JPH07272429A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH07272429A JPH07272429A JP6474894A JP6474894A JPH07272429A JP H07272429 A JPH07272429 A JP H07272429A JP 6474894 A JP6474894 A JP 6474894A JP 6474894 A JP6474894 A JP 6474894A JP H07272429 A JPH07272429 A JP H07272429A
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- liner material
- fibers
- binder
- fiber layer
- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライナー材とメディアとの摩擦を低減してメ
ディアの耐久性を高め、しかもカートリッジ内の汚染等
が生じないディスクカートリッジを提供。 【構成】 ディスクのメディア面をクリーニングする繊
維性のライナー材をカートリッジ本体の内面に有するデ
ィスクカートリッジにおいて、上記メディア面側に位置
する上記ライナー材の繊維中の繊維用バインダーの付着
量は、上記本体内面側に位置する該繊維中の繊維用バイ
ンダーの付着量に比べて少なくなっていることを特徴と
する。
ディアの耐久性を高め、しかもカートリッジ内の汚染等
が生じないディスクカートリッジを提供。 【構成】 ディスクのメディア面をクリーニングする繊
維性のライナー材をカートリッジ本体の内面に有するデ
ィスクカートリッジにおいて、上記メディア面側に位置
する上記ライナー材の繊維中の繊維用バインダーの付着
量は、上記本体内面側に位置する該繊維中の繊維用バイ
ンダーの付着量に比べて少なくなっていることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
に関するものであり、より詳しくは、クリーニング部材
であるライナー材とディスクのメディア面との摩擦を低
減化させ、しかもメディアの耐久性を高めたディスクカ
ートリッジに関するものである。
に関するものであり、より詳しくは、クリーニング部材
であるライナー材とディスクのメディア面との摩擦を低
減化させ、しかもメディアの耐久性を高めたディスクカ
ートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクカートリッジは、磁気デ
ィスクのメディアをクリーニングするライナー材をカー
トリッジ本体の内面に有した構成になっている。また、
カートリッジ本体は上シェルと下シェルから成り、少な
くとも一方のシェル内面にライナー材が貼付けされいて
いる。かかるライナー材は繊維性のシートから成り、メ
ディア面に摺擦させてその面の塵埃等を捕集している。
また、3.5インチの磁気ディスク用のディスクカート
リッジの場合には、ライナー材とカートリッジ本体の内
面との間に必要によりリフターが取り付けられており、
このリフターによってライナー材をメディア側へ部分的
に膨出させて、この膨出部によってメディア表面を充分
にクリーニングするようにしている。
ィスクのメディアをクリーニングするライナー材をカー
トリッジ本体の内面に有した構成になっている。また、
カートリッジ本体は上シェルと下シェルから成り、少な
くとも一方のシェル内面にライナー材が貼付けされいて
いる。かかるライナー材は繊維性のシートから成り、メ
ディア面に摺擦させてその面の塵埃等を捕集している。
また、3.5インチの磁気ディスク用のディスクカート
リッジの場合には、ライナー材とカートリッジ本体の内
面との間に必要によりリフターが取り付けられており、
このリフターによってライナー材をメディア側へ部分的
に膨出させて、この膨出部によってメディア表面を充分
にクリーニングするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスクカートリッジは、ライナー材に繊維同士を結着
させるためのバインダーを必要としているが、かかるバ
インダー(主にケミカルバインダー)はメディアの耐久
性に悪影響を与える場合がある。また、悪影響を受けな
いようにするため、ライナー材中のバインダー含有量を
少なくすることが考えられるが、バインダー含有量を少
