JPH07266379A - ホットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバルブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方法 - Google Patents
ホットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバルブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方法Info
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- JPH07266379A JPH07266379A JP6480294A JP6480294A JPH07266379A JP H07266379 A JPH07266379 A JP H07266379A JP 6480294 A JP6480294 A JP 6480294A JP 6480294 A JP6480294 A JP 6480294A JP H07266379 A JPH07266379 A JP H07266379A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形キャビティに充填された樹脂材料に対し
て加圧力が効率的に及ぼされて、成形品におけるショー
トショットの発生が防止されるホットランナ式金型を提
供すること。 【構成】 スプル34,ランナ36,52およびゲート
50からなる樹脂流路18を有するホットランナ式金型
において、樹脂流路18をスプル34側とゲート50側
に分断する流路遮断手段70を設けると共に、該流路遮
断手段70によって分断されたゲート50側の樹脂流路
18内の溶融樹脂材料を加圧する加圧手段70を設ける
一方、ゲート50を開閉するバルブ手段74を設けた。
て加圧力が効率的に及ぼされて、成形品におけるショー
トショットの発生が防止されるホットランナ式金型を提
供すること。 【構成】 スプル34,ランナ36,52およびゲート
50からなる樹脂流路18を有するホットランナ式金型
において、樹脂流路18をスプル34側とゲート50側
に分断する流路遮断手段70を設けると共に、該流路遮
断手段70によって分断されたゲート50側の樹脂流路
18内の溶融樹脂材料を加圧する加圧手段70を設ける
一方、ゲート50を開閉するバルブ手段74を設けた。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、樹脂の射出成形に用いられるホ
ットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバル
ブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方
法に関するものである。
ットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバル
ブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方
法に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、櫛の射出成形に際しては、樹脂
の射出圧力を高く設定しないと、各歯の先端まで樹脂材
料が行き渡らずにショートショットが発生することが知
られているが、近年では、例えばマイコンボード用の多
数の接続ピン収納孔を有する小物のコネクタやソケット
類の如く、櫛よりも一層小物で且つ高い成形精度が要求
される射出成形品が増加してきており、そのような小物
の射出成形品において、ショートショットが大きな問題
となっている。
の射出圧力を高く設定しないと、各歯の先端まで樹脂材
料が行き渡らずにショートショットが発生することが知
られているが、近年では、例えばマイコンボード用の多
数の接続ピン収納孔を有する小物のコネクタやソケット
類の如く、櫛よりも一層小物で且つ高い成形精度が要求
される射出成形品が増加してきており、そのような小物
の射出成形品において、ショートショットが大きな問題
となっている。
【0003】実際には、マイコンボード用のコネクタや
ソケット類では、成形品中に必ず何割かのショートショ
ットによる不良品が混在しているのが現状であり、しか
もこのショートショットは成形条件からの判断が極めて
困難で、安定した成形を行っていても外部から測定でき
ない程の僅かな外乱等によって突如として発生するため
に、製品出荷に際して肉眼による確認が必要となり、人
手がかかって能率が悪いという問題があったのである。
ソケット類では、成形品中に必ず何割かのショートショ
ットによる不良品が混在しているのが現状であり、しか
もこのショートショットは成形条件からの判断が極めて
困難で、安定した成形を行っていても外部から測定でき
ない程の僅かな外乱等によって突如として発生するため
に、製品出荷に際して肉眼による確認が必要となり、人
手がかかって能率が悪いという問題があったのである。
【0004】なお、かくの如きショートショットによる
成形不良を抑えるには、櫛等の成形時よりも樹脂温度お
よび金型温度を一層高く設定することが有効であろうと
考えられるが、樹脂および金型温度を高くすると樹脂の
劣化等の問題が生ずるために現実的ではない。また、樹
脂材料の射出圧力を一層高く設定することも、ショート
ショットを防止するのに有効であろうと考えられるが、
射出圧力を高くしても、金型内の樹脂流路内での圧力損
失によって成形キャビティに充填された樹脂材料まで有
効に圧力が及ぼされ難く、満足できる射出圧力を成形キ
ャビティ内の樹脂材料に及ぼすには射出装置の大型化等
が問題となるために現実的ではなかった。
成形不良を抑えるには、櫛等の成形時よりも樹脂温度お
よび金型温度を一層高く設定することが有効であろうと
考えられるが、樹脂および金型温度を高くすると樹脂の
劣化等の問題が生ずるために現実的ではない。また、樹
脂材料の射出圧力を一層高く設定することも、ショート
ショットを防止するのに有効であろうと考えられるが、
射出圧力を高くしても、金型内の樹脂流路内での圧力損
失によって成形キャビティに充填された樹脂材料まで有
効に圧力が及ぼされ難く、満足できる射出圧力を成形キ
ャビティ内の樹脂材料に及ぼすには射出装置の大型化等
が問題となるために現実的ではなかった。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、射出装置の大型化等を伴うことなく、成形
キャビティに充填された樹脂材料に対して圧力が効率的
に及ぼされ得て、成形品におけるショートショットの発
生が軽減乃至は防止されるホットランナ式金型とそれに
用いられるホットランナバルブおよびかかるホットラン
ナ式金型を用いた射出成形方法を提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、射出装置の大型化等を伴うことなく、成形
キャビティに充填された樹脂材料に対して圧力が効率的
に及ぼされ得て、成形品におけるショートショットの発
生が軽減乃至は防止されるホットランナ式金型とそれに
用いられるホットランナバルブおよびかかるホットラン
ナ式金型を用いた射出成形方法を提供することにある。
【0006】
【解決手段】そして、かかる課題を達成するために、本
発明は、射出装置から供給される溶融樹脂材料を成形キ
ャビティに導くスプル,ランナおよびゲートからなる樹
脂流路を有すると共に、かかるランナ部分を加熱する加
熱手段を設けてなるホットランナ式金型において、樹脂
流路をスプル側とゲート側に分断する流路遮断手段を設
けると共に、該流路遮断手段によって分断されたゲート
側の樹脂流路内の溶融樹脂材料を加圧する加圧手段を設
ける一方、ゲートを開閉するバルブ手段を設けたこと
を、その特徴とするものである。
発明は、射出装置から供給される溶融樹脂材料を成形キ
ャビティに導くスプル,ランナおよびゲートからなる樹
脂流路を有すると共に、かかるランナ部分を加熱する加
熱手段を設けてなるホットランナ式金型において、樹脂
流路をスプル側とゲート側に分断する流路遮断手段を設
