JPH07270981A - 写真フイルム用下引きフイルム - Google Patents
写真フイルム用下引きフイルムInfo
- Publication number
- JPH07270981A JPH07270981A JP6062901A JP6290194A JPH07270981A JP H07270981 A JPH07270981 A JP H07270981A JP 6062901 A JP6062901 A JP 6062901A JP 6290194 A JP6290194 A JP 6290194A JP H07270981 A JPH07270981 A JP H07270981A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- naphthalate
- polyethylene
- undercoat
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光剤層への接着性に優れかつ耐ブロッキン
グ性に優れた写真フイルム用下引きフイルムを提供す
る。 【構成】 ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイル
ムの少くとも片面に、バインダー樹脂を含む水性液を用
いた、そして最低熱粘着温度が90〜180℃の下引き
塗布層を設けてなる写真フイルム用下引きフイルム。
グ性に優れた写真フイルム用下引きフイルムを提供す
る。 【構成】 ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイル
ムの少くとも片面に、バインダー樹脂を含む水性液を用
いた、そして最低熱粘着温度が90〜180℃の下引き
塗布層を設けてなる写真フイルム用下引きフイルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真フイルム用下引きフ
イルムに関し、さらに詳しくは感光剤層に対する接着性
に優れ、かつ耐ブロッキング性に優れ、写真フイルム用
として有用な下引きフイルムに関する。
イルムに関し、さらに詳しくは感光剤層に対する接着性
に優れ、かつ耐ブロッキング性に優れ、写真フイルム用
として有用な下引きフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】X線用フイルム、製版用フイルム、撮影
用ロールフイルムなどの写真フイルムに用いられる基材
フイルムとしては、従来からトリアセテートフイルムが
広く用いられている。
用ロールフイルムなどの写真フイルムに用いられる基材
フイルムとしては、従来からトリアセテートフイルムが
広く用いられている。
【0003】このトリアセテートフイルムは、その構造
工程で有機溶剤を使用するため、溶剤回収を完全に行な
い、環境を汚染することがないように注意しなければな
らない。特に、最近は環境破壊の問題が関心を集めてお
り、環境汚染の恐れがある有機溶剤を使用することは、
なるべく避けたいとする傾向が強くなってきている。
工程で有機溶剤を使用するため、溶剤回収を完全に行な
い、環境を汚染することがないように注意しなければな
らない。特に、最近は環境破壊の問題が関心を集めてお
り、環境汚染の恐れがある有機溶剤を使用することは、
なるべく避けたいとする傾向が強くなってきている。
【0004】一方、このような有機溶剤を使用せずに、
溶融押出法により製膜を行うことのできるフイルムとし
て、ポリエチレンテレフタレートフイルムがあり、写真
フイルムの基材フイルムとして、一部で使用されるよう
になってきている。
溶融押出法により製膜を行うことのできるフイルムとし
て、ポリエチレンテレフタレートフイルムがあり、写真
フイルムの基材フイルムとして、一部で使用されるよう
になってきている。
【0005】しかしながら、ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、カール(巻き癖)を生じ、かつこれを取
り除くのが難しいという問題がある。即ち、写真フイル
ムの基材フイルムは、一旦、ロール状に巻き取った形で
貯蔵され、そこからフイルムを取り出して、適当な大き
さに切断し、X線用フイルム、製版用フイルム、カット
フイルムなどの平坦なシート状フイルムとして使用され
る。また、ロールフイルムの場合は、ロール状にパトロ
ーネ中に収納されたネガフイルムを、撮影現像定着後、
一定の長さに切断して、フイルムアルバムにいれてシー
ト状で保存することになる。ところが、ポリエチレンテ
レフタレートフイルムの場合は、ロール状に巻き取った
ときのカール(巻きぐせカール)が残存し、切断してシ
ート状にした後でもカールしてしまうという問題があ
る。
トフイルムは、カール(巻き癖)を生じ、かつこれを取
り除くのが難しいという問題がある。即ち、写真フイル
ムの基材フイルムは、一旦、ロール状に巻き取った形で
貯蔵され、そこからフイルムを取り出して、適当な大き
