JPH0726435U - アンボンドpc鋼より線の端末構造 - Google Patents

アンボンドpc鋼より線の端末構造

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JPH0726435U
JPH0726435U JP6154893U JP6154893U JPH0726435U JP H0726435 U JPH0726435 U JP H0726435U JP 6154893 U JP6154893 U JP 6154893U JP 6154893 U JP6154893 U JP 6154893U JP H0726435 U JPH0726435 U JP H0726435U
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正良 深井
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守谷鋼機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンボンドチューブ、圧着グリップ間の隙間
におけるPC鋼より線の露出を防止する。 【構成】 特定の高さの段部が、所定幅のテープ20の巻
き付けによって、アンボンドチューブ18の端部に形成さ
れている。そして、テープ20、圧着グリップ12の相互の
外方端を連続して覆う熱収縮チューブ22での被装によっ
て、テープ、圧着グリップが相互に連結されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、PC鋼より線をアンボンドチューブ(被覆管)で被覆したアンボン ドPC鋼より線の端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、PC鋼より線(ストランドまたは単にケーブルともいう)の全長また は所定部分をポリエチレンパイプからなるアンボンドチューブ(被覆管)で被覆 した、いわゆる非定着型のPC鋼より線(アンボンドPC鋼より線)が、グランドア ンカー工事等に使用されるアンカー引張材として提供されている。
【0003】 アンボンドPC鋼より線においては、アンボンドチューブ内にグリース等の防錆 油が充填されて、アンボンドチューブに対するPC鋼より線の伸縮が確保されると ともに、アンボンドチューブ内におけるPC鋼より線の錆、腐食等の発生が防止さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、アンボンドPC鋼より線の端末構造として、たとえば、圧着グリップを 有する構成が知られている。このような端末構造においては、通常、端末からの 所定範囲でのアンボンドチューブの切断、剥離により、PC鋼より線の裸線部分が 形成され、圧着ジャッキ等を利用した圧着によって、圧着グリップがPC鋼より線 の裸線部分に固定されている。
【0005】 ところで、アンボンドチューブは、PC鋼より線に対して、通常、フリーになっ ているため、固定の圧着グリップに対して移動可能となっている。つまり、圧着 グリップからの離反方向に、アンボンドチューブが、PC鋼より線に対して移動す ると、圧着グリップとアンボンドチューブとの間に隙間が生じる。
【0006】 圧着グリップとアンボンドチューブとの間の隙間においては、グリース等によ る防錆効果が十分に得られないため、削孔水、地下水等との接触に起因する錆、 腐食等が、当該隙間で露出したPC鋼より線に発生する虞れがある。
【0007】 この考案は、アンボンドチューブ、圧着グリップ間におけるPC鋼より線の露出 を防止するアンボンドPC鋼より線の端末構造の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案によれば、特定の高さの段部が、所定幅 のテープの巻き付けによって、アンボンドチューブの端部の所定箇所に形成され ている。そして、テープ、圧着グリップの相互の外方端を連続して覆う被覆手段 での被装によって、テープ、圧着グリップが相互に連結されている。
【0009】
【作用】
この考案によれば、テープによるアンボンドチューブの段部と被覆手段との係 合のもとで、被覆手段からのアンボンドチューブの離脱が確実に阻止される。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳細に説明する。
【0011】 図1に示すように、この考案に係るアンボンドPC鋼より線の端末構造10におい ては、圧着グリップ12が、アンボンドPC鋼より線14の端末の裸線部分に固定され ている。
【0012】 アンボンドPC鋼より線14は、たとえば、複数本のワイヤを撚り合わせて形成さ れたPC鋼より線16の全体または所定部分を、ポリエチレンパイプからなるアンボ ンドチューブ(被覆管)18で被覆し、アンボンドチューブ内にグリース等の防錆 油(図示しない)を充填して形成されている。
【0013】 このような、アンボンドPC鋼より線14においては、グリース等による摩擦抵抗 の低減により、アンボンドチューブ18に対するPC鋼より線16の円滑な伸縮移動が 確保されるとともに、削孔水、地下水等の侵入に起因する錆、腐食等が防止され る。
【0014】 なお、このようなアンボンドPC鋼より線14の構成は公知であり、その基本的な 構成自体はこの考案の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0015】 圧着グリップ12を端末に固定するアンボンドPC鋼より線14の端末処理は、通常 、以下のようにして行われる。
【0016】 図2、図3に示すように、まず、アンボンドPC鋼より線14の端末(切断端)に おいて、アンボンドチューブ18のみが、切断端からの所定範囲だけ切断、剥離さ れて、PC鋼より線16の裸線部分が形成される。そして、次に、図3に示すように 、PC鋼より線16の裸線部分に、対応する内径の圧着グリップ12が挿通、圧着され る。圧着グリップ12の固定は、通常、専用の圧着用ジャッキ(図示しない)によ って行われる。
【0017】 なお、圧着用ジャッキとしては一般的なものが利用できるとともに、その構成 自体はこの考案の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0018】 ここで、図1に加えて図4を見るとわかるように、この考案においては、アン ボンドチューブ18の端部に、所定幅のテープ20を特定の高さ、つまり特定の厚み になるまで巻き付けて段部を形成している。そして、被覆手段22による、アンボ ンドチューブ18の段部と圧着グリップ12との連続的な被覆によって、アンボンド PC鋼より線14の端末におけるアンボンドチューブ18、圧着グリップ間の連結、お よび、相互間の防錆処理が同時に施されている。