けると共に、該流路遮断手段によって分断されたゲート
側の樹脂流路内の溶融樹脂材料を加圧する加圧手段を設
ける一方、ゲートを開閉するバルブ手段を設けたこと
を、その特徴とするものである。
【0007】また、かかるホットランナ式金型は、例え
ば、ゲートに接続されたゲート側ランナの周壁面に、ス
プルに接続されたスプル側ランナを開口させて連通せし
める一方、かかるゲート側ランナの周壁面に設けたスプ
ル側ランナの開口部を覆蓋してそれらゲート側ランナと
スプル側ランナを分断し得る流路遮断手段と、該ゲート
側ランナに嵌め込まれて前記ゲート側に向かって押し込
まれることにより該ゲート側ランナ内の溶融樹脂材料を
加圧し得る加圧手段と、ゲートに挿入されて該ゲートを
閉鎖し得るバルブ手段とを、それぞれ設けることによっ
て、構成され得る。
ば、ゲートに接続されたゲート側ランナの周壁面に、ス
プルに接続されたスプル側ランナを開口させて連通せし
める一方、かかるゲート側ランナの周壁面に設けたスプ
ル側ランナの開口部を覆蓋してそれらゲート側ランナと
スプル側ランナを分断し得る流路遮断手段と、該ゲート
側ランナに嵌め込まれて前記ゲート側に向かって押し込
まれることにより該ゲート側ランナ内の溶融樹脂材料を
加圧し得る加圧手段と、ゲートに挿入されて該ゲートを
閉鎖し得るバルブ手段とを、それぞれ設けることによっ
て、構成され得る。
【0008】更にまた、かくの如きホットランナ式金型
において、流路遮断手段および加圧手段は、例えばゲー
ト側ランナに滑動可能に嵌入された第一の弁体によって
構成されると共に、バルブ手段は、例えば該第一の弁体
を軸方向に貫通して滑動可能に配設された第二の弁体に
よって構成され得る。
において、流路遮断手段および加圧手段は、例えばゲー
ト側ランナに滑動可能に嵌入された第一の弁体によって
構成されると共に、バルブ手段は、例えば該第一の弁体
を軸方向に貫通して滑動可能に配設された第二の弁体に
よって構成され得る。
【0009】また、本発明に従う構造とされたホットラ
ンナ式金型においては、ランナおよびゲートを、スプル
から分岐する形態をもって複数設けることができる。
ンナ式金型においては、ランナおよびゲートを、スプル
から分岐する形態をもって複数設けることができる。
【0010】さらに、本発明に従う構造とされたホット
ランナ式金型においては、成形キャビティの周りに温度
調節用の冷媒通路を形成することも可能である。
ランナ式金型においては、成形キャビティの周りに温度
調節用の冷媒通路を形成することも可能である。
【0011】また、本発明に従う構造とされたホットラ
ンナ式金型においては、ランナを成形キャビティとは異
なる部材によって形成し、それら両部材間に断熱部材を
介装せしめることも可能である。
ンナ式金型においては、ランナを成形キャビティとは異
なる部材によって形成し、それら両部材間に断熱部材を
介装せしめることも可能である。
【0012】また一方、本発明は、先端開口部にゲート
が形成された直線的なランナ部を有すると共に、該ラン
ナ部の周壁面に開口して樹脂流入口が形成されており、
かかるランナ部内を軸方向に滑動可能に配設された第一
の弁体によって、樹脂流入口が連通/遮断可能とされる
と共に、該第一の弁体がゲート側に向かって押し込まれ
ることにより該ランナ部が加圧可能とされる一方、かか
る第一の弁体を軸方向に貫通して第二の弁体が滑動可能
に配設されており、該第二の弁体によりゲートが開閉可
能とされたホットランナ式金型に用いられるホットラン
ナバルブをも、特徴とするものである。
が形成された直線的なランナ部を有すると共に、該ラン
ナ部の周壁面に開口して樹脂流入口が形成されており、
かかるランナ部内を軸方向に滑動可能に配設された第一
の弁体によって、樹脂流入口が連通/遮断可能とされる
と共に、該第一の弁体がゲート側に向かって押し込まれ
ることにより該ランナ部が加圧可能とされる一方、かか
る第一の弁体を軸方向に貫通して第二の弁体が滑動可能
に配設されており、該第二の弁体によりゲートが開閉可
能とされたホットランナ式金型に用いられるホットラン
ナバルブをも、特徴とするものである。
【0013】さらに、そのようなホットランナバルブに
おいては、第一の弁体を軸方向に往復駆動せしめて、前
記樹脂流入口を連通/遮断すると共に、ランナ部に加圧
力を及ぼす第一の駆動手段と、前記第二の弁体を軸方向
に往復駆動せしめて、前記ゲートを開閉する第二の駆動
手段とを、それぞれ設けることも可能である。
おいては、第一の弁体を軸方向に往復駆動せしめて、前
記樹脂流入口を連通/遮断すると共に、ランナ部に加圧
力を及ぼす第一の駆動手段と、前記第二の弁体を軸方向
に往復駆動せしめて、前記ゲートを開閉する第二の駆動
手段とを、それぞれ設けることも可能である。
【0014】また、本発明は、前述の如き、本発明に従
う構造とされたホットランナ式金型を用いた射出成形方
法であって、(a)バルブ手段によってゲートを閉鎖し
た後、射出装置によって樹脂流路内に溶融樹脂材料を充
満させる工程と、(b)かかるバルブ手段によるゲート
の閉鎖を解除して該ゲートを開放することにより、成形
キャビティ内に溶融樹脂材料を射出充填する工程と、
(c)流路遮断手段によって樹脂流路をスプル側とゲー
ト側に分断する工程と、(d)加圧手段により該分断さ
れたゲート側の樹脂流路内の溶融樹脂材料を加圧して、
成形キャビティ内に充填された樹脂材料に加圧力を及ぼ
す工程と、(e)バルブ手段によりゲートを閉鎖した
後、型開きして、成形キャビティから成形品を取り出す
工程とを、含む射出成形方法も、特徴とするものであ
る。
う構造とされたホットランナ式金型を用いた射出成形方
法であって、(a)バルブ手段によってゲートを閉鎖し
た後、射出装置によって樹脂流路内に溶融樹脂材料を充
満させる工程と、(b)かかるバルブ手段によるゲート
の閉鎖を解除して該ゲートを開放することにより、成形
キャビティ内に溶融樹脂材料を射出充填する工程と、
(c)流路遮断手段によって樹脂流路をスプル側とゲー
ト側に分断する工程と、(d)加圧手段により該分断さ
れたゲート側の樹脂流路内の溶融樹脂材料を加圧して、
成形キャビティ内に充填された樹脂材料に加圧力を及ぼ
す工程と、(e)バルブ手段によりゲートを閉鎖した
後、型開きして、成形キャビティから成形品を取り出す
工程とを、含む射出成形方法も、特徴とするものであ
る。
【0015】更にまた、かかる本発明方法に従う射出成
形を行うに際して、流路遮断手段によって樹脂流路を分
断せしめた後、成形キャビティ内に充填された樹脂材料
の成形工程と並行して、射出装置により次サイクルの成
形のための樹脂材料の可塑化工程を行うことも、可能で
ある。
形を行うに際して、流路遮断手段によって樹脂流路を分
断せしめた後、成形キャビティ内に充填された樹脂材料
の成形工程と並行して、射出装置により次サイクルの成
形のための樹脂材料の可塑化工程を行うことも、可能で
ある。
【0016】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0017】先ず、図1には、本発明の一実施例として
のホットランナ式金型の概略説明図が示されている。本
実施例の金型は、固定金型10と可動金型12から構成
されており、それら両金型10,12が型合わせされる
ことにより、型合わせ面14上に二つの成形キャビティ
16,16が形成されるようになっている。そして、こ
れら固定金型10および可動金型12は、図示しない型
締装置の固定盤および可動盤にそれぞれ取り付けられ
て、固定金型10に対して可動金型12が接近/離隔方
向に相対移動せしめられることにより、型閉じ,型締め
および型開き作動が行われるようになっている。また、
固定金型10内には、図示しない射出装置のノズルが当
接される部位から成形キャビティ16,16にまで延び
る樹脂流路18が形成されており、この樹脂流路18を
通じて、射出装置のノズルから射出される溶融樹脂材料
が成形キャビティ16,16に導かれて充填されるよう
になっている。なお、本実施例では、可動金型12側に
設けられるエジェクタピン等からなる成形品取出し用の
エジェクタ機構は、図面上および説明上、省略するが、
そのようなエジェクタ機構としては、従来から公知のも
