JPH07271704A - デバイス制御装置 - Google Patents

デバイス制御装置

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Publication number
JPH07271704A
JPH07271704A JP6083571A JP8357194A JPH07271704A JP H07271704 A JPH07271704 A JP H07271704A JP 6083571 A JP6083571 A JP 6083571A JP 8357194 A JP8357194 A JP 8357194A JP H07271704 A JPH07271704 A JP H07271704A
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JP
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command
control
timer
scsi
file
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Application number
JP6083571A
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English (en)
Inventor
Hisami Kanbara
久美 神原
Taku Suzuki
卓 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの駆動プログラムをメモリ上に展開する
だけで複数の異なる種類のプロセッサ型デバイスを制御
できるデバイス制御装置を提供する。 【構成】 SCSIバス102に接続されたプロセッサ
型デバイス103、106に対して制御を行なうデバイ
ス制御装置において、制御対象となるデバイスとこのデ
バイスに対応するデバイスファイルとの集合を規定する
制御対象規定手段130、119と、プロセッサ型デバ
イスから得たデバイス情報を基に、このデバイスが制御
対象のデバイスに含まれるかどうかを検査するデバイス
認識手段129とを設け、デバイスが前記集合に含まれ
る場合に前記デバイスファイルを作成するように構成し
ている。制御対象となるデバイスを集合により規定して
いるので、デバイスを個々に認識処理するためのプログ
ラムが不要になり、1つの駆動プログラムで複数の異な
る種類のプロセッサ型デバイスを制御することが可能に
なりメモリ資源を節減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SCSIインターフェ
イスをもつプロセッサ型デバイスの制御を行なうデバイ
ス制御装置に関し、特に、1つの駆動プログラムで複数
の異なる種類のプロセッサ型デバイスの制御を可能にし
たものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやワークステーションの
標準インターフェイスとして注目を集めているSCSI
(Small Computer System In
terface)は、ANSI(アメリカ規格協会)で
承認されている、小型コンピュータと周辺装置とを接続
する標準インターフェイスである。SCSIによってイ
ンタフェースを図るバスには、最大8台の装置を接続す
ることができ、各装置のそれぞれには0〜7の認識番号
が付けられる。各装置は、バス上でデータを転送すると
き、イニシエータになる場合とターゲットになる場合と
がある。イニシエータとは、必要とするデバイスを選択
しコマンドを与えて制御する機能を備えた装置であり、
ターゲットとは、イニシエータの管理下で命令コマンド
に従い実行する機能を備えた装置である。イニシエータ
は、ターゲットを選択する場合、ターゲットとなるそれ
ぞれの装置がもつロジカル・ユニットという子装置に付
けられた論理ユニット番号(LUN:Logical
Unit Number)を指定する。
【0003】SCSI規格で規定されたデバイスの型に
は、ハード・ディスクなどのダイレクト・アクセス・デ
バイス、磁気テープなどのシーケンシャル・アクセス・
デバイス、プロセッサ型デバイスがあり、その他にプリ
ンタ・デバイス、スキャナ・デバイス、ライト・ワンス
・デバイス、CD−ROMデバイス、MOディスクなど
の光記憶デバイスや、媒体交換装置、通信デバイスがあ
る。イニシエータから送られる命令は、各デバイス型に
対してそれぞれの標準コマンドが定義されている。
【0004】プロセッサ型デバイスは、コンピュータデ
バイスとしての機能をもつターゲットであり、イニシエ
ータから受取ったコマンドに応じて、データパケットの
送受信、属性情報の転送、センスデータの取得、及びバ
ス上デバイスの存在確認を行なう。
【0005】以下に、イニシエータとプロセッサ型デバ
イスとの間で使用されるコマンドの説明をする。イニシ
エータは、ターゲットからデータを受信する場合に、タ
ーゲットに対してRECEIVEコマンドを発行し、タ
ーゲットへデータを送信する場合に、SENDコマンド
を発行する。SENDコマンドおよびRECEIVEコ
マンドによって送られる情報の内容については規定がな
いため、プロセッサ型デバイス装置の駆動を制御するプ
ログラムは、様々なプロセッサ型デバイス装置に対応す
ることが可能である。
【0006】また、イニシエータは、デバイスの属性情
報を取得する場合に、ターゲットに対してINQUIR
Yコマンドを発行する。それを受けて、デバイスの属性
情報がINQUIRYデータとしてターゲットから通知
される。また、前に実行されたコマンドがエラーの場合
には、異常理由を確認するため、ターゲットに対してR
EQUEST SENSEコマンドを発行し、異常理由
をSENSEデータとしてターゲットから取得する。ま
た、イニシエータは、バス上にデバイスが存在するか、
使用可能な状態かを確認する場合に、ターゲットに対し
てTEST UNIT READYコマンドを発行す
る。
【0007】次にSCSIプロセッサ型デバイスを制御
する装置の構成を説明する。図10は米国サンソフト社
のソラリス2.2システムにおける従来のSCSIプロ
セッサ型デバイス制御装置の構成図である。図10にお
いて、1001はユーザプロセスでシステムコールの発
行により装置とのデータ転送を行なう。1002はソラ
リス2.2オペレーティングシステムで米国サンソフト
社のOSであり、ハードウェア資源を複数のユーザプロ
セスへ有効に割り当てる。1003は磁気ディスク型タ
ーゲットドライバで1008のハード・ディスク型装置
の駆動を制御し、1001のユーザプロセスが発行した
システムコールをハード・ディスク型装置用のSCSI
コマンドに変換し、前記コマンドの実行を1006のホ
ストアダプタドライバに依頼する。1004は磁気テー
プ型ターゲットドライバで1009の磁気テープ型装置
の駆動を制御し、1001のユーザプロセスが発行した
システムコールを磁気テープ型装置用のSCSIコマン
ドに変換し、前記コマンドの実行を1006のホストア
ダプタドライバに依頼する。1005はプロセッサデバ
イス型ターゲットドライバで1010のプロセッサデバ
イス型装置の駆動を制御し、1001のユーザプロセス
が発行したシステムコールをプロセッサデバイス型装置
用のSCSIコマンドに変換し、前記コマンドの実行を
1006のホストアダプタドライバに依頼する。100
6はホストアダプタドライバで前記各ターゲットドライ
バより依頼されたSCSIコマンドを前記各デバイス装
置に発行する。1007はSCSIバスでコンピュータ
本体と周辺装置を接続する。
【0008】次にSCSIプロセッサ型デバイスの認識
手順について説明する。図11は従来のSCSIプロセ
ッサ型デバイスを認識する手順のフローであり、プロセ
ッサ型デバイスターゲットドライバ1005により実行
される。
【0009】ステップ1101;プロセッサ型デバイス
ターゲットドライバ1005は、TEST UNIT
READYコマンドを発行して、バス上のデバイスが使
用可能な状態であるかを検査する。
【0010】ステップ1102;前記検査結果により、
使用不可能である場合は、ステップ1109;エラーコ
ードに、デバイスが故障である旨を設定しエラー終了す
る。
【0011】ステップ1103;使用可能であるとき
は、INQUIRYコマンドを発行することにより、デ
バイスの情報であるデバイスの型、製造元であるベン
ダ、製品ID、その他デバイスの固有情報をINQUI
RYデータとして取得する。
【0012】ステップ1104;この実行コマンドが正
常終了したかを検査し、エラーの場合は、ステップ11
10;エラーコードに、問い合わせに対する応答がない
旨を設定しエラー終了する。
【0013】ステップ1105;この実行コマンドが正
常終了しているときは、取得したデバイス情報に基づ
き、デバイス型がプロセッサ型デバイスであるかどうか
を検査する。プロセッサ型デバイスでない場合は、ステ
ップ1111;エラーコードに、プロセッサ型デバイス
でない旨を設定しエラー終了する。
【0014】ステップ1106;プロセッサ型デバイス
であるときは、デバイス情報に基づき、製品IDがプロ
セッサ型デバイスターゲットドライバのプログラム内で
あらかじめ固定的に定めている制御対象デバイスに該当
するかどうかを検査する。そうでない場合は、ステップ
1112;該当デバイスでない旨を設定しエラー終了す
る。
【0015】ステップ1107;制御対象デバイスであ
るときは、作業領域を確保し、ステップ1108;制御
対象デバイスに対応する名前をもつデバイスファイルを
作成し、正常終了する。
【0016】このデバイスファイルは、ユーザプロセス
1001がデバイス装置を制御する時に使用するアクセ
スポイントであり、ソラリス2.2オペレーティングシ
ステム内に作成される。
【0017】次にSCSIプロセッサ型デバイス制御装
置のデータ転送制御手順について説明する。図12は従
来のSCSIプロセッサ型デバイス制御装置のデータ転
送制御手順を示すフローであり、図10のユーザプロセ
ス101がプロセッサ型デバイス装置1010に対して
read、write等のシステムコールを発行した時
にコールされる。
【0018】ステップ1201;SCSIコマンドの実
行に必要とされる資源を取得する。 ステップ1202;ユーザプロセスがプロセッサ型デバ
イスに対し処理を要求するために発行するシステムコー
ルをプロセッサ型デバイス装置用のSCSIコマンドに
変換する。例えばreadシステムコールの場合はRE
CEIVEコマンドに、writeシステムコールの場
合はSENDコマンドに、ioctlシステムコールは
指示命令により異なり、デバイスの存在確認を行なう命
令の時はTEST UNIT READYコマンドに、
デバイス情報取得命令の時はINQUIRYコマンドに
それぞれ変換される。
【0019】ステップ1203;ステップ1202で作
成したSCSIコマンドの実行をホストアダプタドライ
バ1006に依頼し、ステップ1204;コマンドの実
行終了待ち状態となる。実行が終了すると、ステップ1
205;SCSIコマンドの実行結果の解析を行ない、
ステップ1206;解析の結果が正常かどうかを検査
し、異常が無ければ正常終了し、異常が検知された場合
は、ステップ1207;エラーコードを設定し、エラー
終了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデバイ
ス制御装置では、次のような問題がある。第1に、制御
の対象となるデバイスの製品IDがプロセッサ型デバイ
スターゲットドライバ1005のプログラム内にあらか
じめ定められているため、複数の種類のプロセッサ型デ
バイスの駆動を制御する場合、それぞれのデバイス毎に
専用の認識処理部をもつ駆動プログラムが必要となる。
従って、複数のデバイスに対し、図12に示した手順を
採るデータ転送制御処理部を共通に使用できる場合で
も、認識処理部については重複してメモリに展開される
ので、メモリ資源が無駄に使われるという問題点を有し
ていた。
【0021】第2に、制御対象となる装置がOEMされ
た場合、OEM先で装置の販売元に応じて製品IDが変
更される可能性がある。製品IDを変更した場合は、製
品IDの認識処理部において、図11のステップ110
6に示す製品IDの「A」を逐次変更しなければならな
いため、メンテナンスが面倒であり、汎用性の乏しい駆
動プログラムであるという問題点を有していた。
【0022】第3に、従来のシステムでは、制御対象が
SCSIデバイスの場合、図12のステップ1202で
ユーザプロセスがプロセッサ型装置に対して発行したシ
ステムコールをSCSIコマンドに変換し、ステップ1
203で前記コマンドの実行をホストアダプタドライバ
1006に依頼し、ステップ1204で前記コマンドの
実行終了待ち状態となるが、この実行終了待ち状態の時
には、シグナルを受信しても、前記システムコールを中
断することができない。そのため、装置から前記コマン
ドの実行終了通知が来ない場合は、何時間でもシステム
コールが終了しないので、ユーザプロセスはデバイス制
御以外の、例えばパイプ読み込みなどの処理を並行して
行なうことが不可能になる。
【0023】実行中のSCSIコマンドを、一定時間経
過後に中断し、制御をユーザプロセスへ復帰する手段と
して、ステップ1203でSCSIコマンドの実行を依
頼する際、ホストアダプタドライバ1006に対して、
前記コマンドの実行終了を監視するタイマを指定する方
法がある。しかしこの場合、前記タイマがタイムアウト
すると、デバイスの状態に関わらず全ての装置がリセッ
トされてしまい、装置によっては不具合が生じることが
ある。
【0024】例えば、後述する8チャネルFAX通信装
置(図1の103に示すFEP装置)では、通常イニシ
エータからのRECEIVEコマンド受信により、バス
をdisconnect(切断)し、通信イベント発生
時に、バスをreconnect(再接続)し、発生し
た通信イベントの内容をデータとしてイニシエータに転
送し、終了ステータスを同様にイニシエータに転送する
処理が行なわれる。しかし、次に発生する通信イベント
が到着するまでの時間は一定時間内に制限できないた
め、装置がアイドル状態の場合などには、通信イベント
がなく、RECEIVEコマンド終了までの時間が予測
できない。このようなときに、前記タイマを使用する
と、コマンドの実行中にホストアダプタドライバ100
6が装置をリセットする可能性がある。その場合、装置
は電源投入後の状態となり、再度起動、及びシステムパ
ラメタ初期値の設定など、起動時に行なわれるべき処理
が必要となり、その時点まで行なわれていた処理が全て
無駄になってしまうという不具合が発生する。
【0025】こうしたことから、従来の装置では、コマ
ンドの実行が開始すると、実行中コマンドを中断するこ
となく、その終了を待っている。そのため、シグナルを
受信しても、前記システムコールから復帰できないた
め、ユーザプロセスは、デバイス制御と並行して、パイ
プ読み込みなどの他の処理を行なうことができないとい
う問題点を有している。
【0026】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、1つの駆動プログラムをメモリ上に展開
するだけで複数の異なる種類のプロセッサ型デバイスを
制御することができる、メモリ資源の節約が可能なデバ
イス制御装置を提供することを目的としている。
【0027】また、デバイス情報が変更された場合で
も、駆動制御のドライバプログラムをその都度変更する
必要がない、メンテナンスの楽な、汎用性の高いプログ
ラムを備えたデバイス制御装置を提供することを目的と
している。
【0028】また、装置からのコマンド実行終了通知が
ない場合でも、一定の時間をもって実行中のコマンドを
中断し、システムコールを終了させることができ、ま
た、そのために生ずる不具合を抑えることができるデバ
イス制御装置を提供することを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、S
CSIバスに接続されたプロセッサ型デバイスに対して
制御を行なうデバイス制御装置において、制御対象とな
るデバイスとこのデバイスに対応するデバイスファイル
との集合を規定する制御対象規定手段と、プロセッサ型
デバイスから得たデバイス情報を基に、このデバイスが
制御対象のデバイスに含まれるかどうかを検査するデバ
イス認識手段とを設け、デバイスが前記集合に含まれる
場合に前記デバイスファイルを作成するように構成して
いる。
【0030】また、制御対象規定手段を、デバイスとそ
の名前との集合を規定する変数と、この変数の内容を設
定するファイルとによって構成している。
【0031】また、SCSIコマンドの実行終了を監視
するタイマと、タイマのタイマ値を設定するタイマ値設
定手段と、タイマがタイムアウトした場合に実行中のS
CSIコマンドを、ターゲットをリセットせずにアボー
ト(中断)するアボート処理手段とを設けている。
【0032】また、処理の必要なイベントの種類につい
て設定する設定手段とこのイベントの発生を検査する検
査手段とを設け、タイマがタイムアウトしたとき、この
イベントが発生している場合にのみ、アボート処理手段
にアボート処理を行なわせている。
【0033】さらに、デバイスの故障の有無を調査する
調査手段を設け、アボート処理手段がアボート処理を行
なった後に、この調査手段がデバイスについての調査を
行なうように構成している。
【0034】
【作用】そのため、制御対象となるデバイスを集合によ
り規定しているので、デバイスを個々に認識処理するた
めのプログラムが不要になり、1つの駆動プログラムで
複数の異なる種類のプロセッサ型デバイスを制御するこ
とが可能になり、メモリ資源を節減することができる。
【0035】また、制御対象を変数で規定するととも
に、変数の内容をファイルで規定しているため、OEM
先において製品IDが変更される場合でも、ファイルの
内容を変更することで対応することができ、プログラム
のメンテナンスが簡単になり、汎用性が増す。
【0036】また、SCSIコマンドの実行終了を監視
するタイマを設けたものでは、タイムアウトの場合、ア
ボート処理手段により、デバイスをリセットせずに実行
中コマンドの中断が行なわれる。その結果、制御をユー
ザプロセスに復帰させることができ、ユーザプロセスは
他のイベントの処理を行なうことが可能になる。また、
SCSIコマンドの実行を再開する必要が生じた場合に
は、デバイスがリセットされていないため、迅速に再開
させることができる。
【0037】また、イベントの種類を設定する手段を設
けたものでは、タイムアウトの場合に、設定したイベン
トが実際に発生しているときに限って、アボート処理を
行ない、その他のときはタイマを再スタートさせる。そ
のため、実行中コマンドのアボート処理の回数が減り、
イニシエータとターゲットとの両方の負荷が軽減でき
る。また、コマンドの実行の継続を優先させることもで
きるし、それを上回る優先度を備えたイベントが発生し
たときには、タイムアウト後に直ちにその処理を実行す
る態勢を組むこともできる。
【0038】さらに、デバイスの調査手段を設けたもの
では、タイムアウトした原因がデバイスの故障によるも
のか、またはデバイスは正常動作しているがイニシエー
タに対して送るデータがないためにタイムアウトになっ
たものかを切り分けることができ、この判定結果をユー
ザプロセスに通知することにより、ユーザプロセスは、
自らシステムコール発行してデバイス状態を確認する必
要が無くなり、負荷を軽減することができる。
【0039】
【実施例】本発明の実施例におけるSCSIプロセッサ
型デバイス制御装置の構成を図面を参照しながら説明す
る。
【0040】図1は、プロセッサ型デバイス装置である
FEP装置とVRC装置とを制御する装置の構成図であ
る。図1において、101はホストコンピュータであ
り、ターゲットとなるプロセッサ型デバイス装置に対し
てSCSIコマンドを与えて制御する機能をもつイニシ
エータである。102のSCSIバスは、ホストコンピ
ュータ101と、103のFEP装置及び106のVR
C装置とを接続する。FEP装置103は、8チャネル
FAX通信装置であり、2つの論理ユニット104、1
05をもつ。104の論理ユニット0は、イニシエータ
からSENDコマンドを受付け、イニシエータからの命
令及びデータを受信する。105の論理ユニット1は、
イニシエータからRECEIVEコマンドを受付け、イ
ニシエータに対して応答及びデータを転送する。106
のVRC装置は、コード情報をラスタ変換する装置であ
り、FEP装置103と同様に2つの論理ユニット10
7、108をもつ。107の論理ユニット0は、イニシ
エータからSENDコマンドを受付け、イニシエータか
らの命令及びデータを受信する。108の論理ユニット
1は、イニシエータからRECEIVEコマンドを受付
け、イニシエータに対して応答及びデータを転送する。
109はFEP制御送信プロセスで、論理ユニット0
(104)に対応するデバイスファイルである、115
の/dev/fep0に対してwriteシステムコー
ルを発行し、FEP装置103へ命令及びデータを転送
する。110はFEP制御受信プロセスで、論理ユニッ
ト1(105)に対応するデバイスファイルである、1
16の/dev/fep1に対してreadシステムコ
ールを発行し、FEP装置103からの応答及びデータ
を受信する。
【0041】前記プロセス109、110は、双方向の
データパスである、111のパイプにより繋がれてお
り、FEP装置103の制御の同期をとるため互いにデ
ータ転送を行なう。FEP制御送信プロセス109は、
FEP制御受信プロセス110にデータを転送する場
合、パイプ111に対してwriteシステムコールを
発行する。その際、FEP制御送信プロセス109は、
SIGINTと呼ばれる割込みシグナルを発行し、FE
P制御受信プロセス110に対しデータの到着を通知す
る。FEP制御受信プロセス110は、このシグナルを
受信すると、パイプ111に対し、readシステムコ
ールを発行しFEP制御送信プロセス109からのデー
タを受信する。FEP制御受信プロセス110からFE
P制御送信プロセス109への逆方向でのデータ転送の
場合も同様の処理をする。112はVRC制御プロセス
で、論理ユニット0(107)に対応するデバイスファ
イルである、117の/dev/vrc0に対してwr
iteシステムコールを発行し、VRC装置106へ命
令及びデータを転送し、また、論理ユニット1(10
8)に対応するデバイスファイルである、118の/d
ev/vrc1に対してreadシステムコールを発行
し、VRC装置106からの応答及びデータを受信す
る。113はソラリス2.2オペレーティングシステム
(以下OSと呼ぶ。)で米国サンソフト社のOSであ
り、ハードウェア資源を複数のユーザプロセスへ有効に
割り当てる。
【0042】OS113は、114のファイルシステム
をもつ。ファイルシステム114上のデバイスファイル
である/dev/fep0(115)は、FEP制御送
信プロセス109に対して、FEP装置103の論理ユ
ニット0(104)へのアクセスポイントを提供し、ま
た、/dev/fep1(116)は、FEP制御受信
プロセス110に対して、FEP装置103の論理ユニ
ット1(105)へのアクセスポイントを提供し、ま
た、/dev/vrc0(117)は、VRC制御プロ
セス112に対して、VRC装置106の論理ユニット
0(107)へのアクセスポイントを提供し、また、/
dev/vrc1(118)は、VRC制御プロセス1
12に対して、VRC装置106の論理ユニット1(1
08)へのアクセスポイントを提供する。119の/e
tc/systemファイルは、OS113内部のシス
テムパラメタ情報初期値を規定するもので、OS113
は起動時に前記ファイルを読み、規定されている変数に
対して規定されている初期値を設定する。
【0043】120はプロセッサ型デバイスターゲット
ドライバsprcであり、FEP装置103及びVRC
装置106の駆動制御を行ない、前記プロセス109、
110、112が発行したシステムコールをプロセッサ
型デバイス装置用のSCSIコマンドに変換し、前記コ
マンドの実行を131のホストアダプタドライバに依頼
する。ホストアダプタドライバ131は、sprcドラ
イバ120より依頼されたSCSIコマンドを前記各デ
バイス装置103、106に発行する。
【0044】sprcドライバ120は、121のタイ
マ値設定処理を有し、122のtimer変数の値を指
定するためのインターフェイスを前記プロセス109、
110、112に対して提供する。timer変数12
2は、FEP装置103、VRC装置106の各論理ユ
ニット104、105、107、108毎にそれぞれ1
つづつ存在し、sprcドライバ120が論理ユニット
104、105、107、108に対して発行するSC
SIコマンドの実行終了待ち時間を設定するものであ
る。また、sprcドライバ120は、123のユーザ
プロセスID設定処理を有し、124のprocid変
数の値を指定できるインターフェイスを前記プロセス1
09、110、112に対して提供する。procid
変数124は、FEP装置103、VRC装置106の
各論理ユニット104、105、107、108毎にそ
れぞれ1つづつ存在し、それぞれの論理ユニットを制御
するプロセス(109〜112)のプロセスIDを設定
するものである。また、sprcドライバ120は、1
25のシグナル番号設定処理を有し、126のsign
o変数の値を指定できるインターフェイスを前記プロセ
ス109、110、112に対して提供する。このsi
gno変数126は、FEP装置103、VRC装置1
06の各論理ユニット104、105、107、108
毎にそれぞれ1つづつ存在し、それぞれの論理ユニット
を制御するプロセス(109〜112)が、処理を必要
とするイベントをシグナル番号により設定するものであ
る。更にsprcドライバ120は、127のアボート
処理を有し、実行中のSCSIコマンドを、ターゲット
をリセットせずに中断(アボート)する。128はデー
タ転送処理であり、FEP装置103、VRC装置10
6に対してデータ転送を行なう。129はデバイス認識
処理であり、接続されたデバイス103、106がプロ
セッサ型デバイスであるかどうか、あるいは、それらの
デバイスが130のdev_set変数に規定されたデ
バイスに該当するかどうかを検査する。ただ、dev_
set変数130は、OS113の/etc/syst
emファイル119に指定された文字列(キャラクタ)
を指し示すポインタであり、実際の制御対象となるデバ
イス(の集合)は、この/etc/systemファイ
ル119に文字列で表わされる。
【0045】(実施例1)以下、本発明の第一の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図2は、/e
tc/systemファイル119の一部を示してお
り、プロセッサ型デバイスターゲットドライバsprc
120の内部変数であるdev_set変数130の内
容を初期化する値を表わしている。OS113は、sp
rcドライバ120が起動される時に、キャラクタへの
ポインタであるdev_set変数130を図2に示す
文字列を指すように初期設定する。
【0046】図2に示す文字列は、sprcドライバ1
20が駆動を制御するデバイスと、そのデバイスファイ
ル名とを規定しており、「:」の右側にsprcドライ
バ120が駆動を制御するデバイスの製品IDが、左側
にsprcデバイス120のデバイスファイル名が規定
され、それを1組として、複数組をコンマで区切って列
記することにより、sprcドライバ120の制御対象
とするデバイスを複数規定することができる。図2で
は、製品IDがFEPで、デバイスファイル名がfep
であるものと、製品IDがVRCで、デバイスファイル
名がvrcであるものとを制御対象デバイスとして規定
している。
【0047】図3は、SCSIプロセッサ型デバイスを
認識する手順のフローであり、デバイス認識処理129
の内容を表わし、120のプロセッサ型デバイスターゲ
ットドライバsprcにより実行される。
【0048】ステップ301;TEST UNIT R
EADYコマンドを発行することにより、バス上にデバ
イスが存在するか、使用可能な状態であるかを検査す
る。
【0049】ステップ302;この検査結果により、使
用不可能である場合は、ステップ311;エラーコード
に、デバイスが故障である旨を設定し、エラー終了す
る。
【0050】ステップ303;使用可能であるときは、
INQUIRYコマンドを発行することにより、デバイ
スの情報であるデバイスの型、製造元であるベンダ、製
品ID、その他デバイスの固有情報をINQUIRYデ
ータとして取得する。
【0051】ステップ304;前記実行コマンドが正常
終了したかどうかを検査し、ステップ312;エラーの
場合は、エラーコードに、問合わせに対する応答がない
旨を設定し、エラー終了する。
【0052】ステップ305;正常終了しているとき
は、前記デバイス情報に基づき、デバイス型がプロセッ
サ型デバイスであるかどうかを検査する。プロセッサ型
デバイス型でない場合は、ステップ313;エラーコー
ドに、プロセッサ型デバイスでない旨を設定し、エラー
終了する。
【0053】ステップ306;プロセッサ型デバイスで
あるときは、dev_set変数130が指す文字列の
次のコンマまでの文字列を切り出し、次の制御対象とな
るデバイスの製品IDとそのデバイスファイル名とを取
得し、それぞれローカルな変数pidとdnameとに
設定する。
【0054】ステップ307;前記変数設定の結果を判
断し、次要素となるデバイスがない場合は、ステップ3
14;エラーコードに、該当デバイスがない旨を設定
し、エラー終了する。
【0055】ステップ308;次要素となるデバイスが
あるときは、前記デバイス情報に基づき、製品IDが前
記pid変数と一致するかどうかを検査する。一致しな
い場合はステップ306へ戻る。一致した場合は、ステ
ップ309;作業領域を確保し、ステップ310;前記
dname変数を元にデバイスファイルを作成し、正常
終了する。
【0056】以上のように本実施例では、制御の対象と
なるデバイスの集合を規定するdev_set変数13
0を設け、/etc/systemファイル119に前
記変数130の実際の内容を記述し、デバイス認識処理
129により、SCSIデバイスの製品ID等の固有情
報を取得し、前記製品IDが前記変数に含まれているか
どうかを検査し、含まれている場合は、前記変数で規定
されたデバイス名をもつデバイスファイルを作成してい
るため、データ転送制御方式が同じである異種のプロセ
ッサ型デバイスを1つの駆動制御プログラムで制御する
ことが可能となり、システムのメモリが効率良く使え
る。更に制御対象となる装置がOEMされて製品IDが
変更されたとしても、dev_set変数130の内容
は、/etc/systemファイル119で記述され
ているので、このファイルの内容をOEM先の製品ID
に変更するだけで、駆動制御プログラムのソースを変更
する必要がなく、メンテナンスが楽になると同時にプロ
グラムの汎用性を増すことができる。
【0057】(実施例2)以下、本発明の第二の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4は、タイ
マ値設定処理121の処理手順を表したフローである。
タイマ値設定処理121は、図1のプロセス109、1
10、112(以下制御プロセスと呼ぶ)に対して、i
octlシステムコールのSETTIMER命令インタ
ーフェイスを提供し、制御プロセスは、SCSIコマン
ドの実行終了を監視するタイマ値であるtimer変数
122の値を設定することが可能となる。制御プロセス
は、SETTIMER命令を実行する際、ioctlシ
ステムコールのパラメータとして、制御を担当する論理
ユニットに対応するデバイスファイルのファイル記述子
と、設定するタイマ値とを指定する。ファイル記述子
は、デバイスファイルをopenシステムコールの発行
によりオープンした際に復帰値として返された値であ
る。
【0058】ステップ401;入力されたタイマ値が指
定可能な値かどうかを検査し、ステップ402;タイマ
値が指定不可能な値の場合には、ステップ404;エラ
ーコードに、タイマ値エラーである旨を設定し、エラー
終了する。
【0059】ステップ403;タイマ値が正常であると
きは、ファイル記述子に対応する論理ユニットに対して
設けられたtimer変数122に前記タイマ値を保存
し、ioctlシステムコールを正常終了する。
【0060】図5は、タイマ値設定処理121により設
定されたtimer変数122を使用したsprcドラ
イバ120のデータ転送制御フローであり、128のデ
ータ転送処理の内容を表わしている。この処理は、制御
プロセスがFEP装置103とVRC装置106とに対
してread、write等のシステムコールを発行し
た時にコールされる。
【0061】ステップ501;SCSIコマンドの実行
に必要とされる資源を取得する。ステップ502;制御
プロセスがFEP装置103またはVRC装置106に
対して処理を要求するために発行するシステムコールを
プロセッサ型デバイス装置用のSCSIコマンドに変換
する。例えば、readシステムコールの場合はREC
EIVEコマンドに、また、writeシステムコール
の場合はSENDコマンドに変換し、ioctlシステ
ムコールの場合は、命令内容に応じて、デバイスの存在
確認を行なう命令の時は、TEST UNIT REA
DYコマンドに、また、デバイス情報取得命令の時は、
INQUIRYコマンドにそれぞれ変換する。制御プロ
セスは、これらのシステムコールを発行する際、制御を
担当する論理ユニットに対応するデバイスファイルのフ
ァイル記述子と、readシステムコールの場合はデー
タ受信用バッファとそのサイズとを、また、write
システムコールの場合はデータ送信バッファとそのサイ
ズとを、それぞれパラメータとして指定する。このファ
イル記述子は対応する論理ユニット番号として、また、
バッファサイズは転送バイト数としてそれぞれRECE
IVE、SENDのSCSIコマンドに反映される。
【0062】ステップ503;前記ファイル記述子に対
応する論理ユニットに対して設けられたtimer変数
122に基づき、タイマをスタートする。
【0063】ステップ504;ステップ502で作成し
たSCSIコマンドの実行をホストアダプタドライバ1
31に依頼し、ステップ505;前記コマンドの実行終
了待ち状態となる。前記コマンドの実行が終了したとき
は、ステップ506;前記タイマがタイムアウトのため
に終了状態となったのかどうかを検査する。タイムアウ
トの場合は、ステップ507;アボート処理127によ
りアボート処理を実行し、ステップ508;エラーコー
ドに、タイムアウトである旨を設定し、エラー終了す
る。
【0064】ステップ506;前記コマンドの終了状態
がタイムアウトでない場合は、ステップ509;SCS
Iコマンド実行結果の解析を行ない、ステップ510;
前記解析の結果が正常かどうかを検査し、正常の場合は
正常終了する。異常が検知された場合は、ステップ51
1;エラーコードの設定を行なってエラー終了する。
【0065】以上のように本実施例では、タイマ値設定
処理121により、SCSIコマンドの実行終了を監視
するtimer変数122のタイマ値を設定し、タイマ
がタイムアウトした場合に、装置(103、106)を
リセットせずに、実行中のSCSIコマンドをアボート
している。そのため、前記コマンドの実行に対する装置
側からの応答がない場合でも、一定の時間をもってシス
テムコールから制御をユーザプロセスへ復帰することが
でき、制御プロセスは111のパイプ読み込み等の他の
イベントに対する処理を行なうことが可能となる。
【0066】(実施例3)以下、本発明の第三の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図6は、ユー
ザプロセスID設定処理123の処理手順を表わしたフ
ローである。この処理は、制御プロセスに対して、io
ctlシステムコールのSETPROCID命令インタ
ーフェイスを提供し、制御プロセスが、そのプロセスI
Dをsprcドライバ120に通知することを可能にし
ている。制御プロセスは、SETPROCID命令を実
行する際、ioctlシステムコールのパラメータとし
て、制御を担当する論理ユニットに対応するデバイスフ
ァイルのファイル記述子と、自分のプロセスIDとを指
定する。ファイル記述子は、前記デバイスファイルをo
penシステムコールの発行によりオープンした際に復
帰値として返された値である。
【0067】ステップ601;指定されたプロセスID
が実際に存在しているかどうかを検査し、ステップ60
2;プロセスIDが存在しない場合には、ステップ60
4;エラーコードに、プロセスIDエラーである旨を設
定し、エラー終了する。
【0068】ステップ603;プロセスIDが存在する
ときは、前記ファイル記述子に対応する論理ユニットに
対して設けられたprocid変数124に、指定され
たプロセスIDを保存し、ioctlシステムコールを
正常終了する。
【0069】図7は、シグナル番号設定処理125の内
容を表したフローである。このシグナル番号は、SCS
Iコマンドの実行が一定時間内に終了しないときに、そ
れに代わって実行する必要のある処理の種類を番号で表
わしている。このシグナル番号設定処理は、制御プロセ
スに対してioctlシステムコールのSETSIGN
O命令インターフェイスを提供し、制御プロセスが、処
理を必要とするシグナルの番号をsprcドライバ12
0に通知できるようにしている。制御プロセスは、SE
TSIGNO命令を実行する際、ioctlシステムコ
ールのパラメータとして、制御を担当する論理ユニット
に対応するデバイスファイルのファイル記述子と、処理
を必要とするシグナル番号とを指定する。
【0070】ステップ701;指定されたシグナル番号
の値を検査し、ステップ702;このシグナル番号が不
正の値である場合には、ステップ704;エラーコード
に、シグナル番号エラーである旨を設定し、エラー終了
する。
【0071】ステップ703;シグナル番号が正常のと
きは、前記ファイル記述子に対応する論理ユニットに対
して設けられたsigno変数126に前記シグナル番
号を保存し、ioctlシステムコールを正常終了す
る。
【0072】図8は、ユーザプロセスID設定処理12
3により設定されたprocid変数124と、シグナ
ル番号設定処理125により設定されたsigno変数
126とを使用したsprcドライバ120のデータ転
送制御フローであり、データ転送処理128の内容を表
わしている。このフローに示す処理は、制御プロセスが
FEP装置103またはVRC装置106に対してre
ad、write等のシステムコールを発行した時にコ
ールされる。
【0073】このフローでは、SCSIコマンドの実行
を監視するタイマがタイムアウトしたとき、予め設定さ
れたシグナル番号の処理要求が実際に発生しているかど
うかを検査し、発生しているときに限り、コマンドのア
ボートが行なわれる。
【0074】ステップ801からステップ805までの
手順は、実施例2で示した、ステップ501からステッ
プ505までの動作と同様であり、SCSIコマンドの
実行に必要な資源を取得し、制御プロセスから受信した
システムコールをSCSIコマンドに変換し、前記コマ
ンドの実行終了を監視するタイマをスタートし、前記コ
マンドの実行をホストアダプタドライバ131に依頼し
て実行終了を待つ。
【0075】ステップ806;ステップ803におい
て、制御プロセスが制御を担当する論理ユニットに対し
て設けられたtimer変数122に基づきスタートし
たタイマがタイムアウトしたかどうかを検査する。タイ
ムアウトの場合は、ステップ807;前記論理ユニット
に対して設けられたprocid変数124により、制
御プロセスのプロセスIDを取得し、ステップ808;
前記論理ユニットに対して設けられたsigno変数1
26により、前記プロセスIDをもつ制御プロセスが処
理を必要とするシグナルの番号を取得する。
【0076】ステップ809;前記シグナルが前記プロ
セスに対して実際に発生しているかどうかを検査する。
発生している場合は、ステップ810;アボート処理1
27によりアボート処理を実行し、ステップ811;エ
ラーコードに、タイムアウトである旨を設定し、エラー
終了する。
【0077】ステップ812;前記シグナルが発生して
いない場合は、前記タイマを再スタートして、ステップ
805へ戻る。
【0078】ステップ813;ステップ806において
SCSIコマンドの終了状態がタイムアウトでない場合
は、SCSIコマンド実行結果の解析を行ない、ステッ
プ814;この解析の結果、異常が検知されなければ、
正常終了し、異常が検知された場合は、ステップ81
5;エラーコードを設定してエラー終了する。
【0079】以上のように本実施例では、プロセスID
設定処理123により制御プロセスのプロセスIDを設
定し、シグナル番号設定処理125により前記プロセス
が処理を必要とするシグナルの番号を設定し、また、タ
イマ値設定処理125によりタイマをセットしてSCS
Iコマンドの実行を開始する。コマンド実行終了監視タ
イマがタイムアウトした時には、その制御プロセスにお
いて前記シグナルが発生しているかどうかを検査手段に
より検査し、シグナルが発生している場合に限り、アボ
ート処理を行ない、制御をユーザプロセスに復帰させ
る。前記プロセスは、復帰した後、シグナルの発生に応
じて111のパイプ読み込み等の処理すべき他の処理を
行なうことができる。
【0080】このように、実施例3では、実施例2と異
なり、処理を必要とするイベントの発生時にのみアボー
ト処理を実行しているので、デバイスはアボート処理を
行なう回数が減り負荷が軽減される。
【0081】(実施例4)本発明の第四の実施例では、
データ転送制御において、SCSIコマンドの実行終了
を監視するタイマがタイムアウトした原因を調査するた
めの手順を設けている。このデータ転送制御フローは、
図9に示している。この図9において、SCSIコマン
ドの実行に必要な資源を取得してからアボート処理を実
行するまでのステップ901からステップ910の動
作、及び、コマンドの実行がタイムアウトでない状態で
終了したときのステップ915からステップ917まで
の動作は、実施例3のデータ転送制御の場合(図8)と
変わりがない。
【0082】ステップ911;アボート処理を実行した
後、TEST UNIT READYコマンドを発行し
て、バス上のデバイスが使用可能な状態であるかどうか
を検査し、ステップ912;この検査結果、デバイスが
使用不可能である場合は、ステップ913;エラーコー
ドに、デバイスが故障である旨を設定し、エラー終了す
る。
【0083】ステップ912において、検査結果が正常
の場合は、制御プロセスに転送するデータがないため
に、実行終了せず、タイムアウトに至ったものと判定し
て正常終了する。
【0084】このように、本実施例では、実行中のSC
SIコマンドに対してアボート処理を実行した後、装置
(103、106)の状態を検査して、SCSIコマン
ドの実行終了を監視するタイマがタイムアウトした原因
を調査し、デバイスの故障など使用不可能な状態である
場合と、デバイスの動作は正常終了したが、イニシエー
タに対して送るデータがなくSCSIコマンドの実行終
了待ち状態となっている場合とに切り分けている。
【0085】この判定結果をユーザプロセスに通知する
ことにより、ユーザプロセスでは、システムコールを発
行してデバイスの状態を確認する必要がなくなる。従っ
て、ユーザプロセスでの処理を簡略化することができ、
システムの負荷を軽減することができる。
【0086】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のデバイス制御装置では、制御対象となるデ
バイスの集合を規定し、デバイスがその集合に含まれる
ときにそのデバイスに対応する名前をもつデバイスファ
イルを作成しているため、1つの駆動プログラムで、デ
ータ転送制御方式を同じくする、複数の異なる種類のプ
ロセッサ型デバイスを制御することができ、システムの
メモリを節約することができる。
【0087】また、制御対象となるデバイスの集合とそ
のデバイスファイル名とを変数で規定し、その変数を定
めるファイルを別に設けているため、OEM先で装置の
製品IDが変更されたような場合でも、前記ファイルを
変更するだけで対応することができ、駆動制御のドライ
バプログラムを変更する必要がない。従って、メンテナ
ンスが簡単となり、プログラムの汎用性を増すことがで
きる。
【0088】また、SCSIコマンドの実行終了をタイ
マで監視するとともに、タイマがタイムアウトしたとき
に、ターゲットをリセットせずに実行中のSCSIコマ
ンドをアボートしているため、コマンドの実行に対する
応答がデバイス側からない場合でも、一定の時間経過後
には、ユーザプロセスに制御能力を復帰させることがで
き、ユーザプロセスが他のイベントに対する処理を行な
うことが可能になる。また、SCSIコマンドの実行を
再開する場合にも、デバイスがリセットされていないた
め、速やかな再開が可能になる。
【0089】また、このアボート処理を、注目するイベ
ントが発生した場合に限って、実行しているため、必要
なイベントに対して迅速に処理する機会を確保しなが
ら、アボート処理の回数を軽減することができ、イニシ
エータとターゲットの負荷を減らすことができる。
【0090】さらに、アボート処理実行後に、タイムア
ウトした原因を調査し、デバイスの故障によるものか、
または、デバイスは正常動作しているが、イニシエータ
に対して送るデータが無いためにタイムアウトしたもの
かを切り分けているため、ユーザプロセスは、自らシス
テムコールを発行して、デバイスの状態を確認する必要
がなくなり、負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデバイス制御装置の構
成を示すブロック図、
【図2】実施例1における/etc/systemファ
イルの一部を示す図、
【図3】実施例1におけるSCSIプロセッサ型デバイ
ス認識手順を示すフロー図、
【図4】実施例2におけるタイマ値設定処理の手順を示
すフロー図、
【図5】実施例2におけるプロセッサ型デバイスへの転
送制御動作を示すフロー図、
【図6】実施例3におけるユーザプロセスID設定処理
の手順を示すフロー図、
【図7】実施例3におけるシグナル番号設定処理の手順
を示すフロー図、
【図8】実施例3におけるプロセッサ型デバイスへの転
送制御動作を示すフロー図、
【図9】実施例4におけるプロセッサ型デバイスへの転
送制御動作を示すフロー図、
【図10】従来のSCSIプロセッサ型デバイス制御装
置の構成を示すブロック図、
【図11】従来の制御装置におけるプロセッサ型デバイ
ス認識手順を示すフロー図、
【図12】従来の制御装置におけるプロセッサ型デバイ
スへの転送制御動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 SCSIバス 103 FEP装置 104 論理ユニット0 105 論理ユニット1 106 VRC装置 107 論理ユニット0 108 論理ユニット1 109 FEP制御送信プロセス 110 FEP制御受信プロセス 111 パイプ 112 VRC制御プロセス 113 ソラリス2.2オペレーティングシステム 114 ファイルシステム 115 /dev/fep0デバイスファイル 116 /dev/fep1デバイスファイル 117 /dev/vrc0デバイスファイル 118 /dev/vrc1デバイスファイル 119 /etc/systemファイル 120 プロセッサ型デバイスターゲットドライバ 121 タイマ値設定処理 122 timer変数 123 ユーザプロセスID設定処理 124 procid変数 125 シグナル番号設定設定処理 126 signo変数 127 アボート処理 128 データ転送処理 129 デバイス認識処理 130 dev_set変数 131 ホストアダプタドライバ 1001 ユーザプロプロセス 1002 ソラリス2.2オペレーティングシステム 1003 磁気ディスク型ターゲットドライバ 1004 磁気テープ型ターゲットドライバ 1005 プロセッサ型デバイスターゲットドライバ 1006 ホストアダプタドライバ 1007 SCSIバス 1008 ハード・ディスク型装置 1009 磁気テープ型装置 1010 プロセッサ型デバイス装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIバスに接続されたプロセッサ型
    デバイスに対して制御を行なうデバイス制御装置におい
    て、 制御対象となるデバイスと前記デバイスに対応するデバ
    イスファイルとの集合を規定する制御対象規定手段と、 前記プロセッサ型デバイスから得たデバイス情報を基に
    前記デバイスが制御対象のデバイスに含まれるかどうか
    を検査するデバイス認識手段とを設け、前記デバイスが
    前記集合に含まれる場合に前記デバイスファイルを作成
    することを特徴とするデバイス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御対象規定手段が、デバイスとそ
    の名前との集合を規定する変数と、前記変数の内容を設
    定するファイルとによって構成されることを特徴とする
    請求項1に記載のデバイス制御装置。
  3. 【請求項3】 SCSIバスに接続されたプロセッサ型
    デバイスに対して制御を行なうデバイス制御装置におい
    て、 SCSIコマンドの実行終了を監視するタイマと、 前記タイマのタイマ値を設定するタイマ値設定手段と、 前記タイマがタイムアウトした場合に実行中のSCSI
    コマンドを、ターゲットをリセットせずにアボート(中
    断)するアボート処理手段とを設けたことを特徴とする
    デバイス制御装置。
  4. 【請求項4】 処理の必要なイベントの種類について設
    定する設定手段と、前記イベントの発生を検査する検査
    手段とを設け、前記タイマがタイムアウトしたとき、前
    記イベントが発生している場合にのみ、前記アボート処
    理手段にアボート処理を行なわせることを特徴とする請
    求項3に記載のデバイス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記デバイスの故障の有無を調査する調
    査手段を設け、前記アボート処理手段がアボート処理を
    行なった後に、前記調査手段による前記デバイスについ
    ての調査を行なうことを特徴とする請求項3に記載のデ
    バイス制御装置。
JP6083571A 1994-03-31 1994-03-31 デバイス制御装置 Pending JPH07271704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228352A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Fujitsu Ltd ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228352A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Fujitsu Ltd ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法

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