JPH0727105A - ブレーキ弁 - Google Patents

ブレーキ弁

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Publication number
JPH0727105A
JPH0727105A JP19275593A JP19275593A JPH0727105A JP H0727105 A JPH0727105 A JP H0727105A JP 19275593 A JP19275593 A JP 19275593A JP 19275593 A JP19275593 A JP 19275593A JP H0727105 A JPH0727105 A JP H0727105A
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JP
Japan
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pressure
relief
valve
oil
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP19275593A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Ichiki
伸彦 市来
Takeshi Kobayashi
剛 小林
Wataru Otsu
渉 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの起動時にリリーフ弁が低圧
リリーフしてしまうのを防止し、起動時の応答性や安全
性を向上できるようにする。 【構成】 ブレーキ弁51のケーシング52には一対の
チェック弁13A,13B、カウンタバランス弁16、
リリーフ弁24A,24Bおよび低圧リリーフ用のアキ
ュムレータ53A,53Bを設ける。そして、アキュム
レータ53A,53Bのピストン摺動穴54A,54B
内をピストン56A,56Bによって蓄油室57A,5
7Bと圧力室58A,58Bとに画成し、弱ばね60
A,60Bによってピストン56A,56Bを圧力室5
8A,58B側に向けて常時付勢するようにし、さら
に、アキュムレータ53A,53Bの圧力室58A,5
8Bを、ケーシング52に形成した連通路61A,61
Bにより油圧源側油路10A,10Bに常時連通させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベルの
走行用油圧回路または旋回用油圧回路等の油圧モータ駆
動回路に好適に用いられるブレーキ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械は、油圧源からの圧油をアクチュエータとし
ての油圧モータに給排することにより走行駆動(または
旋回駆動)されるが、走行(旋回)の停止時には過大な
慣性負荷を受けるため、油圧回路の途中にブレーキ弁を
介装することにより、該ブレーキ弁で前記慣性負荷を圧
油の熱エネルギに変換して吸収するようにしている。
【0003】そこで、図5ないし図11に従来技術によ
るブレーキ弁が設けられた油圧モータ駆動回路を例に挙
げて示す。
【0004】図において、1はアクチュエータとしての
油圧モータを示し、該油圧モータ1は一対の管路2A,
2B等を介して油圧源としての油圧ポンプ3、タンク4
と接続され、該油圧ポンプ3からの圧油が給排されるこ
とにより、例えば油圧ショベル等の車両を走行駆動する
ようになっている。ここで、油圧ポンプ3はディーゼル
エンジン等の原動機5により回転駆動され、タンク4内
の作動油を高圧の圧油として油圧モータ1等に向けて吐
出させる。
【0005】6は油圧モータ1と油圧ポンプ3との間に
位置して管路2A,2Bの途中に設けられた方向切換弁
を示し、該方向切換弁6はオペレータにより中立位置
(イ)から切換位置(ロ),(ハ)に切換操作され、こ
の切換位置(ロ),(ハ)で油圧モータ1の回転方向を
図5中の矢示F,R方向に切換える。また、該方向切換
弁6は中立位置(イ)に復帰すると、油圧ポンプ3から
油圧モータ1に向けて圧油が給排されるのを遮断し、油
圧モータ1を停止させるものである。
【0006】7は油圧モータ1と方向切換弁6との間に
位置して管路2A,2Bの途中に設けられたブレーキ弁
を示し、該ブレーキ弁7は後述するチェック弁13A,
13B、カウンタバランス弁16およびリリーフ弁24
A,24B等から構成され、油圧モータ1のハウジング
に一体的に設けられている。そして、該ブレーキ弁7
は、方向切換弁6を中立位置(イ)に戻したときに油圧
モータ1が慣性回転すると、後述のアクチュエータ側油
路11A,11B内にブレーキ圧を発生させ、このブレ
ーキ圧によって油圧モータ1に制動力を与えるものであ
る。
【0007】次に、このブレーキ弁7について図6およ
び図7を参照しつつ述べる。
【0008】図中、8は油圧モータ1に付設されるブレ
ーキ弁7のケーシングを示し、該ケーシング8には管路
2A,2Bの一部をなすように一対の油通路9A,9B
が形成され、該油通路9A,9Bは、方向切換弁6を介
して油圧ポンプ3、タンク4に接続される油圧源側油路
10A,10Bと、油圧モータ1に接続されるアクチュ
エータ側油路11A,11Bとから大略構成されてい
