JPH07267665A - ガラス板を接触により強化するための方法と装置、及び強化ガラス板 - Google Patents
ガラス板を接触により強化するための方法と装置、及び強化ガラス板Info
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- JPH07267665A JPH07267665A JP7022983A JP2298395A JPH07267665A JP H07267665 A JPH07267665 A JP H07267665A JP 7022983 A JP7022983 A JP 7022983A JP 2298395 A JP2298395 A JP 2298395A JP H07267665 A JPH07267665 A JP H07267665A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B27/00—Tempering or quenching glass products
- C03B27/004—Tempering or quenching glass products by bringing the hot glass product in contact with a solid cooling surface, e.g. sand grains
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 孔のあいたガラス板を接触強化法で都合よく
強化することができる方法と装置を提供する。 【構成】 クランピングプレート18、19が作用している
間に、ガラス板3の孔12を画定している内面に冷却用ガ
スを当てる。冷却用ガスはクランピングプレート18の孔
23の中にある噴射チューブ24で注入され、通気性の布5
を通って同軸方向に進み、そして孔12の中で旋回してか
ら、布5を通って噴射チューブ24を取囲む放出管26によ
り排出される。
強化することができる方法と装置を提供する。 【構成】 クランピングプレート18、19が作用している
間に、ガラス板3の孔12を画定している内面に冷却用ガ
スを当てる。冷却用ガスはクランピングプレート18の孔
23の中にある噴射チューブ24で注入され、通気性の布5
を通って同軸方向に進み、そして孔12の中で旋回してか
ら、布5を通って噴射チューブ24を取囲む放出管26によ
り排出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板、特に自動車
窓ガラスを、接触により強化又は予備応力処理(prestr
essing)するための方法及び装置に関し、これらでは冷
却されたクランピングプレートが強化温度に熱せられた
ガラス板の表面に作用する。
窓ガラスを、接触により強化又は予備応力処理(prestr
essing)するための方法及び装置に関し、これらでは冷
却されたクランピングプレートが強化温度に熱せられた
ガラス板の表面に作用する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このタ
イプの方法は、例えば、ヨーロッパ特許第404677号明細
書から知られている。この方法は、強化温度まで熱せら
れたガラス板を、ガラス板を急激に冷却してそれにより
強化するタイプのプレス機に配置し、同時にガラス板の
周囲面をそれらの周囲面に垂直な冷却用空気流で冷却し
て、結果としてやはり圧力による予備応力処理にかける
ことからなる。
イプの方法は、例えば、ヨーロッパ特許第404677号明細
書から知られている。この方法は、強化温度まで熱せら
れたガラス板を、ガラス板を急激に冷却してそれにより
強化するタイプのプレス機に配置し、同時にガラス板の
周囲面をそれらの周囲面に垂直な冷却用空気流で冷却し
て、結果としてやはり圧力による予備応力処理にかける
ことからなる。
【0003】自動車の窓ガラスには、しばしば1以上の
貫通孔(through hole)がある。これは、例えば、可動