さに切断し、X線用フイルム、製版用フイルム、カット
フイルムなどの平坦なシート状フイルムとして使用され
る。また、ロールフイルムの場合は、ロール状にパトロ
ーネ中に収納されたネガフイルムを、撮影現像定着後、
一定の長さに切断して、フイルムアルバムにいれてシー
ト状で保存することになる。ところが、ポリエチレンテ
レフタレートフイルムの場合は、ロール状に巻き取った
ときのカール(巻きぐせカール)が残存し、切断してシ
ート状にした後でもカールしてしまうという問題があ
る。
【0006】このようなカールの問題を解決する方法と
して、ガラス転移温度よりも5〜30℃低い温度で長時
間にわたってフイルムを加熱処理する方法が提案されて
いるが不満足であった。
して、ガラス転移温度よりも5〜30℃低い温度で長時
間にわたってフイルムを加熱処理する方法が提案されて
いるが不満足であった。
【0007】また、ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トフイルムを基材フイルムとして用いることも提案され
てきたが、加工特性と感光剤接着力とをバランス化させ
ることは難しかった。
トフイルムを基材フイルムとして用いることも提案され
てきたが、加工特性と感光剤接着力とをバランス化させ
ることは難しかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の問題点を解消し、感光剤層への接着力を改
良しかつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下引
きフイルムを提供することにある。
る従来技術の問題点を解消し、感光剤層への接着力を改
良しかつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下引
きフイルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、ポリエチレン―2,6―ナフタレート
フイルムの少くとも片面に、バインダー樹脂を含む水性
液を用いた、そして最低粘着温度が90〜180℃の下
引き塗布層を設けてなる写真フイルム用下引きフイルム
によって達成される。
本発明によれば、ポリエチレン―2,6―ナフタレート
フイルムの少くとも片面に、バインダー樹脂を含む水性
液を用いた、そして最低粘着温度が90〜180℃の下
引き塗布層を設けてなる写真フイルム用下引きフイルム
によって達成される。
【0010】本発明におけるポリエチレン―2,6―ナ
フタレートは、ポリエチレン―2,6―ナフタレートホ
モポリマーのみらなず、少割合(例えば10モル%以
下、更には5モル%以下)の第三成分で変性されたポリ
エチレン―2,6―ナフタレートコポリマーや少割合
(例えば20重量%以下、更には10重量%以下)の第
三成分を混合したブレンドポリマーも包含する。
フタレートは、ポリエチレン―2,6―ナフタレートホ
モポリマーのみらなず、少割合(例えば10モル%以
下、更には5モル%以下)の第三成分で変性されたポリ
エチレン―2,6―ナフタレートコポリマーや少割合
(例えば20重量%以下、更には10重量%以下)の第
三成分を混合したブレンドポリマーも包含する。
【0011】かかるポリエチレン―2,6―ナフタレー
トは基本的には公知であり、また公知の方法で製造する
ことができる。例えばポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートは、一般に、2,6―ナフタレンジカルボン酸又は
そのエステル形成性誘導体とエチレングリコール又はそ
のエステル形成性誘導体とを、触媒の存在下で縮重合反
応させることによって製造される。コポリマーを製造す
る場合には、第三成分を縮重合反応が完了するまでの段
階で添加し反応させるとよく、またブレンドポリマーを
製造する場合には成膜前の段階で第三成分のポリマーを
混合するとよい。
トは基本的には公知であり、また公知の方法で製造する
ことができる。例えばポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートは、一般に、2,6―ナフタレンジカルボン酸又は
そのエステル形成性誘導体とエチレングリコール又はそ
のエステル形成性誘導体とを、触媒の存在下で縮重合反
応させることによって製造される。コポリマーを製造す
る場合には、第三成分を縮重合反応が完了するまでの段
階で添加し反応させるとよく、またブレンドポリマーを
製造する場合には成膜前の段階で第三成分のポリマーを
混合するとよい。
【0012】好適な第三成分としては、二価のエステル
形成性官能基を有する化合物、例えばシュウ酸、アジピ
ン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,7
―ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカル
ボン酸等の如きジカルボン酸;p―オキシ安息香酸、p