なくすると、繊維等の毛羽立ちが進み、却ってメディア
面の汚染となるおそれがある。
ディスクカートリッジは、ライナー材に繊維同士を結着
させるためのバインダーを必要としているが、かかるバ
インダー(主にケミカルバインダー)はメディアの耐久
性に悪影響を与える場合がある。また、悪影響を受けな
いようにするため、ライナー材中のバインダー含有量を
少なくすることが考えられるが、バインダー含有量を少
なくすると、繊維等の毛羽立ちが進み、却ってメディア
面の汚染となるおそれがある。
【0004】また図4に示す如く、交絡繊維にバインダ
ーを付着させライナー材を形成する製造工程20におい
ては、ガイドロール21、一対の絞りロール22、2
3、及びガイドロール24とからなる。ライナー材は、
交絡体25がガイドロール21から一対の絞りロール2
2、23に送られ、一対の絞りロール22、23上の間
のバインダー26にいわゆるじゃぶ漬けされ絞り処理さ
れて製造される。かかる製造工程による従来のライナー
はバインダー26によって均一に処理され、そのバイン
ダー26の付着量も均一に成っている。このため、メデ
ィア面と接触するライナーの一部分のみの付着量を減ら
すといった方法でメディアとの摩擦力を低減することは
できなかった。
ーを付着させライナー材を形成する製造工程20におい
ては、ガイドロール21、一対の絞りロール22、2
3、及びガイドロール24とからなる。ライナー材は、
交絡体25がガイドロール21から一対の絞りロール2
2、23に送られ、一対の絞りロール22、23上の間
のバインダー26にいわゆるじゃぶ漬けされ絞り処理さ
れて製造される。かかる製造工程による従来のライナー
はバインダー26によって均一に処理され、そのバイン
ダー26の付着量も均一に成っている。このため、メデ
ィア面と接触するライナーの一部分のみの付着量を減ら
すといった方法でメディアとの摩擦力を低減することは
できなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、ライナー材とメ
ディアとの摩擦を低減してメディアの耐久性を高め、し
かもカートリッジ内の汚染等が生じないディスクカート
リッジを提供することにある。
ディアとの摩擦を低減してメディアの耐久性を高め、し
かもカートリッジ内の汚染等が生じないディスクカート
リッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクのメ
ディア面をクリーニングするライナー材をカートリッジ
本体の内面に有するディスクカートリッジにおいて、上
記ライナー材は繊維及び該繊維を結着しているバインダ
ーからなり、上記ライナー材における上記メディア面側
に位置する該繊維中の該バインダーの付着量は、上記本
体内面側に位置する該繊維中の該バインダーの付着量に
比べて少ないことを特徴とするディスクカートリッジを
提供することにより、上記目的を達成したものである。
ディア面をクリーニングするライナー材をカートリッジ
本体の内面に有するディスクカートリッジにおいて、上
記ライナー材は繊維及び該繊維を結着しているバインダ
ーからなり、上記ライナー材における上記メディア面側
に位置する該繊維中の該バインダーの付着量は、上記本
体内面側に位置する該繊維中の該バインダーの付着量に
比べて少ないことを特徴とするディスクカートリッジを
提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0007】次に本発明のディスクカートリッジについ
て、添付図面に従って更に詳述する。図1及び図2は、
本発明に係るディスクカートリッジのカートリッジ本体
の斜視図及び内面図である。また、図3は、本発明に係
るディスクカートリッジに用いられるライナー材の断面
図である。図4は、図3のライナー材の製造工程の一部
を示す説明図である。尚、本発明は、図1及び図2に示
す3.5インチのディスクカートリッジに適用した場合
に限るものではなく、種々のサイズのディスクカートリ
ッジに適用することができ、本発明が適用される各サイ
ズのディスクカートリッジは、基本的には従来の各サイ
ズのディスクカートリッジと同様に構成されるものであ
る。
て、添付図面に従って更に詳述する。図1及び図2は、
本発明に係るディスクカートリッジのカートリッジ本体
の斜視図及び内面図である。また、図3は、本発明に係
るディスクカートリッジに用いられるライナー材の断面
図である。図4は、図3のライナー材の製造工程の一部
