JPH0726443Y2 - 掘削機の旋回体装置 - Google Patents
掘削機の旋回体装置Info
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- JPH0726443Y2 JPH0726443Y2 JP2974391U JP2974391U JPH0726443Y2 JP H0726443 Y2 JPH0726443 Y2 JP H0726443Y2 JP 2974391 U JP2974391 U JP 2974391U JP 2974391 U JP2974391 U JP 2974391U JP H0726443 Y2 JPH0726443 Y2 JP H0726443Y2
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 14
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パワーショベル等の
掘削機の旋回体に関するものであり、特に、停止時には
ブレーキが掛かって固定される旋回体装置に関するもの
である。
掘削機の旋回体に関するものであり、特に、停止時には
ブレーキが掛かって固定される旋回体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パワーショベル等の此種掘削機は、旋回
体にブレーキを設けてあり、エンジンが停止していると
きはブレーキが掛かっている。そして、旋回体を回動操
作しないとブレーキが解除しないように構成して、旋回
体の不慮回動による事故を防止している。
体にブレーキを設けてあり、エンジンが停止していると
きはブレーキが掛かっている。そして、旋回体を回動操
作しないとブレーキが解除しないように構成して、旋回
体の不慮回動による事故を防止している。
【0003】図7は従来型の旋回体装置の油圧回路を示
したものであり、旋回モータ1に取り付けた旋回体2は
ブレーキが掛かった状態になっている。操作レバー3を
操作したとき、パイロット圧が発生して方向切替弁4の
スプールを移動させると共に、圧力スイッチ5が作動し
て電磁弁6が切り替わる。従って、パイロットポンプ7
の作動油がパイロット管路8から電磁弁6を通ってブレ
ーキ解除シリンダ9へ導出され、ブレーキが解除されて
旋回体2が回動可能状態になる。又、操作レバー3を中
立位置へ戻したときは、タイマー10の作用で一定時間
経過後電磁弁6が図示した位置に戻り、ブレーキ解除シ
リンダ9の圧力油がタンク11へ連通して再び旋回体2
にブレーキを掛けた状態となる。
したものであり、旋回モータ1に取り付けた旋回体2は
ブレーキが掛かった状態になっている。操作レバー3を
操作したとき、パイロット圧が発生して方向切替弁4の
スプールを移動させると共に、圧力スイッチ5が作動し
て電磁弁6が切り替わる。従って、パイロットポンプ7
の作動油がパイロット管路8から電磁弁6を通ってブレ
ーキ解除シリンダ9へ導出され、ブレーキが解除されて
旋回体2が回動可能状態になる。又、操作レバー3を中
立位置へ戻したときは、タイマー10の作用で一定時間
経過後電磁弁6が図示した位置に戻り、ブレーキ解除シ
リンダ9の圧力油がタンク11へ連通して再び旋回体2
にブレーキを掛けた状態となる。
【0004】図8は圧力スイッチ及び電磁弁をなくした
構成であり、エンジンが回転してパイロットポンプ7が
駆動されたときは、パイロット管路12を通って作動油
がブレーキ解除シリンダ9へ導出され、旋回体2のブレ
ーキが常時解除された状態となる。
構成であり、エンジンが回転してパイロットポンプ7が
駆動されたときは、パイロット管路12を通って作動油
がブレーキ解除シリンダ9へ導出され、旋回体2のブレ
ーキが常時解除された状態となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来技術のうち、前者
は掘削機のフロントアタッチメント(図示せず)のみを
作動したときは旋回体2のブレーキは解除されず、フロ
ントアタッチメントに水平方向の外力が作用すると逃げ
がなく、フロントアタッチメント及び旋回体等に過負荷
が掛かって耐久性に問題が生じる。このため、ブレーキ
