JPH07263987A - 増幅回路 - Google Patents
増幅回路Info
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- JPH07263987A JPH07263987A JP4692494A JP4692494A JPH07263987A JP H07263987 A JPH07263987 A JP H07263987A JP 4692494 A JP4692494 A JP 4692494A JP 4692494 A JP4692494 A JP 4692494A JP H07263987 A JPH07263987 A JP H07263987A
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- amplifier
- differential amplifier
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カレントミラーを定電流源とした差動増幅器
により増幅動作を行う増幅回路に関し、基準電源として
電池を用いずにIC内で安定化した動作を与える。 【構成】 差動増幅器にはエミッタ抵抗を設けておら
ず、ダイオード(トランジスタ)対の不平衡に設定され
たカソード(エミッタ)電圧を入力して両者が等しくな
るように帰還制御をかけるための利得無限大の演算増幅
器を設けたカレントミラーにより差動増幅器を定電流制
御する。
により増幅動作を行う増幅回路に関し、基準電源として
電池を用いずにIC内で安定化した動作を与える。 【構成】 差動増幅器にはエミッタ抵抗を設けておら
ず、ダイオード(トランジスタ)対の不平衡に設定され
たカソード(エミッタ)電圧を入力して両者が等しくな
るように帰還制御をかけるための利得無限大の演算増幅
器を設けたカレントミラーにより差動増幅器を定電流制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は増幅回路に関し、特に差
動増幅器を用いた増幅回路に関するものである。
動増幅器を用いた増幅回路に関するものである。
【0002】増幅回路をIC化する場合、差動増幅器を
よく用いるが、この差動増幅器の利得のバラツキや変動
を如何に抑えるかが重要な課題である。
よく用いるが、この差動増幅器の利得のバラツキや変動
を如何に抑えるかが重要な課題である。
【0003】
【従来の技術】図3には従来より知られているカレント
ミラー1と差動増幅器2とを用いた増幅回路が示されて
おり、カレントミラー1はトランジスタTr1とこのトラ
ンジスタTr1のエミッタ抵抗r1 及びコレクタ抵抗r2
とで構成されており、トランジスタTr1のコレクタとベ
ースは短絡されている。
ミラー1と差動増幅器2とを用いた増幅回路が示されて
おり、カレントミラー1はトランジスタTr1とこのトラ
ンジスタTr1のエミッタ抵抗r1 及びコレクタ抵抗r2
とで構成されており、トランジスタTr1のコレクタとベ
ースは短絡されている。
【0004】また、差動増幅器2は、トランジスタTr2
とそのエミッタ抵抗RE1及びコレクタ抵抗RC1とで構成
された第1の回路と、トランジスタTr3とそのエミッタ
抵抗RE2及びコレクタ抵抗RC2とで構成された第2の回
路からなる差動対を有している。これらのトランジスタ
Tr2,Tr3のベース端子に入力信号が与えられ、そのコ
レクタ端子から出力信号が取り出せるようになってい
る。
とそのエミッタ抵抗RE1及びコレクタ抵抗RC1とで構成
された第1の回路と、トランジスタTr3とそのエミッタ
抵抗RE2及びコレクタ抵抗RC2とで構成された第2の回
路からなる差動対を有している。これらのトランジスタ
Tr2,Tr3のベース端子に入力信号が与えられ、そのコ
レクタ端子から出力信号が取り出せるようになってい
る。
【0005】また、この差動増幅器2のコレクタ抵抗R
E1,RE2は共通接続されてトランジスタTr4のコレクタ
に接続されており、このトランジスタTr4にはエミッタ
抵抗r3 が接続されているとともに、カレントミラー1
のトランジスタTr1のベース端子とトランジスタTr4の
ベース端子が共通接続されて、カレントミラー1より差
動増幅器2が定電流制御されるようになっている。
E1,RE2は共通接続されてトランジスタTr4のコレクタ
に接続されており、このトランジスタTr4にはエミッタ
抵抗r3 が接続されているとともに、カレントミラー1
のトランジスタTr1のベース端子とトランジスタTr4の
ベース端子が共通接続されて、カレントミラー1より差
