JPH0727085Y2 - ベアリングプーラ - Google Patents
ベアリングプーラInfo
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- JPH0727085Y2 JPH0727085Y2 JP5016692U JP5016692U JPH0727085Y2 JP H0727085 Y2 JPH0727085 Y2 JP H0727085Y2 JP 5016692 U JP5016692 U JP 5016692U JP 5016692 U JP5016692 U JP 5016692U JP H0727085 Y2 JPH0727085 Y2 JP H0727085Y2
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- JP
- Japan
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- bearing
- shaft
- arm
- claw
- base body
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベアリングを軸から離脱
するためのベアリングプーラに関する。
するためのベアリングプーラに関する。
【0002】従来のベアリングプーラとしては、例えば
出願人の提案に係る実公昭55−10057号公報に示
すものがある。このベアリングプーラは、軸に装着され
るベアリングに対向配置される基体と、基体の中心部に
配設され、基体に対し対向配置される軸の軸線方向に沿
って移動可能とされ、軸の端部に衝合して軸に対して軸
線方向の押圧力を作用するスクリューシャフトと、基端
部を基体に対してピン結合され、先端部にベアリングの
外周面におけるスナップリング嵌合用の溝または肩部に
掛着可能な引掛爪を備えた2本のアームにて構成され
る。このベアリングプーラを用いて軸からベアンリング
を離脱する場合、先ずアームの先端の引掛爪を例えばベ
アリングのスナップリング嵌合用の溝に係入し、次いで
スクリューシャフトを基体に対して螺動させてスクリュ
ーシャフトの先端部をベアリングが掛着される軸の端部
に当接させる。この結果、軸に対してスクリューシャフ
トの押圧力が加わり、軸から引掛爪によりベアリングが
引き抜かれることとなる。
出願人の提案に係る実公昭55−10057号公報に示
すものがある。このベアリングプーラは、軸に装着され
るベアリングに対向配置される基体と、基体の中心部に
配設され、基体に対し対向配置される軸の軸線方向に沿
って移動可能とされ、軸の端部に衝合して軸に対して軸
線方向の押圧力を作用するスクリューシャフトと、基端
部を基体に対してピン結合され、先端部にベアリングの
外周面におけるスナップリング嵌合用の溝または肩部に
掛着可能な引掛爪を備えた2本のアームにて構成され
る。このベアリングプーラを用いて軸からベアンリング
を離脱する場合、先ずアームの先端の引掛爪を例えばベ
アリングのスナップリング嵌合用の溝に係入し、次いで
スクリューシャフトを基体に対して螺動させてスクリュ
ーシャフトの先端部をベアリングが掛着される軸の端部
に当接させる。この結果、軸に対してスクリューシャフ
トの押圧力が加わり、軸から引掛爪によりベアリングが
引き抜かれることとなる。
【0003】しかしながら、このような構成に係るベア
リングプーラによると、アームの基端部は基体に対しピ
ン結合されているだけなので、スクリューシャフトによ
り軸に押圧力を加えるとアームが基端部のピン結合部分
を中心に開いてしまう不具合が生じていた。すなわち、
各アームは先端の引掛爪がスナップリング嵌合用の溝か
ら離脱する方向に開いてしまい、ベアリングの引抜きが
行えない不具合が生じることがあった。
リングプーラによると、アームの基端部は基体に対しピ
ン結合されているだけなので、スクリューシャフトによ
り軸に押圧力を加えるとアームが基端部のピン結合部分
を中心に開いてしまう不具合が生じていた。すなわち、
各アームは先端の引掛爪がスナップリング嵌合用の溝か
ら離脱する方向に開いてしまい、ベアリングの引抜きが
行えない不具合が生じることがあった。
【0004】そこで出願人は従来、図4に示す改良型の
ベアリングプーラの提案を行っている。図中1は軸、2
はベアリング、3はベアリング2のスナップリング嵌合
