JPH1122843A - ブレーキ弁 - Google Patents
ブレーキ弁Info
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- JPH1122843A JPH1122843A JP19510597A JP19510597A JPH1122843A JP H1122843 A JPH1122843 A JP H1122843A JP 19510597 A JP19510597 A JP 19510597A JP 19510597 A JP19510597 A JP 19510597A JP H1122843 A JPH1122843 A JP H1122843A
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- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクチュエータに供給する圧油の流量が少な
い場合でも、圧油の一部がリリーフ弁側に漏れるのを防
止し、アクチュエータを高い応答性をもって起動させる
と共に、アクチュエータ停止時の衝撃を低減できように
する。 【解決手段】 ブレーキ弁11のケーシング12内にチ
ェック弁収容穴21A,21Bとリリーフ弁取付穴23
Aとを同軸に配設する。リリーフ弁取付穴23A内には
ショックレス機能付のリリーフ弁24A,24Bを設け
る。チェック弁収容穴21A,21B内にはチェック弁
37A,37Bを摺動可能に設ける。そして、チェック
弁37A,37B内には、リリーフ弁24A,24Bの
流入口29A,29Bをアクチュエータ側の油路15
A,15Bに対して連通,遮断させる閉塞弁41A,4
1Bを摺動可能に挿嵌する。
い場合でも、圧油の一部がリリーフ弁側に漏れるのを防
止し、アクチュエータを高い応答性をもって起動させる
と共に、アクチュエータ停止時の衝撃を低減できように
する。 【解決手段】 ブレーキ弁11のケーシング12内にチ
ェック弁収容穴21A,21Bとリリーフ弁取付穴23
Aとを同軸に配設する。リリーフ弁取付穴23A内には
ショックレス機能付のリリーフ弁24A,24Bを設け
る。チェック弁収容穴21A,21B内にはチェック弁
37A,37Bを摺動可能に設ける。そして、チェック
弁37A,37B内には、リリーフ弁24A,24Bの
流入口29A,29Bをアクチュエータ側の油路15
A,15Bに対して連通,遮断させる閉塞弁41A,4
1Bを摺動可能に挿嵌する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に設けられる走行用の油圧モータに用い
て好適なブレーキ弁に関する。
ル等の建設機械に設けられる走行用の油圧モータに用い
て好適なブレーキ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械は、走行用油圧モータ等の油圧アクチュエー
タによって走行駆動されるが、走行の停止時等に過大な
慣性負荷を受けるため、走行用油圧モータにはブレーキ
弁を付設し、該ブレーキ弁により前記慣性負荷を圧油の
熱エネルギに変換して吸収するようにしている。
の建設機械は、走行用油圧モータ等の油圧アクチュエー
タによって走行駆動されるが、走行の停止時等に過大な
慣性負荷を受けるため、走行用油圧モータにはブレーキ
弁を付設し、該ブレーキ弁により前記慣性負荷を圧油の
熱エネルギに変換して吸収するようにしている。
【0003】そして、このブレーキ弁は、油圧源と油圧
アクチュエータとの間に設けられたカウンタバランス弁
と、該カウンタバランス弁よりもアクチュエータ側寄り
に設けられた一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁とカ
ウンタバランス弁との間に設けられた一対のチェック弁
とから構成されている。
アクチュエータとの間に設けられたカウンタバランス弁
と、該カウンタバランス弁よりもアクチュエータ側寄り
に設けられた一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁とカ
ウンタバランス弁との間に設けられた一対のチェック弁
とから構成されている。
【0004】この種の従来技術によるブレーキ弁が設け
られた油圧ショベル等の車両にあっては、走行途中の車
両を急停止させる場合に走行用油圧モータの慣性回転に
より発生するブレーキ圧でリリーフ弁を開弁させ、該リ
リーフ弁を通過する圧油(ブレーキ圧)を熱エネルギに
変換することにより、車両の慣性力を吸収しつつ制動力
を付与するようにしている。
られた油圧ショベル等の車両にあっては、走行途中の車
両を急停止させる場合に走行用油圧モータの慣性回転に
より発生するブレーキ圧でリリーフ弁を開弁させ、該リ
リーフ弁を通過する圧油(ブレーキ圧)を熱エネルギに
変換することにより、車両の慣性力を吸収しつつ制動力
を付与するようにしている。
【0005】しかし、車両の急停車時には前記リリーフ
弁の開弁によって衝撃等が発生することがあり、車両の
オペレータに不快感を与えるばかりでなく、車両の走行
用油圧モータやブレーキ弁等の寿命低下を招く虞れがあ
る。
弁の開弁によって衝撃等が発生することがあり、車両の
オペレータに不快感を与えるばかりでなく、車両の走行
用油圧モータやブレーキ弁等の寿命低下を招く虞れがあ
る。
【0006】また、このような衝撃を防止するために、
前記リリーフ弁の設定圧力を低く設定したり、ショック
レス機構付のリリーフ弁を採用する等の対策が取られる
ことがある。しかし、この場合には、登坂時、ステアリ
ング時等の負荷が大きいときに走行用油圧モータの駆動
力低下を招いたり、駆動遅れによる応答性の低下が生じ
る等の不具合がある。
前記リリーフ弁の設定圧力を低く設定したり、ショック
レス機構付のリリーフ弁を採用する等の対策が取られる
ことがある。しかし、この場合には、登坂時、ステアリ
ング時等の負荷が大きいときに走行用油圧モータの駆動
力低下を招いたり、駆動遅れによる応答性の低下が生じ
る等の不具合がある。
【0007】そこで、例えば特公平7−122441号
公報(WO93/07394)等には、ショックレス機
構付のリリーフ弁を採用したブレーキ弁(以下、他の従
来技術という)が開示されている。そして、この場合に
は、チェック弁とリリーフ弁とを同軸上に配設すること
により、油圧モータの起動時等にチェック弁が開弁する
と、このチェック弁によりリリーフ弁の流入口側を閉塞
させ、モータ駆動圧がリリーフ弁に作用するのを防止す
るようにしている。
公報(WO93/07394)等には、ショックレス機
構付のリリーフ弁を採用したブレーキ弁(以下、他の従
来技術という)が開示されている。そして、この場合に
は、チェック弁とリリーフ弁とを同軸上に配設すること
により、油圧モータの起動時等にチェック弁が開弁する
と、このチェック弁によりリリーフ弁の流入口側を閉塞
させ、モータ駆動圧がリリーフ弁に作用するのを防止す
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した他
の従来技術によるブレーキ弁にあっては、油圧モータの
起動時に油圧源からの圧油によりチェック弁が開弁する
と、このときの圧油がモータ駆動圧となってアクチュエ
ータ(油圧モータ)側に供給されると共に、開弁状態に
あるチェック弁がリリーフ弁の流入口側を閉塞すること
によって、リリーフ弁がモータ駆動圧で開弁動作するの
を抑え、油圧モータの起動遅れ等が発生するのを防止す
るようにしている。
の従来技術によるブレーキ弁にあっては、油圧モータの
起動時に油圧源からの圧油によりチェック弁が開弁する
と、このときの圧油がモータ駆動圧となってアクチュエ
ータ(油圧モータ)側に供給されると共に、開弁状態に
あるチェック弁がリリーフ弁の流入口側を閉塞すること
によって、リリーフ弁がモータ駆動圧で開弁動作するの
を抑え、油圧モータの起動遅れ等が発生するのを防止す
るようにしている。
【0009】しかし、油圧ショベル等のオペレータ等が
走行用の操作レバーを微操作し、油圧モータを徐々に起
動させるような場合には、油圧源から供給される圧油の
流量が十分でないために、チェック弁が完全には開弁せ
ず、該チェック弁によってリリーフ弁の流入口側を必ず
しも閉塞し得ないことがある。そして、この場合にはモ
ータ駆動圧の一部がリリーフ弁側に漏れてしまい、油圧
モータの起動遅れの原因になるという問題がある。
走行用の操作レバーを微操作し、油圧モータを徐々に起
動させるような場合には、油圧源から供給される圧油の
流量が十分でないために、チェック弁が完全には開弁せ
ず、該チェック弁によってリリーフ弁の流入口側を必ず
しも閉塞し得ないことがある。そして、この場合にはモ
ータ駆動圧の一部がリリーフ弁側に漏れてしまい、油圧
モータの起動遅れの原因になるという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は油圧モータ等のアクチュエータ
に供給する圧油の流量が少ない場合でも、このときの圧
油の一部がリリーフ弁側に漏れるのを確実に防止でき、
アクチュエータを高い応答性をもって起動させることが
できる上に、油圧ショベル等の車両を停止させるときの
衝撃を確実に低減でき、車両を滑らかに停止させること
ができるようにしたブレーキ弁を提供することを目的と
する。
されたもので、本発明は油圧モータ等のアクチュエータ
に供給する圧油の流量が少ない場合でも、このときの圧
油の一部がリリーフ弁側に漏れるのを確実に防止でき、
アクチュエータを高い応答性をもって起動させることが
できる上に、油圧ショベル等の車両を停止させるときの
衝撃を確実に低減でき、車両を滑らかに停止させること
ができるようにしたブレーキ弁を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、ケーシングと、該ケーシング内に設け
られ油圧源側とアクチュエータ側との間に接続される一
対の油通路と、前記油圧源側寄りに位置して該一対の油
通路の途中に設けられたカウンタバランス弁と、前記ア
クチュエータ側寄りに位置して前記一対の油通路間に設
けられた一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁とカウン
タバランス弁との間に位置して前記一対の油通路の途中
に設けられ、前記油圧源側からアクチュエータ側に向け
て圧油が流通するのを許し、逆向きの流れを阻止する一
対のチェック弁とからなるブレーキ弁に適用される。
ために本発明は、ケーシングと、該ケーシング内に設け
られ油圧源側とアクチュエータ側との間に接続される一
対の油通路と、前記油圧源側寄りに位置して該一対の油
通路の途中に設けられたカウンタバランス弁と、前記ア
クチュエータ側寄りに位置して前記一対の油通路間に設
けられた一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁とカウン
タバランス弁との間に位置して前記一対の油通路の途中
に設けられ、前記油圧源側からアクチュエータ側に向け
て圧油が流通するのを許し、逆向きの流れを阻止する一
対のチェック弁とからなるブレーキ弁に適用される。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記リリーフ弁の流入口側に設けられ、前記油
通路内に発生する油圧源側の圧力とアクチュエータ側の
圧力とを受圧することにより前記リリーフ弁の流入口側
を油通路に対して連通,遮断する閉塞弁と、前記油圧源
側の圧力を前記チェック弁の上流側から該閉塞弁側に導
く連通路とを備える構成としたことにある。
特徴は、前記リリーフ弁の流入口側に設けられ、前記油
通路内に発生する油圧源側の圧力とアクチュエータ側の
圧力とを受圧することにより前記リリーフ弁の流入口側
を油通路に対して連通,遮断する閉塞弁と、前記油圧源
側の圧力を前記チェック弁の上流側から該閉塞弁側に導
く連通路とを備える構成としたことにある。
【0013】上記構成により、アクチュエータの起動時
に油圧源からの圧油を油通路内に向けて供給すると、油
通路内に発生する油圧源側の圧力が連通路を介して閉塞
弁に作用する。そして、該閉塞弁はこの油圧源側の圧力
を受圧することにより閉弁状態に保持され、リリーフ弁
の流入口側を油通路に対して遮断し続ける。また、この
間にチェック弁は圧油の流量に応じた開度で開弁する
が、該チェック弁の開度にかかわりなく、閉塞弁によっ
てリリーフ弁の流入口側を閉塞し続けることができる。
に油圧源からの圧油を油通路内に向けて供給すると、油
通路内に発生する油圧源側の圧力が連通路を介して閉塞
弁に作用する。そして、該閉塞弁はこの油圧源側の圧力
を受圧することにより閉弁状態に保持され、リリーフ弁
の流入口側を油通路に対して遮断し続ける。また、この
間にチェック弁は圧油の流量に応じた開度で開弁する
が、該チェック弁の開度にかかわりなく、閉塞弁によっ
てリリーフ弁の流入口側を閉塞し続けることができる。
【0014】一方、アクチュエータの作動を停止させる
ため油圧源からの圧油供給を断ったときには、前記油圧
源側の圧力が大きく低下し、チェック弁は自動的に閉弁
するようになる。そして、この状態でアクチュエータの
慣性回転等により油通路内にはブレーキ圧がアクチュエ
ータ側の圧力として発生し、このアクチュエータ側の圧
力(ブレーキ圧)を閉塞弁が受圧することにより、該閉
塞弁は自動的に開弁しリリーフ弁の流入口側を油通路に
連通させることができる。
ため油圧源からの圧油供給を断ったときには、前記油圧
源側の圧力が大きく低下し、チェック弁は自動的に閉弁
するようになる。そして、この状態でアクチュエータの
慣性回転等により油通路内にはブレーキ圧がアクチュエ
ータ側の圧力として発生し、このアクチュエータ側の圧
力(ブレーキ圧)を閉塞弁が受圧することにより、該閉
塞弁は自動的に開弁しリリーフ弁の流入口側を油通路に
連通させることができる。
【0015】また、請求項2の発明では、前記閉塞弁
に、前記油圧源側の圧力を前記連通路を介して受圧する
第1の受圧部と、該第1の受圧部とは反対側に位置し前
記チェック弁の閉弁時に前記油通路内に発生するアクチ
ュエータ側の圧力を受圧する第2の受圧部とを設ける構
成としている。
に、前記油圧源側の圧力を前記連通路を介して受圧する
第1の受圧部と、該第1の受圧部とは反対側に位置し前
記チェック弁の閉弁時に前記油通路内に発生するアクチ
ュエータ側の圧力を受圧する第2の受圧部とを設ける構
成としている。
【0016】これにより、閉塞弁はアクチュエータの起
動時に油圧源からの圧油(油圧源側の圧力)を第1の受
圧部で受圧したときに閉弁状態に保持され、リリーフ弁
の流入口側を油通路に対して遮断する。また、この間に
チェック弁は圧油の流量に応じた開度で開弁するが、該
チェック弁の開度にかかわりなく、閉塞弁によってリリ
ーフ弁の流入口側を閉塞し続けることができる。一方、
アクチュエータの作動を停止させるため油圧源からの圧
油供給を断ったときには、前記第1の受圧部に作用する
圧力が大きく低下し、チェック弁も自動的に閉弁するよ
うになる。そして、この状態でアクチュエータの慣性回
転等により油通路内にブレーキ圧がアクチュエータ側の
圧力となって発生し、このブレーキ圧を第2の受圧部で
受圧したときには、閉塞弁が第1,第2の受圧部間の圧
力差によって第1の受圧部側に押圧され、リリーフ弁の
流入口側を油通路に連通させるように閉塞弁を開弁させ
ることができる。
動時に油圧源からの圧油(油圧源側の圧力)を第1の受
圧部で受圧したときに閉弁状態に保持され、リリーフ弁
の流入口側を油通路に対して遮断する。また、この間に
チェック弁は圧油の流量に応じた開度で開弁するが、該
チェック弁の開度にかかわりなく、閉塞弁によってリリ
ーフ弁の流入口側を閉塞し続けることができる。一方、
アクチュエータの作動を停止させるため油圧源からの圧
油供給を断ったときには、前記第1の受圧部に作用する
圧力が大きく低下し、チェック弁も自動的に閉弁するよ
うになる。そして、この状態でアクチュエータの慣性回
転等により油通路内にブレーキ圧がアクチュエータ側の
圧力となって発生し、このブレーキ圧を第2の受圧部で
受圧したときには、閉塞弁が第1,第2の受圧部間の圧
力差によって第1の受圧部側に押圧され、リリーフ弁の
流入口側を油通路に連通させるように閉塞弁を開弁させ
ることができる。
【0017】また、請求項3の発明では、前記閉塞弁と
チェック弁を前記リリーフ弁に対してほぼ同軸に配設し
てなる構成としている。
チェック弁を前記リリーフ弁に対してほぼ同軸に配設し
てなる構成としている。
【0018】これにより、ブレーキ弁のケーシング内で
閉塞弁とチェック弁とをリリーフ弁に対して同軸に配設
でき、全体をコンパクトな配列関係にすることができ
る。
閉塞弁とチェック弁とをリリーフ弁に対して同軸に配設
でき、全体をコンパクトな配列関係にすることができ
る。
【0019】さらに、請求項4の発明では、前記チェッ
ク弁は有底筒状のポペット弁体からなり、前記閉塞弁は
該チェック弁内に摺動可能に挿嵌される有蓋筒状の他の
ポペット弁体により構成し、前記連通路は前記チェック
弁に形成した油穴により構成している。
ク弁は有底筒状のポペット弁体からなり、前記閉塞弁は
該チェック弁内に摺動可能に挿嵌される有蓋筒状の他の
ポペット弁体により構成し、前記連通路は前記チェック
弁に形成した油穴により構成している。
【0020】これにより、有底筒状のポペット弁体から
なるチェック弁内に閉塞弁をコンパクトに収容できると
共に、チェック弁に形成した油穴から油圧源側の圧力を
閉塞弁内に導き、該閉塞弁を閉弁方向に駆動することが
できる。
なるチェック弁内に閉塞弁をコンパクトに収容できると
共に、チェック弁に形成した油穴から油圧源側の圧力を
閉塞弁内に導き、該閉塞弁を閉弁方向に駆動することが
できる。
【0021】一方、請求項5の発明では、前記チェック
弁と閉塞弁との間に、該閉塞弁を常時閉弁方向に付勢す
る付勢手段を設け、該付勢手段は前記チェック弁用の付
勢手段を兼用する構成としている。
弁と閉塞弁との間に、該閉塞弁を常時閉弁方向に付勢す
る付勢手段を設け、該付勢手段は前記チェック弁用の付
勢手段を兼用する構成としている。
【0022】この場合には、付勢手段により閉塞弁を常
時閉弁方向に付勢できると共に、チェック弁も閉弁方向
に付勢し続けることができる。
時閉弁方向に付勢できると共に、チェック弁も閉弁方向
に付勢し続けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるブレーキ弁の
実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】ここで、図1ないし図4は本発明の実施例
によるブレーキ弁を油圧ショベルの走行用油圧回路に適
用した場合を示している。
によるブレーキ弁を油圧ショベルの走行用油圧回路に適
用した場合を示している。
【0025】図において、1はタンク2と共に油圧源を
構成する油圧ポンプ、3は該油圧ポンプ1の吐出側とタ
ンク2との間に配設されたメインのリリーフ弁で、該リ
リーフ弁3は設定圧PA (例えば350kg/cm2 程
度)をもって油圧ポンプ1の最大吐出圧を設定し、これ
以上の過剰圧をタンク2側にリリーフさせる構成となっ
ている。
構成する油圧ポンプ、3は該油圧ポンプ1の吐出側とタ
ンク2との間に配設されたメインのリリーフ弁で、該リ
リーフ弁3は設定圧PA (例えば350kg/cm2 程
度)をもって油圧ポンプ1の最大吐出圧を設定し、これ
以上の過剰圧をタンク2側にリリーフさせる構成となっ
ている。
【0026】4はアクチュエータを構成する走行用の油
圧モータで、該油圧モータ4は一対の給排通路4A,4
Bを有し、該給排通路4A,4Bは一対の主管路5A,
5Bおよび後述の制御弁6等を介して油圧ポンプ1とタ
ンク2とに接続されている。また、油圧モータ4の給排
通路4A,4Bは図2に示す如く、後述するブレーキ弁
11のケーシング12に一体形成されるものである。
圧モータで、該油圧モータ4は一対の給排通路4A,4
Bを有し、該給排通路4A,4Bは一対の主管路5A,
5Bおよび後述の制御弁6等を介して油圧ポンプ1とタ
ンク2とに接続されている。また、油圧モータ4の給排
通路4A,4Bは図2に示す如く、後述するブレーキ弁
11のケーシング12に一体形成されるものである。
【0027】6は主管路5A,5Bの途中に設けられた
走行用の制御弁で、該制御弁6は図1に示す如く4ポー
ト3位置の方向切換弁等からなり、例えば油圧ショベル
のオペレータが操作レバー6Aを傾転操作することによ