動増幅器2が定電流制御されるようになっている。
【0006】この様な増幅回路の動作においては、カレ
ントミラー1によって設定された一定の電流I0 がトラ
ンジスタTr1に流れると、この定電流I0 に相当する電
流が差動増幅器2のトランジスタTr4にも流れる。
ントミラー1によって設定された一定の電流I0 がトラ
ンジスタTr1に流れると、この定電流I0 に相当する電
流が差動増幅器2のトランジスタTr4にも流れる。
【0007】従って、差動増幅器2においてはカレント
ミラー1による定電流I0 に基づき利得の変動が抑えら
れた状態で入力信号を増幅して出力端子に出力する。
ミラー1による定電流I0 に基づき利得の変動が抑えら
れた状態で入力信号を増幅して出力端子に出力する。
【0008】また、この差動増幅器2においてはエミッ
タ抵抗RE1,RE2を設けているため差動増幅器2自体と
しても利得の安定化が図られている。
タ抵抗RE1,RE2を設けているため差動増幅器2自体と
しても利得の安定化が図られている。
【0009】しかしながら、この様に差動増幅器2にエ
ミッタ抵抗RE1,RE2を入れているため、差動増幅器1
段当たりの利得が低下してしまい、より大きな利得を得
るためには例えば5〜6段等の多段構成にする必要があ
る。
ミッタ抵抗RE1,RE2を入れているため、差動増幅器1
段当たりの利得が低下してしまい、より大きな利得を得
るためには例えば5〜6段等の多段構成にする必要があ
る。
【0010】また、高域カットオフ周波数も低下してし
まうことから、広帯域・高利得で且つ利得が安定してい
る増幅器を設計する事が難しくなってしまう。
まうことから、広帯域・高利得で且つ利得が安定してい
る増幅器を設計する事が難しくなってしまう。
【0011】この様に差動増幅器にエミッタ抵抗を用い
る欠点を解消するため、特開平4─86008号公報に
おいては、差動増幅器にエミッタ抵抗を用いず、この差
動増幅器を定電流制御するカレントミラーに演算増幅器
を用い、このカレントミラーにおける電圧を帰還制御に
よって制御し定電流制御を安定化させたものが提案され
ている。
る欠点を解消するため、特開平4─86008号公報に
おいては、差動増幅器にエミッタ抵抗を用いず、この差
動増幅器を定電流制御するカレントミラーに演算増幅器
を用い、このカレントミラーにおける電圧を帰還制御に
よって制御し定電流制御を安定化させたものが提案され
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な特開平4─86008号公報においては、基準となる
電圧を電池によって与えているため、この部分がIC内
ではバラツキなどで安定化させるのは非常に困難とな
り、また安定化させるための回路を用いると回路規模は
非常に大きくなってしまう。
な特開平4─86008号公報においては、基準となる
電圧を電池によって与えているため、この部分がIC内
ではバラツキなどで安定化させるのは非常に困難とな
り、また安定化させるための回路を用いると回路規模は
非常に大きくなってしまう。
【0013】また、オフセット等に対しての考慮がない
ため、ラッチに対しては外部からの補正が必要になると
いう問題点があった。
ため、ラッチに対しては外部からの補正が必要になると
いう問題点があった。
【0014】従って本発明は、カレントミラーを定電流
源とした差動増幅器により増幅動作を行う増幅回路にお
いて、基準電源として電池を用いずIC内で安定化した
動作を与えることを目的とする。
源とした差動増幅器により増幅動作を行う増幅回路にお
いて、基準電源として電池を用いずIC内で安定化した
動作を与えることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る増幅回路は、図1に示すように、差動
増幅器2の各トランジスタがエミッタ抵抗を接続してお
らず、カレントミラー1が、ダイオードとカソード抵抗
で構成された第1回路とダイオードとカソード抵抗とア
ノード抵抗とで構成された第2回路とを含み、両カソー
ド抵抗が該差動増幅器2に定電流制御用トランジスタに
共通接続された差動回路対3と、両ダイオードのカソー
ド電圧を入力して両者が等しくなるように該定電流制御
用トランジスタに帰還制御をかけるための利得無限大の
演算増幅器4とを含んでいることを特徴としたものであ
る。
め、本発明に係る増幅回路は、図1に示すように、差動
増幅器2の各トランジスタがエミッタ抵抗を接続してお
らず、カレントミラー1が、ダイオードとカソード抵抗
で構成された第1回路とダイオードとカソード抵抗とア