―オキシエトキシ安息香酸等の如きオキシカルボン酸;
プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等の如き二価アルコール類等を挙
げることができる。
形成性官能基を有する化合物、例えばシュウ酸、アジピ
ン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,7
―ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカル
ボン酸等の如きジカルボン酸;p―オキシ安息香酸、p
―オキシエトキシ安息香酸等の如きオキシカルボン酸;
プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等の如き二価アルコール類等を挙
げることができる。
【0013】また、ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トは、例えば安息香酸、メトキシポリアルキレングリコ
ールなどの一官能性化合物によって末端の水酸基および
/またはカルボキシル基の一部または全部を封鎖したも
のであってもよく、あるいは例えば極く少量のグリセリ
ン、ペンタエリスリートル等の如き三官能以上のエステ
ル形成性化合物で実質的に線状のポリマーが得られる範
囲内で変性されたものでもよい。
トは、例えば安息香酸、メトキシポリアルキレングリコ
ールなどの一官能性化合物によって末端の水酸基および
/またはカルボキシル基の一部または全部を封鎖したも
のであってもよく、あるいは例えば極く少量のグリセリ
ン、ペンタエリスリートル等の如き三官能以上のエステ
ル形成性化合物で実質的に線状のポリマーが得られる範
囲内で変性されたものでもよい。
【0014】このポリエチレン―2,6―ナフタレート
中には酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタン、カオ
リン等の如き無機フィラー、アクリル樹脂、ポリスチレ
ン、メラミン樹脂、シリコーン樹脂等の如き無機フィラ
ー、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、
滑剤、蛍光増白剤等を添加することができる。
中には酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタン、カオ
リン等の如き無機フィラー、アクリル樹脂、ポリスチレ
ン、メラミン樹脂、シリコーン樹脂等の如き無機フィラ
ー、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、
滑剤、蛍光増白剤等を添加することができる。
【0015】本発明におけるポリエチレン―2,6―ナ
フタレートフイルムは従来から知られている方法で製造
することができる。例えば、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレートを乾燥後溶融し、冷却ドラム上に押出し急冷
して未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二
軸方向に延伸し、さらに熱処理することで製造すること
ができる。その際、延伸倍率は面積倍率で6〜25倍と
し、各方向には2倍以上、さらには2.5倍以上とする
のが好ましい。また延伸温度は(Tg−10)〜(Tg
+70)℃(但し、Tgはポリエチレン―2,6―ナフ
タレートの二次転移点(℃)である)とするのが好まし
い。
フタレートフイルムは従来から知られている方法で製造
することができる。例えば、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレートを乾燥後溶融し、冷却ドラム上に押出し急冷
して未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二
軸方向に延伸し、さらに熱処理することで製造すること
ができる。その際、延伸倍率は面積倍率で6〜25倍と
し、各方向には2倍以上、さらには2.5倍以上とする
のが好ましい。また延伸温度は(Tg−10)〜(Tg
+70)℃(但し、Tgはポリエチレン―2,6―ナフ
タレートの二次転移点(℃)である)とするのが好まし
い。
【0016】本発明における下引き塗布剤としてはバイ
ンダー樹脂の水性液を用いる。このバインダー樹脂とし
ては、耐熱性の高い熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が好ま
しく用いられる。また芳香族ポリエステル、ポリアミ
ド、高融点アクリレート系樹脂、芳香族ビニル共重合
体、芳香族ポリエーテル、セルロース変性体、エポキシ
樹脂、アミノ樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート系
架橋樹脂等が例示できる。これらの樹脂の水溶液、エマ
ルジョン、水分散液が水性液として用いられる。
