JPH07268719A - 立体空隙構造体のノズルの配列と複合構造体の合 成溶着の方法 - Google Patents

立体空隙構造体のノズルの配列と複合構造体の合 成溶着の方法

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JPH07268719A
JPH07268719A JP6121664A JP12166494A JPH07268719A JP H07268719 A JPH07268719 A JP H07268719A JP 6121664 A JP6121664 A JP 6121664A JP 12166494 A JP12166494 A JP 12166494A JP H07268719 A JPH07268719 A JP H07268719A
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filament
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Tsuneo Sugito
恒夫 杉戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性原料の線条により成形する立体空隙
構造体を、所定の形状、規格に規正する場合の、線条の
配列、線条と板面状を相互溶着する複合構造体、円球状
等に規正する方法。 【構成】 金型に主線、副線の線径が異なる複数の線条
を規則的に配列してノズルを開孔し、熱可塑性原料を線
条で押し出し、冷却液面で湾曲して隣接する他の線条表
面に相互溶着させ、一定速度で引き取り、線条による不
規則、複雑な立体空間を構成して成形する立体空隙構造
体は、円筒状、楕円状、箱型状、薄い板状等の断面をし
た形状を連続成形することができる。その線条による立
体空隙構造体の形状の規正、線条の配列の基本、線条と
板面状の合成溶着とその構造、点と面の組み合わせによ
る形状、成形方法、機能別の利用方法、及び円球状に規
正する方法等についての考案。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明により製造する当該製品
の構造特性は次のようです。 (a) 細い線条による比表面積(50m〜65m
/m程度)は、土中、水中における表面摩擦力、接触
面積及び付着能力が増大する。 (b) 太い主線及びその周辺により太い副線から順次
細い副線を配列し、複数の太さの異なる線条は主線を中
心としたブロック構造を成し、その主線の配列を四角
形、及び三角形等に配列することにより、線条がより不
規則、複雑に相互溶着した立体空隙構造体となり、その
ブロック構造におけるバネの反力、圧力の曲線変形など
の構造的強度となり、土中における強耐圧性の暗渠排水
材として、水が流動する水中では表面摩擦による耐衝撃
性、耐水抵抗性を補完する。 (c) 自由にコントロールできる線条間の空隙率(8
6%〜96%程度)は、土中においては透過性及び通水
性を補完し、流動する水中においては線条の表面摩擦
と、空間部へり衝突による乱流の発生、位相差により水
抵抗を緩衝する事ができる。 (d) 冷却液表面で湾曲して他の隣接の線条に相互溶
着した線条は、原料の熱可塑性の物性から針金より強い
弾性を持ち、溶着接点はバネの反力の起点となり、水が
流動する水中では摩擦力、衝撃力等を線振動に変形し、
水抵抗を緩衝する事ができる。土中では圧密等による加
圧を直線変形し、強耐圧性排水材の素材となる。 (e) 熱可塑性原料により任意の重量、比表面積、空
隙率に製造することができる立体空隙構造体は、線条の
広い表面積と空隙率を利用して、海中で透過性消波材、
海藻付着魚礁、人工サンゴ礁、接触酸化材、河川、湖沼
では水質浄化の接触酸化材、透過性護岸の素材として利