ノード抵抗とで構成された第2回路とを含み、両カソー
ド抵抗が該差動増幅器2に定電流制御用トランジスタに
共通接続された差動回路対3と、両ダイオードのカソー
ド電圧を入力して両者が等しくなるように該定電流制御
用トランジスタに帰還制御をかけるための利得無限大の
演算増幅器4とを含んでいることを特徴としたものであ
る。
【0016】また上記の本発明では、該ダイオードの代
わりに、コレクタとベースとが接続されたトランジスタ
を使用することができる。
わりに、コレクタとベースとが接続されたトランジスタ
を使用することができる。
【0017】さらに上記の本発明では、該ダイオードの
代わりに、コレクタとベースとが接続されたトランジス
タを使用してもよい。
代わりに、コレクタとベースとが接続されたトランジス
タを使用してもよい。
【0018】
【作用】本発明に係る増幅回路では、利得安定化回路と
してのカレントミラー1を定電流源とした差動増幅器2
により増幅動作を行うものであるが、差動増幅器2にお
いては差動回路対におけるトランジスタにはエミッタ抵
抗は用いない。
してのカレントミラー1を定電流源とした差動増幅器2
により増幅動作を行うものであるが、差動増幅器2にお
いては差動回路対におけるトランジスタにはエミッタ抵
抗は用いない。
【0019】その代わりに差動増幅器2には安定性が欠
けてしまうので、カレントミラー1の定電流源としての
安定性をより高め、以て差動増幅器2の段数を増やして
も利得が低下しないようにしている。
けてしまうので、カレントミラー1の定電流源としての
安定性をより高め、以て差動増幅器2の段数を増やして
も利得が低下しないようにしている。
【0020】以下、カレントミラー1において安定性を
どのようにして得るかを図1を参照して説明する。な
お、図ではQ1 〜Q2 をコレクタとベースが短絡された
トランジスタで示されているが、これはダイオードの機
能に相当するので、ダイオードを用いても構わない。
どのようにして得るかを図1を参照して説明する。な
お、図ではQ1 〜Q2 をコレクタとベースが短絡された
トランジスタで示されているが、これはダイオードの機
能に相当するので、ダイオードを用いても構わない。
【0021】カレントミラー1の差動回路対3の利得A
V(V0/VI)は、次式で表される。
V(V0/VI)は、次式で表される。
【0022】
【数1】
【0023】上記の式中のh(サーマルボルテージ)は
次式で表される。
次式で表される。
【0024】
【数2】
【0025】ここで、
【0026】
【数3】
【0027】とし(但し、Re は差動回路対3の各トラ
ンジスタのエミッタ抵抗)、式(3)を式(1)に代入
すると、
ンジスタのエミッタ抵抗)、式(3)を式(1)に代入
すると、
【0028】
【数4】
【0029】となり、利得が抵抗比と定数のみで決定で
き、一定値となることが分かる。
き、一定値となることが分かる。
【0030】ここで、式(3)で表される定電流源を差
動増幅器2の電流源に使えば、相対バラツキの少ないL
SIでは、利得は安定化される。
動増幅器2の電流源に使えば、相対バラツキの少ないL
SIでは、利得は安定化される。
【0031】そこで、式(3)を満足する電流源の作り
方について考える。
方について考える。
【0032】一つのトランジスタのエミッタ電流Ie は
次式で表される。
次式で表される。
【0033】
【数5】
【0034】この式を変形すると、次式のようになる。
【0035】
【数6】
【0036】次にカレントミラー2の差動回路対3を構
成する2つのトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ
間電圧Vbeの差△Vbe=Vbe1 −Vbe2 を求めると、次
式のようになる。
成する2つのトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ
間電圧Vbeの差△Vbe=Vbe1 −Vbe2 を求めると、次
式のようになる。
【0037】
【数7】
【0038】なお、Ie1,Ie2は差動回路対3の各トラ
ンジスタQ1,Q2 のエミッタ電流、IS1,IS2は逆飽和
電流である。
ンジスタQ1,Q2 のエミッタ電流、IS1,IS2は逆飽和
電流である。
【0039】LSI内は相対バラツキが少ないので、I
S1=IS2と考えると、次式のようになる。
S1=IS2と考えると、次式のようになる。
【0040】
【数8】
【0041】Ie1とIe2の比を一定に保つ事ができれ
ば、次のようになる。
ば、次のようになる。