用の溝である。このベアリングプーラ4は、ベアリング
2に対向配置され、軸1の軸線方向に対し直交する方向
に配設される支持片5を備えた基体6を有してなる。基
体6の中心部にはスクリューシャフト7が螺着され、該
スクリューシャフト7は軸1の軸線方向に沿って矢印A
方向に螺動操作される。スクリューシャフト7を中心に
左右に延設される支持片5には適宜間隔でピン孔8が穿
設される。各支持片5には、先端に引掛爪9を備えたア
ーム10が支持される。アーム10は基端部にピン孔を
備えてなり、このアーム10の引掛爪9をベアリング2
のスナップリング嵌合用の溝3に係入させた状態で、ア
ーム10のピン孔と支持片5のピン孔8とを対応させ、
各ピン孔にピン11を挿通させることとする。すると各
アーム10の基端部が支持片5にピン結合されることと
なる。この状態でさらに一対のアーム10の先端側同士
を連結片12により、連結することとする。連結片12
は基体6の支持片5と平行配置され、両端部に適宜間隔
でボルト挿通孔13を備えてなる。各ボルト挿通孔13
のうち、スクリューシャフト7と平行配置されるアーム
10に対応する位置のボルト挿通孔13にはボルト14
が挿通され、このボルト14はアーム10の先端側に穿
設されたボルト孔(不図示)に螺着される。こうして連
結片12の両端部にそれぞれのアーム10の先端側が連
結された状態でスクリューシャフト7を矢印B方向に螺
動操作し、軸1の端部のセンター孔15にシャフト7の
先端部に形成された尖縁部16を衝合させ、軸1に対し
て押圧力を加えることとする。すると、引掛爪9により
ベアリング2が矢印C方向(軸線方向)に引っ張られる
こととなり、軸1よりベアリング2を離脱することが可
能となる。この際、各アーム10の先端側は連結片12
により連結されているため、前記改良前のベアリングプ
ーラと異なり引掛爪9がベアリング2のスナップリング
嵌合用の溝3から脱落することなく、確実にベアリング
2の離脱を行うことが可能となる。
ベアリングプーラの提案を行っている。図中1は軸、2
はベアリング、3はベアリング2のスナップリング嵌合
用の溝である。このベアリングプーラ4は、ベアリング
2に対向配置され、軸1の軸線方向に対し直交する方向
に配設される支持片5を備えた基体6を有してなる。基
体6の中心部にはスクリューシャフト7が螺着され、該
スクリューシャフト7は軸1の軸線方向に沿って矢印A
方向に螺動操作される。スクリューシャフト7を中心に
左右に延設される支持片5には適宜間隔でピン孔8が穿
設される。各支持片5には、先端に引掛爪9を備えたア
ーム10が支持される。アーム10は基端部にピン孔を
備えてなり、このアーム10の引掛爪9をベアリング2
のスナップリング嵌合用の溝3に係入させた状態で、ア
ーム10のピン孔と支持片5のピン孔8とを対応させ、
各ピン孔にピン11を挿通させることとする。すると各
アーム10の基端部が支持片5にピン結合されることと
なる。この状態でさらに一対のアーム10の先端側同士
を連結片12により、連結することとする。連結片12
は基体6の支持片5と平行配置され、両端部に適宜間隔
でボルト挿通孔13を備えてなる。各ボルト挿通孔13
のうち、スクリューシャフト7と平行配置されるアーム
10に対応する位置のボルト挿通孔13にはボルト14
が挿通され、このボルト14はアーム10の先端側に穿
設されたボルト孔(不図示)に螺着される。こうして連
結片12の両端部にそれぞれのアーム10の先端側が連
結された状態でスクリューシャフト7を矢印B方向に螺
動操作し、軸1の端部のセンター孔15にシャフト7の
先端部に形成された尖縁部16を衝合させ、軸1に対し
て押圧力を加えることとする。すると、引掛爪9により
ベアリング2が矢印C方向(軸線方向)に引っ張られる
こととなり、軸1よりベアリング2を離脱することが可
能となる。この際、各アーム10の先端側は連結片12
により連結されているため、前記改良前のベアリングプ
ーラと異なり引掛爪9がベアリング2のスナップリング
嵌合用の溝3から脱落することなく、確実にベアリング
2の離脱を行うことが可能となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た改良型のベアリングプーラ4にあっても、軸1の軸線
方向とスクリューシャフト7の軸線方向が対応していな
いとスクリューシャフト7により軸1に押圧力を加えて
