JPH07267950A - 5−クロロ−n−(4,5−ジヒドロ−1h−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法 - Google Patents
5−クロロ−n−(4,5−ジヒドロ−1h−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法Info
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- JPH07267950A JPH07267950A JP6083922A JP8392294A JPH07267950A JP H07267950 A JPH07267950 A JP H07267950A JP 6083922 A JP6083922 A JP 6083922A JP 8392294 A JP8392294 A JP 8392294A JP H07267950 A JPH07267950 A JP H07267950A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 5−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾ
ール−4−アミンと1−アシル−2−イミダゾリジノン
とをオキシ塩化リンの存在下に反応させて、下記一般式
(III)で表わされる化合物を得、これをアルコール中
還流又は酸もしくは塩基で処理し、分解することを特徴
とする下記式(IV)で表わされる5−クロロ−N−
(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)
−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又は
その酸付加塩の製造方法。 (但し、式中Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を有する。) 【効果】 上記の製造方法は、安価で容易に入手できる
工業原料を用い、従来の技術に較べより短い反応工程で
簡単な操作により高収率で目的物を得ることができる。
ール−4−アミンと1−アシル−2−イミダゾリジノン
とをオキシ塩化リンの存在下に反応させて、下記一般式
(III)で表わされる化合物を得、これをアルコール中
還流又は酸もしくは塩基で処理し、分解することを特徴
とする下記式(IV)で表わされる5−クロロ−N−
(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)
−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又は
その酸付加塩の製造方法。 (但し、式中Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を有する。) 【効果】 上記の製造方法は、安価で容易に入手できる
工業原料を用い、従来の技術に較べより短い反応工程で
簡単な操作により高収率で目的物を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筋弛緩剤として優れた
治療効果を有する5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ
−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベン
ゾチアジアゾール−4−アミン及びその酸付加塩の新規
な製造方法に関する。
治療効果を有する5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ
−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベン
ゾチアジアゾール−4−アミン及びその酸付加塩の新規
な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、副作用の少ない優れた中枢性筋弛
緩剤として、既に使用されている5−クロロ−N−
(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)
−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン及び
その酸付加塩の製造方法としては、下記反応式(A)で
示される特公昭54−42983号公報記載の方法、下
記反応式(B),(C),(D)で示される特公昭55
−33718号公報記載の方法、或いは下記反応式
(E)で示される特公昭56−2071号公報記載の方
法等が知られている。
緩剤として、既に使用されている5−クロロ−N−
(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)
−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン及び
その酸付加塩の製造方法としては、下記反応式(A)で
示される特公昭54−42983号公報記載の方法、下
記反応式(B),(C),(D)で示される特公昭55
−33718号公報記載の方法、或いは下記反応式
(E)で示される特公昭56−2071号公報記載の方
法等が知られている。
【0003】
【化5】
【0004】
【化6】
【0005】
【化7】
【0006】
【化8】
【0007】
【化9】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た(A)〜(D)の方法は、最終段階の原料中間体を式
(I)のアミン誘導体から得るために多数の反応工程を
必要とし、操作が煩雑であり、当然全収率も低くなって
しまうという欠点があった。また、(E)の方法も同様
に原料中間体を相当するアミン誘導体から得るための反
応工程が長く、塩素化する際に副生成物を生じ易いとい
う問題があった。
た(A)〜(D)の方法は、最終段階の原料中間体を式
(I)のアミン誘導体から得るために多数の反応工程を
必要とし、操作が煩雑であり、当然全収率も低くなって
しまうという欠点があった。また、(E)の方法も同様
に原料中間体を相当するアミン誘導体から得るための反
応工程が長く、塩素化する際に副生成物を生じ易いとい
う問題があった。
【0009】更に、(A)や(C)の方法ではホスゲン
やチオホスゲンのような猛毒な原料を使用しており、ま
た全ての方法において悪臭、激臭を発生する原料を必要
とするなど、工業的に満足すべき方法とはいえなかっ
た。
やチオホスゲンのような猛毒な原料を使用しており、ま
た全ての方法において悪臭、激臭を発生する原料を必要
とするなど、工業的に満足すべき方法とはいえなかっ
た。
【0010】従って、上記5−クロロ−N−(4,5−
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,
3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加
塩をより短い反応工程で操作が簡単であり、安全かつ入
手容易な原料を用い、高収率で得られる工業的に有利な
製造方法の開発が望まれていた。
ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,
3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加
塩をより短い反応工程で操作が簡単であり、安全かつ入
手容易な原料を用い、高収率で得られる工業的に有利な
製造方法の開発が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、下記式
(I)で表わされる5−クロロ−2,1,3−ベンゾチ
アジアゾール−4−アミンと下記一般式(II)で表わ
される1−アシル−2−イミダゾリジノンとをオキシ塩
化リンの存在下に反応させて、下記一般式(III)で
表わされる化合物を得、これをアルコール中還流又は酸
もしくは塩基で処理し、分解することにより、下記式
(IV)で表わされる5−クロロ−N−(4,5−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−
ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩を
より短い反応工程で操作が簡単であり、安全かつ入手容
易な原料を用い、高収率で得られることを知見し、本発
明をなすに至った。
記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、下記式
(I)で表わされる5−クロロ−2,1,3−ベンゾチ
アジアゾール−4−アミンと下記一般式(II)で表わ
される1−アシル−2−イミダゾリジノンとをオキシ塩
化リンの存在下に反応させて、下記一般式(III)で
表わされる化合物を得、これをアルコール中還流又は酸
もしくは塩基で処理し、分解することにより、下記式
(IV)で表わされる5−クロロ−N−(4,5−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−
ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩を
より短い反応工程で操作が簡単であり、安全かつ入手容
易な原料を用い、高収率で得られることを知見し、本発
明をなすに至った。
【0012】
【化10】 (但し、式中Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を意味する。)
を意味する。)
【0013】即ち、本発明によれば、上記式(I)の5
−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−ア
ミンに上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾ
リジノンをオキシ塩化リン中で反応させて、上記一般式
(III)の化合物を得、これをアルコール中還流又は
酸もしくは塩基で処理し、分解することにより、上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミンを従来の技術に較べより短い反
応工程で、かつ高収率で得ることができる。この際、通
常の後処理によって得られる上記式(III)の化合物
を単離、精製せずに、オキシ塩化リンを減圧下に留去さ
せるのみで得られるリン含有中間生成物にアルコールを
加え、還流して分解し、2工程を同一反応容器内で行
い、上記式(IV)の目的化合物を従来の技術に較べよ
り簡単な操作かつ高収率で得ることもできる。
−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−ア
ミンに上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾ
リジノンをオキシ塩化リン中で反応させて、上記一般式
(III)の化合物を得、これをアルコール中還流又は
酸もしくは塩基で処理し、分解することにより、上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミンを従来の技術に較べより短い反
応工程で、かつ高収率で得ることができる。この際、通
常の後処理によって得られる上記式(III)の化合物
を単離、精製せずに、オキシ塩化リンを減圧下に留去さ
せるのみで得られるリン含有中間生成物にアルコールを
加え、還流して分解し、2工程を同一反応容器内で行
い、上記式(IV)の目的化合物を従来の技術に較べよ
り簡単な操作かつ高収率で得ることもできる。
