JPH07272441A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JPH07272441A JPH07272441A JP6087855A JP8785594A JPH07272441A JP H07272441 A JPH07272441 A JP H07272441A JP 6087855 A JP6087855 A JP 6087855A JP 8785594 A JP8785594 A JP 8785594A JP H07272441 A JPH07272441 A JP H07272441A
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- JP
- Japan
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- surface layer
- smectite
- recording surface
- recording
- layer
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水溶性染料を含有するインクによる書き込み
が可能で、印字の乾燥速度が速く、さらに印字の耐水性
が高い被記録表面層を有する光記録媒体を提供する。 【構成】 水溶性染料を含有するインクによる書き込み
可能な被記録表面層を有し、この被記録表面層がスメク
タイトを含む。
が可能で、印字の乾燥速度が速く、さらに印字の耐水性
が高い被記録表面層を有する光記録媒体を提供する。 【構成】 水溶性染料を含有するインクによる書き込み
可能な被記録表面層を有し、この被記録表面層がスメク
タイトを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーベル面に、水溶性
染料を含有するインクによる書き込みが可能な光記録媒
体に関する。
染料を含有するインクによる書き込みが可能な光記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体、特に、記録可能なコンパク
トディスク(CD−R)などの光記録媒体に、記録内容
を表記するためには、媒体の通常レーベルが印刷される
側の面(以下、レーベル面とする)に記入する必要があ
る。そこで、レーベル面側表面を粗面化し、鉛筆で書き
込むことを可能にしたものがあるが、書き込みにより光
記録層にダメージを与えてエラー増加の原因となりやす
い。このため、このような光記録媒体では、例えば被記
録表面層と非接触で書き込みが可能なインクジェット記
録方式による記録が好ましい。
トディスク(CD−R)などの光記録媒体に、記録内容
を表記するためには、媒体の通常レーベルが印刷される
側の面(以下、レーベル面とする)に記入する必要があ
る。そこで、レーベル面側表面を粗面化し、鉛筆で書き
込むことを可能にしたものがあるが、書き込みにより光
記録層にダメージを与えてエラー増加の原因となりやす
い。このため、このような光記録媒体では、例えば被記
録表面層と非接触で書き込みが可能なインクジェット記
録方式による記録が好ましい。
【0003】インクジェット記録方式に用いられるイン
クは、通常、酸性染料または直接染料などの水溶性染料
と溶媒としての水とが主成分であり、多くの場合、さら
に少量の多価アルコールが含有されている。
クは、通常、酸性染料または直接染料などの水溶性染料
と溶媒としての水とが主成分であり、多くの場合、さら
に少量の多価アルコールが含有されている。
【0004】従来、このようなインクを用いるインクジ
ェット記録方式に使用される被記録基体としては、イン
ク中の多価アルコール等の揮発しにくい成分をインク受
容層に吸収分散させ、インクの乾燥定着時間を早めるた
めに、通常の紙や多孔質のインク受容層を設けたインク
ジェット用の特殊紙などが使用されている。
ェット記録方式に使用される被記録基体としては、イン
ク中の多価アルコール等の揮発しにくい成分をインク受
容層に吸収分散させ、インクの乾燥定着時間を早めるた
めに、通常の紙や多孔質のインク受容層を設けたインク
ジェット用の特殊紙などが使用されている。
【0005】基体が、紙のように親水性で多孔性の場
合、基体のみでもインク受容層としての効果を有する。
しかし、基体が非多孔性の場合は、インクに含まれる揮
発しにくい成分のために乾燥定着までに長時間を要す
る。このため、未乾燥時に印字部分に接触すると、イン
クが付着したり、印字が損なわれたりする。そこで、こ
のような基体には、従来、多孔質粒子を含むインク受容
層を設けることが行われている。このようなインク受容
層に用いられる多孔質物質としては、シリカ、クレー、
タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
ト、アルミナ、酸化亜鉛、リトボン、チタンホワイト等
の無機質顔料粒子が知られている(特開昭61−228
984号公報、特公平4−1706号公報等)。
合、基体のみでもインク受容層としての効果を有する。
しかし、基体が非多孔性の場合は、インクに含まれる揮
発しにくい成分のために乾燥定着までに長時間を要す
る。このため、未乾燥時に印字部分に接触すると、イン
クが付着したり、印字が損なわれたりする。そこで、こ
のような基体には、従来、多孔質粒子を含むインク受容
層を設けることが行われている。このようなインク受容
層に用いられる多孔質物質としては、シリカ、クレー、
タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
ト、アルミナ、酸化亜鉛、リトボン、チタンホワイト等
の無機質顔料粒子が知られている(特開昭61−228
984号公報、特公平4−1706号公報等)。
【0006】光記録媒体は、通常、レーベル面側表面は
疎水性で、非多孔性表面をもつ紫外線硬化樹脂製の保護
膜である。このため、このレーベル側表面に直接インク
ジェット記録方式で書き込みをしようとすると、インク
をはじいてしまい、書き込みできない。
疎水性で、非多孔性表面をもつ紫外線硬化樹脂製の保護
膜である。このため、このレーベル側表面に直接インク
ジェット記録方式で書き込みをしようとすると、インク
をはじいてしまい、書き込みできない。
【0007】そこで、インクジェット記録方式による書
き込みを可能にするために、前記多孔質粒子を含むイン
ク受容層を保護膜上に設けることを試みた。しかし、印
字後のインクの乾燥速度や印字の耐水性が悪く、被記録
材としての十分な特性が得られない。
き込みを可能にするために、前記多孔質粒子を含むイン
ク受容層を保護膜上に設けることを試みた。しかし、印
字後のインクの乾燥速度や印字の耐水性が悪く、被記録
材としての十分な特性が得られない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水溶
性染料を含有するインクによる書き込みが可能で、印字
の乾燥速度が速く、さらに印字の耐水性が高い被記録表
面層を有する光記録媒体を提供することにある。
性染料を含有するインクによる書き込みが可能で、印字
の乾燥速度が速く、さらに印字の耐水性が高い被記録表
面層を有する光記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。 (1)水溶性染料を含有するインクによる書き込み可能
な被記録表面層を有し、前記被記録表面層がスメクタイ
トを含む光記録媒体。 (2)前記スメクタイトの含有量が、前記被記録表面層
の1〜50wt% である上記(1)の光記録媒体。 (3)前記被記録表面層が、放射線硬化型化合物とスメ
クタイトとを含む塗布膜を硬化したものである上記
(1)または(2)の光記録媒体。 (4)前記スメクタイトが、スメクタイト−有機複合体
である上記(1)〜(3)のいずれかの光記録媒体。 (5)前記被記録表面層が、紫外線によって硬化したも
のである上記(1)〜(4)のいずれかの光記録媒体。 (6)前記被記録表面層の層厚が、1〜100μm であ
る上記(1)〜(5)のいずれかの光記録媒体。 (7)前記書き込みを、インクジェット記録方式で行な
う上記(1)〜(6)のいずれかの光記録媒体。
(1)〜(7)の本発明により達成される。 (1)水溶性染料を含有するインクによる書き込み可能
な被記録表面層を有し、前記被記録表面層がスメクタイ
トを含む光記録媒体。 (2)前記スメクタイトの含有量が、前記被記録表面層
の1〜50wt% である上記(1)の光記録媒体。 (3)前記被記録表面層が、放射線硬化型化合物とスメ
クタイトとを含む塗布膜を硬化したものである上記
(1)または(2)の光記録媒体。 (4)前記スメクタイトが、スメクタイト−有機複合体
である上記(1)〜(3)のいずれかの光記録媒体。 (5)前記被記録表面層が、紫外線によって硬化したも
のである上記(1)〜(4)のいずれかの光記録媒体。 (6)前記被記録表面層の層厚が、1〜100μm であ
る上記(1)〜(5)のいずれかの光記録媒体。 (7)前記書き込みを、インクジェット記録方式で行な
う上記(1)〜(6)のいずれかの光記録媒体。
【0010】
【作用および効果】本発明の光記録媒体の被記録表面層
に含まれるスメクタイトは、その単位構造を図1に示す
ように、層状珪酸塩の一種で、基本的にはSi−O4 4
面体が酸素頂点を共有して六角網目状に広がった四面体
シートが2枚、残りの頂点酸素を向かい合わせて陽イオ
ンを挟み酸素の八面体シートを形成した2:1構造を単
位層として、これが重なった構造をもつものである。そ
して、溶媒中で膨潤し、層状構造がくずれ、コロイド性
を示す。このため、ゲスト物質の吸着能が高く、さら
に、存在する陽イオンにより、例えばインク染料のもつ
スルホン酸基などのアニオンを吸着しやすく、従来の多
孔質粒子と比較して、インクの定着速度と保持特性が格
段にすぐれたものとなる。このため、このスメクタイト
を被記録表面層に含有させることで、印字後の乾燥速度
が速く、印字の耐水性がすぐれ、例えば流水にさらして
も印字に変化が生じないすぐれた被記録表面層をもつ光
記録媒体が実現する。
に含まれるスメクタイトは、その単位構造を図1に示す
ように、層状珪酸塩の一種で、基本的にはSi−O4 4
面体が酸素頂点を共有して六角網目状に広がった四面体
