JPH0726867Y2 - 電気回路用ケーシング - Google Patents

電気回路用ケーシング

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JPH0726867Y2
JPH0726867Y2 JP1989097581U JP9758189U JPH0726867Y2 JP H0726867 Y2 JPH0726867 Y2 JP H0726867Y2 JP 1989097581 U JP1989097581 U JP 1989097581U JP 9758189 U JP9758189 U JP 9758189U JP H0726867 Y2 JPH0726867 Y2 JP H0726867Y2
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casing
base
airtightness
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board mounting
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靖司 小松
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、気密性を必要とする薄板状の電気回路用ケー
シングに関する。
[従来の技術] 機器の遠隔操作装置の操作部として使用されるリモコン
装置のケーシングは、室内の壁に固定されることが多い
ため、その厚みが抑えられていて、薄型のものが多く用
いられている。
また、例えば、給湯器のリモコン装置では、浴室内のよ
うに湿度の高い場所に設けられるため、ケーシングには
高い気密性が必要とされる。
このため、特に浴室内に設けられる操作部については、
十分な気密性が得られるように、ケーシングの嵌め合わ
せ部分等がパッキング等によってシールされている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、パッキング等によってケーシングの構造を気密
構造としておいても、ケーシングには配線用のリード線
を通すための開口が設けられており、特に、リモコン装
置のように、ケーシングが薄いものでは、厚みが小さい
割に広さが大きくなり嵌め合わせ部分の全長が長くなる
ため、開口を除く嵌め合わせ部分については、実際に十
分な気密性が得られているか否かを十分に検査すること
が困難であった。
本考案は、開口を有する電気回路用ケーシングにおい
て、気密性を確実に検査することができることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本考案は、建物等の壁面に形成された貫通穴に対応する
開口を有し前記壁面側に配される基体と、該基体と気密
に組み合わされて回路室を形成する覆い部材とからな
り、前記開口を前記貫通穴に連通して前記基体が前記壁
面に気密に固定される電気回路用ケーシングにおいて、
前記基体の前記壁面への当接面の周囲の互いに対向する
面には係止用凹部が形成され、前記覆い部材は、前記係
止用凹部を露出して前記基体に組み合わされるととも
に、前記基体および前記覆い部材には、前記壁面へ固定
するためのねじを貫通させるためのねじ穴が設けられた
ことを技術的手段とする。
[作用および考案の効果] 開口を有する基体と覆い部材とが組み合わされた電気回
路用ケーシングにおいては、例えば、基体の開口から圧
搾空気を送り込み、組み合わせ部における空気漏れを調
べることによって、気密性を検査することができる。
この場合、本考案では、基体には係止用凹部が形成され
ているため、気密性を検査する際に、この係止用凹部に
基体を固定するための固定用治具を差し込んで係止する
ことによって、基体のみを係止させて支持することがで
きるため、ケーシングを固定することによって、基体と
覆い部材との組み合わせ部の気密性に影響を与えること
がない。
従って、開口からケーシング内に送り込まれた圧搾空気
は、基体と覆い部材との組み合わせ部の気密性に応じて
のみ漏れることになり、気密性が不十分である場合に、
それを容易に見つけることができる。
また、基体を固定するための係止用凹部は、ケーシング
から突出しないため、組み立てられたケーシングに不要
な突起物が残ることがないため、操作装置として使用す
る場合等においても使用上安全である。
[実施例] 次に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第2図に概略を示す本実施例のガス給湯装置1は、給湯
器本体2、制御装置3、メーンリモコン10および風呂リ
モコン20からなる。
メーンリモコン10および風呂リモコン20は、それぞれキ
