JPH07266505A - 合成樹脂積層板 - Google Patents

合成樹脂積層板

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JPH07266505A
JPH07266505A JP6087825A JP8782594A JPH07266505A JP H07266505 A JPH07266505 A JP H07266505A JP 6087825 A JP6087825 A JP 6087825A JP 8782594 A JP8782594 A JP 8782594A JP H07266505 A JPH07266505 A JP H07266505A
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辰夫 田路
Heizo Ueda
平造 上田
Akitatsu Hashida
昭龍 橋田
Hideki Kitada
英毅 北田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異色の合成樹脂層を相互に積層した合成樹脂
積層板において、表層でのチタンの混入量を可及的少な
くすることによって淡い表面色を付与することができ、
しかもその表面色に芯材層の色の影響が及びにくくなる
ような全体として不透明な合成樹脂積層板を提供する。 【構成】 黒色や黒味がかった灰色といった低明度無彩
色の不透明な合成樹脂でなる芯材層に有彩色の合成樹脂
でなる表層を積層一体化し、表層の全光線透過率を2〜
10%にする。表層に淡い色彩が付与されているに過ぎ
なくても、その表層の淡い色彩の明度が芯材層の色の影
響で低下するといった現象を生じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂積層板、特に有
彩色不透明の合成樹脂積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】光透過性を持たない不透明の合成樹脂板
は、各種容器や家具建具などの個人用品や家庭用品、看
板用資材としての下地材などに幅広い用途を有してい
る。熱可塑性合成樹脂を用いた合成樹脂板において、そ
の透明性を調節するときには、一般的にはチタン(Ti
2 )などのような光隠蔽性に優れた無機質添加物を合
成樹脂中に混入することが行われており、その混入量が
多くなるほど透明性が低下する。そして、チタンはそれ
自体が白色であるから、青、赤、黄などの有彩色の顔料
と共に用いることによってその顔料の色を合成樹脂板に
付与しやすいという性質を有している。
【0003】したがって、上記したような広範な用途に
用い得る有彩色不透明の合成樹脂板のうち、厚さが薄く
て不透明である合成樹脂板を得るには、チタンの混入量
を多くすることが有効であるけれども、チタンはそれ自
体が合成樹脂に対しては異物であるために、その混入量
が多くなるにつれて合成樹脂板の耐衝撃性や曲げ性、切
削加工性、熱成形性といった種々の物性が次第に損なわ
れていく傾向がある。また、チタンの混入量が多くなれ
ばなるほど薄赤、薄青、薄黄といったような淡い有彩色
を合成樹脂板に付与しにくくなるという傾向がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他方、実開平2−27
332号公報によると、熱可塑性合成樹脂板の特性や用
途などを他と区別し得るようにするために、合成樹脂で
なる識別層をその両側の合成樹脂でなる表層によって挾
むと共に、識別層の色を表層の色と異ならせる、という
考えを採用した不透明の合成樹脂積層板が提案されてい
る。この合成樹脂積層板においては、識別層の色が表層
を通して板面に投影されるの防ぐために表層を不透明に
してある。また、上記公報には、表層が灰色なら識別層
を白色、表層が赤色なら識別層を緑色、表層が青色なら
識別層を黄色、表層が赤色なら識別層を淡赤色といった
表層と識別層との色の組み合わせについての例示や、表
層の厚さを1mm以上にすること、などが記載されてい
る。
【0005】ところで、冒頭で説明したように、有彩色
不透明の厚さの薄い合成樹脂板を得るには、チタンの混
入量を多くするということが一般的に行われているの
で、上記公報に記載された合成樹脂積層板においても、
有彩色不透明な表層はチタンの混入量の多い合成樹脂層
であると推量される。また、有彩色不透明な表層がチタ
ンの混入量の多い合成樹脂層であることは、表層と識別
層との色の組み合わせについての上述の例示において、
表層に淡い色彩が選ばれておらず、しかも識別層の色と
して表層の表面に投影しにくい淡い色彩が選ばれている
といったことからも推量することができる。すなわち、
チタンの混入量が多くなればなるほど薄赤、薄青、薄黄
といったような淡い有彩色を合成樹脂板に付与しにくく
なるという傾向があるからである。
【0006】したがって、表層のチタン混入量を多くし
しかも表層を濃色にすることによってその表層を有彩色
不透明とし、そのような表層で識別層を覆って識別層の
色が表層を通して板面に投影されるの防ぐ、というよう
な上記公報で提案されている考えを採用する限りにおい
ては、チタンの混入量の多い表層の物性によって合成樹
脂積層板全体の物性が低下することを回避できず、ま
た、淡い表面色を持った合成樹脂積層板を提供すること
はできない。
【0007】他方、合成樹脂積層板において、表層が積
層された芯材層を黒色にすることはそれなりに有益であ
る。たとえば、プラスチック廃材を再利用した合成樹脂
板を製造する場合に、種々の色の廃材の色の統一を図る
ためにその廃材にカーボンを混入して黒色とし、そのよ
うな黒色の合成樹脂層を芯材層としてその上に明るい灰
色や有彩色の表層を積層するようにすれば、廃材を再利
用したものでありながら、種々に着色された合成樹脂板
を得ることができる。
【0008】ところが、芯材層が黒色の場合、表層が有
彩色であるか無彩色であるかに関係なく、その厚さや光
透過性の良否によって芯材層の黒色が表層の板面に投影
されて板面の明度が低下し、鮮やかな表面色や淡い表面
色を得にくい。そこで、表層にチタンを多く混入して表
層を不透明にすることが考えられるが、そのようにする
と、積層板の物性が低下するので好ましくなく、また、
表層を薄くして淡い色を出したりする上で好ましくな
い。
【0009】本発明は以上の状況のもとでなされたもの
であり、黒色やそれに近い明度の低明度無彩色の芯材層
に表層を積層した合成樹脂積層板において、表層でのチ
タンの混入量を可及的少なくすることによって淡い表面
色を付与することができ、しかもその表面色に芯材層の
色の影響が及びにくくなるような全体として不透明な合
成樹脂積層板を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る合成樹脂積層板は、低明度無彩色の不透明な合成樹脂
でなる芯材層に有彩色の合成樹脂でなる表層が積層一体
化されており、表層はその全光線透過率が2〜10%で
あるというものである。ここで、低明度無彩色とは、J
IS Z 8102の基本色名で、「黒」「暗い灰色」
「灰色」で表される色名に相当する明度の黒色や黒みが
かった灰色を指す。
【0011】請求項2記載の発明による合成樹脂積層板
は、請求項1記載のものにおいて、表層はその厚さが
0.3〜0.7mmであるというものである。
【0012】請求項3記載の発明による合成樹脂積層板
は、請求項1記載のものにおいて、芯材層が塩化ビニル
樹脂層であり、表層がチタンを3〜10部含む塩化ビニ
ル樹脂層であるというものである。
【0013】請求項4記載の発明による合成樹脂積層板
は、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の
ものにおいて、芯材層がその両側の表層によって挾まれ
ているというものである。
【0014】請求項5記載の発明による合成樹脂積層板
は、請求項4記載のものにおいて、芯材層の両側の表層
が異なる色に着色されているというものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明による合成樹脂積層板は、
芯材層が低明度無彩色で不透明であるから、この芯材層
によって当該積層板の不透明性が維持される。また、表
層の全光線透過率が2〜10%という低い値であるの
で、芯材層が低明度無彩色すなわち黒色や黒みがかった
灰色であっても、当該積層板の表面すなわち表層の表面
に芯材層の色の影響がほとんど表れない。したがって、
表層に淡い色彩が付与されているに過ぎなくても、その
表層の淡い色彩の明度が芯材層の色の影響で低下すると
いった現象を生じにくい。このような表層の淡い色彩の
明度が芯材層の色の影響で低下するといった現象を生じ
にくいという作用は、請求項2、請求項3、請求項4、
請求項5などに記載した発明によっても奏される。
【0016】請求項2記載の発明による合成樹脂積層板
は、表層の厚さが0.3〜0.7mmという小さい値に
規定されているので、表層の厚さが薄く、その表層の合
成樹脂に顔料を混入することによって淡い有彩色を出し
やすい。また、合成樹脂積層板の物性は、主に、芯材層
の物性に起因するので、表層が0.3〜0.7mmとい
う薄い厚さであっても、そのことによって合成樹脂積層
板の機械的物性が損なわれるということはない。
【0017】請求項3記載の発明による合成樹脂積層板
は、表層がチタンを3〜10部含む塩化ビニル樹脂層で
あるので、チタンの光隠蔽性によって芯材層の色の影響
が当該積層板の表面に表れにくいばかりでなく、チタン
の純白色によって明度の向上を期待することができるよ
うなる。しかもチタンがこの程度混入されているだけで
は、表層の耐衝撃性などが目立って低下することはな
い。また、芯材層と表層とが同じ塩化ビニル樹脂層であ
るので両者が強固に一体化され、彫刻や切削を行っても
表層が芯材層が剥がれるおそれがない。
【0018】請求項4や請求項5に記載の発明による合
成樹脂積層板は、その両面を使用に供することができ、
特に、請求項5に記載のものによれば、色の異なる両面
を必要に応じて使い分けることができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の実施例による合成樹脂積層板
Aを断面で示した説明図であり、1は芯材層、2,2は
芯材層1の両側に設けられた表層であり、芯材層1と表
層2,2とは熱圧成形により積層一体化されている。
【0020】芯材層1は低明度無彩色の不透明な合成樹
脂で形成されており、具体的な芯材層1の色は、JIS
Z 8102の基本色名で「黒」で表される色名に相
当する明度の黒色である。また、芯材層1を形成してい
る具体的な合成樹脂は塩化ビニル樹脂である。すなわ
ち、この芯材層1は、平均分子量600〜1500の塩
化ビニル樹脂100部に対し、錫系安定剤2.5部、滑
剤0.7部、可塑剤3.0部と、芯材層1の不透明性を
保ち得る量のカーボン粉末が混入されている。
【0021】表層2は、青、赤、黄などの有彩色の合成
樹脂で形成されている。具体的な合成樹脂は塩化ビニル
樹脂である。すなわち、この表層2は、平均分子量60
0〜1500の塩化ビニル樹脂100部に対し、錫系安
定剤2.5部、滑剤0.7部、可塑剤3.0部と、透明
性を調節するためのチタン、ならびに着色に必要な量の
顔料または染料が混入されている。チタンの混入量は、
表層2の物性低下が起こらず、しかも表層2の全光線透
過率が2〜10%になる量、具体的には3〜10部であ
る。なお、表層2の表面をエンボス加工しておくと、そ
の表面で光がよく拡散し、その拡散によって1%程度の
全光線透過率の低下を生じるので、チタン混入量が同じ
場合は表層2の表面をエンボス加工しておくことが好ま
しい。
【0022】図1の合成樹脂積層板Aは、上記した処方
の合成樹脂に対してロール練りを160℃で5分間行っ
て薄い単位シートを作り、その単位シートを所要枚数重
ねて熱圧プレスすることにより芯材層1と表層2,2と
を所定の厚さに形成したものである。具体的な芯材層1
の厚さは1〜10mm、表層の厚さは0.3〜0.7m
mである。
【0023】この実施例の合成樹脂積層板Aは、不透明
であり、有彩色の表層の色相が芯材層1の黒色の影響に
よって黒味をほとんど帯びていないものであった。芯材
層1の両側の表層2,2の色相は同じであっても、ある
いは異色であってもよいが、異色にしておくと、1枚の
合成樹脂積層板を2色の色板として使用できるので、使
用目的や好みに応じて使い分けが可能になる。たとえ