って、中立位置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)に切
換操作される。そして、制御弁6は切換位置(ロ)で油
圧ポンプ1からの圧油を主管路5Aを介して油圧モータ
4の給排通路4A側に供給し、油圧モータ4を一方向に
回転させると共に、給排通路4Bからの戻り油を主管路
5B等を介してタンク2側へと排出させる。また、制御
弁6を切換位置(ハ)に切換えたときには、圧油の供給
方向が逆転し、油圧モータ4は逆向きに回転駆動され
る。
走行用の制御弁で、該制御弁6は図1に示す如く4ポー
ト3位置の方向切換弁等からなり、例えば油圧ショベル
のオペレータが操作レバー6Aを傾転操作することによ
って、中立位置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)に切
換操作される。そして、制御弁6は切換位置(ロ)で油
圧ポンプ1からの圧油を主管路5Aを介して油圧モータ
4の給排通路4A側に供給し、油圧モータ4を一方向に
回転させると共に、給排通路4Bからの戻り油を主管路
5B等を介してタンク2側へと排出させる。また、制御
弁6を切換位置(ハ)に切換えたときには、圧油の供給
方向が逆転し、油圧モータ4は逆向きに回転駆動され
る。
【0028】11は油圧モータ4に付設される本実施例
のブレーキ弁、12はブレーキ弁11のケーシングで、
該ケーシング12は油圧モータ4のモータケーシングに
一体形成され、ケーシング12には主管路5A,5Bの
一部を構成する一対の油通路13A,13Bが設けられ
ている。
のブレーキ弁、12はブレーキ弁11のケーシングで、
該ケーシング12は油圧モータ4のモータケーシングに
一体形成され、ケーシング12には主管路5A,5Bの
一部を構成する一対の油通路13A,13Bが設けられ
ている。
【0029】ここで、油通路13A,13Bは、一端側
が制御弁6を介して油圧ポンプ1、タンク2に接続さ
れ、他端側が図2および図3に示す如く後述のスプール
摺動穴17に対し略直交する方向に延びた油圧源側の油
路14A,14Bと、一端側が該油路14A,14B間
に位置してスプール摺動穴17に連通し、他端側が油路
14A,14Bとは逆向きに延びて前記油圧モータ4の
給排通路4A,4Bに接続されるアクチュエータ側の油
路15A,15B等とからなり、油圧源側の油路14
A,14Bとアクチュエータ側の油路15A,15Bと
は、後述のチェック弁37A,37Bを介して連通,遮
断される構成となっている。
が制御弁6を介して油圧ポンプ1、タンク2に接続さ
れ、他端側が図2および図3に示す如く後述のスプール
摺動穴17に対し略直交する方向に延びた油圧源側の油
路14A,14Bと、一端側が該油路14A,14B間
に位置してスプール摺動穴17に連通し、他端側が油路
14A,14Bとは逆向きに延びて前記油圧モータ4の
給排通路4A,4Bに接続されるアクチュエータ側の油
路15A,15B等とからなり、油圧源側の油路14
A,14Bとアクチュエータ側の油路15A,15Bと
は、後述のチェック弁37A,37Bを介して連通,遮
断される構成となっている。
【0030】また、アクチュエータ側の油路15A,1
5Bには図2、図3に示す如く、後述のチェック弁収容
穴21A,21B側に向けてスプール摺動穴17と略平
行に延びた第1の分岐路15A1 ,15B1 と、後述す
るリリーフ弁24A,24Bの流入口側に向けて該分岐
路15A1 ,15B1 と略平行に延びた第2の分岐路1
5A2 ,15B2 と、リリーフ弁24A,24Bのうち
相手方となるリリーフ弁24B,24Aの流出口側に向
けて該分岐路15A2 ,15B2 とは逆向きに延びた第
3の分岐路15A3 ,15B3 とが付設されている。
5Bには図2、図3に示す如く、後述のチェック弁収容
穴21A,21B側に向けてスプール摺動穴17と略平
行に延びた第1の分岐路15A1 ,15B1 と、後述す
るリリーフ弁24A,24Bの流入口側に向けて該分岐
路15A1 ,15B1 と略平行に延びた第2の分岐路1
5A2 ,15B2 と、リリーフ弁24A,24Bのうち
相手方となるリリーフ弁24B,24Aの流出口側に向
けて該分岐路15A2 ,15B2 とは逆向きに延びた第
3の分岐路15A3 ,15B3 とが付設されている。
【0031】16は油圧源側の油路14A,14Bの途
中に位置してケーシング12内に設けられたカウンタバ
ランス弁で、該カウンタバランス弁16は図2に示す如
く、ケーシング12内に一体形成されたスプール摺動穴
17と、該スプール摺動穴17内に摺動可能に挿嵌され
たスプール18とから大略構成され、該スプール18に
は、油路14A,15A間を連通、遮断するランド18
Aと、油路14B,15B間を連通、遮断するランド1
8Bとが設けられている。
中に位置してケーシング12内に設けられたカウンタバ
ランス弁で、該カウンタバランス弁16は図2に示す如
く、ケーシング12内に一体形成されたスプール摺動穴
17と、該スプール摺動穴17内に摺動可能に挿嵌され
たスプール18とから大略構成され、該スプール18に
は、油路14A,15A間を連通、遮断するランド18
Aと、油路14B,15B間を連通、遮断するランド1
8Bとが設けられている。
【0032】また、スプール18の両端側には油路14
A,14Bに常時連通する油室19A,19Bがケーシ
ング12との間に設けられ、該油室19A,19B内に
はスプール18を中立位置に向けて常時付勢する復帰用
ばね20A,20Bが配設されている。そして、油路1
4A,14Bからの圧油によって油室19A,19B間
に圧力差が生じると、スプール18が左,右方向に復帰
用ばね20A,20Bに抗して摺動変位し、これにより
カウンタバランス弁16は図1に示した制御弁6に連動
して中立位置(イ)から左,右の切換位置(ロ),
(ハ)に切換わるものである。
A,14Bに常時連通する油室19A,19Bがケーシ
ング12との間に設けられ、該油室19A,19B内に
はスプール18を中立位置に向けて常時付勢する復帰用
ばね20A,20Bが配設されている。そして、油路1
4A,14Bからの圧油によって油室19A,19B間
に圧力差が生じると、スプール18が左,右方向に復帰
用ばね20A,20Bに抗して摺動変位し、これにより
カウンタバランス弁16は図1に示した制御弁6に連動
して中立位置(イ)から左,右の切換位置(ロ),
(ハ)に切換わるものである。
【0033】21A,21Bは油圧源側の油路14A,
14Bに対してほぼ同軸となるようにケーシング12内
に形成された一対のチェック弁収容穴で、該チェック弁
収容穴21A,21Bは図3に示す如く、一端側が油路
15A,15Bの分岐路15A1 ,15B1 に連通し、
他端側は油路15A,15Bの分岐路15A2 ,15B
2 に連通する構成となっている。また、チェック弁収容
穴21A,21Bの一端側と油路14A,14Bとの間
にはチェック弁37A,37B用の弁座22A,22B
が形成されている。そして、チェック弁収容穴21A,
21Bの他端側は、チェック弁37A,37Bが開弁し
たときに図4に例示する如く分岐路15A2 ,15B2
内に向けて進入するのを許す構成となっている。
14Bに対してほぼ同軸となるようにケーシング12内
に形成された一対のチェック弁収容穴で、該チェック弁
収容穴21A,21Bは図3に示す如く、一端側が油路
15A,15Bの分岐路15A1 ,15B1 に連通し、
他端側は油路15A,15Bの分岐路15A2 ,15B
2 に連通する構成となっている。また、チェック弁収容
穴21A,21Bの一端側と油路14A,14Bとの間
にはチェック弁37A,37B用の弁座22A,22B
が形成されている。そして、チェック弁収容穴21A,
21Bの他端側は、チェック弁37A,37Bが開弁し
たときに図4に例示する如く分岐路15A2 ,15B2
内に向けて進入するのを許す構成となっている。
【0034】23A,23Bはチェック弁収容穴21
A,21Bに対して同軸となるようにケーシング12内
に形成された一対のリリーフ弁取付穴で、該リリーフ弁
取付穴23A,23Bは後述するフリーピストン33
A,33Bのピストン摺動穴を兼用する構成となってい
る。
A,21Bに対して同軸となるようにケーシング12内
に形成された一対のリリーフ弁取付穴で、該リリーフ弁
取付穴23A,23Bは後述するフリーピストン33
A,33Bのピストン摺動穴を兼用する構成となってい
る。
【0035】24A,24Bは該リリーフ弁取付穴23
A,23Bを介してケーシング12内に設けらた一対の
リリーフ弁を示し、該リリーフ弁24A,24Bはチェ
ック弁37A,37Bと同軸上に対向配設された後述の
弁ガイド25A,25B、弁座筒28A,28B、リリ
ーフ弁体30A,30B、設定ばね31A,31Bおよ
びフリーピストン33A,33B等からなり、所謂ショ
ックレス機能付のクロスオーバロードリリーフ弁を構成
するものである。
A,23Bを介してケーシング12内に設けらた一対の
リリーフ弁を示し、該リリーフ弁24A,24Bはチェ
ック弁37A,37Bと同軸上に対向配設された後述の
弁ガイド25A,25B、弁座筒28A,28B、リリ
ーフ弁体30A,30B、設定ばね31A,31Bおよ
びフリーピストン33A,33B等からなり、所謂ショ
ックレス機能付のクロスオーバロードリリーフ弁を構成
するものである。
【0036】25A,25Bはリリーフ弁24A,24
Bの本体部となる弁ガイドで、該弁ガイド25A,25
Bは図3に示す如く、リリーフ弁取付穴23A,23B
内に蓋体26A,26Bを介して取付られ、その先端側
は分岐路15B3 ,15A3に臨むように配設されてい
る。そして、弁ガイド25A,25Bの先端側にはリリ
ーフ弁24A,24Bの流出口側となる油穴27A,2
7Bが径方向に穿設され、該油穴27A,27Bは相手
方となる油路15B,15Aの分岐路15B3,15A3
に常時連通している。
Bの本体部となる弁ガイドで、該弁ガイド25A,25
Bは図3に示す如く、リリーフ弁取付穴23A,23B
内に蓋体26A,26Bを介して取付られ、その先端側
は分岐路15B3 ,15A3に臨むように配設されてい
る。そして、弁ガイド25A,25Bの先端側にはリリ
ーフ弁24A,24Bの流出口側となる油穴27A,2
7Bが径方向に穿設され、該油穴27A,27Bは相手