のが、何れも、適宜に採用され得る。
のホットランナ式金型の概略説明図が示されている。本
実施例の金型は、固定金型10と可動金型12から構成
されており、それら両金型10,12が型合わせされる
ことにより、型合わせ面14上に二つの成形キャビティ
16,16が形成されるようになっている。そして、こ
れら固定金型10および可動金型12は、図示しない型
締装置の固定盤および可動盤にそれぞれ取り付けられ
て、固定金型10に対して可動金型12が接近/離隔方
向に相対移動せしめられることにより、型閉じ,型締め
および型開き作動が行われるようになっている。また、
固定金型10内には、図示しない射出装置のノズルが当
接される部位から成形キャビティ16,16にまで延び
る樹脂流路18が形成されており、この樹脂流路18を
通じて、射出装置のノズルから射出される溶融樹脂材料
が成形キャビティ16,16に導かれて充填されるよう
になっている。なお、本実施例では、可動金型12側に
設けられるエジェクタピン等からなる成形品取出し用の
エジェクタ機構は、図面上および説明上、省略するが、
そのようなエジェクタ機構としては、従来から公知のも
のが、何れも、適宜に採用され得る。
【0018】より詳細には、固定金型10は、図示しな
い型締装置の固定盤に取り付けられる取付ブロック20
と、可動金型12に型合わせされて成形キャビティ1
6,16を形成するキャビティ形成ブロック22との間
に、スプルブロック24,ランナブロック26および一
対のシリンダブロック28,28が組み付けられて、そ
れらがボルト等で一体的に結合されてなる構造とされて
いる。
い型締装置の固定盤に取り付けられる取付ブロック20
と、可動金型12に型合わせされて成形キャビティ1
6,16を形成するキャビティ形成ブロック22との間
に、スプルブロック24,ランナブロック26および一
対のシリンダブロック28,28が組み付けられて、そ
れらがボルト等で一体的に結合されてなる構造とされて
いる。
【0019】取付ブロック20は、厚肉の略平板形状を
呈しており、その中央部分には板厚方向に貫通する中央
孔30が形成されている。そして、この取付ブロック2
0に所定距離を隔てて対向位置するように、キャビティ
形成ブロック22が配設されている。なお、かかるキャ
ビティ形成ブロック22および該キャビティ形成ブロッ
ク22と協働して成形キャビティ16,16を形成する
可動金型12には、それぞれ、成形キャビティ16,1
6の周りに位置するように、水等が流通せしめられる冷
媒通路31が形成されており、成形キャビティ16,1
6周りの金型温度が制御可能とされている。
呈しており、その中央部分には板厚方向に貫通する中央
孔30が形成されている。そして、この取付ブロック2
0に所定距離を隔てて対向位置するように、キャビティ
形成ブロック22が配設されている。なお、かかるキャ
ビティ形成ブロック22および該キャビティ形成ブロッ
ク22と協働して成形キャビティ16,16を形成する
可動金型12には、それぞれ、成形キャビティ16,1
6の周りに位置するように、水等が流通せしめられる冷
媒通路31が形成されており、成形キャビティ16,1
6周りの金型温度が制御可能とされている。
【0020】また、スプルブロック24は、略厚肉の円
筒形状を呈しており、取付ブロック20の中央孔30に
挿通固定されて、キャビティ形成ブロック22側に向か
って所定長さで突出して組み付けられている。なお、こ
のスプルブロック24の取付ブロック20側の開口部に
は、図示しない射出装置がノズルタッチされる球状凹部
32が形成されており、この球状凹部32の底部から軸
方向に延びる中心孔によってスプル34が構成されてい
る。
筒形状を呈しており、取付ブロック20の中央孔30に
挿通固定されて、キャビティ形成ブロック22側に向か
って所定長さで突出して組み付けられている。なお、こ
のスプルブロック24の取付ブロック20側の開口部に
は、図示しない射出装置がノズルタッチされる球状凹部
32が形成されており、この球状凹部32の底部から軸
方向に延びる中心孔によってスプル34が構成されてい
る。
【0021】更にまた、スプルブロック24の突出先端
部側には、ランナブロック26が配設されており、スプ
ルブロック24とキャビティ形成ブロック22との間に
固定的に組み付けられている。このランナブロック26
は、略厚肉の平板形状を呈しており、スプルブロック2
4の突出先端部から軸直角方向に広がって配されてい
る。そして、かかるランナブロック26の内部には、ス
プルブロック24のスプル34に連通されて、該スプル
34に対して直角方向両側に所定長さで延びる二つのス
プル側ランナ36,36が形成されている。また、各ス
プル側ランナ36の先端部には、それぞれ、ランナブロ
ック26を板厚方向(取付ブロック20とキャビティ形
成ブロック22との対向方向)に貫通して延びる装着孔
38が設けられている。
部側には、ランナブロック26が配設されており、スプ
ルブロック24とキャビティ形成ブロック22との間に
固定的に組み付けられている。このランナブロック26
は、略厚肉の平板形状を呈しており、スプルブロック2
4の突出先端部から軸直角方向に広がって配されてい
る。そして、かかるランナブロック26の内部には、ス
プルブロック24のスプル34に連通されて、該スプル
34に対して直角方向両側に所定長さで延びる二つのス
プル側ランナ36,36が形成されている。また、各ス
プル側ランナ36の先端部には、それぞれ、ランナブロ
ック26を板厚方向(取付ブロック20とキャビティ形
成ブロック22との対向方向)に貫通して延びる装着孔
38が設けられている。
【0022】なお、スプルブロック24およびランナブ
ロック26には、スプル34,スプル側ランナ36およ
び装着孔38の周りに位置して複数本のカートリッジヒ
ータ40が組み付けられており、それらスプル34,ス
プル側ランナ36および装着孔38が加熱されるように
なっている。また、ランナブロック26とキャビティ形
成ブロック22との間には断熱部材42が介装されてお
り、キャビティ形成ブロック22への伝熱が抑えられて
いる。
ロック26には、スプル34,スプル側ランナ36およ
び装着孔38の周りに位置して複数本のカートリッジヒ
ータ40が組み付けられており、それらスプル34,ス
プル側ランナ36および装着孔38が加熱されるように
なっている。また、ランナブロック26とキャビティ形
成ブロック22との間には断熱部材42が介装されてお
り、キャビティ形成ブロック22への伝熱が抑えられて
いる。
【0023】さらに、スプルブロック24を軸直角方向
に挟んだ両側には、二つのシリンダブロック28,28
が配設されている。かかるシリンダブロック28は、取
付ブロック20とランナブロック26の間で挟まれて組
み付けられる本体部44と、該本体部44から突出して
ランナブロック28の装着孔38に挿通固定される突出
部46とから構成されている。
に挟んだ両側には、二つのシリンダブロック28,28
が配設されている。かかるシリンダブロック28は、取
付ブロック20とランナブロック26の間で挟まれて組
み付けられる本体部44と、該本体部44から突出して
ランナブロック28の装着孔38に挿通固定される突出
部46とから構成されている。
【0024】このシリンダブロック28の突出部46
は、中空円筒形状を呈しており、その内孔の軸方向中間
部分には、周壁部を貫通して穿孔された連通孔48を通
じて、ランナブロック26に形成されたスプル側ランナ
36が連通,接続されている一方、かかる内孔の先端側
部分が狭窄されることにより、成形キャビティ16に開
口するゲート50が形成されている。即ち、かかる突出
部46の内孔によって、スプル側ランナ36を経て導か
れた樹脂材料をゲート50を通じて成形キャビティ16
に供給するゲート側ランナ52が構成されているのであ
る。なお、図から明らかなように、ゲート側ランナ52
は、ゲート50から直線的に延び、連通孔48によるス
プル側ランナ36との接続部を越えて本体部44内にま
で延長形成されている。
は、中空円筒形状を呈しており、その内孔の軸方向中間
部分には、周壁部を貫通して穿孔された連通孔48を通
じて、ランナブロック26に形成されたスプル側ランナ