シートが2枚、残りの頂点酸素を向かい合わせて陽イオ
ンを挟み酸素の八面体シートを形成した2:1構造を単
位層として、これが重なった構造をもつものである。そ
して、溶媒中で膨潤し、層状構造がくずれ、コロイド性
を示す。このため、ゲスト物質の吸着能が高く、さら
に、存在する陽イオンにより、例えばインク染料のもつ
スルホン酸基などのアニオンを吸着しやすく、従来の多
孔質粒子と比較して、インクの定着速度と保持特性が格
段にすぐれたものとなる。このため、このスメクタイト
を被記録表面層に含有させることで、印字後の乾燥速度
が速く、印字の耐水性がすぐれ、例えば流水にさらして
も印字に変化が生じないすぐれた被記録表面層をもつ光
記録媒体が実現する。
【0011】特開平6−60432号公報には、レーベ
ル面側に親水性樹脂膜を形成し、水性の印刷用インクで
印字可能とした光情報媒体(コンパクトディスク)が開
示されている。この親水性樹脂膜の表面を粗面化するた
めに、親水性樹脂膜中に有機または無機含量を分散させ
ることが開示されているが、スメクタイトについての記
載はない。
ル面側に親水性樹脂膜を形成し、水性の印刷用インクで
印字可能とした光情報媒体(コンパクトディスク)が開
示されている。この親水性樹脂膜の表面を粗面化するた
めに、親水性樹脂膜中に有機または無機含量を分散させ
ることが開示されているが、スメクタイトについての記
載はない。
【0012】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】本発明の光記録媒体は、水溶性染料を含有
するインクによる書き込み可能な被記録表面層をもち、
この被記録表面層にはスメクタイトが含まれる。
するインクによる書き込み可能な被記録表面層をもち、
この被記録表面層にはスメクタイトが含まれる。
【0014】図2に、本発明の光記録媒体の1例が示さ
れる。
れる。
【0015】図2で示す、本発明で用いることのできる
光記録媒体1の一例では、基板12上に色素を主成分と
する記録層13を有し、記録層13に密着して反射層1
4を有し、さらに保護膜15を有する。そして、本発明
に用いる被記録表面層17は、この保護膜15上に設け
てもよく、保護膜15上に接着層(図示せず)を設けて
この接着層上に有してもよく、被記録表面層17が保護
膜15を兼ねたものであってもよい。
光記録媒体1の一例では、基板12上に色素を主成分と
する記録層13を有し、記録層13に密着して反射層1
4を有し、さらに保護膜15を有する。そして、本発明
に用いる被記録表面層17は、この保護膜15上に設け
てもよく、保護膜15上に接着層(図示せず)を設けて
この接着層上に有してもよく、被記録表面層17が保護
膜15を兼ねたものであってもよい。
【0016】本発明の被記録表面層17としては、イン
クジェット記録方式に通常用いられている従来公知の被
記録材をいずれも用いることができる。これらにスメク
タイトを含有させればよい。
クジェット記録方式に通常用いられている従来公知の被
記録材をいずれも用いることができる。これらにスメク
タイトを含有させればよい。
【0017】このような被記録材としては、デンプン、
ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、アルギン酸ソー
ダ、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダなど
の水溶性ポリマー層や、合成ゴムラテックスなどの合成
樹脂ラテックス、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニ
ルなどの有機溶剤可溶性樹脂層や、例えば第4級アンモ
ニウム塩基を有するポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸エステル、ポリアクリル酸アミドなどのカチオン系
のイオンを有するポリマー(特開昭61−228984
号公報他)や、ポリエチレングリコールジカルボン酸
(特公平4−1706号公報)等の親水性の被記録表面
層等が挙げられる。このような親水性の被記録表面層1
7とする場合、用いるスメクタイトとしては、後述する
親水性スメクタイトであることが好ましい。
ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、アルギン酸ソー
ダ、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダなど
の水溶性ポリマー層や、合成ゴムラテックスなどの合成
樹脂ラテックス、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニ
ルなどの有機溶剤可溶性樹脂層や、例えば第4級アンモ
ニウム塩基を有するポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸エステル、ポリアクリル酸アミドなどのカチオン系
のイオンを有するポリマー(特開昭61−228984
号公報他)や、ポリエチレングリコールジカルボン酸
(特公平4−1706号公報)等の親水性の被記録表面
層等が挙げられる。このような親水性の被記録表面層1
7とする場合、用いるスメクタイトとしては、後述する
親水性スメクタイトであることが好ましい。
【0018】このような被記録表面層17とする場合
は、放射線硬化型の化合物を含む塗布膜を硬化した保護
膜15との密着性を向上させるために、保護膜15と被
記録表面層17との間に接着層を設けることが好まし
い。接着層としては、保護膜および前記親水性被記録表
面層との密着性にすぐれたものであればよく、公知のも
ののうちから選択すればよい。
は、放射線硬化型の化合物を含む塗布膜を硬化した保護
膜15との密着性を向上させるために、保護膜15と被
記録表面層17との間に接着層を設けることが好まし
い。接着層としては、保護膜および前記親水性被記録表
面層との密着性にすぐれたものであればよく、公知のも
ののうちから選択すればよい。
【0019】また、このような親水性の被記録表面層1
7や接着層を形成する方法としては、公知の方法をいず
れも用いることができる。
7や接着層を形成する方法としては、公知の方法をいず
れも用いることができる。
【0020】しかし、このような親水性の被記録表面層
17では、被記録表面層17自体の耐水性や印字の耐水
性等が劣るものになりやすい。このため、被記録表面層
17としては、後述する放射線硬化型の化合物とスメク
タイトとを含むものとすることが好ましい。
17では、被記録表面層17自体の耐水性や印字の耐水
性等が劣るものになりやすい。このため、被記録表面層
17としては、後述する放射線硬化型の化合物とスメク
タイトとを含むものとすることが好ましい。
【0021】放射線硬化型の化合物とスメクタイトとを
含む塗布膜を硬化させたものとする場合、被記録表面層
17が保護膜15を兼ねたものであってもよく、保護膜
15上に被記録表面層17を別途設けたものであっても
よい。また、被記録表面層17と保護膜15との間に接
着層等を設けてもよい。しかし、製造コストの面から
は、被記録表面層17と保護膜15とを兼ねたものまた
は保護膜15上に被記録表面層17を設けたものである
ことが好ましい。
含む塗布膜を硬化させたものとする場合、被記録表面層
17が保護膜15を兼ねたものであってもよく、保護膜
15上に被記録表面層17を別途設けたものであっても
よい。また、被記録表面層17と保護膜15との間に接
着層等を設けてもよい。しかし、製造コストの面から
は、被記録表面層17と保護膜15とを兼ねたものまた
は保護膜15上に被記録表面層17を設けたものである
ことが好ましい。
【0022】被記録表面層17が放射線硬化型の化合物
を含む場合は、用いるスメクタイトとしては、前記放射
線硬化型の化合物を含む塗布膜中に好適に分散するスメ
クタイト−有機複合体(以下、親油性スメクタイトと記
述する)であることが好ましい。
を含む場合は、用いるスメクタイトとしては、前記放射
線硬化型の化合物を含む塗布膜中に好適に分散するスメ
クタイト−有機複合体(以下、親油性スメクタイトと記
述する)であることが好ましい。
【0023】スメクタイトは、層状構造をもつ珪酸塩の
一種で、天然のものや工業的に合成されたものがある。
本発明では、天然品および合成品のいずれを用いてもよ
いが、溶媒中での特性あるいは不純物を含まない等の点
で、工業的に合成されたものが好ましい。
一種で、天然のものや工業的に合成されたものがある。
本発明では、天然品および合成品のいずれを用いてもよ
いが、溶媒中での特性あるいは不純物を含まない等の点
で、工業的に合成されたものが好ましい。
【0024】工業的に合成されたものとしては、合成ス
メクタイトが市販されている。市販されている合成スメ
クタイトとしては、水中で膨潤し、層状構造を崩してコ
ロイド状となり、粘性を示す親水性のタイプと、有機溶
媒中でコロイド状となり、粘性を示す親油性のタイプと
がある。親水性のタイプとしては、SWN(コープケミ
カル社製)として市販されている親水性スメクタイトが
ある。
メクタイトが市販されている。市販されている合成スメ
クタイトとしては、水中で膨潤し、層状構造を崩してコ
ロイド状となり、粘性を示す親水性のタイプと、有機溶
媒中でコロイド状となり、粘性を示す親油性のタイプと
がある。親水性のタイプとしては、SWN(コープケミ
カル社製)として市販されている親水性スメクタイトが
ある。
【0025】親油性スメクタイトは、親水性スメクタイ
トの層状構造中にあるNaイオン等を、低極性溶媒や高
極性溶媒等と溶媒和が可能な有機イオンで置換したもの
である。このような有機イオンとしては、特に限定はし
ないが、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアン
モニウム等、例えば炭素原子数が1〜10程度のアルキ
ル基を有する第4級アンモニウム等が挙げられる。
トの層状構造中にあるNaイオン等を、低極性溶媒や高
極性溶媒等と溶媒和が可能な有機イオンで置換したもの
である。このような有機イオンとしては、特に限定はし
ないが、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアン
モニウム等、例えば炭素原子数が1〜10程度のアルキ