いる状態において、各アーム10がピン結合部(P点)
を中心にねじれ方向(矢印D方向)に傾く場合があり、
引掛爪9がスナップリング嵌合用の溝3から脱落する場
合にあった。また、支持片5に形成されるピン孔8、さ
らに連結片12に形成されるボルト挿通孔13は、軸線
方向に直交する方向で適宜間隔で穿設されているだけの
ため、あらゆる径のベアリングに対応して、軸線方向に
沿って配設されるスクリューシャフト7と各アーム10
を平行配置することは困難とされ、この種のベアリング
プーラ4においてアーム10とスクリューシャフト7が
平行状態になっていないと、押圧作業中にアーム10の
先端がぶれ、引掛爪9が溝3から脱落し易いものとされ
ていた。
た改良型のベアリングプーラ4にあっても、軸1の軸線
方向とスクリューシャフト7の軸線方向が対応していな
いとスクリューシャフト7により軸1に押圧力を加えて
いる状態において、各アーム10がピン結合部(P点)
を中心にねじれ方向(矢印D方向)に傾く場合があり、
引掛爪9がスナップリング嵌合用の溝3から脱落する場
合にあった。また、支持片5に形成されるピン孔8、さ
らに連結片12に形成されるボルト挿通孔13は、軸線
方向に直交する方向で適宜間隔で穿設されているだけの
ため、あらゆる径のベアリングに対応して、軸線方向に
沿って配設されるスクリューシャフト7と各アーム10
を平行配置することは困難とされ、この種のベアリング
プーラ4においてアーム10とスクリューシャフト7が
平行状態になっていないと、押圧作業中にアーム10の
先端がぶれ、引掛爪9が溝3から脱落し易いものとされ
ていた。
【0006】本考案は上記従来の不具合に着目してなさ
れたものであり、アームの先端部においてベアリングを
確実に係合することを可能とし、ベアリングを確実に軸
から離脱することを目的とするものである。
れたものであり、アームの先端部においてベアリングを
確実に係合することを可能とし、ベアリングを確実に軸
から離脱することを目的とするものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は各アームの先端部において引掛爪に対向配
置され、軸に対する放射方向に移動可能にアームに支持
され、ベアリングの端面のリング状穴に係入されて該リ
ング状穴内のベアリング外輪部内壁に当接・係合され、
対向配置される引掛爪とともにベアリングの外輪部を挾
持可能とする係合爪を備えることとしたものである。
に、本考案は各アームの先端部において引掛爪に対向配
置され、軸に対する放射方向に移動可能にアームに支持
され、ベアリングの端面のリング状穴に係入されて該リ
ング状穴内のベアリング外輪部内壁に当接・係合され、
対向配置される引掛爪とともにベアリングの外輪部を挾
持可能とする係合爪を備えることとしたものである。
【0008】
【作用】本考案によれば、各アームの先端部に配設され
る引掛爪に係合爪を対向配置し、この係合爪は軸に対
し、放射方向で移動可能にアームに支持されるため、ベ
アリングの端面のリング状穴に該係合爪が係入されるよ
うに移動調整することが可能となる。係合爪がリング状
穴に係入されたら、さらに係合爪をベアリング外輪部内
壁に当接・係合されるように移動調整を行い、この係合
と対向配置される引掛爪とともにベアリングの外輪部を
挾持することが可能となる。こうして、各アームの先端
部においてベアリングが確実に係合・保持され、この状
態で押圧体により軸に対して押圧力を作用させれば、軸
からベアリングを確実に離脱させることが可能となる。
る引掛爪に係合爪を対向配置し、この係合爪は軸に対
し、放射方向で移動可能にアームに支持されるため、ベ
アリングの端面のリング状穴に該係合爪が係入されるよ
うに移動調整することが可能となる。係合爪がリング状
穴に係入されたら、さらに係合爪をベアリング外輪部内
壁に当接・係合されるように移動調整を行い、この係合
と対向配置される引掛爪とともにベアリングの外輪部を
挾持することが可能となる。こうして、各アームの先端
部においてベアリングが確実に係合・保持され、この状
態で押圧体により軸に対して押圧力を作用させれば、軸
からベアリングを確実に離脱させることが可能となる。
【0009】
【実施例】図1〜図3は本考案の一実施例に係るベアリ
ングプーラを示す。図中1は軸、2はベアリング、3は
ベアリング2のスナップリング嵌合用の溝である(図1