る。また、油圧源側油路10A,10Bとアクチュエー
タ側油路11A,11Bとの間には後述のスプール摺動
穴17が形成され、アクチュエータ側油路11A,11
B間にはリリーフ通路12A,12Bが形成されてい
る。
【0009】13A,13Bは油圧源側油路10A,1
0Bとアクチュエータ側油路11A,11Bとの間に設
けられた一対のチェック弁を示し、該チェック弁13
A,13Bは油圧源側油路10A,10Bとアクチュエ
ータ側油路11A,11Bとの間に形成された弁座14
A,14Bに離着座するようにケーシング8内に摺動可
能に配設され、弁ばね15A,15Bにより弁座14
A,14Bに向けて常時付勢されている。そして、該チ
ェック弁13A,13Bは油圧ポンプ3からの圧油が油
圧源側油路10A,10B内に流入してくると、このと
きの圧力により弁ばね15A,15Bに抗して開弁し、
油圧ポンプ3からの圧油がアクチュエータ側油路11
A,11Bへ向けて流通するのを許すようになってい
る。また、これとは逆向きにアクチュエータ側油路11
A,11Bから油圧源側油路10A,10Bに向けて油
圧モータ1からの戻り油等が流れるときには、弁ばね1
5A,15Bによりチェック弁13A,13Bは閉弁状
態に保持され、この逆向きの流れを阻止するものであ
る。
【0010】16はチェック弁13A,13Bに対して
並列となるように油圧源側油路10A,10Bとアクチ
ュエータ側油路11A,11Bとの間に設けられたカウ
ンタバランス弁を示し、該カウンタバランス弁16は、
油圧源側油路10A,10Bとアクチュエータ側油路1
1A,11Bとの間に位置してケーシング8内に形成さ
れたスプール摺動穴17と、該スプール摺動穴17内に
摺動可能に挿嵌されたスプール18とから大略構成さ
れ、該スプール18には図6中の右側に位置して油路1
0A,11A間を連通、遮断するランド19Aと、左側
に位置して油路10B,11B間を連通、遮断するラン
ド19Bとが設けられている。そして、該スプール18
の両端側には蓋体20A,20Bとの間に油室21A,
21Bが形成され、該油室21A,21B内にはスプー
ル18を常時中立位置に向けて付勢する中立位置復帰用
のばね22A,22Bが配設されている。
【0011】また、該スプール18の両端側には油圧源
側油路10A,10Bを常時油室21A,21Bに連通
させる絞り通路23A,23Bが形成され、該絞り通路
23A,23Bは油圧源側油路10A,10Bからの圧
力を油室21A,21B内にパイロット圧として導き、
このときのパイロット圧に基づきスプール18をばね2
2A,22Bに抗して摺動変位させる。これにより、該
カウンタバランス弁16は、方向切換弁6に連動して図
5に示す中立位置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)に
切換わり、この切換位置(ロ),(ハ)で油圧モータ1
からの戻り油がタンク4に排出されるのを許すものであ
る。
【0012】24A,24Bはアクチュエータ側油路1
1A,11Bの途中に位置してケーシング8内に設けら
れた一対のリリーフ弁を示し、該リリーフ弁24A,2
4Bは図7ないし図9に示す如く、後述の弁ガイド25
A,25B、リリーフ弁体28A,28Bおよびアキュ
ムレータ32A,32B等から、所謂ショックレス機能
付きのオーバロードリリーフ弁として構成されている。
【0013】25A,25Bは先端側がアクチュエータ
側油路11A,11Bに臨むようにケーシング8に設け
られた筒状の弁ガイドを示し、該弁ガイド25A,25
Bはケーシング8内でリリーフ弁体28A,28Bを摺
動可能に保持するもので、その先端側にはアクチュエー
タ側油路11A,11B間を連通させるための連通孔2
6A,26Bが径方向に穿設されている。
【0014】27A,27Bは弁ガイド25A,25B
の先端側に位置し、リリーフ通路12A,12Bに嵌合
して設けられた弁座としての弁座筒、28A,28Bは
該弁座筒27A,27Bに離着座するように弁ガイド2
5A,25B内に摺動可能に設けられたリリーフ弁体を
示し、該リリーフ弁体28A,28Bは弁ガイド25
A,25B内にばね室29A,29Bを画成し、該ばね
室29A,29Bにはリリーフ弁体28A,28Bを常
時閉弁方向に付勢する設定ばね30A,30Bが配設さ
れている。また、リリーフ弁体28A,28Bにはリリ
ーフ通路12A,12Bをばね室29A,29B内に常
時連通させる小径の絞り通路31A,31Bが軸方向に
穿設されている。
【0015】ここで、該リリーフ弁体28A(28B)
は図7に示すように、弁座筒27A(27B)側で受圧
面積A1 となり、この受圧面積A1 よりもばね室29A
(29B)側の受圧面積A2 が小さくなっている(A2
<A1 )。また、設定ばね30A(30B)のばね力f
は、アクチュエータ側油路11B(11A)およびばね
室29A(29B)内の圧力が高圧のリリーフ設定圧P
h まで上昇すると、
【0016】
【数1】A1 ×Ph >A2 ×Ph +f なる関係を満すようになっている。そして、このときに
リリーフ弁体28A(28B)は設定ばね30A(30
B)に抗して開弁することにより、アクチュエータ側油
路11B,11A間をリリーフ通路12B(12A)お
よび連通孔26A(26B)を介して連通させ、アクチ
ュエータ側油路11B(11A)内の圧力をリリーフ設
定圧Ph 以下に制限する。
【0017】32A,32Bはリリーフ弁24A,24
Bに付設され、該リリーフ弁24A,24Bにショック
レス機能を与えるためのアキュムレータを示し、該アキ
ュムレータ32A,32Bは後述のピストン摺動穴33
A,33B、ピストン35A,35B、蓄油室37A,
37Bおよび圧力室38A,38B等から構成されてい
る。
【0018】33A,33Bはアクチュエータ側油路1
1A,11Bに油穴34A,34Bを介して常時連通す
るようにケーシング8に形成されたピストン摺動穴、3
5A,35Bは該ピストン摺動穴33A,33B内に摺
動可能に挿嵌された可動隔壁としてのピストンを示し、
該ピストン35A,35Bは有底筒状に形成され、その
底部側はケーシング8に外側から螺着された蓋体36
A,36Bとの間に蓄油室37A,37Bを画成し、油
穴34A,34Bとの間には圧力室38A,38Bを画
成している。
【0019】ここで、該蓄油室37A,37Bはケーシ
ング8に形成した小径の連通路39A,39Bおよび弁
ガイド25A,25Bに形成した径方向の絞り通路40
A,40Bを介してばね室29A,29Bと連通し、該
ばね室29A,29B内に流入する圧油の一部を一時的
に蓄油することにより、リリーフ弁24A,24Bにシ
ョックレス機能を与え、後述の如くリリーフ弁24A,
24Bを低圧リリーフさせる。また、ピストン35A,
35Bには油穴34A,34B側との間に弱ばね41
A,41Bが配設され、該弱ばね41A,41Bはピス
トン35A,35Bを蓋体36A,36B側に向けて常
時付勢している。
【0020】そして、アクチュエータ側油路11A,1
1B間に圧力差が生じ、例えばアクチュエータ側油路1
1B(11A)内の圧油がリリーフ弁体28A(28
B)の絞り通路31A(31B)を介して弁ガイド25
A(25B)のばね室29A(29B)内に流入してく
ると、ピストン35A(35B)はこのときの圧油を弁
ガイド25A(25B)の絞り通路40A(40B)お
よび連通路39A(39B)を介して蓄油室37A(3
7B)内に蓄油させるように、ピストン摺動穴33A
(33B)内を油穴34A(34B)側に当接する位置
まで摺動変位し、この間にリリーフ弁24A(24B)
を低圧リリーフさせる。
【0021】即ち、図10および図11に示す如くアク
チュエータ側油路11B(11A)内の圧油がリリーフ
弁24A(24B)による高圧のリリーフ設定圧Ph よ
りも低い圧力P1 であっても、ピストン35A(35
B)が摺動変位し圧油の一部が蓄油室37A(37B)
内に蓄油されるときには、ばね室29A(29B)内の
圧力P2 が圧力P1 よりも相対的に低く(P1 >P2 )
なるので、リリーフ弁24A(24B)のリリーフ弁体
28A(28B)は、
【0022】
【数2】A1 ×P1 >A2 ×P2 +f なる関係下におかれ、リリーフ弁体28A(28B)は
設定ばね30A(30B)に抗して一時的に開弁し、所
謂ショックレス機能を発揮すべく低圧リリーフを行う。
【0023】従来技術によるブレーキ弁7は上述の如き
構成を有するもので、次にその作動について述べる。
【0024】まず、オペレータが方向切換弁6を中立位
置(イ)から切換位置(ロ)に切換えると、油圧ポンプ
3からの圧油は管路2Aを介して油圧源側油路10A内
に流入する。そして、チェック弁13Aが該油圧源側油
路10Aとアクチュエータ側油路11Aとの圧力差によ
り弁ばね15Aに抗して図8に示す如く開弁すると、油
圧源側油路10Aがアクチュエータ側油路11Aと連通
し、油圧ポンプ3からの圧油が油圧モータ1にモータ駆
動圧として供給されるから、該油圧モータ1によって慣
性体である車両が走行駆動されるようになる。
【0025】また、油圧源側油路10A内に圧油が流入
したときに、カウンタバランス弁16はこの圧油の一部
がスプール18の絞り通路23Aを介して油室21A内
に流入し、スプール18がばね22Bに抗して図8中の
左方向に押動されるから、スプール18のランド19B
が左方向に移動して油圧源側油路10Bとアクチュエー
タ側油路11Bとの間を連通させ、これによりカウンタ
バランス弁16は図5に示す中立位置(イ)から切換位
置(ロ)に切換わる。この結果、油圧モータ1からの戻
り油はアクチュエータ側油路11Bから油圧源側油路1
0Bを介してブレーキ弁7の外部へと方向切換弁6およ
び管路2B等を介してタンク4に排出される。
【0026】そして、油圧モータ1の起動時には図8に
示す如く、アクチュエータ側油路11A内の高圧(モー
タ駆動圧)がリリーフ通路12Aを介してリリーフ弁2
4Bのリリーフ弁体28Bに作用し、その一部はリリー
フ弁体28Bの絞り通路31Bを介してばね室29B内
に流入しつつ、該ばね室29Aから連通路39B等を介
してアキュムレータ32Bの蓄油室37B内に供給され
るから、アキュムレータ32Bはピストン35Bが弱ば
ね41Bに抗して油穴34B側に当接する位置まで摺動
変位し、蓄油室37B内に圧油を蓄油させる。これによ
り、アクチュエータ側油路11A内の圧力P1 よりもば
ね室29B内の圧力P2 は低下し、前記数2の式に基づ
いてリリーフ弁体28Bが開弁し、リリーフ弁24Bは
図10に示す特性線42の如く圧力P1 で低圧リリーフ
を行う。
【0027】この結果、例えば0.1〜0.5秒程度の
一定時間t1 だけ油圧モータ1の起動が遅れ、一定時間
t1 の経過後にピストン35Bが油穴34B側に当接
し、蓄油室37B内に圧油をこれ以上蓄油できなくなっ
たときには、ばね室29B内の圧力が上昇してアクチュ
エータ側油路11A内の圧力と等しくなるので、リリー
フ弁体28Bは設定ばね30Bによって再び閉弁され、
これによりアクチュエータ側油路11A内の圧力(モー
タ駆動圧)は油圧モータ1を矢示F方向に回転駆動する
のに必要な圧力まで上昇し、該油圧モータ1によって慣
性体である車両が走行駆動(発進)されるようになる。
【0028】一方、慣性体としての車両を停止させるた
めに、オペレータが方向切換弁6を切換位置(ロ)から
中立位置(イ)に戻した場合には、油圧ポンプ3からの
圧油供給が断たれるので、図9に示す如くチェック弁1
3Aが弁ばね15Aによって弁座14Aに着座され、油
圧源側油路10Aとアクチュエータ側油路11Aの間は
遮断される。また、カウンタバランス弁16は油室21
A内の圧力が低下し、スプール18がばね22Bにより
付勢されて、図6に示すように中立位置(イ)に復帰
し、これによって油圧源側油路10Bとアクチュエータ
側油路11Bとの間も遮断される。
【0029】しかし、方向切換弁6を中立位置(イ)に
戻し、カウンタバランス弁16が中立位置に復帰した後
にも、油圧モータ1は車両の慣性力によって矢示F方向
に慣性回転を続けることがあり、油圧モータ1が慣性回
転すると、該油圧モータ1はアクチュエータ側油路11
Aから圧油を吸込みつつ、この圧油をアクチュエータ側
油路11B内に吐出して所謂ポンプ作用を行う。この結
果、アクチュエータ側油路11B内には圧油が封じ込め
られ、油圧モータ1の慣性回転によるブレーキ圧が発生
するようになる。
【0030】そして、アクチュエータ側油路11B内の
圧油(ブレーキ圧)はリリーフ通路12Bを介してリリ
ーフ弁24Aのリリーフ弁体28Aに作用し、その一部
はリリーフ弁体28Aの絞り通路31Aを介してばね室
29A内に流入しつつ、該ばね室29Aから絞り通路4
0Aおよび連通路39Aを介してアキュムレータ32A
の蓄油室37A内に供給される。これにより、アキュム
レータ32Aはピストン35Aが弱ばね41Aに抗して
油穴34A側に当接する位置まで摺動変位し、蓄油室3
7A内に圧油を蓄油させるようになるから、ばね室29
A内の圧力P2はアクチュエータ側油路11B内の圧力
P1 よりも低下し、前記数2の式に基づきリリーフ弁体
28Aが図9に示すように開弁し、リリーフ弁24Aは
図11に示す特性線43の如く圧力P1 で低圧リリーフ
を行うようになる。
【0031】次に、例えば0.1〜0.5秒程度の一定
時間t2 が経過してピストン35Aが油穴34A側に当
接し、蓄油室37A内に圧油をこれ以上蓄油できなくな
ったときには、ばね室29A内の圧力が上昇してアクチ
ュエータ側油路11B内の圧力と等しくなるので、リリ
ーフ弁体28Aは設定ばね30Aによって再び閉弁さ
れ、これによりアクチュエータ側油路11B内の圧力
(ブレーキ圧)は油圧モータ1の慣性回転に応じて上昇
する。
【0032】そして、アクチュエータ側油路11B内の
圧力(ブレーキ圧)が高圧のリリーフ設定圧Ph まで上
昇すると、前記数1の式に基づきリリーフ弁体28Aは
設定ばね30Aに抗して開弁し、所謂高圧リリーフが行
われることによってこのときの圧力はリリーフ弁24A
を通過する間の熱エネルギに変換され、油圧モータ1の
慣性回転は徐々に停止される。
【0033】なお、方向切換弁6を中立位置(イ)から
切換位置(ハ)に切換え、再び中立位置(イ)に戻した
場合も、前述の場合とほぼ同様に作動する。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるブレーキ弁7では、リリーフ弁24A,2
4Bにアキュムレータ32A,32Bを付設し、該アキ
ュムレータ32A,32Bによってリリーフ弁24A,
24Bにショックレス機能を与えるようにしているか
ら、例えば方向切換弁6を中立位置(イ)から切換位置
(ロ),(ハ)に切換えて車両を発進させたり、方向切
換弁6を中立位置(イ)に戻して車両を停止させたりす
るときに、アキュムレータ32A,32Bのピストン摺
動穴33A,33B内でピストン35A,35Bを油穴
34A,34B側に当接する位置まで摺動変位させ、蓄
油室37A,37B内に圧油を蓄油するまでの一定時間
t1 (t2 )だけリリーフ弁24A,24Bを低圧リリ
ーフさせることができ、車両の発進時または停止時に衝
撃が発生するのを防止できる。
【0035】しかし、従来技術によるものでは、油圧モ
ータ1を起動すべくオペレータが方向切換弁6を中立位
置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)に切換えて、車両
を発進させるときに、図10に示す如く一定時間t1 だ
けリリーフ弁24A,24Bが低圧リリーフを行うた
め、オペレータが方向切換弁6を切換操作した後に、一
定時間t1 だけ油圧モータ1の起動が遅れてしまい、起
動時の応答性が悪くなるばかりでなく、一定時間の経過
後にオペレータは急に車両が発進し始めるように感じ、
発進時の安全性を向上できないという問題がある。
【0036】さらに、アキュムレータ32A,32Bの
蓄油室37A,37B内に圧油を蓄油させるまでの時間
t1 (t2 )は、弁ガイド25A,25Bに穿設した絞
り通路40A,40B等を圧油が流通するときの時間に
よって決定されるから、特に寒冷地等で、周囲温度が低
くなって圧油の粘度が増大すると、絞り通路40A,4
0B等を圧油がスムーズに流通できなくなって、蓄油室
37A,37B内に圧油を蓄油させるまでの時間t1
(t2 )は常温状態よりもさらに長くなり、起動時の応
答性等が大幅に低下してしまうという問題がある。
【0037】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はアクチュエータの起動時にリリ
ーフ弁が低圧リリーフしてしまうのを確実に防止でき、
起動時の応答性や安全性を向上できるようにしたブレー
キ弁を提供することを目的としている。
【0038】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、ケーシングと、該ケーシング内に設け
られ、油圧源側に接続される油圧源側油路およびアクチ
ュエータ側に接続されるアクチュエータ側油路からなる
一対の油通路と、該各油通路の油圧源側油路とアクチュ
エータ側油路との間に設けられ、該油圧源側油路からア
クチュエータ側油路に向けて圧油が流通するのを許し、
逆向きの流れを阻止する一対のチェック弁と、該各チェ
ック弁に対して並列となるように前記油圧源側油路とア
クチュエータ側油路との間に設けられたカウンタバラン
ス弁と、前記各アクチュエータ側油路間に設けられ、該
各アクチュエータ側油路内の圧力を高圧のリリーフ設定
圧以下に制限する一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁
にそれぞれ付設され、前記リリーフ設定圧よりも低い圧
力で該各リリーフ弁を一時的に低圧リリーフさせる一対
のアキュムレータとからなるブレーキ弁において、前記
各アキュムレータには、圧油を蓄油することにより前記
各リリーフ弁を低圧リリーフさせる蓄油室と、該蓄油室
に対して可動隔壁により画成される圧力室と、該圧力室
を前記油圧源側油路に常時連通させる連通路とを設けた
ことを特徴としてなる構成を採用している。
【0039】この場合、前記各リリーフ弁は、前記各ア
クチュエータ側油路間に設けられた弁座と、一端側が該
弁座に離着座するように前記ケーシングに設けられ、他
端側で該ケーシング内にばね室を画成したリリーフ弁体
と、該リリーフ弁体に形成され、前記ばね室を相手方の
アクチュエータ側油路に連通させる小径の絞り通路と、
前記弁座部材に向けてリリーフ弁体を付勢すべく前記ば
ね室内に配設され、常時は該リリーフ弁体を閉弁させ、
前記アクチュエータ側油路内の圧力が前記リリーフ設定
圧に達したときにリリーフ弁体が開弁するのを許す設定
ばねとを備え、前記ばね室を前記アキュムレータの蓄油
室に常時連通させる構成とするのが好ましい。
【0040】また、前記各アキュムレータは、前記ケー
シングに形成されたピストン摺動穴と、該ピストン摺動
穴内に摺動可能に挿嵌され、該ピストン摺動穴内に前記
蓄圧室と圧力室とを画成する可動隔壁としてのピストン
と、該ピストンを前記圧力室側に向けて常時付勢するば
ねとから構成するようにすればよい。
【0041】
【作用】上記構成により、アクチュエータを駆動するた
めに一対の油通路のうち、一方の油通路に圧油を供給し
ているときには、この圧油の一部が一方の油圧源側油路
から連通路を介して一方のアキュムレータの圧力室内に
導入されるから、該圧力室内が蓄油室よりも高圧となっ
て可動隔壁は蓄油室側に移動し、該蓄油室は油液が排出
された状態となる。そして、アクチュエータを停止すべ
く一方の油圧源側油路への圧油の供給を断つと、一方の
アキュムレータでは圧力室が低圧となり、蓄油室には他
方のアクチュエータ側油路から高圧の油(ブレーキ圧)
が入ってくるので、該アキュムレータの可動隔壁は圧力
室側に移動して蓄油室内に圧油を蓄油させるようにな
り、アクチュエータの停止時にはリリーフ弁を確実に低
圧リリーフさせることができる。
【0042】また、アクチュエータの駆動時に圧油の排
出側となる他方の油通路ではチェック弁が閉弁し続け、
他方の油圧源側油路は低圧状態のままであるから、他方
の油圧源側油路に連通する他方のアキュムレータの圧力
室も低圧となり、該アキュムレータは可動隔壁が圧力室
側に移動したままとなって蓄油室内に圧油を蓄油させた
状態に保持される。この結果、一方の油通路に圧油を供
給してアクチュエータを起動するときには、他方のアキ
ュムレータは蓄油室内に圧油を既に蓄油させた状態に保
持され、アクチュエータの起動時にリリーフ弁が低圧リ
リーフしてしまうのを防止できる。
【0043】さらに、各アキュムレータの可動隔壁をピ
ストンによって構成し、該ピストンを圧力室側に向けて
ばねにより付勢する構成とすれば、アクチュエータの起
動前に各アキュムレータの可動隔壁をばねによって圧力
室側に予め移動できるから、蓄油室内に圧油を蓄油した
状態に確実に保持でき、アクチュエータの起動時にリリ
ーフ弁が低圧リリーフしてしまうのをより確実に防止で
きる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図5ないし
図9に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0045】図中、51は油圧モータ1と方向切換弁6
との間に設けられたブレーキ弁を示し、該ブレーキ弁5
1は従来技術で述べたブレーキ弁7と同様に、一対のチ
ェック弁13A,13B、カウンタバランス弁16およ
びリリーフ弁24A,24Bを備えているものの、該ブ
レーキ弁51は後述するケーシング52およびアキュム
レータ53A,53Bの構成において従来技術のものと
は異なっている。
【0046】52は油圧モータ1に付設されるブレーキ
弁51のケーシングを示し、該ケーシング52は従来技
術で述べたケーシング8と同様に、油圧源側油路10
A,10Bおよびアクチュエータ側油路11A,11B
からなる一対の油通路9A,9Bと、アクチュエータ側
油路11A,11B間に位置するリリーフ通路12A,
12B等とを有しているものの、該ケーシング52には
後述のピストン摺動穴54A,54Bおよび連通路61
A,61B等が形成されている。
【0047】53A,53Bは一対のリリーフ弁24
A,24Bにそれぞれ付設するようにケーシング52に
設けられた一対のアキュムレータを示し、該アキュムレ
ータ53A,53Bは後述のピストン摺動穴54A,5
4B、ピストン56A,56B、蓄油室57A,57B
および圧力室58A,58B等から構成されている。
【0048】54A,54Bはケーシング52に左,右
両側から有底穴として形成されたピストン摺動穴を示
し、該ピストン摺動穴54A,54Bは開口端側が蓋体
55A,55Bによって閉塞され、底部側には油圧源側
油路10A,10Bに連通する後述の連通路61A,6
1Bが形成されている。
【0049】56A,56Bはピストン摺動穴54A,
54B内に摺動可能に挿嵌された可動隔壁としてのピス
トンを示し、該ピストン56A,56Bは有底筒状に形
成され、蓋体55A,55Bとの間に蓄油室57A,5
7Bを画成し、ピストン摺動穴54A,54Bの底部と
の間には圧力室58A,58Bを画成している。
【0050】ここで、該蓄油室57A,57Bはケーシ
ング52に形成した小径の連通路59A,59Bおよび
弁ガイド25A,25Bの絞り通路40A,40Bを介
してばね室29A,29Bと連通し、該ばね室29A,
29B内に流入する圧油の一部を一時的に蓄油すること
により、リリーフ弁24A,24Bにショックレス機能
を与える構成となっている。また、ピストン56A,5
6Bには蓋体55A,55B側との間に弱ばね60A,
60Bが配設され、該弱ばね60A,60Bはピストン
56A,56Bをピストン摺動穴54A,54Bの底部
側に向けて常時付勢している。
【0051】さらに、61A,61Bはピストン摺動穴
54A,54Bの底部側に形成された他の連通路を示
し、該連通路61A,61Bは一端側がアキュムレータ
53A,53Bの圧力室58A,58Bに連通し、他端
側が油圧源側油路10A,10Bに連通している。そし
て、該連通路61A,61Bは油圧源側油路10A,1
0Bからの圧油をアキュムレータ53A,53Bの圧力
室58A,58B内に導入することにより、ピストン5
6A,56Bを弱ばね60A,60Bに抗して摺動変位
させ、蓄油室57A,57B内の油液を連通路59A,
59Bからばね室29A,29B側へと排出させる。
【0052】本実施例によるブレーキ弁51は上述の如
き構成を有するもので、その基本的な作動については従
来技術によるものと格別差異はない。
【0053】然るに、本実施例では、アキュムレータ5
3A,53Bのピストン摺動穴54A,54B内をピス
トン56A,56Bによって蓄油室57A,57Bと圧
力室58A,58Bとに画成し、弱ばね60A,60B
によってピストン56A,56Bを圧力室58A,58
B側に向けて常時付勢すると共に、アキュムレータ53
A,53Bの圧力室58A,58Bを、ケーシング52
に形成した連通路61A,61Bを介して油圧源側油路
10A,10Bに常時連通させる構成としたから、下記
のような作用効果を得ることができる。
【0054】即ち、油圧モータ1を起動するために、オ
ペレータが方向切換弁6を中立位置(イ)から切換位置
(ロ)に切換えたときには、油圧ポンプ3からの圧油が
管路2Aを介して油圧源側油路10A内に流入し、図3
に示す如くチェック弁13Aが開弁してアクチュエータ
側油路11A内にモータ駆動圧としての圧油が供給され
ると共に、このモータ駆動圧はリリーフ通路12Aを介
してリリーフ弁24Bに作用する。しかし、このときに
該リリーフ弁24Bのアキュムレータ53Bは図3に示
すようにピストン56Bが弱ばね60Bによって圧力室
58B側に既に押動され、蓄油室57Bには油液が満杯
状態で蓄油されているから、リリーフ弁24Bが低圧リ
リーフすることはなく、モータ駆動圧は図10に点線で
示す特性線62のように速やかに上昇し油圧モータ1を
早期に起動でき、該油圧モータ1によって車両を応答性
良く発進させることができる。
【0055】そして、方向切換弁6を中立位置(イ)か
ら切換位置(ロ)に切換えた状態で油圧モータ1の駆動
を続ける間は、油圧源側油路10A内の圧力が連通路6
1Aを介してアキュムレータ53Aの圧力室58Aに作
用し続けるから、ピストン56Aは図3に示す如く蓄油
室57A側に摺動変位した状態となり、該蓄油室57A
内の油液を連通路59Aからばね室29A側へと排出さ
せると共に、ピストン56Aは図3に示すストロークエ
ンドに保持されたままとなる。
【0056】次に、油圧モータ1の回転を停止すべく、
オペレータが方向切換弁6を切換位置(ロ)から中立位
置(イ)に戻したときには、油圧源側油路10Aへの圧
油の供給が断たれるから、アキュムレータ53Aの圧力
室58Aも油圧源側油路10Aと同様に低圧となり、ア
キュムレータ53Aのピストン56Aは圧力室58A側
に摺動変位できるようになる。
【0057】そして、このときに油圧モータ1が慣性回
転しアクチュエータ側油路11B内にブレーキ圧が発生
すると、アクチュエータ側油路11B内の圧油(ブレー
キ圧)はリリーフ通路12Bを介してリリーフ弁24A
のリリーフ弁体28Aに作用し、その一部はリリーフ弁
体28Aの絞り通路31Aを介してばね室29A内に流
入しつつ、該ばね室29Aから絞り通路40Aおよび連
通路59Aを介してアキュムレータ53Aの蓄油室57
A内に供給される。
【0058】これにより、アキュムレータ53Aは図4
に示す如くピストン56Aがピストン摺動穴54Aの底
部側に当接するストロークエンドの位置まで摺動変位
し、蓄油室57A内には圧油(油液)が蓄油されるよう
になるから、ばね室29A内の圧力P2 はアクチュエー
タ側油路11B内の圧力P1 よりも低下し、前記数2の
式に基づきリリーフ弁体28Aが開弁し、リリーフ弁2
4Aは図11に示す特性線43の如く従来技術のものと
同様に圧力P1 で低圧リリーフを行う。そして、一定時
間t2 が経過した後にアクチュエータ側油路11B内の
ブレーキ圧がリリーフ設定圧Ph まで上昇すると、リリ
ーフ弁24Aは高圧リリーフを行うようになる。
【0059】また、リリーフ弁24Aが高圧リリーフを
行って油圧モータ1の回転が停止したときに、オペレー
タが再び方向切換弁6を中立位置(イ)から切換位置
(ロ)に切換えたとしても、リリーフ弁24Bのアキュ
ムレータ53Bは図4に例示したように既にピストン5
6Bが弱ばね60Bによって圧力室58B側に押動され
ており、蓄油室57Bには油液が満杯状態で蓄油されて
いるから、油圧モータ1を矢示F方向に起動するときに
は、常にアキュムレータ53Bのピストン56Bがスト
ロークエンドにあって、リリーフ弁24Bが低圧リリー
フすることはなく、油圧モータ1により車両を常に高い
応答性をもって発進させることができる。
【0060】一方、方向切換弁6を中立位置(イ)と切
換位置(ハ)との間で切換えた場合も、前述の場合とほ
ぼ同様に作動する。
【0061】従って、本実施例によれば、油圧モータ1
の起動,停止を繰返すような場合であっても、起動時に
はアキュムレータ(53B)のピストン(56B)を常
にストロークエンドに保持して、リリーフ弁24A,2
4Bが低圧リリーフしてしまうのを確実に防止でき、起
動時の応答性を高めて車両を発進させるときの安全性や
信頼性を大幅に向上できる。
【0062】また、方向切換弁6を中立位置(イ)と切
換位置(ハ)との間で切換えた場合も、前述の場合とほ
ぼ同様に作動する。
【0063】従って、本実施例によれば、油圧モータ1
の起動時にリリーフ弁24A,24Bが低圧リリーフし
てしまうのを確実に防止でき、起動時の応答性を高めて
車両を発進させるときの安全性を向上できる。
【0064】また、車両の停止時に油圧モータ1が慣性
回転し、ブレーキ圧が発生するときには、リリーフ弁2
4A,24Bを低圧リリーフさせることができ、停止時
の衝撃を緩和できると共に、このブレーキ圧がリリーフ
設定圧Ph まで上昇したときには、リリーフ弁24A,
24Bを高圧リリーフさせることができ、車両を確実に
停止できる。
【0065】なお、前記実施例では、アキュムレータ5
3A,53Bをリリーフ弁24A,24Bから離間させ
て設けるものとして述べたが、これに替えて、実公昭6
2−31681号公報等に記載されたリリーフ弁と同様
にアキュムレータをリリーフ弁に一体化して設けるよう
にしてもよい。
【0066】また、前記実施例では、アキュムレータ5
3A,53Bのピストン56A,56Bを弱ばね60
A,60Bによって圧力室58A,58B側に常時付勢
するものとして述べたが、本実施例はこれに限らず、例
えば蓄油室57A,57Bと圧力室58A,58Bとの
圧力差によってピストン56A,56Bを摺動変位させ
るようにしてもよく、この場合には、弱ばね60A,6
0Bを省略することができるものである。
【0067】さらに、前記実施例では、アキュムレータ
53A,53Bの可動隔壁をピストン56A,56Bに
よって構成するものとして述べたが、これに替えて、例
えばダイヤフラム等によってアキュムレータの可動隔壁
を構成してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、各
アキュムレータの蓄油室を可動隔壁により圧力室と画成
し、該各圧力室を一対の油通路のうち、それぞれの油圧
源側油路に常時連通させる構成としたから、アクチュエ
ータの起動時にリリーフ弁が低圧リリーフしてしまうの
を確実に防止でき、起動時の応答性を高めて安全性を向