用することができる。強耐圧性と表面の全面開孔率を利
用して土中の横方向に敷設して暗渠排水材、縦方向に埋
設して液状化防止排水材、雨水浸透管として利用するこ
とができる。 (f) 円筒状では内側に主線多く配列し、外周に向け
て主線より細い副線を順次外側に細い順に配列して成形
した、不規則な立体空間は0.5mm〜1.0mm程
度、内部中空、空隙率93%〜96%、開口率100%
の強耐圧性の円筒状立体空隙構造体は、地層の暗渠排水
材、浄化槽の接触材等に利用することができる。 (g) 内側は線条による立体空間を構成し、その外表
部は同一原料による板面状の不透水板複合構造12に溶
着した円筒は、上水道、下水道、河川等の導水管に利用
すると、管内の立体空間を構成する線条表面に水が接触
して、微細な有機質、浮遊懸濁物、鉄分等を付着させ酸
化分解する接触材となり、水質浄化機能を有する強耐圧
性円筒として利用することができる。(図7、図9) (h) 線条の立体空間を中に挟み、複数の不透水板構
造を積層した構造の円筒は、線条の立体空隙部が不透水
板面12への加圧を緩衝することにより、超耐圧性大口
径の熱可塑性円筒管を成形することができる。(図8) (i) 円筒状立体空隙構造体4の断面の下段の一部
に、板面状の不透水部構造部12を設け、線条の立体空
間部を上にして、地層中の暗渠排水材として埋設する
と、上段は開口率100%、空隙率86%程度の円筒表
面部の線条より円筒内に浸透した地下水は、線条に沿っ
て流下して不透水面に到達し、管内の流水底面14を速
やかに流下して排出する画期的な機能を有する、暗渠排
水材となる。(図10) (j) 板面の近傍は異なる線径間により複雑に立体空
間を、板面上では線条が複雑に湾曲して凹凸をつくり溶
着した円筒は、円滑な表面に付着する「ふじつぼ」「い
がい」等の付着生物の、付着面積を狭め、移動、固着の
不安定により、その生息環境を抑制することができる。
同じ<、板状に成形した当該品を、既存のコンクリート
管及び塩ビ管内に固定して導水管等に利用する場合に
も、同じ効果を得ることができる。(図3、図4)
【0002】
【従来の技術】金型1に線径が4mm〜10mm程度の
一つを選び主線10とし、厚みの中央に一定の間隔で配
列し、その周辺に異なる線径の副線11を規則的に配列
してノズルを開孔する。金型1に開孔しノズルより溶融
した原料を押し出し、主線10と副線11による不規則
な立体空間を構成して溶着する立体空隙構造体4は、異
なる線径の溶着によるブロック構造は溶着及び構造強度
を補完、原料の物性からの針金より強い弾性、溶着接点
を基点とするバネの反力、湾曲した線条への加圧を方向
変形する等の構造により、強耐圧性の立体空隙構造体4
となるもので、他にあまり類の無い線条の立体構造体4
です。それらの線条と板面状を相互に合成溶着し複合構
造体も同様です。円筒状に立体空隙構造体4を押し出
し、線条が溶着する冷却液面で圧縮規正型枠3で円球
状、楕円状等に規正する方法も同様です。その引き取り
方法は、立体空隙構造体4を成形する場合、の一つの方
法です。 (a) 特願平3−196207・波圧緩衝構造物と透
過性養殖施設 (b) 特願平4−79432・消波材「シーブロッ
ク」の製造方法と利用方法。 (c) 特願平4−200083・円球状立体空隙構造
体の考案とその製造及び利用方法。 (d) 特願平5−252068・立体空隙構造体の製
造、形状及びその利用方法。上記、a〜dは、当該発明
者が提出した特許願です。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
3−1 内、外周面の規正 冷却液面で相互溶着する線条2の外周面は湾曲して不規
則に突出する。その外周面を所定の寸法と形状に正確に
規正すること。 3−2 主線及び副線の配列 太い線径の主線10及び線径の異なる複数の副線11に