および図3参照)。このベアリングプーラ20は、ベア
リング2に対向配置され、中心に軸1の軸線方向(X方
向)に沿って配設されるスクリューシャフト21を備え
てなる。スクリューシャフト21は基体22の中心部に
形成されるネジ孔に螺着されてなり、基体22に対し軸
1の軸線方向に沿って移動可能とされる。基体22に
は、軸1の軸線方向(X方向)に直交する方向(Y方
向)に左右一対の支持片23を延設してなる。各支持片
23にはY方向に沿ってスリット24が形成され、各ス
リット24の外側の端部には段部25が形成されてな
る。各支持片23のスリット24には、図3の矢印Eに
示すようにアーム26の基端部が挿入される。アーム2
6の基端部にはピン孔27が穿設され、このピン孔27
には、図2に示すようにピン28が挿入可能とされる。
ピン孔27にピン28を挿入されたアーム26は、支持
片23のスリット24に沿って、スクリューシャフト2
1に対する放射方向(Y方向)にスライド可能とされ
る。すなわち、アーム26はピン28を支持片23の上
面上を摺動させる状態でスライドされ、放射方向(Y方
向)の外側における摺動は段部25で規制されることと
なる。スクリューシャフト21の外側において一対配設
されるアーム26には、先端部に爪アタッチメント29
が取着される。爪アタッチメント29は各アーム26の
先端部にボルト30により取着され、爪アタッチメント
29の下方位置には、ベアリング2のスナップリング嵌
合用の溝3に挿入され、ベアリング2に掛着可能な引掛
爪31が形成される。さらに爪アタッチメント29に
は、スクリューシャフト21に対する放射方向(Y方
向)に穿設される支持孔32が穿設される(図3参
照)。この支持孔32には、上記引掛爪31に対向配置
される係合爪33の基端部が挿通される。係合爪33の
基端部にはネジ34が配設され、支持孔32を挿通され
たネジ34には、爪アタッチメント31の外側において
スペーサ35が挿通され、さらにその外側にナット36
が螺着される。爪アタッチメント31に取着される係合
爪33はナット36を締・緩することにより、軸1に対
する放射方向(Y方向)に移動調整される(図1参
照)。
ングプーラを示す。図中1は軸、2はベアリング、3は
ベアリング2のスナップリング嵌合用の溝である(図1
および図3参照)。このベアリングプーラ20は、ベア
リング2に対向配置され、中心に軸1の軸線方向(X方
向)に沿って配設されるスクリューシャフト21を備え
てなる。スクリューシャフト21は基体22の中心部に
形成されるネジ孔に螺着されてなり、基体22に対し軸
1の軸線方向に沿って移動可能とされる。基体22に
は、軸1の軸線方向(X方向)に直交する方向(Y方
向)に左右一対の支持片23を延設してなる。各支持片
23にはY方向に沿ってスリット24が形成され、各ス
リット24の外側の端部には段部25が形成されてな
る。各支持片23のスリット24には、図3の矢印Eに
示すようにアーム26の基端部が挿入される。アーム2
6の基端部にはピン孔27が穿設され、このピン孔27
には、図2に示すようにピン28が挿入可能とされる。
ピン孔27にピン28を挿入されたアーム26は、支持
片23のスリット24に沿って、スクリューシャフト2
1に対する放射方向(Y方向)にスライド可能とされ
る。すなわち、アーム26はピン28を支持片23の上
面上を摺動させる状態でスライドされ、放射方向(Y方
向)の外側における摺動は段部25で規制されることと
なる。スクリューシャフト21の外側において一対配設
されるアーム26には、先端部に爪アタッチメント29
が取着される。爪アタッチメント29は各アーム26の
先端部にボルト30により取着され、爪アタッチメント
29の下方位置には、ベアリング2のスナップリング嵌
合用の溝3に挿入され、ベアリング2に掛着可能な引掛
爪31が形成される。さらに爪アタッチメント29に
は、スクリューシャフト21に対する放射方向(Y方
向)に穿設される支持孔32が穿設される(図3参
照)。この支持孔32には、上記引掛爪31に対向配置
される係合爪33の基端部が挿通される。係合爪33の
基端部にはネジ34が配設され、支持孔32を挿通され
たネジ34には、爪アタッチメント31の外側において
スペーサ35が挿通され、さらにその外側にナット36
が螺着される。爪アタッチメント31に取着される係合
爪33はナット36を締・緩することにより、軸1に対