36が連通,接続されている一方、かかる内孔の先端側
部分が狭窄されることにより、成形キャビティ16に開
口するゲート50が形成されている。即ち、かかる突出
部46の内孔によって、スプル側ランナ36を経て導か
れた樹脂材料をゲート50を通じて成形キャビティ16
に供給するゲート側ランナ52が構成されているのであ
る。なお、図から明らかなように、ゲート側ランナ52
は、ゲート50から直線的に延び、連通孔48によるス
プル側ランナ36との接続部を越えて本体部44内にま
で延長形成されている。
【0025】さらに、本体部44の内部には、取付ブロ
ック20との間において、第一のピストン54を備えた
第一のシリンダ室56が形成されており、給排路58,
60を通じての作動油の給排によって第一のピストン5
4に駆動力が及ぼされるようになっている。また、取付
ブロック20の内部には、各シリンダブロック28の組
付部位において、それぞれ、第二のピストン62を備え
た第二のシリンダ室64が、第一のシリンダ室56に対
して軸方向(ピストン移動方向)に所定距離だけ離れた
位置に形成されており、給排路66,68を通じての作
動油の給排によって第二のピストン62に駆動力が及ぼ
されるようになっている。
ック20との間において、第一のピストン54を備えた
第一のシリンダ室56が形成されており、給排路58,
60を通じての作動油の給排によって第一のピストン5
4に駆動力が及ぼされるようになっている。また、取付
ブロック20の内部には、各シリンダブロック28の組
付部位において、それぞれ、第二のピストン62を備え
た第二のシリンダ室64が、第一のシリンダ室56に対
して軸方向(ピストン移動方向)に所定距離だけ離れた
位置に形成されており、給排路66,68を通じての作
動油の給排によって第二のピストン62に駆動力が及ぼ
されるようになっている。
【0026】そして、第一のシリンダ室56内に配設さ
れた第一のピストン54に対して、突出部46側に延び
出す第一の弁体70が一体的に形成されており、かかる
第一の弁体70がゲート側ランナ52内に滑動可能に嵌
め込まれて、第一のピストン54にて及ぼされる駆動力
により、軸方向に往復駆動されるようになっている。な
お、第一の弁体70の先端部は、常時、ゲート側ランナ
52に嵌め込まれていると共に、それら第一の弁体70
とゲート側ランナ52との滑動面には、シール部材が適
宜に設けられ、第一のシリンダ室56内の作動油やゲー
ト側ランナ52内の樹脂材料の漏出が防止されるように
なっている。
れた第一のピストン54に対して、突出部46側に延び
出す第一の弁体70が一体的に形成されており、かかる
第一の弁体70がゲート側ランナ52内に滑動可能に嵌
め込まれて、第一のピストン54にて及ぼされる駆動力
により、軸方向に往復駆動されるようになっている。な
お、第一の弁体70の先端部は、常時、ゲート側ランナ
52に嵌め込まれていると共に、それら第一の弁体70
とゲート側ランナ52との滑動面には、シール部材が適
宜に設けられ、第一のシリンダ室56内の作動油やゲー
ト側ランナ52内の樹脂材料の漏出が防止されるように
なっている。
【0027】すなわち、この第一の弁体70がゲート側
ランナ52内に押し込まれて先端部が連通孔48の開口
部を越えることによって、該連通孔48が第一の弁体7
0にて覆蓋されて、スプル側ランナ36とゲート側ラン
ナ52が分断され、以て樹脂流路18が遮断されるよう
になっているのである。また、第一の弁体70が連通孔
48の開口部を越えて更にゲート側ランナ52内に押し
込まれることにより、ゲート側ランナ52内に加圧力が
及ぼされるようになっているのである。
ランナ52内に押し込まれて先端部が連通孔48の開口
部を越えることによって、該連通孔48が第一の弁体7
0にて覆蓋されて、スプル側ランナ36とゲート側ラン
ナ52が分断され、以て樹脂流路18が遮断されるよう
になっているのである。また、第一の弁体70が連通孔
48の開口部を越えて更にゲート側ランナ52内に押し
込まれることにより、ゲート側ランナ52内に加圧力が
及ぼされるようになっているのである。
【0028】また、第一の弁体70および第一のピスト
ン54には、それらの中心部を軸方向に貫通して延びる
挿通孔72が設けられており、この挿通孔72に対し
て、第二の弁体74が、軸方向に滑動可能に挿通されて
いる。かかる第二の弁体74は長手ロッド状を呈してお
り、ゲート50に対応した外形状とされた先端部76
が、第一のピストン54の先端部から突出されている一
方、その基端部には、第二のシリンダ室64内に配設さ
れた第二のピストン62が固設されている。そして、第
二のピストン62によって及ぼされる駆動力により、軸
方向に往復駆動されるようになっており、この第二の弁
体74がゲート側ランナ52内に突出されて先端部76
がゲート50に嵌め込まれることにより、ゲート50が
閉鎖されるようになっている。
ン54には、それらの中心部を軸方向に貫通して延びる
挿通孔72が設けられており、この挿通孔72に対し
て、第二の弁体74が、軸方向に滑動可能に挿通されて
いる。かかる第二の弁体74は長手ロッド状を呈してお
り、ゲート50に対応した外形状とされた先端部76
が、第一のピストン54の先端部から突出されている一
方、その基端部には、第二のシリンダ室64内に配設さ
れた第二のピストン62が固設されている。そして、第
二のピストン62によって及ぼされる駆動力により、軸
方向に往復駆動されるようになっており、この第二の弁
体74がゲート側ランナ52内に突出されて先端部76
がゲート50に嵌め込まれることにより、ゲート50が
閉鎖されるようになっている。
【0029】なお、第二の弁体74と、該第二の弁体7
4が挿通された取付ブロック10,第一のピストン54
および第一の弁体70との間には、シール部材が適宜に
配設され、第一及び第二のシリンダ室56,64内の作
動油やゲート側ランナ52内の樹脂材料の漏出が防止さ
れるようになっている。
4が挿通された取付ブロック10,第一のピストン54
および第一の弁体70との間には、シール部材が適宜に
配設され、第一及び第二のシリンダ室56,64内の作
動油やゲート側ランナ52内の樹脂材料の漏出が防止さ
れるようになっている。
【0030】上述の如き構造とされた固定金型10およ
び可動金型12からなるホットランナ式金型を用いて樹
脂材料の成形を行うに際しては、例えば、以下の如き方
法が有利に採用され得る。
び可動金型12からなるホットランナ式金型を用いて樹
脂材料の成形を行うに際しては、例えば、以下の如き方
法が有利に採用され得る。
【0031】先ず、図1に示されているように、固定金
型10と可動金型12を型締めする一方、第一のピスト
ン54を後退させてスプル側ランナ36とゲート側ラン
ナ52を連通せしめると共に、第二のピストン62を前
進させて第二の弁体74の先端部76をゲート50に挿
入することによりゲート50を閉鎖せしめる。そして、
図示しない射出装置を固定金型のスプルブロック24に
ノズルタッチさせて射出操作を行うことにより、図2に
示されているように、加熱溶融された樹脂材料80を樹
脂流路(スプル34,スプル側ランナ36,ゲート側ラ
ンナ52)内に導いて充満させる。なお、スプルブロッ
ク24およびランナブロック26は、成形時にカートリ
ッジヒータ40によって加熱されており、樹脂流路内で
の樹脂材料80の冷却固化が防止される。
型10と可動金型12を型締めする一方、第一のピスト
ン54を後退させてスプル側ランナ36とゲート側ラン
ナ52を連通せしめると共に、第二のピストン62を前
進させて第二の弁体74の先端部76をゲート50に挿
入することによりゲート50を閉鎖せしめる。そして、
図示しない射出装置を固定金型のスプルブロック24に
ノズルタッチさせて射出操作を行うことにより、図2に
示されているように、加熱溶融された樹脂材料80を樹
脂流路(スプル34,スプル側ランナ36,ゲート側ラ
ンナ52)内に導いて充満させる。なお、スプルブロッ
ク24およびランナブロック26は、成形時にカートリ
ッジヒータ40によって加熱されており、樹脂流路内で
の樹脂材料80の冷却固化が防止される。
【0032】すなわち、かかる工程においては、ゲート
