JPH07268756A - 不織布、およびポリプロピレン基材 - Google Patents
不織布、およびポリプロピレン基材Info
- Publication number
- JPH07268756A JPH07268756A JP6056064A JP5606494A JPH07268756A JP H07268756 A JPH07268756 A JP H07268756A JP 6056064 A JP6056064 A JP 6056064A JP 5606494 A JP5606494 A JP 5606494A JP H07268756 A JPH07268756 A JP H07268756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- woven fabric
- fibers
- cross
- linked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 他の素材とラミネ−トして使用されるとき、
熱によって不織布の風合いを損ねることがなく、良好な
製品を製作できる不織布を提供する。 【構成】 ポリプロピレン繊維10と架橋ポリプロピレ
ン繊維20を混合して不織布を構成する。架橋ポリピロ
ピレン繊維20はポリプロピレンの融点以上に加熱され
ても溶融することがないので、不織布をポリプロピレン
の融点以上に加熱すると、ポリプロピレン繊維10が溶
融して被ラミネ−ト部材表面に溶着する。架橋ポリプロ
ピレン繊維20は冷却すると元の形状に復帰する性質を
有するので、冷却した架橋ポリプロピレン繊維20は嵩
高性を回復させ、不織布の風合いを保持する。
熱によって不織布の風合いを損ねることがなく、良好な
製品を製作できる不織布を提供する。 【構成】 ポリプロピレン繊維10と架橋ポリプロピレ
ン繊維20を混合して不織布を構成する。架橋ポリピロ
ピレン繊維20はポリプロピレンの融点以上に加熱され
ても溶融することがないので、不織布をポリプロピレン
の融点以上に加熱すると、ポリプロピレン繊維10が溶
融して被ラミネ−ト部材表面に溶着する。架橋ポリプロ
ピレン繊維20は冷却すると元の形状に復帰する性質を
有するので、冷却した架橋ポリプロピレン繊維20は嵩
高性を回復させ、不織布の風合いを保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子材料からなる線
状体を一定の厚さにし、シ−ト状高分子製品の裏面補強
材として用いたり、天井や内装表皮材とする不織布、お
よび不織布をラミネ−トしたポリプロピレン基材に関す
る。
状体を一定の厚さにし、シ−ト状高分子製品の裏面補強
材として用いたり、天井や内装表皮材とする不織布、お
よび不織布をラミネ−トしたポリプロピレン基材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】不織布の素材として使用される高分子材
料としては、ポリエステル(PET)、ポリプロピレン
(PP)が主に用いられ、その製法は溶融させた材料を
細いダイスから押出し、巻取って固化させた線状の繊維
を絡ませて嵩高とし、一定の厚さとしている。不織布は
グラスウ−ル等を樹脂で接着して固めた板体とラミネ−
トして装飾用の板体とし、天井板、パ−セルシェルフと
して使用したり、不織布の融点以下での加工可能な材料
とラミネ−トして、ドアやコンソ−ルの内装トリムに使
用されている。
料としては、ポリエステル(PET)、ポリプロピレン
(PP)が主に用いられ、その製法は溶融させた材料を
細いダイスから押出し、巻取って固化させた線状の繊維
を絡ませて嵩高とし、一定の厚さとしている。不織布は
グラスウ−ル等を樹脂で接着して固めた板体とラミネ−
トして装飾用の板体とし、天井板、パ−セルシェルフと
して使用したり、不織布の融点以下での加工可能な材料
とラミネ−トして、ドアやコンソ−ルの内装トリムに使
用されている。
【0003】近年建築物、車体等の部材の軽量化、強靱
化等の要求から軽く補強効果の高い不織布の開発、およ
び不織布をラミネ−トした軽量で強靱な基材の開発がな
されている。用途により要求が異なり、開発分野も相違
するが不織布の開発では、例えば、耐摩耗性を改良した
ものが特開平4−316654号公報に開示され、耐薬
品性を改良したものが特開平3−167314号公報に
示されている。
化等の要求から軽く補強効果の高い不織布の開発、およ
び不織布をラミネ−トした軽量で強靱な基材の開発がな
されている。用途により要求が異なり、開発分野も相違
するが不織布の開発では、例えば、耐摩耗性を改良した
ものが特開平4−316654号公報に開示され、耐薬
品性を改良したものが特開平3−167314号公報に
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不織布は前述
に説明したように単独で用いられることは少なく、他の