ッチン、浴室に設置され、制御装置3とそれぞれ2本の
電線で接続される。
制御装置3は、各リモコンへの各電線間へ燃焼表示信号
を兼ねた設定状態検出信号を送出して、各電線間の抵抗
値に基づいて各リモコンの設定状態を検出し、各リモコ
ンの操作、設定状態に応じて給湯器本体2を制御し、給
湯器本体2は、必要な燃焼量で燃焼して熱交換器を通過
する水を設定された温度に加熱して給湯を行う。
第1図は、風呂リモコン20を示し、風呂リモコン20は、
操作基板21と、操作基板21を収容し、本考案の電気回路
用ケーシングであるケーシング20Aとからなり、ケーシ
ング20Aは、それぞれプラスチックにより成形された基
板取り付け枠30、ベース40、化粧カバー50からなる。
操作基板21は、プリント配線された絶縁基板の表面に回
路素子を設けたもので、回路素子としては、電線間の抵
抗値を調節するために設けられた回動式の可変抵抗器2
2、別途設けられた抵抗器との接続状態を変えて電線間
の抵抗値を可変抵抗器22の調節によって得られる抵抗値
の範囲外へ切り替えて、風呂リモコン20をメーンリモコ
ン10に対して優先的に使用するための切替スイッチ23、
給湯器本体2におけるバーナの燃焼を知らせるための発
光ダイオード24があり、他に調整用半固定抵抗器等が設
けられている。
可変抵抗器22の回動軸22aには、第3図に示すとおり、
中心に回動軸22aに嵌合される嵌合穴を有する略円筒形
状の摘み25が固定されていて、摘み25の回動操作部分の
外周には、回動操作するときに、指を滑り難くするため
の溝状の窪み25Aが多数形成されている。
一方、摘み25の可変抵抗器22側部分には、操作部分より
外径が小さくなった幅広の溝25aが外周面に沿って形成
されている。
溝25aには、操作基板21が基板取り付け枠30に固定され
たときに、基板取り付け枠30の開口31と摘み25との間の
隙間の気密性を確保するとともに、可変抵抗器22の回動
軸22aに適度な回動抵抗を与えるために、円筒部26aの端
部に幅狭のフランジ26bが備えられた略L字型の断面形
状を呈するゴムパッキング26が嵌め込まれている。
一方、ケーシング20Aとしての基板取り付け枠30は、操
作基板21がねじ止めにより裏側に固定される基板固定部
30aと、その周囲に設けられたフランジ部30bとからなる
略皿状を呈しており、基板固定部30aには、可変抵抗器2
2あるいは切替スイッチ23をそれぞれ操作するために備
えられる摘み25、27を貫通して突出させるための円形の
2つの開口31、32が設けられ、また、発光ダイオード24
による発光表示のために、小開口を光通過部材によって
密封して形成された表示窓33が設けられている。
基板取り付け枠30の開口31部分の裏側には開口31の直径
と同じ内径を有する筒部31aが設けられていて、操作基
板21を取り付けたとき、ゴムパッキング26のフランジ26
bの外周端は、基板取り付け枠30の筒部31aの内側に弾性
接触して多少折れ曲がるが、その弾性力により筒部31a
の内側面に対する押圧力が発生して、筒部31aとの気密
性を確保するとともに、適度な摺動抵抗を生じることに
よって、摘み25を回動させる際の操作感を安定したもの
にしている。
また、切替スイッチ23の摘み27についても、基板取り付
け枠30の開口32部分の裏側に形成された図示しない筒部
と、摘み27に備えられた断面がL字形状のゴムパッキン
グ28によって基板取り付け枠30の開口32との気密性を確
保している。
なお、各開口31、32と各ゴムパッキング26、28との接触
部分には、適量のグリスが塗布されている。
基板取り付け枠30の表側の開口31の周囲には、可変抵抗
器22に備えられた摘み25の操作による指示位置を示すた
めに、他の部分より一段高くされ、表面が艶のある化粧
仕上げを施された温度設定部34が設けられ、温度設定部
34には、回動範囲を分割して温度を分割表示するための
分割表示点と、摘み25によって調節される湯温の高低お
よび設定される温度に対応した複数の略画とが印刷され
ている。
基板固定部30aの周囲には、化粧カバー50を係止するた
めの複数の突起35がフランジ部30bと間隔を置いて形成
され、また、基板固定部30aの上下端の各中央部には、
浴室内の壁に風呂リモコン20をねじによって固定するた
めに、基板固定部30aの一部を削除してフランジ部30bと
同じ高さにしたねじ止め部30cが形成されていて、ねじ
止め部30cには、取り付け用のねじを貫通させるための
固定用ねじ穴30dが設けられている。
ベース40は、操作基板21を基板取り付け枠30とともに収
納するケーシング20Aの主要部を構成するもので、板部4
1の周囲に気密性を確保するために十分な厚みを有する
壁部42を設けた薄板状を呈している。
板部41の中央には、配線用の電線を通すための開口43が