【0042】
【数9】 △Vbe=h・K’ (K’:定数) ・・・式(9)
【0043】この△Vbeを、抵抗Re とこの抵抗に流れ
る電流I0 とにより、△Vbe=Re・I0 で表すと、電
流I0 は、式(3)となり満足する電流が得られる。
る電流I0 とにより、△Vbe=Re・I0 で表すと、電
流I0 は、式(3)となり満足する電流が得られる。
【0044】このような原理を実現するための回路構成
が図1に示したカレントミラー1である。
が図1に示したカレントミラー1である。
【0045】このカレントミラー1に設けたV/I変換
器としての演算増幅器4の利得を無限大とすると、Va
=Vb となる。
器としての演算増幅器4の利得を無限大とすると、Va
=Vb となる。
【0046】従って、I1 ・R1 =I2 ・R2 、つまり
【0047】
【数10】
【0048】となる。なお、I1 ,I2 はそれぞれ式
(8)におけるエミッタ電流Ie1,Ie2に相当する。
(8)におけるエミッタ電流Ie1,Ie2に相当する。
【0049】また差動回路対3においては、トランジス
タQ1 にはエミッタ抵抗R1 (ダイオードの場合はカソ
ード抵抗)のみを設け、トランジスタQ2 にはエミッタ
抵抗R2 に加えてコレクタ抵抗R3 (ダイオードの場合
はアノード抵抗)を設けている。これは、利得変動の圧
縮率を良くするため、予めオフセットを与えて演算増幅
器4の両入力の大小関係が逆転し難くなる(電圧不平
衡)ようにして安定化を図っている。
タQ1 にはエミッタ抵抗R1 (ダイオードの場合はカソ
ード抵抗)のみを設け、トランジスタQ2 にはエミッタ
抵抗R2 に加えてコレクタ抵抗R3 (ダイオードの場合
はアノード抵抗)を設けている。これは、利得変動の圧
縮率を良くするため、予めオフセットを与えて演算増幅
器4の両入力の大小関係が逆転し難くなる(電圧不平
衡)ようにして安定化を図っている。
【0050】従って、差動回路対3では次式が成立す
る。
る。
【0051】
【数11】 Vbe1 =Vbe2 +I2 ・R3 ・・・式(11)
【0052】式(8),式(10),式(11)よりI
1 ,I2 を求めると、それぞれ次式のようになる。
1 ,I2 を求めると、それぞれ次式のようになる。
【0053】
【数12】
【0054】
【数13】
【0055】I0 =I1 +I2 なので、式(12),
(13)より、次式のようになる。
(13)より、次式のようになる。
【0056】
【数14】
【0057】従って、このI0 を差動増幅器2の定電流
源として使えば、利得は次式のようにhを含まない一定
の安定した値になる。
源として使えば、利得は次式のようにhを含まない一定
の安定した値になる。
【0058】
【数15】
【0059】このようにして、カレントミラー1はエミ
ッタ抵抗を含まない差動増幅器2に対して利得安定化回
路として作用している。
ッタ抵抗を含まない差動増幅器2に対して利得安定化回
路として作用している。
【0060】
【実施例】図2は本発明に係る増幅回路の実施例を示し
たもので、この実施例では、カレントミラー1の差動回
路対3において図1の場合と同様にダイオード機能を呈
するトランジスタQ1 ,Q2 を用いている。また、この
差動回路対3と電源端子との間にはそれぞれがコレクタ
─ベース間で短絡された2つのトランジスタQ12,Q13
が直列接続されている。
たもので、この実施例では、カレントミラー1の差動回
路対3において図1の場合と同様にダイオード機能を呈
するトランジスタQ1 ,Q2 を用いている。また、この
差動回路対3と電源端子との間にはそれぞれがコレクタ
─ベース間で短絡された2つのトランジスタQ12,Q13
が直列接続されている。
【0061】また、演算増幅器(帰還アンプ)4は、大
きく分けて二つの差動増幅回路41,42で構成されて
おり、差動増幅回路41は差動増幅回路42のコレクタ
電圧を補償するものであり、差動増幅回路42はカレン
トミラー1に対する制御電圧VC を与えるものである。
きく分けて二つの差動増幅回路41,42で構成されて
おり、差動増幅回路41は差動増幅回路42のコレクタ
電圧を補償するものであり、差動増幅回路42はカレン
トミラー1に対する制御電圧VC を与えるものである。
【0062】差動増幅回路41は、トランジスタQ14,
Q15及び抵抗R7 ならびにトランジスタQ16,Q17及び
抵抗R8 ,R9 で構成されている。トランジスタQ14と
Q16の各ベース端子は共通接続されておりさらにトラン
ジスタQ17のベース端子に接続されている。
