JPH07268295A - クラフト粘着テープ - Google Patents

クラフト粘着テープ

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JPH07268295A
JPH07268295A JP6062638A JP6263894A JPH07268295A JP H07268295 A JPH07268295 A JP H07268295A JP 6062638 A JP6062638 A JP 6062638A JP 6263894 A JP6263894 A JP 6263894A JP H07268295 A JPH07268295 A JP H07268295A
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JP
Japan
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kraft
pressure
sensitive adhesive
adhesive tape
water
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Pending
Application number
JP6062638A
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English (en)
Inventor
Keisuke Miyake
啓介 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低密度ポリエチレンを押出ラミネートしなくと
も、高湿度下の保存に耐えるクラフト粘着テープを提供
する。 【構成】撥水処理が施された、層間強度 100g/15mm以
上、サイズ度12秒以上、透気度12秒以上であるクラフト
紙を支持体11とし、その片面に剥離剤層12、他面に粘着
剤層13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段ボール箱の封緘に使
用されるクラフト粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クラフト紙からなる支持体の片面
に剥離剤層、他面に粘着剤層を設けたクラフト粘着テー
プに於いて、クラフト紙と剥離剤との間の接着性を高め
る等の為に、クラフト紙に低密度ポリエチレンを押出ラ
ミネートすることは公知である(例えば、昭和60年3月
2日 日本粘着テープ工業会発行「粘着テープハンドブ
ック」 314頁図2参照)が、押出ラミネートには、大規
模な装置を必要とし、剥離剤の塗工工程に於ける上限温
度が制限される為、製造原価が上昇するという問題があ
り、これに代えて、クレー、ポリビニルアルコール等の
目止め剤を表面に塗工することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな目止め剤を表面塗工したクラフト粘着テープは、防
湿性を有しない為、高湿度下で保存した場合には、支持
体が吸湿膨潤してぶよぶよになるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、低
密度ポリエチレンを押出ラミネートしなくとも、高湿度
下の保存に耐えるクラフト粘着テープを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクラフト粘着テ
ープは、撥水処理が施された、層間強度 100g/15mm以
上、サイズ度12秒以上、透気度12秒以上であるクラフト
紙を支持体とし、その片面に剥離剤層、他面に粘着剤層
が設けられていることを特徴とする。
【0006】本発明クラフト粘着テープの支持体には、
層間強度 100g/15mm以上、サイズ度12秒以上、透気度
12秒以上のクラフト紙が使用される。クラフト紙はクル
パック加工されていることが望ましい。
【0007】離型剤の塗工処理及び撥水処理に於いて、
クラフト紙が吸湿しても強度が低下して層割れすること
がない為には、層間強度 100g/15mm以上が必要であ
る。サイズ度と透気度とは、離型剤の塗工処理に於い
て、離型剤がクラフト紙の裏面に透過して、糊との界面
でのアンカー不良を起こしたり、糊の粘着物性に悪影響
を及ぼす為、サイズ度12秒以上、透気度12秒以上である
ことが必要である。
【0008】尚、上記の層間強度は、TAPPI No.1
9 により、サイズ度は、JIS P8122により、透気度
は、JIS P 8117により、夫々測定した。
【0009】クラフト紙に撥水処理を施す撥水剤として
は、特に限定されず、例えば、ワックス、脂肪酸誘導
体、シリコーン、弗素樹脂、ポリ塩化ビニリデン系ラテ
ックス等が挙げられ、その処理方法は、使用する撥水剤
に応じて、含浸もしくは表面塗工の何れでもよい。
【0010】支持体の片面に剥離剤層を設ける為に用い
られる剥離剤は、特に限定されず、例えば、フェニルメ
チルシロキサンとジメチルシロキサンとの共重合体、2
−(2−ヒドロキシエチルチオ)エチル基を有するメチ