設けられ、ケーシング20Aの外側となる板部41の裏側に
は、開口43と連通した筒部44が設けられている。この筒
部44は、浴室内の壁を貫通して設けられる配線用の配管
を接続するためのもので、筒部44の内側には配管を接続
するためのめねじが形成されている。
壁部42には、基板取り付け枠30と一体にするために基板
取り付け枠30の裏側へねじを貫通させる複数のねじ穴45
と、基板取り付け枠30のねじ止め部30cのねじ穴30dに対
応した固定用ねじ穴46が設けられている。
ここで、固定用ねじ穴46の周囲は、固定用ねじ穴46を取
り囲むようにして壁部42が内側方向にも設けられて、壁
部42の高さと同じ高さを有する凸部42aとなっていて、
ベース40には、凸部42aによって基板取り付け枠30のね
じ止め部30cに対応した厚みが確保されている。この結
果、ケーシング20Aが浴室内の壁等に固定されるとき、
基板取り付け枠30側からのねじによる締め付けがあって
も、締め付けによる力は、ねじ止め部30cに対応した凸
部42aを介してベース40全体に分散するため、基板取り
付け枠30のねじ止め部30cのみに過剰な力が加わること
がない。従って、ケーシング20Aを壁等にしっかりと固
定することができるとともに、ねじ止め部30cが変形あ
るいは破損することがない。
壁部42の外側には、ケーシング20Aの気密性を検査する
際に利用される複数の短い溝47が設けられている。
ここでは、ケーシング20Aの気密性の検査は、操作基板2
1が取り付けられた基板取り付け枠30とベース40とをパ
ッキング60を介してねじ止めにより一体化した後、ベー
ス40を溝47によって治具等に固定しておいて、筒部44を
介して開口43から圧搾空気を押し込み、そのときのベー
ス40と基板取り付け枠30との間の空気の洩れ具合を洩れ
検知装置によって検知することにより行う。
風呂リモコン20は、以上の操作基板21、基板取り付け枠
30およびベース40とからその主要機能部が形成される
が、設置の際に壁面等に固定された後の美観を得るため
に、基板取り付け枠30の表面には、化粧カバー50が備え
られる。
化粧カバー50は、表面が艶のある化粧仕上げを施され、
基板取り付け枠30の大部分と、壁等への固定のためのね
じを覆って、風呂リモコン20の美観を向上させるもの
で、ベース40の壁部42と同寸法の壁部50aを周囲に備え
ており、摘み25を含む基板取り付け枠30の温度設定部34
を露出させるための略矩形の大開口51、摘み27を露出さ
せる円形開口52、表示窓33を透視できる表示開口53が設
けられている。
化粧カバー50の表側には、第4図に示すとおり、表示窓
33の表示内容が燃焼表示であることと、切替スイッチ23
がメーンリモコン10と風呂リモコン20との切替であるこ
とをそれぞれ示すための印刷が施されている。
化粧カバー50の裏側の壁部50aの端部には、化粧カバー5
0を基板取り付け枠30の突起35に係止するための係止用
凸部54が、突起35に対応して形成されている。
以上の構成からなる風呂リモコン20は、基板取り付け枠
30の基板固定部30aの裏側から、摘み25、27がそれぞれ
開口31、32を貫通して露出するように操作基板21が嵌め
込まれて、基板固定部30aの裏側にねじ止めされ、基板
取り付け枠30のフランジ部30bの裏側にパッキング60が
嵌められて、パッキング60が基板取り付け枠30とベース
40の壁部42との間に挟まれた後に、ねじがベース40のね
じ穴45側から基板取り付け枠30に締め付けられてケーシ
ング20Aの主要部が一体化される。
以上の構成による風呂リモコン20は、浴室内という湿度
の高い条件下で使用されるため、ケーシング20Aが組み
立てられた後に、ケーシング20Aの化粧カバー50を除く
部分について気密性を検査する必要がある。
この検査の方法としては、例えば、第5図に示すとお
り、ベース40の板部41に設けられた配線用の筒部44に圧
搾空気を送り込むためのパイプ100を接続して、圧搾空
気を送り込んで、その洩れ具合によって気密性の良否を
調べる方法がある。
このとき、風呂リモコン20のケーシング20Aを固定する
必要があるが、風呂リモコン20を基板取り付け枠30ごと
固定してしまうと、基板取り付け枠30とベース40との気
密性が実際の気密性より向上してしまうが、本実施例で
はベース40の外側には、検査用の治具の爪部101を差し
込むための凹部としての溝47が複数設けられているた
め、パイプ100から送り込まれる圧搾空気に対してベー
ス40のみを固定することができる。
これによって、組み立てられた風呂リモコン20のケーシ
ング20Aについて本来の気密性を容易に検査することが
できる。
以上の検査を終えて良品として判別された風呂リモコン
20を、例えば、浴室内の壁面等に固定する場合には、あ
らかじめ壁面等に配線用の配管設備や、筒部44に対応し
た貫通穴を設けておき、基板取り付け枠30の固定用ねじ
穴30dからベース40の固定用ねじ穴46へねじが通され
て、壁面等に締め付けられて固定される。
この場合には、浴室内という湿度の高い条件下で使用さ
れることになるため、ケーシング20Aが取り付けられた
後にも、ケーシング20A内の気密性が必要である。
このため、ベース40の開口43には、2本の電線を収納し
たケーブル4との気密性を確保するために、中央に開口
が形成されたパッキング61が設けられていて、パッキン
グ61は筒部44の内側のめねじに螺合された樹脂性の押さ
え部材62によりワッシャ63を介して押さえ付けられてい
る。
また、ベース40の裏側の筒部44の周囲には、壁面との気
密性を確保するために、柔軟性を有する樹脂部材64が備
えられている。
さらに、各摘み25、27には、ゴムパッキング26、28が備
えられていて、開口31、32との気密性が確保されている
ため、風呂リモコン20が浴室内に取り付けられた後に
も、ケーシング20A内の気密性は、十分に確保される。
その後、化粧カバー50が基板取り付け枠30の表面に嵌め
合わされて、風呂リモコン20としての取り付けが終わ
る。
以上のとおり、本考案によれば、ケーシング20Aが薄い
ものであっても、容易に気密性の検査を行うことができ
る。また、固定されるための手段が、溝であるため、ケ
ーシング20Aに不要な突起物ができないため、使用する
上でも、非常に安全である。
本実施例では、電気回路用ケーシングとしてリモコン装
置における実施例を示したが、気密性を必要とする電気
機器であれば、同様にすべて適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる電気回路用ケーシン
グを用いた風呂リモコンを示す分解図、第2図は本実施
例のガス給湯装置の概略構成を示すブロック図、第3図
は本実施例の風呂リモコンを示す断面図、第4図は本実
施例の風呂リモコンを示す斜視図、第5図は本実施例に
おける気密性の検査方法を示す略図である。 図中、20A…ケーシング(電気回路用ケーシング)、30
…基板取り付け枠(覆い部材)、40…ベース(基体)、
41…板部、42…壁部、43…開口、47…溝(係止用凹
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物等の壁面に形成された貫通穴に対応す
    る開口を有し前記壁面側に配される基体と、該基体と気
    密に組み合わされて回路室を形成する覆い部材とからな
    り、前記開口を前記貫通穴に連通して前記基体が前記壁
    面に気密に固定される電気回路用ケーシングにおいて、 前記基体の前記壁面への当接面の周囲の互いに対向する
    面には係止用凹部が形成され、 前記覆い部材は、前記係止用凹部を露出して前記基体に
    組み合わされるとともに、 前記基体および前記覆い部材には、前記壁面へ固定する
    ためのねじを貫通させるためのねじ穴が設けられたこと を特徴とする電気回路用ケーシング。
JP1989097581U 1989-08-22 1989-08-22 電気回路用ケーシング Expired - Lifetime JPH0726867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989097581U JPH0726867Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 電気回路用ケーシング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989097581U JPH0726867Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 電気回路用ケーシング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0336177U JPH0336177U (ja) 1991-04-09
JPH0726867Y2 true JPH0726867Y2 (ja) 1995-06-14

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ID=31646717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989097581U Expired - Lifetime JPH0726867Y2 (ja) 1989-08-22 1989-08-22 電気回路用ケーシング

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