トルクを低く設定し、旋回体2を流して(ブレーキを緩
くして引きずらせる)フロントアタッチメント等の保護
を図っている。従って、掘削機を輸送するときは、ロッ
クピン等により旋回体の回動を固定しなくてはならな
い。
は掘削機のフロントアタッチメント(図示せず)のみを
作動したときは旋回体2のブレーキは解除されず、フロ
ントアタッチメントに水平方向の外力が作用すると逃げ
がなく、フロントアタッチメント及び旋回体等に過負荷
が掛かって耐久性に問題が生じる。このため、ブレーキ
トルクを低く設定し、旋回体2を流して(ブレーキを緩
くして引きずらせる)フロントアタッチメント等の保護
を図っている。従って、掘削機を輸送するときは、ロッ
クピン等により旋回体の回動を固定しなくてはならな
い。
【0006】一方、後者はエンジンが回転して各油圧ポ
ンプが駆動されたときは、ブレーキ解除シリンダ9に作
動油が流れ、常時ブレーキが解除された状態となってい
るので、前者のようにフロントアタッチメントに過負荷
が掛かることはない。然し、坂道等で機体が傾斜した状
態で操作レバー3を中立位置にしたとき、旋回モータ1
のリーク分だけ旋回体2が流れて保持できないという問
題が生じる。
ンプが駆動されたときは、ブレーキ解除シリンダ9に作
動油が流れ、常時ブレーキが解除された状態となってい
るので、前者のようにフロントアタッチメントに過負荷
が掛かることはない。然し、坂道等で機体が傾斜した状
態で操作レバー3を中立位置にしたとき、旋回モータ1
のリーク分だけ旋回体2が流れて保持できないという問
題が生じる。
【0007】そこで、旋回防止用のロックピンを使用す
ることなく旋回体を固定し、フロントアタッチメントの
みを作動したときでも過負荷を与えないようにすると共
に、坂道等で旋回体がリークで流れないようにするため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案
はこの課題を解決することを目的とする。
ることなく旋回体を固定し、フロントアタッチメントの
みを作動したときでも過負荷を与えないようにすると共
に、坂道等で旋回体がリークで流れないようにするため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案
はこの課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために提案されたものであり、旋回体にブレーキ
を掛けて回動をロックできるようにした掘削機に於い
て、ブレーキを解除するように作動する油圧制御手段を
設け、エンジンが回転して油圧ポンプが駆動されたとき
は、先ず前記油圧制御手段により、ブレーキ解除シリン
ダを中間圧で作動してブレーキを途中まで解除し、旋回
体の操作を行ったときは、前記油圧制御手段により、ブ
レーキ解除シリンダを高圧で作動してブレーキを全部解
除するように形成したことを特徴とする掘削機の旋回体
装置、及びエンジンの回転信号を検出する手段と、旋回
操作信号を検出する手段を設け、双方の信号に比例する
電気信号を電磁弁に作用させてブレーキを解除する油圧
制御手段を設けたことを特徴とする掘削機の旋回体装
置、並びに油圧ポンプの吐出油を減圧する減圧弁と、旋
回操作信号を検出したとき油圧ポンプの吐出油を導出す
る電磁弁を設け、シャトル弁により何れか一方の作動油
を選択してブレーキを解除する油圧制御手段を設けたこ
とを特徴とする掘削機の旋回体装置を提供するものであ
る。
成するために提案されたものであり、旋回体にブレーキ
を掛けて回動をロックできるようにした掘削機に於い
て、ブレーキを解除するように作動する油圧制御手段を
設け、エンジンが回転して油圧ポンプが駆動されたとき
は、先ず前記油圧制御手段により、ブレーキ解除シリン
ダを中間圧で作動してブレーキを途中まで解除し、旋回
体の操作を行ったときは、前記油圧制御手段により、ブ
レーキ解除シリンダを高圧で作動してブレーキを全部解
除するように形成したことを特徴とする掘削機の旋回体
装置、及びエンジンの回転信号を検出する手段と、旋回
操作信号を検出する手段を設け、双方の信号に比例する
電気信号を電磁弁に作用させてブレーキを解除する油圧