方となる油路15B,15Aの分岐路15B3,15A3
に常時連通している。
【0037】28A,28Bは弁ガイド25A,25B
に対向してリリーフ弁取付穴23A,23B内に嵌合固
着された弁座部材としての弁座筒で、該弁座筒28A,
28Bは基端側が分岐路15B3 ,15A3 に臨み、先
端側が分岐路15A2 ,15B2 に臨むように配設され
ている。そして、弁座筒28A,28Bの先端側は後述
の閉塞弁41A,41Bによって開,閉される流入口2
9A,29Bとなり、該流入口29A,29Bの先端面
は閉塞弁41A,41B用のシート面として形成されて
いる。
に対向してリリーフ弁取付穴23A,23B内に嵌合固
着された弁座部材としての弁座筒で、該弁座筒28A,
28Bは基端側が分岐路15B3 ,15A3 に臨み、先
端側が分岐路15A2 ,15B2 に臨むように配設され
ている。そして、弁座筒28A,28Bの先端側は後述
の閉塞弁41A,41Bによって開,閉される流入口2
9A,29Bとなり、該流入口29A,29Bの先端面
は閉塞弁41A,41B用のシート面として形成されて
いる。
【0038】30A,30Bは弁座筒28A,28Bに
離着座すべく弁ガイド25A,25B内に摺動可能に設
けられたリリーフ弁体で、該リリーフ弁体30A,30
Bはリリーフ弁24A,24Bのリリーフ設定圧(以
下、開弁圧PB という)を設定する設定ばね31A,3
1Bによって常時閉弁方向に付勢されている。また、リ
リーフ弁体30A,30Bには図3に示す如く、その軸
方向に絞り孔32A,32Bが形成され、該絞り孔32
A,32Bは弁ガイド25A,25B内を弁座筒28
A,28B内または相手方の分岐路15B3 ,15A3
内に小さい流路面積をもって連通させる。
離着座すべく弁ガイド25A,25B内に摺動可能に設
けられたリリーフ弁体で、該リリーフ弁体30A,30
Bはリリーフ弁24A,24Bのリリーフ設定圧(以
下、開弁圧PB という)を設定する設定ばね31A,3
1Bによって常時閉弁方向に付勢されている。また、リ
リーフ弁体30A,30Bには図3に示す如く、その軸
方向に絞り孔32A,32Bが形成され、該絞り孔32
A,32Bは弁ガイド25A,25B内を弁座筒28
A,28B内または相手方の分岐路15B3 ,15A3
内に小さい流路面積をもって連通させる。
【0039】ここで、本実施例によるリリーフ弁24
A,24Bは設定ばね31A,31Bによる開弁圧PB
が、図1に示したメインとなるリリーフ弁3の設定圧P
A に対して、例えば5〜30%程度だけ低い圧力値に予
め設定され、アクチュエータ側の油路15A,15B内
に発生するブレーキ圧が開弁圧PB (例えば245〜3
35kg/cm2 程度)まで上昇したときに、リリーフ
弁体30A,30Bが弁座筒28A,28Bから離座
(開弁)することにより、前記ブレーキ圧を相手方の分
岐路15B3 ,15A3 を介してアクチュエータ側の油
路15B,15A側にリリーフさせる構成となってい
る。
A,24Bは設定ばね31A,31Bによる開弁圧PB
が、図1に示したメインとなるリリーフ弁3の設定圧P
A に対して、例えば5〜30%程度だけ低い圧力値に予
め設定され、アクチュエータ側の油路15A,15B内
に発生するブレーキ圧が開弁圧PB (例えば245〜3
35kg/cm2 程度)まで上昇したときに、リリーフ
弁体30A,30Bが弁座筒28A,28Bから離座
(開弁)することにより、前記ブレーキ圧を相手方の分
岐路15B3 ,15A3 を介してアクチュエータ側の油
路15B,15A側にリリーフさせる構成となってい
る。
【0040】33A,33Bはリリーフ弁24A,24
Bを低圧リリーフさせるためのアキュムレータを構成す
るフリーピストンで、該フリーピストン33A,33B
は図3に示すように、リリーフ弁取付穴23A,23B
と弁ガイド25A,25Bとの間に摺動可能に挿嵌さ
れ、蓋体26A,26Bの先端面との間に蓄油室34
A,34Bを画成している。そして、該蓄油室34A,
34Bは弁ガイド25A,25B内のばね室35A,3
5Bに連通孔36A,36Bを介して連通し、該連通孔
36A,36Bは後述の低圧リリーフ時に、ばね室35
A,35B内の圧力を蓄油室34A,34B側に導出さ
せることにより、フリーピストン33A,33Bを弁ガ
イド25A,25Bに沿って軸方向に摺動変位させる。
Bを低圧リリーフさせるためのアキュムレータを構成す
るフリーピストンで、該フリーピストン33A,33B
は図3に示すように、リリーフ弁取付穴23A,23B
と弁ガイド25A,25Bとの間に摺動可能に挿嵌さ
れ、蓋体26A,26Bの先端面との間に蓄油室34
A,34Bを画成している。そして、該蓄油室34A,
34Bは弁ガイド25A,25B内のばね室35A,3
5Bに連通孔36A,36Bを介して連通し、該連通孔
36A,36Bは後述の低圧リリーフ時に、ばね室35
A,35B内の圧力を蓄油室34A,34B側に導出さ
せることにより、フリーピストン33A,33Bを弁ガ
イド25A,25Bに沿って軸方向に摺動変位させる。
【0041】37A,37Bはカウンタバランス弁16
とリリーフ弁24A,24Bの間に位置してチェック弁
収容穴21A,21B内に摺動可能に挿嵌された一対の
チェック弁で、該チェック弁37A,37Bは有底筒状
のポペット弁体として形成され、その開口端側はリリー
フ弁24A,24Bの弁座筒28A,28B等に対しほ
ぼ同軸となるように配設されている。また、チェック弁
37A,37B内には該チェック弁37A,37Bの底
部と閉塞弁41A,41Bの蓋部との間に位置して付勢
手段としての弱ばね38A,38Bが配設されている。
とリリーフ弁24A,24Bの間に位置してチェック弁
収容穴21A,21B内に摺動可能に挿嵌された一対の
チェック弁で、該チェック弁37A,37Bは有底筒状
のポペット弁体として形成され、その開口端側はリリー
フ弁24A,24Bの弁座筒28A,28B等に対しほ
ぼ同軸となるように配設されている。また、チェック弁
37A,37B内には該チェック弁37A,37Bの底
部と閉塞弁41A,41Bの蓋部との間に位置して付勢
手段としての弱ばね38A,38Bが配設されている。
【0042】ここで、該弱ばね38A,38Bはリリー
フ弁24A,24Bの設定ばね31A,31B等に比較
して非常に小さなばね荷重を有し、チェック弁37A,
37Bを弁座22A,22Bに対して離着座させるもの
である。そして、チェック弁37A,37Bは弱ばね3
8A,38Bにより常時は閉弁状態に保持され、油路1
5A,15B側の圧油(例えばブレーキ圧)が油圧源側
の油路14A,14Bへと逆向きに流れるのを阻止す
る。
フ弁24A,24Bの設定ばね31A,31B等に比較
して非常に小さなばね荷重を有し、チェック弁37A,
37Bを弁座22A,22Bに対して離着座させるもの
である。そして、チェック弁37A,37Bは弱ばね3
8A,38Bにより常時は閉弁状態に保持され、油路1
5A,15B側の圧油(例えばブレーキ圧)が油圧源側
の油路14A,14Bへと逆向きに流れるのを阻止す
る。
【0043】一方、油圧ポンプ1からの圧油(モータ駆
動圧)が油圧源側の油路14A内へと図4に示す矢示A
方向に流入するときには、チェック弁37Aがこのとき
のモータ駆動圧を受圧面積S1 をもって受圧することに
より、油路14Aを分岐路15A1 側に連通させるよう
に弱ばね38Aに抗して開弁し、このモータ駆動圧がア
クチュエータ側の油路15Aへと矢示B方向に流通する
のを許す。
動圧)が油圧源側の油路14A内へと図4に示す矢示A
方向に流入するときには、チェック弁37Aがこのとき
のモータ駆動圧を受圧面積S1 をもって受圧することに
より、油路14Aを分岐路15A1 側に連通させるよう
に弱ばね38Aに抗して開弁し、このモータ駆動圧がア
クチュエータ側の油路15Aへと矢示B方向に流通する
のを許す。
【0044】なお、チェック弁37Bについてもこれと
同様に、油路14B側からのモータ駆動圧により油路1
4Bを分岐路15B1 側に連通させるように弱ばね38
Bに抗して開弁し、モータ駆動圧がアクチュエータ側の
油路15Bへ向け流通するのを許す。
同様に、油路14B側からのモータ駆動圧により油路1
4Bを分岐路15B1 側に連通させるように弱ばね38
Bに抗して開弁し、モータ駆動圧がアクチュエータ側の
油路15Bへ向け流通するのを許す。
【0045】39A,39Bはチェック弁37A,37
Bの底部側に穿設された油穴で、該油穴39A,39B
はチェック弁37A,37Bの閉弁時でも、該チェック
弁37A,37Bの上流側となる油路14A,14B側
を閉塞弁41A,41Bの後述する受圧部42A,42
B側に連通させる連通路を構成している。
Bの底部側に穿設された油穴で、該油穴39A,39B
はチェック弁37A,37Bの閉弁時でも、該チェック
弁37A,37Bの上流側となる油路14A,14B側
を閉塞弁41A,41Bの後述する受圧部42A,42
B側に連通させる連通路を構成している。
【0046】40A,40Bはチェック弁37A,37
Bの開口端に周方向に間隔をもって形成された複数の切
欠きで、該各切欠き40A,40Bはチェック弁37
A,37Bの開弁時に、該チェック弁37A,37Bの
開口端側がリリーフ弁24A,24Bの流入口29A,
29Bを閉じるように弁座筒28A,28Bの端面に当
接しても、チェック弁37A,37Bの開口端側が弁座
筒28A,28Bの端面に密着してしまうのを防止する
ものである。
Bの開口端に周方向に間隔をもって形成された複数の切
欠きで、該各切欠き40A,40Bはチェック弁37
A,37Bの開弁時に、該チェック弁37A,37Bの
開口端側がリリーフ弁24A,24Bの流入口29A,
29Bを閉じるように弁座筒28A,28Bの端面に当
接しても、チェック弁37A,37Bの開口端側が弁座
筒28A,28Bの端面に密着してしまうのを防止する
ものである。
【0047】41A,41Bはリリーフ弁24A,24
Bの流入口29A,29Bを油通路13A,13Bの分
岐路15A2 ,15B2 に対して連通,遮断させる閉塞
弁を示し、該閉塞弁41A,41Bはチェック弁37
A,37Bよりも小径に形成された有蓋筒状のポペット
弁体からなり、リリーフ弁24A,24Bの流入口29