より、線条の溶着面積を広げて相互の溶着強度を強め、
異なる線径による加圧の分散、不規則、複雑なブロック
構造を造成して構造的強度をさらに補完すること。それ
により大口径の円筒状立体空隙構造体4を成形するこ
と。 3−3 線条立体空間と板面状の複合構造体 線条により構成する立体空隙体部4と板面状を相互に溶
着して合成する複合構造体は、合成、組み合わせ、形
状、成形方法により、まったく別の機能を有する複合構
造体となる。その多機能性を、開発、普及すること。 3−4 常温で圧縮規正する 溶融して垂下する線条2は冷却液面で不規則な立体空間
を構成して、直ちに冷却、硬化する。円筒状に成形する
立体空隙構造体4を円球状、楕円状に規正する場合、冷
却液を常温で連続生産すること。 3−5 一定の重量と形状及び立体空間を構成させる 溶融した線条2は冷却液面で不規則に相互に溶着する線
条の立体空間を、一定の重量と形状及び立体空間を構成
させて冷却液内で冷却、硬直させること。 3−6 速度を変えて引き取る 当該の立体空空隙構造体4の利用目的、成形手段とし
て、連続生産中に単位長さあたりの、重量及び立体空間
構造の密度を随意に変えて成形すること。
【0004】
【課題を解決する手段】
内、外周面の規正方法 金型1に開孔するノズルを円状に配列して成形する当該
品は相似断面の円筒状に、長方形に配列すると相似断面
の箱型状に、薄い矩形の配列は相似断面の板状の立体空
隙構造体4を、それぞれ連続成形する事ができる。その
場合、垂下する太い線条2は冷却液面で大きく湾曲、細
くなるに従いその湾曲範囲は小さくなり、外周面は湾曲
した線条が単線で不規則に突出する。外周規正型枠3は
金属製で、規正する所定の形状の寸法より5mm〜10
mm程度大きし、当該品を下方へ引き取ることにより線
条が内側に曲がり込む歪を矯正して、所定の形状と、寸
法に正確に規正する。
【0005】主線及び副線の配列 金型1にノズルを開孔する主線10の配列は、厚さの中
央に規則的な間隔で並列(図1、図2、図3、図4に例
示)し、線径の異なる複数の副線11を三角形、四角形
等に規則的に配列して開孔する。太い線径の主線10は
線条の溶着面積を広げ溶着強度を強め、線径の異なる複
数の副線11による不規則、複雑な溶着により、加圧の
細分散、方向変形、複雑なブロック構造を造成して構造
的強度を補完することができる。主線10、副線11を
適宜に配列して成形する立体空隙構造体4が、その構造
強度を補完することにより、より大口径(φ:300m
m〜1,000mm程度)の多種、多様な円筒状立体空
隙構造体4を成形することができる。
【0006】線条立体空間と板面状の複合構造体 金型1の所定の位置に所定の厚さの溝切りをして、溶融
した原料を押し出すと、板面状に垂下して冷却液で硬化
してその形状を成形することができる。一つの金型1に
ノズルを開孔し、その近傍の所定の位置に、所定の厚さ
の溝切りをして、同一の原料を押し出すと、溶融状態で
垂下する線条3は冷却液面で湾曲し、溝切り部から溶融
して押し出す原料は板面状で垂下し、冷却液面で線条の
表面の一部が、溶融している板面状に接触して相互に溶
着する。線条により構成する立体空間と、板面状が強度
をもって溶着して合成した複合構造体は、多様な形状に
成形することができ、又、その厚さは、金型1に開口す
る溝の厚さにより、任意の厚さの板面状不透水板構造1
2とし、開口する溝を部分的に区切った場合には、その
範囲を一部分に区切って板面状不透水板構造12とする
ことができる。
【0007】円球状に圧縮規正する方法 金型1に円状に開孔したノズルより溶融した原料を線条
2に押し出し、冷却液面で不規則な立体空間を構成し
て、円筒状の立体空隙構造体4に成形される。それを、
冷却液面上で相対する圧縮規正型枠3により左、右の一