ルフェニルシロキサンと水酸基を有するアクリルポリマ
ーとの縮合物、α、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロ
キサンとトリアセトキシビニルシランとトリレンジイソ
シアネートとの縮合物等のシリコーン系ポリマー、長鎖
アルキル基含有有機系剥離剤等が挙げられる。
【0011】支持体は、クラフト紙に撥水処理を施した
後、目止め剤を塗工、又は/及びスーパーカレンダー加
工を施し、剥離剤の浸透を防止し、使用量を減少出来る
よう加工したものであってもよい。
【0012】支持体の他面に粘着剤層を設ける為に用い
られる粘着剤は、特に限定されず、例えば、クラフト粘
着テープに一般的に使用される天然ゴム系粘着剤、アク
リル系粘着剤が挙げられる。
【0013】粘着剤として、特に、水溶性もしくは、水
分散性の粘着剤を用いた場合には、本発明クラフト粘着
テープを段ボール箱に貼着した儘で、段ボールの再生処
理を行うことが出来る利点を有する。
【0014】水溶性粘着剤としては、例えば、(メタ)
アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、酢
酸等のカルボキシル基含有モノマーと、メチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソ
デシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ(メタ)
アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、ジアルキルアミノアルキレ
ン(メタ)アクリレート、2−メトキシメチル(メタ)
アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウ
リル(メタ)アクリレート等のアクリルエステル、N−
ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドン、ビニルビリ
ジン等のアルカリ性モノマー、アクリルアミド、N−メ
チロールアクリルアミド、ビニルエーテル等の水溶性モ
ノマー等との共重合体に、グリセリン、ポリエチレング
リコール、ボリプロピレングリコール、ポリエーテルポ
リオール、ソルビトール等の軟化剤、多価アルコール誘
導体、ポリエチレンオキシド等の粘着性増強剤、多価金
属塩、メラミン系化合物、エポキシ系化合物等の架橋剤
等が添加されたアクリル系粘着剤が挙げられる。
【0015】粘着剤の塗工方法は、特に限定されず、例
えば、ボトムフィードリバースコーター、トップフィー
ドリバースコーター、マイヤーバーコーター、コンマロ
ールコーターが挙げられる。
【0016】
【作用】本発明は、層間強度 100g/15mm以上、サイズ
度12秒以上、透気度12秒以上というクラフト紙を使用し
ているので、離型剤の塗布時に裏面に染み込まない為、
安定して好適な粘着物性が発現される。又、撥水処理さ
れている為、高湿度下で放置しても吸湿せず、水溶性粘
着剤を使用した場合にも、クラフト紙が水分を吸湿しな
いので、粘着剤が吸収した水分によって側方に溶け出す
ことがなく、支持体側面のべたつきを生じ難い。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明クラフト粘着テープの第1実施例の断
面図である。
【0018】〔実施例1〕図1に示すように、坪量73g
/m2、層間強度 150g/15mm、サイズ度20秒、透気度20
秒であるクルパック加工をしたクラフト紙に、エマルジ
ョンタイプの撥水剤(一方社油脂工業社製「OX−644
」) を含浸させて撥水処理を施し、支持体11を得た。
【0019】得られた支持体1の片面に、剥離剤とし
て、25℃に於ける粘度が500cpsの無溶剤型シリコーン
(信越化学工業社製「KNS−316 」)を 2.0g/m2
工し、硬化させて剥離剤層12を設けた。
【0020】次に、支持体1の他面に、天然ゴム系粘着
剤(天然ゴム「TPC−1X」 100重量部、粘着付与樹
脂として荒川化学工業社製「アルコンP−100 」 100重
量部、酸化防止剤としてチバガイギー社製「イルガノッ
クス1010」1重量部を、トルエン 603重量部に溶解)を
150g/m2塗工し、乾燥させて粘着剤層13を設け、クラ
フト粘着テープ1を得た。
【0021】〔実施例2〕支持体の片面に、ポリビニル
アルコール(クラレ社製) 100重量部、クレー 100重量
部、水 200重量部にてなる混合物を塗工して目止め処理
を行った後、スーパーカレンダー加工を施して平滑度を
100秒とし、実施例1と同一の無溶剤型シリコーンを
1.0g/m2塗工したこと以外は、実施例1の通りにし
て、クラフト粘着テープを得た。尚、平滑度は、JIS
P 8119により測定した。
【0022】〔実施例3〕クルパック加工をしたクラフ
ト紙の表面に、特殊合成樹脂系撥水剤(近代化学工業社
製「リパックスA−240 」) を塗工して撥水処理を施し
たこと以外は、実施例1の通りにして、クラフト粘着テ
ープを得た。
【0023】〔比較例1〕クルパック加工をしたクラフ
ト紙に撥水処理を施さなかったこと以外は、実施例2の
通りにして、クラフト粘着テープを得た。
【0024】〔比較例2〕クルパック加工をしたクラフ
ト紙に撥水処理を施さなかったこと、目止め剤として、
ポリビニルアルコール(クラレ社製) 150重量部、クレ
ー50重量部、水 200重量部の混合物を用いたこと、スー
パーカレンダー加工は施さなかったこと、無溶剤型シリ
コーンを 1.5g/m2塗工したこと以外は、実施例2の通
りにして、クラフト粘着テープを得た。
【0025】上記のようにして得られた実施例1〜3お
よび比較例1〜2について、40℃、90%RHの高湿度下
で24時間保管し、吸湿膨潤による外観上の変化の有無を
目視にて評価した。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】〔実施例4〕粘着剤として、水溶性アクリ
ル系粘着剤(サイデン化学社製「サイビノールAT−80
4 」)を80g/m2塗工したこと以外は、実施例1の通り
にして、クラフト粘着テープを得た。
【0028】〔実施例5〕粘着剤として、水溶性アクリ
ル系粘着剤(サイデン化学社製「サイビノールAT−80
4 」)を80g/m2塗工したこと以外は、実施例2の通り
にして、クラフト粘着テープを得た。
【0029】〔実施例6〕粘着剤として、水溶性アクリ
ル系粘着剤(綜研化学社製「SKダイン1180」)を 115
g/m2塗工したこと以外は、実施例3の通りにして、ク
ラフト粘着テープを得た。
【0030】〔比較例3〕クルパック加工をしたクラフ
ト紙に撥水処理を施さなかったこと以外は、実施例5の
通りにして、クラフト粘着テープを得た。
【0031】〔比較例4〕クルパック加工をしたクラフ
ト紙に撥水処理を施さなかったこと、スーパーカレンダ
ー加工は施さなかったこと、無溶剤型シリコーンを 1.5
g/m2塗工したこと、水溶性アクリル系粘着剤(綜研化
学社製「SKダイン1180」)を 115g/m2塗工したこと
以外は、実施例5の通りにして、クラフト粘着テープを
得た。
【0032】上記のようにして得られた実施例4〜6及
び比較例3〜4について、40℃、90%RHの高湿度下で
24時間、及び23℃、50%RHで1カ月間保存し、夫々に
ついて経時後の吸湿膨潤による外観上の変化の有無を目
視にて評価すると共に、支持体側面のべたつきを指触評
価した。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、低密度ポリエチレンを押出ラミネートしていないに
も拘らず、高湿度下で保存した場合にも、支持体が吸湿
膨潤してぶよぶよにならない。又、再生処理の便の為、
粘着剤として水溶性粘着剤を用いた場合にも、支持体の
側面がべたつくことが少ない。加えて、低密度ポリエチ
レン層の存在により加工工程に於ける上限温度が制限さ
れることがないので剥離剤の硬化温度や粘着剤の乾燥温
度を上げることによって、生産性を向上させることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明クラフト粘着テープの1実施例を示す断
面図。
【符号の説明】
1 クラフト粘着テープ 11 支持体 12 剥離剤層 13 粘着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撥水処理が施された、層間強度 100g/
    15mm以上、サイズ度12秒以上、透気度12秒以上であるク
    ラフト紙を支持体とし、その片面に剥離剤層、他面に粘
    着剤層が設けられていることを特徴とするクラフト粘着
    テープ。
JP6062638A 1994-03-31 1994-03-31 クラフト粘着テープ Pending JPH07268295A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200772A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Daio Paper Corp 段ボール用ライナー及びその製造方法
CN102268843A (zh) * 2010-06-02 2011-12-07 琳得科株式会社 剥离片材以及粘接体
JP2013181262A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Daio Paper Corp 段ボール用ライナ原紙
JP2021107512A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 積水化学工業株式会社 粘着テープ

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JP2013181262A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Daio Paper Corp 段ボール用ライナ原紙
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