制御手段を設けたことを特徴とする掘削機の旋回体装
置、並びに油圧ポンプの吐出油を減圧する減圧弁と、旋
回操作信号を検出したとき油圧ポンプの吐出油を導出す
る電磁弁を設け、シャトル弁により何れか一方の作動油
を選択してブレーキを解除する油圧制御手段を設けたこ
とを特徴とする掘削機の旋回体装置を提供するものであ
る。
【0009】
【作用】エンジンの回転信号を検出する手段と、旋回操
作信号を検出する手段とで油圧制御手段を構成するとき
は、該油圧制御手段が先ずエンジンスタート時の回転信
号に比例した電気信号を電磁弁に作用させ、ブレーキ解
除シリンダを中間圧で作動してブレーキを途中まで解除
する。ここで、旋回体の操作を行ったときは、油圧制御
手段がエンジンの回転信号と旋回操作信号に比例する電
気信号を電磁弁に作用させ、ブレーキ解除シリンダを高
圧で作動してブレーキを全部解除する。
作信号を検出する手段とで油圧制御手段を構成するとき
は、該油圧制御手段が先ずエンジンスタート時の回転信
号に比例した電気信号を電磁弁に作用させ、ブレーキ解
除シリンダを中間圧で作動してブレーキを途中まで解除
する。ここで、旋回体の操作を行ったときは、油圧制御
手段がエンジンの回転信号と旋回操作信号に比例する電
気信号を電磁弁に作用させ、ブレーキ解除シリンダを高
圧で作動してブレーキを全部解除する。
【0010】又、減圧弁と、旋回操作信号により作動す
る電磁弁とで油圧制御手段を構成するときは、エンジン
がスタートして油圧ポンプが駆動されると、該油圧制御
手段のシャトル弁が先ず減圧弁にて減圧された2次圧を
選択し、ブレーキ解除シリンダを中間圧で作動してブレ
ーキを途中まで解除する。ここで、旋回体の操作を行っ
たときは、旋回操作信号により電磁弁が作動して油圧ポ
ンプの吐出油を導出し、油圧制御手段のシャトル弁によ
りこの吐出油が選択され、ブレーキ解除シリンダを高圧
で作動してブレーキを全部解除する。
る電磁弁とで油圧制御手段を構成するときは、エンジン
がスタートして油圧ポンプが駆動されると、該油圧制御
手段のシャトル弁が先ず減圧弁にて減圧された2次圧を
選択し、ブレーキ解除シリンダを中間圧で作動してブレ
ーキを途中まで解除する。ここで、旋回体の操作を行っ
たときは、旋回操作信号により電磁弁が作動して油圧ポ
ンプの吐出油を導出し、油圧制御手段のシャトル弁によ
りこの吐出油が選択され、ブレーキ解除シリンダを高圧
で作動してブレーキを全部解除する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は掘削機の旋回体装置の油圧回路を示し、メ
インの油圧ポンプ21から吐出した作動油は方向切替弁
22で切り替え調節されて旋回モータ23へ送られる。
図示した状態では、旋回モータ23に取り付けた旋回体
24はブレーキが掛かった状態になっており、電磁弁2
5のスプールが25aから25bの位置へ移動したと
き、パイロットポンプ26の圧力油が管路27を通って
ブレーキ解除シリンダ28へ導出され、ブレーキが解除
されて前記旋回体24は回動可能状態になる。尚、方向
切替弁22と旋回モータ23との間には、リリーフ弁2
9及びチェック弁30を設けてある。
する。図1は掘削機の旋回体装置の油圧回路を示し、メ
インの油圧ポンプ21から吐出した作動油は方向切替弁
22で切り替え調節されて旋回モータ23へ送られる。
図示した状態では、旋回モータ23に取り付けた旋回体
24はブレーキが掛かった状態になっており、電磁弁2
5のスプールが25aから25bの位置へ移動したと
き、パイロットポンプ26の圧力油が管路27を通って
ブレーキ解除シリンダ28へ導出され、ブレーキが解除
されて前記旋回体24は回動可能状態になる。尚、方向
切替弁22と旋回モータ23との間には、リリーフ弁2
9及びチェック弁30を設けてある。
【0012】前記旋回体24を回動するときは、操作レ
バー31を操作してパイロットポンプ32の吐出油をパ
イロット管路33又は34へ導出し、方向切替弁22の
何れかのパイロットポート35又は36へパイロット圧
を掛ける。このとき、シャトル弁37によりパイロット
管路33又は34のパイロット圧が選択されて圧力スイ
ッチ38へ送られ、操作レバー31が操作されたことを