方向より同時に圧縮(図4例示)して、円筒状を円球
状、楕円状等に連続成形し、集束圧縮部は接続部として
規正する。 7−1 規正する位置 ノズルを開孔した金型1の底面と冷却液面の間隔は15
0mm〜250mmの範囲内に調整し、溶融して垂下す
る線条が冷却液面で相互に溶着して円筒状の立体空隙構
造体4を形成して、冷却液で線条が冷却、硬化する直前
を、相対する圧縮規正型枠3をエアーポンプにより圧縮
規正する。冷却液を充填する水槽内に上、下に運動する
架台を取り付け、その上に圧縮規正型枠3を金型1の真
下に固定し、冷却液面を中央接続部7の下部となるよう
に調整する。 7−2 圧縮規正型枠 圧縮規正型枠3は接続部7の長さを60mmとすれば
上、下とも60mmの深さの円球状を相対4分割し、接
続部7を中央にしてそれぞれ半円底部を上、下を逆相対
に溶接固定する。円心部の接続部7となる部分を規正す
る上部に、溶融して垂下する線条を規正容器内に集束す
る集束アームを、45°角で取り付ける。圧縮した規正
型枠3の直径が成形する立体空隙構造体4の直径より小
さい場合には、上部の規正型枠の周面にパンチングで開
孔して金属製の透過性受け皿部6を取り付け、圧縮時に
型枠外に垂下する線条を受けとめる。金属製の圧縮規正
型梓3はパンチングして開孔した透過性で、接続部7を
中央にして上半球下部と下半球上部をそれぞれ規正す
る。圧縮規正型枠3を固定する架台を上、下に連動する
機能は、引き取り機とは別の独立した機能とする。 7−3 規正の方法 冷却液面を圧縮規正型枠3の接続部7の下部に調整し、
圧縮を開始する。垂下する線条は外周面が引っ張られて
直線状となり、それが再び落下して上部の圧縮規正型枠
3の受け皿部内で受取り、一部は受け皿内で相互溶着し
てながら、架台を下方に連動する。規正型枠3上部まで
冷却液内に浸す位置で圧縮を解放し、再び架台を元の位
置に引き上げ、円球状、楕円状等、所定の形状と長さと
なるように圧縮時間を設定して圧縮する。その連動を繰
り返して円筒状の立体空隙構造体4を円球状、楕円状等
の所定の形状に連続成形する。 7−4 集束アーム 圧縮規正型枠3をそのまま連動すると、垂下する溶融し
た線条の球央部、及び接続部となる部分は規正型枠外に
落下し、それを機械的に切断することは困難であるとと
もに、構造強度が不安定となる。規正型枠3を左、右よ
り圧縮し、先端の集束アーム9により、空気に触れて線
表面がわずかに硬化して垂下する線条を集束して、接続
部7を圧縮成形する。 7−5 金型を回転させる 溶融して垂下する線条を確実に圧縮型枠3内に集束する
方法として、ノズルを開孔した金型1を90゜〜180
゜程度回転させる。冷却液面下の立体空隙構造体4は冷
却、硬化して引き取り機5により固定されており、押し
出す線条は回転して直線状となり冷却液面の20mm〜
50mm上でV字型に集束され、溶着しながら落下す
る。その集束した部分を規正型枠3により、確実に容器
内に収容して成形する。
【0008】一定速度で引き取る方法 溶融した線条2は冷却液面で不規則に相互に溶着して、
引き取り機5により一定速度で下方に垂直に引き取り、
溶着する線条の立体空間を均一に構成させ、冷却液内で
冷却、硬直させて、所定の重量と形状の立体空隙構造体
4を成形する。引き取り機5は立体空隙構造体4を中央
にして連動した場合、それを確実に捕捉して下方に引き
取る機能が必要で、形状に丸みを帯び密着性を備えたも
の、釘状の突起物を取り付けたものを使用する。その長
さは、円球状に規正する場合には、連結する円球状の立
体空隙構造体4を2個を確実に引き取る長さとする。
【0009】速度を変えて引き取る方法 下方に引き取る引き取り機5の、任意の引き取り速度、
間隔、設定を行い、立体空空隙構造体4の長さ、重量、
密度を随意に変えるこどができる。遅い引き取り速度は
