鉄心は、非通電時に永久磁石によって、全体が通
電時とは逆方向に磁化される。従って、磁気エネルギの
蓄積量が一層増加する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、請求項1〜3記載の発明の実施例として
の、点火コイル1の構成を表す断面図である。図に示す
ように、本実施例の点火コイル1は、略直線状に形成さ
れた第1鉄心3と、略コの字形に形成された第2鉄心5
と、永久磁石7とによって次のように構成されている。
【0013】第1鉄心3の一端面3aは、第1鉄心3の
中央断面より若干広く形成され、その端面3aは、第2
鉄心5の一端の内側側面5aに当接している。第1鉄心
3の他端面3bは、端面3aより更に広く形成され、第
2鉄心5の他端の内側側面5bと所定の間隔を開けて配
設されている。そして、この端面3bと内側側面5bと
に挟まれた間隙に永久磁石7が挿入され、この永久磁石
7および第1鉄心3,第2鉄心5により閉磁路9が形成
されている。なお、端面3b,内側側面5b,および永
久磁石7は、閉磁路9の外周方向に突出した突出部3b
b,5bb,および7bを有し、これによって閉磁路9
の突出部9bが形成されている。また、突出部9bにお
ける第1鉄心3,第2鉄心5,永久磁石7の突出側の端
面3bc,5bc,7bcは一平面上に配設されてい
る。
【0014】更に、第1鉄心3の外周には、一次コイル
11が巻回されている。一次コイル11は図示しない電
源と接続可能に構成されており、永久磁石7は一次コイ
ル11の通電による励磁方向とは逆方向に磁化されてい
る。また、一次コイル11の外周には、図示しない内燃
機関の点火装置に二次電圧を出力する二次コイル12が
巻回されている。
【0015】次に、図2は、閉磁路9を構成する第1鉄
心3,第2鉄心5,および永久磁石7の各部の寸法(数
字の単位はmm)を表す説明図である。なお、第1鉄心
3,第2鉄心5,および永久磁石7は、それぞれ厚さ
(図2の紙面に垂直方向の長さ)11mmに構成されてい
る。従って、この閉磁路9を構成する各部の面積は次の
ようになる。
【0016】 第1鉄心3の端面3bの面積 =22.4×11=246.4(mm2 ) 永久磁石7の断面積SM =22.4×11=246.4(mm2 ) 第2鉄心5の断面積 = 6×11= 66(mm2 ) 第1鉄心3の中央部3cの断面積SF= 7×11= 77(mm2 ) 端面3bの突出部3bbの面積SB = 4.9×11= 53.9(mm2 ) このため、このように構成された本実施例の点火コイル
1では次のような作用・効果が生じる。先ず、端面3b
の面積と断面積SMは等しく、第2鉄心5の断面積は断
面積SFとほぼ等しい。また、SM/SF=3.2とな
り、 2<SM/SF<6 を満たしている。このため、点火コイル1の磁気エネル
ギ蓄積量を増加させ、点火コイル1の小型化、軽量化を
図ることができる。
【0017】また、SB/SM=0.22,SB/SF
=0.7となる。従って、 0<SB/SM≦0.25 0<SB/SF≦
0.7 を満たしている。この条件下では、突出部9bに良好に
磁界が形成され、磁気エネルギの蓄積量を良好に増加さ
せることができることが、次のように数値解析により確
認されている。図3および図4は、上記実施例において
突出部9bの大きさを変化させ、面積SBを変えていっ
た場合の磁気エネルギ蓄積量の変化を、数値解析により
算出した結果を表しており、図3はSB/SFと磁気エ
ネルギ蓄積量との対応関係を、図4はSB/SMと磁気
エネルギ蓄積量との対応関係を、それぞれ表している。
【0018】図3に例示するように、SB/SFが0.
7以下のときは、SB/SFが増加するにつれて磁気エ
ネルギの蓄積量は増加する。これは、突出部9bに良好
に磁界が形成され、突出部9bが大きくなった分だけ、
すなわち、面積SBが大きくなった分だけ磁気エネルギ
の蓄積量が増加するためと考えられる。ところが、SB
/SFが0.7を超えると、SB/SFが増加しても磁
気エネルギの蓄積量は余り増加しない。これは、磁力線
が突出部9bに沿って曲がらなくなり、それ以上突出部
9bを大きくしても磁界が余り形成されなくなるためと
考えられる。
【0019】本実施例では、SB/SF=0.7として
いるので、突出部9bに突出した形状の磁界を良好に形
成することができ、閉磁路9の外径を全体的に小さくし
たままで断面積SMを大きくしてSM/SFを拡大する
ことができる。すなわち、点火コイル1全体を大きくす
ることなく2<SM/SF<6とすることができる。ま
た、突出部9bの大きさを必要最小限にとどめて、突出
部9bによってかえって点火コイル1が大型化するのも
防止することができる。従って、本実施例では、点火コ
イル1全体を従来品に比べて良好に小型化、軽量化する
ことができる。
【0020】また、図3に例示するように、SB/SF
を0.1より大きくすると、磁気エネルギ蓄積量が約1
%近く増加し、有意な効果が認められる。更に、より好
ましくは0.2<SB/SF、更に好ましくは0.3<
SB/SF,0.4<SB/SF,0.5<SB/S
F,0.6<SB/SFと、するとよく、SB/SFの
値が0.7に近いほど点火コイル1を良好に小型化、軽
量化することができる。本実施例では、SB/SF=
0.7としているので、点火コイル1をきわめて良好に
小型化、軽量化することができる。
【0021】また、図4に例示するように、SB/SM
が0.25以下のときは、SB/SMが増加するにつれ
て、すなわち面積SBが大きくなるにつれて磁気エネル