を示す説明図である。尚、本発明は、図1及び図2に示
す3.5インチのディスクカートリッジに適用した場合
に限るものではなく、種々のサイズのディスクカートリ
ッジに適用することができ、本発明が適用される各サイ
ズのディスクカートリッジは、基本的には従来の各サイ
ズのディスクカートリッジと同様に構成されるものであ
る。
【0008】本発明のディスクカートリッジは、図1乃
至図3に示す如く、磁気ディスク4のメディア面4Aを
クリーニングするライナー材7をカートリッジ本体1の
内面に有するものであり、カートリッジ本体1は、上シ
ェル2と下シェル3とから成り、磁気ディスク4が回転
可能に収納される。上シェル2と下シェル3を挟んでス
ライドシャッター6が設けられ、シャッター6には窓5
が形成される。磁気ディスク4は、窓5を介して装置側
のヘッドと当接され、また下シェル3の中央開口3Bか
ら装置側のスピンドル軸(図示せず。)が挿通され、ス
ピンドル軸により回転される。
至図3に示す如く、磁気ディスク4のメディア面4Aを
クリーニングするライナー材7をカートリッジ本体1の
内面に有するものであり、カートリッジ本体1は、上シ
ェル2と下シェル3とから成り、磁気ディスク4が回転
可能に収納される。上シェル2と下シェル3を挟んでス
ライドシャッター6が設けられ、シャッター6には窓5
が形成される。磁気ディスク4は、窓5を介して装置側
のヘッドと当接され、また下シェル3の中央開口3Bか
ら装置側のスピンドル軸(図示せず。)が挿通され、ス
ピンドル軸により回転される。
【0009】図2及び図3に示す如く下シェル3には、
ライナー材7が略C字形状に形成され、ヘッドウインド
5を除く内面3Aに貼り付けられる。また、シェル3の
内面3Aとライナー材7との間にはリフター8が設けら
れ、ライナー材7をリフター8によって磁気ディスク4
のメディア面4Aに押圧する場合がある。尚、ライナー
材7は、上下のシェル2、3のそれぞれの内面に設けて
ある。本発明に係るディスクカートリッジにおけるこれ
らの構成は、従来公知のディスクカートリッジと同様で
ある。
ライナー材7が略C字形状に形成され、ヘッドウインド
5を除く内面3Aに貼り付けられる。また、シェル3の
内面3Aとライナー材7との間にはリフター8が設けら
れ、ライナー材7をリフター8によって磁気ディスク4
のメディア面4Aに押圧する場合がある。尚、ライナー
材7は、上下のシェル2、3のそれぞれの内面に設けて
ある。本発明に係るディスクカートリッジにおけるこれ
らの構成は、従来公知のディスクカートリッジと同様で
ある。
【0010】しかして、本発明に係るディスクカートリ
ッジのライナー材7は、繊維及び該繊維を結着している
バインダーからなり、ライナー材7におけるメディア面
4A側に位置する繊維層7Aのバインダーの付着量は、
シェル内面3A側に位置する繊維層7Bのバインダーの
付着量に比べて少ない。
ッジのライナー材7は、繊維及び該繊維を結着している
バインダーからなり、ライナー材7におけるメディア面
4A側に位置する繊維層7Aのバインダーの付着量は、
シェル内面3A側に位置する繊維層7Bのバインダーの
付着量に比べて少ない。
【0011】本発明に係るディスクカートリッジのライ
ナー材7について更に説明すると、ライナー材7は、繊
維及び繊維を結着させるバインダーから形成された不織
布であり、繊維及びバインダーとしては従来からライナ
ーに用いられるものであっても良く特に制限されない。
例えば、その繊維素材にはポリプロピレン、ポリエステ
ル、ナイロン、もしくはレーヨン、又はそれらの組合せ
等から選ばれる公知の天然繊維、熱可塑性樹脂繊維等を
用いることができ、バインダーにはスチレンブタジエン
ゴム(SBR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、
エチレン酢酸ビニル(EVA)、エチレン塩化ビニル
(EVCL)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル/
アクリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル(PVA)、ポリ
ビニルアルコール、ポリエステル(PET)等から選ば
れる公知の樹脂バインダー等を用いることができる。
ナー材7について更に説明すると、ライナー材7は、繊
維及び繊維を結着させるバインダーから形成された不織
布であり、繊維及びバインダーとしては従来からライナ