ンダー樹脂の水性液を用いる。このバインダー樹脂とし
ては、耐熱性の高い熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が好ま
しく用いられる。また芳香族ポリエステル、ポリアミ
ド、高融点アクリレート系樹脂、芳香族ビニル共重合
体、芳香族ポリエーテル、セルロース変性体、エポキシ
樹脂、アミノ樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート系
架橋樹脂等が例示できる。これらの樹脂の水溶液、エマ
ルジョン、水分散液が水性液として用いられる。
【0017】かかる水性液は、アニオン型界面活性剤、
カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面
活性剤を必要量添加して用いることができる。
カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面
活性剤を必要量添加して用いることができる。
【0018】かかる界面活性剤としては、塗布液の表面
張力を50dyne/cm以下に、好ましくは40dy
ne/cm以下に降下でき、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレートフイルムへの濡れを促進するものが好まし
く、例えばポリアルキレンオキシド、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、第4級
アンモニウムクロライド塩、アルキルアミン塩酸等を挙
げることができる。
張力を50dyne/cm以下に、好ましくは40dy
ne/cm以下に降下でき、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレートフイルムへの濡れを促進するものが好まし
く、例えばポリアルキレンオキシド、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、第4級
アンモニウムクロライド塩、アルキルアミン塩酸等を挙
げることができる。
【0019】さらに、水性液には他の添加剤例えば帯電
防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、無機フィ
ラー、潤滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤等を添加す
ることができる。
防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、無機フィ
ラー、潤滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤等を添加す
ることができる。
【0020】前記塗布剤は結晶配向が完了する前のポリ
エチレン―2,6―ナフタレートフイルム例えば未延伸
フイルム、一軸延伸フイルム、結晶配向が完了していな
い二軸延伸フイルム等の片面又は両面に塗布するのが好
ましい。
エチレン―2,6―ナフタレートフイルム例えば未延伸
フイルム、一軸延伸フイルム、結晶配向が完了していな
い二軸延伸フイルム等の片面又は両面に塗布するのが好
ましい。
【0021】上記塗布液の固形分濃度は、通常30重量
%以下であり、10重量%以下が更に好ましい。塗布量
は走行しているフイルム1m2 当り0.5〜20g、更
に1〜10gが好ましい。
%以下であり、10重量%以下が更に好ましい。塗布量
は走行しているフイルム1m2 当り0.5〜20g、更
に1〜10gが好ましい。
【0022】本発明における下引き塗布層は90〜18
0℃の最低熱粘着温度を有する必要がある。この温度が
90℃未満ではフイルムのアニーリング時に下引き塗布
層がブロッキングをおこす。一方180℃を超えるとき
は塗布層が不均一となり、フイルムの透明性が低下す
る。
0℃の最低熱粘着温度を有する必要がある。この温度が
90℃未満ではフイルムのアニーリング時に下引き塗布
層がブロッキングをおこす。一方180℃を超えるとき
は塗布層が不均一となり、フイルムの透明性が低下す
る。
【0023】かくして得られるフイルムは、さらに、好
ましくは80〜130℃の温度でアニーリング処理され
ることが好ましい。
ましくは80〜130℃の温度でアニーリング処理され
ることが好ましい。
【0024】本発明の下引きフイルムは感光剤層との接
着力が優れ、写真フイルム用下引きフイルムとして有用
である。
着力が優れ、写真フイルム用下引きフイルムとして有用
である。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明す
る。なお、例中の特性は次の方法で評価した。
る。なお、例中の特性は次の方法で評価した。
【0026】(1)接着性 (イ)感光性乳剤の調製 1Nの臭化アンモニウム溶液10ml、1Nのヨウ化カ
リウム0.5ml、ゼラチン6gと水40mlを混合
し、40〜50℃に保って撹拌下に1Nアンモニウム性
硝酸銀溶液10mlを2分かけて滴下して乳剤Nを調製
した。 (ロ)接着性の評価 サンプルフイルムの易接着剤塗布面に、上記(イ)で調
製した感光性乳剤Nを塗布し、乾燥して3μmの厚さの
膜を形成させた。次にPH11の水酸化ナトリウム水溶
液に32℃で2分間浸漬した。更にPH4.2の酢酸水
溶液(酢酸ナトリウム1%含有)に32℃で2分間浸漬
した。その後水洗し、一日風乾した後、セルロースを貼
り、剥離テストを行った。剥離状態により3段階の評価
をつける。 A:塗膜が全く剥がれない。 B:塗膜の一部が剥がれる。 C:塗膜の全部が剥がれる。
リウム0.5ml、ゼラチン6gと水40mlを混合
し、40〜50℃に保って撹拌下に1Nアンモニウム性
硝酸銀溶液10mlを2分かけて滴下して乳剤Nを調製
した。 (ロ)接着性の評価 サンプルフイルムの易接着剤塗布面に、上記(イ)で調
製した感光性乳剤Nを塗布し、乾燥して3μmの厚さの
膜を形成させた。次にPH11の水酸化ナトリウム水溶
液に32℃で2分間浸漬した。更にPH4.2の酢酸水
溶液(酢酸ナトリウム1%含有)に32℃で2分間浸漬
した。その後水洗し、一日風乾した後、セルロースを貼
り、剥離テストを行った。剥離状態により3段階の評価
をつける。 A:塗膜が全く剥がれない。 B:塗膜の一部が剥がれる。 C:塗膜の全部が剥がれる。
【0027】(2)耐ブロッキング性 巾500mm、長さ700mmのロールフイルムを85
℃又は100℃の条件下で16時間放置した後、ロール
フイルムを解体してブロッキング状況を調べた。 ランクA:はりつきが見られない ランクB:ややはりつき、剥離時に音がする。 ランクC:はりつきがつよく、剥離時音が大きい。
℃又は100℃の条件下で16時間放置した後、ロール
フイルムを解体してブロッキング状況を調べた。 ランクA:はりつきが見られない ランクB:ややはりつき、剥離時に音がする。 ランクC:はりつきがつよく、剥離時音が大きい。
【0028】(3)最低熱粘着温度 カットシート状フイルムの塗布面と非塗布面を合せ所定
の温度の金属板2枚で10g/cm2 の圧力ではさみ、
1分後、冷却してから、2枚のフイルムをはがして粘着
をおこす最低温度を測定した。
の温度の金属板2枚で10g/cm2 の圧力ではさみ、
1分後、冷却してから、2枚のフイルムをはがして粘着
をおこす最低温度を測定した。
【0029】[実施例1]固有粘度0.63のポリエチ
レン―2,6―ナフタレートを溶融し、冷却ドラム上に
押出しキャストして未延伸フイルムを作った。次いで、
この未延伸フイルムを縦方向に3倍延伸した後、ビスフ
ェノールA型ポリグリシジルエーテル(35wt%)、
ジシアンジアミド(5wt%)、メラミン樹脂(トリメ
トキシメチルメラミン)(30wt%)、ポリエステル
WR―905(日本合成化学)(15wt%)及びポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル(15wt%)
からなるバインダー組成物(A―1)の4%水性液をフ
イルムの片面に塗布した。続いて乾燥後横方向に3倍延
伸し、240℃で熱処理して二軸延伸フイルムを得た。
このフイルムの接着性及びアニール後のブロッキング性
を表1、表2に示す。
レン―2,6―ナフタレートを溶融し、冷却ドラム上に
押出しキャストして未延伸フイルムを作った。次いで、
この未延伸フイルムを縦方向に3倍延伸した後、ビスフ
ェノールA型ポリグリシジルエーテル(35wt%)、
ジシアンジアミド(5wt%)、メラミン樹脂(トリメ
トキシメチルメラミン)(30wt%)、ポリエステル
WR―905(日本合成化学)(15wt%)及びポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル(15wt%)
からなるバインダー組成物(A―1)の4%水性液をフ
イルムの片面に塗布した。続いて乾燥後横方向に3倍延
伸し、240℃で熱処理して二軸延伸フイルムを得た。
このフイルムの接着性及びアニール後のブロッキング性
を表1、表2に示す。
【0030】[比較例1]実施例1において塗布液をポ
リウレタンエマルジョン「インプラニルDLN」(Ba
yer社)」(90wt%)及びポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル(10wt%)からなるバインダ
ー組成物(C―1)の4%液に置換して塗布する以外は
同様に行って二軸延伸フイルムを得た。このフイルムの
特性を表1、表2に示す。
リウレタンエマルジョン「インプラニルDLN」(Ba
yer社)」(90wt%)及びポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル(10wt%)からなるバインダ
ー組成物(C―1)の4%液に置換して塗布する以外は
同様に行って二軸延伸フイルムを得た。このフイルムの
特性を表1、表2に示す。
【0031】[比較例2]実施例1において塗布液を塗