Q15及び抵抗R7 ならびにトランジスタQ16,Q17及び
抵抗R8 ,R9 で構成されている。トランジスタQ14と
Q16の各ベース端子は共通接続されておりさらにトラン
ジスタQ17のベース端子に接続されている。
【0063】また、トランジスタQ17には抵抗R9 を介
してトランジスタQ18及びエミッタ抵抗R10が直列接続
されている。
してトランジスタQ18及びエミッタ抵抗R10が直列接続
されている。
【0064】上記のトランジスタQ15はもう一つの差動
増幅回路42のコレクタに直列接続されており、この差
動増幅回路42は、カレントミラー1のトランジスタQ
2 に接続されたトランジスタQ21,Q22と、トランジス
タQ1 のエミッタに接続されたトランジスタQ23,Q24
とで構成されており、これらはそれぞれトランジスタQ
19及びQ20に直列接続され、トランジスタQ20のコレク
タ端子がトランジスタQ3 及びQ4 のベース端子に接続
されている。さらに、トランジスタQ19のコレクタ電流
によりカレントミラーとしてトランジスタQ20のコレク
タ電流を制御している。
増幅回路42のコレクタに直列接続されており、この差
動増幅回路42は、カレントミラー1のトランジスタQ
2 に接続されたトランジスタQ21,Q22と、トランジス
タQ1 のエミッタに接続されたトランジスタQ23,Q24
とで構成されており、これらはそれぞれトランジスタQ
19及びQ20に直列接続され、トランジスタQ20のコレク
タ端子がトランジスタQ3 及びQ4 のベース端子に接続
されている。さらに、トランジスタQ19のコレクタ電流
によりカレントミラーとしてトランジスタQ20のコレク
タ電流を制御している。
【0065】なお、トランジスタQ14,Q16,Q21,Q
23はPNPトランジスタとなっており、トランジスタQ
15,Q17,Q22,Q24はNPNトランジスタで構成され
ている。
23はPNPトランジスタとなっており、トランジスタQ
15,Q17,Q22,Q24はNPNトランジスタで構成され
ている。
【0066】この実施例においてはさらにスターター回
路5が設けられており、直列接続されたダイオード機能
を呈するトランジスタQ6 〜Q9 と、これらにさらにト
ランジスタQ10及びそのエミッタ抵抗R6 が直列接続さ
れている。
路5が設けられており、直列接続されたダイオード機能
を呈するトランジスタQ6 〜Q9 と、これらにさらにト
ランジスタQ10及びそのエミッタ抵抗R6 が直列接続さ
れている。
【0067】また、トランジスタQ10は差動増幅回路4
1のトランジスタQ18に接続されてカレントミラーを構
成しており、またトランジスタQ10のコレクタ端子はト
ランジスタQ11を介してカレントミラー1のトランジス
タQ3 のコレクタに接続されている。このトランジスタ
Q11もコレクタ端子とベース端子が短絡接続されてい
る。
1のトランジスタQ18に接続されてカレントミラーを構
成しており、またトランジスタQ10のコレクタ端子はト
ランジスタQ11を介してカレントミラー1のトランジス
タQ3 のコレクタに接続されている。このトランジスタ
Q11もコレクタ端子とベース端子が短絡接続されてい
る。
【0068】なお、CB は負帰還の位相補償用コンデン
サである。
サである。
【0069】この様な実施例の動作においては、差動増
幅器4はカレントミラー1におけるトランジスタQ1 ,
Q2 のエミッタ端子電圧、即ち電圧Vb ,Va を入力
し、これらの電圧差を差動増幅回路42において検出
し、この電圧差Va −Vb がトランジスタQ20のコレク
タ端子に電圧VC として現れるが、この電圧差Va −V
bが0となるように動作する。
幅器4はカレントミラー1におけるトランジスタQ1 ,
Q2 のエミッタ端子電圧、即ち電圧Vb ,Va を入力
し、これらの電圧差を差動増幅回路42において検出
し、この電圧差Va −Vb がトランジスタQ20のコレク
タ端子に電圧VC として現れるが、この電圧差Va −V
bが0となるように動作する。
【0070】即ち、電圧Va >Vb のときには、電圧V
C の電圧が高くなり、カレントミラー1のトランジスタ
Q3 を流れる電流I0 が増加するように制御する。
C の電圧が高くなり、カレントミラー1のトランジスタ
Q3 を流れる電流I0 が増加するように制御する。
【0071】また、この逆の場合、即ちVa <Vb のと
きには電圧VC の電圧が低くなるため、カレントミラー
1の電流I0 が減少するように制御する。
きには電圧VC の電圧が低くなるため、カレントミラー
1の電流I0 が減少するように制御する。
