JPH07266464A - 滑り止めスラッシュ靴の成形法 - Google Patents
滑り止めスラッシュ靴の成形法Info
- Publication number
- JPH07266464A JPH07266464A JP6060444A JP6044494A JPH07266464A JP H07266464 A JPH07266464 A JP H07266464A JP 6060444 A JP6060444 A JP 6060444A JP 6044494 A JP6044494 A JP 6044494A JP H07266464 A JPH07266464 A JP H07266464A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slush
- shoe
- boots
- rubber
- Prior art date
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雪寒地域における凍結した路面上での防滑性
を付与したスラッシュ靴の成形。 【構成】 スラッシュ靴成形用モールドの底意匠面上
に、ノルボルネンゴム(商品名”NORSOREX”:
フランスCdF社製品)からなる加硫ゴムの粉砕物(粒
子径:20〜30メッシュ)を適宜添加配置した後、外
皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルを導入し、これを加
熱して外皮を成形することにより靴底面全体の防滑性を
付与する
を付与したスラッシュ靴の成形。 【構成】 スラッシュ靴成形用モールドの底意匠面上
に、ノルボルネンゴム(商品名”NORSOREX”:
フランスCdF社製品)からなる加硫ゴムの粉砕物(粒
子径:20〜30メッシュ)を適宜添加配置した後、外
皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルを導入し、これを加
熱して外皮を成形することにより靴底面全体の防滑性を
付与する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラッシュ成形による
靴について、特に雪寒地域における凍結した路面上での
靴底の防滑性を付与する方法に関する。
靴について、特に雪寒地域における凍結した路面上での
靴底の防滑性を付与する方法に関する。
【0002】従来、特公昭58−35682号などによ
って、スラッシュ成形用モールドの底部の所定の位置に
金属性のスパイクあるいは合成樹脂製のスパイクを磁力
等によって一次的に保持させ、このモールドに外皮成形
用のプラスチゾルを導入して、これを加熱してモールド
の内壁に所定の肉厚のゲル化層を付着させて外皮を成形
した後、未ゲル化のプラスチゾルを排出して、更にこの
モルドのヒール部にヒール芯用のプラスチゾルを導入し
てこれを加熱することによって、底部に着脱自在のスパ
イクを埋め込んだスラッシュ成形靴の製法が提案されて
いる。
って、スラッシュ成形用モールドの底部の所定の位置に
金属性のスパイクあるいは合成樹脂製のスパイクを磁力
等によって一次的に保持させ、このモールドに外皮成形
用のプラスチゾルを導入して、これを加熱してモールド
の内壁に所定の肉厚のゲル化層を付着させて外皮を成形
した後、未ゲル化のプラスチゾルを排出して、更にこの
モルドのヒール部にヒール芯用のプラスチゾルを導入し
てこれを加熱することによって、底部に着脱自在のスパ
イクを埋め込んだスラッシュ成形靴の製法が提案されて
いる。
【0003】この様なスラッシュ成形靴は、積雪時や路
面凍結時に臨機応変、靴底面に格納してあるスパイクを
着用使用すれば、防滑性能も優れていて、凍結路面上で
滑ることはないと言える。しかし、通常の路面でスパイ
クを取り付けたまま着用していると、スパイクそのもの
を摩耗させてしまい、必要な時にその効果を発揮できな
くなるばかりでなく、耳障りな音がして、他人にも不快
感を与えることがある。また、鉄板等の硬い表面の露出
しているところでは、スパイクを取り外しておかない
と、かえって滑り易く危険である。更に、スパイクをと
りつけたまま屋内に入れば、床面を傷つけることは明白
である。また、スパイク着用の靴は、スパイクを着用し
ない時に比べ、履き心地に大きな差があることも明白で
ある。
面凍結時に臨機応変、靴底面に格納してあるスパイクを
着用使用すれば、防滑性能も優れていて、凍結路面上で
滑ることはないと言える。しかし、通常の路面でスパイ
クを取り付けたまま着用していると、スパイクそのもの
を摩耗させてしまい、必要な時にその効果を発揮できな
くなるばかりでなく、耳障りな音がして、他人にも不快
感を与えることがある。また、鉄板等の硬い表面の露出
しているところでは、スパイクを取り外しておかない
と、かえって滑り易く危険である。更に、スパイクをと
りつけたまま屋内に入れば、床面を傷つけることは明白
である。また、スパイク着用の靴は、スパイクを着用し
ない時に比べ、履き心地に大きな差があることも明白で
ある。
【0004】本発明は、凍結した路面上や積雪したとこ
ろにおいて、優れた防滑性を発揮できるとともに、その
まま屋内に入っても、床面を傷つけることのない靴底
を、極めて簡単な方法で、しかも廉価に提供しようとす
るものである。
ろにおいて、優れた防滑性を発揮できるとともに、その
まま屋内に入っても、床面を傷つけることのない靴底
を、極めて簡単な方法で、しかも廉価に提供しようとす
るものである。
【0005】ノルボルネンゴム(商品名”NORSOR
EX”:フランスCdF社製品)は外界の温度変化によ
り、その硬度が大きく変わる性質をもっている。即ち、
通常の温度では、ゴム弾性を保っているが、0℃以下で
はガラス状に硬化するのである。スラッシュ靴成形用モ
ールドの底意匠面上に、当該ノルボルネンゴムからな
り、比重が1.30以上となるようにゴム配合で調整し
た加硫ゴムの粉砕物(粒子径:20〜30メッシュ)を
スラッシュ成形用モールドに適宜添加配置した後、通常
の方法により外皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルを導
入し、これを加熱してモールドの内壁に所定の肉厚のゲ
ル化層を付着させて外皮を成形し、未ゲル化のプラスチ
ゾルを排出して、これを加熱して外皮を成形することに
より、図1に示す如く当該ノルボルネンゴム粉砕物がそ
の一部を露出した状態で点在した靴底面を形成させるこ
とにより、靴底面の防滑性を付与しておき、その後この
モルドのヒール部にヒール芯用のプラスチゾルを導入し
て、これを加熱することにより靴底面全体の防滑性を付
与したスラッシュ靴を成形することにある。
EX”:フランスCdF社製品)は外界の温度変化によ
り、その硬度が大きく変わる性質をもっている。即ち、
通常の温度では、ゴム弾性を保っているが、0℃以下で
はガラス状に硬化するのである。スラッシュ靴成形用モ
ールドの底意匠面上に、当該ノルボルネンゴムからな
り、比重が1.30以上となるようにゴム配合で調整し
た加硫ゴムの粉砕物(粒子径:20〜30メッシュ)を
スラッシュ成形用モールドに適宜添加配置した後、通常
の方法により外皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルを導
入し、これを加熱してモールドの内壁に所定の肉厚のゲ
ル化層を付着させて外皮を成形し、未ゲル化のプラスチ
ゾルを排出して、これを加熱して外皮を成形することに
より、図1に示す如く当該ノルボルネンゴム粉砕物がそ
の一部を露出した状態で点在した靴底面を形成させるこ
とにより、靴底面の防滑性を付与しておき、その後この
モルドのヒール部にヒール芯用のプラスチゾルを導入し
て、これを加熱することにより靴底面全体の防滑性を付
与したスラッシュ靴を成形することにある。
【0006】当該ノルボルネンゴム粉砕物を所定量、ス
ラッシュ靴成形用モールドに添加した後、当該金型に振
動を加えるこにより、当該ノルボルネンゴム粉砕物はス
ラッシュ靴成形用モールドの底意匠面の凹部(靴底にお
いては凸部となる)に集まり、従ってスラッシュ成形靴
底の突起部にノルボルネンゴム粉砕物を集中させること
ができる。
ラッシュ靴成形用モールドに添加した後、当該金型に振
動を加えるこにより、当該ノルボルネンゴム粉砕物はス
ラッシュ靴成形用モールドの底意匠面の凹部(靴底にお
いては凸部となる)に集まり、従ってスラッシュ成形靴
底の突起部にノルボルネンゴム粉砕物を集中させること
ができる。
【0007】また、比重が1.30以上となるノルボン
ネンゴム配合の一例としては、表1に示すとおりであ
る。塩化ビニルプラスチゾルの比重は1.12〜1.1
5であるので、通常の方法により外皮成形用の塩化ビニ
ルプラスチゾルを導入し、これを加熱する際、上述のノ
ルボルネンゴム加硫物は成形用モールドの底意匠面上に
留まっていて、塩化ビニルプラスチゾルに混ざり込むこ
となく、加熱によりモールドの底意匠面上に点在した状
態で所定の肉厚のゲル化層が成形されるのである。
ネンゴム配合の一例としては、表1に示すとおりであ
る。塩化ビニルプラスチゾルの比重は1.12〜1.1
5であるので、通常の方法により外皮成形用の塩化ビニ
ルプラスチゾルを導入し、これを加熱する際、上述のノ
ルボルネンゴム加硫物は成形用モールドの底意匠面上に
留まっていて、塩化ビニルプラスチゾルに混ざり込むこ
となく、加熱によりモールドの底意匠面上に点在した状
態で所定の肉厚のゲル化層が成形されるのである。
【0008】 表1 ────────────────────────────── ノルボンネンゴム 100 重量部 硫酸バリウム 350 ロジン系樹脂 70 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 アロマチックオイル 150 加硫促進剤 3.5 硫黄 1.5 ───────────────────────────────