布しない以外は同様に行った。この結果を表1に示す。
布しない以外は同様に行った。この結果を表1に示す。
【0032】[実施例2〜8]実施例1において塗布物
とその厚さを変える以外は同様に行った。この結果を表
1、表2に示す。
とその厚さを変える以外は同様に行った。この結果を表
1、表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】符号の説明 A―2:テレフタル酸―イソフタル酸―トリメリット酸
Na―エチレングリコール系ポリエステル(25wt
%)、イソフタル酸―トリメチロールプロパン―ネオペ
ンチルグリコール系ポリエステル(40wt%)、メラ
ミン樹脂(トリメトキシメチルメラミン)(20wt
%)及びポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(15wt%)からなる組成物。
Na―エチレングリコール系ポリエステル(25wt
%)、イソフタル酸―トリメチロールプロパン―ネオペ
ンチルグリコール系ポリエステル(40wt%)、メラ
ミン樹脂(トリメトキシメチルメラミン)(20wt
%)及びポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(15wt%)からなる組成物。
【0036】A―3:カルボン酸基含有フェノキシ樹脂
(30wt%)、ポリスチレンスルホン酸カリ(10w
t%)、4,4′―ジフェニルジカルボン酸―イソフタ
ル酸―5―Kスルホイソフタル酸―エチレングリコール
系ポリエステル(30wt%)、メラミン樹脂(トリメ
トキシメチルメラミン)(15wt%)及びポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(15wt%)からな
る組成物。
(30wt%)、ポリスチレンスルホン酸カリ(10w
t%)、4,4′―ジフェニルジカルボン酸―イソフタ
ル酸―5―Kスルホイソフタル酸―エチレングリコール
系ポリエステル(30wt%)、メラミン樹脂(トリメ
トキシメチルメラミン)(15wt%)及びポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(15wt%)からな
る組成物。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、感光剤層への接着性に
優れかつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下引
きフイルムを提供することができる。
優れかつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下引
きフイルムを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/795 // C08L 67:02
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
イルムの少くとも片面に、バインダー樹脂を含む水性液
を用いた、そして最低熱粘着温度が90〜180℃の下
引き塗布層を設けてなる写真フイルム用下引きフイル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6062901A JPH07270981A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 写真フイルム用下引きフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6062901A JPH07270981A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 写真フイルム用下引きフイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270981A true JPH07270981A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13213626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6062901A Pending JPH07270981A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 写真フイルム用下引きフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07270981A (ja) |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6062901A patent/JPH07270981A/ja active Pending
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