ギの蓄積量は増加する。ところが、SB/SMが0.2
5を超えると磁力線が突出部9bに沿って曲がらなくな
り、SB/SMが増加しても磁気エネルギの蓄積量は余
り増加しない。従って、0<SB/SM≦0.25とす
ることにより点火コイルを小型化、軽量化することがで
きる。
【0022】また、好ましくは0.05<SB/SM、
より好ましくは0.1<SB/SM、更に好ましくは
0.15<SB/SM,0.2<SB/SMと、すると
よく、SB/SMの値が0.25に近いほど点火コイル
1を良好に小型化、軽量化することができる。本実施例
では、SB/SM=0.22と、0.25にきわめて近
い値に設定している。このため、突出部9bに突出した
形状の磁界を良好に形成することができ、閉磁路9の外
径を全体的に小さくしたままで断面積SMを大きくして
SM/SFを拡大することができる。従って、本実施例
では、点火コイル1全体を従来品に比べてきわめて良好
に小型化、軽量化することができる。
【0023】更に、本実施例では、突出部9bにおける
第1鉄心3,第2鉄心5,永久磁石7の突出側の端面3
bc,5bc,7bcを一平面上に配設している。する
と、突出部9bを構成する各鉄心3,5は、非通電時に
永久磁石7によって、全体が通電時とは逆方向に磁化さ
れる。このため、磁気エネルギの蓄積量が一層増加す
る。従って、点火コイル1を一層良好に小型化、軽量化
することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の態様で実施することができる。例えば、一次コイル1
1,二次コイル12のいずれか一方またはその両方が、
第2鉄心5に巻回されてもよい。この場合も本実施例と
全く同様の磁気エネルギ蓄積量が得られ、点火コイル1
を良好に小型化、軽量化することができる。
【0025】また、本実施例と相似形の第1鉄心3,第
2鉄心5,永久磁石7を用いて点火コイル1を構成して
もよい。この場合、磁気エネルギ蓄積量は、図3,図4
と同様の特性を示す。ただし、その相似比に応じてグラ
フが上方または下方に平行移動する。従って、点火コイ
ル1を良好に小型化、軽量化することができる。
【0026】更に、本実施例またはその相似形とは厚さ
の異なった第1鉄心3,第2鉄心5,永久磁石7を用い
て点火コイル1を構成してもよい。この場合も、磁気エ
ネルギ蓄積量は、図3,図4と同様の特性を示す。ただ
し、その厚さに応じてグラフが上方または下方に平行移
動する。従ってこの場合も、点火コイル1を良好に小型
化、軽量化することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明では、突出部に磁路を形成して、第1鉄心および第2
鉄心によって形成される磁路の外径を全体的に小さくし
たままでSM/SFを拡大することができる。すなわ
ち、点火コイル全体を大きくすることなく2<SM/S
F<6とすることができる。従って、点火コイル全体を
小型化、軽量化することができる。
【0028】また、請求項2記載の発明では、第1鉄心
および第2鉄心によって形成される磁路の外径をより良
好に小さくすることができる。従って、点火コイル全体
を一層良好に小型化、軽量化することができる。更に、
請求項3記載の発明では、突出部を構成する各鉄心は、
非通電時に全体が通電時とは逆方向に磁化されるので、
磁気エネルギの蓄積量が一層増加する。従って、点火コ
イルを一層良好に小型化、軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の点火コイルの構成を表す断面図であ
る。
【図2】実施例の第1鉄心,第2鉄心,永久磁石の各部
の寸法を表す説明図である。
【図3】実施例のSB/SFと磁気エネルギ蓄積量との
対応関係を表す説明図である。
【図4】実施例のSB/SMと磁気エネルギ蓄積量との
対応関係を表す説明図である。
【符号の説明】
1…点火コイル 3…第1鉄心 5…第2鉄心
7…永久磁石 9…閉磁路 9b…突出部 11…一次コイル
12…二次コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直線状に形成された第1鉄心と、 該第1鉄心の両端に渡って設けられ、上記第1鉄心と共
    働して閉磁路を形成する略コの字形の第2鉄心と、 上記第1鉄心の一端と上記第2鉄心との間に挿入され、
    一次コイルの通電による励磁方向とは逆方向に磁化され
    た永久磁石と、 を備えた点火コイルにおいて、 上記第1鉄心の上記永久磁石と接する端面が、上記永久
    磁石の断面積SMとほぼ等しい面積を有し、かつ、該端
    面の一部が上記第2鉄心と共に上記閉磁路の外周方向に
    突出して形成され、 更に、上記端面の突出部の面積SBおよび上記永久磁石
    の断面積SMと、上記第1鉄心の断面積SFとが、下記
    の条件を満たすように構成されたことを特徴とする点火
    コイル。 2<SM/SF<6 0<SB/SM≦0.25 0<SB/SF≦0.7
  2. 【請求項2】 0.1≦SB/SFであることを特徴と
    する請求項1記載の点火コイル。
  3. 【請求項3】 上記第2鉄心、上記永久磁石、および上
    記第1鉄心の突出部の、突出側の端面が一平面上に配設
    されることを特徴とする請求項1記載の点火コイル。
JP6051829A 1994-03-23 1994-03-23 点火コイル Pending JPH07263256A (ja)

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