JPH0727158B2 - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JPH0727158B2
JPH0727158B2 JP2023785A JP2378590A JPH0727158B2 JP H0727158 B2 JPH0727158 B2 JP H0727158B2 JP 2023785 A JP2023785 A JP 2023785A JP 2378590 A JP2378590 A JP 2378590A JP H0727158 B2 JPH0727158 B2 JP H0727158B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマウントを有するカメラ、交換レンズ,エクス
テンダー等の光学機器に関する。
[従来の技術] 従来この種のバヨネットマウントは金属材料を切削加工
して作られているが、実開昭55-138628号に開示されて
いるようにプラスチック材料でバヨネットマウントを成
形する方法が知られている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら上記実開昭55-138628でマウントのプラス
チック化が提案されているにもかかわらず、その実用化
は困難であった。その理由としては主にバヨネットマウ
ントの機械的強度が不足しているためであり、例えば交
換レンズに力が加わった時に、マウントが変形してしま
い光学的性能が保証できなくなったり、最悪の場合は破
損してしまう等の問題があった。
[課題を解決するための手段] 一方向の回動により他の機器と結合し、他方向の回動に
より離脱する構成であって、径方向に突出した複数のバ
ヨネット爪が形成され、光学機器本体に固定されるマウ
ントを有し、該マウントをプラスチックにより成形した
光学機器において、第1の発明は前記マウントより光軸
方向に伸びた円筒部を外径位置に一体成形し、前記光学
機器本体に対する該マウントの固定は該円筒部を光軸と
略直交方向にビス止めすることによって行うと共に、ビ
ス止め位置は該マウントのバヨネット爪の位相内に設定
したことを特徴とする。又、第2の発明は前記マウント
より光軸方向に伸びた第1の円筒部を外径位置に一体成
形して該第1の円筒部の位置で前記光学機器本体に固定
すると共に、光軸方向に伸びた第2の円筒部を内径位置
に一体成形し、該第2の円筒部によって光学レンズを直
接保持したことを特徴とする。
[実施例] 第1図ないし第2図は本発明の第1の実施例を示し第1
図は光学機器としての交換レンズ鏡胴の断面図であり、
同図に於いて1はバヨネットマウント、1aはバヨネット
爪、1bはバヨネットマウント1の外周位置から光軸方向
に伸びた円筒部、1cは取付ビス穴、1eはバヨネット爪1a
のアンダーカット部、2は交換レンズ鏡胴本体部の固定
筒、2aはピッチの小さいネジ、3は回転ヘリコイド筒、
3aはレンズ繰り出し用ヘリコイドネジ、4は焦点調節用
操作リング、5はレンズを保持し繰り出しを行なう中
筒、5aは中筒5の光軸方向に設けられたキー溝、6は前
群鏡筒、7はレンズキャップやフィルター等アクセサリ
ーの取付部を持った前筒、8はレンズ前側の装飾用カバ
ー、9は虹彩絞り装置、10はレンズ後側の装飾用カバ
ー、11,12,13,14はビス、15は中筒5を光軸方向移動の
案内となるキー、L1,L2,L3,L4,L5,L6は光学レンズ
である。
第2図は、第1図に示したバヨネットマウント1の斜視
図であり、1はマウント、1aはバヨネット爪、1bは円筒
部、1cは取付用ビス穴、1dはマウント取付時の回転スト
ッパー、1eはバヨネット爪1aのアンダカット部、1fはマ
ウント取付時のはずれ防止と位置決めを兼ねたロック
溝、11はビスである。
第3図はバヨネットマウントの従来例を示す斜視図であ
り、金属材料を切削加工して作られたものであり、21は
バヨネットマウント、21aはバヨネット爪、21bは取付時
のはずれ防止ロック溝、21cは交換レンズ本体にバヨネ
ットマウント21を取り付けるためのビス穴、21dは取付
時の回転ストッパービス、22はビスである。
第4図はバヨネットマウントをバヨネット爪側光軸方向
より見た図で、図中斜線部31dは他の光学機器としての
カメラのカメラ側バヨネットマウントとの摺動面である
取付基準面のなかで3ケ所のバヨネット爪1aの範囲を示
す。
第5図,第6図はバヨネットマウントをプラスチックの
射出成形方で作る場合の金型の原理を示す。第5図はマ
ウント光軸中心の断面図で、第6図は光軸方向から見た
スライドコアの移動方向を示す。41は固定側型板、42は
可動側型板、43はコア、44はスライドコア、44aはビス
穴(バヨネット爪と同位相内に形成される)、45はアン
ギュラーピン、46はスプール、47は成形品(バヨネット
マウント)、47aはバヨネット爪、47bは成形品のアンダ
カット部である。可動側型板42とコア43とスライドコア
44を図中矢印方向に開くことによってアンギュラーピン
45の作用によりスライドコア44は第6図に示す矢印方向
へ開き、第5図に示す成形品47のアンダカット部47b部
分からM0型が離型し成形品47を型から取り出すことが可
能になる。以上からわかるように、スライドコア44で成
形される部分についてはスライドコア44の開く方向に対
