JPH07267973A - 白金錯体の製造方法 - Google Patents
白金錯体の製造方法Info
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- JPH07267973A JPH07267973A JP5914194A JP5914194A JPH07267973A JP H07267973 A JPH07267973 A JP H07267973A JP 5914194 A JP5914194 A JP 5914194A JP 5914194 A JP5914194 A JP 5914194A JP H07267973 A JPH07267973 A JP H07267973A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】l−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサ
ン・L−乳酸塩、あるいはd−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・D−乳酸塩と塩酸を混合させ光学
活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸
塩を得、光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基
を水中反応させることによるPtCl2 (l−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)またはPtCl2
(d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の
製造法。 【効果】 本発明により、操作性、廃液処理などの点で
簡便な白金錯体中間体が得られるようになった。
ン・L−乳酸塩、あるいはd−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・D−乳酸塩と塩酸を混合させ光学
活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸
塩を得、光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基
を水中反応させることによるPtCl2 (l−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)またはPtCl2
(d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の
製造法。 【効果】 本発明により、操作性、廃液処理などの点で
簡便な白金錯体中間体が得られるようになった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗腫瘍剤の中間体となる
光学活性なトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン
・塩酸塩およびPtCl2 (l−トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン)の新規製造法に関す
るものである。
光学活性なトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン
・塩酸塩およびPtCl2 (l−トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン)の新規製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光学活性な1,2−ジアミノシクロヘキ
サン・塩酸塩およびPtCl2 (l−トランス−1,2
−ジアミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)は、医薬品の合
成中間体として有用である(USP4550187、
J.Hematol.Oncol.,7(1),197
(1977))。
サン・塩酸塩およびPtCl2 (l−トランス−1,2
−ジアミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)は、医薬品の合
成中間体として有用である(USP4550187、
J.Hematol.Oncol.,7(1),197
(1977))。
【0003】従来、光学活性なトランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の合成法はdl
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサンを光学活
性な酒石酸と反応させ塩を形成し、精製した後に濃塩基
を用いてフリ−のアミン体とし、さらに塩酸、あるいは
塩化白金酸 (II) カリウムと反応させ得る方法が公知で
ある。(Inorg.Chem.,4,1492(196
5)など)。しかし、1,2−ジアミノシクロヘキサン
・酒石酸塩をフリ−のアミン体にする操作は水酸化ナト
リウムなど強塩基の濃厚溶液、クロロホルムなどのハロ
ゲン溶媒を用いた抽出操作、蒸留操作を必要とするた
め、操作の煩雑さ、廃液処理の問題がある。
ミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の合成法はdl
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサンを光学活
性な酒石酸と反応させ塩を形成し、精製した後に濃塩基
を用いてフリ−のアミン体とし、さらに塩酸、あるいは
塩化白金酸 (II) カリウムと反応させ得る方法が公知で
ある。(Inorg.Chem.,4,1492(196
5)など)。しかし、1,2−ジアミノシクロヘキサン
・酒石酸塩をフリ−のアミン体にする操作は水酸化ナト
リウムなど強塩基の濃厚溶液、クロロホルムなどのハロ
ゲン溶媒を用いた抽出操作、蒸留操作を必要とするた
め、操作の煩雑さ、廃液処理の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従来の
方法よりも、手軽に光学活性なトランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (l−ト
ランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)、PtCl
2 (d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)
を得ることにある。
方法よりも、手軽に光学活性なトランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (l−ト
ランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)、PtCl
2 (d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)
を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の本発明の目的はl
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳
酸塩あるいはd−トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・D−乳酸塩と塩酸とを反応させ光学活性トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩を得、得
られた光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基と
を水中反応させることによるPtCl2(l−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)またはPtCl2
(d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の
製造方法により達成される。
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳
酸塩あるいはd−トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・D−乳酸塩と塩酸とを反応させ光学活性トラン
ス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩を得、得