示す旋回操作信号iBを出力する。この旋回操作信号i
B はタイマー39を介してコントローラ40へ送られ
る。尚、操作レバー31が中立位置に戻されたときは、
タイマー39で設定された一定時間経過後に旋回操作信
号iB の出力がなくなる。又、エンジン41の始動に伴
って例えばオルタネータ等からエンジンの回転信号iA
を出力するようにし、このエンジンの回転信号iA は前
記コントローラ40へ送られる。
バー31を操作してパイロットポンプ32の吐出油をパ
イロット管路33又は34へ導出し、方向切替弁22の
何れかのパイロットポート35又は36へパイロット圧
を掛ける。このとき、シャトル弁37によりパイロット
管路33又は34のパイロット圧が選択されて圧力スイ
ッチ38へ送られ、操作レバー31が操作されたことを
示す旋回操作信号iBを出力する。この旋回操作信号i
B はタイマー39を介してコントローラ40へ送られ
る。尚、操作レバー31が中立位置に戻されたときは、
タイマー39で設定された一定時間経過後に旋回操作信
号iB の出力がなくなる。又、エンジン41の始動に伴
って例えばオルタネータ等からエンジンの回転信号iA
を出力するようにし、このエンジンの回転信号iA は前
記コントローラ40へ送られる。
【0013】コントローラ40内には、エンジンの回転
信号iA を検出する手段と旋回操作信号iB を検出する
手段を設けてあり、例えば図2に示すような関係で出力
信号Iを電磁弁25のソレノイドへ送る。電磁弁25で
はコントローラ40からの出力信号Iがあったときはス
プールを移動し、出力信号Iに比例したブレーキ解除圧
の作動油をブレーキ解除シリンダ28へ送る。即ち、図
1に於いてはコントローラ40と電磁弁25とで油圧制
御手段42を構成する。図3はブレーキ解除圧とブレー
キトルクの関係を示したグラフであり、ブレーキ解除圧
の増加に比例してブレーキトルクは減少する。
信号iA を検出する手段と旋回操作信号iB を検出する
手段を設けてあり、例えば図2に示すような関係で出力
信号Iを電磁弁25のソレノイドへ送る。電磁弁25で
はコントローラ40からの出力信号Iがあったときはス
プールを移動し、出力信号Iに比例したブレーキ解除圧
の作動油をブレーキ解除シリンダ28へ送る。即ち、図
1に於いてはコントローラ40と電磁弁25とで油圧制
御手段42を構成する。図3はブレーキ解除圧とブレー
キトルクの関係を示したグラフであり、ブレーキ解除圧
の増加に比例してブレーキトルクは減少する。
【0014】更に説明すれば、エンジン41が回転して
いないときはiA =0であり、コントローラ40からの
出力信号Iがないので電磁弁25は作動せず、旋回体2
4に掛かるブレーキトルクは100%である。ここで、
エンジン41を始動させるとコントローラ40にエンジ
ンの回転信号iA が入力され、図2に示すようにiA=
i1 とすれば、出力信号IはI1 となる。そして、電磁
弁25ではコントローラ40からの出力信号I1 に対応
したブレーキ解除圧Pαが得られ、図3に示すように、
ブレーキトルクがα%となる。従って、旋回体24のブ
レーキが途中まで解除され、この状態でフロントアタッ
チメントを操作したときに水平方向の外力が作用して
も、旋回体24が流れてフロントアタッチメント等に過
負荷が掛かることはなくなる。
いないときはiA =0であり、コントローラ40からの
出力信号Iがないので電磁弁25は作動せず、旋回体2
4に掛かるブレーキトルクは100%である。ここで、
エンジン41を始動させるとコントローラ40にエンジ
ンの回転信号iA が入力され、図2に示すようにiA=
i1 とすれば、出力信号IはI1 となる。そして、電磁
弁25ではコントローラ40からの出力信号I1 に対応
したブレーキ解除圧Pαが得られ、図3に示すように、
ブレーキトルクがα%となる。従って、旋回体24のブ
レーキが途中まで解除され、この状態でフロントアタッ
チメントを操作したときに水平方向の外力が作用して
も、旋回体24が流れてフロントアタッチメント等に過
負荷が掛かることはなくなる。
【0015】次に、操作レバー31を操作して旋回体2
4を回動したときは、圧力スイッチ38が作動してコン