50が閉鎖されていることから、固定金型10の樹脂流
路18内に導かれた樹脂材料80は、未だ成形キャビテ
ィ16には射出されず、射出装置による射出圧力によっ
て樹脂流路18内で加圧保持されるのである。
50が閉鎖されていることから、固定金型10の樹脂流
路18内に導かれた樹脂材料80は、未だ成形キャビテ
ィ16には射出されず、射出装置による射出圧力によっ
て樹脂流路18内で加圧保持されるのである。
【0033】次いで、図3に示されているように、第一
のピストン54を後退位置に保持せしめたまま、第二の
ピストン62を後退させることにより、第二の弁体74
の先端部76をゲート50から離脱させてゲート50を
開放する。
のピストン54を後退位置に保持せしめたまま、第二の
ピストン62を後退させることにより、第二の弁体74
の先端部76をゲート50から離脱させてゲート50を
開放する。
【0034】すなわち、かかる工程において、ゲート5
0の開放と同時に、樹脂流路18内に加圧保持された樹
脂材料80が、成形キャビティ16内に射出されて充填
せしめられるのである。
0の開放と同時に、樹脂流路18内に加圧保持された樹
脂材料80が、成形キャビティ16内に射出されて充填
せしめられるのである。
【0035】続いて、成形キャビティ16内への樹脂材
料80の充填終了の直前或いは直後に、図4に示されて
いる如く、第二のピストン62を後退位置に保持せしめ
たまま、第一のピストン54を前進させることにより、
第一の弁体70によって連通孔48を覆蓋してスプル側
ランナ36とゲート側ランナ52を分断し、樹脂流路1
8を遮断せしめると共に、そこから更に第一のピストン
54を前進させることにより、第一の弁体70によって
ゲート側ランナ52内に充満された樹脂材料80に加圧
力を及ぼす。
料80の充填終了の直前或いは直後に、図4に示されて
いる如く、第二のピストン62を後退位置に保持せしめ
たまま、第一のピストン54を前進させることにより、
第一の弁体70によって連通孔48を覆蓋してスプル側
ランナ36とゲート側ランナ52を分断し、樹脂流路1
8を遮断せしめると共に、そこから更に第一のピストン
54を前進させることにより、第一の弁体70によって
ゲート側ランナ52内に充満された樹脂材料80に加圧
力を及ぼす。
【0036】すなわち、かかる工程において、第一の弁
体70が前進移動せしめられることにより、ゲート側ラ
ンナ52に充満された樹脂材料80を通じて、成形キャ
ビティ16内に充填された樹脂材料に対して、更に加圧
力が及ぼされて、かかる樹脂材料が圧縮されるのであ
る。なお、このような樹脂材料の圧縮時には、スプル側
ランナ36が成形キャビティ16とは非連通状態とされ
ていることから、射出成形機によって保圧する必要がな
く、並行して次の成形サイクルのための可塑化工程に入
ることもできる。
体70が前進移動せしめられることにより、ゲート側ラ
ンナ52に充満された樹脂材料80を通じて、成形キャ
ビティ16内に充填された樹脂材料に対して、更に加圧
力が及ぼされて、かかる樹脂材料が圧縮されるのであ
る。なお、このような樹脂材料の圧縮時には、スプル側
ランナ36が成形キャビティ16とは非連通状態とされ
ていることから、射出成形機によって保圧する必要がな
く、並行して次の成形サイクルのための可塑化工程に入
ることもできる。
【0037】そして、このように第一の弁体70によ
り、成形キャビティ16に充填された樹脂材料に対して
圧縮保圧を行う工程においても、成形キャビティ16内
の樹脂は冷却固化が進行することとなるが、かかる樹脂
の冷却工程中に、第一のピストン54を前進位置に保持
せしめたまま、第二のピストン62を前進させて第2の
弁体74の先端部76をゲート50に挿入させることに
より、ゲート50を閉鎖する。
り、成形キャビティ16に充填された樹脂材料に対して
圧縮保圧を行う工程においても、成形キャビティ16内
の樹脂は冷却固化が進行することとなるが、かかる樹脂
の冷却工程中に、第一のピストン54を前進位置に保持
せしめたまま、第二のピストン62を前進させて第2の
弁体74の先端部76をゲート50に挿入させることに
より、ゲート50を閉鎖する。
【0038】これにより、成形キャビティ16内が、保
圧状態下で、樹脂流路18と遮断されるのであり、以
て、樹脂流路18内の樹脂材料80はカートリッジヒー
タ40で加熱されて溶融状態に維持される一方、成形キ
ャビティ16内の樹脂材料は冷媒通路31を流通せしめ
られる冷媒によって冷却されて固化せしめられることと
なる。
圧状態下で、樹脂流路18と遮断されるのであり、以
て、樹脂流路18内の樹脂材料80はカートリッジヒー
タ40で加熱されて溶融状態に維持される一方、成形キ
ャビティ16内の樹脂材料は冷媒通路31を流通せしめ
られる冷媒によって冷却されて固化せしめられることと
なる。
【0039】そして、成形キャビティ16内の樹脂の冷
却固化後、固定金型10と可動金型12を型開きして、
図示しないエジェクタ機構によって成形品を離型させる
ことにより、目的とする成形品を取り出す。なお、型開
き時には、ゲート50が第二のピストン62の先端部7
6によって閉鎖されていることから、樹脂流路18内で
溶融状態に保持された樹脂材料80の漏れ出しも防止さ
れ得る。
却固化後、固定金型10と可動金型12を型開きして、
図示しないエジェクタ機構によって成形品を離型させる
ことにより、目的とする成形品を取り出す。なお、型開
き時には、ゲート50が第二のピストン62の先端部7
6によって閉鎖されていることから、樹脂流路18内で
溶融状態に保持された樹脂材料80の漏れ出しも防止さ
れ得る。
【0040】従って、上述の如き構造とされたホットラ
ンナ式金型においては、第一のピストン54にて第一の
弁体70が駆動されることにより、成形キャビティ16
に直接接続された樹脂流路部分であるゲート側ランナ5
2内において樹脂材料80に加圧力が及ぼされることか
ら、樹脂流路による圧力損失が最小限に抑えられて、成
形キャビティ16に充填された樹脂材料に大きな加圧力
が効率的に及ぼされるのであり、それによって、マイコ
ンボード用の多数の接続ピン収納孔を有する小物のコネ
クタやソケット類等の成形に際しても、樹脂材料の成形
キャビティ16内への充填が有利に且つ安定して為され
得て、ショートショット等による成形不良が効果的に軽
減乃至は防止され得るのである。
ンナ式金型においては、第一のピストン54にて第一の
弁体70が駆動されることにより、成形キャビティ16
に直接接続された樹脂流路部分であるゲート側ランナ5
2内において樹脂材料80に加圧力が及ぼされることか
ら、樹脂流路による圧力損失が最小限に抑えられて、成
形キャビティ16に充填された樹脂材料に大きな加圧力
が効率的に及ぼされるのであり、それによって、マイコ
ンボード用の多数の接続ピン収納孔を有する小物のコネ
クタやソケット類等の成形に際しても、樹脂材料の成形
キャビティ16内への充填が有利に且つ安定して為され
得て、ショートショット等による成形不良が効果的に軽
減乃至は防止され得るのである。
【0041】しかも、かかるホットランナ式金型におい
ては、スプル側ランナ36とは遮断されて密閉状とされ
たゲート側ランナ52内において溶融状態に保たれた樹
脂材料80に加圧力が及ぼされることから、成形キャビ
ティ16に充填された樹脂材料に対する加圧が有利に為
されると共に、成形キャビティ16内の樹脂材料が冷却
固化し始めても樹脂材料に対する保圧力が有利に維持さ
れることから、冷却収縮に対するバックアップも可能と
なり、成形の安定化が図られると共に、成形品の寸法精
度も有利に向上され得るのである。
ては、スプル側ランナ36とは遮断されて密閉状とされ
たゲート側ランナ52内において溶融状態に保たれた樹
脂材料80に加圧力が及ぼされることから、成形キャビ
ティ16に充填された樹脂材料に対する加圧が有利に為
されると共に、成形キャビティ16内の樹脂材料が冷却
固化し始めても樹脂材料に対する保圧力が有利に維持さ
れることから、冷却収縮に対するバックアップも可能と
なり、成形の安定化が図られると共に、成形品の寸法精
度も有利に向上され得るのである。
【0042】また、このようなホットランナ式金型を用
いれば、射出成形機における射出圧を大きく設定する必
要がないことから、大型の射出成形機を必要とすること
もない。
いれば、射出成形機における射出圧を大きく設定する必
要がないことから、大型の射出成形機を必要とすること
もない。
【0043】さらに、かかるホットランナ式金型におい
ては、ゲート50が第二の弁体74によって閉鎖される
ことから、型開時におけるゲート50からの樹脂漏れや
ハナタレ現象等も効果的に防止され得るのである。
ては、ゲート50が第二の弁体74によって閉鎖される
ことから、型開時におけるゲート50からの樹脂漏れや
ハナタレ現象等も効果的に防止され得るのである。
【0044】また、かかるホットランナ式金型において
は、ゲート50を第二の弁体74で閉塞せしめた状態下
で、射出装置から樹脂材料80を樹脂流路18内に充填
して加圧せしめた後、ゲート50を開放して加圧樹脂材
料80を成形キャビティ16内に射出することにより、
成形キャビティ16内への樹脂材料の充填時間の短縮化
が図られるのであり、更に、それに加えて、成形キャビ
ティ16内に充填された樹脂材料の加圧保持時には、ス
プル側ランナ36よりも射出装置側が成形キャビティ1
6から遮断されて保圧の必要がなくなることから、成形
キャビティ16内での樹脂の冷却固化工程と並行して、
次の成形サイクル用の可塑化工程を行うこともできるの
であり、それによって、特別な機能を有する射出装置を
用いることなく、成形サイクルの一層の向上が達成され
得ることとなる。
は、ゲート50を第二の弁体74で閉塞せしめた状態下
で、射出装置から樹脂材料80を樹脂流路18内に充填
して加圧せしめた後、ゲート50を開放して加圧樹脂材
料80を成形キャビティ16内に射出することにより、
成形キャビティ16内への樹脂材料の充填時間の短縮化
が図られるのであり、更に、それに加えて、成形キャビ
ティ16内に充填された樹脂材料の加圧保持時には、ス
プル側ランナ36よりも射出装置側が成形キャビティ1
6から遮断されて保圧の必要がなくなることから、成形
キャビティ16内での樹脂の冷却固化工程と並行して、
次の成形サイクル用の可塑化工程を行うこともできるの
であり、それによって、特別な機能を有する射出装置を
用いることなく、成形サイクルの一層の向上が達成され
得ることとなる。
【0045】更にまた、本実施例のホットランナ式金型
においては、第一の弁体70の駆動手段として油圧シリ
ンダ機構が採用されていることから、第一のシリンダ室
56に給排する作動油の圧力を調節することにより、成
形キャビティ16内の樹脂材料に加える加圧力を容易に
調節制御することができるといった利点もある。
においては、第一の弁体70の駆動手段として油圧シリ
ンダ機構が採用されていることから、第一のシリンダ室
56に給排する作動油の圧力を調節することにより、成
形キャビティ16内の樹脂材料に加える加圧力を容易に
調節制御することができるといった利点もある。
【0046】また、本実施例のホットランナ式金型にお
いては、第一の弁体70の駆動手段として油圧シリンダ
機構が採用されていることから、第一のピストン54の
径と第一の弁体70の径の比(面積比)を適当に設定,
変更することにより、成形キャビティ16内の樹脂材料
に対して及ぼされる加圧力を容易に調節することができ
ると共に、簡単な構造によって充分に大きな加圧力を及
ぼすことができるのである。
いては、第一の弁体70の駆動手段として油圧シリンダ
機構が採用されていることから、第一のピストン54の
径と第一の弁体70の径の比(面積比)を適当に設定,
変更することにより、成形キャビティ16内の樹脂材料
に対して及ぼされる加圧力を容易に調節することができ
ると共に、簡単な構造によって充分に大きな加圧力を及
ぼすことができるのである。
【0047】さらに、本実施例のホットランナ式金型に
おいては、スプル側ランナ36とゲート側ランナ52を
連通/遮断する流路遮断手段と、ゲート側ランナ52内
の樹脂材料80を加圧する加圧手段とが、共に第一の弁
体70によって構成されていることから、構造の簡略化
および作動制御の容易化が有利に達成されるといった利
点もある。
おいては、スプル側ランナ36とゲート側ランナ52を
連通/遮断する流路遮断手段と、ゲート側ランナ52内
の樹脂材料80を加圧する加圧手段とが、共に第一の弁
体70によって構成されていることから、構造の簡略化
および作動制御の容易化が有利に達成されるといった利
点もある。
【0048】また、本実施例のホットランナ式金型にあ
っては、第一の弁体70の内部を貫通して第二の弁体7
4が配設されていることから、それら両弁体70,74
の配設スペースの縮小化、延いては固定金型10のコン
パクト化が有利に図られ得るのである。
っては、第一の弁体70の内部を貫通して第二の弁体7
4が配設されていることから、それら両弁体70,74
の配設スペースの縮小化、延いては固定金型10のコン
パクト化が有利に図られ得るのである。
【0049】更にまた、本実施例のホットランナ式金型
においては、ランナ36,52の周りだけでなく、スプ
ル34の周りにもカートリッジヒータ40が配設されて
おり、樹脂流路18内の樹脂材料の固化が防止されてい
ることから、連続的な射出成形をより安定して行うこと
ができると共に、ランナブロック26とキャビティ形成
ブロック22の間に断熱部材42が介装されてキャビテ
ィ形成ブロック22への伝熱が抑えられていると共に、
キャビティ形成ブロック22に冷媒通路31が設けられ
て冷却可能とされていることから、冷却工程の短縮化に
よる成形サイクルの向上が図られるといった利点もあ
る。
においては、ランナ36,52の周りだけでなく、スプ
ル34の周りにもカートリッジヒータ40が配設されて
おり、樹脂流路18内の樹脂材料の固化が防止されてい
ることから、連続的な射出成形をより安定して行うこと
ができると共に、ランナブロック26とキャビティ形成
ブロック22の間に断熱部材42が介装されてキャビテ
ィ形成ブロック22への伝熱が抑えられていると共に、
キャビティ形成ブロック22に冷媒通路31が設けられ
て冷却可能とされていることから、冷却工程の短縮化に
よる成形サイクルの向上が図られるといった利点もあ
る。
【0050】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0051】例えば、前記実施例では、二つの成形キャ
ビティ16,16を備えた金型に本発明を適用したもの
の一具体例を示したが、一つ或いは三つ以上の成形キャ
ビティを有する金型にも、本発明は同様に適用可能であ
る。
ビティ16,16を備えた金型に本発明を適用したもの
の一具体例を示したが、一つ或いは三つ以上の成形キャ
ビティを有する金型にも、本発明は同様に適用可能であ
る。
【0052】また、スプル34から分岐されるランナ3
6,52およびゲート50の数は、成形キャビティの数
や同一の成形キャビティに開口せしめられるサブゲート
の数に応じて決定されるものであり、一つ或いは三つ以
上設けることも可能である。
6,52およびゲート50の数は、成形キャビティの数
や同一の成形キャビティに開口せしめられるサブゲート
の数に応じて決定されるものであり、一つ或いは三つ以
上設けることも可能である。
【0053】更にまた、樹脂流路をスプル側とゲート側
に分断する流路遮断手段や、ゲート側の樹脂流路を加圧
する加圧手段およびゲートを開閉するバルブ手段は、前
記実施例のものに限定されるものではなく、従来から公
知の各種の弁体や加圧機構等が適宜に適用され得るもの
である。例えば、流路遮断手段を加圧手段と別機構によ
って構成することも可能であり、また、流路遮断手段や
バルブ手段として、樹脂流路に対して直交する方向に挿
入される弁体を用いること等も可能である。
に分断する流路遮断手段や、ゲート側の樹脂流路を加圧
する加圧手段およびゲートを開閉するバルブ手段は、前
記実施例のものに限定されるものではなく、従来から公
知の各種の弁体や加圧機構等が適宜に適用され得るもの
である。例えば、流路遮断手段を加圧手段と別機構によ
って構成することも可能であり、また、流路遮断手段や
バルブ手段として、樹脂流路に対して直交する方向に挿
入される弁体を用いること等も可能である。