A,29Bに対して同軸となるようにチェック弁37
A,37B内に摺動可能に挿嵌されている。そして、閉
塞弁41A,41Bはチェック弁37A,37Bの底部
との間に配設された弱ばね38A,38Bにより常時閉
弁方向に付勢されている。
Bの流入口29A,29Bを油通路13A,13Bの分
岐路15A2 ,15B2 に対して連通,遮断させる閉塞
弁を示し、該閉塞弁41A,41Bはチェック弁37
A,37Bよりも小径に形成された有蓋筒状のポペット
弁体からなり、リリーフ弁24A,24Bの流入口29
A,29Bに対して同軸となるようにチェック弁37
A,37B内に摺動可能に挿嵌されている。そして、閉
塞弁41A,41Bはチェック弁37A,37Bの底部
との間に配設された弱ばね38A,38Bにより常時閉
弁方向に付勢されている。
【0048】ここで、閉塞弁41A,41Bにはチェッ
ク弁37A,37Bとの間に第1の受圧部42A,42
Bが形成され、該受圧部42A,42Bは油路14A,
14Bからのモータ駆動圧を油穴39A,39Bを介し
て受圧することにより、例えば油圧モータ4の起動時等
にリリーフ弁24A,24Bの流入口29A,29Bを
閉塞し続け、モータ駆動圧の一部がリリーフ弁24A,
24Bの流入口29A,29B側に漏れるのを防止する
構成となっている。
ク弁37A,37Bとの間に第1の受圧部42A,42
Bが形成され、該受圧部42A,42Bは油路14A,
14Bからのモータ駆動圧を油穴39A,39Bを介し
て受圧することにより、例えば油圧モータ4の起動時等
にリリーフ弁24A,24Bの流入口29A,29Bを
閉塞し続け、モータ駆動圧の一部がリリーフ弁24A,
24Bの流入口29A,29B側に漏れるのを防止する
構成となっている。
【0049】この場合、図4に例示するように閉塞弁4
1Aはチェック弁37Aの内径に相当する受圧面積S2
をもってモータ駆動圧を受圧し、その蓋部側が弁座筒2
8Aの流入口29A側端面に向けて押圧される。一方、
チェック弁37Aは油路14A側から図4中の矢示A方
向に流入してくるモータ駆動圧を受圧面積S1 をもって
受圧する。そして、チェック弁37Aは両者の受圧面積
差(S1 −S2 )により弱ばね38Aに抗して開弁し、
モータ駆動圧がアクチュエータ側の油路15Aへと矢示
B方向に流通するのを許す。なお、チェック弁37Bに
ついてもこれと同様に開弁動作するものである。
1Aはチェック弁37Aの内径に相当する受圧面積S2
をもってモータ駆動圧を受圧し、その蓋部側が弁座筒2
8Aの流入口29A側端面に向けて押圧される。一方、
チェック弁37Aは油路14A側から図4中の矢示A方
向に流入してくるモータ駆動圧を受圧面積S1 をもって
受圧する。そして、チェック弁37Aは両者の受圧面積
差(S1 −S2 )により弱ばね38Aに抗して開弁し、
モータ駆動圧がアクチュエータ側の油路15Aへと矢示
B方向に流通するのを許す。なお、チェック弁37Bに
ついてもこれと同様に開弁動作するものである。
【0050】さらに、43A,43Bは第1の受圧部4
2A,42Bとは反対側に位置して閉塞弁41A,41
Bの蓋部外周側に形成された第2の受圧部で、該受圧部
43A,43Bは閉塞弁41A,41Bの蓋部外周側に
設けたテーパ状の面取り部により構成され、その受圧面
積は第1の受圧部42A,42Bの受圧面積S2 (図4
参照)よりも小さくなっている。
2A,42Bとは反対側に位置して閉塞弁41A,41
Bの蓋部外周側に形成された第2の受圧部で、該受圧部
43A,43Bは閉塞弁41A,41Bの蓋部外周側に
設けたテーパ状の面取り部により構成され、その受圧面
積は第1の受圧部42A,42Bの受圧面積S2 (図4
参照)よりも小さくなっている。
【0051】そして、例えば油圧モータ4の慣性回転時
等にアクチュエータ側の油路15A,15B内にブレー
キ圧(アクチュエータ側の圧力)が発生すると、第2の
受圧部43A,43Bはこのブレーキ圧を受圧すること
により、閉塞弁41A,41Bを弱ばね38A,38B
に抗して開弁させ、このときのブレーキ圧が弁座筒28
A,28Bの流入口29A,29B側からリリーフ弁2
4A,24Bのリリーフ弁体30A,30Bに向けて作
用するのを許す構成となっている。
等にアクチュエータ側の油路15A,15B内にブレー
キ圧(アクチュエータ側の圧力)が発生すると、第2の
受圧部43A,43Bはこのブレーキ圧を受圧すること
により、閉塞弁41A,41Bを弱ばね38A,38B
に抗して開弁させ、このときのブレーキ圧が弁座筒28
A,28Bの流入口29A,29B側からリリーフ弁2
4A,24Bのリリーフ弁体30A,30Bに向けて作
用するのを許す構成となっている。
【0052】本実施例によるブレーキ弁11を備えた油
圧ショベルの走行用油圧回路は上述の如き構成を有する
もので、次に、その作動について説明する。
圧ショベルの走行用油圧回路は上述の如き構成を有する
もので、次に、その作動について説明する。
【0053】まず、油圧ショベルのオペレータが車両を
走行すべく、図1に示す制御弁6を中立位置(イ)から
切換位置(ロ)に切換えると、油圧ポンプ1からの圧油
は主管路5A(油通路13A)を介してチェック弁37
Aを開弁させつつ、給排通路4A側から油圧ポンプ4に
供給される。そして、このときにカウンタバランス弁1
6は油通路13A,13B間の差圧で中立位置(イ)か
ら切換位置(ロ)側に切換わり、油圧ポンプ4の給排通
路4B側からの戻り油をカウンタバランス弁16を介し
て主管路5B(油通路13B)側からタンク2へと排出
させる。
走行すべく、図1に示す制御弁6を中立位置(イ)から
切換位置(ロ)に切換えると、油圧ポンプ1からの圧油
は主管路5A(油通路13A)を介してチェック弁37
Aを開弁させつつ、給排通路4A側から油圧ポンプ4に
供給される。そして、このときにカウンタバランス弁1
6は油通路13A,13B間の差圧で中立位置(イ)か
ら切換位置(ロ)側に切換わり、油圧ポンプ4の給排通
路4B側からの戻り油をカウンタバランス弁16を介し
て主管路5B(油通路13B)側からタンク2へと排出
させる。
【0054】この間、油圧ポンプ1からの圧油(モータ
駆動圧)は油圧源側の油路14A内に図4中の矢示A方
向へと供給され、チェック弁37Aがこのモータ駆動圧
で弱ばね38Aに抗して開弁することにより、油路14
Aを分岐路15A1 側に連通させつつ、このモータ駆動
圧をアクチュエータ側の油路15Aおよび給排通路4A
側へと矢示B方向に流通させる。
駆動圧)は油圧源側の油路14A内に図4中の矢示A方
向へと供給され、チェック弁37Aがこのモータ駆動圧
で弱ばね38Aに抗して開弁することにより、油路14
Aを分岐路15A1 側に連通させつつ、このモータ駆動
圧をアクチュエータ側の油路15Aおよび給排通路4A
側へと矢示B方向に流通させる。
【0055】そして、閉塞弁41Aはこのモータ駆動圧
の一部をチェック弁37Aの油穴39Aを介して受圧部
42A側で受圧することにより、図1に示す閉弁位置
(a)に保持され、リリーフ弁24Aの流入口29A側
をアクチュエータ側の油路15A(分岐路15B2 )に
対して遮断し続ける。このため、モータ駆動圧の一部が
リリーフ弁24Aの流入口29A側に漏れるのを閉塞弁
41Aにより確実に防ぐことができる。
の一部をチェック弁37Aの油穴39Aを介して受圧部
42A側で受圧することにより、図1に示す閉弁位置
(a)に保持され、リリーフ弁24Aの流入口29A側
をアクチュエータ側の油路15A(分岐路15B2 )に
対して遮断し続ける。このため、モータ駆動圧の一部が
リリーフ弁24Aの流入口29A側に漏れるのを閉塞弁
41Aにより確実に防ぐことができる。
【0056】一方、車両の走行を停止すべくオペレータ
が制御弁6を切換位置(ロ)から中立位置(イ)に戻し
た場合には、主管路5A(油通路13A)側の圧力がタ
ンク圧レベルまで低下することによって、チェック弁3
7A,37Bは共に閉弁状態となる。そして、カウンタ
バランス弁16は油通路13A側の圧力低下に伴って中
立位置(イ)に復帰し、油通路13A,13Bは油圧モ
ータ4とカウンタバランス弁16との間で油圧ポンプ1
およびタンク2に対して遮断される。
が制御弁6を切換位置(ロ)から中立位置(イ)に戻し
た場合には、主管路5A(油通路13A)側の圧力がタ
ンク圧レベルまで低下することによって、チェック弁3
7A,37Bは共に閉弁状態となる。そして、カウンタ
バランス弁16は油通路13A側の圧力低下に伴って中
立位置(イ)に復帰し、油通路13A,13Bは油圧モ
ータ4とカウンタバランス弁16との間で油圧ポンプ1
およびタンク2に対して遮断される。
【0057】この場合、油圧モータ4は車両走行時の慣
性力によって慣性回転を続けることが多く、この慣性回
転時には制御弁6が中立位置(イ)に復帰した後も、油
圧モータ4が油通路13A側から吸込んだ圧油を油通路
13B側に吐出させるポンプ作用を行う。そして、油圧
モータ4のポンプ作用により油通路13Bの油路15B
側には高圧のブレーキ圧が発生し、このブレーキ圧は油
路15Bの分岐路15B2 を介して閉塞弁41Bの受圧
部43Bに作用することにより、閉塞弁41Bを弱ばね
38Bに抗して開弁位置(b)に切換える。
性力によって慣性回転を続けることが多く、この慣性回
転時には制御弁6が中立位置(イ)に復帰した後も、油
圧モータ4が油通路13A側から吸込んだ圧油を油通路
13B側に吐出させるポンプ作用を行う。そして、油圧
モータ4のポンプ作用により油通路13Bの油路15B
側には高圧のブレーキ圧が発生し、このブレーキ圧は油
路15Bの分岐路15B2 を介して閉塞弁41Bの受圧
部43Bに作用することにより、閉塞弁41Bを弱ばね
38Bに抗して開弁位置(b)に切換える。
【0058】これにより、油路15B内のブレーキ圧は
リリーフ弁24Bの流入口29B側から弁座筒28B内
に導入され、リリーフ弁体30Bの絞り孔32Bを介し
てばね室35B内に流入する。そして、ばね室35B内
に流入した圧油は弁ガイド25Bの連通孔36Bを介し
て蓄油室34B側に導かれることにより、アキュムレー
タを構成するフリーピストン33Bを図3中の矢示C方
向に摺動変位させ、蓄油室34Bの容積を拡張させる。
リリーフ弁24Bの流入口29B側から弁座筒28B内
に導入され、リリーフ弁体30Bの絞り孔32Bを介し
てばね室35B内に流入する。そして、ばね室35B内
に流入した圧油は弁ガイド25Bの連通孔36Bを介し
て蓄油室34B側に導かれることにより、アキュムレー
タを構成するフリーピストン33Bを図3中の矢示C方
向に摺動変位させ、蓄油室34Bの容積を拡張させる。
【0059】この結果、リリーフ弁24Bはばね室35
A内の圧力が一時的に低下し、フリーピストン33Bが
ストロークエンドまで矢示C方向に摺動変位する間に亘
ってリリーフ弁体30Bが瞬間的に開弁するのを許し、
流入口29Bからのブレーキ圧を相手方の油路15A
(分岐路15A3 )側に低圧リリーフさせる。これによ
り、リリーフ弁24Bは油路15B内のブレーキ圧が、
油圧モータ4の慣性回転で急激に上昇するのを抑え、所
謂ショックレス機能を与える。
A内の圧力が一時的に低下し、フリーピストン33Bが
ストロークエンドまで矢示C方向に摺動変位する間に亘
ってリリーフ弁体30Bが瞬間的に開弁するのを許し、
流入口29Bからのブレーキ圧を相手方の油路15A
(分岐路15A3 )側に低圧リリーフさせる。これによ
り、リリーフ弁24Bは油路15B内のブレーキ圧が、
油圧モータ4の慣性回転で急激に上昇するのを抑え、所
謂ショックレス機能を与える。
【0060】また、前記フリーピストン33Bの摺動変
位がストロークエンドに達すると、ばね室35B内の圧
力が再び上昇するようになり、これに伴ってリリーフ弁
体30Bは設定ばね31Bのばね力により閉弁される。
そして、この状態で油路15B側のブレーキ圧がリリー
フ弁24Bの開弁圧PB まで上昇すると、リリーフ弁体
30Bが設定ばね31Bに抗して開弁することより、油
圧モータ4から吐出された圧油は弁座筒28Bとリリー
フ弁体30Bとの間を通過する間に熱エネルギに変換さ
れ、車両はこのときのブレーキ圧により徐々に停止され
る。
位がストロークエンドに達すると、ばね室35B内の圧
力が再び上昇するようになり、これに伴ってリリーフ弁
体30Bは設定ばね31Bのばね力により閉弁される。
そして、この状態で油路15B側のブレーキ圧がリリー
フ弁24Bの開弁圧PB まで上昇すると、リリーフ弁体
30Bが設定ばね31Bに抗して開弁することより、油
圧モータ4から吐出された圧油は弁座筒28Bとリリー
フ弁体30Bとの間を通過する間に熱エネルギに変換さ
れ、車両はこのときのブレーキ圧により徐々に停止され
る。
【0061】また、走行用の制御弁6を中立位置(イ)
から切換位置(ハ)に切換えたときには、油通路13B
側にモータ駆動圧が供給され、油圧モータ4は前述の場
合とは逆向きに回転駆動される。そして、その後に制御
弁6を切換位置(ハ)から中立位置(イ)に復帰させた
場合には、例えば油通路13Aの油路15A側にブレー
キ圧が発生し、前述の場合とほぼ同様に車両は停止され
る。
から切換位置(ハ)に切換えたときには、油通路13B
側にモータ駆動圧が供給され、油圧モータ4は前述の場
合とは逆向きに回転駆動される。そして、その後に制御
弁6を切換位置(ハ)から中立位置(イ)に復帰させた
場合には、例えば油通路13Aの油路15A側にブレー
キ圧が発生し、前述の場合とほぼ同様に車両は停止され
る。
【0062】而して、本実施例によれば、ブレーキ弁1
1のケーシング12内にチェック弁収容穴21A,21
Bとリリーフ弁取付穴23Aとをほぼ同軸に対向配設
し、該リリーフ弁取付穴23A内にはショックレス機能
付のリリーフ弁24A,24Bを設けると共に、チェッ
ク弁収容穴21A,21B内にはチェック弁37A,3
7Bを摺動可能に設け、該チェック弁37A,37B内
には、リリーフ弁24A,24Bの流入口29A,29
Bをアクチュエータ側の油路15A,15Bに対して連
通,遮断させる閉塞弁41A,41Bを摺動可能に挿嵌
する構成としたから、下記のような作用効果を得ること
ができる。
1のケーシング12内にチェック弁収容穴21A,21
Bとリリーフ弁取付穴23Aとをほぼ同軸に対向配設
し、該リリーフ弁取付穴23A内にはショックレス機能
付のリリーフ弁24A,24Bを設けると共に、チェッ
ク弁収容穴21A,21B内にはチェック弁37A,3
7Bを摺動可能に設け、該チェック弁37A,37B内
には、リリーフ弁24A,24Bの流入口29A,29
Bをアクチュエータ側の油路15A,15Bに対して連
通,遮断させる閉塞弁41A,41Bを摺動可能に挿嵌
する構成としたから、下記のような作用効果を得ること
ができる。
【0063】即ち、車両を走行させるため図1に示した
制御弁6を、例えば中立位置(イ)から切換位置(ロ)
に切換え、油圧ポンプ1からの圧油を主管路5Aを介し
て油圧源側の油路14A内に流入させると、このときの
モータ駆動圧がチェック弁37Aに対して図4中の矢示
A方向に作用する。これにより、チェック弁37Aは弱
ばね38Aに抗して弁座22Aから離座し、油路14A
からの圧油がアクチュエータ側の油路15Aを介して油
圧モータ4の給排通路4A内へと流入するのを許し、油
圧モータ4にモータ駆動圧を供給させる。
制御弁6を、例えば中立位置(イ)から切換位置(ロ)
に切換え、油圧ポンプ1からの圧油を主管路5Aを介し
て油圧源側の油路14A内に流入させると、このときの
モータ駆動圧がチェック弁37Aに対して図4中の矢示
A方向に作用する。これにより、チェック弁37Aは弱
ばね38Aに抗して弁座22Aから離座し、油路14A
からの圧油がアクチュエータ側の油路15Aを介して油
圧モータ4の給排通路4A内へと流入するのを許し、油
圧モータ4にモータ駆動圧を供給させる。
【0064】また、このときのモータ駆動圧の一部はチ
ェック弁37Aの油穴39Aを介して閉塞弁41Aの受
圧部42A側へと供給されるから、閉塞弁41Aを閉弁
状態に保持することにより、リリーフ弁24Aの流入口
29A側をアクチュエータ側の油路15A(分岐路15
B2 )に対して確実に遮断でき、モータ駆動圧の一部が
リリーフ弁24Aの流入口29A側に漏れるのを閉塞弁
41Aによって阻止することができる。
ェック弁37Aの油穴39Aを介して閉塞弁41Aの受
圧部42A側へと供給されるから、閉塞弁41Aを閉弁
状態に保持することにより、リリーフ弁24Aの流入口
29A側をアクチュエータ側の油路15A(分岐路15
B2 )に対して確実に遮断でき、モータ駆動圧の一部が
リリーフ弁24Aの流入口29A側に漏れるのを閉塞弁
41Aによって阻止することができる。
【0065】この結果、油圧ショベル等のオペレータ等
が走行用の操作レバー6Aを微操作し、油圧モータ4を
ゆっくりと起動させるような場合に、油圧ポンプ1から
供給される圧油の流量が十分でないために、チェック弁
37Aが図4に例示する如く完全には開弁しない状態で
あっても、閉塞弁41Aによりリリーフ弁24Aの流入
口29A側を確実に閉塞し続けることができ、油圧モー
タ4の起動遅れ等の発生を防止できる。そして、モータ
駆動圧が油圧ポンプ1側のメインとなるリリーフ弁3
(図1参照)の設定圧PA まで上昇するのを補償でき、
油圧モータ4に高いモータ駆動圧を供給しつつ、この油
圧モータ4により車両を確実に発進させることができ
る。
が走行用の操作レバー6Aを微操作し、油圧モータ4を
ゆっくりと起動させるような場合に、油圧ポンプ1から
供給される圧油の流量が十分でないために、チェック弁
37Aが図4に例示する如く完全には開弁しない状態で
あっても、閉塞弁41Aによりリリーフ弁24Aの流入
口29A側を確実に閉塞し続けることができ、油圧モー
タ4の起動遅れ等の発生を防止できる。そして、モータ
駆動圧が油圧ポンプ1側のメインとなるリリーフ弁3
(図1参照)の設定圧PA まで上昇するのを補償でき、
油圧モータ4に高いモータ駆動圧を供給しつつ、この油
圧モータ4により車両を確実に発進させることができ
る。
【0066】一方、慣性体である車両の走行を停止させ
るため、オペレータが制御弁6を切換位置(ロ)から中
立位置(イ)に戻した場合に、油圧モータ4が慣性回転
するようになると、アクチュエータ側の油路15A内に
発生するブレーキ圧により閉塞弁41Bを開弁させ、油
路15B内のブレーキ圧をリリーフ弁24Bの流入口2
9B側から弁座筒28B内に導入することができる。
るため、オペレータが制御弁6を切換位置(ロ)から中
立位置(イ)に戻した場合に、油圧モータ4が慣性回転
するようになると、アクチュエータ側の油路15A内に
発生するブレーキ圧により閉塞弁41Bを開弁させ、油
路15B内のブレーキ圧をリリーフ弁24Bの流入口2
9B側から弁座筒28B内に導入することができる。
【0067】そして、この場合にはリリーフ弁24Bを
フリーピストン33B等を介して低圧リリーフさせるこ
とにより、油路15B内のブレーキ圧が油圧モータ4の
慣性回転で急激に上昇するのを抑えることができ、所謂
ショックレス機能を与え得ると共に、その後にブレーキ
圧が設定ばね31Bによるリリーフ弁24Bの開弁圧P
B まで上昇したときには、リリーフ弁体30Bを設定ば
ね31Bに抗して開弁させ、ブレーキ圧をリリーフ弁2
4Bの流出口側となる各油路27Bを介して相手方の油
路15A(分岐路15A3 )側に円滑にリリーフでき
る。
フリーピストン33B等を介して低圧リリーフさせるこ
とにより、油路15B内のブレーキ圧が油圧モータ4の
慣性回転で急激に上昇するのを抑えることができ、所謂
ショックレス機能を与え得ると共に、その後にブレーキ
圧が設定ばね31Bによるリリーフ弁24Bの開弁圧P
B まで上昇したときには、リリーフ弁体30Bを設定ば
ね31Bに抗して開弁させ、ブレーキ圧をリリーフ弁2
4Bの流出口側となる各油路27Bを介して相手方の油
路15A(分岐路15A3 )側に円滑にリリーフでき
る。
【0068】これにより、油圧モータ4の慣性回転時に
発生したブレーキ圧を、リリーフ弁24Bを通過する間
に熱エネルギに変換でき、油圧モータ4の慣性回転を抑
えつつ車両を徐々に停止させることができる。そして、
この場合にリリーフ弁24A,24Bの開弁圧PB を、
例えば245〜335kg/cm2 程度に設定している
から、車両を坂道の途中で駐・停車させた状態でも、リ
リーフ弁24A,24Bを共に閉弁状態に保持でき、車
両が坂道の途中で不用意に動く等の不具合をなくすこと
ができる。
発生したブレーキ圧を、リリーフ弁24Bを通過する間
に熱エネルギに変換でき、油圧モータ4の慣性回転を抑
えつつ車両を徐々に停止させることができる。そして、
この場合にリリーフ弁24A,24Bの開弁圧PB を、
例えば245〜335kg/cm2 程度に設定している
から、車両を坂道の途中で駐・停車させた状態でも、リ
リーフ弁24A,24Bを共に閉弁状態に保持でき、車
両が坂道の途中で不用意に動く等の不具合をなくすこと
ができる。
【0069】従って、本実施例によれば、油圧モータ4
の起動時等に油圧ポンプ1から供給する圧油の流量を少
なくした状態であっても、このときの圧油の一部がリリ
ーフ弁24A,24B側に漏れるのを確実に防止でき、
油圧モータ4を高い応答性をもって起動できると共に、
車両の駆動力を早期に高めることができ、発進、走行時
の操作性や信頼性を大幅に向上できる。
の起動時等に油圧ポンプ1から供給する圧油の流量を少
なくした状態であっても、このときの圧油の一部がリリ
ーフ弁24A,24B側に漏れるのを確実に防止でき、
油圧モータ4を高い応答性をもって起動できると共に、
車両の駆動力を早期に高めることができ、発進、走行時
の操作性や信頼性を大幅に向上できる。
【0070】そして、車両の発進時等にリリーフ弁24
A,24Bが作動してしまうのを確実に防止できるか
ら、リリーフ弁24A,24Bの開弁圧PB を車両の制
動特性、停止特性を向上させるために自由に選択するこ
とが可能となり、車両の停止時にリリーフ弁24A,2
4Bを低圧リリーフさせ、ショックレス機能を与えるこ
とができると共に、ブレーキ弁11内に発生するブレー
キ圧を、油圧ポンプ1側のリリーフ弁3の設定圧PA よ
りも低く抑えることができ、車両停止時の衝撃を確実に
低減し、車両を滑らかに停止させることができる。
A,24Bが作動してしまうのを確実に防止できるか
ら、リリーフ弁24A,24Bの開弁圧PB を車両の制
動特性、停止特性を向上させるために自由に選択するこ
とが可能となり、車両の停止時にリリーフ弁24A,2
4Bを低圧リリーフさせ、ショックレス機能を与えるこ
とができると共に、ブレーキ弁11内に発生するブレー
キ圧を、油圧ポンプ1側のリリーフ弁3の設定圧PA よ
りも低く抑えることができ、車両停止時の衝撃を確実に
低減し、車両を滑らかに停止させることができる。
【0071】また、チェック弁37A,37Bを閉塞弁
41A,41Bと共にリリーフ弁24A,24Bの流入
口29A,29B側に同軸となるように配設したから、
ブレーキ弁11のケーシング12内にリリーフ弁24
A,24B、チェック弁37A,37Bおよび閉塞弁4
1A,41Bをコンパクトに収容でき、リリーフ弁24
A,24Bの流入口29A,29B側を閉塞弁41A,
41Bによって開閉させる構成(配置関係)を簡単なレ
イアウトで実現できると共に、ブレーキ弁11全体をコ
ンパクトに形成でき、油圧モータ4を含めて全体の小型
化、軽量化を図ることができる。
41A,41Bと共にリリーフ弁24A,24Bの流入
口29A,29B側に同軸となるように配設したから、
ブレーキ弁11のケーシング12内にリリーフ弁24
A,24B、チェック弁37A,37Bおよび閉塞弁4
1A,41Bをコンパクトに収容でき、リリーフ弁24
A,24Bの流入口29A,29B側を閉塞弁41A,
41Bによって開閉させる構成(配置関係)を簡単なレ
イアウトで実現できると共に、ブレーキ弁11全体をコ
ンパクトに形成でき、油圧モータ4を含めて全体の小型
化、軽量化を図ることができる。
【0072】さらに、閉塞弁41A,41Bをチェック
弁37A,37B内に摺動可能に挿嵌し、両者の付勢手
段を弱ばね38A,38Bで兼用させる構成としたか
ら、これによって部品点数を減らし、組立時の作業性を
向上できると共に、チェック弁37A,37B内に閉塞
弁41A,41Bをコンパクトに収容でき、これによっ
ても小型化、軽量化を図ることができる。
弁37A,37B内に摺動可能に挿嵌し、両者の付勢手
段を弱ばね38A,38Bで兼用させる構成としたか
ら、これによって部品点数を減らし、組立時の作業性を
向上できると共に、チェック弁37A,37B内に閉塞
弁41A,41Bをコンパクトに収容でき、これによっ
ても小型化、軽量化を図ることができる。
【0073】そして、油圧モータ4の起動時等にモータ
駆動圧でチェック弁37A,37Bが開弁方向(図4中
の矢示A方向)に駆動されるときには、これによって弱
ばね38A,38Bが撓み変形してばね力を大きくでき
るから、閉塞弁41A,41Bによる閉塞力を増大させ
ることができ、リリーフ弁24A,24Bの流入口29
A,29B側を閉塞弁41A,41Bにより効果的に閉
塞できる。
駆動圧でチェック弁37A,37Bが開弁方向(図4中
の矢示A方向)に駆動されるときには、これによって弱
ばね38A,38Bが撓み変形してばね力を大きくでき
るから、閉塞弁41A,41Bによる閉塞力を増大させ
ることができ、リリーフ弁24A,24Bの流入口29
A,29B側を閉塞弁41A,41Bにより効果的に閉
塞できる。
【0074】なお、前記実施例では、閉塞弁41A,4
1Bをチェック弁37A,37B内に摺動可能に設ける
場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、例えば図1に示した油圧回路中の油穴39
A,39Bに替えて、チェック弁37A,37Bよりも
上流側となる油圧源側の油路14A,14Bを閉塞弁4
1A,41Bの受圧部42A,42Bに連通させる連通
路を設け、該連通路からの圧力で閉塞弁41A,41B
を閉弁させる構成とすればよく、この場合には、閉塞弁
41A,41Bとチェック弁37A,37Bとを必ずし
も軸方向で対向配置する必要はなくなるものである。
1Bをチェック弁37A,37B内に摺動可能に設ける
場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、例えば図1に示した油圧回路中の油穴39
A,39Bに替えて、チェック弁37A,37Bよりも
上流側となる油圧源側の油路14A,14Bを閉塞弁4
1A,41Bの受圧部42A,42Bに連通させる連通
路を設け、該連通路からの圧力で閉塞弁41A,41B
を閉弁させる構成とすればよく、この場合には、閉塞弁
41A,41Bとチェック弁37A,37Bとを必ずし
も軸方向で対向配置する必要はなくなるものである。
【0075】また、前記実施例では、ブレーキ弁11に
ショックレス機能付のリリーフ弁24A,24Bを設け
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
アキュムレータ等を備えていない通常のリリーフ弁を採
用してもよく、両方向作動式のリリーフ弁等、種々のリ
リーフ弁を用いてもよい。そして、この場合でもアクチ
ュエータの起動時等にリリーフ弁が作動するのを閉塞弁
により防止でき、リリーフ弁のリリーフ設定圧を車両等
の制動特性、停止特性を向上させるために自由に選択す
ることが可能となる。
ショックレス機能付のリリーフ弁24A,24Bを設け
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
アキュムレータ等を備えていない通常のリリーフ弁を採
用してもよく、両方向作動式のリリーフ弁等、種々のリ
リーフ弁を用いてもよい。そして、この場合でもアクチ
ュエータの起動時等にリリーフ弁が作動するのを閉塞弁
により防止でき、リリーフ弁のリリーフ設定圧を車両等
の制動特性、停止特性を向上させるために自由に選択す
ることが可能となる。
【0076】さらに、前記実施例では、アクチュエータ
として走行用の油圧モータ4を用いる場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えばカウンタバ
ランス弁を有したブレーキ弁を設ける旋回用の油圧モー
タまたはロープウインチ等をアクチュエータとして用い
た油圧回路等にも適用できるものである。そして、本発
明は、油圧ショベル、油圧クレーン等に限ることなく、
走行用または旋回用の油圧モータ等を備える建設機械の
ブレーキ弁にも広く適用しうるものである。
として走行用の油圧モータ4を用いる場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えばカウンタバ
ランス弁を有したブレーキ弁を設ける旋回用の油圧モー
タまたはロープウインチ等をアクチュエータとして用い
た油圧回路等にも適用できるものである。そして、本発
明は、油圧ショベル、油圧クレーン等に限ることなく、
走行用または旋回用の油圧モータ等を備える建設機械の
ブレーキ弁にも広く適用しうるものである。
【0077】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、リリーフ弁の流入口側に閉塞弁を設けると
共に、該閉塞弁には油通路内に発生する油圧源側の圧力
をチェック弁の上流側から連通路を介して導く構成とし
たから、アクチュエータの起動時等に圧油の流量が少な
い場合でも、閉塞弁によってリリーフ弁の流入口側を確
実に閉塞し続けることができ、駆動圧の一部がリリーフ
弁側に漏れるのを防止できる。従って、アクチュエータ
の起動時等にリリーフ弁が作動する等の不具合をなく
し、アクチュエータを高い応答性をもって起動できると
共に、リリーフ弁のリリーフ設定圧を車両等の制動特
性、停止特性を向上させるために自由に選択することが
可能となり、油圧ショベル等の車両を停止させるときの
衝撃を確実に低減でき、車両を滑らかに停止させること
ができる。
明によれば、リリーフ弁の流入口側に閉塞弁を設けると
共に、該閉塞弁には油通路内に発生する油圧源側の圧力
をチェック弁の上流側から連通路を介して導く構成とし
たから、アクチュエータの起動時等に圧油の流量が少な
い場合でも、閉塞弁によってリリーフ弁の流入口側を確
実に閉塞し続けることができ、駆動圧の一部がリリーフ
弁側に漏れるのを防止できる。従って、アクチュエータ
の起動時等にリリーフ弁が作動する等の不具合をなく
し、アクチュエータを高い応答性をもって起動できると
共に、リリーフ弁のリリーフ設定圧を車両等の制動特
性、停止特性を向上させるために自由に選択することが
可能となり、油圧ショベル等の車両を停止させるときの
衝撃を確実に低減でき、車両を滑らかに停止させること
ができる。
【0078】また、請求項2に記載の発明では、リリー
フ弁の流入口側を油通路に対して連通,遮断する閉塞弁
に第1,第2の受圧部を設け、第1の受圧部には連通路
を介して油圧源側の圧力を受圧させると共に、第2の受
圧部側では前記チェック弁の閉弁時に前記油通路内に発
生するアクチュエータ側の圧力を受圧させる構成とした
から、アクチュエータの起動時等に圧油の流量が少ない
場合でも、閉塞弁によってリリーフ弁の流入口側を確実
に閉塞し、駆動圧の一部がリリーフ弁側に漏れるのを防
止できる。また、アクチュエータの停止時に慣性回転等
により油通路内にブレーキ圧がアクチュエータ側の圧力
となって発生したときには、このブレーキ圧を第2の受
圧部で受圧することにより、リリーフ弁の流入口側を油
通路に連通させるように閉塞弁を開弁でき、リリーフ弁
を作動させることによって停止時の衝撃を緩和できる。
フ弁の流入口側を油通路に対して連通,遮断する閉塞弁
に第1,第2の受圧部を設け、第1の受圧部には連通路
を介して油圧源側の圧力を受圧させると共に、第2の受
圧部側では前記チェック弁の閉弁時に前記油通路内に発
生するアクチュエータ側の圧力を受圧させる構成とした
から、アクチュエータの起動時等に圧油の流量が少ない
場合でも、閉塞弁によってリリーフ弁の流入口側を確実
に閉塞し、駆動圧の一部がリリーフ弁側に漏れるのを防
止できる。また、アクチュエータの停止時に慣性回転等
により油通路内にブレーキ圧がアクチュエータ側の圧力
となって発生したときには、このブレーキ圧を第2の受
圧部で受圧することにより、リリーフ弁の流入口側を油
通路に連通させるように閉塞弁を開弁でき、リリーフ弁
を作動させることによって停止時の衝撃を緩和できる。
【0079】さらに、請求項3の発明では、前記閉塞弁
とチェック弁を前記リリーフ弁に対してほぼ同軸に配設
する構成としたから、ブレーキ弁のケーシング内に閉塞
弁、チェック弁およびリリーフ弁とをコンパクトに配設
でき、ブレーキ弁全体の小型化、軽量化を図ることがで
きる。
とチェック弁を前記リリーフ弁に対してほぼ同軸に配設
する構成としたから、ブレーキ弁のケーシング内に閉塞
弁、チェック弁およびリリーフ弁とをコンパクトに配設
でき、ブレーキ弁全体の小型化、軽量化を図ることがで
きる。
【0080】また、請求項4の発明では、前記チェック
弁を有底筒状のポペット弁体とし、閉塞弁をチェック弁
内に摺動可能に挿嵌される有蓋筒状の他のポペット弁体
により構成すると共に、チェック弁には連通路となる油
穴を形成しているから、チェック弁内に閉塞弁をコンパ
クトに収容できると共に、チェック弁の油穴により油圧
源側の圧力を閉塞弁側に導くことができ、これによって
もブレーキ弁全体の小型化、軽量化を図ることができ
る。
弁を有底筒状のポペット弁体とし、閉塞弁をチェック弁
内に摺動可能に挿嵌される有蓋筒状の他のポペット弁体
により構成すると共に、チェック弁には連通路となる油
穴を形成しているから、チェック弁内に閉塞弁をコンパ
クトに収容できると共に、チェック弁の油穴により油圧
源側の圧力を閉塞弁側に導くことができ、これによって
もブレーキ弁全体の小型化、軽量化を図ることができ
る。
【0081】さらに、請求項5の発明では、前記チェッ
ク弁と閉塞弁との間に付勢手段を設けてチェック弁用の
付勢手段を兼用する構成としたから、付勢手段により閉
塞弁を常時閉弁方向に付勢できると共に、チェック弁も
閉弁方向に付勢し続けることができ、例えばチェック弁
の開弁時には付勢手段の付勢力を大とし、リリーフ弁の
流入口側を閉塞弁により効果的に閉塞し続けることがで
きる。
ク弁と閉塞弁との間に付勢手段を設けてチェック弁用の
付勢手段を兼用する構成としたから、付勢手段により閉
塞弁を常時閉弁方向に付勢できると共に、チェック弁も
閉弁方向に付勢し続けることができ、例えばチェック弁
の開弁時には付勢手段の付勢力を大とし、リリーフ弁の
流入口側を閉塞弁により効果的に閉塞し続けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるブレーキ弁が適用された
油圧ショベルの走行用油圧回路図である。
油圧ショベルの走行用油圧回路図である。
【図2】図1中のブレーキ弁を示す縦断面図である。
【図3】図2中のチェック弁、閉塞弁およびリリーフ弁
等を拡大して示す縦断面図である。
等を拡大して示す縦断面図である。
【図4】図3中のチェック弁が開弁する状態を示す要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
1 油圧ポンプ(油圧源) 4 油圧モータ(アクチュエータ) 5A,5B 主管路 6 制御弁 11 ブレーキ弁 12 ケーシング 13A,13B 油通路 14A,14B 油圧源側の油路 15A,15B アクチュエータ側の油路 16 カウンタバランス弁 21A,21B チェック弁収容穴 22A,22B 弁座 23A,23B リリーフ弁取付穴 24A,24B リリーフ弁 25A,25B 弁ガイド 28A,28B 弁座筒 29A,29B 流入口 30A,30B リリーフ弁体 31A,31B 設定ばね 33A,33B フリーピストン(アキュムレータ) 37A,37B チェック弁 38A,38B 弱ばね(付勢手段) 39A,39B 油穴(連通路) 41A,41B 閉塞弁 42A,42B 第1の受圧部 43A,43B 第2の受圧部
Claims (5)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内に設けら
れ油圧源側とアクチュエータ側との間に接続される一対
の油通路と、前記油圧源側に位置して該一対の油通路の
途中に設けられたカウンタバランス弁と、前記アクチュ
エータ側寄りに位置して前記一対の油通路間に設けられ
た一対のリリーフ弁と、該各リリーフ弁とカウンタバラ
ンス弁との間に位置して前記一対の油通路の途中に設け
られ、前記油圧源側からアクチュエータ側に向けて圧油
が流通するのを許し、逆向きの流れを阻止する一対のチ
ェック弁とからなるブレーキ弁において、 前記リリーフ弁の流入口側に設けられ、前記油通路内に
発生する油圧源側の圧力とアクチュエータ側の圧力とを
受圧することにより前記リリーフ弁の流入口側を油通路
に対して連通,遮断する閉塞弁と、 前記油圧源側の圧力を前記チェック弁の上流側から該閉
塞弁側に導く連通路とを備える構成としたことを特徴と
するブレーキ弁。 - 【請求項2】 前記閉塞弁には、前記油圧源側の圧力を
前記連通路を介して受圧する第1の受圧部と、該第1の
受圧部とは反対側に位置し前記チェック弁の閉弁時に前
記油通路内に発生するアクチュエータ側の圧力を受圧す
る第2の受圧部とを設ける構成としてなる請求項1に記
載のブレーキ弁。 - 【請求項3】 前記閉塞弁とチェック弁は前記リリーフ
弁に対してほぼ同軸に配設してなる請求項1または2に
記載のブレーキ弁。 - 【請求項4】 前記チェック弁は有底筒状のポペット弁
体からなり、前記閉塞弁は該チェック弁内に摺動可能に
挿嵌される有蓋筒状の他のポペット弁体により構成し、
前記連通路は前記チェック弁に形成した油穴により構成
してなる請求項1,2または3に記載のブレーキ弁。 - 【請求項5】 前記チェック弁と閉塞弁との間には、該
閉塞弁を常時閉弁方向に付勢する付勢手段を設け、該付
勢手段は前記チェック弁用の付勢手段を兼用する構成と
してなる請求項3または4に記載のブレーキ弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19510597A JPH1122843A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ブレーキ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19510597A JPH1122843A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ブレーキ弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122843A true JPH1122843A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16335606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19510597A Pending JPH1122843A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ブレーキ弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122843A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100516554C (zh) | 2006-06-28 | 2009-07-22 | 卢永松 | 内置式定压输出控制压力源模块 |
| CN100516558C (zh) | 2006-06-23 | 2009-07-22 | 卢永松 | 回转制动阀 |
| CN103398047A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-11-20 | 徐州重型机械有限公司 | 具有截止功能的溢流阀、行驶作业液压系统以及起重机 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19510597A patent/JPH1122843A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100516558C (zh) | 2006-06-23 | 2009-07-22 | 卢永松 | 回转制动阀 |
| CN100516554C (zh) | 2006-06-28 | 2009-07-22 | 卢永松 | 内置式定压输出控制压力源模块 |
| CN103398047A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-11-20 | 徐州重型机械有限公司 | 具有截止功能的溢流阀、行驶作业液压系统以及起重机 |
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