トローラ40に旋回操作信号iB が入力され、図2に示
すようにiA +i2 =iZ 又はiB =i2 とすれば、出
力信号IはI2 となる。そして、電磁弁25ではコント
ローラ40からの出力信号I2 に対応したブレーキ解除
圧Pβが得られ、図3に示すように、ブレーキトルクが
0%となる。従って、旋回体24のブレーキが全部解除
され、旋回体24は自由に回動する。即ち、エンジンが
停止しているときはブレーキトルクが100%であり、
旋回防止用のロックピンを使用しなくても旋回体24は
固定状態となる。そして、エンジンをオンにしたときは
自動的にブレーキトルクがα%に減少し、更に、旋回操
作をすればブレーキトルクが0%になって旋回体のブレ
ーキを解除するので、フロントアタッチメントに過負荷
を与えることがない。
4を回動したときは、圧力スイッチ38が作動してコン
トローラ40に旋回操作信号iB が入力され、図2に示
すようにiA +i2 =iZ 又はiB =i2 とすれば、出
力信号IはI2 となる。そして、電磁弁25ではコント
ローラ40からの出力信号I2 に対応したブレーキ解除
圧Pβが得られ、図3に示すように、ブレーキトルクが
0%となる。従って、旋回体24のブレーキが全部解除
され、旋回体24は自由に回動する。即ち、エンジンが
停止しているときはブレーキトルクが100%であり、
旋回防止用のロックピンを使用しなくても旋回体24は
固定状態となる。そして、エンジンをオンにしたときは
自動的にブレーキトルクがα%に減少し、更に、旋回操
作をすればブレーキトルクが0%になって旋回体のブレ
ーキを解除するので、フロントアタッチメントに過負荷
を与えることがない。
【0016】前記コントローラ40内の電気処理は、図
2に示したように出力信号Iを段階的に上昇させるので
はなく、図4に示すように出力信号Iを比例的に増加す
るようにしても同等の効果を得ることができる。図5は
油圧制御手段42の構成の他の実施例を示し、パイロッ
トポンプ32の吐出油の一部はパイロット管路43を通
して減圧弁44及び電磁弁45に導出される。減圧弁4
4はパイロットポンプ32の吐出油を一定圧Pγに減圧
してシャトル弁46へ送る。圧力スイッチ38が作動し
て旋回操作信号を出力したときは、タイマー39を介し
て電磁弁45のソレノイドに電気信号が入り、スプール
が45aから45bの位置へ移動してパイロットポンプ
32の吐出油がシャトル弁46へ送られる。シャトル弁
46は、減圧弁44から送られた作動油と電磁弁45か
ら送られた作動油の双方の油圧を比較し、油圧の高い一
方の作動油を選択して管路47へ接続する。尚、操作レ
バー31が中立位置に戻されたときは、タイマー39で
設定された一定時間経過後に電磁弁45が図示した位置
へ戻る。
2に示したように出力信号Iを段階的に上昇させるので
はなく、図4に示すように出力信号Iを比例的に増加す
るようにしても同等の効果を得ることができる。図5は
油圧制御手段42の構成の他の実施例を示し、パイロッ
トポンプ32の吐出油の一部はパイロット管路43を通
して減圧弁44及び電磁弁45に導出される。減圧弁4
4はパイロットポンプ32の吐出油を一定圧Pγに減圧
してシャトル弁46へ送る。圧力スイッチ38が作動し
て旋回操作信号を出力したときは、タイマー39を介し
て電磁弁45のソレノイドに電気信号が入り、スプール
が45aから45bの位置へ移動してパイロットポンプ
32の吐出油がシャトル弁46へ送られる。シャトル弁
46は、減圧弁44から送られた作動油と電磁弁45か
ら送られた作動油の双方の油圧を比較し、油圧の高い一
方の作動油を選択して管路47へ接続する。尚、操作レ
バー31が中立位置に戻されたときは、タイマー39で
設定された一定時間経過後に電磁弁45が図示した位置
へ戻る。
【0017】而して、図5に於いては前記減圧弁44と
電磁弁45とで制御手段42を構成し、エンジンが回転
して油圧ポンプ21及びパイロットポンプ32が駆動さ
れると、パイロット管路43にも作動油が流れて減圧弁
44へ導出される。図示した状態では、電磁弁45のス
プールは45aの位置にあるので管路43の作動油は遮
断され、減圧弁44で一定圧Pγに減圧された作動油が