【0019】 被覆手段22として、たとえば、加熱に伴う収縮によって内部材にほぼ密着する 熱収縮チューブが利用できる。熱収縮チューブ(被覆手段)22としては、一般的 な市販品等が十分に利用でき、図1に示すように、テープ20と圧着グリップ12と を完全に被覆する長さに予め切断して使用される。
【0020】 また、テープ20として、市販の布テープやビニールテープ等が利用でき、布テ ープ等は、アンボンドチューブ18の表面に段部の認識できる程度、たとえば、2 層程度、巻き付けられる。
【0021】 図1を見るとわかるように、このような構成においては、熱収縮チューブ22が 、熱収縮によりテープ20、圧着グリップ12を包み込むように、PC鋼より線16、ア ンボンドチューブ18を含むそれぞれの部材の表面にほぼ密着されるため、熱収縮 チューブが、テープによる段部、および、圧着グリップの双方の外方端にそれぞ れ係合される。つまり、この考案によれば、熱収縮チューブ22によるテープ20の 段部および圧着グリップ12の連続した被装、包み込みによる外方端との係合のも とで、熱収縮チューブに対するPC鋼より線16の軸線方向へのアンボンドチューブ 18および圧着グリップの移動、離脱が確実に阻止さる。
【0022】 そのため、アンボンドチューブ18と圧着グリップ12との間に隙間が生じても、 隙間が露出されることもなく、削孔水、地下水等の異物との隔離のもとで、PC鋼 より線14が確実に保護される。
【0023】 そして、アンボンドチューブ18の端末からの削孔水、地下水等の異物の侵入が 確実に阻止できるため、アンボンド部分におけるPC鋼より線の円滑な伸縮が十分 に確保される。
【0024】 ここで、実施例においては、被覆手段22として、熱収縮チューブを例示してい るが、テープ20と圧着グリップ12とを連続的に被装可能であれば足りるため、熱 収縮チューブに限定されず、たとえば、布テープ、ビニールテープ等を被覆手段 とし、テープ、圧着グリップをこれらでのテーピングによって連続的に被装する 構成としてもよい。
【0025】 しかしながら、熱収縮チューブを被覆手段22とすれば、対応する長さに予め切 断した熱収縮チューブをテープ20、圧着グリップ12に連続的に被覆して加熱すれ ば足りるため、作業を複雑化することがなく、作業性および作業の確実性が、確 実に向上される。
【0026】 上述した実施例は、この考案を説明するためのものであり、この考案を何等限 定するものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全て この考案に包含されることはいうまでもない。
【0027】
【考案の効果】
上記のように、この考案に係るアンボンドPC鋼より線の端末構造によれば、ア ンボンドチューブにテープを巻き付けて段部を形成し、テープと圧着グリップと を被覆手段で連続して被装することによって、被覆手段に対する軸線方向へのア ンボンドチューブ、圧着グリップの移動、離脱が確実に阻止される。そのため、 アンボンドチューブ、圧着グリップ間において、PC鋼より線が露出されることも なく、削孔水、地下水等の異物から確実に隔離、保護される。
【0028】 そして、アンボンドチューブの端末からの削孔水、地下水等の異物の侵入が確 実に阻止できるため、アンボンド部分におけるPC鋼より線の円滑な伸縮が十分に 確保される。
【0029】 また、熱収縮チューブを被覆手段とすれば、対応する長さに予め切断した熱収 縮チューブをテープ、圧着グリップに連続的に被覆して加熱すれば足りるため、 作業を複雑化することがなく、作業性および作業の確実性が、確実に向上される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱収縮チューブ(被覆手段)を縦断面図で示
す、この考案に係るアンボンドPC鋼より線の端末構造の
概略側面図である。
【図2】端末の初期状態を示す、アンボンドPC鋼より線
の部分斜視図である。
【図3】アンボンドPC鋼より線、圧着グリップの分解斜
視図である。
【図4】圧着グリップ固定後における、アンボンドPC鋼
より線、熱収縮チューブの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 アンボンドPC鋼より線の端末構造 12 圧着グリップ 14 アンボンドPC鋼より線 16 PC鋼より線 18 アンボンドチューブ(被覆管) 20 テープ 22 被覆手段(熱収縮チューブ)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末からの所定範囲にわたるアンボンド
    チューブの切断、剥離により形成したPC鋼より線の裸線
    部分に、圧着グリップを固定したアンボンドPC鋼より線
    の端末構造において、 所定幅のテープの巻き付けにより、特定の高さの段部を
    アンボンドチューブの端部の所定箇所に形成し、少なく
    とも、テープ、圧着グリップの相互の外方端を連続して
    覆う被覆手段での被装によって、テープ、圧着グリップ
    が相互に連結されたことを特徴とするアンボンドPC鋼よ
    り線の端末構造。
  2. 【請求項2】 被覆手段が、テープ、圧着グリップの相
    互の外方端を一体的に被覆可能な長さの熱収縮チューブ
    である請求項1記載のアンボンドPC鋼より線の端末構
    造。
JP6154893U 1993-10-22 1993-10-22 アンボンドpc鋼より線の端末構造 Expired - Fee Related JP2568402Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240271A (ja) * 2003-12-26 2005-09-08 Ps Mitsubishi Construction Co Ltd プレグラウトpc鋼より線の被覆撤去方法

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JP2005240271A (ja) * 2003-12-26 2005-09-08 Ps Mitsubishi Construction Co Ltd プレグラウトpc鋼より線の被覆撤去方法

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