素材とラミネ−トして使用される場合が多い。ところが
素材によってはラミネ−ト工程において、所望する風合
いを損ねてしまったり、装飾効果が達成されない場合が
生じた。例えば、基材にポリプロピレンを使用し、ポリ
プロピレン糸の不織布をラミネ−トすると、熱ラミネ−
ト工程で不織布が溶融して風合いを無くし、製品として
満足されるものとはならなかった。また、基材にポリプ
ロピレンを使用してポリエステルの不織布をラミネ−ト
した製品はリサイクル性に問題があった。
に説明したように単独で用いられることは少なく、他の
素材とラミネ−トして使用される場合が多い。ところが
素材によってはラミネ−ト工程において、所望する風合
いを損ねてしまったり、装飾効果が達成されない場合が
生じた。例えば、基材にポリプロピレンを使用し、ポリ
プロピレン糸の不織布をラミネ−トすると、熱ラミネ−
ト工程で不織布が溶融して風合いを無くし、製品として
満足されるものとはならなかった。また、基材にポリプ
ロピレンを使用してポリエステルの不織布をラミネ−ト
した製品はリサイクル性に問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、良好な製品を製作
できる不織布を提供するものである。さらに、不織布の
風合いを保持し、かつリサイクル可能な不織布使用の製
品としてのポリプロピレン系表皮材や、ポリプロピレン
基材を提供するにある。
できる不織布を提供するものである。さらに、不織布の
風合いを保持し、かつリサイクル可能な不織布使用の製
品としてのポリプロピレン系表皮材や、ポリプロピレン
基材を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の不織布の主要構
成は、ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピレン繊維と
の混合で構成する。また、ポリプロピレンを芯材とし架
橋ポリプロピレンを被覆材とした繊維、あるいは、架橋
ポリプロピレンを芯材としポリプロピレンを被覆材とし
た繊維、または、ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピ
レン繊維とを接合した繊維を含む構成を具備する。
成は、ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピレン繊維と
の混合で構成する。また、ポリプロピレンを芯材とし架
橋ポリプロピレンを被覆材とした繊維、あるいは、架橋
ポリプロピレンを芯材としポリプロピレンを被覆材とし
た繊維、または、ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピ
レン繊維とを接合した繊維を含む構成を具備する。
【0007】本発明の不織布をラミネ−トしたポリプロ
ピレン基材は、ポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレ
ン素材とを主要構成とする不織布のポリプロピレン素材
をポリプロピレン基材に溶着した構成を具備する。
ピレン基材は、ポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレ
ン素材とを主要構成とする不織布のポリプロピレン素材
をポリプロピレン基材に溶着した構成を具備する。
【0008】さらに、本発明の不織布を裏面補強材とし
て用いたポリプロピレン系軟質表皮材は、ポリプロピレ
ン素材と架橋ポリプロピレンとを主要構成とする不織布
のポリプロピレン素材を軟質表皮材に溶着した構成を具
備する。また、本発明の不織布をポリプロピレン系軟質
表皮材とポリプロピレン基材との中間にラミネ−トし、
ポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレン素材とを主要
構成とする不織布のポリプロピレン素材を軟質表皮材と
ポリプロピレン基材とに溶着した構成を具備する。
て用いたポリプロピレン系軟質表皮材は、ポリプロピレ
ン素材と架橋ポリプロピレンとを主要構成とする不織布
のポリプロピレン素材を軟質表皮材に溶着した構成を具
備する。また、本発明の不織布をポリプロピレン系軟質
表皮材とポリプロピレン基材との中間にラミネ−トし、
ポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレン素材とを主要
構成とする不織布のポリプロピレン素材を軟質表皮材と
ポリプロピレン基材とに溶着した構成を具備する。
【0009】
【作用】架橋ポリプロピレンは繊維状ポリプロピレンに
電子線を照射する、あるいは繊維状ポリプロピレン(架
橋反応を起こすための変性処理されたもの)を高温多湿
雰囲気(スチ−ム)にさらす、等の工程を経ることによ
り重合体分子間に化学的結合が形成され、ポリプロピレ
ンのもつ特性が改質される。例えば、耐熱性、耐摩耗