上させることができる。そして、アクチュエータの停止
時にはアキュムレータの蓄油室に圧油を蓄油してリリー
フ弁を低圧リリーフさせることができ、停止時の衝撃を
確実に緩和できる。
【0069】また、各アキュムレータの可動隔壁をピス
トンによって構成し、該ピストンを圧力室側に向けてば
ねにより付勢する構成とすれば、アクチュエータの起動
前に各アキュムレータの可動隔壁をばねによって圧力室
側に予め移動させることができ、アクチュエータの起動
時にリリーフ弁が低圧リリーフしてしまうのをより確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるブレーキ弁を設けた油圧
モータ駆動回路図である。
【図2】本発明の実施例によるブレーキ弁を示す縦断面
図である。
【図3】油圧モータの起動時を示すブレーキ弁の縦断面
図である。
【図4】油圧モータの停止時を示すブレーキ弁の縦断面
図である。
【図5】従来技術によるブレーキ弁を設けた油圧モータ
駆動回路図である。
【図6】従来技術によるブレーキ弁を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6に示すリリーフ弁の拡大断面図である。
【図8】油圧モータの起動時を示すブレーキ弁の縦断面
図である。
【図9】油圧モータの停止時を示すブレーキ弁の縦断面
図である。
【図10】従来技術によるモータ駆動圧の特性を示す特
性線図である。
【図11】従来技術によるブレーキ圧の特性を示す特性
線図である。
【符号の説明】
1 油圧モータ(アクチュエータ) 3 油圧ポンプ(油圧源) 4 タンク 5 原動機 6 方向切換弁 9A,9B 油通路 10A,10B 油圧源側油路 11A,11B アクチュエータ側油路 12A,12B リリーフ通路 13A,13B チェック弁 16 カウンタバランス弁 24A,24B リリーフ弁 25A,25B 弁ガイド 27A,27B 弁座筒(弁座) 28A,28B リリーフ弁体 29A,29B ばね室 30A,30B 設定ばね 31A,31B 絞り通路 51 ブレーキ弁 52 ケーシング 53A,53B アキュムレータ 54A,54B ピストン摺動穴 56A,56B ピストン(可動隔壁) 57A,57B 蓄油室 58A,58B 圧力室 59A,59B,61A,61B 連通路 60A,60B 弱ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内に設けら
    れ、油圧源側に接続される油圧源側油路およびアクチュ
    エータ側に接続されるアクチュエータ側油路からなる一
    対の油通路と、該各油通路の油圧源側油路とアクチュエ
    ータ側油路との間に設けられ、該油圧源側油路からアク
    チュエータ側油路に向けて圧油が流通するのを許し、逆
    向きの流れを阻止する一対のチェック弁と、該各チェッ
    ク弁に対して並列となるように前記油圧源側油路とアク
    チュエータ側油路との間に設けられたカウンタバランス
    弁と、前記各アクチュエータ側油路間に設けられ、該各
    アクチュエータ側油路内の圧力を高圧のリリーフ設定圧
    以下に制限する一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁に
    それぞれ付設され、前記リリーフ設定圧よりも低い圧力
    で該各リリーフ弁を一時的に低圧リリーフさせる一対の
    アキュムレータとからなるブレーキ弁において、前記各
    アキュムレータには、圧油を蓄油することにより前記各
    リリーフ弁を低圧リリーフさせる蓄油室と、該蓄油室に
    対して可動隔壁により画成される圧力室と、該圧力室を
    前記油圧源側油路に常時連通させる連通路とを設けたこ
    とを特徴とするブレーキ弁。
  2. 【請求項2】 前記各リリーフ弁は、前記各アクチュエ
    ータ側油路間に設けられた弁座と、一端側が該弁座に離
    着座するように前記ケーシングに設けられ、他端側で該
    ケーシング内にばね室を画成したリリーフ弁体と、該リ
    リーフ弁体に形成され、前記ばね室を相手方のアクチュ
    エータ側油路に連通させる小径の絞り通路と、前記弁座
    部材に向けてリリーフ弁体を付勢すべく前記ばね室内に
    配設され、常時は該リリーフ弁体を閉弁させ、前記アク
    チュエータ側油路内の圧力が前記リリーフ設定圧に達し
    たときにリリーフ弁体が開弁するのを許す設定ばねとを
    備え、前記ばね室を前記アキュムレータの蓄油室に常時
    連通させる構成としてなる請求項1に記載のブレーキ
    弁。
  3. 【請求項3】 前記各アキュムレータは、前記ケーシン
    グに形成されたピストン摺動穴と、該ピストン摺動穴内
    に摺動可能に挿嵌され、該ピストン摺動穴内に前記蓄圧
    室と圧力室とを画成する可動隔壁としてのピストンと、
    該ピストンを前記圧力室側に向けて常時付勢するばねと
    から構成してなる請求項1または2に記載のブレーキ
    弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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