ル基を有する第4級アンモニウム等が挙げられる。
【0026】置換する有機イオンを選択することで、種
々の有機溶媒中に良好に分散してコロイド性や粘性を示
し、さらにインクやその溶媒のようなゲスト物質をイン
ターカレートするすぐれた特性をもつものである。この
ような親油性スメクタイトとしては、SAN、STN、
SENおよびSPN(いずれもコープケミカル社製)と
して市販されているものがある。
々の有機溶媒中に良好に分散してコロイド性や粘性を示
し、さらにインクやその溶媒のようなゲスト物質をイン
ターカレートするすぐれた特性をもつものである。この
ような親油性スメクタイトとしては、SAN、STN、
SENおよびSPN(いずれもコープケミカル社製)と
して市販されているものがある。
【0027】このようなスメクタイトは、前述したよう
に親水性、親油性ともに溶媒中で膨潤してコロイド性を
示し、溶液の粘度を増加させる特性をもつ。このため、
スメクタイトを含めることで、被記録表面層17用の塗
布液の粘度を調整することが可能となり、塗布方法の選
択の幅が大きく広がる。
に親水性、親油性ともに溶媒中で膨潤してコロイド性を
示し、溶液の粘度を増加させる特性をもつ。このため、
スメクタイトを含めることで、被記録表面層17用の塗
布液の粘度を調整することが可能となり、塗布方法の選
択の幅が大きく広がる。
【0028】具体的には、これまで粘度が低すぎるため
に適応できない組成をもつ塗布液であっても、スクリー
ン印刷法、グラビアロール法さらにバーコーター法等の
一般的な塗布法が可能となる。
に適応できない組成をもつ塗布液であっても、スクリー
ン印刷法、グラビアロール法さらにバーコーター法等の
一般的な塗布法が可能となる。
【0029】スメクタイトの含有量は、好ましくは被記
録表面層17の1〜50wt% 、より好ましくは3〜45
wt% 、特に好ましくは5〜40wt% である。スメクタイ
トをこのような範囲で含有することで、水溶性染料を含
有するインクによる書き込みが可能で、印字の乾燥速度
が速く、さらに用いるインク染料がスメクタイト中にイ
ンターカレートされ、強固に結合するため、印字の耐水
性が一層高い被記録表面層17となる。
録表面層17の1〜50wt% 、より好ましくは3〜45
wt% 、特に好ましくは5〜40wt% である。スメクタイ
トをこのような範囲で含有することで、水溶性染料を含
有するインクによる書き込みが可能で、印字の乾燥速度
が速く、さらに用いるインク染料がスメクタイト中にイ
ンターカレートされ、強固に結合するため、印字の耐水
性が一層高い被記録表面層17となる。
【0030】含有量が多すぎると、被記録表面層が膨潤
して脆くなりやすく、耐久性が低下しやすくなる。さら
に、塗布膜の粘度が高くなりすぎて、均一な塗布が難し
くなる。また、少なすぎると、水溶性染料を含有するイ
ンクによる書き込みが難しくなり、印字の乾燥速度が低
下し、印字の耐水性も劣化する。
して脆くなりやすく、耐久性が低下しやすくなる。さら
に、塗布膜の粘度が高くなりすぎて、均一な塗布が難し
くなる。また、少なすぎると、水溶性染料を含有するイ
ンクによる書き込みが難しくなり、印字の乾燥速度が低
下し、印字の耐水性も劣化する。
【0031】用いるスメクタイトの比表面積は、好まし
くは200〜1000m2/g、より好ましくは500〜1
000m2/g、特に好ましくは710〜800m2/g、であ
る。このような範囲でインク受容層としてのすぐれた効
果が得られる。比表面積が小さすぎるとインク受容層と
してのすぐれた効果が得られない。また、大きすぎても
特に問題はないが、通常前記範囲以上のものは得られな
い。
くは200〜1000m2/g、より好ましくは500〜1
000m2/g、特に好ましくは710〜800m2/g、であ
る。このような範囲でインク受容層としてのすぐれた効
果が得られる。比表面積が小さすぎるとインク受容層と
してのすぐれた効果が得られない。また、大きすぎても
特に問題はないが、通常前記範囲以上のものは得られな
い。
【0032】被記録表面層17の表面を光学顕微鏡を用
いて観察したとき、不定形の形状で観察されるスメクタ
イトの平均長径は、好ましくは0.1〜100μm 、よ
り好ましくは0.5〜50μm 、特に好ましくは1〜4
5μm である。平均長径が大きすぎると、膜が脆くなっ
たり、膜表面が粗面となったりする。また、小さすぎる
と溶媒の浸透速度が低下しやすくなるため、印字の乾燥
速度が低下しやすくなる。
いて観察したとき、不定形の形状で観察されるスメクタ
イトの平均長径は、好ましくは0.1〜100μm 、よ
り好ましくは0.5〜50μm 、特に好ましくは1〜4
5μm である。平均長径が大きすぎると、膜が脆くなっ
たり、膜表面が粗面となったりする。また、小さすぎる
と溶媒の浸透速度が低下しやすくなるため、印字の乾燥
速度が低下しやすくなる。
【0033】本発明の光記録媒体1の被記録表面層17
には、スメクタイト以外の多孔質として、さらに従来か
ら用いられている多孔質粒子、例えばシリカ、クレー、
タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
ト、アルミナ、酸化亜鉛、リトボン、チタンホワイト等
の無機質顔料粒子を含有してもよい。
には、スメクタイト以外の多孔質として、さらに従来か
ら用いられている多孔質粒子、例えばシリカ、クレー、
タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
ト、アルミナ、酸化亜鉛、リトボン、チタンホワイト等
の無機質顔料粒子を含有してもよい。
【0034】放射線硬化型の化合物としては、イオン化
エネルギーに感応し、ラジカル重合性を示す不飽和二重
結合を有するアクリル酸、メタクリル酸、あるいはそれ
らのエステル化合物のようなアクリル系二重結合、ジア
リルフタレートのようなアリル系二重結合、マレイン
酸、マレイン酸誘導体等の不飽和二重結合等の放射線照
射による架橋あるいは重合する基を分子中に含有または
導入したモノマー、オリゴマーおよびポリマー等を挙げ
ることができる。これらは、1種のみ用いても2種以上
併用してもよい。
エネルギーに感応し、ラジカル重合性を示す不飽和二重
結合を有するアクリル酸、メタクリル酸、あるいはそれ
らのエステル化合物のようなアクリル系二重結合、ジア
リルフタレートのようなアリル系二重結合、マレイン
酸、マレイン酸誘導体等の不飽和二重結合等の放射線照
射による架橋あるいは重合する基を分子中に含有または
導入したモノマー、オリゴマーおよびポリマー等を挙げ
ることができる。これらは、1種のみ用いても2種以上
併用してもよい。
【0035】放射線硬化性モノマーとしては、分子量2
000未満の化合物が、オリゴマーとしては分子量20
00〜10000のものが好適である。これらはスチレ
ン、エチルアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジアクリレート、ジエチレングリコール
メタクリレート、1,6-ヘキサングリコールジアクリレー
ト、1,6-ヘキサングリコールジメタクリレート等も挙げ
られるが、特に好ましいものとしては、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート(メタクリレート) 、ペンタ
エリスリトールアクリレート(メタクリレート) 、トリ
メチロールプロパントリアクリレート(メタクリレー
ト) 、トリメチロールプロパンジアクリレート(メタク
リレート)、ウレタンエラストマーのアクリル変性体、
あるいはこれらのものにCOOH等の官能基が導入され
たもの、フェノールエチレンオキシド付加物のアクリレ
ート(メタクリレート) 、特願昭62−072888号
に示されるペンタエリスリトール縮合環にアクリル基
(メタクリル基)またはε−カプロラクトン−アクリル
基のついた化合物、および特願昭62−072888号
に示される特殊アクリレート類等のアクリル基含有モノ
マーおよび/またはオリゴマーが挙げられる。この他、
放射線硬化性オリゴマーとしては、オリゴエステルアク
リレートやウレタンエラストマーのアクリル変性体、あ
るいはこれらのものにCOOH等の官能基が導入された
もの等が挙げられる。
000未満の化合物が、オリゴマーとしては分子量20
00〜10000のものが好適である。これらはスチレ
ン、エチルアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジアクリレート、ジエチレングリコール
メタクリレート、1,6-ヘキサングリコールジアクリレー
ト、1,6-ヘキサングリコールジメタクリレート等も挙げ
られるが、特に好ましいものとしては、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート(メタクリレート) 、ペンタ
エリスリトールアクリレート(メタクリレート) 、トリ
メチロールプロパントリアクリレート(メタクリレー
ト) 、トリメチロールプロパンジアクリレート(メタク
リレート)、ウレタンエラストマーのアクリル変性体、
あるいはこれらのものにCOOH等の官能基が導入され
たもの、フェノールエチレンオキシド付加物のアクリレ
ート(メタクリレート) 、特願昭62−072888号
に示されるペンタエリスリトール縮合環にアクリル基
(メタクリル基)またはε−カプロラクトン−アクリル
基のついた化合物、および特願昭62−072888号
に示される特殊アクリレート類等のアクリル基含有モノ
マーおよび/またはオリゴマーが挙げられる。この他、
放射線硬化性オリゴマーとしては、オリゴエステルアク
リレートやウレタンエラストマーのアクリル変性体、あ
るいはこれらのものにCOOH等の官能基が導入された
もの等が挙げられる。
【0036】オリゴエステルアクリレートは、アクリレ
ート基またはメタクリレート基を複数有するオリゴエス
テル化合物である。そして好ましいオリゴステルアクリ
レートとしては、分子量1000〜10000、好まし
くは2000〜7000であって、重合度2〜10、好
ましくは、3〜5のものが挙げられる。また、これらの
うちアクリレート基またはメタクリレート基を2〜6
個、好ましくは3〜6個有する多官能オリゴエステルア
クリレートが好ましい。
ート基またはメタクリレート基を複数有するオリゴエス
テル化合物である。そして好ましいオリゴステルアクリ
レートとしては、分子量1000〜10000、好まし
くは2000〜7000であって、重合度2〜10、好
ましくは、3〜5のものが挙げられる。また、これらの
うちアクリレート基またはメタクリレート基を2〜6
個、好ましくは3〜6個有する多官能オリゴエステルア
クリレートが好ましい。
【0037】多官能オリゴエステルアクリレートとして
はアロニックスM−7100、M−8030、M−80
60、M−8100、M−9050、M−6100、M
−6200、M−6250、M−6300、M−640
0、M−6500等(東亜合成化学社製)として市販さ
れているものを用いることができ、これらは下記化1お
よび化2で示されるものである。
はアロニックスM−7100、M−8030、M−80
60、M−8100、M−9050、M−6100、M
−6200、M−6250、M−6300、M−640
0、M−6500等(東亜合成化学社製)として市販さ
れているものを用いることができ、これらは下記化1お
よび化2で示されるものである。
【0038】
【化1】
【0039】
【化2】
【0040】A:アクリレート基またはメタクリレート
基、X:多価アルコール(例えば、グリセロール等)残
基、Y:多価塩基酸(例えば、クエン酸等)残基、M:
2価アルコール(例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、1,6−ヘキサングリコール、ビスフ
ェノールA等)残基、N:2塩基酸(例えば、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、アジピン酸、コハク酸等)残基、
n:1〜10、好ましくは2〜5。これらのうちでは、
化1で示されるものが好ましい。
基、X:多価アルコール(例えば、グリセロール等)残
基、Y:多価塩基酸(例えば、クエン酸等)残基、M:
2価アルコール(例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、1,6−ヘキサングリコール、ビスフ
ェノールA等)残基、N:2塩基酸(例えば、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、アジピン酸、コハク酸等)残基、
n:1〜10、好ましくは2〜5。これらのうちでは、
化1で示されるものが好ましい。
【0041】また、オリゴエステルアクリレートとして
は、化3〜化6に示す単官能のものも用いることができ
る。これらは化3がアロニックスM−5300、化4が
アロニックスM−5400、化5がアロニックスM−5
600、化6がアロニックスM−5700として市販さ
れているものを用いることができる。
は、化3〜化6に示す単官能のものも用いることができ
る。これらは化3がアロニックスM−5300、化4が
アロニックスM−5400、化5がアロニックスM−5
600、化6がアロニックスM−5700として市販さ
れているものを用いることができる。
【0042】
【化3】
【0043】
【化4】
【0044】
【化5】
【0045】
【化6】
【0046】また、上記の化合物に加えて、あるいはこ
れにかえて熱可塑性樹脂を放射線感応変性することによ
って得られる放射線硬化型化合物を用いてもよい。この
ような放射線硬化性樹脂の具体例としては、ラジカル重
合性を示す不飽和二重結合を有するアクリル酸、メタク
リル酸、あるいはそれらのエステル化合物のようなアク
リル系二重結合、ジアリルフタレートのようなアリル系
二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等の不飽和結
合等の、放射線照射による架橋あるいは重合する基を熱
可塑性樹脂の分子中に含有、または導入した樹脂であ
る。放射線硬化性樹脂に変性できる熱可塑性樹脂の例と
しては、塩化ビニル系共重合体、飽和ポリエスルテル樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エポキシ系樹脂、フ
ェノキシ系樹脂、繊維素誘導体等を挙げることができ
る。その他、放射線感応変性に用いることのできる樹脂
としては、多官能ポリエステル樹脂、ポリエーテルエス
テル樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂および誘導体(P
VPオレフィン共重合体)、ポリアミド樹脂、ポリイミ
ド樹脂、フェノール樹脂、スピロアセタール樹脂、水酸
基を含有するアクリルエステルおよびメタクリルエステ
ルを重合成分として少くとも一種含むアクリル系樹脂等
も有効である。
れにかえて熱可塑性樹脂を放射線感応変性することによ
って得られる放射線硬化型化合物を用いてもよい。この
ような放射線硬化性樹脂の具体例としては、ラジカル重
合性を示す不飽和二重結合を有するアクリル酸、メタク
リル酸、あるいはそれらのエステル化合物のようなアク
リル系二重結合、ジアリルフタレートのようなアリル系
二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等の不飽和結
合等の、放射線照射による架橋あるいは重合する基を熱
可塑性樹脂の分子中に含有、または導入した樹脂であ
る。放射線硬化性樹脂に変性できる熱可塑性樹脂の例と
しては、塩化ビニル系共重合体、飽和ポリエスルテル樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エポキシ系樹脂、フ
ェノキシ系樹脂、繊維素誘導体等を挙げることができ
る。その他、放射線感応変性に用いることのできる樹脂
としては、多官能ポリエステル樹脂、ポリエーテルエス
テル樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂および誘導体(P
VPオレフィン共重合体)、ポリアミド樹脂、ポリイミ
ド樹脂、フェノール樹脂、スピロアセタール樹脂、水酸
基を含有するアクリルエステルおよびメタクリルエステ
ルを重合成分として少くとも一種含むアクリル系樹脂等
も有効である。
【0047】これらの放射線硬化型の化合物を含む塗布
膜を硬化するために照射する放射線としては、紫外線、
電子線等が挙げられるが、紫外線を用いることが好まし
い。
膜を硬化するために照射する放射線としては、紫外線、
電子線等が挙げられるが、紫外線を用いることが好まし
い。
【0048】紫外線を用いる場合は、前記放射線硬化型
の化合物中には光重合開始剤を含有することが好まし
い。
の化合物中には光重合開始剤を含有することが好まし
い。
【0049】光重合開始剤としては、特に制限はなく、
安息香酸エステル類、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾイ
ン誘導体、チオキサントン誘導体、アセトフェノン誘導
体、プロピオフェノン誘導体およびベンジルなどを用い
ることができる。
安息香酸エステル類、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾイ
ン誘導体、チオキサントン誘導体、アセトフェノン誘導
体、プロピオフェノン誘導体およびベンジルなどを用い
ることができる。
【0050】具体的には、メチル−オルソベンゾイルベ
ンゾエート、ベンゾフェノン、4,4−ビスジエチルア
ミノベンゾフェノン、ジベンゾスベロン、ベンソイルア
ルキルエーテル(R=C1 〜C8 の分岐を含んでもよい
アルキル基)、1−フェニル−1,2−プロパンジオン
−2−(ο−エトキシカルボニル)オキシム、1−フェ
ニル−1,2−プロパンジオン−2−(ο−ベンゾイ
ル)オキシム、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、塩素
化アセトフェノン誘導体、4−イソプロピル−2−ヒド
ロキシ−2−メチル−プロピオフェノン、2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピオフェノン、2−ヒドロキシ−2
−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンおよびベン
ジル等が挙げられる。これらのうちでも特に好ましい重
合開始剤としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、2,2−ジメトキシ−2
−フェニルアセトフェノン、メチル−オルソベンゾイル
ベンゾエート等である。なお、これら特に好ましい重合
開始剤のうち、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン−1−オンは、ダロキュア1173(メル
ク社製)、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ
ェノンは、イルガキュア651(日本チバガイギー社
製)として市販されているものである。
ンゾエート、ベンゾフェノン、4,4−ビスジエチルア
ミノベンゾフェノン、ジベンゾスベロン、ベンソイルア
ルキルエーテル(R=C1 〜C8 の分岐を含んでもよい
アルキル基)、1−フェニル−1,2−プロパンジオン
−2−(ο−エトキシカルボニル)オキシム、1−フェ
ニル−1,2−プロパンジオン−2−(ο−ベンゾイ
ル)オキシム、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、塩素
化アセトフェノン誘導体、4−イソプロピル−2−ヒド
ロキシ−2−メチル−プロピオフェノン、2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピオフェノン、2−ヒドロキシ−2
−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンおよびベン
ジル等が挙げられる。これらのうちでも特に好ましい重
合開始剤としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、2,2−ジメトキシ−2
−フェニルアセトフェノン、メチル−オルソベンゾイル
ベンゾエート等である。なお、これら特に好ましい重合
開始剤のうち、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン−1−オンは、ダロキュア1173(メル
ク社製)、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ
ェノンは、イルガキュア651(日本チバガイギー社
製)として市販されているものである。
【0051】被記録表面層中の重合開始剤の含有量は、
スメクタイトおよび必要に応じて添加したスメクタイト
を除く前記多孔質粒子を除く被記録表面層中に、好まし
くは8wt% 以下、より好ましくは0.2〜5wt% 、特に
好ましくは0.5〜3wt% である。含有量が前記範囲よ
り少ないと重合開始剤としての作用が十分に得られず、
また、多すぎると着色、耐候黄変、腐蝕等が生じる。
スメクタイトおよび必要に応じて添加したスメクタイト
を除く前記多孔質粒子を除く被記録表面層中に、好まし
くは8wt% 以下、より好ましくは0.2〜5wt% 、特に
好ましくは0.5〜3wt% である。含有量が前記範囲よ
り少ないと重合開始剤としての作用が十分に得られず、
また、多すぎると着色、耐候黄変、腐蝕等が生じる。
【0052】また、本発明の被記録表面層17には、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−
ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、アクリロイル
モルホリン、N−ビニルピロリドンおよび下記化7に示
すポリエチレングリコールモノメタクリレート等の親水
性非イオン性モノマーを共重合させてもよい。
−ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−
ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、アクリロイル
モルホリン、N−ビニルピロリドンおよび下記化7に示
すポリエチレングリコールモノメタクリレート等の親水
性非イオン性モノマーを共重合させてもよい。
【0053】
【化7】
【0054】各保護膜を形成するための放射線硬化型化
合物を含有する組成物としては、エポキシ樹脂および光
カチオン重合触媒を含有する組成物も好適に使用され
る。
合物を含有する組成物としては、エポキシ樹脂および光
カチオン重合触媒を含有する組成物も好適に使用され
る。
【0055】エポキシ樹脂としては、脂環式エポキシ樹
脂が好ましく、特に、分子内に2個以上のエポキシ基を
有するものが好ましい。脂環式エポキシ樹脂としては、
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−
3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサ
ン、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテ
ル、ビニルシクロヘキセンジオキシド等の1種以上が好
ましい。脂環式エポキシ樹脂のエポキシ当量に特に制限
はないが、良好な硬化性が得られることから、60〜3
00、特に100〜200であることが好ましい。
脂が好ましく、特に、分子内に2個以上のエポキシ基を
有するものが好ましい。脂環式エポキシ樹脂としては、
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ−
3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサ
ン、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテ
ル、ビニルシクロヘキセンジオキシド等の1種以上が好
ましい。脂環式エポキシ樹脂のエポキシ当量に特に制限
はないが、良好な硬化性が得られることから、60〜3
00、特に100〜200であることが好ましい。
【0056】光カチオン重合触媒は、公知のいずれのも
のを用いてもよく、特に制限はない。例えば、1種以上
の金属フルオロホウ酸塩および三フッ化ホウ素の錯体、
ビス(ペルフルオロアルキルスルホニル)メタン金属
塩、アリールジアゾニウム化合物、6A族元素の芳香族
オニウム塩、5A族元素の芳香族オニウム塩、3A族〜
5A族元素のジカルボニルキレート、チオピリリウム
塩、MF6 アニオン(ただしMは、P、AsまたはS
b)を有する6A族元素、トリアリールスルホニウム錯
塩、芳香族イオドニウム錯塩、芳香族スルホニウム錯塩
等を用いることができ、特に、ポリアリールスルホニウ
ム錯塩、ハロゲン含有錯イオンの芳香族スルホニウム塩
またはイオドニウム塩、3A族元素、5A族元素および
6A族元素の芳香族オニウム塩の1種以上を用いること
が好ましい。
のを用いてもよく、特に制限はない。例えば、1種以上
の金属フルオロホウ酸塩および三フッ化ホウ素の錯体、
ビス(ペルフルオロアルキルスルホニル)メタン金属
塩、アリールジアゾニウム化合物、6A族元素の芳香族
オニウム塩、5A族元素の芳香族オニウム塩、3A族〜
5A族元素のジカルボニルキレート、チオピリリウム
塩、MF6 アニオン(ただしMは、P、AsまたはS
b)を有する6A族元素、トリアリールスルホニウム錯
塩、芳香族イオドニウム錯塩、芳香族スルホニウム錯塩
等を用いることができ、特に、ポリアリールスルホニウ
ム錯塩、ハロゲン含有錯イオンの芳香族スルホニウム塩
またはイオドニウム塩、3A族元素、5A族元素および
6A族元素の芳香族オニウム塩の1種以上を用いること
が好ましい。
【0057】また、有機金属化合物と光分解性を有する
有機けい素化合物とを含有する光カチオン重合触媒も用
いることができる。有機金属化合物としては、Ti、
V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al
、Zr等の金属原子に、アルコキシ基、フェノキシ
基、β−ジケトナト基等が結合した錯体化合物が好まし
い。これらのうち特に有機アルミニウム化合物が好まし
く、具体的には、トリスメトキシアルミニウム、トリス
プロピオナトアルミニウム、トリストリフルオロアセチ
ルアルミニウム、トリスエチルアセトアセトナトアルミ
ニウムが好ましい。
有機けい素化合物とを含有する光カチオン重合触媒も用
いることができる。有機金属化合物としては、Ti、
V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al
、Zr等の金属原子に、アルコキシ基、フェノキシ
基、β−ジケトナト基等が結合した錯体化合物が好まし
い。これらのうち特に有機アルミニウム化合物が好まし
く、具体的には、トリスメトキシアルミニウム、トリス
プロピオナトアルミニウム、トリストリフルオロアセチ
ルアルミニウム、トリスエチルアセトアセトナトアルミ
ニウムが好ましい。
【0058】光分解性を有する有機けい素化合物は、紫
外線等の光照射によりシラノールを生じるものであり、
ペルオキシシラノ基、o−ニトロベンジル基、α−ケト
シリル基等を有するけい素化合物が好ましい。
外線等の光照射によりシラノールを生じるものであり、
ペルオキシシラノ基、o−ニトロベンジル基、α−ケト
シリル基等を有するけい素化合物が好ましい。
【0059】組成物中の光カチオン重合触媒の含有量
は、エポキシ樹脂100重量部に対し、0.05〜0.
7重量部、特に0.1〜0.5重量部であることが好ま
しい。
は、エポキシ樹脂100重量部に対し、0.05〜0.
7重量部、特に0.1〜0.5重量部であることが好ま
しい。
【0060】このようななかでも、放射線硬化型化合物
としてアクリル基を有するものを用い、光重合増感剤な
いし開始剤を含有する塗膜を放射線、特に紫外線硬化し
たものであることが好ましい。
としてアクリル基を有するものを用い、光重合増感剤な
いし開始剤を含有する塗膜を放射線、特に紫外線硬化し
たものであることが好ましい。
【0061】放射線硬化型の化合物とスメクタイトとを
含む、本発明の光記録媒体1に用いる好ましい被記録表
面層17の形成方法は、前記放射線硬化型の化合物とス
メクタイトとを含む塗布液を調製し、反射層14上また
は保護膜15上に公知の塗布方法により塗布し、公知の
種々の方法で放射線、好ましくは紫外線を例えば水銀灯
等の通常の線源を用いて照射し、硬化すればよい。
含む、本発明の光記録媒体1に用いる好ましい被記録表
面層17の形成方法は、前記放射線硬化型の化合物とス
メクタイトとを含む塗布液を調製し、反射層14上また
は保護膜15上に公知の塗布方法により塗布し、公知の
種々の方法で放射線、好ましくは紫外線を例えば水銀灯
等の通常の線源を用いて照射し、硬化すればよい。
【0062】塗布方法としては、スピンコート法、スプ
レーコート法、ディッピング法、グラビアロール法、ナ
イフコーター法、リバースロール法、スクリーン印刷法
およびバーコーター法等、通常用いられる方法をいずれ
も用いることができる。特に、スメクタイトを含有し、
粘度を適当に調整した塗布液を用いる場合には、スクリ
ーン印刷法、グラビアロール法、バーコーター法等を用
いて良好に塗布することができる。
レーコート法、ディッピング法、グラビアロール法、ナ
イフコーター法、リバースロール法、スクリーン印刷法
およびバーコーター法等、通常用いられる方法をいずれ
も用いることができる。特に、スメクタイトを含有し、
粘度を適当に調整した塗布液を用いる場合には、スクリ
ーン印刷法、グラビアロール法、バーコーター法等を用
いて良好に塗布することができる。
【0063】このようにして設けた被記録表面層17の
層厚は、好ましくは1〜100μm、より好ましくは5
〜80μm 、特に好ましくは10〜50μm である。た
だし、被記録表面層17と保護膜15とを兼ねた膜とす
る場合は、好ましくは1〜100μm 、より好ましくは
10〜100μm 、特に好ましくは30〜80μm であ
る。このような層厚とすることで、本発明の光記録媒体
の被記録表面層17の効果が得られ印字の乾燥速度がき
わめて速く、印字の耐水性が高くなる。層厚が、前記範
囲より厚すぎると硬化時の収縮により、ディスクが歪む
ことがあり、また、薄すぎると印字の乾燥速度や印字の
耐水性等の本発明の効果が十分得られなくなりやすい。
層厚は、好ましくは1〜100μm、より好ましくは5
〜80μm 、特に好ましくは10〜50μm である。た