ーに用いられるものであっても良く特に制限されない。
例えば、その繊維素材にはポリプロピレン、ポリエステ
ル、ナイロン、もしくはレーヨン、又はそれらの組合せ
等から選ばれる公知の天然繊維、熱可塑性樹脂繊維等を
用いることができ、バインダーにはスチレンブタジエン
ゴム(SBR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、
エチレン酢酸ビニル(EVA)、エチレン塩化ビニル
(EVCL)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル/
アクリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル(PVA)、ポリ
ビニルアルコール、ポリエステル(PET)等から選ば
れる公知の樹脂バインダー等を用いることができる。
【0012】ライナー材7の繊維密度、密度の変化率、
及び厚み等は、従来使用される公知の範囲であれば、特
に制限はなく、例えば、その荷重4.4gf/cm2 時
に0.10g/cm3 以下、また、その荷重0.1〜
4.4gf/cm2 の範囲内に於ける密度の変化率は
4.0×10-3(g/cm3 )/(gf/cm2 )以上
であることが望ましい。また、ライナー材7の厚みは、
荷重0.1gf/cm2 において400〜700μmで
あることが望ましい。また、バインダーは、図3に示す
メディア面4A側に位置する繊維層7Aの付着量とシェ
ル内面3A側に位置する繊維層7Bの付着量が異なり、
繊維層7Aのバインダー付着量は繊維層7Bのバインダ
ー付着量に比べて少なくなっている。このような構成の
ライナー材7は、メディア面4Aとライナー材7との動
摩擦力が低減され、また耐久性も向上する。
及び厚み等は、従来使用される公知の範囲であれば、特
に制限はなく、例えば、その荷重4.4gf/cm2 時
に0.10g/cm3 以下、また、その荷重0.1〜
4.4gf/cm2 の範囲内に於ける密度の変化率は
4.0×10-3(g/cm3 )/(gf/cm2 )以上
であることが望ましい。また、ライナー材7の厚みは、
荷重0.1gf/cm2 において400〜700μmで
あることが望ましい。また、バインダーは、図3に示す
メディア面4A側に位置する繊維層7Aの付着量とシェ
ル内面3A側に位置する繊維層7Bの付着量が異なり、
繊維層7Aのバインダー付着量は繊維層7Bのバインダ
ー付着量に比べて少なくなっている。このような構成の
ライナー材7は、メディア面4Aとライナー材7との動
摩擦力が低減され、また耐久性も向上する。
【0013】本発明に係るディスクカートリッジのライ
ナー材7の一実施態様においては、図3に示す如くメデ
ィア面4A側とシェル内面3A側との繊維層7A、7B
を異ならせている(図3においては境界を強調している
が、実際には徐々に異なった状態になっていることが多
い。)。即ち、シェル内面3A側に位置する繊維層7B
は、メディア面4A側に位置する繊維層7Aより、バイ
ンダーとの親和性(馴染み性)が高い繊維となってい
る。このため、メディア面4A側に位置するライナー材
7の繊維層7Aのバインダー付着量は、シェル内面3A
側に位置する繊維層7Bのバインダー付着量に比べて少
なくなっている。
ナー材7の一実施態様においては、図3に示す如くメデ
ィア面4A側とシェル内面3A側との繊維層7A、7B
を異ならせている(図3においては境界を強調している
が、実際には徐々に異なった状態になっていることが多
い。)。即ち、シェル内面3A側に位置する繊維層7B
は、メディア面4A側に位置する繊維層7Aより、バイ
ンダーとの親和性(馴染み性)が高い繊維となってい
る。このため、メディア面4A側に位置するライナー材
7の繊維層7Aのバインダー付着量は、シェル内面3A
側に位置する繊維層7Bのバインダー付着量に比べて少
なくなっている。
【0014】例えば、後述の実施例に見られるように、
SBR(スチレンブチルゴム系)等を主体としたバイン
ダーに対して馴染み性のある繊維としてレーヨン系等を
用い、馴染み性のない繊維としてPET系(ポリエチレ
ンテレフタレート系)等を用いて、これらを適宜な組成
比率にして繊維層7A、7Bを形成することができる。
このような形成により、メディア面4A側に位置するラ
イナー材7の繊維層7Aのバインダー付着量を低く抑え
て、繊維層Aの動摩擦力等を低減させることができる。
SBR(スチレンブチルゴム系)等を主体としたバイン
ダーに対して馴染み性のある繊維としてレーヨン系等を
用い、馴染み性のない繊維としてPET系(ポリエチレ
ンテレフタレート系)等を用いて、これらを適宜な組成
比率にして繊維層7A、7Bを形成することができる。
このような形成により、メディア面4A側に位置するラ
イナー材7の繊維層7Aのバインダー付着量を低く抑え
て、繊維層Aの動摩擦力等を低減させることができる。
【0015】また、このような場合のレーヨンとPET
との含有比率(レーヨン/PET)は、メディア面4A
側で0/100〜70/30、特に40/60〜70/
30であることが望ましく、またシェル内面3A側で2
0/80〜100/0、特に70/30〜100/0で
あることが望ましい。尚、バインダーと各繊維層との関
係は、上記実施例の場合に限ることはなく、上記バイン
ダーの付着量の関係が満たされる限り従来公知の繊維に
対して、従来公知のバインダーを適宜選択することがで
きる。
との含有比率(レーヨン/PET)は、メディア面4A
側で0/100〜70/30、特に40/60〜70/
30であることが望ましく、またシェル内面3A側で2
0/80〜100/0、特に70/30〜100/0で
あることが望ましい。尚、バインダーと各繊維層との関
係は、上記実施例の場合に限ることはなく、上記バイン
ダーの付着量の関係が満たされる限り従来公知の繊維に
対して、従来公知のバインダーを適宜選択することがで
きる。
【0016】また、本発明に係るディスクカートリッジ
のライナー材7の別の実施態様においては、図3に示す
繊維層7A、7Bにおいて、各層の繊維の太さを異なら
せることにより、メディア面4A側に位置するライナー
材7の繊維層7Aのバインダー付着量を、シェル内面3
A側に位置する繊維層7Bのバインダー付着量に比べて
少なくすることができる。即ち、シェル内面3A側に位
置する繊維層7Bの繊維の太さは、メディア面4A側に
位置する繊維層7Aの繊維より細くなっている。このた
め、シェル内面3A側に位置する繊維層7Bにおける交
絡点15、15・・がメディア面4A側に比べて増加
し、交絡点の増加によりバインダーの付着量が増大す
る。
のライナー材7の別の実施態様においては、図3に示す
繊維層7A、7Bにおいて、各層の繊維の太さを異なら
せることにより、メディア面4A側に位置するライナー
材7の繊維層7Aのバインダー付着量を、シェル内面3
A側に位置する繊維層7Bのバインダー付着量に比べて
少なくすることができる。即ち、シェル内面3A側に位
置する繊維層7Bの繊維の太さは、メディア面4A側に
位置する繊維層7Aの繊維より細くなっている。このた
め、シェル内面3A側に位置する繊維層7Bにおける交
絡点15、15・・がメディア面4A側に比べて増加
し、交絡点の増加によりバインダーの付着量が増大す
る。
【0017】この場合の太さの関係では、メディア面4
A側に位置する繊維層7Aの繊維が、0.2〜5デニー
ル、特に0.5〜2デニールであることが望ましく、ま
た、繊維層7Aの繊維と繊維層7Bの繊維とのデニール
量の差は、0.1〜3デニール、特に0.3〜1.5デ
ニールの範囲にあることが望ましい。
A側に位置する繊維層7Aの繊維が、0.2〜5デニー
ル、特に0.5〜2デニールであることが望ましく、ま
た、繊維層7Aの繊維と繊維層7Bの繊維とのデニール
量の差は、0.1〜3デニール、特に0.3〜1.5デ
ニールの範囲にあることが望ましい。
【0018】また、本発明に係るディスクカートリッジ
のライナー材7においては、上述の各実施態様で示した
繊維層構造を両方とも有するライナー材7であることが
望ましい。即ち、シェル内面3A側に位置する繊維層7
Aの繊維は、メディア面4A側に位置する繊維層7Bの
繊維より、バインダーとの親和性(馴染み性)が高い繊
維であり、しかもシェル内面3A側に位置する繊維層7
Aの繊維は、メディア面4A側に位置する繊維層7Bの
繊維より細い繊維であることである。このような構成の
ライナー材7は、メディア面4Aとライナー材7との動
摩擦力が更に低減され、また耐久性も向上する。
のライナー材7においては、上述の各実施態様で示した
繊維層構造を両方とも有するライナー材7であることが
望ましい。即ち、シェル内面3A側に位置する繊維層7
Aの繊維は、メディア面4A側に位置する繊維層7Bの
繊維より、バインダーとの親和性(馴染み性)が高い繊
維であり、しかもシェル内面3A側に位置する繊維層7
Aの繊維は、メディア面4A側に位置する繊維層7Bの
繊維より細い繊維であることである。このような構成の