られた光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基と
を水中反応させることによるPtCl2(l−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)またはPtCl2
(d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)の
製造方法により達成される。
【0006】本発明は下記の二つの反応により構成され
る。
る。
【0007】
【化1】 本願発明は上述チャ−トに示すように、l−トランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳酸塩あるいは
d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・D−
乳酸塩と塩酸を混合させることを特徴とする光学活性−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩を得る工程、
光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・
塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基を水中反
応させることによるPtCl2 (l−トランス−1,2
−ジアミノシクロヘキサン)、またはPtCl2 (d−
トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)を得る工
程より構成される。
1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳酸塩あるいは
d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・D−
乳酸塩と塩酸を混合させることを特徴とする光学活性−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩を得る工程、
光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・
塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよび塩基を水中反
応させることによるPtCl2 (l−トランス−1,2
−ジアミノシクロヘキサン)、またはPtCl2 (d−
トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)を得る工
程より構成される。
【0008】まず本発明の第1工程について詳しく述べ
るとl−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・
L−乳酸塩あるいはd−トランス−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン・D−乳酸塩を有機溶媒、望ましくは、テ
トラヒドロフラン等の溶媒中、塩酸水、塩酸アルコ−ル
溶液と0〜60℃、より好ましくは10〜30℃で混合
し、得られた塩を濾過することで光学活性なトランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩が得られるこ
とを見出だした。
るとl−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・
L−乳酸塩あるいはd−トランス−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン・D−乳酸塩を有機溶媒、望ましくは、テ
トラヒドロフラン等の溶媒中、塩酸水、塩酸アルコ−ル
溶液と0〜60℃、より好ましくは10〜30℃で混合
し、得られた塩を濾過することで光学活性なトランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩が得られるこ
とを見出だした。
【0009】本発明において原料として用いるl−トラ
ンス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳酸塩、
d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・D−
乳酸塩はdl−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サンとL−乳酸、D−乳酸をそれぞれ混合し、結晶化、
再結晶することによって得られる。
ンス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・L−乳酸塩、
d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・D−
乳酸塩はdl−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サンとL−乳酸、D−乳酸をそれぞれ混合し、結晶化、
再結晶することによって得られる。
【0010】本発明に用いる塩酸はトランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン・乳酸塩に対して1〜5モル、
好ましくは1.5〜2.5モル量塩酸水、塩酸アルコ−
ル溶液として用いられる。1,2−ジアミノシクロヘキ
サン・乳酸塩と塩酸を混合する溶媒としては好ましくは
塩酸を溶解し、トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン塩酸塩を溶解せず、化合物を化学的に変質せしめる
ことないものが用いられ、例えばアセトン、酢酸エチ
ル、特にテトラヒドロフランが好ましく用いられる。
ジアミノシクロヘキサン・乳酸塩に対して1〜5モル、
好ましくは1.5〜2.5モル量塩酸水、塩酸アルコ−
ル溶液として用いられる。1,2−ジアミノシクロヘキ
サン・乳酸塩と塩酸を混合する溶媒としては好ましくは
塩酸を溶解し、トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン塩酸塩を溶解せず、化合物を化学的に変質せしめる
ことないものが用いられ、例えばアセトン、酢酸エチ
ル、特にテトラヒドロフランが好ましく用いられる。
【0011】このようにして得られた結晶は濾過、遠心
分離などの通常の固液分離法によって容易に分離するこ
とができる。
分離などの通常の固液分離法によって容易に分離するこ
とができる。
【0012】また第2工程として好ましくは光学活性な
トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩と
塩化白金(II)酸カリウムおよび水酸化カリウムなど
の塩基とを水中、0〜90℃の範囲で反応させることに
よりPtCl2 (l−トランス−1,2−ジアミノシク
ロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン)が得られることを見出だした。
トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩と
塩化白金(II)酸カリウムおよび水酸化カリウムなど
の塩基とを水中、0〜90℃の範囲で反応させることに
よりPtCl2 (l−トランス−1,2−ジアミノシク
ロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン)が得られることを見出だした。
【0013】ここでPtCl2 (トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン)の合成に用いる塩化白金酸 (I
I) カリウムは、トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・塩酸塩に対して、それぞれ0.3〜4、好まし
くは0.6〜1.5モル量用いられ、又塩基はトランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩に対し0.
5〜6モル、好ましくは1.5〜2.5モル量用いられ
る。
アミノシクロヘキサン)の合成に用いる塩化白金酸 (I
I) カリウムは、トランス−1,2−ジアミノシクロヘ
キサン・塩酸塩に対して、それぞれ0.3〜4、好まし
くは0.6〜1.5モル量用いられ、又塩基はトランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩に対し0.
5〜6モル、好ましくは1.5〜2.5モル量用いられ
る。
【0014】この反応において使用する溶媒は、塩化白
金酸 (II) カリウム、塩基、トランス−1,2−ジアミ
ノシクロヘキサン・塩酸塩をすべて溶解するとともに、
これらの化合物を化学的に変質せしめることない水が用
いられる。用いる塩基としては、強塩基が望ましいが特
に水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが好ましい。
金酸 (II) カリウム、塩基、トランス−1,2−ジアミ
ノシクロヘキサン・塩酸塩をすべて溶解するとともに、
これらの化合物を化学的に変質せしめることない水が用
いられる。用いる塩基としては、強塩基が望ましいが特
に水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが好ましい。
【0015】このように本発明は、安価かつ容易に光学
活性なトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン、ト
ランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩、P
tCl2 (l−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン)、PtCl2 (d−トランス−1,2−ジアミノ
シクロヘキサン)を合成できる優れた方法である、本発
明により得られるPtCl2 (l−トランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)は抗腫瘍剤として
有用な白金錯体の合成中間体として使用できる。
活性なトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン、ト
ランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩、P
tCl2 (l−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキ
サン)、PtCl2 (d−トランス−1,2−ジアミノ
シクロヘキサン)を合成できる優れた方法である、本発
明により得られるPtCl2 (l−トランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン)、PtCl2 (d−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン)は抗腫瘍剤として
有用な白金錯体の合成中間体として使用できる。
【0016】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。しかし本発明は以下の実施例によって制限を
受けるものではない。
説明する。しかし本発明は以下の実施例によって制限を
受けるものではない。
【0017】
【実施例1】1.90gのl−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・L−乳酸塩をテトラヒドロフラン
(32ml)に懸濁させ、氷温下濃塩酸(1.6ml)
のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を滴下した。室
温で3時間攪拌した後、氷冷、濾過しテトラヒドロフラ
ン(15ml)で洗浄し、l−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩を得た。
ミノシクロヘキサン・L−乳酸塩をテトラヒドロフラン
(32ml)に懸濁させ、氷温下濃塩酸(1.6ml)
のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を滴下した。室
温で3時間攪拌した後、氷冷、濾過しテトラヒドロフラ
ン(15ml)で洗浄し、l−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩を得た。
【0018】収量 1.04g(100%)
【0019】
【実施例2】63.8gのd−トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・D−乳酸塩をテトラヒドロフラン
(300ml)に懸濁させ、氷温下濃塩酸(47ml)
のテトラヒドロフラン(150ml)溶液を滴下した。
室温で3時間攪拌した後、100mlのテトラヒドロフ
ランを加え、氷冷後濾過しテトラヒドロフラン(150
ml)で洗浄し、d−トランス−1,2−ジアミノシク
ロヘキサン・塩酸塩を得た。
ミノシクロヘキサン・D−乳酸塩をテトラヒドロフラン
(300ml)に懸濁させ、氷温下濃塩酸(47ml)
のテトラヒドロフラン(150ml)溶液を滴下した。
室温で3時間攪拌した後、100mlのテトラヒドロフ
ランを加え、氷冷後濾過しテトラヒドロフラン(150
ml)で洗浄し、d−トランス−1,2−ジアミノシク
ロヘキサン・塩酸塩を得た。
【0020】収量 37.0g(98%)
【0021】
【実施例3】氷温下、実施例1で合成したl−トランス
−1,2−ジアミノシクロヘキサン塩酸塩(104.5
g)の水溶液(180ml)に、水酸化カリウム(6
2.73g)の水溶液(180ml)を加え、室温で1
5分攪拌した。その後塩化白金酸(II)カリウム(2
00.0g)の水溶液(1270ml)を加え、一晩攪
拌した。析出した沈殿を減圧下ろかし、水、メタノ−ル
で洗浄し、減圧乾燥し、PtCl2 (l−トランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン)を得た。
−1,2−ジアミノシクロヘキサン塩酸塩(104.5
g)の水溶液(180ml)に、水酸化カリウム(6
2.73g)の水溶液(180ml)を加え、室温で1
5分攪拌した。その後塩化白金酸(II)カリウム(2
00.0g)の水溶液(1270ml)を加え、一晩攪
拌した。析出した沈殿を減圧下ろかし、水、メタノ−ル
で洗浄し、減圧乾燥し、PtCl2 (l−トランス−
1,2−ジアミノシクロヘキサン)を得た。
【0022】収量 179.19g(97.8%)
【0023】
【発明の効果】本発明により抗腫瘍剤として有用な白金
錯体の合成中間体である光学活性なトランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (l
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)、Pt
Cl2 (d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサ
ン)が簡便に得られるようになった。
錯体の合成中間体である光学活性なトランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン・塩酸塩およびPtCl2 (l
−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)、Pt
Cl2 (d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサ
ン)が簡便に得られるようになった。
Claims (3)
- 【請求項1】 l−トランス−1,2−ジアミノシクロ
ヘキサン・L−乳酸塩あるいはd−トランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン・D−乳酸塩と塩酸とを混合さ
せ光学活性トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン
・塩酸塩を得、得られた光学活性トランス−1,2−ジ
アミノシクロヘキサン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリ
ウムおよび塩基とを水中反応させることによるPtCl
2 (l−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)
またはPtCl2 (d−トランス−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン)の製造方法。 - 【請求項2】 l−トランス−1,2−ジアミノシクロ
ヘキサン・L−乳酸塩あるいはd−トランス−1,2−
ジアミノシクロヘキサン・D−乳酸塩と塩酸を混合させ
ることを特徴とする、光学活性トランス−1,2−ジア
ミノシクロヘキサン・塩酸塩の製造方法。 - 【請求項3】 光学活性トランス−1,2−ジアミノシ
クロヘキサン・塩酸塩と塩化白金酸(II) カリウムおよ
び塩基とを水中反応させることによるPtCl2(l−
トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン)、PtC
l2 (d−トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサ
ン)の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5914194A JPH07267973A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 白金錯体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5914194A JPH07267973A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 白金錯体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267973A true JPH07267973A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13104755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5914194A Pending JPH07267973A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 白金錯体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07267973A (ja) |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5914194A patent/JPH07267973A/ja active Pending
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