【0054】また、流路遮断手段や加圧手段,バルブ手
段として、前記実施例の如き第一の弁体70および第二
の弁体74を採用する場合にも、それら第一及び第二の
弁体70,74の駆動手段として、例示の如き油圧シリ
ンダ機構の他、ソレノイドやモータ等の公知の各種の駆
動機構を採用することができる。
段として、前記実施例の如き第一の弁体70および第二
の弁体74を採用する場合にも、それら第一及び第二の
弁体70,74の駆動手段として、例示の如き油圧シリ
ンダ機構の他、ソレノイドやモータ等の公知の各種の駆
動機構を採用することができる。
【0055】さらに、ゲート側ランナ52を、ランナブ
ロック26内に直接形成するようにしても良い。
ロック26内に直接形成するようにしても良い。
【0056】加えて、ランナ36,52を加熱する加熱
手段としては、例示の如きカートリッジヒータの他、ス
トリップ型やバンド型の如き公知の各種の電力ヒータ等
が何れも採用可能であり、また、従来手法に従って、サ
ーモカップル等を用いた温度制御が適宜に行われること
となる。
手段としては、例示の如きカートリッジヒータの他、ス
トリップ型やバンド型の如き公知の各種の電力ヒータ等
が何れも採用可能であり、また、従来手法に従って、サ
ーモカップル等を用いた温度制御が適宜に行われること
となる。
【0057】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0058】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたホットランナ式金型においては、成
形キャビティ近くに位置するスプル側の樹脂流路内にお
いて加圧力が加えられることから、樹脂流路による圧力
損失が抑えられて、成形キャビティに充填された樹脂材
料に大きな加圧力が効率的に及ぼされるのであり、それ
によって、樹脂材料の成形キャビティ内への充填が有利
に且つ安定して為され得て、小物の成形時にもショート
ショット等による成形不良が効果的に軽減乃至は防止さ
れ得るのである。
に従う構造とされたホットランナ式金型においては、成
形キャビティ近くに位置するスプル側の樹脂流路内にお
いて加圧力が加えられることから、樹脂流路による圧力
損失が抑えられて、成形キャビティに充填された樹脂材
料に大きな加圧力が効率的に及ぼされるのであり、それ
によって、樹脂材料の成形キャビティ内への充填が有利
に且つ安定して為され得て、小物の成形時にもショート
ショット等による成形不良が効果的に軽減乃至は防止さ
れ得るのである。
【0059】しかも、かかるホットランナ式金型におい
ては、ゲートが第二の弁体によって閉鎖されることか
ら、型開時におけるゲートからの樹脂漏れ等も有効に防
止されるのであり、それによって、ハナタレ等の成形不
良が防止されて一層安定した成形操作が実現され得るの
である。
ては、ゲートが第二の弁体によって閉鎖されることか
ら、型開時におけるゲートからの樹脂漏れ等も有効に防
止されるのであり、それによって、ハナタレ等の成形不
良が防止されて一層安定した成形操作が実現され得るの
である。
【0060】また、本発明に従う構造とされたホットラ
ンナ式金型を用いれば、成形キャビティ内に充填された
樹脂材料の加圧のために射出成形機における射出圧を大
きく設定する必要がないことから、大型の射出成形機を
必要とすることもない。
ンナ式金型を用いれば、成形キャビティ内に充填された
樹脂材料の加圧のために射出成形機における射出圧を大
きく設定する必要がないことから、大型の射出成形機を
必要とすることもない。
【0061】さらに、本発明に係るホットランナ式金型
にあっては、ゲート側ランナの周壁面にスプル側ランナ
を開口させて連通せしめると共に、かかるゲート側ラン
ナ部分に、流路遮断手段,加圧手段およびバルブ手段
を、それぞれ配設することにより、有利に形成され得
る。
にあっては、ゲート側ランナの周壁面にスプル側ランナ
を開口させて連通せしめると共に、かかるゲート側ラン
ナ部分に、流路遮断手段,加圧手段およびバルブ手段
を、それぞれ配設することにより、有利に形成され得
る。
【0062】また、そのようなホットランナ式金型にお
いて、ゲート側ランナに滑動可能に嵌入された第一の弁
体によって流路遮断手段および加圧手段を構成すると共
に、該第一の弁体を軸方向に貫通して滑動可能に配設さ
れた第二の弁体によってバルブ手段を構成すれば、構造
の簡略化およびコンパクト化が有利に図られ得る。
いて、ゲート側ランナに滑動可能に嵌入された第一の弁
体によって流路遮断手段および加圧手段を構成すると共
に、該第一の弁体を軸方向に貫通して滑動可能に配設さ
れた第二の弁体によってバルブ手段を構成すれば、構造
の簡略化およびコンパクト化が有利に図られ得る。
【0063】更にまた、本発明に従う構造とされたホッ
トランナ式金型においては、スプルから分岐してランナ
およびゲートを複数設けることも可能であり、それによ
って、複数の成形キャビティを有する金型やサブゲート
を備えた金型にも、本発明が有利に適用され得る。
トランナ式金型においては、スプルから分岐してランナ
およびゲートを複数設けることも可能であり、それによ
って、複数の成形キャビティを有する金型やサブゲート
を備えた金型にも、本発明が有利に適用され得る。
【0064】さらに、成形キャビティの周りに冷媒通路
を形成すれば、ランナ部分を加熱する加熱手段による影
響が軽減乃至は解消されて、成形キャビティ内に充填さ
れた樹脂の冷却固化が有利に為され得る。
を形成すれば、ランナ部分を加熱する加熱手段による影
響が軽減乃至は解消されて、成形キャビティ内に充填さ
れた樹脂の冷却固化が有利に為され得る。
【0065】また、ランナを形成する部材と成形キャビ
ティを形成する部材の間に断熱部材を介装すれば、ラン
ナ側から成形キャビティ側への伝熱が抑えられて、成形
キャビティ内での樹脂の冷却固化工程に対する、ランナ
部分を加熱する加熱手段による悪影響が有利に軽減され
得る。
ティを形成する部材の間に断熱部材を介装すれば、ラン
ナ側から成形キャビティ側への伝熱が抑えられて、成形
キャビティ内での樹脂の冷却固化工程に対する、ランナ
部分を加熱する加熱手段による悪影響が有利に軽減され
得る。
【0066】さらに、本発明に従う構造とされたホット
ランナバルブを採用すれば、成形キャビティに充填され
た樹脂材料に大きな加圧力を及ぼしめて、樹脂材料を大
きな圧力で成形キャビティ内に充填することができるこ
とから、小物の成形時にもショートショット等による成
形不良が効果的に軽減乃至は防止され得るホットランナ
式金型が有利に実現され得るのである。
ランナバルブを採用すれば、成形キャビティに充填され
た樹脂材料に大きな加圧力を及ぼしめて、樹脂材料を大
きな圧力で成形キャビティ内に充填することができるこ
とから、小物の成形時にもショートショット等による成
形不良が効果的に軽減乃至は防止され得るホットランナ
式金型が有利に実現され得るのである。
【0067】また、本発明方法に従えば、射出装置によ
って及ぼされる射出圧の大きさに拘わらず、加圧手段に
よる加圧力が、成形キャビティ内に充填された樹脂材料
に対して効率的に及ぼされることから、大型の射出装置
を用いることなく、ショートショット等による成形不良
が有利に軽減乃至は防止され得るのである。
って及ぼされる射出圧の大きさに拘わらず、加圧手段に
よる加圧力が、成形キャビティ内に充填された樹脂材料
に対して効率的に及ぼされることから、大型の射出装置
を用いることなく、ショートショット等による成形不良
が有利に軽減乃至は防止され得るのである。
【0068】更にまた、本発明方法に従う射出成形に際
しては、成形キャビティ内に充填された樹脂材料による
成形工程と並行して、次サイクルの成形のための可塑化
工程を実施することも可能であり、それによって成形サ
イクルの向上が有利に図られ得ることとなる。
しては、成形キャビティ内に充填された樹脂材料による
成形工程と並行して、次サイクルの成形のための可塑化
工程を実施することも可能であり、それによって成形サ
イクルの向上が有利に図られ得ることとなる。
【図1】本発明の一実施例としてのホットランナ式金型
の構造を概略的に示す断面説明図である。