だし、被記録表面層17と保護膜15とを兼ねた膜とす
る場合は、好ましくは1〜100μm 、より好ましくは
10〜100μm 、特に好ましくは30〜80μm であ
る。このような層厚とすることで、本発明の光記録媒体
の被記録表面層17の効果が得られ印字の乾燥速度がき
わめて速く、印字の耐水性が高くなる。層厚が、前記範
囲より厚すぎると硬化時の収縮により、ディスクが歪む
ことがあり、また、薄すぎると印字の乾燥速度や印字の
耐水性等の本発明の効果が十分得られなくなりやすい。
【0064】基板12は、記録光および再生光(波長6
00〜900nm程度、特に波長770〜900nm程度の
半導体レーザー光、特に780nm)に対し、実質的に透
明(好ましくは透過率88%以上)な樹脂あるいはガラ
スから形成されたものを用いればよい。これにより、基
板裏面側からの記録および再生が可能となる。
00〜900nm程度、特に波長770〜900nm程度の
半導体レーザー光、特に780nm)に対し、実質的に透
明(好ましくは透過率88%以上)な樹脂あるいはガラ
スから形成されたものを用いればよい。これにより、基
板裏面側からの記録および再生が可能となる。
【0065】基板材質としては、樹脂を用いることが好
ましく、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、アモル
ファスポリオレフィン、TPX等の各種熱可塑性樹脂が
好適である。基板12は射出成形等の公知の方法に従い
製造すればよい。また、その際、トラッキング用やアド
レス用等のために、グルーブ21等の所定のパターンを
基板表面に形成することが好ましい。なお、基板12製
造後に、2P法等によりグルーブ等の所定のパターンを
有する樹脂層を形成してもよい。
ましく、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、アモル
ファスポリオレフィン、TPX等の各種熱可塑性樹脂が
好適である。基板12は射出成形等の公知の方法に従い
製造すればよい。また、その際、トラッキング用やアド
レス用等のために、グルーブ21等の所定のパターンを
基板表面に形成することが好ましい。なお、基板12製
造後に、2P法等によりグルーブ等の所定のパターンを
有する樹脂層を形成してもよい。
【0066】記録層13は、1種類の色素だけを含有し
てもよく、あるいは2種以上の色素が相溶した構成であ
ってもよい。
てもよく、あるいは2種以上の色素が相溶した構成であ
ってもよい。
【0067】記録層13に用いる光吸収性の色素として
は、吸収極大が600〜900nm、好ましくは600〜
800nm、より好ましくは650〜750nmであれば、
他に特に制限はなく、例えばシアニン系、フタロシアニ
ン系、ナフタロシアニン系、アントラキノン系、アゾ
系、トリフェニルメタン系、ピリリウムないしチアピリ
リウム塩系、スクワリリウム系、クロコニウム系、金属
錯体色素系等から1種ないし2種以上を目的に応じて適
宜選択すればよい。
は、吸収極大が600〜900nm、好ましくは600〜
800nm、より好ましくは650〜750nmであれば、
他に特に制限はなく、例えばシアニン系、フタロシアニ
ン系、ナフタロシアニン系、アントラキノン系、アゾ
系、トリフェニルメタン系、ピリリウムないしチアピリ
リウム塩系、スクワリリウム系、クロコニウム系、金属
錯体色素系等から1種ないし2種以上を目的に応じて適
宜選択すればよい。
【0068】また、光吸収色素にクエンチャーを混合し
てもよい。さらに、色素カチオンとクエンチャーアニオ
ンとのイオン結合体を光吸収色素として用いてもよい。
てもよい。さらに、色素カチオンとクエンチャーアニオ
ンとのイオン結合体を光吸収色素として用いてもよい。
【0069】クエンチャーとしては、アセチルアセトナ
ート系、ビスジチオ−α−ジケトン系やビスフェニルジ
チオール系などのビスジチオール系、チオカテコール
系、サリチルアルデヒドオキシム系、チオビスフェノレ
ート系等の金属錯体が好ましい。また、窒素のラジカル
カチオンを有するアミン系化合物やヒンダードアミン等
のアミン系のクエンチャーも好適である。
ート系、ビスジチオ−α−ジケトン系やビスフェニルジ
チオール系などのビスジチオール系、チオカテコール
系、サリチルアルデヒドオキシム系、チオビスフェノレ
ート系等の金属錯体が好ましい。また、窒素のラジカル
カチオンを有するアミン系化合物やヒンダードアミン等
のアミン系のクエンチャーも好適である。
【0070】結合体を構成する色素としては、インドレ
ニン環を有するシアニン色素が、またクエンチャーとし
てはビスフェニルジチオール金属錯体等の金属錯体色素
が好ましい。
ニン環を有するシアニン色素が、またクエンチャーとし
てはビスフェニルジチオール金属錯体等の金属錯体色素
が好ましい。
【0071】記録層13は、色素および有機溶剤を含有
する塗布液を用い、この塗布液を回転する基板上に展開
塗布するスピンコート法により形成される。
する塗布液を用い、この塗布液を回転する基板上に展開
塗布するスピンコート法により形成される。
【0072】記録形成のための塗布液に用いる有機溶剤
としては、アルコール系、ケトン系、エステル系、エー
テル系、芳香族系、ハロゲン化アルキル系等から、用い
る色素に応じて適宜選択すればよいが、一分子中に2つ
以上の官能基を有する有機溶剤が好適である。スピンコ
ート後、必要に応じて塗膜を乾燥させる。
としては、アルコール系、ケトン系、エステル系、エー
テル系、芳香族系、ハロゲン化アルキル系等から、用い
る色素に応じて適宜選択すればよいが、一分子中に2つ
以上の官能基を有する有機溶剤が好適である。スピンコ
ート後、必要に応じて塗膜を乾燥させる。
【0073】このようにして形成される記録層13の厚
さは、目的とする反射率などに応じて適宜設定されるも
のであるが、通常、1000〜3000A 程度である。
さは、目的とする反射率などに応じて適宜設定されるも
のであるが、通常、1000〜3000A 程度である。
【0074】記録層13上には、直接密着して反射層1
4が設層される。反射層14には高反射率材料を用い
る。このような材料としては、Au、Cu、Ag、Al
やこれらを含む合金などが好ましいが、特に、比較的安
価でしかも反射率が高いことから、反射層14は少なく
ともCuを含むことが好ましく、特に、Cuと、Ti、
V、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Co、Rh、
Ni、Pd、Pt、Ag、Au、Al、NおよびOから
なる群より選ばれる1種以上の元素とを含有する薄膜を
反射層として用いることが好ましい。
4が設層される。反射層14には高反射率材料を用い
る。このような材料としては、Au、Cu、Ag、Al
やこれらを含む合金などが好ましいが、特に、比較的安
価でしかも反射率が高いことから、反射層14は少なく
ともCuを含むことが好ましく、特に、Cuと、Ti、
V、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Co、Rh、
Ni、Pd、Pt、Ag、Au、Al、NおよびOから
なる群より選ばれる1種以上の元素とを含有する薄膜を
反射層として用いることが好ましい。
【0075】この場合、十分高い耐食性を保持したま
ま、より一層高い反射率が得られる点で、反射層14
は、Cuと、Ti、V、Ta、Cr、Mo、W、Mn、
Fe、Co、Rh、Ni、Pd、Pt、Ag、Auおよ
びAlの1種以上の元素とを含有する薄膜、特にCu
と、Rh、Ni、Pd、Pt、Ag、AuおよびAlの
1種以上の元素とを含有する薄膜で構成されることが好
ましい。
ま、より一層高い反射率が得られる点で、反射層14
は、Cuと、Ti、V、Ta、Cr、Mo、W、Mn、
Fe、Co、Rh、Ni、Pd、Pt、Ag、Auおよ
びAlの1種以上の元素とを含有する薄膜、特にCu
と、Rh、Ni、Pd、Pt、Ag、AuおよびAlの
1種以上の元素とを含有する薄膜で構成されることが好
ましい。
【0076】反射層14を形成するには、スパッタリン
グ、蒸着等の各種気相成膜法を用いればよい。
グ、蒸着等の各種気相成膜法を用いればよい。
【0077】反射層14の厚さは500A 以上であるこ
とが好ましい。また、厚さの上限は特にないが、コス
ト、生産作業時間等を考慮すると、1700A 程度以下
であることが好ましい。
とが好ましい。また、厚さの上限は特にないが、コス
ト、生産作業時間等を考慮すると、1700A 程度以下
であることが好ましい。
【0078】反射層14上には保護膜15が設けられ
る。ただし、前述したように、被記録表面層17と保護
膜15とを兼ねた膜とする場合は、前記の被記録表面層
17を反射層14上に設ければよい。
る。ただし、前述したように、被記録表面層17と保護
膜15とを兼ねた膜とする場合は、前記の被記録表面層
17を反射層14上に設ければよい。
【0079】保護膜15を被記録表面層17とは別に設
ける場合、保護膜15としては、前記被記録表面層17
に好ましく用いることができる放射線硬化型化合物およ
び光重合開始剤をいずれも用いることができる。この
際、被記録表面層17に用いた放射線硬化型化合物と保
護膜15に用いた放射線硬化型化合物とは、同一であっ
ても異なっていてもよい。また、保護膜15の形成方
法、硬化方法等は、前記被記録表面層17と同様であっ
てよい。
ける場合、保護膜15としては、前記被記録表面層17
に好ましく用いることができる放射線硬化型化合物およ
び光重合開始剤をいずれも用いることができる。この
際、被記録表面層17に用いた放射線硬化型化合物と保
護膜15に用いた放射線硬化型化合物とは、同一であっ
ても異なっていてもよい。また、保護膜15の形成方
法、硬化方法等は、前記被記録表面層17と同様であっ
てよい。
【0080】保護膜15を被記録表面層17とは別に設
ける場合、保護膜15の膜厚は、好ましくは1〜100
μm 、より好ましくは10〜50μm である。膜厚が前
記範囲より薄すぎると保護膜としての効果が十分に得ら
れなくなり、記録信号のエラーを生じやすくなる。ま
た、厚すぎると、このような樹脂膜の硬化の際に伴う収
縮により、記録媒体の反りや保護膜中のクラックが生じ
やすくなる。
ける場合、保護膜15の膜厚は、好ましくは1〜100