ば、異色の表層2,2を有する合成樹脂積層板Aでボッ
クスを製作するような場合、ボックスの外面と内面との
色を異なる色にすることが可能である。
【0024】この実施例の合成樹脂積層板Aにおいて、
芯材層1の色はJIS Z 8102の基本色名で
「黒」で表される色名に相当する明度の黒色にしてある
けれども、芯材層の色をJIS Z 8102の基本色
名で「暗い灰色」や「灰色」で表される色名に相当する
明度の黒みがかった灰色にしてもよい。また、表層は芯
材層の片側だけに積層して一体化されたものでもよい。
【0025】ところで、合成樹脂板の透明性は全光線透
過率の値によって表すことができ、表層の板面への芯材
層の色の影響は、芯材層がある場合とない場合との表層
の板面の色相差により見ることができる。そこで、図1
で説明した合成樹脂積層板Aの表層2と同じ工程を経て
製作した塩化ビニル樹脂板(表層のサンプル)を使っ
て、その全光線透過率とチタン混入量や厚さとの関係を
調査した。また、同じ表層のサンプルを黒色の芯材層に
積層一体化した積層板についての表面色の色相差につい
ても調査した。
【0026】表1には、チタン混入量を変えた厚さが
0.5mmの各表層とカーボンを混入して不透明にした
3mmの芯材層とを積層一体化して図1の合成樹脂積層
板(塩化ビニル樹脂積層板)Aにしたサンプルの明度と
色相差の実測値を示してある。なお、標準品としてはチ
タン混入量が4部の塩化ビニル樹脂板を用い、測定機に
は日本電色工業株式会社製のΣ−90型を用いた。
【0027】
【表1】
【0028】表1の測定に使用したサンプルについて、
多数の人に芯材層1の黒色の影響が有るか否かの判定を
してもらい、その判定結果を総合評価したところ、チタ
ン混入量が3部以上であれば芯材層1の黒色の影響が余
りなく、標準品の表面色と同等の表面色を出せることが
判った。これを表1の実測値で見ると、サンプルの表面
色は標準品に比べて明度で約2低下しており、色相差で
約3の差異を有しているが、この程度の差であれば許容
できる差であることが判る。そして、実測値によれば、
チタン混入量が多くなると明度が標準品よりも高くな
る。これは、チタンによる白色が芯材層1の黒味の影響
を凌いでいる結果であろうと推測される。
【0029】図2には、厚さが0.3mmと0.5mm
の表層2についてのサンプルに関し、チタン混入量や全
光線透過率の実測値をグラフで表してある。なお、測定
機には日本電色工業株式会社製のΣ−90型を用いた。
【0030】図2からは、サンプルの厚さが同一であれ
ば、チタン混入量の少ない範囲では、チタン混入量が少
しでも増加すると全光線透過率が極端に低下し、また、
チタン混入量が同じであれば厚さの厚いものの全光線透
過率が小さい値になることが判る。そして、板面に芯材
層1の黒色の影響がほとんど表れない表層のチタン混入
量は0.5mm厚では上述したように3部以上であるか
ら、その全光線透過率は約12%となり、したがって1
0%以下であれば透光性を有していても芯材層1の黒色
の影響を受けないことが判る。この点に関し、従来は、
表層を不透明にしないと芯材層1の影響により黒色との
混色となって濁った色相になるとされていたので厚さを
1〜2mmにして不透明にしていたのであるが、この測
定により、0.5mmという薄い表層にしても実使用上
は問題の生じないことが判る。また、サンプルの厚さが
0.3mmであっても、チタン混入量を5部にすればよ
いことが判る。
【0031】一方、チタン混入量を多くすれば、明度が
高くなり全光線透過率も少なくなるが、チタン混入量が
多すぎるとシートとしての機械的強度が低下し、さらに
積層板であっても機械的強度が低下するが、その混入量
が10部より多くなると機械的強度は著しく悪くなるの
で、それ以下に押さえるべきである。このときの全光線
透過率は、図2より0.5mmの厚さでは約3%であ
り、0.3mmの厚さでは約6%である。また、チタン
混入量が10部より多いと、淡い色を出しにくいことか
らも、チタン混入量は10部以下に押さえるべきであ
る。また、表層の厚さを0.3よりも薄くした場合、表
面色に芯材層の黒色の影響が表れないようにするために
は、チタン混入量を10部よりも多くする必要があり、
淡い色を出しにくくなり、しかも物性が著しく低下す
る。他方、表層の厚さは0.7mm以下にすることが好
ましいのであり、その理由は合成樹脂積層板全体のの物
性を芯材層によりもたせ、表層による影響をできるだけ
排除せしめるためであり、また、表層の厚さをあまり厚
くし過ぎると、表面色に淡い色を出しにくいからであ
る。したがって、表層の厚さは0.3〜0.7mmが好
ましい。そして、芯材層としては、上記一般的組成の塩
化ビニル樹脂板の他に、剛性や耐熱性、耐衝撃性、難燃
性などの機能を付与した層にすることもできる。
【0032】図2は、図1で説明した合成樹脂積層板A
の表層2に彫刻を施してその表層2を部分的に線状に取
り除いた状態を示す説明図、図3は、図1で説明した合
成樹脂積層板Aの端縁部を斜めにカットした状態を示す
説明図である。図2のようにして表層2を取り除くと、
表層2の欠除部21に芯材層1の黒色が露出する。ま
た、図3のように端縁部を斜めにカットすると、芯材層
1のカット面11が正面に露出することになるので、た
とえばカットを積層板Aの全周囲に対して行うことによ
り、黒色の線で板面が縁取りされ、その縁取りにより取
り囲まれた部分に彫刻や切り貼りされた文字や図柄が浮
かび上がって引き立つようになる。上記合成樹脂積層板
Aは以上のような加工方法を採用することよって看板下
地材などに好ましく用いることができるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、芯材層によって積層板
自体についての不透明性が維持されるので、表層の厚さ
を従来よりも薄い1mm以下にし、しかも表層に混入す
るチタンの量を従来よりも少なくして物性低下を抑制し
たり淡い表面色を出したりすることができるようにな
る。しかも、芯材層が黒色や黒みがかった灰色といった
ような低明度無彩色であるにもかかわらず、表面色の明
度が芯材層の色の影響で低下するといった事態も起こり
にくいので、不透明でありながら淡い色彩の表面色を持
ち、しかもチタンの混入量の少ない耐衝撃性などの種々
の物性に優れた合成樹脂積層板を提供することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による合成樹脂積層板を断面で
示した説明図である。
【図2】合成樹脂積層板の表層の一部を取り除いた状態
を示す説明図である。
【図3】合成樹脂積層板の端縁部を斜めにカットした状
態を示す説明図である。
【図4】表層のサンプルについてのチタン混入量と全光
線透過率の実測値との関係を示した図表である。
【符号の説明】
A 合成樹脂積層板 1 芯材層 2 表層
フロントページの続き (72)発明者 北田 英毅 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低明度無彩色の不透明な合成樹脂でなる
    芯材層に有彩色の合成樹脂でなる表層が積層一体化され
    ており、表層はその全光線透過率が2〜10%であるこ
    とを特徴とする合成樹脂積層板。
  2. 【請求項2】 表層はその厚さが0.3〜0.7mmで
    ある請求項1記載の合成樹脂積層板。
  3. 【請求項3】 芯材層が塩化ビニル樹脂層であり、表層
    がチタンを3〜10部含む塩化ビニル樹脂層である請求
    項1記載の合成樹脂積層板。
  4. 【請求項4】 芯材層がその両側の表層によって挾まれ
    ている請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載
    の合成樹脂積層板。
  5. 【請求項5】 芯材層の両側の表層が異なる色に着色さ
    れている請求項4記載の合成樹脂積層板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161559A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 中国電力株式会社 紫外線透過量の算出方法、及び積層体の強度の劣化率の算出方法

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