の構造を概略的に示す断面説明図である。
【図2】図1に示されたホットランナ式金型を用いた成
形操作の一工程を説明するためのホットランナバルブ部
分だけを示す断面図である。
形操作の一工程を説明するためのホットランナバルブ部
分だけを示す断面図である。
【図3】図1に示されたホットランナ式金型を用いた成
形操作の図2に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
形操作の図2に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
【図4】図1に示されたホットランナ式金型を用いた成
形操作の図3に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
形操作の図3に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
【図5】図1に示されたホットランナ式金型を用いた成
形操作の図4に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
形操作の図4に続く工程を説明するためのホットランナ
バルブ部分の断面図である。
10 固定金型 12 可動金型 16 成形キャビティ 18 樹脂流路 20 取付ブロック 22 キャビティ形成ブロック 24 スプルブロック 26 ランナブロック 28 シリンダブロック 31 冷媒通路 34 スプル 36 スプル側ランナ 40 カートリッジヒータ 42 断熱部材 44 本体部 46 突出部 48 連通孔 50 ゲート 52 ゲート側ランナ 54 第一のピストン 56 第一のシリンダ室 62 第二のピストン 64 第二のシリンダ室 70 第一の弁体 72 挿通孔 74 第二の弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/73 7639−4F
Claims (10)
- 【請求項1】 射出装置から供給される溶融樹脂材料を
成形キャビティに導くスプル,ランナおよびゲートから
なる樹脂流路を有すると共に、かかるランナ部分を加熱
する加熱手段を設けてなるホットランナ式金型におい
て、 前記樹脂流路を前記スプル側と前記ゲート側に分断する
流路遮断手段を設けると共に、該流路遮断手段によって
分断されたゲート側の樹脂流路内の溶融樹脂材料を加圧
する加圧手段を設ける一方、前記ゲートを開閉するバル
ブ手段を設けたことを特徴とするホットランナ式金型。 - 【請求項2】 前記ゲートに接続されたゲート側ランナ
の周壁面に、前記スプルに接続されたスプル側ランナを
開口させて連通せしめる一方、かかるゲート側ランナの
周壁面に設けたスプル側ランナの開口部を覆蓋してそれ
らゲート側ランナとスプル側ランナを分断し得る前記流
路遮断手段と、該ゲート側ランナに嵌め込まれて前記ゲ
ート側に向かって押し込まれることにより該ゲート側ラ
ンナ内の溶融樹脂材料を加圧し得る前記加圧手段と、前
記ゲートに挿入されて該ゲートを閉鎖し得る前記バルブ
手段とを、それぞれ設けた請求項1に記載のホットラン
ナ式金型。 - 【請求項3】 前記ゲート側ランナに滑動可能に嵌入さ
れた第一の弁体によって、前記流路遮断手段および前記
加圧手段を構成すると共に、該第一の弁体を軸方向に貫
通して滑動可能に配設された第二の弁体によって、前記
バルブ手段を構成した請求項2に記載のホットランナ式
金型。 - 【請求項4】 前記スプルから分岐して、前記ランナお
よび前記ゲートが、それぞれ複数設けられている請求項
1乃至3の何れかに記載のホットランナ式金型。 - 【請求項5】 前記成形キャビティの周りに温度調節用
の冷媒通路が形成されている請求項1乃至4の何れかに
記載のホットランナ式金型。 - 【請求項6】 前記ランナが前記成形キャビティとは異
なる部材によって形成されていると共に、それら両部材
間に断熱部材が介装されている請求項1乃至5の何れか
に記載のホットランナ式金型。 - 【請求項7】 先端開口部にゲートが形成された直線的
なランナ部を有すると共に、該ランナ部の周壁面に開口
して樹脂流入口が形成されており、かかるランナ部内を
軸方向に滑動可能に配設された第一の弁体によって、前
記樹脂流入口が連通/遮断可能とされると共に、該第一
の弁体が前記ゲート側に押し込まれることによって該ラ
ンナ部が加圧可能とされる一方、かかる第一の弁体を軸
方向に貫通して第二の弁体が滑動可能に配設されてお
り、該第二の弁体により前記ゲートが開閉可能とされた
ホットランナ式金型に用いられるホットランナバルブ。 - 【請求項8】 前記第一の弁体を軸方向に往復駆動せし
めて、前記樹脂流入口を連通/遮断すると共に、前記ラ
ンナ部に加圧力を及ぼす第一の駆動手段と、前記第二の
弁体を軸方向に往復駆動せしめて、前記ゲートを開閉す
る第二の駆動手段が、それぞれ設けられている請求項7
に記載のホットランナバルブ。 - 【請求項9】 前記バルブ手段によって前記ゲートを閉
鎖した後、射出装置によって前記樹脂流路内に溶融樹脂
材料を充満させる工程と、 かかるバルブ手段によるゲートの閉鎖を解除して該ゲー
トを開放することにより、前記成形キャビティ内に溶融
樹脂材料を射出充填する工程と、 前記流路遮断手段によって前記樹脂流路を前記スプル側
と前記ゲート側に分断する工程と、 前記加圧手段により該分断されたゲート側の樹脂流路内
の溶融樹脂材料を加圧して、前記成形キャビティ内に充
填された樹脂材料に加圧力を及ぼす工程と、 前記バルブ手段により前記ゲートを閉鎖した後、型開き
して、前記成形キャビティから成形品を取り出す工程と
を、含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記
載のホットランナ式金型を用いた射出成形方法。 - 【請求項10】 前記流路遮断手段によって前記樹脂流
路を分断せしめた後、前記成形キャビティ内に充填され
た樹脂材料の成形工程と並行して、射出装置により次サ
イクルの成形のための樹脂材料の可塑化工程を行う請求
項9に記載の射出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6480294A JPH07266379A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ホットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバルブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6480294A JPH07266379A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ホットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバルブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266379A true JPH07266379A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13268746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6480294A Pending JPH07266379A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ホットランナ式金型とそれに用いられるホットランナバルブおよびかかるホットランナ式金型を用いた射出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266379A (ja) |
Cited By (16)
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-
1994
- 1994-04-01 JP JP6480294A patent/JPH07266379A/ja active Pending
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