立体空間構造の密度が濃く、重量が重い立体空隙構造体
4となり、早い引き取り速度は空間構造の密度は粗とな
り、重量の軽いものとなり、当該品の成形中に引き取り
速度の設定を変え、円球状に規正する場合の接続部及長
尺物の連結部とする。溶融した線条の垂下速度と同じ、
及びそれより早い速度で冷却液面内に引き取り硬化、冷
却させると、線条は外周面に位置する物から先に内側に
引き込まれ、全体は緩いV字状で、個々は直線の線条と
なり硬化、冷却する。この方法により、円筒状の立体空
隙構造体4を所定の位置で引き取り速度を早め、線条が
V字状の細く集束された部分を圧縮規正型枠3を連動し
て圧縮し接続部とする。長尺物を成形する場合、長さに
限度がある水槽内を引き取る場合の、立体空隙構造体5
の連結部とする。
【0010】
【作用】
10−1 外周面を規正する 円筒状、箱型状及び板状等の立体空隙構造体4を、それ
ぞれのを所定の規正型枠3を所定の位置に固定し、外周
面に突出する線条を冷却液面上で、所定の寸法と形状に
正確に規正して、外表面は滑らかとなり品質が均一化さ
れる。 10−2 主線及び副線の配列 太い線径の主線10は線条の溶着面積を広げ溶着強度を
強め、線径の異なる複数の副線11による不規則、複雑
な溶着により、加圧の細分散、方向変形、複雑なブロッ
ク構造を造成して構造的強度を補完することができる。 10−3 線条立体空間と板面状の複合構造体 線条により構成する立体空間と、板面状が強度をもって
溶着して合成した複合構造体は、多様な形状に成形する
ことができる。その厚さは、金型1に開口する溝の厚さ
により、任意の厚さの板面状不透水板構造12とし、開
口する溝を部分的に区切った場合には、その範囲を一部
分に区切って板面状不透水板構造12とすることができ
る。板面の近傍は異なる線径間により複雑に立体空間
を、板面上では線条が複雑に湾曲して凹凸をつくり溶着
した境界面を合成することができる。 10−4 円球状に圧縮規正する 立体空隙構造体4の線条部の切断面は鋭角で、水中での
浮遊物、糸状、ロープ状等の狭雑物が絡み付くと離脱す
ることが困難であり、それらを防止することを第一義と
し外周面を円滑に規正し、複数の数に連結した当該品の
接続部7は、それらを積層してロープ等で連結する場合
の連結部となる。 10−5 一定速度で引き取る 溶着する線条の立体空間を均一に構成させて、所定の重
量と形状の立体空隙構造体4を成形することを求めるこ
とであり、立体空隙構造体4の多機能性による利用目的
により、その重量と空隙率を変えることである。 10−6 速度を変えて引き取る方法 下方に引き取る引き取り機5の、任意の引き取り速度、
間隔、設定を行い、立体空空隙構造体4の長さ、重量、
密度を随意に変えることにより、冷却液を充填する水槽
の大きさをコンパクトに、効率よくする事ができる。
【0011】
【実施例】円筒状、円球状、楕円状、箱型断面状、及び
板状等の立体空隙構造体4の生産を開始しました。
【0012】
【発明の効果】
12−1 外周面の規正 冷却液面で相互溶着する線条2の外周面は湾曲して不規
則に突出する。その外周面を所定の寸法と形状に正確に
規正することにより、製品の規格を均一化するととも
に、当該品の外表面の線条の突起を円滑に是正し、河
川、湖沼、海浜等水が流動する水域に、水質浄化の生物
膜固定床、藻場造成用人工サンゴ礁、消波材等として敷
設した場合、浮遊する狭雑物の付着、絡み付きを軽減す
ることができる。 12−2 主線及び副線の配列 太い線径の主線10は線条の溶着面積を広げ溶着強度を
強め、線径の異なる複数の副線11による不規則、複雑
な溶着により、加圧の細分散及び方向変形、線条の弾性
によるバネの反力、複雑なブロック構造を造成して構造
的強度を補完することができ、それにより、熱可塑性原
料による超耐圧性の大口径円筒が成形することができ
る。 12−3 線条立体空間と板面状との複合構造体 線条により構成する立体空間と、板面状が強度をもって
溶着して合成した複合構造体は、多様な形状に成形する
ことができる。板面の近傍は異なる線径間により複雑に
立体空間を、板面上では線条が複雑に湾曲して凹凸をつ
くり溶着した境界面を合成することができる。 一例として、円筒に規正する場合 (a) 内側に任意の厚さの線条の立体空間部4を全周
に保持し、その外周部全面を任意の厚さの板面状不透水
板構造12を溶着して成形した強耐圧性円筒(基本断面
の一つ・図7例示)。 (b) 外周を任意の厚さの不透水板面部12で構成す
る円筒に規正し、その内側に任意の厚さの線条の立体空
間部を所定の範囲に限定して溶着し、欠落部を流水面部
14に規正して成形し円筒で、その線条部を浮遊懸濁
物、有機質の接触材として利用する水質浄化機能を持つ
接触材円筒(基本断面の一つ・図9例示)。 (c) 線条の立体空間部を中に挟み、複数の不透水板
構造12を積層した構造に規正して成形した超耐圧性円
筒(基本断面の一つ・図8例示)。 (d) 線条の立体空間構造4が円筒上部の3/4程度
を構成し、余白の円周下部に不透水板構造12を溶着し
て規正した強耐圧性円筒(基本断面の一つ・図10例
示)を、暗渠排水材に利用する場合には、立体空隙部4
は開口率100%、空隙率85%、地層に接触する比表
面積50m/m〜60m/m程度で、上部で集
水、透過した地下水は線条表面を垂下して、底部のに達
して平滑な流水面部上を容易に流出させ、最大の集水機
能と最適な排水機能を有する構造の暗渠排水材となる。 (e) 板面状の極く近い位置に太い副線11と細い副
線を配列して相互溶着させ、板面に複雑な凹凸面を構成
した複合構造体を成形する。(基本断面の一つ・図4例
示) (f) 板面の近傍は異なる線径間により複雑に立体空
間を、板面上では線条が複雑に湾曲、積層及び凹凸をつ
くり溶着した境界面となり、円滑な表面に付着す「ふじ
つぼ」「いがい」等の付着生物の、付着面積を狭め、移
動、固着面の不安定等により、その生息環境を抑制する
ことができる。同じく、板状に成形した当該品を、既存
のコンクリート管及び塩ビ管内に固定して導水管等に利
用する場合にも、同じ効果を得ることができる。このよ
うに、断面が点と面の異なる形状を合成することは、多
様な複合構造体を成形する事ができ、別の機能を持つ素
材として開発することができる。 12−4 円球状に圧縮規正する方法 熱可塑性原料の円球状立体空隙構造体でφ300mmを
成形する場合、1球の重量:1.0kg〜1.8kg程
度、比表面積:2.5m/1球〜4.0m/1球、
空隙率:93.0%程度となり、任意の複数に連結及び
圧縮部7を切断した単球のいずれかが成形の基本とな
る。円球状の当該品を水が流動する河川、湖沼、浅海域
に敷設すると、 線条の広い比表面積(2.5m/1
球程度)、空隙率(93.0%程度)により、河川、湖
沼では水質浄化の接触酸化材、水草の付着固定床、透過
性護岸の素材とし、浅海域では波浪を緩衝する透過性消
波材、海藻付着魚礁、人工サンゴ礁、接触酸化材等に利
用することができる。水中に敷設する場合、当該品は比
重:0.90〜0.95、重量は1.0kg〜1.8k
g/1球程度と軽量であるので、連結及び単球いずれ
も、特定するクンクリートの重石を取り付けて敷設す
る。敷設方法は、連球の場合は当該品を積層して圧縮部
7をロープで結束、連結する、コンクリートにより連
結、固定する等、単球ではコンクリートを表面に充填し
て、水中に投入する等、簡便な方法がある。 12−5 一定速度で引き取る 当該品を成形する場合、形状により異なる重量、空隙率
などの規格を定量化するためのもの。 12−6 速度を変えて引き取る 単本の線条は針金より強い弾性をもち、短いものは5.
0mm〜10.0mm程度、長いもので15.0mm〜
30.0mm程度の長さで、溶着接点を基点として湾曲
して立体空間を構成する当該品を、円筒状等に規正した
場合には硬直して曲げることは困難で、その長さは冷却
水槽の高さにより制限されることになる。本考案は、当
該品を成形する場合、一定速度で引き取り所定の規格に
規正し、、所定の長さに到達して引き取り速度を早くし
て、線条の溶着部を祖にすることにより、その部分を屈
曲自由な連結、接続部とすることができ、それにより、
コンパクトな水槽により連続成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 主線及び異なる線径の副線を配列する断面図
の基本の一例
【図2】 主線及び異なる線径の副線を配列する断面図
の基本の一例】
【図3】 主線及び副線と板面状との配列による複合構
造体を成形する断面図の基本の一例
【図4】 副線と板面状との配列による複合構造体を成
形する断面図の基本の一例
【図5】 円筒状立体空隙構造体を規正する型枠構成の
平面図
【図6】 図5のA−A’断面図
【図7】 内側には立体空隙部、外周は不透水板面の複
合構造円筒の断面図の基本の一例
【図8】 複数の不透水板面間の中央に立体空隙部を設
けた超耐圧性複合構造円筒の断面図の基本の一例
【図9】 内側円周の一部分に立体空隙部、底部の余白
部は流水面、外周は不透水板面の複合構造円筒の断面図
の基本の一例
【図10】 円周の上部の特定する一部分を立体空隙構
造部、円周下部の余白部は不透水板面の複合構造円筒の
断面図の基本の一例
【図11】 円球状立体空隙構造体に規正する圧縮型枠
構成の平面図
【図12】 図11のA−A’断面図
【図13】 円球状立体空隙構造体を圧縮、規正、連続
成形する断面図
【符号の説明】
1 金型 2 垂下する線条 3 規正型枠 4 立体空隙構造体 5 引き取り装置 6 金網状受け部 7 接続部 8 ガイド 9 集束アーム 10 主線 11 副線 12 不透水板面 13 円心中空部 14 流水底面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02B 3/06 302 3/14 303 // B29C 65/02 7639−4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体空隙構造体の規正、ノズルの配列と
    複合構造体の合成溶着、円球状に圧縮規正する方法1−
    1 内、外周面の規正円及び多面状をした直径3mm〜
    10mm程度の太い線(以下主線という)及び円状の直
    径1mm〜2.5mm程度の細目の線(以下副線とい
    う)の数種類の異なる太さの線条2となるノズルを、押
    し出し成形機先端の金型1に開孔し、そのノズルより溶
    融した熱可塑性の原料を下方に押し出す。金型1に開孔
    したノズルより押し出す溶融した線条2は、垂下して冷
    却液面に接触すると、比重が軽い線条2は液表面で横に
    湾曲して、隣接する他の線条表面に不規則に接触して、
    引きと取り機5により一定の速度で下方に引き取ると、
    線条2は立体空間を造り相互に溶着して、立体空隙構造
    体4をエンドレスに成形することができる。金型1に円
    形状、四角形状、矩形状などに配列してノズルを開孔す
    ると、それぞれ円筒状、箱型状、板状等の断面の、線条
    2による立体空間を構成した立体空隙構造体4を成形す
    る事ができる。。その場合、湾曲して溶着した線条は、
    内、外周面では線条の単線が不規則に湾曲し、一定の寸
    法の規格外に突出しており、その周面を冷却液面で線条
    が溶着すると同時に品番別の規正型枠3により、所定の
    寸法と形状に正確に規正する。1−2 主線及び副線の
    配列金型1にノズルを開孔する場合、主線10の配列は
    厚さの中央に規則的な間隔で並列(図1、図2、図3、
    図4に例示)し、線径の異なる複数の副線11を三角
    形、四角形等に規則的に配列して開孔する。溶融した原
    料は線条で押し出され、主線10となる線条は冷却液面
    で大きく湾曲し、線径の太い順にその湾曲する径は小さ
    くなって、複数の太さの異なる線条の表面が不規則に、
    複雑に絡み合って溶着し、線条間のブロック構造を形成
    して立体空間を構成する。1−3 線条立体空間と板面
    状の複合構造体金型1の所定の位置に所定の厚さの溝切
    りをして、溶融した原料を押し出すと、板面状に垂下し
    て冷却液で硬化してその形状を成形することができる。
    一つの金型1にノズルを開孔し、その近傍の所定の位置
    に、所定の厚さの溝切りをして、同一の原料を押し出す
    と、溶融状態で垂下する線条3は冷却液面で湾曲し、溝
    切り部から溶融して押し出す原料は板面状で垂下し、冷
    却液面で線条の表面の一部が、溶融している板面状に接
    触して相互に溶着する。線条により構成する立体空間
    と、板面状が強度をもって溶着して合成した複合構造体
    は、多様な形状に成形することができ、又、その厚さ
    は、金型1に開口する溝の厚さにより、任意の厚さの板
    面状不透水板構造12とし、開口する溝を部分的に区切
    った場合には、その範囲を一部分に区切って板面状不透
    水板構造12とすることができる。一例として、円筒に
    規正する場合、内側に任意の厚さの線条の立体空間部4
    を全周に保持し、その外周部全面を任意の厚さの板面状
    不透水板構造12を溶着して成形した強耐圧性円筒(基
    本断面の一つ・図7例示)。外周を任意の厚さの不透水
    板面部12で構成する円筒に規正し、その内側に任意の
    厚さの線条の立体空間部を所定の範囲に限定して溶着
    し、余白部を流水面部14に規正、成形した円筒で、そ
    の線条部を浮遊懸濁物、有機質の接触材として利用する
    水質浄化機能を持つ接触材円筒(基本断面の一つ・図9
    例示)。線条の立体空間部を中に挟み、複数の不透水板
    構造12を積層した構造に規正して成形した超耐圧性円
    筒(基本断面の一つ・図8例示)。線条の立体空間構造
    4が円筒上部の3/4程度を構成し、余白の円周下部に
    不透水板構造12を溶着して規正した強耐圧性円筒(基
    本断面の一つ・図10例示)を、暗渠排水材に利用する
    場合には、立体空隙部4は開口率100%、空隙率85
    %、地層に接触する比表面積50m/m〜60m
    /m程度で、上部で集水、透過した地下水は線条表面
    を垂下して、底部のに達して平滑な流水面部上を容易に
    流出させ、最大の集水機能と最適な排水機能を有する構
    造の暗渠排水材となる。板面状の極く近い位置に太い副
    線11と細い副線を配列して相互溶着させ、板面に複雑
    な凹凸面を構成した複合構造体を成形する。(基本断面
    の一つ・図4例示)このように、多様な形状の複合構造
    体を成形して、別の機能を持つ素材として開発すること
    ができる。1−4 円球状に圧縮規正する方法内部中空
    部が十文字に構成して円筒状に垂下する線条2が、冷却
    液面で不規則な立体空間を構成して相互溶着して、冷
    却、硬化した相似の円球状の立体空隙構造体4を、冷却
    液面上で相対する2ケの圧縮規正型枠3により一方向よ
    り同時に圧縮して、円筒状を円球状、楕円状に連続生産
    する接続部として規正する方法。(図11、図12、図
    13に例示)
  2. 【請求項2】 立体空隙構造体の連続成形と引き取り方
    法2−1 一定速度で引き取る方法溶融した熱可塑性原
    料を所定の形状で金型1より押し出し、冷却液面で相互
    に溶着させて所定の形状に冷却液内で冷却、硬化させ
    て、引き取り機5により一定速度で下方に引き取り所定
    の形状の当該品を成形する場合、溶着する線条の立体空
    間を均一に構成させ、所定の重量と形状の立体空隙構造
    体4として連続して引き取り成形する方法。2−2 速
    度を変えて引き取る方法引き取り機5が当該品を引き取
    り中に、所定の時間に、所定の間隔だけ、引き取り速度
    を変化させて引き取り、それにより、当該立体空空隙造
    体4の長さ、重量、密度を随意に変えて引き取り成形す
    る。早い引き取り速度は空間構造の密度は粗となり、重
    量は軽く、その部分は簡単に折れ曲げすることができ
    る。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002281860A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Ain Eng Kk 人工藻場・魚礁

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128739A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 Morimura Kosan Kk モ−ル状合成樹脂立体網状体の製造方法
JPS62128738A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 Morimura Kosan Kk モ−ル状合成樹脂立体網状体の製造方法
JPS62128740A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 Morimura Kosan Kk 人工漁礁、浮礁等への水中装着材

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