式の側面窓ガラスについて言えることで、施錠装置及び
/又はガイドピンをガラス板に取り付けなくてはならな
い場合がそうである。時には、後部窓ガラスも、ワイパ
ーロッドの軸ピンが貫通する孔を有する。
貫通孔(through hole)がある。これは、例えば、可動
式の側面窓ガラスについて言えることで、施錠装置及び
/又はガイドピンをガラス板に取り付けなくてはならな
い場合がそうである。時には、後部窓ガラスも、ワイパ
ーロッドの軸ピンが貫通する孔を有する。
【0004】知られているように、強化したガラス板は
孔あけにより割れるので、ガラス板の孔は強化の前にあ
けなくてはならない。冷風でガラス板を強化すると孔を
備えたガラス板でも高い曲げ強さを有するのに、接触に
よって強化した孔あきガラス板の曲げ強さは小さい、と
いうことが見いだされた。
孔あけにより割れるので、ガラス板の孔は強化の前にあ
けなくてはならない。冷風でガラス板を強化すると孔を
備えたガラス板でも高い曲げ強さを有するのに、接触に
よって強化した孔あきガラス板の曲げ強さは小さい、と
いうことが見いだされた。
【0005】本発明は、ガラス板の既に知られている接
触強化法を、孔のあいたガラス板が通常の空気流冷却の
場合の曲げ強さに相当する曲げ強さを持つようにして孔
あきガラス板を強化することもできるように改良する必
要に基づいている。本発明はまた、この方法を実施する
ための適当な装置を提供することも目的とする。
触強化法を、孔のあいたガラス板が通常の空気流冷却の
場合の曲げ強さに相当する曲げ強さを持つようにして孔
あきガラス板を強化することもできるように改良する必
要に基づいている。本発明はまた、この方法を実施する
ための適当な装置を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】1以上の貫通孔のあるガ
ラス板において、本発明はこの課題を、クランピングプ
レートが作用している間に、ガラス板の孔を画定してい
る内面へ冷却用ガスを噴射することにより解決するもの
である。
ラス板において、本発明はこの課題を、クランピングプ
レートが作用している間に、ガラス板の孔を画定してい
る内面へ冷却用ガスを噴射することにより解決するもの
である。
【0007】その結果、本発明による方法は、孔の壁を
も対流による選択的な表面冷却にさらすことを条件に、
既に知られている接触強化法を1以上の貫通孔のあるガ
ラス板のために適用することからなる。こうして、孔の
表面でも圧力による予備応力処理がなされ、このことか
ら所望の曲げ強さの増大が得られる。その結果、本発明
により強化されたガラス板は、接触による強化の結果得
られた表面応力の均一性を有し、且つ、このガラス板の
偏光像は、孔の縁において得られた圧縮応力に特有の、
孔の周囲と同心の中性線(nuetral line)を有する。
も対流による選択的な表面冷却にさらすことを条件に、
既に知られている接触強化法を1以上の貫通孔のあるガ
ラス板のために適用することからなる。こうして、孔の
表面でも圧力による予備応力処理がなされ、このことか
ら所望の曲げ強さの増大が得られる。その結果、本発明
により強化されたガラス板は、接触による強化の結果得
られた表面応力の均一性を有し、且つ、このガラス板の
偏光像は、孔の縁において得られた圧縮応力に特有の、
孔の周囲と同心の中性線(nuetral line)を有する。
【0008】2枚のクランピングプレートを備えた、本
発明による方法を適用するのに適した接触強化装置の第
一の態様は、クランピングプレートのガラス板の孔を覆
う箇所で、クランピングプレートの一つが冷却ガスのた
めの1又は2以上の流入口又はノズルを有し、それに対
して他方のクランピングプレートが対応箇所に1又は2
以上の流出口を有することを特徴とする。この態様は、
二つのクランピングプレートが冷却空気の流路がそれら
を横切る中実(solid)の金属プレートである接触強化用
プレス機に特に適している。
発明による方法を適用するのに適した接触強化装置の第
一の態様は、クランピングプレートのガラス板の孔を覆
う箇所で、クランピングプレートの一つが冷却ガスのた
めの1又は2以上の流入口又はノズルを有し、それに対
して他方のクランピングプレートが対応箇所に1又は2
以上の流出口を有することを特徴とする。この態様は、
二つのクランピングプレートが冷却空気の流路がそれら
を横切る中実(solid)の金属プレートである接触強化用
プレス機に特に適している。
【0009】本発明の装置のもう一つの態様は、冷却ガ
スのための1又は2以上の流入口も1又は2以上の流出
口も、2枚のクランピングプレートのうちの一方のみに
設けられ、流入口と流出口の両方がクランピングプレー
トのガラス板の孔を覆う箇所の内側に隣接していること
を特徴とする。この態様は、クランピングプレートのう
ちの一方が中実の金属であり、他方が少なくともガラス
板の大きさのある水が満たされる中空空間を有し、この
空間がガラス板と接触する側では不浸透性の柔軟な隔膜
によりシールされている接触強化プレス機に特に適して
いる。
スのための1又は2以上の流入口も1又は2以上の流出
口も、2枚のクランピングプレートのうちの一方のみに
設けられ、流入口と流出口の両方がクランピングプレー
トのガラス板の孔を覆う箇所の内側に隣接していること
を特徴とする。この態様は、クランピングプレートのう
ちの一方が中実の金属であり、他方が少なくともガラス
板の大きさのある水が満たされる中空空間を有し、この
空間がガラス板と接触する側では不浸透性の柔軟な隔膜
によりシールされている接触強化プレス機に特に適して
いる。
【0010】
【実施例及び作用効果】本発明による装置のこのほかの
利点、機能的な取り合わせや改良は、従属請求項の記載
と、添付の図面を参照して以下に示す好ましい態様の説
明から知ることができる。
利点、機能的な取り合わせや改良は、従属請求項の記載
と、添付の図面を参照して以下に示す好ましい態様の説
明から知ることができる。
【0011】図1に示した接触強化装置は、下方クラン
ピングプレート1と上方クランピングプレート2を有
し、それらの間にガラス板3が位置する。下方クランピ
ングプレートは、高熱伝導率の二つの弾性層4と5を備
えており、層4は例えば薄い黒鉛プレートで構成され、
そしてその上に重なる層は金属繊維布である。この布あ
るいはワイヤガーゼを形成する構成要素の繊維は、好ま
しくは直径が50μmより小さい。同じように、上方ク
ランピングプレートは弾性層6と7を備えている。これ
らの2枚のクランピングプレート1及び2は、冷却水が
そこを通る管8及び9を備えている。冷却水の供給は管
10及び11を通して行われる。冷却水は図示されてい
ない管によって排出される。
ピングプレート1と上方クランピングプレート2を有
し、それらの間にガラス板3が位置する。下方クランピ
ングプレートは、高熱伝導率の二つの弾性層4と5を備
えており、層4は例えば薄い黒鉛プレートで構成され、
そしてその上に重なる層は金属繊維布である。この布あ
るいはワイヤガーゼを形成する構成要素の繊維は、好ま
しくは直径が50μmより小さい。同じように、上方ク
ランピングプレートは弾性層6と7を備えている。これ
らの2枚のクランピングプレート1及び2は、冷却水が
そこを通る管8及び9を備えている。冷却水の供給は管
10及び11を通して行われる。冷却水は図示されてい
ない管によって排出される。
【0012】層4を含めた下方クランピングプレート1
は、孔13を備えており、圧縮空気の管につながるチュ
ーブ14がこれに取り付けられる。同じように、層6を
含めた上方クランピングプレート2には貫通孔15があ
り、これを通って吹込み空気が流出する。
は、孔13を備えており、圧縮空気の管につながるチュ
ーブ14がこれに取り付けられる。同じように、層6を
含めた上方クランピングプレート2には貫通孔15があ
り、これを通って吹込み空気が流出する。
【0013】金属繊維の布又はガーゼ5と7は、孔13
と15の箇所でとぎれることなく、それらの開口を覆っ
て延びている。この箇所における空気の十分な透過性を
保証するために、多孔度が少なくとも60%、好ましく
は少なくとも80%の布又はメッシュを使用することが
必要である。この目的のために用いられる布やメッシュ
は、例えば、ヨーロッパ特許第312439号明細書や同第38
7111号明細書に記載されている。
と15の箇所でとぎれることなく、それらの開口を覆っ
て延びている。この箇所における空気の十分な透過性を
保証するために、多孔度が少なくとも60%、好ましく
は少なくとも80%の布又はメッシュを使用することが
必要である。この目的のために用いられる布やメッシュ
は、例えば、ヨーロッパ特許第312439号明細書や同第38
7111号明細書に記載されている。
【0014】孔13及び15の開口は両方とも、ガラス
板3の孔に対応して、クランピングプレートのそれぞれ
の箇所の範囲内にある。ここに示した事例では、孔13
と15は両方ともガラス板表面に対して垂直である。こ
の構成では、孔13から流れ出てくる冷却用ガスは最初
にガラス板3の孔12の中に流入し、それによりこの孔
12を画定している下流の面を冷却して、次いで孔15
を通って大気中へ進む。
板3の孔に対応して、クランピングプレートのそれぞれ
の箇所の範囲内にある。ここに示した事例では、孔13
と15は両方ともガラス板表面に対して垂直である。こ
の構成では、孔13から流れ出てくる冷却用ガスは最初
にガラス板3の孔12の中に流入し、それによりこの孔
12を画定している下流の面を冷却して、次いで孔15
を通って大気中へ進む。
【0015】この装置は、本発明の方法を次に述べるよ
うに実施するのを可能にする。上部クランピングプレー
トを持ち上げる。強化温度に昇温したガラス板を液体冷
却式のクランピングプレート1と2の間に持ってきて、
クランピングプレート2をこのガラス板3の上に押しつ
ける。冷却板1と2がガラス板3に作用している間に、
チューブ14にある弁を開いて冷却用ガスをこのチュー
ブを通して孔12の中へ吹き込む。その後、冷却用ガス
は孔15を通って流出する。
うに実施するのを可能にする。上部クランピングプレー
トを持ち上げる。強化温度に昇温したガラス板を液体冷
却式のクランピングプレート1と2の間に持ってきて、
クランピングプレート2をこのガラス板3の上に押しつ
ける。冷却板1と2がガラス板3に作用している間に、
チューブ14にある弁を開いて冷却用ガスをこのチュー
ブを通して孔12の中へ吹き込む。その後、冷却用ガス
は孔15を通って流出する。
【0016】図2に示した予備応力処理装置も、下方ク
ランピングプレート18と上方クランピングプレート1
9を有し、それらの間にガラス板3が位置する。先の態
様におけるように、この下方クランピングプレート18
には熱伝導率の高い二つの弾性層4と5が設けられる。
上方クランピングプレートは、柔軟性の隔膜21で下部
をシールされて冷却水が満たされる金属ボックス20に
より構成される。冷却水はチューブ22により供給され
て、図示されていない別のチューブを通って流出する。
水の供給及び/又は排出を調節することが、金属ケース
20内の水の圧力と流出速度の調節を可能にする。
ランピングプレート18と上方クランピングプレート1
9を有し、それらの間にガラス板3が位置する。先の態
様におけるように、この下方クランピングプレート18
には熱伝導率の高い二つの弾性層4と5が設けられる。
上方クランピングプレートは、柔軟性の隔膜21で下部
をシールされて冷却水が満たされる金属ボックス20に
より構成される。冷却水はチューブ22により供給され
て、図示されていない別のチューブを通って流出する。
水の供給及び/又は排出を調節することが、金属ケース
20内の水の圧力と流出速度の調節を可能にする。
【0017】ガラス板の孔12の箇所に、下方プレート
18は貫通孔23を備え、この中に噴射チューブ(jet
tube)24が孔23と同軸に且つ布層5の直ぐ下に位置
している。噴射チューブ24の外壁と孔23の壁との間
に、チューブ24により供給される冷却用空気のための
放出管26として働く環状断面を有する中空の空間があ
り、チューブ24は適当な圧縮空気供給源に接続され
る。
18は貫通孔23を備え、この中に噴射チューブ(jet
tube)24が孔23と同軸に且つ布層5の直ぐ下に位置
している。噴射チューブ24の外壁と孔23の壁との間
に、チューブ24により供給される冷却用空気のための
放出管26として働く環状断面を有する中空の空間があ
り、チューブ24は適当な圧縮空気供給源に接続され
る。
【0018】本発明による方法を実施するためには、先
の態様におけるように、クランピングプレートの間にガ
ラス板を配置して、プレス機を構成する。冷却プレート
18、19がガラス板3に作用している間に、ガラス板
の孔12の壁がやはり冷却ガスを受け入れる。十分な冷
却ガス流量と速い冷却速度とを得るために、100 〜500
Paの加圧空気が冷却剤として好ましく用いられる。この
ようにして孔12の壁を冷却して加熱されてから、冷却ガ
スは流出管26を通って降下する。何かの理由て望まし
い場合には、冷却ガスの加圧を増し及び/又は図示しな
い昇圧装置により選択的に昇圧して、冷却ガス流量を増
加させることが可能である。
の態様におけるように、クランピングプレートの間にガ
ラス板を配置して、プレス機を構成する。冷却プレート
18、19がガラス板3に作用している間に、ガラス板
の孔12の壁がやはり冷却ガスを受け入れる。十分な冷
却ガス流量と速い冷却速度とを得るために、100 〜500
Paの加圧空気が冷却剤として好ましく用いられる。この
ようにして孔12の壁を冷却して加熱されてから、冷却ガ
スは流出管26を通って降下する。何かの理由て望まし
い場合には、冷却ガスの加圧を増し及び/又は図示しな
い昇圧装置により選択的に昇圧して、冷却ガス流量を増
加させることが可能である。
【0019】曲げ加工型18に流入管及び流出管の両方
を配置することは、上方の曲げ加工型を変更しないこと
を可能にする。これは、上方の曲げ加工型が柔軟性の隔
膜を備えている場合に特に有益である。と言うのは、こ
れは型の柔軟性を完全に維持して、それによりそれがガ
ラス板にきちんと当てられる能力を保持することを可能
にするからである。
を配置することは、上方の曲げ加工型を変更しないこと
を可能にする。これは、上方の曲げ加工型が柔軟性の隔
膜を備えている場合に特に有益である。と言うのは、こ
れは型の柔軟性を完全に維持して、それによりそれがガ
ラス板にきちんと当てられる能力を保持することを可能
にするからである。
【0020】図2に示した装置はまた、本発明を実施す
るために必要とされる変更を2枚のクランピングプレー
トのうちの一方に対してのみ行うことを可能にするの
で、非常に有利である。接触強化装置が既に存在してい
る場合には、なすべき変更、すなわち下方クランピング
プレートに孔をあけることを行えばよいだけである。従
って、ガラス板の形状を変えずにガラス板に1以上の孔
のみを補足してあける場合あるいは前の状態と比べて異
なる箇所に孔をあける場合には、完全に新しい型を製作
する必要はない。
るために必要とされる変更を2枚のクランピングプレー
トのうちの一方に対してのみ行うことを可能にするの
で、非常に有利である。接触強化装置が既に存在してい
る場合には、なすべき変更、すなわち下方クランピング
プレートに孔をあけることを行えばよいだけである。従
って、ガラス板の形状を変えずにガラス板に1以上の孔
のみを補足してあける場合あるいは前の状態と比べて異
なる箇所に孔をあける場合には、完全に新しい型を製作
する必要はない。
【0021】既に述べたように、放出管を通って出てゆ
くガスを選択的に昇圧することが有利なことがある。こ
の目的に特に適した構成は図2で言えばIII で指示され
た部分に示される。このほかについては、2枚のクラン
ピングプレート18、19の構成は、クランピングプレ
ート18における弾性層4及びその上の布層5も、また
上方クランピングプレート19の隔膜21及び布層7も
含めて、図2に関連して説明した装置に対応する。
くガスを選択的に昇圧することが有利なことがある。こ
の目的に特に適した構成は図2で言えばIII で指示され
た部分に示される。このほかについては、2枚のクラン
ピングプレート18、19の構成は、クランピングプレ
ート18における弾性層4及びその上の布層5も、また
上方クランピングプレート19の隔膜21及び布層7も
含めて、図2に関連して説明した装置に対応する。
【0022】図3を参照すれば、この場合、クランピン
グプレート18の金属本体28に盲孔29があけられ
る。一方では、この盲孔29と同軸に、直径がより小さ
い孔30が、直角をなす孔31に通じており、これはま
た冷却用空気の流入流路としても働く。他方では、孔3
2が盲孔29に対して直角に作られてこれに通じてい
て、冷却空気の流出流路として働く。盲孔29内には、
これと同軸に本質的に管状の部品34(詳細は図4に示
される)が挿入されて、その上部は放射状に突き出すリ
ブ35を有し、これらがそれを孔29の壁にもたせて支
持している。この挿入された部品34の下方の管状部分
36は孔30への接続部を構成し、その一方、リブ35
の間に残っている管は流出管32につながれる。
グプレート18の金属本体28に盲孔29があけられ
る。一方では、この盲孔29と同軸に、直径がより小さ
い孔30が、直角をなす孔31に通じており、これはま
た冷却用空気の流入流路としても働く。他方では、孔3
2が盲孔29に対して直角に作られてこれに通じてい
て、冷却空気の流出流路として働く。盲孔29内には、
これと同軸に本質的に管状の部品34(詳細は図4に示
される)が挿入されて、その上部は放射状に突き出すリ
ブ35を有し、これらがそれを孔29の壁にもたせて支
持している。この挿入された部品34の下方の管状部分
36は孔30への接続部を構成し、その一方、リブ35
の間に残っている管は流出管32につながれる。
【0023】この場合でも、布又はメッシュ5は、孔2
9の開口部でとぎれないことが重要であり、そしてまた
十分な量の冷却空気がこの布又はメッシュを通過するの
を可能にする十分な多孔度を持つことも重要である。
9の開口部でとぎれないことが重要であり、そしてまた
十分な量の冷却空気がこの布又はメッシュを通過するの
を可能にする十分な多孔度を持つことも重要である。
【0024】先の態様においては、冷却空気は、それぞ
れの場合について孔の中央で、ガラス板の中央から供給
されて、そして孔の内部で旋回してから孔の壁の近くに
放出されている。しかしながら、逆の順序で進むこと、
すなわち流入管と流出管を逆にして、中央の管を通して
吸い込むことで冷却空気を孔の壁の近くで孔に流れ込ま
せることが可能である。流出の開口の形状を異なったも
のにすることも、それが有効なことが明らかなら、可能
である。
れの場合について孔の中央で、ガラス板の中央から供給
されて、そして孔の内部で旋回してから孔の壁の近くに
放出されている。しかしながら、逆の順序で進むこと、
すなわち流入管と流出管を逆にして、中央の管を通して
吸い込むことで冷却空気を孔の壁の近くで孔に流れ込ま
せることが可能である。流出の開口の形状を異なったも
のにすることも、それが有効なことが明らかなら、可能
である。
【0025】既に知られている強化方法におけるのと違
い、こららの全ての態様について言えば、冷却用空気は
予備応力処理されるべき表面に対して垂直の向きに向け
られるのではなく、それよりも孔の軸線方向に、すなわ
ち急激に冷却されるべき壁に対して平行な向きに向けら
れることが共通している。驚くべきことに、このことか
ら、少なくともその孔の箇所では、孔の壁にとって完全
に適切な冷却速度が得られることが分かった。この方法
の特別な利点は、比較的簡単な手段を使って孔の壁を予
備応力処理することが可能なことである。
い、こららの全ての態様について言えば、冷却用空気は
予備応力処理されるべき表面に対して垂直の向きに向け
られるのではなく、それよりも孔の軸線方向に、すなわ
ち急激に冷却されるべき壁に対して平行な向きに向けら
れることが共通している。驚くべきことに、このことか
ら、少なくともその孔の箇所では、孔の壁にとって完全
に適切な冷却速度が得られることが分かった。この方法
の特別な利点は、比較的簡単な手段を使って孔の壁を予
備応力処理することが可能なことである。
【図1】本発明による強化装置の第一の態様を説明する
図である。
図である。
【図2】本発明による強化装置の第二の態様を説明する
図である。
図である。
【図3】図2による装置の流入流路と流出流路の別の構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図4】図3の詳細を説明する図である。
1…クランピングプレート 2…クランピングプレート 3…ガラス板 5…布又はメッシュ 7…布又はメッシュ 12…ガラス板の孔 13…クランピングプレートの孔 15…クランピングプレートの孔 18…クランピングプレート 19…クランピングプレート 23…クランピングプレートの孔 24…噴射チューブ
Claims (9)
- 【請求項1】 冷却したクランピングプレートが強化温
度に加熱されたガラス板の表面に作用する、接触により
ガラス板を強化するための方法であって、ガラス板に1
以上の孔がある場合に、クランピングプレートが当該ガ
ラス板に作用している間において、孔を画定しているガ
ラス板の内面に冷却用ガスジェットを当てることを特徴
とする方法。 - 【請求項2】 2枚の冷却したクランピングプレートを
用いて、1以上の孔のあるガラス板を接触により強化す
るための方法であって、ガラス板(3)を覆うクランピ
ングプレート(1,2)の部分の孔(12)の一つにお
いて、クランピングプレートのうちの一方(1)が冷却
用ガスのための少なくとも一つの流入開口又はノズル
(13)を有し、且つ、他方のクランピングプレート
(2)が少なくとも一つの流出孔(15)を有すること
を特徴とする方法。 - 【請求項3】 2枚の冷却したクランピングプレートを
用いて、1以上の孔のあるガラス板を接触により強化す
るための装置であって、一方のクランピングプレート
(18)がガラス板(3)の方を向いた側に冷却用ガス
のための流入開口又はノズルと少なくとも一つの流出開
口を有し、これらの流入開口と流出開口の両方がクラン
ピングプレート(18)のガラス板(3)の孔(12)
を覆う箇所の内部で互いに近接していることを特徴とす
る装置。 - 【請求項4】 前記ガラス板の方に向いていて前記流入
開口を構成している噴射チューブ(24)が流出管を形
成する孔の一つの中に位置していることを特徴とする、
請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記噴射チューブ(24)及び前記流出
管を形成しいている孔(23)が互いに同軸で且つ同心
に位置していることを特徴とする、請求項4記載の装
置。 - 【請求項6】 前記噴射チューブ(24)が前記孔の軸
線の方向に向けられていることを特徴とする、請求項4
又は5記載の装置。 - 【請求項7】 前記クランピングプレート(1,2;
18,19)が、前記ガラス板(3)と接触する側を高
熱伝導率の耐熱性繊維から作られた通気性の布又はメッ
シュ(5又は7)で覆われており、この布又はメッシュ
(5又は7)がとぎれずに当該クランピングプレートの
流入又は流出口を覆っていることを特徴とする、請求項
2から6までのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項8】 前記クランピングプレートを覆っている
布又はメッシュ(5又は7)が金属繊維から作られてお
り、少なくとも60%、好ましくは80%を超える多孔
度を有することを特徴とする、請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 請求項1又は2記載の方法により強化さ
れた、1以上の孔のあるガラス板であって、表面応力が
均一であること、且つ、当該孔の周辺において当該ガラ
ス板の偏光像がその孔の周囲と中心を同じくする中性線
を有することを特徴とするガラス板。
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