【0014】更に、上記一般式(II)の化合物は安価
なエチレン尿素より公知の方法で容易に入手でき、それ
以外の原料化合物も安価で入手容易なものである。それ
故、本発明の方法は、本目的化合物の工業的製造方法と
して非常に有効なものである。
なエチレン尿素より公知の方法で容易に入手でき、それ
以外の原料化合物も安価で入手容易なものである。それ
故、本発明の方法は、本目的化合物の工業的製造方法と
して非常に有効なものである。
【0015】従って、本発明は、上記式(I)の5−ク
ロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン
に上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾリジ
ノンをオキシ塩化リン中で反応させ、上記一般式(II
I)の化合物を得、これをアルコール中還流又は酸もし
くは塩基で処理し、分解することを特徴とする上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法を
提供する。
ロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン
に上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾリジ
ノンをオキシ塩化リン中で反応させ、上記一般式(II
I)の化合物を得、これをアルコール中還流又は酸もし
くは塩基で処理し、分解することを特徴とする上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法を
提供する。
【0016】以下、本発明につき更に詳述する。本発明
の目的化合物である上記式(IV)の製造方法におい
て、出発原料である下記式(I)で表わされる5−クロ
ロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミンは
Zhur.Obshchei.Khim.27,157
0−1575(1957)記載の方法に準じて容易に合
成することができる。
の目的化合物である上記式(IV)の製造方法におい
て、出発原料である下記式(I)で表わされる5−クロ
ロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミンは
Zhur.Obshchei.Khim.27,157
0−1575(1957)記載の方法に準じて容易に合
成することができる。
【0017】
【化11】 一方、下記一般式(II)で表わされる1−アシル−2
−イミダゾリジノンとしては、例えば1−アセチル−2
−イミダゾリジノン、1−プロピオニル−2−イミダゾ
リジノン、1−n−ブチリ−ル−2−イミダゾリジノ
ン、1−エトキシカルボニル−2−イミダゾリジノン等
が挙げられるが、経済性の面から特に1−アセチル−2
−イミダゾリジノンが好適であり、これらはエチレン尿
素と相当する酸無水物或いはハロゲン化炭酸エステルと
を反応させることにより容易に合成することができる。
−イミダゾリジノンとしては、例えば1−アセチル−2
−イミダゾリジノン、1−プロピオニル−2−イミダゾ
リジノン、1−n−ブチリ−ル−2−イミダゾリジノ
ン、1−エトキシカルボニル−2−イミダゾリジノン等
が挙げられるが、経済性の面から特に1−アセチル−2
−イミダゾリジノンが好適であり、これらはエチレン尿
素と相当する酸無水物或いはハロゲン化炭酸エステルと
を反応させることにより容易に合成することができる。
【0018】
【化12】 (但し、式中Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を意味する。)
を意味する。)
【0019】上記式(I)の化合物と上記一般式(I
I)の化合物とを反応させる場合、その混合割合は前者
1モルに対して後者0.9〜2モル、好ましくは1〜
1.5モルとすることができる。
I)の化合物とを反応させる場合、その混合割合は前者
1モルに対して後者0.9〜2モル、好ましくは1〜
1.5モルとすることができる。
【0020】この反応はオキシ塩化リンの存在下で行わ
れるが、この場合使用されるオキシ塩化リンは反応試薬
と反応溶剤との両方の役割を果たす。オキシ塩化リンの
使用量は適宜選定されるが、上記式(I)の化合物に対
して15〜20倍量程度とすることが好ましい。
れるが、この場合使用されるオキシ塩化リンは反応試薬
と反応溶剤との両方の役割を果たす。オキシ塩化リンの
使用量は適宜選定されるが、上記式(I)の化合物に対
して15〜20倍量程度とすることが好ましい。
【0021】反応条件は適宜選定し得るが、反応温度は
室温からオキシ塩化リンの沸点、好ましくは50〜70
℃で、反応時間は24〜72時間、好ましくは40〜5
0時間程度である。
室温からオキシ塩化リンの沸点、好ましくは50〜70
℃で、反応時間は24〜72時間、好ましくは40〜5
0時間程度である。
【0022】以上のようにして反応させた後、反応生成
物よりオキシ塩化リンを減圧下に留去して得られるリン
含有中間生成物に水を添加し、加水分解して苛性ソーダ
溶液等を加えアルカリ性とした後、分離した有機物をク
ロロホルム等の有機溶媒で抽出して得られた上記一般式
(III)の化合物を、アルコール中還流又は酸もしく
は塩基で処理し、分解して、上記式(IV)の目的化合
物を得てもよいが、オキシ塩化リンを減圧下に留去させ
るのみで得られるリン含有中間生成物にアルコールを加
え、還流して分解し、2工程を同一反応容器内で行っ
て、上記式(IV)の目的化合物を得ることもできる。
物よりオキシ塩化リンを減圧下に留去して得られるリン
含有中間生成物に水を添加し、加水分解して苛性ソーダ
溶液等を加えアルカリ性とした後、分離した有機物をク
ロロホルム等の有機溶媒で抽出して得られた上記一般式
(III)の化合物を、アルコール中還流又は酸もしく
は塩基で処理し、分解して、上記式(IV)の目的化合
物を得てもよいが、オキシ塩化リンを減圧下に留去させ
るのみで得られるリン含有中間生成物にアルコールを加
え、還流して分解し、2工程を同一反応容器内で行っ
て、上記式(IV)の目的化合物を得ることもできる。
【0023】上記一般式(III)の化合物或いはその
リン含有中間生成物をアルコール中還流又は酸もしくは
塩基で処理し、分解することにより上記式(IV)の目
的化合物を得る場合、アルコールとしては脂肪族低級ア
ルコールが好適に使用し得、単にメチルアルコール、エ
チルアルコール或いはn−プロピルアルコール等の低級
アルコール中で2〜24時間還流するだけでも十分目的
が達成される。このアルコールの使用量は、上記一般式
(III)の化合物或いはそのリン含有中間生成物の量
に対して15〜20倍量程度とすることが好ましい。酸
を使用する場合は鉱酸或いは酢酸、塩基を使用する場合
は苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア等が好適に使用さ
れる。
リン含有中間生成物をアルコール中還流又は酸もしくは
塩基で処理し、分解することにより上記式(IV)の目
的化合物を得る場合、アルコールとしては脂肪族低級ア
ルコールが好適に使用し得、単にメチルアルコール、エ
チルアルコール或いはn−プロピルアルコール等の低級
アルコール中で2〜24時間還流するだけでも十分目的
が達成される。このアルコールの使用量は、上記一般式
(III)の化合物或いはそのリン含有中間生成物の量
に対して15〜20倍量程度とすることが好ましい。酸
を使用する場合は鉱酸或いは酢酸、塩基を使用する場合
は苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア等が好適に使用さ
れる。
【0024】以上のようにして得られる上記式(IV)
の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダ
ゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾー
ル−4−アミンは、常法に従って精製することができ、
また必要により公知の方法で塩酸等の酸付加塩にするこ
とができる。
の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダ
ゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾー
ル−4−アミンは、常法に従って精製することができ、
また必要により公知の方法で塩酸等の酸付加塩にするこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の製造方法は、上記式(I)の5
−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−ア
ミンに上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾ
リジノンをオキシ塩化リン中で反応させ、上記一般式
(III)の化合物を得、これをアルコール中還流又は
酸もしくは塩基で処理し、分解することにより、上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミン及びその酸付加塩を製造する方
法であって、安価で容易に入手できる工業原料を用い、
従来の技術に較べより短い反応工程で簡単な操作により
高収率で目的物を得ることができる。
−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−ア
ミンに上記一般式(II)の1−アシル−2−イミダゾ
リジノンをオキシ塩化リン中で反応させ、上記一般式
(III)の化合物を得、これをアルコール中還流又は
酸もしくは塩基で処理し、分解することにより、上記式
(IV)の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H
−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチア
ジアゾール−4−アミン及びその酸付加塩を製造する方
法であって、安価で容易に入手できる工業原料を用い、
従来の技術に較べより短い反応工程で簡単な操作により
高収率で目的物を得ることができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
【0027】〔実施例1〕5−クロロ−2,1,3−ベ
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.29g(7.0ミ
リモル)及び1−アセチル−2−イミダゾリジノン0.
99g(7.73ミリモル)をオキシ塩化リン13ml
に懸濁して、60℃で48時間撹拌した。反応終了後、
オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残留物に水2
0mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でアルカリ性と
した。分離した有機物をクロロホルムで3回抽出して、
抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に蒸発乾固して、1.86gの5−クロロ−
N−(1−アセチル−2−イミダゾリン−2−イル)−
2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミンを得た
(収率90%、融点193〜195℃)。
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.29g(7.0ミ
リモル)及び1−アセチル−2−イミダゾリジノン0.
99g(7.73ミリモル)をオキシ塩化リン13ml
に懸濁して、60℃で48時間撹拌した。反応終了後、
オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残留物に水2
0mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でアルカリ性と
した。分離した有機物をクロロホルムで3回抽出して、
抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に蒸発乾固して、1.86gの5−クロロ−
N−(1−アセチル−2−イミダゾリン−2−イル)−
2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミンを得た
(収率90%、融点193〜195℃)。
【0028】得られたアシル誘導体1.86gをメチル
アルコール40mlに溶解して、8時間還流した。反応
終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫中
に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、目
的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イ
ミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジア
ゾール−4−アミン1.44gを得た(収率91%、融
点221〜223℃)。
アルコール40mlに溶解して、8時間還流した。反応
終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫中
に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、目
的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イ
ミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジア
ゾール−4−アミン1.44gを得た(収率91%、融
点221〜223℃)。
【0029】このものは公知の方法により別途合成され
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、常法に従ってそ
の塩酸塩を得た。この塩酸塩の融点は275〜282℃
であった。
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、常法に従ってそ
の塩酸塩を得た。この塩酸塩の融点は275〜282℃
であった。
【0030】〔実施例2〕5−クロロ−2,1,3−ベ
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.0g(5.39ミ
リモル)及び1−アセチル−2−イミダゾリジノン0.
76g(5.94ミリモル)をオキシ塩化リン10ml
に懸濁して、60℃で48時間撹拌した。反応終了後、
オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、得られた残留
物にメチルアルコール30mlを加え、3時間還流し
た。以後、減圧下にメチルアルコールを留去し、得られ
た残留物に水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液
でアルカリ性とした。分離した結晶物を濾取し、水で洗
浄後、乾燥し、メチルアルコールから再結晶して、目的
物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イミ
ダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾ
ール−4−アミン1.13gを得た(収率83%、融点
221〜223℃)。
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.0g(5.39ミ
リモル)及び1−アセチル−2−イミダゾリジノン0.
76g(5.94ミリモル)をオキシ塩化リン10ml
に懸濁して、60℃で48時間撹拌した。反応終了後、
オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、得られた残留
物にメチルアルコール30mlを加え、3時間還流し
た。以後、減圧下にメチルアルコールを留去し、得られ
た残留物に水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液
でアルカリ性とした。分離した結晶物を濾取し、水で洗
浄後、乾燥し、メチルアルコールから再結晶して、目的
物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−イミ
ダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾ
ール−4−アミン1.13gを得た(収率83%、融点
221〜223℃)。
【0031】このものは公知の方法により別途合成され
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
【0032】〔実施例3〕5−クロロ−2,1,3−ベ
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.2g(6.47ミ
リモル)及び1−プロピオニル−2−イミダゾリジノン
1.01g(7.11ミリモル)をオキシ塩化リン12
mlに懸濁して、60℃で42時間撹拌した。反応終了
後、オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残留物に
水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でアルカリ
性とした。分離した有機物をクロロホルムで3回抽出し
て、抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下に蒸発乾固して、1.73gの5−クロ
ロ−N−(1−プロピオニル−2−イミダゾリン−2−
イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミ
ンを得た(収率86%、融点211〜212℃)。
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.2g(6.47ミ
リモル)及び1−プロピオニル−2−イミダゾリジノン
1.01g(7.11ミリモル)をオキシ塩化リン12
mlに懸濁して、60℃で42時間撹拌した。反応終了
後、オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残留物に
水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でアルカリ
性とした。分離した有機物をクロロホルムで3回抽出し
て、抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下に蒸発乾固して、1.73gの5−クロ
ロ−N−(1−プロピオニル−2−イミダゾリン−2−
イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミ
ンを得た(収率86%、融点211〜212℃)。
【0033】得られたアシル誘導体1.73gをメチル
アルコール40mlに溶解して、20時間還流した。反
応終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫
中に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、
目的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−
イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジ
アゾール−4−アミン1.35gを得た(収率96%、
融点221〜223℃)。
アルコール40mlに溶解して、20時間還流した。反
応終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫
中に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、
目的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−
イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジ
アゾール−4−アミン1.35gを得た(収率96%、
融点221〜223℃)。
【0034】このものは公知の方法により別途合成され
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
【0035】〔実施例4〕5−クロロ−2,1,3−ベ
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.2g(6.47ミ
リモル)及び1−エトキシカルボニル−2−イミダゾリ
ジノン1.12g(7.11ミリモル)をオキシ塩化リ
ン12mlに懸濁して、60℃で40時間撹拌した。反
応終了後、オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残
留物に水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でア
ルカリ性とした。分離した有機物をクロロホルムで3回
抽出して、抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に蒸発乾固して、2.03gの5
−クロロ−N−(1−エトキシカルボニル−2−イミダ
ゾリン−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾー
ル−4−アミンを得た(収率96%、融点133〜13
5℃)。
ンゾチアジアゾール−4−アミン1.2g(6.47ミ
リモル)及び1−エトキシカルボニル−2−イミダゾリ
ジノン1.12g(7.11ミリモル)をオキシ塩化リ
ン12mlに懸濁して、60℃で40時間撹拌した。反
応終了後、オキシ塩化リンを減圧下に完全に除去し、残
留物に水20mlを加え、氷冷下に苛性ソーダ溶液でア
ルカリ性とした。分離した有機物をクロロホルムで3回
抽出して、抽出液を水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に蒸発乾固して、2.03gの5
−クロロ−N−(1−エトキシカルボニル−2−イミダ
ゾリン−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾー
ル−4−アミンを得た(収率96%、融点133〜13
5℃)。
【0036】得られたアシル誘導体2.03gをメチル
アルコール40mlに溶解して、24時間還流した。反
応終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫
中に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、
目的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−
イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジ
アゾール−4−アミン1.46gを得た(収率93%、
融点221〜223℃)。
アルコール40mlに溶解して、24時間還流した。反
応終了後、メチルアルコールを1/3に濃縮し、冷蔵庫
中に一晩放置して析出した結晶物を濾取し、乾燥して、
目的物の5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1H−
イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジ
アゾール−4−アミン1.46gを得た(収率93%、
融点221〜223℃)。
【0037】このものは公知の方法により別途合成され
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
た標準品と融点、薄層クロマトグラフィー、各種スペク
トルデーターが完全に一致した。また、その塩酸塩の融
点は275〜282℃であった。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 で表わされる5−クロロ−2,1,3−ベンゾチアジア
ゾール−4−アミンと下記一般式(II) 【化2】 (但し、式中Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を意味する。)で表わされる1−アシル−2−イミダゾ
リジノンとをオキシ塩化リンの存在下に反応させて、下
記一般式(III) 【化3】 (但し、式中Rは上記と同様の意味を有する。)で表わ
される化合物を得、これをアルコール中還流又は酸もし
くは塩基で処理し、分解することを特徴とする下記式
(IV) 【化4】 で表わされる5−クロロ−N−(4,5−ジヒドロ−1
H−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチ
アジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083922A JPH07267950A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 5−クロロ−n−(4,5−ジヒドロ−1h−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083922A JPH07267950A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 5−クロロ−n−(4,5−ジヒドロ−1h−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267950A true JPH07267950A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13816102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083922A Pending JPH07267950A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 5−クロロ−n−(4,5−ジヒドロ−1h−イミダゾール−2−イル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−アミン又はその酸付加塩の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07267950A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107778307A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 一种中枢性α2肾上腺素受体激动剂的制备方法 |
| CN110563715A (zh) * | 2018-06-05 | 2019-12-13 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 咪唑啉间二氮杂环戊烯衍生物的制备方法 |
| CN113135908A (zh) * | 2021-04-01 | 2021-07-20 | 杭州泓友医药科技有限公司 | 一种盐酸替扎尼定的制备方法 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6083922A patent/JPH07267950A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107778307A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 一种中枢性α2肾上腺素受体激动剂的制备方法 |
| CN107778307B (zh) * | 2016-08-24 | 2021-05-28 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 一种中枢性α2肾上腺素受体激动剂的制备方法 |
| CN110563715A (zh) * | 2018-06-05 | 2019-12-13 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 咪唑啉间二氮杂环戊烯衍生物的制备方法 |
| CN110563715B (zh) * | 2018-06-05 | 2024-01-09 | 四川科瑞德制药股份有限公司 | 咪唑啉间二氮杂环戊烯衍生物的制备方法 |
| CN113135908A (zh) * | 2021-04-01 | 2021-07-20 | 杭州泓友医药科技有限公司 | 一种盐酸替扎尼定的制备方法 |
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