JPH072708Y2 - 角型マンホールの蓋体開閉具 - Google Patents

角型マンホールの蓋体開閉具

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JPH072708Y2
JPH072708Y2 JP1988160283U JP16028388U JPH072708Y2 JP H072708 Y2 JPH072708 Y2 JP H072708Y2 JP 1988160283 U JP1988160283 U JP 1988160283U JP 16028388 U JP16028388 U JP 16028388U JP H072708 Y2 JPH072708 Y2 JP H072708Y2
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佐嗣 福西
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福西鑄物株式会社
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は角型マンホールにおける蓋体開閉具に関し、特
に作動者の腰部に大負担をかけることなく蓋体を開閉す
ることができ、しかもコンパクトで収納も便利なものを
提供する。
《考案の背景》 角型マンホールとして、本出願人はさきに実公昭60-206
77号公報に示すものを提案した。
これは、第1図及び第2図に示すように、マンホール1
の受孔2に角型の蓋受枠3を内設し、この蓋受枠3に角
型の蓋体4を嵌入し、この蓋体4の一端側11の下面両隅
角部5に一対の遊転輪6を取付け、また蓋受枠3の内壁
面7に遊転輪6の転動をガイドする一対のガイドレール
8を付設し、このガイドレール8の一端部は遊転輪6を
低位置に保持して蓋体4を蓋受枠3に嵌入させる位置に
保持させるガイド始端部9として形成し、かつガイドレ
ール8の他端部は遊転輪6を高位置に保持して蓋体4を
蓋体枠3から離脱させるガイド終端部10として形成し、
蓋体の他端側12を吊上げた傾斜状態で蓋体4を水平方向
に押引することにより蓋体4を開閉するように構成され
ている。一般に、この種の角型マンホールの蓋体4は50
0kg以上の大重量のものが多く、人力による直接の持上
げ作業は殆んど不可能である。
《従来の技術》 このような角型マンホールの蓋体を開閉する開閉具とし
て、上にあげた、同実公昭60-20677号公報のものがあ
る。
これは、吊上アームの先端に蓋体の他端部を連結し、吊
上アームの基端を押し下げることにより、車輪を支点と
したてこ作用で蓋体を傾斜状態に吊上げられるように構
成するとともに吊上げた蓋体を車輪の転動を介して水平
方向に押引できるように構成したものである。
《考案が解決しようとする課題》 しかし、この従来のものでは、吊上げ作動手段を有しな
いため、人力で吊上アームの基端を押し下げて大重量の
蓋体を吊上げる必要があり、作業者の腰部に大きな負担
がかかる。
また、大重量の蓋体を吊上げ状態のまま保持する手段を
有しないため、人力で吊上げ状態を保つたまま蓋体を水
平に押引する必要があり、ここでも作業者の腰部に大き
な負担がかかる。
尚、作業者の腰部にかかる負担を軽減するために支点と
しての車輪と力点としての吊上アームの基端までの距離
を長くすることも考えられるが、この場合、吊上アーム
の全長が長くなるため、収納が不便となるという新たな
問題が生ずる。
本考案は以上のような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、作業者の腰部に大負担をかけることなく蓋体を開
閉することができ、しかもコンパクトで収納も便利な角
型マンホールの蓋体開閉具を提供することを目的とす
る。
《課題を解決するための手段》 本考案は、例えば図面に示すように、マンホール1の受
孔2に角型の蓋受枠3を内設し、蓋受枠3に角型の蓋体
4を嵌入し、蓋体4の一端側11の下面両隅角部5に一対
の遊転輪6を取付け、蓋受枠3の内壁面7に遊転輪6の
転動をガイドする一対のガイドレール8を付設し、ガイ
ドレール8の一端部を蓋体4が蓋受枠3に嵌入する位置
に保持させるガイド始端部9として形成し、ガイドレー
ル8の他端部を蓋体4が蓋受枠3から離脱するガイド終
端部10として形成し、このように構成されたマンホール
1の蓋体4の他端側12に連結して吊上げた傾斜状態で蓋
体4を水平方向に押引することにより、蓋体4を開閉す
るように構成した角型マンホールの蓋体4を開閉するた
めの蓋体開閉具13であって、 前部に前車輪15を有する架台14の後部に、ハンドル18を
設けるとともに吊上アーム19の基端部を上下方向の揺動
可能に枢支し、吊上アーム19の先端側を前車輪15より前
方に延ばし、吊上アーム19の先端に蓋体4の他端側12を
連結する連結部22を設け、架台14上で前車輪15より後方
となる位置に上下方向に伸縮作動する伸縮作動装置25を
立設し、伸縮作動装置25の上端部を所定の自由度をもっ
て吊上アーム19の中途部に連結し、吊上アーム19の連結
部22を蓋体4の他端側12に連結した状態で伸縮作動装置
22を伸長作動させることにより蓋体4を傾斜状態に吊上
げられるように構成するとともに、蓋体4を吊上げた状
態で蓋体開閉具13が前車輪15を支点として前のめり状態
となって釣合いを保つように構成した。
《作用》 例えば第1図に示すように、吊上アーム19の連結部22を
蓋体4の他端側12に連結した状態で伸縮作動装置25を伸
長作動させることにより、吊上アーム19が基端部の枢支
点を中心に回動状態で持上がり、蓋体4の他端側12が吊
上げ状態となるが、蓋体4の荷重により蓋体開閉具13は
前車輪15を支点とした前のめり状態となり、蓋体4が傾
斜状態で吊上げられたまま蓋体開閉具13と釣り合いを保
つ。
そして、同状態でハンドル18を水平方向に引くと、蓋体
開閉具13は前車輪15の転動に従つて水平方向に移動し、
これに追従して傾斜状態の蓋体4が水平方向に引かれ、
蓋体4はガイドレール8に沿つてガイドされる遊転輪6
の転動を介して水平に移動する。
この際、遊転輪6はガイドレール8のガイド始端部9か
らガイド終端部10に至ることにより低位置から高位置に
持上げられ、蓋体4が蓋受枠3から離脱して開放された
状態となる。また蓋体4をもとどおりに蓋するときは、
ハンドル18を水平方向に押すと蓋体開閉具13は前車輪15
の転動に従つて水平方向に移動し、前記開放の場合とは
逆に転動輪6はガイドレール8のガイド終端部10からガ
イド始端部9に至ることにより高位置から低位置に下が
り、蓋体4が蓋受枠3に嵌入された状態となる。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され作用することから、次
の効果を奏することができる。
a) 伸縮作動装置の伸長作動により吊上アームで蓋体
の他端部が吊上げ状態となるので、蓋体の吊上げに人力
を要さず、人力によるてこ作用で蓋体を吊上げる必要の
あった従来のものに比べ、蓋体の吊上げ作業時に作業者
の腰部に負担がかかることはない。
b) しかも、伸縮作動装置という機械力により蓋体の
他端部を吊上げるので、小さい人力で大きなてこ作用を
得るために吊上アームの全長を長くする必要があった従
来のものに比べ、吊上アームの全長を短くでき、収納が
便利となる。
c) また、蓋体が吊上げ状態となったまま蓋体開閉具
と釣合いを保つので、蓋体の吊上げ状態の保持に人力を
要さず、人力によるてこ作用で蓋体を吊上げ状態に保持
したまま蓋体を水平移動させる必要のあった従来のもの
に比べ、蓋体の水平移動作業時に作業者の腰部に大きな
負担がかかることはない。
d) さらに、蓋体はその一端側を支点にてこ作用で吊
上げられるが、そのてこの力点は、支点に対して、蓋体
の重心よりも遠い、吊上アームと伸縮作動装置との連結
位置となるため、てこ作用により伸縮作動装置は比較的
小さい力で蓋体を吊上げることができる。しかも、伸縮
作動装置は上方に伸長するので、その伸縮可能な範囲に
制限がなく、従って蓋体を十分な高さまで吊上げること
ができる。
e) また、伸縮作動装置を伸長作動させて蓋体を吊上
げる際には、蓋体開閉具は前車輪を支点とした前のめり
状態となる。従って、例えば、蓋体と蓋受枠との間に土
砂等が詰まって、吊上アームによって蓋体を吊上げにく
い状態になっても、吊上アームが持上がりにくい分、蓋
体開閉具の前のめりにより架台が後方に押されて後退す
る。つまり、土砂等が詰まって蓋体の吊上げ困難な状態
で伸縮作動装置を伸長作動させても、架台が後退して吊
上アームに伸縮作動装置の伸長力が全て加わることを防
止し、吊上アームが撓むことを防止できる。
《実施例》 本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例に係る蓋体開閉
具の説明図で、第1図は側面図、第2図は平面図を示
し、符号13は蓋体開閉具を示す。
符号14は架台であり、この架台14の前部には左右一対の
前車輪15が遊転自在に取付けられ、また架台14の後部に
は単一の後車輪16が遊転自在に取付けられている。
架台14の後部にはステー17が立設され、このステー17上
部に丸棒のハンドル18が横架され、このハンドル18の中
央部に吊上アーム19の基端部が枢支されている。
吊上アーム19は基端側の水平部20の先端から先端下り傾
斜状の傾斜部21が導出され、この傾斜部21の先端に蓋体
4の他端側12を連結する連結部22が設けられている。
連結部22には蓋体4の他端側12に着脱自在に取付ける連
結具23を抜け止め状態で挿通させる挿通孔24が穿設され
ている。
また、前記架台14上には油圧ジャッキ25(伸縮作動装
置)が立設され、この油圧ジャッキ25の上端部が自在継
手26を介して所定の自由度をもつて吊上アーム19の水平
部20の下面に連設されている。油圧ジャッキ25の上端部
は自在継手26を用いることなく半球状に形成して吊上ア
ーム19の水平部20の下面に接当させておいてもよく、こ
の場合にも所定の自由度が得られる。
すなわち、吊上アーム19の連結部22を連結具23を介して
蓋体4の他端側12に連結した状態で油圧ジャッキ25を伸
長作動させることにより、前車輪15を支点として蓋体4
を傾斜状態に吊上げられるように構成するとともに、吊
上げた蓋体を前車輪15の転動を介して水平に押引できる
ように構成したものである。
第3図は第2実施例の平面図を示しており、この例のも
のでは架台14の前部が二又の分岐部27として形成され、
各分岐部27の先端に前車輪15がそれぞれ設けられ、分岐
部27が蓋受枠3の外周を迂回し、前車輪15が蓋受枠3の
両外側に位置されるようになつている。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本考案の実施例に係る蓋体開閉具を説明する
図で、第1図は第1実施例の側面図、第2図は第1実施
例の平面図、第3図は第2実施例の平面図である。 1……マンホール、2……受孔、3……蓋受枠、4……
蓋体、5……隅角部、6……遊転輪、7……内壁面、8
……ガイドレール、9……ガイド始端部、10……ガイド
終端部、11……蓋体の一端部、12……蓋体の他端側、13
……蓋体開閉具、14……架台、15……前車輪、16……後
車輪、18……ハンドル、19……吊上アーム、22……連結
部、25……伸縮作動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホール(1)の受孔(2)に角型の蓋
    受枠(3)を内設し、この蓋受枠(3)に角型の蓋体
    (4)を嵌入し、この蓋体(4)の一端側(11)の下面
    両隅角部(5)に一対の遊転輪(6)を取付け、 上記蓋受枠(3)の内壁面(7)に上記遊転輪(6)の
    転動をガイドする一対のガイドレール(8)を付設し、 このガイドレール(8)の一端部を上記蓋体(4)が上
    記蓋受枠(3)に嵌入する位置に保持させるガイド始端
    部(9)として形成し、上記ガイドレール(8)の他端
    部を上記蓋体(4)が上記蓋受枠(3)から離脱するガ
    イド終端部(10)として形成し、 このように構成されたマンホール(1)の蓋体(4)の
    他端側(12)に連結して吊上げた傾斜状態で上記蓋体
    (4)を水平方向に押引することにより、上記蓋体
    (4)を開閉するように構成した角型マンホールの蓋体
    (4)を開閉するための蓋体開閉具(13)であって、 前部に前車輪(15)を有する架台(14)の後部に、ハン
    ドル(18)を設けるとともに吊上アーム(19)の基端部
    を上下方向の揺動可能に枢支し、 この吊上アーム(19)の先端側を上記前車輪(15)より
    前方に延ばし、この吊上アーム(19)の先端に上記蓋体
    (4)の他端側(12)を連結する連結部(22)を設け、 上記架台(14)上で上記前車輪(15)より後方となる位
    置に上下方向に伸縮作動する伸縮作動装置(25)を立設
    し、この伸縮作動装置(25)の上端部を所定の自由度を
    もって吊上アーム(19)の中途部に連結し、 上記吊上アーム(19)の連結部(22)を上記蓋体(4)
    の他端側(12)に連結した状態で上記伸縮作動装置(2
    2)を伸長作動させることにより上記蓋体(4)を傾斜
    状態に吊上げられるように構成するとともに、上記蓋体
    (4)を吊上げた状態で上記蓋体開閉具(13)が上記前
    車輪(15)を支点として前のめり状態となって釣合いを
    保つように構成したことを特徴とする角型マンホールの
    蓋体開閉具。
JP1988160283U 1988-12-08 1988-12-08 角型マンホールの蓋体開閉具 Expired - Lifetime JPH072708Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS583883Y2 (ja) * 1980-05-15 1983-01-22 株式会社 岡本 鉄蓋開閉機
JPS6020677U (ja) * 1983-07-19 1985-02-13 カルソニックカンセイ株式会社 トリツプメ−タ

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