シャトル弁46へ送られ、シャトル弁46のスプールが
反対側へ移動してブレーキ解除シリンダ28へ作動油が
送られる。図3で説明したようにブレーキ解除圧の増加
に比例してブレーキトルクは減少し、図6に示すよう
に、減圧弁44の2次圧Pγがブレーキ解除圧となって
ブレーキトルクがγ%となる。従って、旋回体24のブ
レーキが途中まで解除され、この状態でフロントアタッ
チメントを操作したときに水平方向の外力が作用して
も、旋回体24が流れてフロントアタッチメント等に過
負荷が掛かることはなくなる。
電磁弁45とで制御手段42を構成し、エンジンが回転
して油圧ポンプ21及びパイロットポンプ32が駆動さ
れると、パイロット管路43にも作動油が流れて減圧弁
44へ導出される。図示した状態では、電磁弁45のス
プールは45aの位置にあるので管路43の作動油は遮
断され、減圧弁44で一定圧Pγに減圧された作動油が
シャトル弁46へ送られ、シャトル弁46のスプールが
反対側へ移動してブレーキ解除シリンダ28へ作動油が
送られる。図3で説明したようにブレーキ解除圧の増加
に比例してブレーキトルクは減少し、図6に示すよう
に、減圧弁44の2次圧Pγがブレーキ解除圧となって
ブレーキトルクがγ%となる。従って、旋回体24のブ
レーキが途中まで解除され、この状態でフロントアタッ
チメントを操作したときに水平方向の外力が作用して
も、旋回体24が流れてフロントアタッチメント等に過
負荷が掛かることはなくなる。
【0018】次に、操作レバー31を操作して旋回体2
4を回動したときは、圧力スイッチ38が作動して電磁
弁45のソレノイドに電気信号が入り、スプールが移動
してパイロットポンプ32の吐出圧Pξと同圧の作動油
をシャトル弁46へ送る。シャトル弁46では減圧弁4
4側の油圧Pγと電磁弁45側の油圧Pξを比較し、油
圧の高い電磁弁45側の作動油を選択してブレーキ解除
シリンダ28へ導出する。そして、図6に示したように
ブレーキ解除圧Pξのときにはブレーキトルクが0%と
なり、旋回体24のブレーキが全部解除されて旋回体2
4は自由に回動する。即ち、前述した図1の油圧回路と
同等の効果を得ることができる。
4を回動したときは、圧力スイッチ38が作動して電磁
弁45のソレノイドに電気信号が入り、スプールが移動
してパイロットポンプ32の吐出圧Pξと同圧の作動油
をシャトル弁46へ送る。シャトル弁46では減圧弁4
4側の油圧Pγと電磁弁45側の油圧Pξを比較し、油
圧の高い電磁弁45側の作動油を選択してブレーキ解除
シリンダ28へ導出する。そして、図6に示したように
ブレーキ解除圧Pξのときにはブレーキトルクが0%と
なり、旋回体24のブレーキが全部解除されて旋回体2
4は自由に回動する。即ち、前述した図1の油圧回路と
同等の効果を得ることができる。
【0019】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【考案の効果】この考案は上記一実施例に詳述したよう
に、エンジンが停止しているときは旋回体にブレーキが
掛かって固定され、ロックピン等を使用せずして旋回体
の不慮回動を防止できる。そして、エンジンが回動して
油圧ポンプが駆動されたときは自動的にブレーキを途中
まで解除するので、フロントアタッチメントを作動した
ときに水平力が作用しても旋回体が流れ、フロントアタ
ッチメントに過負荷が掛からない。更に、旋回体の操作
を行ったときはブレーキが全部解除され、回動作用に支
障を来たすことはない。
に、エンジンが停止しているときは旋回体にブレーキが
掛かって固定され、ロックピン等を使用せずして旋回体
の不慮回動を防止できる。そして、エンジンが回動して
油圧ポンプが駆動されたときは自動的にブレーキを途中
まで解除するので、フロントアタッチメントを作動した
ときに水平力が作用しても旋回体が流れ、フロントアタ
ッチメントに過負荷が掛からない。更に、旋回体の操作
を行ったときはブレーキが全部解除され、回動作用に支
障を来たすことはない。
【0021】斯くして、掘削機に於ける作業性が著しく
向上し、機器の耐久性の向上にも寄与できる等諸種の実
用的価値ある考案である。
向上し、機器の耐久性の向上にも寄与できる等諸種の実
用的価値ある考案である。
【図1】掘削機の旋回体装置の一実施例なる油圧回路
図。
図。
【図2】エンジンの回転信号iA 及び旋回操作信号iB
と、コントローラからの出力信号Iとの関係を示すグラ
フ。
と、コントローラからの出力信号Iとの関係を示すグラ
フ。
【図3】ブレーキ解除圧とブレーキトルクの関係を示す
グラフ。
グラフ。
【図4】エンジンの回転信号iA 及び旋回操作信号iB
と、コントローラからの出力信号Iとの関係を示すグラ
フ。
と、コントローラからの出力信号Iとの関係を示すグラ
フ。
【図5】掘削機の旋回体装置の他の実施例なる油圧回路
図。
図。
【図6】ブレーキ解除圧とブレーキトルクの関係を示す
グラフ。
グラフ。
【図7】従来の掘削機の旋回体装置の油圧回路図。
【図8】従来の掘削機の旋回体装置の油圧回路図。
21 油圧ポンプ 24 旋回体 25,45 電磁弁 26,32 パイロットポンプ 28 ブレーキ解除シリンダ 42 油圧制御手段 44 減圧弁 46 シャトル弁 iA エンジンの回転信号 iB 旋回操作信号 I 出力信号
Claims (3)
- 【請求項1】 旋回体にブレーキを掛けて回動をロック
できるようにした掘削機に於いて、ブレーキを解除する
ように作動する油圧制御手段を設け、エンジンが回転し
て油圧ポンプが駆動されたときは、先ず前記油圧制御手
段により、ブレーキ解除シリンダを中間圧で作動してブ
レーキを途中まで解除し、旋回体の操作を行ったとき
は、前記油圧制御手段により、ブレーキ解除シリンダを
高圧で作動してブレーキを全部解除するように形成した
ことを特徴とする掘削機の旋回体装置。 - 【請求項2】 エンジンの回転信号を検出する手段と、
旋回操作信号を検出する手段を設け、双方の信号に比例
する電気信号を電磁弁に作用させてブレーキを解除する
油圧制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
掘削機の旋回体装置。 - 【請求項3】 油圧ポンプの吐出油を減圧する減圧弁
と、旋回操作信号を検出したとき油圧ポンプの吐出油を
導出する電磁弁を設け、シャトル弁により何れか一方の
作動油を選択してブレーキを解除する油圧制御手段を設
けたことを特徴とする請求項1記載の掘削機の旋回体装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2974391U JPH0726443Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 掘削機の旋回体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2974391U JPH0726443Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 掘削機の旋回体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126955U JPH04126955U (ja) | 1992-11-19 |
| JPH0726443Y2 true JPH0726443Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31913555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2974391U Expired - Fee Related JPH0726443Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 掘削機の旋回体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726443Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP2974391U patent/JPH0726443Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126955U (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |