JPH07272196A - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JPH07272196A
JPH07272196A JP6342094A JP6342094A JPH07272196A JP H07272196 A JPH07272196 A JP H07272196A JP 6342094 A JP6342094 A JP 6342094A JP 6342094 A JP6342094 A JP 6342094A JP H07272196 A JPH07272196 A JP H07272196A
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沖彦 中山
Hiroshi Tsuda
寛 津田
Kiyomichi Yamada
清道 山田
Yoshitaka Yatsugi
義考 矢次
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数方向に操作可能な操作部材によってディ
スプレイ上の道路地図をスクロールさせ、任意の範囲の
道路地図を表示する。 【構成】 車速センサ1、方位センサ2、CPU4、デ
ィスプレイ8、操作ボード9、ジョイスティック10を
有する車両用経路誘導装置に適用され、操作ボードによ
って入力された出発地と目的地とによってCPU4は推
奨経路を演算した後、車速センサ1と方位センサ2を用
いて車両の現在地を求め、鳥瞰図表示する際の視点位置
と視線方向を定め、ディスプレイ8に鳥瞰図を表示させ
る。車両停止中にジョイスティック10が操作される
と、操作量を検出してスクロール量を求め、視点位置ま
たは視線方向を変更する。このように、ジョイスティッ
ク10を操作することで任意の範囲の道路地図を表示で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の出発地から目的
地までの推奨経路を演算し、この推奨経路に従って車両
を目的地まで誘導する車両用経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の出発地から目的地まで経路探索を
行って推奨経路を求め、その推奨経路と車両の現在地と
をディスプレイに表示して経路誘導を行う車両用経路誘
導装置が知られている。この種の従来の装置として、例
えばディスプレイ上に異なる縮尺率の道路地図を同時に
表示させる、いわゆるスーパインポーズ表示を行う車両
用経路誘導装置が知られている。図8は現在地周辺の交
差点状況をディスプレイの右上隅に拡大表示する例を示
す。この装置によれば、運転者は現在地を中心とした広
い範囲の地図を確認できるとともに、現在地周辺の道路
状況を詳細に知ることもできる。ところがこの装置は、
ディスプレイの右上隅に道路地図を拡大表示するため、
その部分に本来表示されるべき道路地図が表示できなく
なってしまう。このため、例えば運転者が右折する場合
等には、右折先の道路状況が確認できないという問題が
ある。
【0003】このような問題を解決するため、例えば道
路地図を鳥瞰図表示させることが考えられる。この表示
は、道路地図を上空から斜めに見下ろしたようにディス
プレイに表示させるものであり、例えばフライトシミュ
レータ等で広く用いられている。図9は、鳥瞰図表示の
概要を説明する図である。図9は、道路地図をXY平面
とし、XY平面に直交するZ軸上に視点Eを置いた例を
示す。図示の長方形abcdはディスプレイの表示範囲
を示し、図示の視点Eから長方形abcdを通して見る
ことができる道路地図範囲は台形ABCDで示される。
図示のように、視点位置からは、長方形abcdの範囲
よりもはるかに広い範囲の道路地図データを見ることが
できる。
【0004】このように、図示の視点位置から、あたか
も図示の台形領域ABCDを見ているかのような画像を
ディスプレイ上に表示させる表示方式を、一般に鳥瞰図
表示方式と呼ぶ。この鳥瞰図表示方式には、視点に近い
側がより拡大して表示されるという特徴がある。例え
ば、ディスプレイ表示範囲を示す長方形abcdの中心
位置fに対応する台形ABCD上の位置はFで示され、
この点Fは辺CDよりも辺AB側に近い位置にある。す
なわち、辺ABから点Fまでの領域がディスプレイの下
半分に表示される。また、辺ABは辺CDよりも短く、
その分だけ辺AB側は拡大して表示される。
【0005】図10(a)は、車両の現在地から目的地
までの推奨経路周辺の道路地図を、鳥瞰図表示方式を用
いてディスプレイに表示させた例である。この図は、現
在地を基準として目的地と反対方向の上空に視点を置
き、そこから目的地方向を見下ろしたものである。この
ような位置に視点を置くと、図示のように目的地から現
在地に近づくにつれ、地図の縮尺率が連続的に増加する
画像が表示される。すなわち現在地周辺が拡大表示され
るとともに、推奨経路が目的地近くまで表示される。図
10(b)は図10(a)とほぼ同様の位置に車両マー
クが表示されている場合の従来の表示画面例である。図
10(b)に比べて図10(a)は現在地周辺が拡大表
示され、また太線で示す推奨経路も図10(b)より長
く表示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鳥瞰図
表示方式によって道路地図を表示する場合、視点をどこ
に設定するかによって、ディスプレイに表示される地図
範囲が変化し、視点の設定位置によっては推奨経路が一
部表示されなくなるおそれがある。例えば、車両の現在
地から目的地までの推奨経路が途中で大きくUターンす
る場合、視点の設定位置によっては図11に示すよう
に、太線で示す推奨経路の一部がディスプレイに表示さ
れなくなる。また、図12に示すように推奨経路が大き
く曲がりくねっている場合も、推奨経路の一部が表示さ
れなくなる。このような場合、ディスプレイに表示され
ない箇所を、操作者のスクロール操作によって表示でき
るようにするのが望ましい。
【0007】また、鳥瞰図表示方式では、目的地方向ほ
ど縮小して表示するため、目的地方向の道路地図を正確
に把握することはできない。しかし、操作者が希望する
場合には、目的地近くに視点を定めて目的地方向を拡大
表示できるようにするのが望ましい。この他、車両停止
中においては、CD−ROM等の地図記憶メモリに格納
されている任意の地域の道路地図を表示させてスクロー
ルも自由にできるようにするのが望ましい。
【0008】このようなスクロールを行う方法として、
ディスプレイ上の道路地図を上下左右方向それぞれにス
クロールさせるスイッチを設けることも考えられるが、
決まった方向にしか道路地図をスクロールさせることが
できないため、操作性がよくない。また、鳥瞰図表示方
式では、視点の高さを変えることによってディスプレイ
に表示される道路地図を任意に拡大・縮小できるが、視
点の高さの変更を指示するスイッチが別途必要となり、
そのスイッチの操作も煩わしい。
【0009】本発明の目的は、道路地図を鳥瞰図表示す
る際の視点位置または視線方向を、複数方向に操作可能
な操作部材によって任意に変更できるようにし、任意の
範囲の道路地図をディスプレイに表示できるようにした
車両用経路誘導装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、道路地図に関す
る道路地図データを記憶する道路地図記憶手段3と、車
両の現在地を検出する車両位置検出手段4と、車両の出
発地を設定する出発地設定手段9と、車両の目的地を設
定する目的地設定手段9と、道路地図データに基づいて
出発地から目的地までの推奨経路を設定する推奨経路設
定手段4と、道路地図上の現在地を基準として目的地と
反対方向の上空に視点を置き、この視点から道路地図の
所定方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段
4と、作成された鳥瞰図をディスプレイ8に表示させる
表示制御手段4とを備える車両用経路誘導装置であっ
て、互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操
作部材10と、この操作部材10の操作方向および操作
量を検出する操作検出手段4とを備え、検出された操作
方向および操作量に基づいて、道路地図上の異なる範囲
の鳥瞰図を作成するように鳥瞰図作成手段4を構成する
ことにより、上記目的は達成される。請求項2に記載さ
れた発明は、請求項1に記載された車両用経路誘導装置
において、2軸に直交する軸に操作できるように操作部
材10を構成するものである。請求項3に記載された発
明は、請求項1または2に記載された車両用経路誘導装
置において、検出された操作方向および操作量に応じて
視点の位置を変更し、視点から見下ろす方向を平行に移
動するように鳥瞰図作成手段4を構成するものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1または2に記載
された車両用経路誘導装置において、検出された操作方
向および操作量に応じて、視点の位置を変えずに視点か
ら見下ろす方向を変更するように鳥瞰図作成手段4を構
成するものである。請求項5に記載された発明は、請求
項1または2に記載された車両用経路誘導装置におい
て、操作部材10によって操作された複数方向のうち所
定方向への操作量に応じて視点を回転させるように鳥瞰
図作成手段4を構成するものである。請求項6に記載さ
れた発明は、請求項1または2に記載された車両用経路
誘導装置において、操作部材10によって操作された複
数方向のうち所定方向への操作量に応じて、道路地図を
見下ろす方向を変えずに視点の位置を変更するように鳥
瞰図作成手段4を構成するものである。請求項7に記載
された発明は、請求項5または6に記載された車両用経
路誘導装置において、操作部材10が所定方向に操作さ
れる前に、所定方向とは異なる方向に操作されたか否か
を判定するモード切り替え判定手段4を備え、モード切
り替え判定手段4の判定結果に基づいて、所定方向への
操作量に応じて視点を回転させるか、あるいは道路地図
を見下ろす方向を変えずに視点の位置を変更するかを切
り替えるように、鳥瞰図作成手段4を構成するものであ
る。請求項8に記載された発明は、請求項6に記載され
た車両用経路誘導装置において、操作部材10によって
操作された複数方向のうち所定方向への操作量が所定量
を越えたか否かを判定する操作量判定手段4を備え、こ
の操作量判定手段4によって所定量を越えたと判定され
ると、操作量に応じて視点を所定方向に移動させるよう
に鳥瞰図作成手段4を構成するものである。請求項9に
記載された発明は、請求項1〜8のいずれかに記載され
た車両用経路誘導装置において、複数方向のうち所定方
向を中心軸として回転操作できるように操作部材10を
構成し、操作部材10の所定方向を中心軸とした回転操
作方向および回転操作量を検出するように操作検出手段
4を構成し、検出された回転操作方向および回転操作量
に応じて、視点の位置を変更するように鳥瞰図作成手段
4を構成するものである。請求項10に記載された発明
は、請求項1〜8のいずれかに記載された車両用経路誘
導装置において、複数方向のうち所定方向を中心軸とし
て回転操作できるように操作部材10を構成し、操作部
材10の所定方向を中心軸とした回転操作方向および回
転操作量を検出するように操作検出手段4を構成し、検
出された回転操作方向および回転操作量に応じて、視点
の位置を変えずに視点から見下ろす方向を変更するよう
に鳥瞰図作成手段4を構成するものである。請求項11
に記載された発明は、請求項1〜10のいずれかに記載
された車両用経路誘導装置において、車両が走行を開始
したか否かを判定する走行開始判定手段4を備え、走行
開始判定手段4によって車両が走行を開始したと判定さ
れると、操作部材10が操作される直前に表示させてい
た鳥瞰図をディスプレイ8に表示させるように表示制御
手段4を構成するものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明では、ディスプレイ8に
道路地図の鳥瞰図を表示する場合に、複数方向に操作可
能な操作部材10の操作方向および操作量を操作検出手
段4によって検出し、検出された操作方向および操作量
に基づいて、鳥瞰図作成手段4によって道路地図上の異
なる範囲の鳥瞰図を作成するようにしたため、ディスプ
レイ8に任意の範囲の道路地図を表示できる。請求項2
に記載の発明では、互いに直交する3軸に操作可能な操
作部材10を用いることで、より融通性のある道路地図
のスクロールが可能となる。請求項3に記載の発明で
は、操作部材10の操作方向および操作量によって鳥瞰
図表示する際の視点の位置を変更し、かつ視点から見下
ろす方向を平行に移動するようにしたため、任意の範囲
の道路地図を表示できる。請求項4に記載の発明では、
視点の位置を変えずに視点から見下ろす方向を変更する
ようにしたため、車両の現在地周辺の道路地図のスクロ
ールがやりやすくなる。請求項5に記載の発明では、操
作部材10が所定方向に操作されると視点を回転させる
ようにしたため、現在地を中心として任意の方向の道路
地図を同一縮尺で表示できる。請求項6に記載の発明で
は、操作部材10が所定方向に操作されると、道路地図
を見下ろす方向を変えずに視点の位置を変更するように
したため、ディスプレイ8上の道路地図の縮尺率を任意
に変更できる。請求項7に記載の発明では、操作部材1
0が所定方向とは異なる方向に操作されたか否かをモー
ド切り替え判定手段4によって判定し、この判定結果に
基づいて、操作部材10が所定方向に操作された場合の
スクロール方法を変えるようにしたため、より融通性の
あるスクロール表示が可能となる。請求項8に記載の発
明では、操作部材10が所定方向に所定量以上操作され
たか否かを操作量判定手段4によって判定し、所定量を
越えて操作されると、視点を操作部材10の操作方向と
同一方向に移動させるようにしたため、操作者の直感に
合致したスクロール表示が可能となる。請求項9に記載
の発明では、所定方向を中心軸として回転操作が可能な
ように操作部材10を構成し、操作検出手段4によって
検出された回転操作方向および回転操作量に応じて鳥瞰
図作成手段4によって視点の位置を変更する。請求項1
0に記載の発明では、所定方向を中心軸として回転操作
が可能なように操作部材10を構成し、操作検出手段4
によって検出された回転操作方向および回転操作量に応
じて鳥瞰図作成手段4によって視点の位置を変えずに視
点から見下ろす方向を変更する。請求項11に記載の発
明では、走行開始判定手段4によって車両が走行を開始
したと判定されると、表示制御手段4は操作部材10が
操作される直前に表示させていた鳥瞰図をディスプレイ
8に表示させるため、操作者が操作部材10を操作して
もとの表示に戻す手間が省ける。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0013】
【実施例】
−第1の実施例− 図1は本発明による車両用経路誘導装置の一実施例のブ
ロック図である。図1において、1は車両の進行方位を
検出する方位センサである。2は車速センサであり、例
えば車両のトランスミッションに取り付けられ、車速に
応じて所定数のパルス信号を出力する。3は交差点ネッ
トワークデータを含む道路地図データを記憶する地図記
憶メモリであり、交差点やカーブ地点を示すノードの位
置情報、ノード間を接続する道路(リンク)の経路長お
よび地名等の文字情報等を記憶する。4は、後述する図
4の処理を行うCPU、5はCPU4が実行する制御プ
ログラム等を記憶するROM、6はCPU4による演算
結果を記憶するRAMである。7はCPU4によって作
成された鳥瞰図表示データを記憶するV−RAMであ
り、このV−RAM7の記憶内容に応じてディスプレイ
8に絵文字情報が表示される。
【0014】図2に示すように、ディスプレイ8の脇に
は目的地等を入力する操作ボード9と、ディスプレイ8
上の道路地図データをスクロールさせるためのジョイス
ティック10が設けられている。このジョイスティック
10の下端部は、ゴムやバネ等による伸縮部材11を介
してディスプレイパネル12の上面に接続されており、
一方ジョイスティック10の先端部には球面形状の取っ
手13が配設されている。このジョイスティック10
は、下端部を中心にして半球面状に回転させることがで
き、その回転量によって図示のX軸方向、Y軸方向それ
ぞれの操作量が指示される。例えば図3(a)のよう
に、Z軸に対してθ度、X軸に対してφ度回転させた場
合、ジョイスティック10のX軸方向の操作量ΔXおよ
びY軸方向の操作量ΔYは、それぞれ(1),(2)式
で示される。なお、Lはジョイスティック10のスティ
ック長である。
【数1】 ΔX=L・sinθ・cosφ ・・・(1) ΔY=L・sinθ・sinφ ・・・(2)
【0015】また、ジョイスティック10をZ軸方向に
操作すると、ジョイスティック10下端部の伸縮部材1
1が伸縮し、その伸縮量によってZ軸方向の操作量が指
示される。例えば、図3(b)に示すようにジョイステ
ィック10をZ軸方向の負の方向、すなわちディスプレ
イパネル12に向かってZ1だけ押すと、ジョイスティ
ック10の操作量ΔZは(3)式で示される。
【数2】ΔZ=Z1 ・・・(3)
【0016】図1に戻って、14はインタフェース回路
であり、方位センサ1、車速センサ2、地図記憶メモリ
3、CPU4、ROM5、RAM6、V−RAM7、デ
ィスプレイ8、操作ボード9およびジョイスティック1
0の間での信号の受け渡しを行う。
【0017】図1のように構成された車両用経路誘導装
置において、不図示のイグニションキーがACC,IG
N,STARTのいずれかに操作されると、CPU4は
図4のフローチャートの処理を開始する。以下、図4の
フローチャートに基づいて本実施例の動作を説明する。
図4のステップS1では操作ボード9によって入力され
た目的地を読み込む。ステップS2では、公知のダイク
ストラ法(特開昭62-86499号公報参照)等を用いて出発
地から目的地まで経路探索を行って推奨経路を演算す
る。なお、出発地はステップS1と同様に操作ボード9
から入力してもよく、あるいはGPS(Global Positio
ning System)信号を受信して出発地を特定してもよ
い。
【0018】ステップS3では、車速センサ2から出力
される単位時間当たりのパルス数またはパルス周期を測
定して車両の走行速度を検出するとともに、パルス数を
計測して車両の走行距離を検出する。次に、検出した車
両走行距離と方位センサ1により検出される車両の進行
方位とに基づいて車両の走行軌跡を演算し、地図記憶メ
モリ3に記憶されている道路地図データとマップマッチ
ングを行って車両の現在地を特定する。なお、上記のよ
うに車速センサ2の検出結果を利用して現在地を特定す
る代わりに、GPS信号を受信して現在地を特定しても
よい。
【0019】ステップS4では、鳥瞰図表示する際の視
点Eと視線方向EFを定める。ジョイスティック10が
操作される前は、道路地図上の現在地を視線方向の先端
Fとし、現在地を基準に目的地と反対方向の上空から現
在地の方向を見下ろした場合に、推奨経路が最も長く見
える位置を視点Eとする。なお、本明細書では、視線方
向EFを示すベクトルを視線方向ベクトルと呼び、以下
ではスカラー値と区別する意味でベクトルを表す場合に
は下線を施す。
【0020】ステップS5では、ディスプレイ8に表示
する地図範囲を演算する。すなわち、図9の台形ABC
Dが道路地図上のどこに相当するかを演算する。ステッ
プS6では、ステップS5で演算した範囲内の道路地図
データを地図記憶メモリ3から読み込む。ステップS7
では、ステップS6で読み込んだ道路地図データを鳥瞰
図表示データに変換する。すなわち、図9の台形ABC
Dの範囲内の道路地図データを、ディスプレイ表示領域
を示す図9の長方形abcdの中に縮小表示させるため
の画像データに変換する。その際、ステップS2で求め
た推奨経路については、通常の道路地図データと区別で
きるように異なる色の画像データにし、またステップS
3で求めた車両の現在地に対応する位置には、車両マー
クデータを合成する。
【0021】ステップS8では、ステップS7で作成し
た画像データをV−RAM7に転送する。これにより、
台形ABCD内の道路地図データが鳥瞰図表示データに
変換されてディスプレイ8に表示される。ステップS9
では、車両が所定距離移動したか否かを判定する。この
判定は、前述したように、車速センサ2の出力に基づい
て、またはGPS信号を受信して判定する。判定が肯定
されるとステップS4に戻り、車両が停止する直前に表
示していた鳥瞰図と同じ視点Eと視線方向を選択する。
ステップS9の判定が否定されるとステップS10に進
み、ジョイスティック10が操作されたか否かを判定す
る。判定が否定されるとステップS9に戻り、判定が肯
定されるとステップS11に進む。
【0022】ステップS11では、前述した(1)〜
(3)式に基づいてジョイスティック10の操作量(Δ
X,ΔY,ΔZ)を演算した後、(4)〜(6)式に基
づいてスクロール量(Sx,Sy,Sz)を演算する。
なお、(4)〜(6)式の係数k1は正の定数値であ
る。
【数3】Sx=k1・ΔX ・・・(4) Sy=k1・ΔY ・・・(5) Sz=k1・ΔZ ・・・(6) 上記(4)〜(6)式では、ΔX,ΔY,ΔZに共通の
係数k1を掛けているが、(7)〜(9)式のように、
各方向ごとに異なる係数を掛けてもよい。
【数4】Sx=kx・ΔX ・・・(7) Sy=ky・ΔY ・・・(8) Sz=kz・ΔZ ・・・(9)
【0023】ステップS12では、ステップS11で求
めたスクロール量だけ視点Eをずらす。例えばジョイス
ティック10がX軸方向にΔX操作されると、図5
(a)のように視点EをX軸方向にSx移動させた点E
xを視点位置とする。また、この場合の視線方向は視線
ベクトルEFと平行なベクトルExFxにする。同様
に、ジョイスティック10がY軸方向、Z軸方向にそれ
ぞれΔY、ΔZ操作されると、視点EをそれぞれEy、
Ez移動させる。ステップS12の処理が終了するとス
テップS5に戻って鳥瞰図表示の書き換えを行う。
【0024】このように、第1の実施例では、ジョイス
ティック10の操作に応じて視点Eの位置をずらすた
め、視点Eを任意に変化させることができ、任意の範囲
の道路地図をディスプレイ8に表示できる。また、ジョ
イスティック10の操作に応じて視線方向を平行に移動
させるため、視点Eをどこに定めてもディスプレイ8に
表示させる地図面積をすべて共通にすることができ、距
離関係が把握しやすくなる。さらに、ジョイスティック
10を操作した方向に視点Eを移動させるようにしたた
め、操作者の直感と合致しやすく、操作者の意思に沿っ
た表示が行える。
【0025】−第2の実施例− 以下に説明する第2の実施例は、視線ベクトルEFの視
線ベクトル先端Fの位置をジョイスティック10の移動
に応じて変化させるものである。この第2の実施例は、
第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の処理
も図4のステップS12以外は共通するため、以下では
図5(b)を用いてステップS12の処理のみを説明す
る。ジョイスティック10によってX軸方向へのスクロ
ール量Sxが指示されると、図示のように先端地点Fを
X軸方向にSx移動させた点Fxを新たな視線ベクトル
先端Fとする。同様に、ジョイスティック10がY方
向、Z方向にそれぞれΔY、ΔZ移動されると、視線ベ
クトル先端FをそれぞれFy、Fzに移動させる。
【0026】このように、第2の実施例は、ジョイステ
ィック10の操作に応じて視点位置を共通にして視線方
向を変更するため、例えば車両の現在地周辺の道路地図
を確認したい場合等に都合がよい。また、ジョイスティ
ック10の操作方向と視線ベクトル先端の移動方向を一
致させたため、操作者の直感に合致し、操作者の意図に
沿った表示が行える。
【0027】−第3の実施例− 以下に説明する第3の実施例は、ジョイスティック10
の操作に応じて視点Eを回転させ、またモード切り替え
手段を設けて、モードが切り替えられると、ジョイステ
ィック10の操作に応じて視線ベクトル先端Fを移動ま
たは回転させるようにしたものである。この第3の実施
例も第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の
処理も図3のステップS12以外は共通するため、以下
では図6を用いてステップS12の処理のみを説明す
る。図6では、簡略化のために視線ベクトルEFのX軸
方向成分をゼロ、視線ベクトルEFのY軸方向成分をR
としている。この第3の実施例では、ジョイスティック
10の操作に応じて、図6(a)に示すように、平面X
Yに平行な半径Rの円Cの外周(図示の点線部)に沿っ
て視点Eを回転させる。具体的には、ジョイスティック
10がX軸の正方向にΔX操作されると、視点Eを円C
に沿ってX軸の負方向にk2・ΔX(k2>0とする)
だけ回転させる。そして、回転後の視点E’と点Fとを
結ぶ線分を新たな視線ベクトルE’Yとする。
【0028】このように、第3の実施例は、ジョイステ
ィック10を操作した方向と逆方向に視点Eを回転させ
るため、視線方向は常にジョイスティック10を操作し
た方向に一致する。
【0029】一方、ジョイスティック10がZ軸方向に
操作されると、視点Eを視線ベクトルEFの延長線上に
移動させる。例えば、ジョイスティック10がZ軸の負
方向に操作される、すなわちディスプレイパネル12方
向に押されると、視点Eを点Fに近い位置、例えば図6
(b)の点Aに移動させる。したがって、ジョイスティ
ック10を強く押すほど道路地図は拡大表示される。逆
にジョイスティック10がZ軸の正方向に引かれると、
視点Eを点Fから遠い位置に移動させる。したがって、
ジョイスティック10を強く引くほど道路地図は縮小表
示される。
【0030】また、ジョイスティック10がZ軸の正方
向にある程度以上引かれると、視点EをZ軸の正方向、
例えば図6(b)の点Bに移動させる。これにより、真
上に近い方向から道路地図を見下ろしたような表示、す
なわち通常の道路地図に近い表示を行う。
【0031】図6(c)はジョイスティック10のZ軸
方向の操作によってディスプレイ8に表示される道路地
図範囲が変化する様子を示す図であり、視点が図6
(b)のA,E,Bに置かれると、それぞれの地図範囲
は図6(c)に示すA1,E1,B1になる。
【0032】このように、第3の実施例では、ジョイス
ティック10のZ軸方向の操作によって鳥瞰図の縮尺率
を任意に変更し、またジョイスティック10をある程度
以上引っ張った場合には、真上に近い方向から道路地図
を見下ろすような表示を行う。
【0033】一方、ジョイスティック10を−Y方向ま
たは+Y方向に操作した後、X方向に操作すると、視点
Eを移動させる代わりに視線ベクトル先端Fを操作量に
応じて移動させる。すなわち、ジョイスティック10の
Y軸方向の操作によってモード切り替えが指示され、ジ
ョイスティック10をX軸方向に操作した場合のスクロ
ール方法が変化する。例えば、ジョイスティック10が
X軸方向にΔX操作されると、図6(d)に示すよう
に、視線ベクトル先端FをX軸に平行にk3・ΔX移動
させる。これにより、視点Eの位置を共通にして視線ベ
クトル先端Fの位置のみを変更することができる。な
お、視線ベクトル先端Fの位置を移動させる代わりに、
図6(e)に示すように、視線ベクトル先端Fをジョイ
スティック10の操作に応じて回転させてもよい。
【0034】このように、第3の実施例によれば、ジョ
イスティック10の操作によって、視点Eの回転、視点
Eの視線ベクトル上の移動および視線ベクトル先端Fの
移動ができるようにしたため、第1の実施例や第2の実
施例に比べて、より融通性のあるスクロールが可能とな
る。また、ジョイスティック10をX軸方向に操作する
だけで視点Eを回転させることができるため、例えばX
軸方向にしか操作できないような安価なジョイスティッ
クを用いても、視点Eを回転させることができ、コスト
軽減が図れる。さらに、ジョイスティック10の特定の
操作、例えばY軸方向への操作によってモード切り替え
ができるようにしたため、モード切り替えのためのスイ
ッチ等が不要となり、やはりコスト軽減が図れる。
【0035】−第4の実施例− 第4の実施例は、ジョイスティックをねじった大きさ
(以下、ねじり量と呼ぶ)に応じてスクロールさせるも
のである。この第4の実施例のジョイスティック10A
は、第1〜第3の実施例のジョイスティック10と同様
の形状をしているが、図3(c)に示すように、ジョイ
スティック10AのZ軸を中心として、ねじることがで
きる。このようにジョイスティック10Aをねじると、
ねじり量がCPU4によって検出される。なお、このね
じり量は、例えば一定量ねじるごとにパルスを発生する
パルス発生部材をジョイスティック10Aの下端部に備
え、このパルス数を計測して検出する。この第4の実施
例も第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の
処理も図4のステップS12以外は共通するため、以下
ではステップS12の処理のみを説明する。この第4の
実施例は、ジョイスティック10Aが所定方向に操作さ
れた場合には、第1の実施例と同様に、操作量に応じて
視点Eの位置を移動させる。一方、ジョイスティック1
0Aがねじられた場合、そのねじり量をΔθとすると、
視線ベクトル先端Fをk4・Δθ(rad)回転させ
る。
【0036】このように、第4の実施例では、ジョイス
ティック10Aをねじる以外の通常の操作を行うと視点
Eの位置を移動させ、ジョイスティック10Aをねじる
と視線ベクトル先端Fを回転させる。これにより、視点
Eと視線ベクトル先端Fを双方とも移動させることがで
き、融通性のあるスクロールが可能となる。
【0037】上記第4の実施例では、ジョイスティック
10Aのねじり量に応じて視線ベクトル先端Fを回転さ
せる例を示したが、ねじり量に応じて視点Eを回転させ
てもよい。また、ジョイスティック10Aをねじる以外
の操作をした場合、上記第2の実施例または第3の実施
例と同様のスクロールを行ってもよい。上記各実施例で
は、任意の角度に操作できるジョイスティック10Aを
用いる例を説明したが、決まった方向、例えば8方向の
みに操作できるジョイスティックを用いてもよい。ある
いは、図7に示すように、スクロール方向を指示する複
数のスイッチ群15と、地図縮尺の変更を指示するスイ
ッチ16とを組み合わせてスクロール方向を指示しても
よい。上記各実施例では、ジョイスティック10の操作
方向だけでなく、操作量を検出してスクロール量を決定
しているが、ジョイスティック10では操作量の検出を
行わずに操作方向だけを指示し、スクロール量は常に一
定にしてもよい。また、モード切り替えスイッチやジョ
イスティックの特定の操作によって、上記第1〜第4の
実施例のスクロールが選択的にできるようにしてもよ
い。
【0038】このように構成した実施例にあっては、地
図記憶メモリ3が道路地図記憶手段に、図4のステップ
S3の処理が車両位置検出手段に、操作ボード9が出発
地設定手段と目的地設定手段に、図4のステップS2の
処理が推奨経路設定手段に、図4のステップS4〜S7
の処理が鳥瞰図作成手段に、図4のステップS8の処理
が表示制御手段に、ジョイスティック10が操作部材
に、図4のステップS11の処理が操作検出手段に、C
PU4がモード切り替え判定手段と操作量判定手段と走
行開始判定手段に、それぞれ対応する。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数方向に操作可能な操作部材の操作方向および
操作量に基づいて、道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を
作成するようにしたため、ディスプレイに任意の範囲の
道路地図を表示できる。請求項2に記載の発明によれ
ば、互いに直交する3軸に操作可能な操作部材によって
スクロールを指示するようにしたため、より融通性のあ
る道路地図のスクロールが可能となる。請求項3に記載
の発明によれば、操作部材の操作方向および操作量によ
って鳥瞰図表示する際の視点の位置を変更し、かつ視点
から見下ろす方向を平行に移動するようにしたため、任
意の範囲の道路地図を表示できる。請求項4に記載の発
明によれば、視点の位置を変えずに視点から見下ろす方
向を変更するようにしたため、車両の現在地周辺の道路
地図を任意にスクロール表示できる。請求項5に記載の
発明によれば、操作部材の所定方向への操作によって視
点を回転するようにしたため、現在地を中心として任意
の方向の道路地図を同一縮尺で表示できる。請求項6に
記載の発明によれば、操作部材の所定方向への操作によ
って、道路地図を見下ろす方向を変えずに視点の位置を
変更するようにしたため、ディスプレイ上の道路地図の
縮尺率を任意に変更できる。請求項7に記載の発明によ
れば、操作部材を所定方向に操作した場合のスクロール
方法を、所定方向と異なる方向への操作部材の操作によ
って変更するようにしたため、モード切り替えスイッチ
等を設けなくてもスクロール方法を変更できる。請求項
8に記載の発明によれば、操作部材が所定方向に所定量
以上操作されると、視点を操作部材の操作方向と同一方
向に移動させるようにしたため、操作者の直感に合致し
たスクロール表示が可能となる。請求項9に記載の発明
によれば、操作部材を所定方向を中心軸として回転操作
することによって、視点の位置を変更するようにしたた
め、スクロールの指示方法が簡単になる。請求項10に
記載の発明では、操作部材を所定方向を中心軸として回
転操作することによって、視点の位置を変えずに視点か
ら見下ろす方向を変更するようにしたため、スクロール
の指示方法が簡単になる。請求項11に記載の発明で
は、車両が走行を開始すると、操作部材を操作する前の
鳥瞰図をディスプレイに表示するようにしたため、操作
者の負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用経路誘導装置の一実施例の
ブロック図である。
【図2】ディスプレイパネルの正面図である。
【図3】ジョイスティックの操作を示す図である。
【図4】CPUの動作を示すフローチャートである。
【図5】(a)は第1の実施例の視点の移動を示す図、
(b)は第2の実施例の視線ベクトル先端の移動を示す
図である。
【図6】第3の実施例の視点と視線方向の移動を示す図
である。
【図7】ジョイスティックを持たないディスプレイパネ
ルの正面図である。
【図8】従来の車両用経路誘導装置の表示画面を示す図
である。
【図9】鳥瞰図表示方式を説明する図である。
【図10】(a)は道路地図を鳥瞰図表示させた図、
(b)は従来の道路地図表示を示す図である。
【図11】推奨経路の一部にUターン経路がある例を示
す図である。
【図12】推奨経路の一部が表示されない例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 方位センサ 2 車速センサ 3 地図記憶メモリ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 V−RAM 8 ディスプレイ 9 操作ボード 10 ジョイスティック 14 I/F回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢次 義考 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図に関する道路地図データを記憶
    する道路地図記憶手段と、 車両の現在地を検出する車両位置検出手段と、 車両の出発地を設定する出発地設定手段と、 車両の目的地を設定する目的地設定手段と、 前記道路地図データに基づいて前記出発地から前記目的
    地までの推奨経路を設定する推奨経路設定手段と、 前記道路地図上の前記現在地を基準として前記目的地と
    反対方向の上空に視点を置き、この視点から前記道路地
    図の所定方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成
    手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に基づいて、前記道路地図上の異なる範囲の前記
    鳥瞰図を作成することを特徴とする車両用経路誘導装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車両用経路誘導装
    置において、 前記操作部材は、前記2軸に直交する軸に操作可能とさ
    れることを特徴とする車両用経路誘導装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された車両用経
    路誘導装置において、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に応じて前記視点の位置を変更し、前記視点から
    見下ろす方向を平行に移動することを特徴とする車両用
    経路誘導装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載された車両用経
    路誘導装置において、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に応じて、前記視点の位置を変えずに前記視点か
    ら見下ろす方向を変更することを特徴とする車両用経路
    誘導装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載された車両用経
    路誘導装置において、 前記鳥瞰図作成手段は、前記操作部材によって操作され
    た複数方向のうち所定方向への操作量に応じて前記視点
    を回転させることを特徴とする車両用経路誘導装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載された車両用経
    路誘導装置において、 前記鳥瞰図作成手段は、前記操作部材によって操作され
    た複数方向のうち所定方向への操作量に応じて、前記道
    路地図を見下ろす方向を変えずに前記視点の位置を変更
    することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載された車両用経
    路誘導装置において、 前記操作部材が前記所定方向に操作される前に、前記所
    定方向とは異なる方向に操作されたか否かを判定するモ
    ード切り替え判定手段を備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記モード切り替え判定手段の
    判定結果に基づいて、前記所定方向への操作量に応じて
    前記視点を回転させるか、あるいは前記道路地図を見下
    ろす方向を変えずに前記視点の位置を変更するかを切り
    替えることを特徴とする車両用経路誘導装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載された車両用経路誘導装
    置において、 前記操作部材によって操作された複数方向のうち所定方
    向への操作量が所定量を越えたか否かを判定する操作量
    判定手段を備え、 この操作量判定手段によって前記所定量を越えたと判定
    されると、前記鳥瞰図作成手段は前記操作量に応じて前
    記視点を前記所定方向に移動させることを特徴とする車
    両用経路誘導装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載された車
    両用経路誘導装置において、 前記操作部材は、前記複数方向のうち所定方向を中心軸
    として回転操作が可能とされ、 前記操作検出手段は、前記操作部材の前記所定方向を中
    心軸とした回転操作方向および回転操作量を検出し、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された回転操作方向お
    よび回転操作量に応じて、前記視点の位置を変更するこ
    とを特徴とする車両用経路誘導装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれかに記載された
    車両用経路誘導装置において、 前記操作部材は、前記複数方向のうち所定方向を中心軸
    として回転操作が可能とされ、 前記操作検出手段は、前記操作部材の前記所定方向を中
    心軸とした回転操作方向および回転操作量を検出し、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された回転操作方向お
    よび回転操作量に応じて、前記視点の位置を変えずに前
    記視点から見下ろす方向を変更することを特徴とする車
    両用経路誘導装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載され
    た車両用経路誘導装置において、 車両が走行を開始したか否かを判定する走行開始判定手
    段を備え、 前記表示制御手段は、前記走行開始判定手段によって車
    両が走行を開始したと判定されると、前記操作部材が操
    作される直前に表示させていた鳥瞰図を前記ディスプレ
    イに表示させることを特徴とする車両用経路誘導装置。
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