μm 、より好ましくは10〜50μm である。膜厚が前
記範囲より薄すぎると保護膜としての効果が十分に得ら
れなくなり、記録信号のエラーを生じやすくなる。ま
た、厚すぎると、このような樹脂膜の硬化の際に伴う収
縮により、記録媒体の反りや保護膜中のクラックが生じ
やすくなる。
【0081】また、本発明の光記録媒体1に設けられた
保護膜15や被記録表面層17には、さらに、トリエタ
ノールアミン、2−(ジメチルアミノ)エチルベンゾエ
ート等の光重合促進剤、連鎖移動剤、さらにフェノチア
ジン等のラジカル重合防止剤、N−ニトロソフェニルヒ
ドロキシルアミンアルミニウム塩等のキレート剤等の安
定剤を添加してもよい。
保護膜15や被記録表面層17には、さらに、トリエタ
ノールアミン、2−(ジメチルアミノ)エチルベンゾエ
ート等の光重合促進剤、連鎖移動剤、さらにフェノチア
ジン等のラジカル重合防止剤、N−ニトロソフェニルヒ
ドロキシルアミンアルミニウム塩等のキレート剤等の安
定剤を添加してもよい。
【0082】このようにして設けた被記録表面層17を
もつ光記録媒体に書き込みを行う場合、水溶性染料を含
むインクを用いて通常のペン等で書き込んでもよいが、
エラーの増加等の恐れがあるため、インクジェット記録
方式の書き込み装置を用いることが好ましい。
もつ光記録媒体に書き込みを行う場合、水溶性染料を含
むインクを用いて通常のペン等で書き込んでもよいが、
エラーの増加等の恐れがあるため、インクジェット記録
方式の書き込み装置を用いることが好ましい。
【0083】用いるインクとしては、水溶性染料を含む
インクであれば特に制限はなく、インクジェット記録方
式の書き込み装置に用いるインクであればいずれも使用
できる。
インクであれば特に制限はなく、インクジェット記録方
式の書き込み装置に用いるインクであればいずれも使用
できる。
【0084】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例1保護膜組成 多官能オリゴエステルアクリレート 97重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 3重量部 (ダロキュア1173:メルク社製)
する。 実施例1保護膜組成 多官能オリゴエステルアクリレート 97重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 3重量部 (ダロキュア1173:メルク社製)
【0085】反射層14上に上記の保護膜組成の塗布組
成物を塗設後、紫外線照射装置により紫外線を照射して
硬化させた紫外線硬化樹脂の保護膜15を有する記録可
能コンパクトディスク(CD−R)を用い、この保護膜
上に、下記被記録表面層組成の塗工液を用いてスクリー
ン印刷法により塗布膜を塗設し、ウシオ電機社製UVM
−602型紫外線照射装置により160w/cmの紫外線を
距離230mmから照射して硬化させた。被記録表面層の
層厚は20μm で、表面から観察したスメクタイトの平
均長径は10μm であった。
成物を塗設後、紫外線照射装置により紫外線を照射して
硬化させた紫外線硬化樹脂の保護膜15を有する記録可
能コンパクトディスク(CD−R)を用い、この保護膜
上に、下記被記録表面層組成の塗工液を用いてスクリー
ン印刷法により塗布膜を塗設し、ウシオ電機社製UVM
−602型紫外線照射装置により160w/cmの紫外線を
距離230mmから照射して硬化させた。被記録表面層の
層厚は20μm で、表面から観察したスメクタイトの平
均長径は10μm であった。
【0086】被記録表面層 多官能オリゴエステルアクリレート 70重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 5重量部 (ダロキュア1173:メルク社製) スメクタイト(親油性:第4級アンモニウム置換型) 25重量部 (SAN:コープケミカル社製:SBET:710 〜760m2/g )
【0087】得られた光記録媒体の被記録表面層につい
て、下記の方法にしたがって評価を行なった。得られた
結果を表1にまとめて示す。なお、評価のための印字は
下記の組成をもつインクを用い、インクジェット記録方
式で記録した。
て、下記の方法にしたがって評価を行なった。得られた
結果を表1にまとめて示す。なお、評価のための印字は
下記の組成をもつインクを用い、インクジェット記録方
式で記録した。
【0088】インク組成 C.I.ダイレクトブラック 5重量部 ジエチレングリコール 30重量部 水 65重量部
【0089】被記録表面層の評価は、(1)インクはじ
き、(2)印字の乾燥時間、(3)印字の耐水性につい
て行なった。
き、(2)印字の乾燥時間、(3)印字の耐水性につい
て行なった。
【0090】評価方法は下記の方法に従った。
【0091】(1)インクはじき 印字を行ない、インクはじきの有無を評価した。用いた
インクをはじかず、正常に印字されたものを○、インク
をはじき、正常に印字できなかったものを×とした。な
お、正常に印字ができない程度にインクをはじくとは、
被記録表面とインクとの25℃での接触角が、60°以
上となる場合である。
インクをはじかず、正常に印字されたものを○、インク
をはじき、正常に印字できなかったものを×とした。な
お、正常に印字ができない程度にインクをはじくとは、
被記録表面とインクとの25℃での接触角が、60°以
上となる場合である。
【0092】(2)印字の乾燥時間 印字を行ない、印字後、印字表面に指触したときインク
が指に付着しなくなるまでの時間を乾燥時間とし、次の
基準により表示した。乾燥時間が30秒以下の場合◎、
乾燥時間が30秒を超え、1分以下の場合○、乾燥時間
が1分を超える場合△、24時間以上乾燥しないのもの
を×とした。
が指に付着しなくなるまでの時間を乾燥時間とし、次の
基準により表示した。乾燥時間が30秒以下の場合◎、
乾燥時間が30秒を超え、1分以下の場合○、乾燥時間
が1分を超える場合△、24時間以上乾燥しないのもの
を×とした。
【0093】(3)印字の耐水性 印字を行ない、印字の乾燥後に被記録表面層を流水中に
1分間置き、目視により印字のにじみがまったく認めら
れない場合を◎、わずかに印字のにじみが認められる場
合を○、明らかに印字のにじみが認められる場合を△、
印字が消失した場合を×とした。
1分間置き、目視により印字のにじみがまったく認めら
れない場合を◎、わずかに印字のにじみが認められる場
合を○、明らかに印字のにじみが認められる場合を△、
印字が消失した場合を×とした。
【0094】実施例2 実施例1のスメクタイトの種類をSANからSTN(親
油性:第4級アンモニウム置換型:コープケミカル社
製)に変えた他は実施例1と同様にして被記録表面層を
設けた光記録媒体を得た。得られた光記録媒体の被記録
表面層について、実施例1と同じ評価を行なった。被記
録表面層の層厚は、30μm で、含有するスメクタイト
の平均長径は、表面から観察したとき5μm であった。
得られた結果を表1にまとめて示す。
油性:第4級アンモニウム置換型:コープケミカル社
製)に変えた他は実施例1と同様にして被記録表面層を
設けた光記録媒体を得た。得られた光記録媒体の被記録
表面層について、実施例1と同じ評価を行なった。被記
録表面層の層厚は、30μm で、含有するスメクタイト
の平均長径は、表面から観察したとき5μm であった。
得られた結果を表1にまとめて示す。
【0095】実施例3 下記被記録表面層組成の塗工液を用いたほかは、実施例
1と同様にして被記録表面層を設けた光記録媒体を得
た。得られた光記録媒体の被記録表面層について、実施
例1と同じ評価を行なった。被記録表面層の層厚は、5
0μm で、含有するスメクタイトの平均長径は、表面か
ら観察したとき40μm であった。得られた結果を表1
にまとめて示す。
1と同様にして被記録表面層を設けた光記録媒体を得
た。得られた光記録媒体の被記録表面層について、実施
例1と同じ評価を行なった。被記録表面層の層厚は、5
0μm で、含有するスメクタイトの平均長径は、表面か
ら観察したとき40μm であった。得られた結果を表1
にまとめて示す。
【0096】被記録表面層 多官能オリゴエステルアクリレート 35重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 5重量部 (ダロキュア1173:メルク社製) ポリエチレングリコールモノメタクリレート 35重量部 (構造を下記化8に示す:ブレンマーPE-350:日本油脂製) スメクタイト(親油性:第4級アンモニウム置換型) 25重量部 (SAN:コープケミカル社製:SBET:710 〜760m2/g )
【0097】
【化8】
【0098】実施例4 実施例1で用いた保護膜組成の塗布組成物にかえて、実
施例1で用いた被記録表面層組成の塗布組成物を反射層
14上に塗設後、紫外線照射装置により紫外線を照射し
て硬化させ、保護膜15と被記録表面層17とを兼ねる
層を有する光記録媒体1を得た。得られた光記録媒体1
の被記録表面層17(保護膜15を兼ねる)について、
実施例1と同じ評価を行なった。被記録表面層17の層
厚は、40μm で、含有するスメクタイトの平均長径
は、表面から観察したとき45μmであった。得られた
結果を表1にまとめて示す。
施例1で用いた被記録表面層組成の塗布組成物を反射層
14上に塗設後、紫外線照射装置により紫外線を照射し
て硬化させ、保護膜15と被記録表面層17とを兼ねる
層を有する光記録媒体1を得た。得られた光記録媒体1
の被記録表面層17(保護膜15を兼ねる)について、
実施例1と同じ評価を行なった。被記録表面層17の層
厚は、40μm で、含有するスメクタイトの平均長径
は、表面から観察したとき45μmであった。得られた
結果を表1にまとめて示す。
【0099】実施例5 下記被記録表面層組成の塗工液を用いてスクリーン印刷
法により塗布膜を塗設し、他は実施例1と同様にして光
記録媒体1を得た。得られた光記録媒体1の被記録表面
層17について、実施例1と同じ評価を行なった。被記
録表面層17の層厚は、25μm で、含有するスメクタ
イトの平均長径は、表面から観察したとき30μm であ
った。得られた結果を表1にまとめて示す。
法により塗布膜を塗設し、他は実施例1と同様にして光
記録媒体1を得た。得られた光記録媒体1の被記録表面