【0072】この様にして、電圧Va =Vb となると、
回路は安定することとなる。
回路は安定することとなる。
【0073】但し、この実施例では、トランジスタQ1
とQ2 にそれぞれ接続された抵抗がR1 とR2,R3 にな
っており差動対がアンバランスに設定されているため、
Va<Vb となり、カレントミラー1の電流I0 が減少
するように制御されることとなる。
とQ2 にそれぞれ接続された抵抗がR1 とR2,R3 にな
っており差動対がアンバランスに設定されているため、
Va<Vb となり、カレントミラー1の電流I0 が減少
するように制御されることとなる。
【0074】この様にVa =Vb となると、上記の式
(10)及び式(12)が成り立つので、トランジスタ
Q3 ,Q4 のコレクタ電流は上記の式(3)と同等にな
り差動増幅器2の利得は式(4)に示すとおりとなる。
(10)及び式(12)が成り立つので、トランジスタ
Q3 ,Q4 のコレクタ電流は上記の式(3)と同等にな
り差動増幅器2の利得は式(4)に示すとおりとなる。
【0075】この場合、演算増幅器4における差動増幅
回路41はトランジスタQ15のエミッタ電圧、即ち差動
増幅回路42の電源電圧を常に一定に補償するように動
作している。
回路41はトランジスタQ15のエミッタ電圧、即ち差動
増幅回路42の電源電圧を常に一定に補償するように動
作している。
【0076】また、図2においてカレントミラー1と演
算増幅器4と差動増幅器2だけで構成した場合には、カ
レントミラー1におけるトランジスタQ1 ,Q2 のオフ
セットのバラツキによってベース─エミッタ電圧が変動
し、例えば電源投入時に回路が安定せず電圧VC が接地
電圧になり、トランジスタQ3 が動作せず帰還制御が働
かなくなる状態(ラッチアップ状態)になってしまう。
算増幅器4と差動増幅器2だけで構成した場合には、カ
レントミラー1におけるトランジスタQ1 ,Q2 のオフ
セットのバラツキによってベース─エミッタ電圧が変動
し、例えば電源投入時に回路が安定せず電圧VC が接地
電圧になり、トランジスタQ3 が動作せず帰還制御が働
かなくなる状態(ラッチアップ状態)になってしまう。
【0077】これを防ぐため、スターター回路5が設け
られており、上記のラッチアップ状態になるとトランジ
スタQ3 のコレクタ電圧が高くなるため、図示の電圧V
1 より電圧V2 の方が高くなり、トランジスタQ11がO
Nとなってカレントミラー1に電流が流れ、帰還制御が
開始される。
られており、上記のラッチアップ状態になるとトランジ
スタQ3 のコレクタ電圧が高くなるため、図示の電圧V
1 より電圧V2 の方が高くなり、トランジスタQ11がO
Nとなってカレントミラー1に電流が流れ、帰還制御が
開始される。
【0078】これにより、電流I0 が流れ初めてVa =
Vb となるまで制御が続けられるが、このときにはトラ
ンジスタQ3 のコレクタ電圧が低くなるため、トランジ
スタQ6 〜Q9 の電圧降下と、トランジスタQ12,Q
13, Q1 (またはQ2 )の電圧降下との所定の関係から
V1 >V2 となってトランジスタQ11はOFFとなって
しまい、スターター回路5はカレントミラー1から切り
離されることとなる。
Vb となるまで制御が続けられるが、このときにはトラ
ンジスタQ3 のコレクタ電圧が低くなるため、トランジ
スタQ6 〜Q9 の電圧降下と、トランジスタQ12,Q
13, Q1 (またはQ2 )の電圧降下との所定の関係から
V1 >V2 となってトランジスタQ11はOFFとなって
しまい、スターター回路5はカレントミラー1から切り
離されることとなる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る増幅回
路によれば、差動増幅器にはエミッタ抵抗を設けておら
ず、ダイオード(トランジスタ)対の不平衡に設定され
たカソード(エミッタ)電圧を入力して両者が等しくな
るように帰還制御をかけるための利得無限大の演算増幅
器を設けたカレントミラーにより差動増幅器を定電流制
御するように構成したので、電源、温度、素子の変動に
対して利得変動が小さくなり、広帯域、高利得の増幅回
路が実現されるとともに、基準電圧をカレントミラーに
おける差動回路対から得ているのでIC化した場合の回
路の安定性を高めることが可能となる。
路によれば、差動増幅器にはエミッタ抵抗を設けておら
ず、ダイオード(トランジスタ)対の不平衡に設定され
たカソード(エミッタ)電圧を入力して両者が等しくな
るように帰還制御をかけるための利得無限大の演算増幅