してアンダカットとなるような構造、たとえば第3図に
示した従来例のビス穴21cの様な構造は射出成形法では
作ることができず、成形後に機械加工により作ることに
なる。そのため射出成形法で作る利点が減少してしま
う。
上述第1の実施例においては、バヨネットマウント1を
成形する際に光軸方向に伸びた円筒部1bも一体成形した
ことにより、第3図に示した従来の金属マウントをプラ
スチック化したものに比べたわみ剛性を著しく改善し、
実際の製品化を可能とすることができた。又、バヨネッ
トマウント1の機器本体への固定も、上記円筒部1bに径
方向のビス穴1cを形成し、ビス11によってビス止めする
構造にしたことから、バヨネットマウント1の成形方法
を複雑にすることなく、ビス穴1cを形成することができ
る。更に、このビス穴1cをバヨネット爪1aの位相内(バ
ヨネット爪1aの光軸回り角度範囲内)に位置させたこと
により、特にたわみの問題が生じるバヨネット爪の変形
を極力押えることができた。又、円筒部1bをバヨネット
マウント1のほぼ外周部位置に形成したことから、特に
マウント面1mの強度を高めることができ、光学基準面と
なるマウント面1mの位置精度の向上を果たすことができ
た。
次に第7図に基づき第2の実施例を説明する。
第2実施例はバヨネットマウント1をプラスチックによ
り成形する際に、フランジ部1g,レンズ枠部1h及び第2
の筒状部1iを一体成形している。
フランジ部1g及びレンズ枠部1hは、第8図に示した従来
のマウント装飾用カバーを兼ねた固定レンズ保持鏡胴24
の役目を果たすもので、このレンズ枠部1hには光学レン
ズL7が直接固定される。
なお、第2の筒状部1iは、第1にバヨネットマウント1
の機械的強度を更に高くすることに役立ち、又、第2に
遮光筒としての役目も果たす。
[発明の効果] 以上説明したように光学機器のマウントをプラスチック
材料で成形する場合に、プラスチックの弱点である強度
不足を補うために、マウント光軸方向に伸びた筒状部を
一体に設けることによって、マウント部の剛性を高めて
実用化を可能とした。
又、マウントを固定するビスを上記筒状部位置で径方向
にビス止めするようにし、更にビス止めの位置をバヨネ
ット爪の位相内に合わせたので、マウント成形時の型構
造を複雑とすることなく安価に製造することを可能と
し、さらには外力が加わったとしても、バヨネット爪が
位置する位相内で円筒部は光学機器本体に強固に固定さ
れるので、バヨネット爪の位置でのたわみを極力押える
ことができる。
又、マウントの外径位置に第1の円筒部を成形すると共
に、内径位置に第2の円筒部を成形することによって外
力に基づくたわみを両円筒部によって押えることがで
き、更に第2の円筒部で光学レンズを直接保持したこと
によって、たわみに対する強度をより向上させることが
できると共に、部品点数を減らすことができる光学機器
を提供することができる。
又、さらに、マウントの強度向上の為の筒状部を利用し
て光学レンズを保持することにより、大巾に部品点数を
減らすことができる光学機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1の実施例としての交換レンズの断面
図。第2図は第1図のバヨネットマウントのみの斜視
図。第3図は従来の金属にて加工形成されたバヨネット
マウントの斜視図。第4図は第2図の実施例としてのバ
ヨネットマウントをバヨネット爪側から見た正面図。第
5図・第6図は射出成形金型の原理を示す説明図。第7
図は本発明第2の実施例としての交換レンズの断面図。
第8図は従来の金属にて加工形成されたバヨネットマウ
ント周辺の斜視図。 1……バヨネットマウント,1a……バヨネット爪,1b・1i
……円筒部,1c……取付ビス穴,2……固定筒,L7……光学
レンズ,11……ビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向の回動により他の機器と結合し、他
    方向の回動により離脱する構成であって、径方向に突出
    した複数のバヨネット爪が形成され、光学機器本体に固
    定されるマウントを有し、該マウントをプラスチックに
    より成形した光学機器において、 前記マウントより光軸方向に伸びた円筒部を外径位置に
    一体成形し、前記光学機器本体に対する該マウントの固
    定は該円筒部を光軸と略直交方向にビス止めすることに
    よって行うと共に、ビス止め位置は該マウントのバヨネ
    ット爪の位相内に設定したことを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】一方向の回動により他の機器と結合し、他
    方向の回動により離脱する構成であって、径方向に突出
    した複数のバヨネット爪が形成され、光学機器本体に固
    定されるマウントを有し、該マウントをプラスチックに
    より成形した光学機器において、 前記マウントより光軸方向に伸びた第1の円筒部を外径
    位置に一体成形して該第1の円筒部の位置で前記光学機
    器本体に固定すると共に、光軸方向に伸びた第2の円筒
    部を内径位置に一体成形し、該第2の円筒部によって光
    学レンズを直接保持したことを特徴とする光学機器。
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