ライナー材7は、メディア面4Aとライナー材7との動
摩擦力が更に低減され、また耐久性も向上する。
【0019】次に、上記各実施態様における、繊維層7
A及び繊維層7Bからなるライナー材7を形成する場合
は、図4に示す一般的なライナー材の製造工程を利用す
ることができる。図4に示す如く、製造工程20におい
ては、ガイドロール21、一対の絞りロール22、2
3、及びガイドロール24とからなり、ライナー材7と
なる繊維の交絡体25は前段の図示しない積繊装置等で
繊維の種類又は/及び繊維太さが異なる状態で複数層に
交絡され、ガイドロール21から一対の絞りロール2
2、23に送られる。一対の絞りロール22、23上の
間にはバインダー26が供給され、交絡体25がバイン
ダー26に漬けられて絞り処理される。従って、繊維の
種類又は/及び繊維太さが異なることから、シェル内面
3A側の位置にバインダーがプアーな繊維層7Aとメデ
ィア面4A側の位置にバインダーがリッチな繊維層7B
とからなるライナー7を形成することができる。
A及び繊維層7Bからなるライナー材7を形成する場合
は、図4に示す一般的なライナー材の製造工程を利用す
ることができる。図4に示す如く、製造工程20におい
ては、ガイドロール21、一対の絞りロール22、2
3、及びガイドロール24とからなり、ライナー材7と
なる繊維の交絡体25は前段の図示しない積繊装置等で
繊維の種類又は/及び繊維太さが異なる状態で複数層に
交絡され、ガイドロール21から一対の絞りロール2
2、23に送られる。一対の絞りロール22、23上の
間にはバインダー26が供給され、交絡体25がバイン
ダー26に漬けられて絞り処理される。従って、繊維の
種類又は/及び繊維太さが異なることから、シェル内面
3A側の位置にバインダーがプアーな繊維層7Aとメデ
ィア面4A側の位置にバインダーがリッチな繊維層7B
とからなるライナー7を形成することができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を下記実施例及び比較例に基づ
いて具体的に説明する。尚、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
いて具体的に説明する。尚、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
【0021】図4に示す製造工程を使用し、バインダー
にSBRを用い、繊維としてR(レーヨン繊維)及びP
ET(ポリエチレンテレフタレート繊維)を用いた。メ
ディアサイドのR/PETの比を一定にしてシェルサイ
ドのR/PETの比を表1に従って変えて実施サンプル
1−1及び1−2を製造した。また、メディアサイドの
繊維太さを1.5デニールの一定にして、シェルサイド
の繊維の太さを表1に従って変えて実施サンプル1−
3、1−4、及び1−5を製造した。尚、メディアサイ
ドとシェルサイドとが同じ繊維からなるものを比較サン
プル1とした。
にSBRを用い、繊維としてR(レーヨン繊維)及びP
ET(ポリエチレンテレフタレート繊維)を用いた。メ
ディアサイドのR/PETの比を一定にしてシェルサイ
ドのR/PETの比を表1に従って変えて実施サンプル
1−1及び1−2を製造した。また、メディアサイドの
繊維太さを1.5デニールの一定にして、シェルサイド
の繊維の太さを表1に従って変えて実施サンプル1−
3、1−4、及び1−5を製造した。尚、メディアサイ
ドとシェルサイドとが同じ繊維からなるものを比較サン
プル1とした。
【0022】このようなサンプルについて動摩擦力(g
f)と耐久性との評価を以下の方法により行った。評価
の結果を表1に示した。 〔動摩擦力〕サンプルのライナー面にメディアを荷重5
g/cm2 で接触させ、1.2m/sでの動摩擦力を測
定する。 〔耐久性〕60℃/20%RH2 Oで2F出力を80%
以上キープした時間を測定する(尚、比較サンプル1の
値を100とした。)。
f)と耐久性との評価を以下の方法により行った。評価
の結果を表1に示した。 〔動摩擦力〕サンプルのライナー面にメディアを荷重5
g/cm2 で接触させ、1.2m/sでの動摩擦力を測
定する。 〔耐久性〕60℃/20%RH2 Oで2F出力を80%
以上キープした時間を測定する(尚、比較サンプル1の
値を100とした。)。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジで
は、ライナー材とメディアとの摩擦を低減してメディア
の耐久性を高め、しかもカートリッジ内の汚染等が生じ
ない。
は、ライナー材とメディアとの摩擦を低減してメディア
の耐久性を高め、しかもカートリッジ内の汚染等が生じ
ない。
【図1】本発明に係るディスクカートリッジのカートリ
ッジ本体の斜視図である。
ッジ本体の斜視図である。
【図2】図1のカートリッジ本体の内面図である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジに用いられ
るライナー材の断面図である。
るライナー材の断面図である。
【図4】図3のライナー材の製造工程の一部を示す説明
図である。
図である。
1 カートリッジ本体 2 上シェル 3 下シェル 3A シェル内面 4 磁気ディスク 4A メディア面 5 窓 6 スライドシャッター 7 ライナー材 7A メディア面側の繊維層 7B シェル内面側の繊維層 8 リフター 15 交絡点 20 製造工程 21、24 ガイドロール 22、23 一対の絞りロール 26 バインダー
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクのメディア面をクリーニングす
るライナー材をカートリッジ本体の内面に有するディス
クカートリッジにおいて、 上記ライナー材は繊維及び該繊維を結着しているバイン
ダーからなり、上記ライナー材における上記メディア面
側に位置する該繊維中の該バインダーの付着量は、上記
本体内面側に位置する該繊維中の該バインダーの付着量
に比べて少ないことを特徴とするディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項2】 上記本体面側に位置する上記ライナー材
の繊維は、上記メディア面側に位置する上記ライナー材
の繊維より、上記バインダーとの親和性(馴染み性)が
高い繊維であることを特徴とする請求項1記載のディス
クカートリッジ。 - 【請求項3】 上記本体面側に位置する上記ライナー材
の繊維は、上記メディア面側に位置する上記ライナー材
の繊維より細い繊維であることを特徴とする請求項1又
は2記載のディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6474894A JPH07272429A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6474894A JPH07272429A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272429A true JPH07272429A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13267100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6474894A Pending JPH07272429A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272429A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6134082A (en) * | 1997-09-26 | 2000-10-17 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Floppy disk device with a pair of double-liners holding a floppy disk by the double-liner pair |
-
1994
- 1994-04-01 JP JP6474894A patent/JPH07272429A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6134082A (en) * | 1997-09-26 | 2000-10-17 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Floppy disk device with a pair of double-liners holding a floppy disk by the double-liner pair |
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