する放射方向(Y方向)に移動調整される(図1参
照)。
【0010】このようにして形成されるベアリングプー
ラ20により、軸1に装着されるベアリング2を軸1よ
り離脱する場合には、先ずスクリューシャフト21の先
端部を軸1の端部に衝合させ、スクリューシャフト21
の軸線方向を軸1の軸線方向に対応させる。続いてピン
孔27にピン28を挿入させてなるアーム26の基端部
を、スリット24に矢印Eに示すように挿入し、アーム
26の基端部を支持片23に支持させるようにする。続
いてアーム26の先端部に取着される爪アタッチメント
29の支持孔32に係合爪33の基端部を挿入する。係
合爪33は、図3に示すようにベアリング2の端面に形
成されるリング状穴37に係入され、該リング状穴37
内のベアリング外側部内壁38に当接される。すなわ
ち、係合爪33は爪アタッチメント29に対し、支持孔
32に沿って矢印Y方向に移動させながらリング状穴3
7に係入され、ベアリング外輪部内壁38に当接・係合
される。こうして係合爪33がベアリング外輪部内壁3
8に係合されたら、次に引掛爪31をベアリング2のス
ナップリング嵌合用の溝3に挿入し、この状態で係合爪
33の基端部のネジ34に螺着されるナット36を締付
けることとする。この結果、図1に示すように対向配置
される引掛爪31と係合爪33とにより、ベアリング2
の外輪部が挾持されることとなる。この状態でスクリュ
ーシャフト21の基端部にハンドルまたはインパクトレ
ンチを取着し、スクリューシャフト21を回転操作する
ことでスクリューシャフト21の先端部より軸1に対し
て矢印F方向の押圧力が加わることとなり、引掛爪31
と係合爪33とにより挾持されるベアリング2が軸1か
ら軸線方向(X方向)に沿って引き抜かれることとな
る。
ラ20により、軸1に装着されるベアリング2を軸1よ
り離脱する場合には、先ずスクリューシャフト21の先
端部を軸1の端部に衝合させ、スクリューシャフト21
の軸線方向を軸1の軸線方向に対応させる。続いてピン
孔27にピン28を挿入させてなるアーム26の基端部
を、スリット24に矢印Eに示すように挿入し、アーム
26の基端部を支持片23に支持させるようにする。続
いてアーム26の先端部に取着される爪アタッチメント
29の支持孔32に係合爪33の基端部を挿入する。係
合爪33は、図3に示すようにベアリング2の端面に形
成されるリング状穴37に係入され、該リング状穴37
内のベアリング外側部内壁38に当接される。すなわ
ち、係合爪33は爪アタッチメント29に対し、支持孔
32に沿って矢印Y方向に移動させながらリング状穴3
7に係入され、ベアリング外輪部内壁38に当接・係合
される。こうして係合爪33がベアリング外輪部内壁3
8に係合されたら、次に引掛爪31をベアリング2のス
ナップリング嵌合用の溝3に挿入し、この状態で係合爪
33の基端部のネジ34に螺着されるナット36を締付
けることとする。この結果、図1に示すように対向配置
される引掛爪31と係合爪33とにより、ベアリング2
の外輪部が挾持されることとなる。この状態でスクリュ
ーシャフト21の基端部にハンドルまたはインパクトレ
ンチを取着し、スクリューシャフト21を回転操作する
ことでスクリューシャフト21の先端部より軸1に対し
て矢印F方向の押圧力が加わることとなり、引掛爪31
と係合爪33とにより挾持されるベアリング2が軸1か
ら軸線方向(X方向)に沿って引き抜かれることとな
る。
【0011】次に、上記実施例の作用を説明する。上記
実施例に係るベアリングプーラ20によれば、アーム2
6の先端部に取着される爪アタッチメント29におい
て、引掛爪31に対向する状態で係合爪33が取着さ
れ、この係合爪33を矢印Y方向に移動調整させなが
ら、ベアリング2の端面のリング状穴37に係入させる
ことができる。さらに、リング状穴37に係入された係
合爪33はベアリング外輪部内壁38に当接・係合さ
れ、対向配置される引掛爪31とともに、ベアリング2
の外輪部を挾持することが可能となる。したがって、各
アーム26の先端部においてベアリング2が確実に係合
・保持されることとなり、軸1よりベアリング2を確実
に離脱させることが可能となる。また、上記実施例に係
るベアリングプーラ20によれば、アーム26の基端部
が支持片23のスリット24に沿って矢印Y方向にスラ
イド可能なため、軸1の軸線方向と平行にアーム26を