【0009】図3はノルボルネンゴム加硫物について、
その硬さの温度変化に伴う様子を弾性率を対数目盛りに
てプロットして示すグラフである。図で示す如くノルボ
ルネンゴム加硫物は、温度が低下して、0℃付近になる
と、ゴム状弾性を失って急激に硬化して、ガラス状とな
ることがわかる。
その硬さの温度変化に伴う様子を弾性率を対数目盛りに
てプロットして示すグラフである。図で示す如くノルボ
ルネンゴム加硫物は、温度が低下して、0℃付近になる
と、ゴム状弾性を失って急激に硬化して、ガラス状とな
ることがわかる。
【0010】ノルボルネンゴム加硫物の粉砕物(粒子
径:20〜30メッシュ)による小さな突起が点在して
いて、これらの突起物が、あたかも無数の小さなスパイ
ク状突起の如く働いて防滑性を発揮する。また、温度が
上昇すると、ノルボルネンゴム加硫物の粉砕物の部分は
ゴム状態に戻るので、靴底全体としてはスラッシュ靴底
と何ら異なることなく着用できることとなる。
径:20〜30メッシュ)による小さな突起が点在して
いて、これらの突起物が、あたかも無数の小さなスパイ
ク状突起の如く働いて防滑性を発揮する。また、温度が
上昇すると、ノルボルネンゴム加硫物の粉砕物の部分は
ゴム状態に戻るので、靴底全体としてはスラッシュ靴底
と何ら異なることなく着用できることとなる。
【0011】ノルボルネンゴム加硫物の粉砕物は、特別
の前処理なしに、スラッシュ靴成形用モールドの底意匠
面上に添加配置させ、塩化ビニルプラスチゾルとの接合
が可能であるが、前もってプライマーP66(ノーテー
プ工業株式会社製、加硫ゴム表面処理用塩素系プライマ
ー)などの液に浸積、乾燥処理しておくことが好まし
い。
の前処理なしに、スラッシュ靴成形用モールドの底意匠
面上に添加配置させ、塩化ビニルプラスチゾルとの接合
が可能であるが、前もってプライマーP66(ノーテー
プ工業株式会社製、加硫ゴム表面処理用塩素系プライマ
ー)などの液に浸積、乾燥処理しておくことが好まし
い。
【図1】は本発明の防滑性付与スラッシュ成形靴の断面
図の一例である。
図の一例である。
【図2】は図1における要部拡大断面図である。
【図3】はノルボルネンゴム加硫物について、その硬さ
の温度変化に伴う様子を示すグラフである。
の温度変化に伴う様子を示すグラフである。
1 ノルボルネンゴム加硫物の粉砕物 2 塩化ビニルプラスチゾルによる外皮 3 靴底部 4 靴底面意匠 5 ヒール部
Claims (1)
- 【請求項1】 スラッシュ靴成形用モールドの底意匠面
上にノルボルネンゴム(商品名”NORSOREX”:
フランスCdF社製品)からなり、比重が1.30以上
となるように、ゴム配合で調整した加硫ゴムの粉砕物
(粒子径:20〜30メッシュ)を適宜添加配置した
後、外皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルを導入し、こ
れを加熱して外皮を成形することにより靴底面の防滑性
を付与することを特徴とするスラッシュ靴の成形法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060444A JPH07266464A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 滑り止めスラッシュ靴の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060444A JPH07266464A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 滑り止めスラッシュ靴の成形法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266464A true JPH07266464A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13142464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6060444A Pending JPH07266464A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 滑り止めスラッシュ靴の成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266464A (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6060444A patent/JPH07266464A/ja active Pending
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