性、耐ストレスクラッキング性等が向上し、架橋ポリプ
ロピレンを融点以上に加熱したとしても、溶融すること
なく体積膨張、ゴム状に軟化、及び透明化するにすぎな
い。さらに、加熱した架橋ポリプロピレンを冷却すると
元の形状に復元する形状記憶特性をも有する。
電子線を照射する、あるいは繊維状ポリプロピレン(架
橋反応を起こすための変性処理されたもの)を高温多湿
雰囲気(スチ−ム)にさらす、等の工程を経ることによ
り重合体分子間に化学的結合が形成され、ポリプロピレ
ンのもつ特性が改質される。例えば、耐熱性、耐摩耗
性、耐ストレスクラッキング性等が向上し、架橋ポリプ
ロピレンを融点以上に加熱したとしても、溶融すること
なく体積膨張、ゴム状に軟化、及び透明化するにすぎな
い。さらに、加熱した架橋ポリプロピレンを冷却すると
元の形状に復元する形状記憶特性をも有する。
【0010】このような架橋ポリプロピレンが混入した
ポリプロピレン材料により構成された不織布は、ポリプ
ロピレン基材、あるいはポリプロピレン系の軟質素材と
ラミネ−トする工程において融点以上に加熱すると、架
橋ポリプロピレンは溶融せず、ポリプロピレン材料(繊
維)が熱溶融して溶着材として働き、ポリプロピレン基
材とのラミネ−トを達成させる。そして、冷却時、架橋
ポリプロピレンは嵩高い不織布状態(形状)を復元する
ので、架橋ポリプロピレンを混入した不織布とポリプロ
ピレン基材とをラミネ−トした基材(製品)は不織布の
もつ風合いを保持する。また、同種の素材による製品で
あるからリサイクル性が良い。
ポリプロピレン材料により構成された不織布は、ポリプ
ロピレン基材、あるいはポリプロピレン系の軟質素材と
ラミネ−トする工程において融点以上に加熱すると、架
橋ポリプロピレンは溶融せず、ポリプロピレン材料(繊
維)が熱溶融して溶着材として働き、ポリプロピレン基
材とのラミネ−トを達成させる。そして、冷却時、架橋
ポリプロピレンは嵩高い不織布状態(形状)を復元する
ので、架橋ポリプロピレンを混入した不織布とポリプロ
ピレン基材とをラミネ−トした基材(製品)は不織布の
もつ風合いを保持する。また、同種の素材による製品で
あるからリサイクル性が良い。
【0011】
【実施例】本発明の不織布を用いてポリプロピレン基材
とラミネートした装飾部材の製造方法を図面を参照して
説明する。
とラミネートした装飾部材の製造方法を図面を参照して
説明する。
【0012】1.不織布を製造する。 ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピレン繊維とより不
織布を構成する方法は次の方法がある。 A.ポリプロピレン繊維10と架橋ポリプロピレン繊維
20を混合する(図1参照)。ここで、架橋ポリプロピ
レン20を製造する方法を説明すると次の3つの方法が
ある。 a.ポリピロピレン繊維に電子線を照射する。 b.ポリプロピレンに有機過酸化物を添加し、繊維加工
工程中の化学反応により架橋する。 c.ポリプロピレンを変性し、繊維へ加工後、温水中に
浸漬又は高温多湿の雰囲気中にさらす。 上記方法において、電子線照射装置を必要とするaの方
法に比べb.cの方法は特別な装置を必要とせず経済的
に架橋ポリプロピレン繊維を製造することができる。な
お、b.の方法は後処理を必要としない反面、加工前の
材料の管理が必要となる。
織布を構成する方法は次の方法がある。 A.ポリプロピレン繊維10と架橋ポリプロピレン繊維
20を混合する(図1参照)。ここで、架橋ポリプロピ
レン20を製造する方法を説明すると次の3つの方法が
ある。 a.ポリピロピレン繊維に電子線を照射する。 b.ポリプロピレンに有機過酸化物を添加し、繊維加工
工程中の化学反応により架橋する。 c.ポリプロピレンを変性し、繊維へ加工後、温水中に
浸漬又は高温多湿の雰囲気中にさらす。 上記方法において、電子線照射装置を必要とするaの方
法に比べb.cの方法は特別な装置を必要とせず経済的
に架橋ポリプロピレン繊維を製造することができる。な
お、b.の方法は後処理を必要としない反面、加工前の
材料の管理が必要となる。
【0013】B.ポリプロピレン12を芯材として架橋
ポリプロピレン22を被覆した繊維で不織布を構成(図
2参照)、あるいは図2に示す繊維とポリプロピレン繊
維とを混合して構成する。この方法における繊維の形成
方法はたとえば、次の方法による。ポリプロピレン材料
を芯に、必要に応じて架橋可能な変性をしたポリプロピ
レン材料を被覆材として、共押出しにより繊維状とした
後、電子線照射、あるいは高温多湿雰囲気中にさらす等
の架橋化工程を必要に応じて施す。
ポリプロピレン22を被覆した繊維で不織布を構成(図
2参照)、あるいは図2に示す繊維とポリプロピレン繊
維とを混合して構成する。この方法における繊維の形成
方法はたとえば、次の方法による。ポリプロピレン材料
を芯に、必要に応じて架橋可能な変性をしたポリプロピ
レン材料を被覆材として、共押出しにより繊維状とした
後、電子線照射、あるいは高温多湿雰囲気中にさらす等
の架橋化工程を必要に応じて施す。
【0014】C.架橋ポリプロピレン24を中心とし、
ポリプロピレン14で被覆した繊維で不織布を構成する
(図3参照)、あるいは図3に示す繊維とポリプロピレ
ン繊維とを混合して構成する。この繊維の形成方法は、
たとえば、変性したポリプロピレン材料を押出し高温多
湿雰囲気中にさらして架橋させ、繊維状としたものにポ
リプロピレン材料を被覆する。
ポリプロピレン14で被覆した繊維で不織布を構成する
(図3参照)、あるいは図3に示す繊維とポリプロピレ
ン繊維とを混合して構成する。この繊維の形成方法は、
たとえば、変性したポリプロピレン材料を押出し高温多
湿雰囲気中にさらして架橋させ、繊維状としたものにポ
リプロピレン材料を被覆する。
【0015】2.ポリプロピレン基板30に不織布40
を熱ラミネ−トして、不織布を装飾用表皮材としたポリ
プロピレン基材を構成する(図7参照)。不織布40を
加熱してポリプロピレンの溶融点以上に昇温すると、架
橋ポリプロピレン20は膨張して、透明となる。ポリプ
ロピレン繊維10は溶けてポリプロピレン基板40、及
び架橋ポリプロピレン20に溶着する。加熱を停止し、
冷却時、架橋ポリプロピレン20は形状復帰特性により
嵩高の不織布の風合いを回復する。
を熱ラミネ−トして、不織布を装飾用表皮材としたポリ
プロピレン基材を構成する(図7参照)。不織布40を
加熱してポリプロピレンの溶融点以上に昇温すると、架
橋ポリプロピレン20は膨張して、透明となる。ポリプ
ロピレン繊維10は溶けてポリプロピレン基板40、及
び架橋ポリプロピレン20に溶着する。加熱を停止し、
冷却時、架橋ポリプロピレン20は形状復帰特性により
嵩高の不織布の風合いを回復する。
【0016】なお、この実施例においては、不織布の構
成繊維の構成を上記に示したが、この外、ポリプロピレ
ン繊維15と架橋ポリプロピレン繊維25とを接合させ
た繊維(図4参照)、架橋ポリプロピレン27内にポリ
プロピレン17を注入する、あるいはその反対の構成
(図5参照)、ポリプロピレン19内に架橋ポリプロピ
レン29を点在させた繊維(図6参照)等が実施され
る。また、ポリプロピレンと相溶化可能な材料(ポリエ
チレン、エチレン・テトラシクロドセン共重合体等)を
原料とする繊維をポリプロピレン繊維10の代用として
(一部又は全部)使用することも可能である。
成繊維の構成を上記に示したが、この外、ポリプロピレ
ン繊維15と架橋ポリプロピレン繊維25とを接合させ
た繊維(図4参照)、架橋ポリプロピレン27内にポリ
プロピレン17を注入する、あるいはその反対の構成
(図5参照)、ポリプロピレン19内に架橋ポリプロピ
レン29を点在させた繊維(図6参照)等が実施され
る。また、ポリプロピレンと相溶化可能な材料(ポリエ
チレン、エチレン・テトラシクロドセン共重合体等)を
原料とする繊維をポリプロピレン繊維10の代用として
(一部又は全部)使用することも可能である。
【0017】以上の実施例において、ポリプロピレン基
材の代わりにポリプロピレン系軟質表皮材50を使用す
ることで、シート状軟質表皮材料50の裏面補強材とし
て、本不織布40を使用することができる(図8参
照)。なお、図7に示す基材と図8に示す不織布40を
裏面補強したシート状軟質表皮材50と基板30を合体
させた製品(図9参照)は、本不織布の別の応用例とし
て、装飾用部品に使用できる。
材の代わりにポリプロピレン系軟質表皮材50を使用す
ることで、シート状軟質表皮材料50の裏面補強材とし
て、本不織布40を使用することができる(図8参
照)。なお、図7に示す基材と図8に示す不織布40を
裏面補強したシート状軟質表皮材50と基板30を合体
させた製品(図9参照)は、本不織布の別の応用例とし
て、装飾用部品に使用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の不織布はポリプロピレン材と架
橋ポリプロピレン材が存在するので、加熱されても、架
橋ポリプロピレン材が体積膨張と透明化現象を提示する
のみであり、さらに、冷却されると元の形状に復元する
ので、他の基材に熱ラミネ−トされたとしても、不織布
の風合いやクッション性を損なうことがない。
橋ポリプロピレン材が存在するので、加熱されても、架
橋ポリプロピレン材が体積膨張と透明化現象を提示する
のみであり、さらに、冷却されると元の形状に復元する
ので、他の基材に熱ラミネ−トされたとしても、不織布
の風合いやクッション性を損なうことがない。
【0019】本発明のポリプロピレン基材や表皮材はポ
リプロピレン繊維が加熱により基材に溶着し、架橋ポリ
プロピレン繊維は溶融することなく、冷却すると不織布
形成形状に回復するので、不織布の風合いやクッション
性を保持した状態の軽量で強靱なポリプロピレン基材が
形成される。また、ポリプロピレン基材は基材中に少量
存在する架橋ポリプロピレンともにリサイクルしても、
再生ポリプロピレンの性能にたいした影響を及ぼすこと
はない。
リプロピレン繊維が加熱により基材に溶着し、架橋ポリ
プロピレン繊維は溶融することなく、冷却すると不織布
形成形状に回復するので、不織布の風合いやクッション
性を保持した状態の軽量で強靱なポリプロピレン基材が
形成される。また、ポリプロピレン基材は基材中に少量
存在する架橋ポリプロピレンともにリサイクルしても、
再生ポリプロピレンの性能にたいした影響を及ぼすこと
はない。
【図1】本発明の不織布の実施例を示す説明図。
【図2】不織布の構成繊維の斜視図。
【図3】不織布の構成繊維の斜視図。
【図4】不織布の構成繊維の斜視図。
【図5】不織布の構成繊維の斜視図。
【図6】不織布の構成繊維の斜視図。
【図7】基材の側面図。
【図8】ポリプロピレン系軟質表皮材の側面図。
【図9】ポリプロピレン基材の側面図。
10、12、14、15、17、19 ポリプロピレン
繊維 20、22、24、25、27、29 架橋ポリプロピ
レン繊維 30 ポリプロピレン基板 40 不織布 50 ポリプロピレン系軟質表皮材
繊維 20、22、24、25、27、29 架橋ポリプロピ
レン繊維 30 ポリプロピレン基板 40 不織布 50 ポリプロピレン系軟質表皮材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/54 A C 3/00 D
Claims (10)
- 【請求項1】 ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピレ
ン繊維とを混合してなる不織布。 - 【請求項2】 ポリプロピレンを芯材とし架橋ポリプロ
ピレンを被覆材とした繊維よりなる不織布。 - 【請求項3】 請求項2記載の繊維とポリプロピレン繊
維とを混合してなる不織布。 - 【請求項4】 架橋ポリプロピレンを芯材としポリプロ
ピレンを被覆材とした繊維よりなる不織布。 - 【請求項5】 請求項4記載の繊維とポリプロピレン繊
維とを混合してなる不織布。 - 【請求項6】 ポリプロピレン繊維と架橋ポリプロピレ
ン繊維とを接合した繊維よりなる不織布。 - 【請求項7】 請求項6記載の接合繊維とポリプロピレ
ン繊維とを混合してなる不織布。 - 【請求項8】 不織布をラミネ−トしたポリプロピレン
基材において、不織布はポリプロピレン素材と架橋ポリ
プロピレン素材とより構成し、不織布のポリプロピレン
素材がポリプロピレン基材に溶着してなるポリプロピレ
ン基材。 - 【請求項9】 不織布を裏面補強材として用いたポリプ
ロピレン系軟質表皮材において、 不織布はポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレン素材
とより構成し、不織布のポリプロピレン素材が軟質表皮
材に溶着してなるポリプロピレン系軟質表皮材。 - 【請求項10】 ポリプロピレン系軟質表皮材と不織布
をラミネ−トしたポリプロピレン基材において、 不織布はポリプロピレン素材と架橋ポリプロピレン素材
とより構成し、不織布のポリプロピレン素材が軟質表皮
材とポリプロピレン基材に溶着してなるポリプロピレン
基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056064A JPH07268756A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 不織布、およびポリプロピレン基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056064A JPH07268756A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 不織布、およびポリプロピレン基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268756A true JPH07268756A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13016662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6056064A Pending JPH07268756A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 不織布、およびポリプロピレン基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268756A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8115105B2 (en) | 2008-01-15 | 2012-02-14 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Prepreg and its application products for low thermal expansion and low dielectric tangent |
| CN110373765A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-25 | 东华大学 | 一种混纺纱的制备方法 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6056064A patent/JPH07268756A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8115105B2 (en) | 2008-01-15 | 2012-02-14 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Prepreg and its application products for low thermal expansion and low dielectric tangent |
| CN110373765A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-25 | 东华大学 | 一种混纺纱的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4751134A (en) | Non-woven fibrous product | |
| US5565259A (en) | Self-supporting impact resistant laminate | |
| US4888235A (en) | Improved non-woven fibrous product | |
| US4946738A (en) | Non-woven fibrous product | |
| KR890002973B1 (ko) | 열성형체 복합체(熱成型性 複合體) | |
| US5049439A (en) | Thermoformable article | |
| US5916659A (en) | Composites of fluoropolymers with thermally non-adherent non-fluoropolymers and methods for producing the same | |
| US4721643A (en) | Laminated structure for interior finishing materials, and method of production thereof | |
| US7772143B2 (en) | Multilayer, composite, fleece material and a method for manufacturing a multilayer, composite, fleece material | |
| JPH0245135A (ja) | 自動車用内装材及びその製造方法 | |
| DE2545700A1 (de) | Verfahren zur herstellung von selbsttragenden, gepolsterten formkoerpern | |
| JPH10121361A (ja) | 内装材及び内装材用基材 | |
| JP2001001436A (ja) | 自動車内装材用基材及び自動車内装材 | |
| EP0648602A1 (en) | Composite fiber material member utilizing reclaimed plastics material | |
| JPH07268756A (ja) | 不織布、およびポリプロピレン基材 | |
| JPH08276446A (ja) | 成形複合体の製造方法 | |
| JPH10316770A (ja) | 抄造法スタンパブルシート、軽量スタンパブルシートおよびその製造方法 | |
| JPH0814062B2 (ja) | 自動車内装材用基材 | |
| JPH01308623A (ja) | 繊維成形体の製造方法 | |
| JPS60155446A (ja) | 車輌用内装材およびその製造法 | |
| JP3040229B2 (ja) | 自動車天井材用繊維複合体およびその製造方法 | |
| JP2001122046A (ja) | 自動車用内装材 | |
| JP3095503B2 (ja) | 熱成形性芯材およびその製造方法 | |
| JP2000015729A (ja) | 分散法スタンパブルシートの膨張成形品および分散法スタンパブルシート | |
| CA1312191C (en) | Non-woven matrix of glass and synthetic fibres |