層17について、実施例1と同じ評価を行なった。被記
録表面層17の層厚は、25μm で、含有するスメクタ
イトの平均長径は、表面から観察したとき30μm であ
った。得られた結果を表1にまとめて示す。
【0100】被記録表面層 多官能オリゴエステルアクリレート 80重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 5重量部 (ダロキュア1173:メルク社製) スメクタイト(親油性:第4級アンモニウム置換型) 15重量部 (SAN:コープケミカル社製:SBET:710 〜760m2/g )
【0101】実施例6 下記被記録表面層組成の塗工液を用いたほかは、実施例
1と同様にして被記録表面層を設けた光記録媒体を得
た。得られた光記録媒体の被記録表面層について、実施
例1と同じ評価を行なった。被記録表面層の層厚は、5
0μm で、含有するスメクタイトの平均長径は、表面か
ら観察したとき10μm であった。得られた結果を表1
にまとめて示す。
1と同様にして被記録表面層を設けた光記録媒体を得
た。得られた光記録媒体の被記録表面層について、実施
例1と同じ評価を行なった。被記録表面層の層厚は、5
0μm で、含有するスメクタイトの平均長径は、表面か
ら観察したとき10μm であった。得られた結果を表1
にまとめて示す。
【0102】被記録表面層 単官能オリゴエステルアクリレート 40重量部 (アロニックスM-5600:東亜合成化学社製) 多官能オリゴエステルアクリレート 35重量部 (アロニックスM-8100:東亜合成化学社製) 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 5重量部 (ダロキュア1173:メルク社製) スメクタイト(親油性:第4級アンモニウム置換型) 20重量部 (SAN:コープケミカル社製:SBET:710 〜760m2/g )
【0103】比較例1 実施例1のスメクタイトにかえて、シリカ(アエロジ
ル:アエロジル社製:平均粒径16μm )を用いた他は
実施例1と同様にして被記録表面層17を設けた光記録
媒体1を得た。得られた光記録媒体1の被記録表面層1
7について、実施例1と同じ評価を行なった。被記録表
面層17の層厚は、30μm であった。得られた結果を
表1にまとめて示す。
ル:アエロジル社製:平均粒径16μm )を用いた他は
実施例1と同様にして被記録表面層17を設けた光記録
媒体1を得た。得られた光記録媒体1の被記録表面層1
7について、実施例1と同じ評価を行なった。被記録表
面層17の層厚は、30μm であった。得られた結果を
表1にまとめて示す。
【0104】比較例2 実施例1のスメクタイトに代えて、シリカゲル(平均粒
径20μm )を用いたほかは実施例1と同様にして被記
録表面層17を設けた光記録媒体1を得た。得られた光
記録媒体1の被記録表面層17について、実施例1と同
じ評価を行なった。被記録表面層17の層厚は、40μ
m であった。得られた結果を表1にまとめて示す。
径20μm )を用いたほかは実施例1と同様にして被記
録表面層17を設けた光記録媒体1を得た。得られた光
記録媒体1の被記録表面層17について、実施例1と同
じ評価を行なった。被記録表面層17の層厚は、40μ
m であった。得られた結果を表1にまとめて示す。
【0105】比較例3 実施例1の被記録表面層組成から、スメクタイトを除
き、多官能オリゴエステルアクリレート(アロニックス
M−8100)を95重量部としたほかは、実施例1と
同様にして被記録表面層17を設けた光記録媒体1を得
た。得られた光記録媒体1の被記録表面層17につい
て、実施例1と同じ評価を行なった。被記録表面層17
の層厚は、35μm であった。
き、多官能オリゴエステルアクリレート(アロニックス
M−8100)を95重量部としたほかは、実施例1と
同様にして被記録表面層17を設けた光記録媒体1を得
た。得られた光記録媒体1の被記録表面層17につい
て、実施例1と同じ評価を行なった。被記録表面層17
の層厚は、35μm であった。
【0106】比較例4 実施例1のスメクタイトの種類をSWA(親水性:コー
プケミカル社製:SBET:200m2/g)にかえたほかは実
施例1と同様にして被記録表面層組成の塗工液を調製し
ようとしたが、用いたスメクタイトが塗工液に分散せ
ず、塗工液を調製できなかった。
プケミカル社製:SBET:200m2/g)にかえたほかは実
施例1と同様にして被記録表面層組成の塗工液を調製し
ようとしたが、用いたスメクタイトが塗工液に分散せ
ず、塗工液を調製できなかった。
【0107】
【表1】
【0108】表1より、本発明の被記録表面層を有する
光記録媒体は、水溶性染料を含有するインクによる書き
込みが可能で、印字のにじみがなく、印字の乾燥速度が
きわめて速く、さらに印字の耐水性が一層高いことがわ
かる。一方、スメクタイトにかえて従来用いられている
多孔質粒子であるシリカ(アエロジル)やシリカゲルを
含む被記録表面層をもつものは、印字の乾燥速度や印字
の耐水性が劣り、スメクタイトを含まない被記録表面層
を有するものは、インクをはじいてしまい、印字不可能
であった。
光記録媒体は、水溶性染料を含有するインクによる書き
込みが可能で、印字のにじみがなく、印字の乾燥速度が
きわめて速く、さらに印字の耐水性が一層高いことがわ
かる。一方、スメクタイトにかえて従来用いられている
多孔質粒子であるシリカ(アエロジル)やシリカゲルを
含む被記録表面層をもつものは、印字の乾燥速度や印字
の耐水性が劣り、スメクタイトを含まない被記録表面層
を有するものは、インクをはじいてしまい、印字不可能
であった。
【図1】本発明で用いるスメクタイトの構成元素の単位
構造の一例を示す図である。
構造の一例を示す図である。
【図2】本発明の光記録媒体の一例を示す部分模式断面
図である。
図である。
1 スメクタイトの単位構造 2 四面体シート 3 八面体シート 11 光記録媒体 12 基板 13 記録層13 14 反射層 15 保護膜 17 被記録表面層 21 グルーブ
Claims (7)
- 【請求項1】 水溶性染料を含有するインクによる書き
込み可能な被記録表面層を有し、前記被記録表面層がス
メクタイトを含む光記録媒体。 - 【請求項2】 前記スメクタイトの含有量が、前記被記
録表面層の1〜50wt% である請求項1の光記録媒体。 - 【請求項3】 前記被記録表面層が、放射線硬化型化合
物とスメクタイトとを含む塗布膜を硬化したものである
請求項1または2の光記録媒体。 - 【請求項4】 前記スメクタイトが、スメクタイト−有
機複合体である請求項1〜3のいずれかの光記録媒体。 - 【請求項5】 前記被記録表面層が、紫外線によって硬
化したものである請求項1〜4のいずれかの光記録媒
体。 - 【請求項6】 前記被記録表面層の層厚が、1〜100
μm である請求項1〜5のいずれかの光記録媒体。 - 【請求項7】 前記書き込みを、インクジェット記録方
式で行なう請求項1〜6のいずれかの光記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087855A JPH07272441A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光記録媒体 |
| US08/413,992 US5599649A (en) | 1994-03-31 | 1995-03-30 | Optical recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087855A JPH07272441A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272441A true JPH07272441A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13926507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6087855A Withdrawn JPH07272441A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272441A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0718384A3 (en) * | 1994-12-22 | 1998-07-08 | Eastman Kodak Company | Screen-printable ink-receptive compositions |
| WO2006019079A1 (ja) | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Q.P. Corporation | インク受理層形成用組成物およびその製造方法、ならびに被印刷基材 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6087855A patent/JPH07272441A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0718384A3 (en) * | 1994-12-22 | 1998-07-08 | Eastman Kodak Company | Screen-printable ink-receptive compositions |
| WO2006019079A1 (ja) | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Q.P. Corporation | インク受理層形成用組成物およびその製造方法、ならびに被印刷基材 |
| US7671116B2 (en) | 2004-08-19 | 2010-03-02 | Q.P. Corporation | Composition for forming ink-receiver layer, method of producing the same, and printing base |
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