器を設けたカレントミラーにより差動増幅器を定電流制
御するように構成したので、電源、温度、素子の変動に
対して利得変動が小さくなり、広帯域、高利得の増幅回
路が実現されるとともに、基準電圧をカレントミラーに
おける差動回路対から得ているのでIC化した場合の回
路の安定性を高めることが可能となる。
【図1】本発明に係る増幅回路の構成を示した回路図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る増幅回路の実施例を示した回路図
である。
である。
【図3】従来例を示した回路図である。
1 カレントミラー 2 差動増幅器 3 差動回路対 4 演算増幅器(帰還アンプ) 5 スターター回路 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 カレントミラー(1)を定電流源とした
差動増幅器(2)により増幅動作を行う増幅回路におい
て、 該差動増幅器(2)の各トランジスタがエミッタ抵抗を
接続しておらず、 該カレントミラー(1)が、ダイオードとカソード抵抗
で構成された第1回路とダイオードとカソード抵抗とア
ノード抵抗とで構成された第2回路とを含み、両カソー
ド抵抗が該差動増幅器(2)に定電流制御用トランジス
タに共通接続された差動回路対(3)と、両ダイオード
のカソード電圧を入力して両者が等しくなるように該定
電流制御用トランジスタに帰還制御をかけるための利得
無限大の演算増幅器(4)とを含んでいることを特徴と
した増幅回路。 - 【請求項2】 該ダイオードの代わりに、コレクタとベ
ースとが接続されたトランジスタを使用することを特徴
とした請求項1に記載の増幅回路。 - 【請求項3】 電源投入時に該演算増幅器(4)の出力
電圧がラッチアップしないように、該カレントミラー
(1)に常に電圧を与えておくスターター回路(5)を
更に設けたことを特徴とした請求項1又は2に記載の増
幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4692494A JPH07263987A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4692494A JPH07263987A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 増幅回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263987A true JPH07263987A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12760886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4692494A Withdrawn JPH07263987A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007184719A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Furuno Electric Co Ltd | タンク回路付高周波回路モジュール |
| KR100743004B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2007-07-27 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 증폭 회로 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP4692494A patent/JPH07263987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100743004B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2007-07-27 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 증폭 회로 |
| JP2007184719A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Furuno Electric Co Ltd | タンク回路付高周波回路モジュール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |