JPH0726484Y2 - 構築用インサート - Google Patents
構築用インサートInfo
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- JPH0726484Y2 JPH0726484Y2 JP1991098533U JP9853391U JPH0726484Y2 JP H0726484 Y2 JPH0726484 Y2 JP H0726484Y2 JP 1991098533 U JP1991098533 U JP 1991098533U JP 9853391 U JP9853391 U JP 9853391U JP H0726484 Y2 JPH0726484 Y2 JP H0726484Y2
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主としてコンクリート
造建築物を構築する際に、該建築物の外壁に沿って組立
てられる足場を外壁に支持させるために使用される構築
用インサートに関するものである。
造建築物を構築する際に、該建築物の外壁に沿って組立
てられる足場を外壁に支持させるために使用される構築
用インサートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、足場支持用インサートとしては、
型枠内側にインサート本体を配設し、型枠の外側から該
型枠に穿設の貫通孔にボルト体を挿通して前記インサー
ト本体に螺締することにより、インサート本体を型枠に
固定支持するようにしたものが広く使用されているが、
このような構成のインサートでは型枠に取付けるとき、
型枠内側でインサート本体を支持する作業者と、型枠外
側からボルト体を貫通孔に挿通してインサート本体に螺
締する別の作業者との都合二人の作業者が、型枠内外で
協働しなければならないという不利、不便があった。こ
のため近年では、前記型枠の貫通孔に型枠外側から挿通
することにより、一人の作業者によって型枠に装着でき
るようにしたものが種々提案されるに至っている。
型枠内側にインサート本体を配設し、型枠の外側から該
型枠に穿設の貫通孔にボルト体を挿通して前記インサー
ト本体に螺締することにより、インサート本体を型枠に
固定支持するようにしたものが広く使用されているが、
このような構成のインサートでは型枠に取付けるとき、
型枠内側でインサート本体を支持する作業者と、型枠外
側からボルト体を貫通孔に挿通してインサート本体に螺
締する別の作業者との都合二人の作業者が、型枠内外で
協働しなければならないという不利、不便があった。こ
のため近年では、前記型枠の貫通孔に型枠外側から挿通
することにより、一人の作業者によって型枠に装着でき
るようにしたものが種々提案されるに至っている。
【0003】実公平2−4963号公報に開示されたイ
ンサートはその一例であって、このインサートは図8に
示すように、型枠Aに設けられた貫通孔Bに挿通可能な
円板状の基部71の中央に軸部72を突設し、基部71及び軸
部72の軸心に雌ねじ73を貫通して螺設し、基部71の周辺
部に弾性を有する複数の脚部74の基端を前記軸部72を囲
むように設け、これらの脚部74の先端側を漸次拡開して
軸部72の端面と同一平面またはやや長く位置させて型枠
Aの貫通孔Bより大径に設けたインサート本体75と、前
記軸部72の雌ねじ73に着脱可能に螺入されるボルト76の
頭部に設けた型枠Aの貫通孔Bより大径のフランジ部77
に型枠Aの貫通孔Bより僅かに小径にして且つ型枠Aと
略同程度の厚さのスペーサー部78を同心に突設した本体
固定具79とから構成したものである。
ンサートはその一例であって、このインサートは図8に
示すように、型枠Aに設けられた貫通孔Bに挿通可能な
円板状の基部71の中央に軸部72を突設し、基部71及び軸
部72の軸心に雌ねじ73を貫通して螺設し、基部71の周辺
部に弾性を有する複数の脚部74の基端を前記軸部72を囲
むように設け、これらの脚部74の先端側を漸次拡開して
軸部72の端面と同一平面またはやや長く位置させて型枠
Aの貫通孔Bより大径に設けたインサート本体75と、前
記軸部72の雌ねじ73に着脱可能に螺入されるボルト76の
頭部に設けた型枠Aの貫通孔Bより大径のフランジ部77
に型枠Aの貫通孔Bより僅かに小径にして且つ型枠Aと
略同程度の厚さのスペーサー部78を同心に突設した本体
固定具79とから構成したものである。
【0004】上記先行技術のインサートは、本体固定具
79を螺着したインサート本体75を型枠Aの貫通孔Bに外
側から挿入することにより、インサート本体75の脚部74
の基端部側が貫通孔Bの周壁により一旦撓められると共
に、貫通孔Bを通過後に復帰し、本体固定具79のフラン
ジ部77とインサート本体75の脚部74の端部及び軸部72の
端部とにより型枠Aを挟持するものである。
79を螺着したインサート本体75を型枠Aの貫通孔Bに外
側から挿入することにより、インサート本体75の脚部74
の基端部側が貫通孔Bの周壁により一旦撓められると共
に、貫通孔Bを通過後に復帰し、本体固定具79のフラン
ジ部77とインサート本体75の脚部74の端部及び軸部72の
端部とにより型枠Aを挟持するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のインサートの場合、インサート本体75は外周に複数
の脚部74が間隔をおいて一体に設けられているものであ
り、指先で把持し辛い形状となっている。同様に、本体
固定具79は大径のフランジ部77がボルト76と一体的に設
けられているため、指先で回転させにくいものである。
従って、本体固定具79のボルト76をインサート本体75の
雌ねじ73に螺進させるための回転操作は手首をひねりな
がら行う手間と労力を要する作業となるため、多数本の
インサートを組み立てなければならない足場組み作業に
おいて、相当な労力が要求されるという問題点がある。
成のインサートの場合、インサート本体75は外周に複数
の脚部74が間隔をおいて一体に設けられているものであ
り、指先で把持し辛い形状となっている。同様に、本体
固定具79は大径のフランジ部77がボルト76と一体的に設
けられているため、指先で回転させにくいものである。
従って、本体固定具79のボルト76をインサート本体75の
雌ねじ73に螺進させるための回転操作は手首をひねりな
がら行う手間と労力を要する作業となるため、多数本の
インサートを組み立てなければならない足場組み作業に
おいて、相当な労力が要求されるという問題点がある。
【0006】また、複数の脚部74は全てインサート本体
75の外周に設けられているため、該脚部74の外周径はイ
ンサート本体75の先端に設けられているアンカー80の直
径に対して極端に大きくなっている。このため、通常程
度の太さのアンカー80を挿入すればよいところを、脚部
74を挿入しなければならないがために、型枠Aに徒らに
大きな貫通孔Bを設けなければならない。しかも、脚部
74は軸部72の端面と同一平面またはやや長く位置してい
るため、脱型後、コンクリート打設面に脚部74が露出し
た大径の痕跡が形成されて美観を損なうことにもなる。
75の外周に設けられているため、該脚部74の外周径はイ
ンサート本体75の先端に設けられているアンカー80の直
径に対して極端に大きくなっている。このため、通常程
度の太さのアンカー80を挿入すればよいところを、脚部
74を挿入しなければならないがために、型枠Aに徒らに
大きな貫通孔Bを設けなければならない。しかも、脚部
74は軸部72の端面と同一平面またはやや長く位置してい
るため、脱型後、コンクリート打設面に脚部74が露出し
た大径の痕跡が形成されて美観を損なうことにもなる。
【0007】このように従来構成のものではインサート
本体75が径方向に嵩張って大型化するため、高価につく
だけでなく、一般的な型枠Aに穿設される通常径の貫通
孔Bには挿通できない。このため現在では殆ど使用され
ていないのが実情である。
本体75が径方向に嵩張って大型化するため、高価につく
だけでなく、一般的な型枠Aに穿設される通常径の貫通
孔Bには挿通できない。このため現在では殆ど使用され
ていないのが実情である。
【0008】本考案は、このような従来の問題点を解決
して、労力を要することなく簡単に取付けでき、且つ脱
型後、コンクリート打設面に形成される痕跡を目立たな
い程度の小さなものとすることができ、更に、所定位置
に正確に固定し得る構築用インサートを提供することを
目的とするものである。
して、労力を要することなく簡単に取付けでき、且つ脱
型後、コンクリート打設面に形成される痕跡を目立たな
い程度の小さなものとすることができ、更に、所定位置
に正確に固定し得る構築用インサートを提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の構築用インサー
トは、実施例に対応する図面に示すように、型枠Aに穿
設された貫通孔Bに該型枠Aの外側から挿通して、型枠
Aの内方に配設される構築用インサートであって、前記
貫通孔Bに挿通可能に形成されたインサート本体1と、
前記貫通孔B内に密着嵌合し且つその嵌合部分が貫通孔
Bと略同一長さに形成されているスリーブ体3と、イン