設定することが可能となり、引き抜き作業中にアーム2
6にねじれ方向の力が作用することもなく、ベアリング
2をスムーズに軸1から離脱することが可能となる。さ
らに、アーム26の先端部に取着される爪アタッチメン
ト29をベアリング2の形状、大きさに対応させ、交換
することで様々なタイプのベアリング2の引き抜き作業
にも対応することが可能となる。例えば、図3に示す爪
アタッチメント39をアーム26の先端に取着すること
とする。この爪アタッチメント39は、ベアリング2の
肩部40に掛着可能な引掛爪41を備え、この引掛爪4
1に対向する状態で前記実施例と同一の構成に係る係合
爪33を備えてなる。この爪アタッチメント39によれ
ば、たとえベアリング2の外周面においてスナップリン
グ嵌合用の溝が存在しない場合においても、ベアリング
を軸から離脱することが可能となる。
実施例に係るベアリングプーラ20によれば、アーム2
6の先端部に取着される爪アタッチメント29におい
て、引掛爪31に対向する状態で係合爪33が取着さ
れ、この係合爪33を矢印Y方向に移動調整させなが
ら、ベアリング2の端面のリング状穴37に係入させる
ことができる。さらに、リング状穴37に係入された係
合爪33はベアリング外輪部内壁38に当接・係合さ
れ、対向配置される引掛爪31とともに、ベアリング2
の外輪部を挾持することが可能となる。したがって、各
アーム26の先端部においてベアリング2が確実に係合
・保持されることとなり、軸1よりベアリング2を確実
に離脱させることが可能となる。また、上記実施例に係
るベアリングプーラ20によれば、アーム26の基端部
が支持片23のスリット24に沿って矢印Y方向にスラ
イド可能なため、軸1の軸線方向と平行にアーム26を
設定することが可能となり、引き抜き作業中にアーム2
6にねじれ方向の力が作用することもなく、ベアリング
2をスムーズに軸1から離脱することが可能となる。さ
らに、アーム26の先端部に取着される爪アタッチメン
ト29をベアリング2の形状、大きさに対応させ、交換
することで様々なタイプのベアリング2の引き抜き作業
にも対応することが可能となる。例えば、図3に示す爪
アタッチメント39をアーム26の先端に取着すること
とする。この爪アタッチメント39は、ベアリング2の
肩部40に掛着可能な引掛爪41を備え、この引掛爪4
1に対向する状態で前記実施例と同一の構成に係る係合
爪33を備えてなる。この爪アタッチメント39によれ
ば、たとえベアリング2の外周面においてスナップリン
グ嵌合用の溝が存在しない場合においても、ベアリング
を軸から離脱することが可能となる。
【0012】なお、上記実施例においては、押圧体とし
てスクリューシャフト21を用いる構成としているが、
押圧体の構成としては、このようなものに限定されず例
えばシリンダ装置、スライドハンマー等を用いることと
してもよく、要は軸に対し軸線方向の押圧力を作用する
機構を備えるものとすればよい。また、上記実施例にお
いては支持片23のスリット24に沿って、アーム26
の基端部をスライド可能に支持する構造としているが、
従来のように支持片の長手方向に沿って適宜間隔で配設
されるピン孔にアームの基端部をピン結合する構造のも
のとしてもよい。
てスクリューシャフト21を用いる構成としているが、
押圧体の構成としては、このようなものに限定されず例
えばシリンダ装置、スライドハンマー等を用いることと
してもよく、要は軸に対し軸線方向の押圧力を作用する
機構を備えるものとすればよい。また、上記実施例にお
いては支持片23のスリット24に沿って、アーム26
の基端部をスライド可能に支持する構造としているが、
従来のように支持片の長手方向に沿って適宜間隔で配設
されるピン孔にアームの基端部をピン結合する構造のも
のとしてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、アーム
の先端部においてベアリングを確実に係合することを可
能とし、ベアリングを確実に軸から離脱することができ
るという効果がある。
の先端部においてベアリングを確実に係合することを可
能とし、ベアリングを確実に軸から離脱することができ
るという効果がある。
【図1】本考案の一実施例に係るベアリングプーラによ
り、軸からベアリングを離脱する状態を示す断面図であ
る。
り、軸からベアリングを離脱する状態を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示すベアリングプーラの全体斜視図であ
る。
る。
【図3】ベアリングに対する係合爪の係合状態を示す断
面図である。
面図である。
【図4】従来のベアリングプーラにより、軸よりベアリ
ングを離脱する状態を示す断面図である。
ングを離脱する状態を示す断面図である。
1 軸 2 ベアリング 3 スナップリング嵌合用の溝 4 ベアリングプーラ 5 支持片 6 基体 7 スクリューシャフト 8 ピン孔 9 引掛爪 10 アーム 11 ピン 12 連結片 13 ボルト挿通孔 14 ボルト 15 センター孔 16 尖縁部 20 ベアリングプーラ 21 スクリューシャフト(押圧体) 22 基体 23 支持片 24 スリット 25 段部 26 アーム 27 ピン孔 28 ピン 29 爪アタッチメント 30 ボルト 31 引掛爪 32 支持孔 33 係合爪 34 ネジ 35 スペーサ 36 ナット 37 リング状穴 38 内壁 39 爪アタッチメント 40 肩部 41 引掛爪
Claims (3)
- 【請求項1】 軸に装着されるベアリングに対向配置さ
れる基体と、基体の中心部に配設され、基体に対し対向
配置される軸の軸線方向に沿って移動可能とされ、軸の
端部に衝合して軸に対して軸線方向の押圧力を作用する
押圧体と、基体の外側において少なくとも2以上支持さ
れ、先端部に、ベアリングの外周面におけるスナップリ
ング嵌合用の溝または肩部に掛着可能な引掛爪を備えた
アームと、を備え、押圧体の軸に対する押圧力の作用に
より、ベアリングを引掛爪により軸から離脱可能とする
ベアリングプーラにおいて、 各アームの先端部において引掛爪に対向配置され、軸に
対する放射方向に移動可能にアームに支持され、ベアリ
ングの端面のリング状穴に係入されて該リング状穴内の
ベアリング外輪部内壁に当接・係合され、対向配置され
る引掛爪とともにベアリングの外輪部を挾持可能とする
係合爪を備えたことを特徴とするベアリングプーラ。 - 【請求項2】 基体には軸の軸線方向に沿って配設され
る押圧体に対し、放射方向に延設される複数の支持片が
備えられ、各アームの基端部は該支持片に沿って押圧体
に対し放射方向にスライド可能に支持されてなる請求項
1に記載のベアリングプーラ。 - 【請求項3】 押圧体は基体に螺着され、軸の軸線方向
に沿って配設されて、螺動操作されるスクリューシャフ
トにて構成される請求項1に記載のベアリングプーラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016692U JPH0727085Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ベアリングプーラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016692U JPH0727085Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ベアリングプーラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621865U JPH0621865U (ja) | 1994-03-22 |
| JPH0727085Y2 true JPH0727085Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=12851625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5016692U Expired - Lifetime JPH0727085Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ベアリングプーラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727085Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP5016692U patent/JPH0727085Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0621865U (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |