JPH07160960A - 共鳴ラベル - Google Patents
共鳴ラベルInfo
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- JPH07160960A JPH07160960A JP30557393A JP30557393A JPH07160960A JP H07160960 A JPH07160960 A JP H07160960A JP 30557393 A JP30557393 A JP 30557393A JP 30557393 A JP30557393 A JP 30557393A JP H07160960 A JPH07160960 A JP H07160960A
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Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラベルのサイズを大きくせずに、簡素な構造
で信号強度を強めることのできる共鳴ラベルを提供す
る。 【構成】 この共鳴ラベル1は、振動回路を有するラベ
ル本体2の上面に、誘導コイル30及びコイル窓部31
よりなる領域に略一致するように、磁性を有する磁性体
層3が積層されてできている。磁性体層3は、フェライ
トなどの公知の磁性体を練り込んだ磁性フィルムででき
ており、そのフィルムの裏面に設けられた粘着層を介し
てラベル本体2に着脱可能に取り付けられるようになっ
ている。 【効果】 コイル有効面積の増大とQ値の増大の相乗効
果によって、共鳴ラベルの信号強度が強くなる。共鳴ラ
ベルの活性化及び不活化を繰り返し行うことができ、共
鳴ラベルを繰り返し使用することができる。
で信号強度を強めることのできる共鳴ラベルを提供す
る。 【構成】 この共鳴ラベル1は、振動回路を有するラベ
ル本体2の上面に、誘導コイル30及びコイル窓部31
よりなる領域に略一致するように、磁性を有する磁性体
層3が積層されてできている。磁性体層3は、フェライ
トなどの公知の磁性体を練り込んだ磁性フィルムででき
ており、そのフィルムの裏面に設けられた粘着層を介し
てラベル本体2に着脱可能に取り付けられるようになっ
ている。 【効果】 コイル有効面積の増大とQ値の増大の相乗効
果によって、共鳴ラベルの信号強度が強くなる。共鳴ラ
ベルの活性化及び不活化を繰り返し行うことができ、共
鳴ラベルを繰り返し使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波に対する振動回
路を備えてなる共鳴ラベルに関し、例えば盗難防止を目
的として商品等に貼着されて使用される共鳴ラベルに関
する。
路を備えてなる共鳴ラベルに関し、例えば盗難防止を目
的として商品等に貼着されて使用される共鳴ラベルに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小売店などから商品が不正に
或は誤って持ち出されるのを防ぐことを目的として商品
に貼着する盗難防止用の共鳴ラベルが公知である。一般
には、この共鳴ラベルを取り付けてなる商品を不正に店
舗外に持ち出そうとすると、店舗に設置された警報機が
作動して警報を発するようになっている。
或は誤って持ち出されるのを防ぐことを目的として商品
に貼着する盗難防止用の共鳴ラベルが公知である。一般
には、この共鳴ラベルを取り付けてなる商品を不正に店
舗外に持ち出そうとすると、店舗に設置された警報機が
作動して警報を発するようになっている。
【0003】図6乃至図8には、従来の一般的な共鳴ラ
ベルの上面図、下面図及び縦断面図が夫々示されてい
る。それらの図に示すように、従来の共鳴ラベル100
においては、絶縁性の担体層110を一対の導体よりな
るコンデンサープレート121,123で挟んでコンデ
ンサー部C101を形成している。そして、担体層110
の上面110a側のコンデンサープレート123と、担
体層110の下面110bに形成した誘導コイル130
とを、担体層110の隅部に設けられた貫通孔よりなる
短絡部150において電気的に接続することにより振動
回路を構成している。
ベルの上面図、下面図及び縦断面図が夫々示されてい
る。それらの図に示すように、従来の共鳴ラベル100
においては、絶縁性の担体層110を一対の導体よりな
るコンデンサープレート121,123で挟んでコンデ
ンサー部C101を形成している。そして、担体層110
の上面110a側のコンデンサープレート123と、担
体層110の下面110bに形成した誘導コイル130
とを、担体層110の隅部に設けられた貫通孔よりなる
短絡部150において電気的に接続することにより振動
回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の共鳴ラベル100においては、コンデンサー部
C101は、担体層110の周縁に沿って例えば3重に巡
らされてなる誘導コイル130の内側のコイル窓部13
1内に配置されている。そのため、振動回路がその共振
周波数に一致した周波数の電磁波に共鳴した時に、誘導
コイル130内を流れる電流の方向と垂直な方向に交差
する磁束がコンデンサープレート121,123により
阻害されてしまい、共鳴ラベル100の有効面積が減少
して共鳴ラベル100の信号強度が弱くなってしまうと
いう問題点があった。
た従来の共鳴ラベル100においては、コンデンサー部
C101は、担体層110の周縁に沿って例えば3重に巡
らされてなる誘導コイル130の内側のコイル窓部13
1内に配置されている。そのため、振動回路がその共振
周波数に一致した周波数の電磁波に共鳴した時に、誘導
コイル130内を流れる電流の方向と垂直な方向に交差
する磁束がコンデンサープレート121,123により
阻害されてしまい、共鳴ラベル100の有効面積が減少
して共鳴ラベル100の信号強度が弱くなってしまうと
いう問題点があった。
【0005】そして、共鳴ラベル100の信号強度が弱
まるのを補い、或はより強めるために、誘導コイル13
0の線幅を太くしたり、共鳴ラベル100のサイズを大
きくしたり、誘導コイル130を銅線で形成したりする
などの対策を施さなければならない場合もあり、そのよ
うな場合には大幅なコスト増を招いていた。
まるのを補い、或はより強めるために、誘導コイル13
0の線幅を太くしたり、共鳴ラベル100のサイズを大
きくしたり、誘導コイル130を銅線で形成したりする
などの対策を施さなければならない場合もあり、そのよ
うな場合には大幅なコスト増を招いていた。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、ラベルのサイズを大きく
せずに、簡素な構造で信号強度を強めることのできる共
鳴ラベルを提供することにある。
で、その目的とするところは、ラベルのサイズを大きく
せずに、簡素な構造で信号強度を強めることのできる共
鳴ラベルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る共鳴ラベルは、絶縁性の担体層の一方
の面に設けた少なくとも1つの誘導コイルと、前記担体
層を挟んで相対して設けた一対のコンデンサープレート
よりなる少なくとも1つのコンデンサー部とで形成され
る振動回路を備えたラベル本体の前記一方の面及び他方
の面の少なくとも一方に、磁性体層を設けたことを特徴
とする。また、前記磁性体層は、前記ラベル本体に着脱
可能になっていてもよい。
に、本発明に係る共鳴ラベルは、絶縁性の担体層の一方
の面に設けた少なくとも1つの誘導コイルと、前記担体
層を挟んで相対して設けた一対のコンデンサープレート
よりなる少なくとも1つのコンデンサー部とで形成され
る振動回路を備えたラベル本体の前記一方の面及び他方
の面の少なくとも一方に、磁性体層を設けたことを特徴
とする。また、前記磁性体層は、前記ラベル本体に着脱
可能になっていてもよい。
【0008】
【作用】上記手段によれば、ラベル本体の片面又は両面
に磁性体層を設けた構成としたため、その磁性体層の存
在により誘導コイルを含む空間の透磁率μが大きくな
る。それにより、コイルのインダクタンスLが大きくな
り、回路の共振周波数特性の尖鋭度を表すQ値も大きく
なるとともに、実効的なコイルの面積が大きくなって共
鳴ラベルを大きくしたのと同等の効果が得られる。
に磁性体層を設けた構成としたため、その磁性体層の存
在により誘導コイルを含む空間の透磁率μが大きくな
る。それにより、コイルのインダクタンスLが大きくな
り、回路の共振周波数特性の尖鋭度を表すQ値も大きく
なるとともに、実効的なコイルの面積が大きくなって共
鳴ラベルを大きくしたのと同等の効果が得られる。
【0009】従って、それらコイル有効面積の増大とQ
値の増大の相乗効果によって、共鳴ラベルの信号強度は
強くなる。
値の増大の相乗効果によって、共鳴ラベルの信号強度は
強くなる。
【0010】また、一般に共鳴ラベルには、キャッシャ
ーを通過して正当に店舗外に持ち出される商品について
は警報機が鳴らないように、共鳴ラベルの振動回路を不
活化する手段が必要である。磁性体層がラベル本体に対
して着脱可能になっていれば、磁性体層を取り外した際
に信号強度が弱くなるのと、次式: f0=1/(2π√(L×C))・・・・(1) で表される共振周波数f0が高周波数側にシフトするこ
とを利用して、磁性体層を外すことにより共鳴ラベルを
不活化することが可能となる。なお、上記式(1)にお
いて、πは円周率、Cは回路の容量値である。
ーを通過して正当に店舗外に持ち出される商品について
は警報機が鳴らないように、共鳴ラベルの振動回路を不
活化する手段が必要である。磁性体層がラベル本体に対
して着脱可能になっていれば、磁性体層を取り外した際
に信号強度が弱くなるのと、次式: f0=1/(2π√(L×C))・・・・(1) で表される共振周波数f0が高周波数側にシフトするこ
とを利用して、磁性体層を外すことにより共鳴ラベルを
不活化することが可能となる。なお、上記式(1)にお
いて、πは円周率、Cは回路の容量値である。
【0011】つまり、磁性体層を外した場合の共振周波
数が、磁性体層の装着時の共振周波数と異なるため、キ
ャッシャーで磁性体層を外してしまうと、装着時の共振
周波数と同じ周波数の電磁波を店舗の出入口で発して
も、振動回路はもはやその電磁波には共鳴しなくなる。
或は、共鳴したとしても信号強度が弱い。従って、共鳴
ラベルは不活化されたこととなる。
数が、磁性体層の装着時の共振周波数と異なるため、キ
ャッシャーで磁性体層を外してしまうと、装着時の共振
周波数と同じ周波数の電磁波を店舗の出入口で発して
も、振動回路はもはやその電磁波には共鳴しなくなる。
或は、共鳴したとしても信号強度が弱い。従って、共鳴
ラベルは不活化されたこととなる。
【0012】さらに、ラベル本体に磁性体層を再び装着
することにより、再び振動回路を活性化させて共鳴ラベ
ルを再生することもできるので、磁性体層を着脱可能な
構成とすることにより、共鳴ラベルを繰り返し使用する
ことができる。
することにより、再び振動回路を活性化させて共鳴ラベ
ルを再生することもできるので、磁性体層を着脱可能な
構成とすることにより、共鳴ラベルを繰り返し使用する
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明に係る共鳴ラベルの実施例を図1乃至
図5に基いて以下に説明する。図1〜図3には、本発明
に係る共鳴ラベルの一例が示されており、図1はその上
面図であり、図2はその下面図であり、図3はその縦断
面図である。図4には、共鳴ラベルの共鳴時の信号強度
の周波数特性が示されている。図5には、本発明に係る
共鳴ラベルの他の例の縦断面が示されている。
図5に基いて以下に説明する。図1〜図3には、本発明
に係る共鳴ラベルの一例が示されており、図1はその上
面図であり、図2はその下面図であり、図3はその縦断
面図である。図4には、共鳴ラベルの共鳴時の信号強度
の周波数特性が示されている。図5には、本発明に係る
共鳴ラベルの他の例の縦断面が示されている。
【0014】この共鳴ラベル1は、図1乃至図3に示す
ように、振動回路を有するラベル本体2の少なくとも一
方の面、特に限定しないが本例では上面、に磁性を有す
る磁性体層3が積層されてできている。この磁性体層3
は、例えば、絶縁性の担体層10の下面10bに形成し
た渦巻状の誘導コイル30及びその内側のコイル窓部3
1よりなる領域に略一致するように設けられている。
ように、振動回路を有するラベル本体2の少なくとも一
方の面、特に限定しないが本例では上面、に磁性を有す
る磁性体層3が積層されてできている。この磁性体層3
は、例えば、絶縁性の担体層10の下面10bに形成し
た渦巻状の誘導コイル30及びその内側のコイル窓部3
1よりなる領域に略一致するように設けられている。
【0015】ラベル本体2の振動回路は、担体層10を
挟んで相対する第1のコンデンサープレート21及び第
3のコンデンサープレート23よりなる第1のコンデン
サー部C1と、担体層10を挟んで相対する第2のコン
デンサープレート22及び第4のコンデンサープレート
24よりなる第2のコンデンサー部C2と、誘導コイル
30とで構成されている。ここで、第1のコンデンサー
部C1と第2のコンデンサー部C2との合成容量は、こ
の振動回路の共振周波数f0と誘導コイル30のインダ
クタンスLにより決められる。
挟んで相対する第1のコンデンサープレート21及び第
3のコンデンサープレート23よりなる第1のコンデン
サー部C1と、担体層10を挟んで相対する第2のコン
デンサープレート22及び第4のコンデンサープレート
24よりなる第2のコンデンサー部C2と、誘導コイル
30とで構成されている。ここで、第1のコンデンサー
部C1と第2のコンデンサー部C2との合成容量は、こ
の振動回路の共振周波数f0と誘導コイル30のインダ
クタンスLにより決められる。
【0016】誘導コイル30は、その外側の第1のコン
デンサープレート21に一端を発し、第2のコンデンサ
ープレート22の周りを例えば3重に巡って第2のコン
デンサープレート22に達している。第3のコンデンサ
ープレート23と第4のコンデンサープレート24と
は、担体層10の上面10aで架橋導体40を介して電
気的に接続されている。
デンサープレート21に一端を発し、第2のコンデンサ
ープレート22の周りを例えば3重に巡って第2のコン
デンサープレート22に達している。第3のコンデンサ
ープレート23と第4のコンデンサープレート24と
は、担体層10の上面10aで架橋導体40を介して電
気的に接続されている。
【0017】前記磁性体層3は、例えば、フェライトな
どの公知の磁性体を練り込んだ磁性フィルムでできてい
る。そして、そのフィルムは、その裏面に図示省略する
粘着層を有しており、それによって磁性体層3がラベル
本体2に着脱可能に取り付けられるようになっている。
その粘着層は、例えば、フィルム裏面に公知の粘着剤を
塗布したり、フィルム裏面に両面粘着テープ等を貼着す
ることにより設けられている。
どの公知の磁性体を練り込んだ磁性フィルムでできてい
る。そして、そのフィルムは、その裏面に図示省略する
粘着層を有しており、それによって磁性体層3がラベル
本体2に着脱可能に取り付けられるようになっている。
その粘着層は、例えば、フィルム裏面に公知の粘着剤を
塗布したり、フィルム裏面に両面粘着テープ等を貼着す
ることにより設けられている。
【0018】なお、前記各コンデンサープレート21,
22,23,24、前記誘導コイル30及び前記架橋導
体40は何れも導電性を有しており、特に限定しない
が、例えばアルミニウム箔により形成されている。
22,23,24、前記誘導コイル30及び前記架橋導
体40は何れも導電性を有しており、特に限定しない
が、例えばアルミニウム箔により形成されている。
【0019】以上のように構成された共鳴ラベル1は例
えば以下のようにして製造される。先ず、担体層10の
下面10b及び上面10aに夫々接着剤を介してパター
ンの形成されていないアルミニウム箔を貼着する。
えば以下のようにして製造される。先ず、担体層10の
下面10b及び上面10aに夫々接着剤を介してパター
ンの形成されていないアルミニウム箔を貼着する。
【0020】そして、貼着した下層のアルミニウム箔に
さらにフォトレジスト(感光性樹脂)を塗布し、フォト
リソグラフィ技術により第1のコンデンサープレート2
1と第2のコンデンサープレート22と誘導コイル30
のパターンを転写し、エッチングしてアルミニウム箔に
そのパターンを形成する。一方、同様にしてフォトリソ
グラフィ技術及びエッチングにより、上層のアルミニウ
ム箔に第3のコンデンサープレート23と第4のコンデ
ンサープレート24と架橋導体40のパターンを形成す
る。以上のようにしてラベル本体2ができあがる。
さらにフォトレジスト(感光性樹脂)を塗布し、フォト
リソグラフィ技術により第1のコンデンサープレート2
1と第2のコンデンサープレート22と誘導コイル30
のパターンを転写し、エッチングしてアルミニウム箔に
そのパターンを形成する。一方、同様にしてフォトリソ
グラフィ技術及びエッチングにより、上層のアルミニウ
ム箔に第3のコンデンサープレート23と第4のコンデ
ンサープレート24と架橋導体40のパターンを形成す
る。以上のようにしてラベル本体2ができあがる。
【0021】次に、磁性フィルムを用意し、そのフィル
ム裏面に粘着剤を塗布したり、両面粘着テープを貼着す
るなどして粘着層を形成する。そして、その磁性フィル
ムをラベル本体2の上面に貼りつけて磁性体層3を形成
する。その際、なるべく磁性フィルムが誘導コイル30
及びコイル窓部31の領域に一致するようにする。以上
の手順によって、図1乃至図3に示した共鳴ラベル1が
完成する。
ム裏面に粘着剤を塗布したり、両面粘着テープを貼着す
るなどして粘着層を形成する。そして、その磁性フィル
ムをラベル本体2の上面に貼りつけて磁性体層3を形成
する。その際、なるべく磁性フィルムが誘導コイル30
及びコイル窓部31の領域に一致するようにする。以上
の手順によって、図1乃至図3に示した共鳴ラベル1が
完成する。
【0022】上記実施例によれば、ラベル本体2に磁性
体層3を設けたため、誘導コイル30を含む空間の透磁
率μが大きくなる。それにより、誘導コイル30のイン
ダクタンスLが大きくなって振動回路のQ値が大きくな
るとともに、実効的なコイルの面積が大きくなって共鳴
ラベルを大きくしたのと同等の効果が得られる。従っ
て、それらコイル有効面積の増大とQ値の増大の相乗効
果によって、共鳴ラベル1の信号強度が強くなる。
体層3を設けたため、誘導コイル30を含む空間の透磁
率μが大きくなる。それにより、誘導コイル30のイン
ダクタンスLが大きくなって振動回路のQ値が大きくな
るとともに、実効的なコイルの面積が大きくなって共鳴
ラベルを大きくしたのと同等の効果が得られる。従っ
て、それらコイル有効面積の増大とQ値の増大の相乗効
果によって、共鳴ラベル1の信号強度が強くなる。
【0023】また、磁性体層3がラベル本体2に対して
着脱可能になっているため、磁性体層3を取り外した際
に装着時よりも信号強度が弱くなるのと、共振周波数f
0が高周波数側にシフトすることを利用して、磁性体層
3を外すことにより共鳴ラベルを不活化することができ
る。さらに、ラベル本体2に磁性体層3を再び装着する
ことにより共鳴ラベル1の振動回路を再び活性化させる
こともできるので、共鳴ラベル1を繰り返し使用するこ
とができる。なお、共振周波数f0が適切になるように
設計を行なうのはいうまでもない。
着脱可能になっているため、磁性体層3を取り外した際
に装着時よりも信号強度が弱くなるのと、共振周波数f
0が高周波数側にシフトすることを利用して、磁性体層
3を外すことにより共鳴ラベルを不活化することができ
る。さらに、ラベル本体2に磁性体層3を再び装着する
ことにより共鳴ラベル1の振動回路を再び活性化させる
こともできるので、共鳴ラベル1を繰り返し使用するこ
とができる。なお、共振周波数f0が適切になるように
設計を行なうのはいうまでもない。
【0024】磁性体層3の装着により信号強度が強くな
ること、及び磁性体層3の取り外しにより共振周波数f
0が高周波数側にシフトすることは、以下に述べる本発
明者らの行った検証からも確認された。
ること、及び磁性体層3の取り外しにより共振周波数f
0が高周波数側にシフトすることは、以下に述べる本発
明者らの行った検証からも確認された。
【0025】図4には、その検証結果として、本実施例
の共鳴ラベル1と磁性体層3を取り外したラベル本体2
(比較例)について、共鳴時の信号強度の周波数特性を
調べた結果が示されているが、磁性体層3を装着した方
(本実施例)が、磁性体層3を取り外した場合(比較
例)よりも信号強度が強いのがわかる。そして、図4で
は本実施例の方が信号強度が強いので、磁性体層3を装
着することにより、Q値も比較例に較べて大きくなった
ものと考えられる。
の共鳴ラベル1と磁性体層3を取り外したラベル本体2
(比較例)について、共鳴時の信号強度の周波数特性を
調べた結果が示されているが、磁性体層3を装着した方
(本実施例)が、磁性体層3を取り外した場合(比較
例)よりも信号強度が強いのがわかる。そして、図4で
は本実施例の方が信号強度が強いので、磁性体層3を装
着することにより、Q値も比較例に較べて大きくなった
ものと考えられる。
【0026】また、図4より、磁性体層3を取り外した
比較例の方が、磁性体層3を装着した本実施例よりも、
共振周波数f0が高周波数側にシフトしているのがわか
る。
比較例の方が、磁性体層3を装着した本実施例よりも、
共振周波数f0が高周波数側にシフトしているのがわか
る。
【0027】ところで、本発明者等の行った他の実験に
よると、磁性体層3のないラベル本体2のみの場合(即
ち、上記比較例)の信号強度は、図6乃至図8に示した
従来の共鳴ラベル100の信号強度の約1.4倍であ
り、Q値も従来の共鳴ラベル100よりも大きいという
結果が得られている。従って、本発明に係る共鳴ラベル
1では、従来の共鳴ラベル100よりも格段に信号強度
が強いことがわかる。
よると、磁性体層3のないラベル本体2のみの場合(即
ち、上記比較例)の信号強度は、図6乃至図8に示した
従来の共鳴ラベル100の信号強度の約1.4倍であ
り、Q値も従来の共鳴ラベル100よりも大きいという
結果が得られている。従って、本発明に係る共鳴ラベル
1では、従来の共鳴ラベル100よりも格段に信号強度
が強いことがわかる。
【0028】なお、上記実施例においては、磁性体層3
をラベル本体2の上面に設けたが、それに限らず、図5
に本発明の他の例として示す共鳴ラベル5のように、ラ
ベル本体2の下面に上記磁性体層3と同様の磁性体層6
を設けてもよい。また、ラベル本体2の上面及び下面の
両方に磁性体層を設けてもよい。
をラベル本体2の上面に設けたが、それに限らず、図5
に本発明の他の例として示す共鳴ラベル5のように、ラ
ベル本体2の下面に上記磁性体層3と同様の磁性体層6
を設けてもよい。また、ラベル本体2の上面及び下面の
両方に磁性体層を設けてもよい。
【0029】さらに、誘導コイルとコンデンサー部の数
及びそれらの配置は、誘導コイル30及びコイル窓部3
1よりなる領域に略一致して磁性体層3が設けられてい
れば、上記実施例に限定されないのはいうまでもない。
及びそれらの配置は、誘導コイル30及びコイル窓部3
1よりなる領域に略一致して磁性体層3が設けられてい
れば、上記実施例に限定されないのはいうまでもない。
【0030】さらにまた、磁性体層3,6を、誘導コイ
ル30に対応する部分だけ、或は誘導コイル30を除く
コイル窓部31に対応する部分だけ、に設けても良い
し、ラベル本体2の一面全体を被うように設けてもよ
い。
ル30に対応する部分だけ、或は誘導コイル30を除く
コイル窓部31に対応する部分だけ、に設けても良い
し、ラベル本体2の一面全体を被うように設けてもよ
い。
【0031】また、ラベル本体2に磁性フィルムを接着
剤で固定したり、ラベル本体2に直接磁性体を塗布した
りして磁性体層3を形成してもよい。このように、磁性
体層3が着脱不可能な場合には、振動回路の不活化手段
として、特に図示しないが、第1のコンデンサー部C1
等に絶縁破壊し易い絶縁破壊部を形成しておき、キャッ
シャーで発生する高エネルギーの電磁波により引き起こ
される絶縁破壊によって振動回路が無効になるようにし
ておけばよい。そのような絶縁破壊部を設ける場合に
は、例えば、予め担体層10に小さな貫通孔をあけてお
き、その貫通孔において担体層10の上下のアルミニウ
ム箔同士を絶縁性の接着剤で貼り合わせるようにすれば
よい。
剤で固定したり、ラベル本体2に直接磁性体を塗布した
りして磁性体層3を形成してもよい。このように、磁性
体層3が着脱不可能な場合には、振動回路の不活化手段
として、特に図示しないが、第1のコンデンサー部C1
等に絶縁破壊し易い絶縁破壊部を形成しておき、キャッ
シャーで発生する高エネルギーの電磁波により引き起こ
される絶縁破壊によって振動回路が無効になるようにし
ておけばよい。そのような絶縁破壊部を設ける場合に
は、例えば、予め担体層10に小さな貫通孔をあけてお
き、その貫通孔において担体層10の上下のアルミニウ
ム箔同士を絶縁性の接着剤で貼り合わせるようにすれば
よい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る共鳴ラベルによれば、ラベ
ル本体の片面又は両面に磁性体層を設けた構成としたた
め、振動回路のQ値が大きくなるとともに、実効的なコ
イルの面積が大きくなって共鳴ラベルを大きくしたのと
同等の効果が得られ、それらコイル有効面積の増大とQ
値の増大の相乗効果によって、共鳴ラベルの信号強度が
強くなる。
ル本体の片面又は両面に磁性体層を設けた構成としたた
め、振動回路のQ値が大きくなるとともに、実効的なコ
イルの面積が大きくなって共鳴ラベルを大きくしたのと
同等の効果が得られ、それらコイル有効面積の増大とQ
値の増大の相乗効果によって、共鳴ラベルの信号強度が
強くなる。
【0033】また、磁性体層が着脱可能となっているこ
とにより、磁性体層を取り外した際には、磁性体層の装
着時よりも信号強度が弱くなるだけでなく共振周波数f
0が高周波数側にシフトするので、それを利用して磁性
体層の着脱を行うことにより共鳴ラベルの活性化(再
生)及び不活化を繰り返し行うことができ、共鳴ラベル
を繰り返し使用することができる。
とにより、磁性体層を取り外した際には、磁性体層の装
着時よりも信号強度が弱くなるだけでなく共振周波数f
0が高周波数側にシフトするので、それを利用して磁性
体層の着脱を行うことにより共鳴ラベルの活性化(再
生)及び不活化を繰り返し行うことができ、共鳴ラベル
を繰り返し使用することができる。
【図1】本発明に係る共鳴ラベルの一例の上面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る共鳴ラベルの一例の下面図であ
る。
る。
【図3】図1及び図2のIII−IIIにおける縦断面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る共鳴ラベルと磁性体層を取り外し
た共鳴ラベルについて、共鳴時の信号強度の周波数特性
を表す特性図である。
た共鳴ラベルについて、共鳴時の信号強度の周波数特性
を表す特性図である。
【図5】本発明に係る共鳴ラベルの他の例の縦断面図で
ある。
ある。
【図6】従来の共鳴ラベルの上面図である。
【図7】従来の共鳴ラベルの下面図である。
【図8】図6及び図7のVIII−VIIIにおける縦断面図で
ある。
ある。
C1 第1のコンデンサー部 C2 第2のコンデンサー部 1,5 共鳴ラベル 2 ラベル本体 3,6 磁性体層 10 担体層 10b 下面(担体層の一方の面) 21 第1のコンデンサープレート 22 第2のコンデンサープレート 23 第3のコンデンサープレート 24 第4のコンデンサープレート 30 誘導コイル
フロントページの続き (72)発明者 多田 裕志 大阪府大阪市中央区久太郎町三丁目6番8 号 東洋アルミニウム株式会社内 (72)発明者 小南 昌信 大阪府河内長野市清見台3−5−13
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性の担体層の一方の面に設けた少な
くとも1つの誘導コイルと、前記担体層を挟んで相対し
て設けた一対のコンデンサープレートよりなる少なくと
も1つのコンデンサー部とで形成される振動回路を備え
たラベル本体の前記一方の面及び他方の面の少なくとも
一方に、磁性体層を設けたことを特徴とする共鳴ラベ
ル。 - 【請求項2】 前記磁性体層は、前記ラベル本体に着脱
可能になっていることを特徴とする請求項1記載の共鳴
ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30557393A JPH07160960A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 共鳴ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30557393A JPH07160960A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 共鳴ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07160960A true JPH07160960A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17946774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30557393A Pending JPH07160960A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 共鳴ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07160960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006028231A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2006107470A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-04-20 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置、icカード、icタグ、rfid、トランスポンダ、紙幣、有価証券類、パスポート、電子機器、バッグ及び衣類 |
| JP2007018141A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Checkpoint Manufacturing Japan Kk | 共振タグ |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP30557393A patent/JPH07160960A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006028231A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2006107470A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-04-20 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置、icカード、icタグ、rfid、トランスポンダ、紙幣、有価証券類、パスポート、電子機器、バッグ及び衣類 |
| US7658333B2 (en) | 2004-09-10 | 2010-02-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US7909260B2 (en) | 2004-09-10 | 2011-03-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2007018141A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Checkpoint Manufacturing Japan Kk | 共振タグ |
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