サート本体1とスリーブ体3間に介装されるストッパ部
材2とにより構成されている。
トは、実施例に対応する図面に示すように、型枠Aに穿
設された貫通孔Bに該型枠Aの外側から挿通して、型枠
Aの内方に配設される構築用インサートであって、前記
貫通孔Bに挿通可能に形成されたインサート本体1と、
前記貫通孔B内に密着嵌合し且つその嵌合部分が貫通孔
Bと略同一長さに形成されているスリーブ体3と、イン
サート本体1とスリーブ体3間に介装されるストッパ部
材2とにより構成されている。
【0010】前記インサート本体1は挿通方向先端側に
アンカー12を突設していると共に基端側にナット様筒部
11を前記アンカー12と同軸に設けてなるものである。ま
た、ストッパ部材2は、外周面が該インサート本体1の
ナット様筒部11の外径と略同径に形成されて前記貫通孔
Bに挿通可能な筒部21を有し且つ該筒部21の端部に前記
ナット様筒部11に当接させる径方向に突出したフランジ
部21b を設けていると共に該筒部21外周面に周方向に適
宜間隔毎に挿通方向の逆方向に延びる複数本の弾性脚片
22、22…22を先端側が次第に径方向に拡開するように一
体に突設し且つ各弾性脚片22の先端部を前記筒部21の端
面と略同一平面上で前記貫通孔Bよりも大径となるよう
に位置させてなるものである。
アンカー12を突設していると共に基端側にナット様筒部
11を前記アンカー12と同軸に設けてなるものである。ま
た、ストッパ部材2は、外周面が該インサート本体1の
ナット様筒部11の外径と略同径に形成されて前記貫通孔
Bに挿通可能な筒部21を有し且つ該筒部21の端部に前記
ナット様筒部11に当接させる径方向に突出したフランジ
部21b を設けていると共に該筒部21外周面に周方向に適
宜間隔毎に挿通方向の逆方向に延びる複数本の弾性脚片
22、22…22を先端側が次第に径方向に拡開するように一
体に突設し且つ各弾性脚片22の先端部を前記筒部21の端
面と略同一平面上で前記貫通孔Bよりも大径となるよう
に位置させてなるものである。
【0011】そして、スリーブ体3とインサート本体1
のナット様筒部11との間にストッパ部材2を一直線上に
介在させた状態でスリーブ体3とストッパ部材2の筒部
21にボルト体4を挿通すると共に、該ボルト体4の先端
部を前記インサート本体1のナット様筒部11に螺着する
ことにより前記ストッパ部材2をインサート本体1のナ
ット様筒部11とスリーブ体3との対向端面間に挟着して
なる構成に特徴を有するものである。
のナット様筒部11との間にストッパ部材2を一直線上に
介在させた状態でスリーブ体3とストッパ部材2の筒部
21にボルト体4を挿通すると共に、該ボルト体4の先端
部を前記インサート本体1のナット様筒部11に螺着する
ことにより前記ストッパ部材2をインサート本体1のナ
ット様筒部11とスリーブ体3との対向端面間に挟着して
なる構成に特徴を有するものである。
【0012】なお、スリーブ体3の外周面は型枠Aの貫
通孔Bにシマリ嵌め状態に嵌入させる円筒面の他、より
強力なシマリ嵌め状態が得られるように、該円筒外周面
に周方向に適宜間隔毎に凹溝33、33…33を設けたもの等
が考えられる。また、取外しを容易にするために挿通方
向の逆方向に拡開するテーパ面とすると好都合である。
通孔Bにシマリ嵌め状態に嵌入させる円筒面の他、より
強力なシマリ嵌め状態が得られるように、該円筒外周面
に周方向に適宜間隔毎に凹溝33、33…33を設けたもの等
が考えられる。また、取外しを容易にするために挿通方
向の逆方向に拡開するテーパ面とすると好都合である。
【0013】
【作用】上記構成のインサートはボルト体4にスリーブ
体3とストッパ部材2とを嵌入した上で、インサート本
体1のナット様筒部11をボルト体4に螺着するものであ
り、その締め込みは比較的小径のナット様筒部11を指先
で回転操作するだけで済むので、組立て作業が軽微な力
で容易に行えるものである。
体3とストッパ部材2とを嵌入した上で、インサート本
体1のナット様筒部11をボルト体4に螺着するものであ
り、その締め込みは比較的小径のナット様筒部11を指先
で回転操作するだけで済むので、組立て作業が軽微な力
で容易に行えるものである。
【0014】このインサートを型枠Aに穿設した貫通孔
Bに型枠Aの外側から挿入すると、アンカー12を有する
インサート本体1は該貫通孔Bを容易に型枠Aの内方へ
挿通される。また、ストッパ部材2も各弾性脚片22、22
…22が挿通方向と逆方向に拡開する形状となっているた
め、貫通孔Bに当接することにより縮径するため、貫通
孔Bを通じて無理なく型枠Aの内方へと挿通でき、貫通
孔Bを抜けたところで各脚片22が弾性復元してその先端
部が貫通孔B周囲の型枠Aの内面と対向してインサート
の抜け止め作用をなすものである。このストッパ部材2
の筒部21の外径はインサート本体1のナット様筒部11の
外径と略同径であるので、通常寸法の型枠Aの貫通孔B
に挿通できる。また、ストッパ部材2の筒部21の端部に
径方向に突出したフランジ部21b を設けているので、脱
型後のストッパ部材2の抜け止めが確実に行える。
Bに型枠Aの外側から挿入すると、アンカー12を有する
インサート本体1は該貫通孔Bを容易に型枠Aの内方へ
挿通される。また、ストッパ部材2も各弾性脚片22、22
…22が挿通方向と逆方向に拡開する形状となっているた
め、貫通孔Bに当接することにより縮径するため、貫通
孔Bを通じて無理なく型枠Aの内方へと挿通でき、貫通
孔Bを抜けたところで各脚片22が弾性復元してその先端
部が貫通孔B周囲の型枠Aの内面と対向してインサート
の抜け止め作用をなすものである。このストッパ部材2
の筒部21の外径はインサート本体1のナット様筒部11の
外径と略同径であるので、通常寸法の型枠Aの貫通孔B
に挿通できる。また、ストッパ部材2の筒部21の端部に
径方向に突出したフランジ部21b を設けているので、脱
型後のストッパ部材2の抜け止めが確実に行える。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2に示したこの実施例の構築用インサ
ートは、型枠Aに穿設された貫通孔Bに固定支持された
状態で該型枠Aの内方に配設され、主として足場等の支
持用に供されるものであって、1は型枠Aの貫通孔Bに
挿通可能に形成されたインサート本体、2は貫通孔Bを
通じて型枠Aの内方に突出させたインサート本体1の抜
脱を阻止するストッパ部材、3は貫通孔Bに密着嵌合さ
せるスリーブ体、4はインサート本体1を固定するため
のボルト体、5はボルト体4及びスリーブ体3を抜き取
った後、必要に応じてストッパ部材2の中心孔21a に装
着する栓体である。
する。図1及び図2に示したこの実施例の構築用インサ
ートは、型枠Aに穿設された貫通孔Bに固定支持された
状態で該型枠Aの内方に配設され、主として足場等の支
持用に供されるものであって、1は型枠Aの貫通孔Bに
挿通可能に形成されたインサート本体、2は貫通孔Bを
通じて型枠Aの内方に突出させたインサート本体1の抜
脱を阻止するストッパ部材、3は貫通孔Bに密着嵌合さ
せるスリーブ体、4はインサート本体1を固定するため
のボルト体、5はボルト体4及びスリーブ体3を抜き取
った後、必要に応じてストッパ部材2の中心孔21a に装
着する栓体である。
【0016】前記インサート本体1は、全長に亙って内
周面に雌ねじ11a が形成された六角形状の長ナットまた
は適宜長さを有する金属製螺筒体からなるナット様筒部
11を有し、このナット様筒部11の雌ねじ11a の先端部
に、先端に大径頭部12a を備えた棒状アンカー12の基端
ねじ部12b を適宜長さ螺合させ、更に、該螺合部の適所
をナット様筒部11の外面からかしめる(13はそのかしめ
部を示す)ことにより、該アンカー12をナット様筒部11
の先端から同軸延長線上に一体的に突設したものであ
る。尚、アンカー12とナット様筒部11とは一体成形した
ものでもよい。
周面に雌ねじ11a が形成された六角形状の長ナットまた
は適宜長さを有する金属製螺筒体からなるナット様筒部
11を有し、このナット様筒部11の雌ねじ11a の先端部
に、先端に大径頭部12a を備えた棒状アンカー12の基端
ねじ部12b を適宜長さ螺合させ、更に、該螺合部の適所
をナット様筒部11の外面からかしめる(13はそのかしめ
部を示す)ことにより、該アンカー12をナット様筒部11
の先端から同軸延長線上に一体的に突設したものであ
る。尚、アンカー12とナット様筒部11とは一体成形した
ものでもよい。
【0017】ストッパ部材2は合成樹脂または金属から
なるもので、図3及び図4に拡大して示すように、先端
部に前記型枠Aの貫通孔Bに挿通可能なフランジ部21b
が設けられた円筒状の筒部21を有し、この筒部21の外周
面の周方向適宜間隔毎に複数本の弾性脚片22、22…22を
一体に突設したものである。これらの弾性脚片22、22…
22はそれぞれフランジ部21b の立上り基部からインサー
トの挿通方向と逆方向に延び、且つ延長先端寄り側が拡
開した楔形状に形成されている。更に各弾性脚片22、22
…22は先端側が次第に径方向に拡開するように放射状に
配置してあり、その先端面は筒部21の端面と略同一平面
上で型枠Aの貫通孔Bよりもやや大径となるように位置
させてある。
なるもので、図3及び図4に拡大して示すように、先端
部に前記型枠Aの貫通孔Bに挿通可能なフランジ部21b
が設けられた円筒状の筒部21を有し、この筒部21の外周
面の周方向適宜間隔毎に複数本の弾性脚片22、22…22を
一体に突設したものである。これらの弾性脚片22、22…
22はそれぞれフランジ部21b の立上り基部からインサー
トの挿通方向と逆方向に延び、且つ延長先端寄り側が拡
開した楔形状に形成されている。更に各弾性脚片22、22
…22は先端側が次第に径方向に拡開するように放射状に
配置してあり、その先端面は筒部21の端面と略同一平面
上で型枠Aの貫通孔Bよりもやや大径となるように位置
させてある。
【0018】また、この実施例では、前記ストッパ部材
2の各部寸法は、通常寸法の型枠Aの貫通孔Bの径a:
21mm程度、インサート本体1のナット様筒部11の外径
b:19.5mmに対して、フランジ部21b の径c:20.5mm、
弾性脚片22の先端面径d:25mm程度に形成されており、
前記筒部21の先端に設けられたフランジ部21b の外周径
はインサート本体1のナット様筒部11の外径と略同径で
あり、通常寸法の貫通孔Bに挿通可能な嵩張らないもの
となっている。尚、このストッパ部材2の中心孔21a は
必要に応じてその基端部の孔形状が栓体5の外周面形状
に沿うように形成されるものである。
2の各部寸法は、通常寸法の型枠Aの貫通孔Bの径a:
21mm程度、インサート本体1のナット様筒部11の外径
b:19.5mmに対して、フランジ部21b の径c:20.5mm、
弾性脚片22の先端面径d:25mm程度に形成されており、
前記筒部21の先端に設けられたフランジ部21b の外周径
はインサート本体1のナット様筒部11の外径と略同径で
あり、通常寸法の貫通孔Bに挿通可能な嵩張らないもの
となっている。尚、このストッパ部材2の中心孔21a は
必要に応じてその基端部の孔形状が栓体5の外周面形状
に沿うように形成されるものである。
【0019】スリーブ体3は基端部に型枠Aの貫通孔B
よりも大径のフランジ部31を有する合成樹脂成形品であ
って、フランジ部31より後方の長さが貫通孔Bの長さと
略同一に形成されている。従って、脱型後、コンクリー
ト壁面にスリーブ体3の突入による凹みの痕跡が生じな
い。また、その中心孔32の径をボルト体4に密接状態で
被嵌可能な大きさに形成していると共に、外周面を貫通
孔Bに摺接させる径に形成されている。即ち、スリーブ
体3の外周面は挿通方向に先細りとなる勾配の小さいテ
ーパ面に形成され、且つその周方向適宜間隔毎に軸心方
向に沿う直線状の凹溝33、33…33が設けられており、貫
通孔Bにはシマリ嵌め状態で嵌入されるものである。
よりも大径のフランジ部31を有する合成樹脂成形品であ
って、フランジ部31より後方の長さが貫通孔Bの長さと
略同一に形成されている。従って、脱型後、コンクリー
ト壁面にスリーブ体3の突入による凹みの痕跡が生じな
い。また、その中心孔32の径をボルト体4に密接状態で
被嵌可能な大きさに形成していると共に、外周面を貫通
孔Bに摺接させる径に形成されている。即ち、スリーブ
体3の外周面は挿通方向に先細りとなる勾配の小さいテ
ーパ面に形成され、且つその周方向適宜間隔毎に軸心方
向に沿う直線状の凹溝33、33…33が設けられており、貫
通孔Bにはシマリ嵌め状態で嵌入されるものである。
【0020】このように構成した各部材は、ボルト体4
にスリーブ体3とストッパ部材2とを順次被嵌させた
後、該ボルト体4をインサート本体1のナット様筒部11
に螺合させ、該ナット様筒部11とボルト体4の頭部12a
との対向面間でスリーブ体3とストッパ部材2とを挟圧
状態で介装してインサートを組み立てるものである。こ
の際、ボルト体4を完全に締め付けることなく、スリー
ブ体3等を軽く挟んだ状態にして型枠Aの貫通孔Bに挿
着後、最終的な締め付けを行うようにしてもよい。この
際、ボルト体4とインサート本体1との締め付け作業
は、インサート本体1のナット様筒部11の外径が貫通孔
Bよりもやや小さいものであるから、ボルト体4の頭部
とナット様筒部11との一方を指先で回転させるだけの操
作で容易に螺合させることができる。
にスリーブ体3とストッパ部材2とを順次被嵌させた
後、該ボルト体4をインサート本体1のナット様筒部11
に螺合させ、該ナット様筒部11とボルト体4の頭部12a
との対向面間でスリーブ体3とストッパ部材2とを挟圧
状態で介装してインサートを組み立てるものである。こ
の際、ボルト体4を完全に締め付けることなく、スリー
ブ体3等を軽く挟んだ状態にして型枠Aの貫通孔Bに挿
着後、最終的な締め付けを行うようにしてもよい。この
際、ボルト体4とインサート本体1との締め付け作業
は、インサート本体1のナット様筒部11の外径が貫通孔
Bよりもやや小さいものであるから、ボルト体4の頭部
とナット様筒部11との一方を指先で回転させるだけの操
作で容易に螺合させることができる。
【0021】このようにして組み立てられたインサート
を、そのインサート本体1のアンカー12側から型枠Aの
貫通孔Bに挿通すると、アンカー頭部12a と、ナット様
筒部11とは貫通孔Bよりも僅かに小径に形成されている
ため、貫通孔Bを通じて型枠Aの内方に容易に突入させ
ることができる。この挿通時に、貫通孔Bよりもやや大
径のストッパ部材2の弾性脚片22、22…22は貫通孔Bの
孔壁に規制されて中心側へ弾性的に縮径変形するので無
理なく突入させることができる。また、スリーブ体3も
その外周面がテーパ面に形成されていることにより、途
中まではハンマーを用いることなく簡単に押し込むこと
ができ、その後、ハンマー等によりボルト体4の頭部を
一、二度程度叩打するだけで、スリーブ体3の外周面が
貫通孔Bに圧着し、ストッパ部材2の各弾性脚片22、22
…22が貫通孔Bから突出した後、弾性復元してインサー
トの抜脱が阻止され、インサート本体1がスリーブ体3
と貫通孔Bとの密着嵌合によって支持されて、型枠Aの
内方へ水平に突出した状態を保持されるものである。
を、そのインサート本体1のアンカー12側から型枠Aの
貫通孔Bに挿通すると、アンカー頭部12a と、ナット様
筒部11とは貫通孔Bよりも僅かに小径に形成されている
ため、貫通孔Bを通じて型枠Aの内方に容易に突入させ
ることができる。この挿通時に、貫通孔Bよりもやや大
径のストッパ部材2の弾性脚片22、22…22は貫通孔Bの
孔壁に規制されて中心側へ弾性的に縮径変形するので無
理なく突入させることができる。また、スリーブ体3も
その外周面がテーパ面に形成されていることにより、途
中まではハンマーを用いることなく簡単に押し込むこと
ができ、その後、ハンマー等によりボルト体4の頭部を
一、二度程度叩打するだけで、スリーブ体3の外周面が
貫通孔Bに圧着し、ストッパ部材2の各弾性脚片22、22
…22が貫通孔Bから突出した後、弾性復元してインサー
トの抜脱が阻止され、インサート本体1がスリーブ体3
と貫通孔Bとの密着嵌合によって支持されて、型枠Aの
内方へ水平に突出した状態を保持されるものである。
【0022】次いで、図5に示すように、型枠A内にコ
ンクリートCを打設、硬化させてインサートを埋設す
る。コンクリートCの硬化後、ボルト体4をインサート
本体1から取り外し、更に型枠Aを解体する。このと
き、型枠Aの貫通孔Bにはスリーブ体3が嵌着されたま
ま取り外される。そして、コンクリート壁面に沿って足
場Dを組み立てる際には、コンクリート壁に埋設されて
いるインサート本体1のナット様筒部11にアイボルトE
を螺着し、このアイボルトEを利用して適宜な金具を介
してアイボルトEと足場Dとの間を連結して足場Dを支
持する。
ンクリートCを打設、硬化させてインサートを埋設す
る。コンクリートCの硬化後、ボルト体4をインサート
本体1から取り外し、更に型枠Aを解体する。このと
き、型枠Aの貫通孔Bにはスリーブ体3が嵌着されたま
ま取り外される。そして、コンクリート壁面に沿って足
場Dを組み立てる際には、コンクリート壁に埋設されて
いるインサート本体1のナット様筒部11にアイボルトE
を螺着し、このアイボルトEを利用して適宜な金具を介
してアイボルトEと足場Dとの間を連結して足場Dを支
持する。
【0023】また、足場Dの解体後には、アイボルトE
を取り外した後、図5に示すように、コンクリート壁面
に開口するストッパ部材2の中心孔21a に栓体5を挿着
し、外部からの塵埃の浸入を阻止すると共に外観を整え
る。
を取り外した後、図5に示すように、コンクリート壁面
に開口するストッパ部材2の中心孔21a に栓体5を挿着
し、外部からの塵埃の浸入を阻止すると共に外観を整え
る。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案の構築用インサート
によれば、ボルト体4にスリーブ体3とストッパ部材2
とを嵌入した上で、インサート本体1のナット様筒部11
をボルト体4に螺着するだけの簡単な作業で組み立てる
ことができ、また、ナット様筒部11へのボルト体4の締
め込みは、ナット様筒部11が貫通孔Bよりも小径に形成
されているので、指先で回転操作するだけの軽微な力で
容易に行えるものであり、多数本を組み立てる必要があ
る足場組み作業において、極力労力を軽減できる効果を
奏するものである。
によれば、ボルト体4にスリーブ体3とストッパ部材2
とを嵌入した上で、インサート本体1のナット様筒部11
をボルト体4に螺着するだけの簡単な作業で組み立てる
ことができ、また、ナット様筒部11へのボルト体4の締
め込みは、ナット様筒部11が貫通孔Bよりも小径に形成
されているので、指先で回転操作するだけの軽微な力で
容易に行えるものであり、多数本を組み立てる必要があ
る足場組み作業において、極力労力を軽減できる効果を
奏するものである。
【0025】また、型枠Aの貫通孔Bに挿通するとき
は、ストッパ部材2をスリーブ体3とインサート本体1
のナット様筒部11との対向端面間に介在させた状態とな
るようにボルト体4上に組み込み、ボルト体4を型枠A
に穿設した貫通孔Bに挿入するだけで、インサート本体
1とストッパ部材2とを貫通孔Bに挿通させることがで
きると共にスリーブ体3を貫通孔B内に嵌合させること
ができ、その上、ストッパ部材2は各弾性脚片22、22…
22が挿通方向と逆方向に拡開した形状となっているの
で、貫通孔Bを挿通する際に縮径しながら無理なく型枠
A内へと挿通でき、貫通孔Bを抜けたところで各弾性脚
片22、22…22が弾性復元してその先端部が貫通孔B周囲
の型枠Aの内面と対向して有効なインサートの抜け止め
作用をなすものである。さらに、このストッパ部材2の
筒部21は外径がインサート本体1のナット様筒部11の外
径と略同一に形成されているから、弾性脚片22を設けた
形状であるにも拘わらず、嵩張らない形状で通常寸法の
貫通孔Bに挿通できるものであり、又、ストッパ部材2
の筒部21の端部に径方向に突出したフランジ部21b を設
けているので、脱型後のストッパ部材2の抜け止めが確
実に行えるものである。
は、ストッパ部材2をスリーブ体3とインサート本体1
のナット様筒部11との対向端面間に介在させた状態とな
るようにボルト体4上に組み込み、ボルト体4を型枠A
に穿設した貫通孔Bに挿入するだけで、インサート本体
1とストッパ部材2とを貫通孔Bに挿通させることがで
きると共にスリーブ体3を貫通孔B内に嵌合させること
ができ、その上、ストッパ部材2は各弾性脚片22、22…
22が挿通方向と逆方向に拡開した形状となっているの
で、貫通孔Bを挿通する際に縮径しながら無理なく型枠
A内へと挿通でき、貫通孔Bを抜けたところで各弾性脚
片22、22…22が弾性復元してその先端部が貫通孔B周囲
の型枠Aの内面と対向して有効なインサートの抜け止め
作用をなすものである。さらに、このストッパ部材2の
筒部21は外径がインサート本体1のナット様筒部11の外
径と略同一に形成されているから、弾性脚片22を設けた
形状であるにも拘わらず、嵩張らない形状で通常寸法の
貫通孔Bに挿通できるものであり、又、ストッパ部材2
の筒部21の端部に径方向に突出したフランジ部21b を設
けているので、脱型後のストッパ部材2の抜け止めが確
実に行えるものである。
【図1】分解斜視図
【図2】取付状態の断面図
【図3】ストッパ部材の拡大半截斜視図
【図4】取付状態の要部拡大断面図
【図5】使用状態を示す断面図
【図6】栓体装着状態を示す断面図
【図7】ストッパ部材の変形例を示す拡大半截斜視図
【図8】従来例を示す断面図
1 インサート本体 11 ナット様筒部 12 アンカー 2 ストッパ部材 21 筒部 21b フランジ部 22 弾性脚片 3 スリーブ体 4 ボルト体 A 型枠 B 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 型枠Aに穿設された貫通孔Bに前記型枠
Aの外側から挿通して、型枠Aの内方に配設される構築
用インサートであって、前記貫通孔Bに挿通可能に形成
され且つ挿通方向先端側にアンカー12を突設していると
共に基端側にナット様筒部11を前記アンカー12と同軸に
設けてなるインサート本体1と、外周面が該インサート
本体1のナット様筒部11の外径と略同径に形成されて前
記貫通孔Bに挿通可能な筒部21を有し且つ該筒部21の端
部に前記ナット様筒部11に当接させる径方向に突出した
フランジ部21b を設けていると共に該筒部21外周面に周
方向に適宜間隔毎に挿通方向の逆方向に延びる複数本の
弾性脚片22、22…22を先端側が次第に径方向に拡開する
ように一体に突設し且つ各弾性脚片22の先端部を前記筒
部21の端面と略同一平面上で前記貫通孔Bよりも大径と
なるように位置させてなるストッパ部材2と、前記貫通
孔B内に密着嵌合し且つその嵌合部分が貫通孔Bと略同
一長さに形成されているスリーブ体3とにより構成さ
れ、前記スリーブ体3とインサート本体1のナット様筒
部11との間にストッパ部材2を一直線上に介在させた状
態でスリーブ体3とストッパ部材2の筒部21にボルト体
4を挿通すると共に、該ボルト体4の先端部を前記イン
サート本体1のナット様筒部11に螺着することにより前
記ストッパ部材2をインサート本体1のナット様筒部11
とスリーブ体3との対向端面間に挟着してなることを特
徴とする構築用インサート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098533U JPH0726484Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 構築用インサート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098533U JPH0726484Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 構築用インサート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596211U JPH0596211U (ja) | 1993-12-27 |
| JPH0726484Y2 true JPH0726484Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14222319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991098533U Expired - Fee Related JPH0726484Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 構築用インサート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726484Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101271597B1 (ko) * | 2013-01-25 | 2013-06-11 | (주)무한에이앤디건축사사무소 | 건축용 단열재 고정구 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6574944B2 (ja) * | 2015-07-21 | 2019-09-18 | 株式会社明電舎 | インサートの取付用治具 |
| KR102277193B1 (ko) * | 2021-01-12 | 2021-07-14 | (주)이알코리아 | 교량 점검시설 설치용 거푸집 천공식 선매립 앵커장치 |
| KR102413916B1 (ko) * | 2021-01-12 | 2022-06-28 | (주)이알코리아 | 교량 점검시설 설치용 거푸집 천공식 선매립 앵커 시공방법 |
| JP7721411B2 (ja) * | 2021-11-24 | 2025-08-12 | 株式会社日立プラントコンストラクション | 埋込金物の型枠先付け工法及び埋込金物 |
| CN116104300B (zh) * | 2023-03-17 | 2024-06-07 | 北京城建一建设发展有限公司 | 预制柱灌浆封仓模板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0357408Y2 (ja) * | 1986-09-01 | 1991-12-27 | ||
| JPH024963U (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-12 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP1991098533U patent/JPH0726484Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101271597B1 (ko) * | 2013-01-25 | 2013-06-11 | (주)무한에이앤디건축사사무소 | 건축용 단열재 고정구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0596211U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |