JPH07272135A - 共鳴ラベル - Google Patents
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- JPH07272135A JPH07272135A JP5638494A JP5638494A JPH07272135A JP H07272135 A JPH07272135 A JP H07272135A JP 5638494 A JP5638494 A JP 5638494A JP 5638494 A JP5638494 A JP 5638494A JP H07272135 A JPH07272135 A JP H07272135A
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- capacitor
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Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラベルのサイズを大きくせずに、簡素な構造
で信号強度を強めることのできる共鳴ラベル、及び信号
強度等の性能低下を招くことなく、サイズの縮小化を図
り得る共鳴ラベルを提供する。 【構成】 誘導コイル30とコンデンサーC1とで構成
された共振回路を有し、そのコンデンサーC1が、誘導
コイル30で囲まれるコイル窓部31以外の領域に配置
されている。コンデンサーC1は、絶縁性の担体層10
の上面10a及び下面10bにそれぞれ形成された第1
のコンデンサープレート21及び第2のコンデンサープ
レート22とで構成されている。第1のコンデンサープ
レート21は、誘導コイル30の外側端部に電気的に接
続されている。第2のコンデンサープレート22は、コ
イル窓部31内に設けられた短絡部50にて、誘導コイ
ル30の内側端部に電気的に接続されている。
で信号強度を強めることのできる共鳴ラベル、及び信号
強度等の性能低下を招くことなく、サイズの縮小化を図
り得る共鳴ラベルを提供する。 【構成】 誘導コイル30とコンデンサーC1とで構成
された共振回路を有し、そのコンデンサーC1が、誘導
コイル30で囲まれるコイル窓部31以外の領域に配置
されている。コンデンサーC1は、絶縁性の担体層10
の上面10a及び下面10bにそれぞれ形成された第1
のコンデンサープレート21及び第2のコンデンサープ
レート22とで構成されている。第1のコンデンサープ
レート21は、誘導コイル30の外側端部に電気的に接
続されている。第2のコンデンサープレート22は、コ
イル窓部31内に設けられた短絡部50にて、誘導コイ
ル30の内側端部に電気的に接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波に対する共振回
路を備えてなる共鳴ラベルに関し、例えば盗難防止を目
的として商品等に貼着されて使用される共鳴ラベルに関
する。
路を備えてなる共鳴ラベルに関し、例えば盗難防止を目
的として商品等に貼着されて使用される共鳴ラベルに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小売店などから商品が不正に
或は誤って持ち出されるのを防ぐことを目的として商品
に貼着される盗難防止用の共鳴ラベルが公知である。そ
のような共鳴ラベルには、特定の周波数(共振周波数)
の電磁波に共鳴する共振回路が形成されている。そし
て、この共鳴ラベルが取り付けられた商品を不正に店舗
外に持ち出そうとすると、店舗等の出口で発せられてい
る共振周波数に一致した周波数の電磁波に、共鳴ラベル
の共振回路が共鳴して、共鳴ラベルの存在がセキュリテ
ィーシステム等の検出装置により検出される。
或は誤って持ち出されるのを防ぐことを目的として商品
に貼着される盗難防止用の共鳴ラベルが公知である。そ
のような共鳴ラベルには、特定の周波数(共振周波数)
の電磁波に共鳴する共振回路が形成されている。そし
て、この共鳴ラベルが取り付けられた商品を不正に店舗
外に持ち出そうとすると、店舗等の出口で発せられてい
る共振周波数に一致した周波数の電磁波に、共鳴ラベル
の共振回路が共鳴して、共鳴ラベルの存在がセキュリテ
ィーシステム等の検出装置により検出される。
【0003】図5乃至図7には、従来の一般的な共鳴ラ
ベルの上面図、下面図及び縦断面図が夫々示されてい
る。それらの図に示すように、従来の共鳴ラベル100
においては、誘導コイル130で囲まれるコイル窓部1
31内にて、絶縁性の担体層110を一対の導体よりな
るコンデンサープレート121,123で挟んでコンデ
ンサー部C101を形成している。そして、そのコンデン
サー部C101に、担体層110の下面110bに形成し
てなる誘導コイル130を電気的に接続することにより
共振回路を構成している。
ベルの上面図、下面図及び縦断面図が夫々示されてい
る。それらの図に示すように、従来の共鳴ラベル100
においては、誘導コイル130で囲まれるコイル窓部1
31内にて、絶縁性の担体層110を一対の導体よりな
るコンデンサープレート121,123で挟んでコンデ
ンサー部C101を形成している。そして、そのコンデン
サー部C101に、担体層110の下面110bに形成し
てなる誘導コイル130を電気的に接続することにより
共振回路を構成している。
【0004】担体層110の上面110a側のコンデン
サープレート123と誘導コイル130との電気的な導
通は、担体層110の隅部に設けられた貫通孔よりなる
短絡部150において、コンデンサープレート123を
形成するアルミニウム箔と、誘導コイル130を形成す
るアルミニウム箔とを直接接触させていることにより確
保されている。一方、担体層110の下面110b側の
コンデンサープレート121と誘導コイル130との電
気的な導通は、コンデンサープレート121を形成する
アルミニウム箔と、誘導コイル130を形成するアルミ
ニウム箔とが一続きとなっていることにより確保されて
いる。
サープレート123と誘導コイル130との電気的な導
通は、担体層110の隅部に設けられた貫通孔よりなる
短絡部150において、コンデンサープレート123を
形成するアルミニウム箔と、誘導コイル130を形成す
るアルミニウム箔とを直接接触させていることにより確
保されている。一方、担体層110の下面110b側の
コンデンサープレート121と誘導コイル130との電
気的な導通は、コンデンサープレート121を形成する
アルミニウム箔と、誘導コイル130を形成するアルミ
ニウム箔とが一続きとなっていることにより確保されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した共鳴ラベル1
00は、商品などの検出対象物に貼着されて使用され
る。そのため、商品等によってはその美的外観が損なわ
れてしまったり、商品等のパッケージに記された注意書
き等が被い隠されてしまったりするなどの不都合が生じ
ることがあり、それ故、共鳴ラベル100はできるだけ
小さいのが好ましい。また、多品種の商品等への適用や
使い捨てという使用形態に鑑みて、共鳴ラベルの小型
化、及びそれによりもたらされる共鳴ラベルの低価格化
が望まれている。
00は、商品などの検出対象物に貼着されて使用され
る。そのため、商品等によってはその美的外観が損なわ
れてしまったり、商品等のパッケージに記された注意書
き等が被い隠されてしまったりするなどの不都合が生じ
ることがあり、それ故、共鳴ラベル100はできるだけ
小さいのが好ましい。また、多品種の商品等への適用や
使い捨てという使用形態に鑑みて、共鳴ラベルの小型
化、及びそれによりもたらされる共鳴ラベルの低価格化
が望まれている。
【0006】しかし、共鳴ラベル100を単に小さくし
ただけでは、共鳴ラベル100の有効面積(誘導コイル
130の平均面積から、誘導コイル130で囲まれるコ
イル窓部131内に形成されたコンデンサー部C101の
面積を差し引いた面積)が減少し、併せて回路の共振周
波数特性の尖鋭度を表すQ値も低下してしまい、信号強
度が極端に弱くなってしまう。
ただけでは、共鳴ラベル100の有効面積(誘導コイル
130の平均面積から、誘導コイル130で囲まれるコ
イル窓部131内に形成されたコンデンサー部C101の
面積を差し引いた面積)が減少し、併せて回路の共振周
波数特性の尖鋭度を表すQ値も低下してしまい、信号強
度が極端に弱くなってしまう。
【0007】従って、サイズの縮小化を図る上では、共
鳴ラベルの信号強度をより強める手段を講じる必要があ
り、その手段として、誘導コイル130の線幅を太くし
たり、コイル窓部131の面積を大きくしたり、共鳴ラ
ベル100のサイズを大きくしたりするなどの方法があ
る。しかし、何れもの方法も、製造コストの著しい増大
を招くだけでなく、サイズの縮小化に反するという欠点
がある。
鳴ラベルの信号強度をより強める手段を講じる必要があ
り、その手段として、誘導コイル130の線幅を太くし
たり、コイル窓部131の面積を大きくしたり、共鳴ラ
ベル100のサイズを大きくしたりするなどの方法があ
る。しかし、何れもの方法も、製造コストの著しい増大
を招くだけでなく、サイズの縮小化に反するという欠点
がある。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
で、その目的は、ラベルのサイズを大きくせずに、簡素
な構造で信号強度を強めることのできる共鳴ラベルを提
供することにある。
で、その目的は、ラベルのサイズを大きくせずに、簡素
な構造で信号強度を強めることのできる共鳴ラベルを提
供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、信号強度等の
性能低下を招くことなく、サイズの縮小化を図り得る共
鳴ラベルを提供することである。
性能低下を招くことなく、サイズの縮小化を図り得る共
鳴ラベルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る共鳴ラベルは、少なくとも1つの渦巻
形状をなす誘導コイルと、少なくとも1つのコンデンサ
ーとからなる共振回路を備えた共鳴ラベルにおいて、前
記誘導コイルを、絶縁性の担体層の一方の面に形成し、
また、前記コンデンサーを、前記担体層の一方の面に形
成され、且つ前記誘導コイルの外側端部に電気的に接続
された第1のコンデンサープレートと、前記担体層の他
方の面に前記第1のコンデンサープレートに相対して形
成された第2のコンデンサープレートとで構成し、該コ
ンデンサーを前記誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除
く領域に配置するとともに、前記誘導コイルの内側端部
と前記第2のコンデンサープレートとを、前記コイル窓
部内にて電気的に接続したことを特徴とする。
に、本発明に係る共鳴ラベルは、少なくとも1つの渦巻
形状をなす誘導コイルと、少なくとも1つのコンデンサ
ーとからなる共振回路を備えた共鳴ラベルにおいて、前
記誘導コイルを、絶縁性の担体層の一方の面に形成し、
また、前記コンデンサーを、前記担体層の一方の面に形
成され、且つ前記誘導コイルの外側端部に電気的に接続
された第1のコンデンサープレートと、前記担体層の他
方の面に前記第1のコンデンサープレートに相対して形
成された第2のコンデンサープレートとで構成し、該コ
ンデンサーを前記誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除
く領域に配置するとともに、前記誘導コイルの内側端部
と前記第2のコンデンサープレートとを、前記コイル窓
部内にて電気的に接続したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る共鳴ラベルによれば、コンデンサ
ーを、誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除く領域に配
置する構成としたため、コイル窓部内にコンデンサーが
なくなってコイル窓部の面積が大きくなるので、回路の
Q値が大幅に増大し、共鳴ラベルの信号強度は強くな
る。
ーを、誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除く領域に配
置する構成としたため、コイル窓部内にコンデンサーが
なくなってコイル窓部の面積が大きくなるので、回路の
Q値が大幅に増大し、共鳴ラベルの信号強度は強くな
る。
【0012】従って、従来と同等の大きさでもって、従
来よりも信号強度の強い共鳴ラベルを得ることができ、
また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有し、且
つ従来よりも小さい共鳴ラベルを得ることもできる。
来よりも信号強度の強い共鳴ラベルを得ることができ、
また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有し、且
つ従来よりも小さい共鳴ラベルを得ることもできる。
【0013】
【実施例】本発明に係る共鳴ラベルの実施例を図1乃至
図4に基いて以下に説明する。図1〜図3には、本発明
に係る共鳴ラベルの一例が示されており、図1はその上
面図であり、図2はその下面図であり、図3はその縦断
面図である。図4には、共鳴ラベルの共鳴時の信号強度
の周波数特性が示されている。
図4に基いて以下に説明する。図1〜図3には、本発明
に係る共鳴ラベルの一例が示されており、図1はその上
面図であり、図2はその下面図であり、図3はその縦断
面図である。図4には、共鳴ラベルの共鳴時の信号強度
の周波数特性が示されている。
【0014】この共鳴ラベル1は、図1乃至図3に示す
ように、少なくとも1つ(本例では1つ)の誘導コイル
30と、少なくとも1つ(本例では1つ)のコンデンサ
ーC1とで構成された共振回路を有し、そのコンデンサ
ーC1が、誘導コイル30で囲まれるコイル窓部31以
外の領域、具体的には誘導コイル30の外側の側方に配
置されているものである。
ように、少なくとも1つ(本例では1つ)の誘導コイル
30と、少なくとも1つ(本例では1つ)のコンデンサ
ーC1とで構成された共振回路を有し、そのコンデンサ
ーC1が、誘導コイル30で囲まれるコイル窓部31以
外の領域、具体的には誘導コイル30の外側の側方に配
置されているものである。
【0015】誘導コイル30は、絶縁性の担体層10の
上面10aに、渦巻形状をなして形成されている。そし
て、誘導コイル30の内側端部は、後述する第2のコン
デンサープレート22との短絡のためにコイル窓部31
内に設けられたパッド40に電気的に接続されている。
上面10aに、渦巻形状をなして形成されている。そし
て、誘導コイル30の内側端部は、後述する第2のコン
デンサープレート22との短絡のためにコイル窓部31
内に設けられたパッド40に電気的に接続されている。
【0016】コンデンサーC1は、担体層10の上面1
0aに形成された第1のコンデンサープレート21と、
担体層10の下面10bに形成された第2のコンデンサ
ープレート22とで、担体層10を挟むことにより構成
されている。
0aに形成された第1のコンデンサープレート21と、
担体層10の下面10bに形成された第2のコンデンサ
ープレート22とで、担体層10を挟むことにより構成
されている。
【0017】第1のコンデンサープレート21は、誘導
コイル30の外側端部に電気的に接続されている。
コイル30の外側端部に電気的に接続されている。
【0018】第2のコンデンサープレート22は、担体
層10を介して第1のコンデンサープレート21に相対
して配置されている。そして、第2のコンデンサープレ
ート22は、誘導コイル30の内側端部の前記パッド4
0に相対して担体層10の下面10bに形成されたパッ
ド41に、導体部42を介して電気的に接続されてい
る。
層10を介して第1のコンデンサープレート21に相対
して配置されている。そして、第2のコンデンサープレ
ート22は、誘導コイル30の内側端部の前記パッド4
0に相対して担体層10の下面10bに形成されたパッ
ド41に、導体部42を介して電気的に接続されてい
る。
【0019】誘導コイル30の内側端部と第2のコンデ
ンサープレート22とは、パッド40,41に設けられ
た短絡部50を介して、相互に電気的に接続されてい
る。その短絡部50は、例えば、パッド40,41に挟
まれた領域内の担体層10に設けられた貫通孔におい
て、それらパッド40,41が、直接接触させられてい
るか、或は導電性を有する接着剤(導電性ペーストな
ど)を介して相互に電気的に接続されていることにより
形成されている。
ンサープレート22とは、パッド40,41に設けられ
た短絡部50を介して、相互に電気的に接続されてい
る。その短絡部50は、例えば、パッド40,41に挟
まれた領域内の担体層10に設けられた貫通孔におい
て、それらパッド40,41が、直接接触させられてい
るか、或は導電性を有する接着剤(導電性ペーストな
ど)を介して相互に電気的に接続されていることにより
形成されている。
【0020】これらパッド40,41は、コイル窓部3
1の大きさに比べて十分に小さく、回路のQ値に悪影響
を及ぼさない程度の大きさであるのはいうまでもない。
1の大きさに比べて十分に小さく、回路のQ値に悪影響
を及ぼさない程度の大きさであるのはいうまでもない。
【0021】なお、前記各コンデンサープレート21,
22、前記誘導コイル30、パッド40,41及び導体
部42は、いずれも導電性を有しており、特に限定しな
いが、例えばアルミニウム箔により形成されている。
22、前記誘導コイル30、パッド40,41及び導体
部42は、いずれも導電性を有しており、特に限定しな
いが、例えばアルミニウム箔により形成されている。
【0022】ところで、上述した構成の共鳴ラベル1
は、商品等に貼着された共鳴ラベル1の共振回路がその
共振周波数に一致した周波数の電磁波に共鳴することに
よって、共鳴ラベル1の存在がセキュリティーシステム
により検出されるものであるが、コンデンサーC1に、
絶縁破壊し易い絶縁破壊部(図示せず)を形成しておい
てもよい。このようにすれば、キャッシャーを通過した
際に、キャッシャーで発生する高エネルギーの電磁波に
より、絶縁破壊部で絶縁破壊が起こり、共鳴ラベル1の
共振回路を無効にすることができる。従って、キャッシ
ャーを通らずに店舗外に不正に持ち出される商品につい
てのみ、店舗の出口等で発生する電磁波に共鳴ラベル1
の共振回路が共鳴して、セキュリティーシステムの警報
が鳴るようにすることができる。
は、商品等に貼着された共鳴ラベル1の共振回路がその
共振周波数に一致した周波数の電磁波に共鳴することに
よって、共鳴ラベル1の存在がセキュリティーシステム
により検出されるものであるが、コンデンサーC1に、
絶縁破壊し易い絶縁破壊部(図示せず)を形成しておい
てもよい。このようにすれば、キャッシャーを通過した
際に、キャッシャーで発生する高エネルギーの電磁波に
より、絶縁破壊部で絶縁破壊が起こり、共鳴ラベル1の
共振回路を無効にすることができる。従って、キャッシ
ャーを通らずに店舗外に不正に持ち出される商品につい
てのみ、店舗の出口等で発生する電磁波に共鳴ラベル1
の共振回路が共鳴して、セキュリティーシステムの警報
が鳴るようにすることができる。
【0023】以上のように構成された共鳴ラベル1は例
えば以下のようにして製造される。先ず、担体層10の
短絡部50を形成する箇所に、パンチなどにより貫通孔
を開口させる。続いて、担体層10の上面10a及び下
面10bにそれぞれ接着剤を介してパターンの形成され
ていないアルミニウム箔を貼着する。その際、開口させ
た貫通孔において、貼着した上下のアルミニウム箔を直
接接触させて相互に電気的に接続する。或は、貫通孔に
導電性ペースト等を詰めて、それら上下のアルミニウム
箔を相互に電気的に接続する。なお、アルミニウム箔の
貼着に使用する接着剤が絶縁性を有する場合には、その
接着剤が短絡部50の貫通孔内に充填されないように注
意する。
えば以下のようにして製造される。先ず、担体層10の
短絡部50を形成する箇所に、パンチなどにより貫通孔
を開口させる。続いて、担体層10の上面10a及び下
面10bにそれぞれ接着剤を介してパターンの形成され
ていないアルミニウム箔を貼着する。その際、開口させ
た貫通孔において、貼着した上下のアルミニウム箔を直
接接触させて相互に電気的に接続する。或は、貫通孔に
導電性ペースト等を詰めて、それら上下のアルミニウム
箔を相互に電気的に接続する。なお、アルミニウム箔の
貼着に使用する接着剤が絶縁性を有する場合には、その
接着剤が短絡部50の貫通孔内に充填されないように注
意する。
【0024】次いで、貼着した上層のアルミニウム箔に
さらにフォトレジスト(感光性樹脂)を塗布し、フォト
リソグラフィ技術により第1のコンデンサープレート2
1と誘導コイル30とパッド40のパターンを転写し、
エッチングしてアルミニウム箔にそのパターンを形成す
る。一方、同様にしてフォトリソグラフィ技術及びエッ
チングにより、下層のアルミニウム箔に第2のコンデン
サープレート22と導体部42とパッド41のパターン
を形成する。以上の手順によって、共鳴ラベル1が完成
する。
さらにフォトレジスト(感光性樹脂)を塗布し、フォト
リソグラフィ技術により第1のコンデンサープレート2
1と誘導コイル30とパッド40のパターンを転写し、
エッチングしてアルミニウム箔にそのパターンを形成す
る。一方、同様にしてフォトリソグラフィ技術及びエッ
チングにより、下層のアルミニウム箔に第2のコンデン
サープレート22と導体部42とパッド41のパターン
を形成する。以上の手順によって、共鳴ラベル1が完成
する。
【0025】上述した絶縁破壊部を設ける場合には、例
えば、予め担体層10のコンデンサーC1に該当する箇
所に小さな貫通孔をあけておき、その貫通孔において担
体層10の上下のアルミニウム箔同士を絶縁性の接着剤
で貼り合わせるようにすればよい。
えば、予め担体層10のコンデンサーC1に該当する箇
所に小さな貫通孔をあけておき、その貫通孔において担
体層10の上下のアルミニウム箔同士を絶縁性の接着剤
で貼り合わせるようにすればよい。
【0026】なお、上記実施例の説明においては、担体
層10について、便宜上、誘導コイル30を設けた面を
上面10aとし、その裏側の面を下面10bとしたが、
その上下を厳密に区別する必要はない。
層10について、便宜上、誘導コイル30を設けた面を
上面10aとし、その裏側の面を下面10bとしたが、
その上下を厳密に区別する必要はない。
【0027】上記実施例によれば、コンデンサーC1
を、コイル窓部31を除く領域に配置する構成としたた
め、コイル窓部31内にコンデンサーがなくなってコイ
ル窓部31の面積が大きくなるので、回路のQ値が大幅
に増大し、共鳴ラベル1の信号強度は強くなる。
を、コイル窓部31を除く領域に配置する構成としたた
め、コイル窓部31内にコンデンサーがなくなってコイ
ル窓部31の面積が大きくなるので、回路のQ値が大幅
に増大し、共鳴ラベル1の信号強度は強くなる。
【0028】従って、従来と同等の大きさでもって、従
来よりも信号強度の強い共鳴ラベル1を得ることがで
き、また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有
し、且つ従来よりも小さい共鳴ラベル1を得ることもで
きる。
来よりも信号強度の強い共鳴ラベル1を得ることがで
き、また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有
し、且つ従来よりも小さい共鳴ラベル1を得ることもで
きる。
【0029】信号強度が強くなったことは、本発明者ら
が行った検証の結果からも確認された。図4には、その
検証結果として、本実施例の共鳴ラベル1(大きさ:4
cm×4cm)と図5乃至図7に示した従来の共鳴ラベル1
00(大きさ:4cm×4cm)について、共鳴時の信号強
度の周波数特性を調べた結果が示されているが、従来例
の共振周波数における信号強度を100とすると、本実
施例の共鳴ラベル1では共振周波数における信号強度は
33%増大して133であった。また、Q値について
も、従来例の51.3に対して、本実施例では70.8
となり、38%の増大が確認された。つまり、本実施例
によれば、Q値が38%増大し、それに対応して信号強
度が33%増大したことがわかった。
が行った検証の結果からも確認された。図4には、その
検証結果として、本実施例の共鳴ラベル1(大きさ:4
cm×4cm)と図5乃至図7に示した従来の共鳴ラベル1
00(大きさ:4cm×4cm)について、共鳴時の信号強
度の周波数特性を調べた結果が示されているが、従来例
の共振周波数における信号強度を100とすると、本実
施例の共鳴ラベル1では共振周波数における信号強度は
33%増大して133であった。また、Q値について
も、従来例の51.3に対して、本実施例では70.8
となり、38%の増大が確認された。つまり、本実施例
によれば、Q値が38%増大し、それに対応して信号強
度が33%増大したことがわかった。
【0030】ここで、図4に示すように、本実施例と従
来例とでは、共振周波数にずれが生じているが、そのず
れの原因は、誘導コイル(30,130)とコンデンサ
ー(C1,C101)の設計によるばらつきであり、特に
問題の生じない程度のずれ量であると考えられる。
来例とでは、共振周波数にずれが生じているが、そのず
れの原因は、誘導コイル(30,130)とコンデンサ
ー(C1,C101)の設計によるばらつきであり、特に
問題の生じない程度のずれ量であると考えられる。
【0031】なお、上記実施例においては、共鳴ラベル
1の共振回路は誘導コイル30とコンデンサーC1とか
ら構成されているとしたが、少なくとも1つの誘導コイ
ルと少なくとも1つのコンデンサーが設けられており、
コンデンサーがコイル窓部内に配置されていなければ、
誘導コイルが2つ以上設けられていてもよいし、コンデ
ンサーも2つ以上設けられていてもよい。
1の共振回路は誘導コイル30とコンデンサーC1とか
ら構成されているとしたが、少なくとも1つの誘導コイ
ルと少なくとも1つのコンデンサーが設けられており、
コンデンサーがコイル窓部内に配置されていなければ、
誘導コイルが2つ以上設けられていてもよいし、コンデ
ンサーも2つ以上設けられていてもよい。
【0032】また、第1のコンデンサープレート21と
誘導コイル30とパッド40を一体として形成してもよ
いし、別々に形成して一体化してもよい。第2のコンデ
ンサープレート22と導体部42とパッド41に付いて
も同様に、予め一体となっていてもよいし、それらを後
から一体化してもよい。さらに、共鳴ラベル1は上記製
造手順以外の方法によって製造されてもよいのはいうま
でもない。
誘導コイル30とパッド40を一体として形成してもよ
いし、別々に形成して一体化してもよい。第2のコンデ
ンサープレート22と導体部42とパッド41に付いて
も同様に、予め一体となっていてもよいし、それらを後
から一体化してもよい。さらに、共鳴ラベル1は上記製
造手順以外の方法によって製造されてもよいのはいうま
でもない。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る共鳴ラベルによれば、コン
デンサーを、誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除く領
域に配置する構成としたため、コイル窓部内にコンデン
サーがなくなってコイル窓部の面積が大きくなるので、
回路のQ値が大幅に増大し、共鳴ラベルの信号強度は強
くなる。
デンサーを、誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除く領
域に配置する構成としたため、コイル窓部内にコンデン
サーがなくなってコイル窓部の面積が大きくなるので、
回路のQ値が大幅に増大し、共鳴ラベルの信号強度は強
くなる。
【0034】従って、従来と同等の大きさでもって、従
来よりも信号強度の強い共鳴ラベルを得ることができ、
また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有し、且
つ従来よりも小さい共鳴ラベルを得ることもできる。
来よりも信号強度の強い共鳴ラベルを得ることができ、
また従来と同等或は従来よりも強い信号強度を有し、且
つ従来よりも小さい共鳴ラベルを得ることもできる。
【図1】本発明に係る共鳴ラベルの一例の上面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る共鳴ラベルの一例の下面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る共鳴ラベルの図1及び図2のIII
−IIIにおける縦断面図である。
−IIIにおける縦断面図である。
【図4】本発明に係る共鳴ラベルと従来の共鳴ラベルに
ついて、共鳴時の信号強度の周波数特性を表す特性図で
ある。
ついて、共鳴時の信号強度の周波数特性を表す特性図で
ある。
【図5】従来の共鳴ラベルの上面図である。
【図6】従来の共鳴ラベルの下面図である。
【図7】従来の共鳴ラベルの図5及び図6のVII−VIIに
おける縦断面図である。
おける縦断面図である。
C1 コンデンサー 1 共鳴ラベル 10 担体層 10a 上面(一方の面) 10b 下面(他方の面) 21 第1のコンデンサープレート 22 第2のコンデンサープレート 30 誘導コイル 31 コイル窓部
フロントページの続き (72)発明者 牧本 昭一 大阪府大阪市中央区久太郎町三丁目6番8 号 東洋アルミニウム株式会社内 (72)発明者 小南 昌信 大阪府河内長野市清見台3丁目5−13
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも1つの渦巻形状をなす誘導コ
イルと、少なくとも1つのコンデンサーとからなる共振
回路を備えた共鳴ラベルにおいて、前記誘導コイルを、
絶縁性の担体層の一方の面に形成し、また、前記コンデ
ンサーを、前記担体層の一方の面に形成され、且つ前記
誘導コイルの外側端部に電気的に接続された第1のコン
デンサープレートと、前記担体層の他方の面に前記第1
のコンデンサープレートに相対して形成された第2のコ
ンデンサープレートとで構成し、該コンデンサーを前記
誘導コイルで囲まれるコイル窓部を除く領域に配置する
とともに、前記誘導コイルの内側端部と前記第2のコン
デンサープレートとを、前記コイル窓部内にて電気的に
接続したことを特徴とする共鳴ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5638494A JPH07272135A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 共鳴ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5638494A JPH07272135A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 共鳴ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272135A true JPH07272135A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13025762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5638494A Pending JPH07272135A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 共鳴ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272135A (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP5638494A patent/JPH07272135A/ja active Pending
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